JP2007240641A - 面状発光デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】平面的な発光の拡がりを実現し、発光面の輝度を向上する。
【解決手段】矩形導波路コア10に沿って進行する導波モード光を、矩形導波路コア10の側面に形成された2次の回折格子11により矩形導波路コア10の側面にほぼ垂直な方向に放射モード光200として取り出し、矩形導波路コア10の側面方向に広がる蛍光材料若しくは拡散材料を含む平面導波シート20により、平面的に取り出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、平面状に発光する面状発光デバイスの技術に関する。
現在、導波路を用いた発光素子が、さまざまな技術分野において利用されている。この導波路は、端面からのみ光の入出力が可能であり、更に導波方向以外には光が漏れることはない特徴を有している。
その一方で、この導波路に入力された光(以下、「導波モード光」と称する)を、導波路に沿って線上に取り出す方法がある。具体的には、Bragg散乱次数が2次以上の回折格子を導波路に沿う方向に形成することにより、この回折格子に結合した導波モード光を、放射モード光として外部に取り出すことができる。
図12で示した発光素子は、2次のBragg散乱次数の回折格子11が上面に形成された平面導波路コア10、及びこの平面導波路コア10の全体を囲む透明な平面導波シート20を有する構成である。更に、平面導波路コア10に光を入力するために、平面導波路コア10の一方の端面にプリント基板32上の発光体30を備えている。
発光体30からの出力は、平面導波路コア10の一方の端面から入力される。入力された光は、導波モード光100として平面導波路コア10に沿って進行する。平面導波路コア10の上面に形成された回折格子が2次の場合は、平面導波路コア10の上面及び下面から、ほぼ垂直な方向に放射モード光200を取り出すことができる。尚、本願に関係する技術として、特許文献1が知られている。
特開2000−151014号公報
しかしながら、上述した導波路、及びその導波路に形成された回折格子を利用することにより、点状の光源から線状の光源にすることは可能であるが、幅の広い面状の光源としては視認できないという問題があった。
また、放射モード光が導波路モード光にとっての損失となるため、導波モード光の進行に伴い、導波モード光の強度が徐々に減衰するという問題があった。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、第1に平面的な発光の拡がりを実現することにある。第2に、発光面の輝度を向上することにある。
第1の本発明に係る面状発光デバイスは、導波モード光を外部に取り出すホログラフィックな光学構造を、長手方向に沿った側面の全部又は一部に有する矩形導波路コアと、前記矩形導波路コアの側面方向に広がる平面導波シートと、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、導波モード光を外部に取り出すホログラフィックな光学構造を、長手方向に沿った側面に有することにより、光学構造を上面に有する場合と比べて、より平面的な発光の拡がりを実現することができる。
上記面状発光デバイスにおいて、発した光が前記矩形導波路コアに光結合する発光体を前記矩形導波路コアの片端又は両端に更に有することを特徴とする。
本発明にあっては、矩形導波路コアに光結合する発光体を矩形導波路コアの両端に有することにより、遠端の導波モード光の強度低下を補うことができ、発光面である平面導波シート全体の輝度を向上させ、且つ輝度分布の制御を容易とすることができる。
上記面状発光デバイスにおいて、前記矩形導波路コアを複数有し、各矩形導波路コアの片端又は両端には発光体がそれぞれ配置され、当該各発光体から光結合される導波モード光の波長が、他の前記矩形導波路コアとは異なることを特徴とする。
本発明にあっては、矩形導波路コアを複数有し、各矩形導波路コアの片端又は両端には発光体がそれぞれ配置され、当該各発光体から光結合される導波モード光の波長が、他の前記矩形導波路コアとは異なるので、複数の色合いの混色を得ることができる。
上記面状発光デバイスにおいて、前記平面導波シートは、前記発光体の波長に励起されて発光する少なくとも1種類以上の蛍光材料若しくは波長変換材料が含まれることを特徴とする。
本発明にあっては、平面導波シートに発光体の波長に励起されて発光する蛍光材料若しくは波長変換材料を含むことにより、矩形導波路コアから取り出された放射モード光を、発光面である平面導波シート全体から効率良く平面状に取り出すことができる。
上記面状発光デバイスにおいて、青色又は紫外色と同一の波長の導波モード光が光結合によって導波される光を発する発光体が矩形導波路コアの片端又は両端にそれぞれ配置され、赤色,緑色,青色の前記蛍光材料若しくは前記波長変換材料が前記平面導波シートに含まれることを特徴とする。
本発明にあっては、青色又は紫外色と同一の波長の導波モード光が光結合によって導波される光を発する発光体が矩形導波路コアのそれぞれ配置し、赤色,緑色,青色の蛍光材料若しくは波長変換材料を平面導波シートに含むことにより、発光面である平面導波シート全体から、白色発光を得ることができる。
上記面状発光デバイスにおいて、前記平面導波シートは、光学拡散効果を有する材料を有することを特徴とする。
本発明にあっては、平面導波シートに光学拡散効果を有する材料が含まれることにより、矩形導波路コアから取り出された放射モード光を拡散させ、発光面である平面導波シート全体から平面状に取り出すことができる。
上記面状発光デバイスにおいて、前記光学構造は、前記導波モード光に対して2次以上のBragg回折格子を有することを特徴とする。
本発明によれば、より平面的な発光の拡がりを実現し、発光面の輝度を向上することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスの基本構造は、2次の回折格子11を長手方向の全側面に有する矩形導波路コア10、及び矩形導波路コア10の側面方向に広がる平面導波シート20を備えた構成である。この平面導波シート20には、光を拡散散乱することが可能な光学拡散効果を有する材料である拡散粒子40が内部全体に含まれており、平面導波シート20とは異なる屈折率を持つ透明材料により形成されている。尚、2次の回折格子11は、2次のBragg散乱により放射モード光を発生する周期構造を備えた回折格子である。
この基本構造の他に、矩形導波路コア10の一方の片端に配置された発光体30を備えている。この発光体30の側面には、矩形導波路コア10への結合効率を上げるために集光レンズ31が設けられている。発光体30は、例えば、LED(Light Emitting Diode)チップを利用する。LEDチップそのままでは扱いにくいので、外囲器を設けることにより、パッケージ化することができる。以下、発光体30については、LEDを用いるものとする。
次に、本実施形態における面状発光デバイスの動作について説明する。LED30の発光により出力された光は、集光レンズ31を介して矩形導波路コア10の一方の端面に結合される。結合された光は、矩形導波路コア10に沿って導波モード光100として進行する。導波モード光100は、矩形導波路コア10の側面に形成された2次の回折格子11により、矩形導波路コア10の側面にほぼ垂直な方向に放射モード光200として取り出される。放射モード光200は、導波モード光100の進行に伴い、徐々に矩形導波路コア10の側面に放射され、平面導波シート20全体に2次元的に広がる。その後、拡散粒子40により拡散(矢印A)され、平面導波シート20全体から平面的に取り出される。
本実施形態によれば、矩形導波路コア10に沿って進行する導波モード光100を、矩形導波路コア10の側面に形成された2次の回折格子11により、矩形導波路コア10の側面にほぼ垂直な方向に放射モード光200として取り出すことができるので、平面的な発光の拡がりを実現することができる。更に、取り出された放射モード光200を拡散粒子40により拡散することができるので、より確実に平面的な光を取り出すことができる。
尚、図2に示すように、2次の回折格子11を矩形導波路コア10の上面に形成し、矩形導波路コア10の上面及び下面から、ほぼ垂直な方向に放射モード光200の出力を取り出すことも可能である。取り出された放射モード光200を、拡散板500により拡散(矢印B)することにより、ある程度幅の広い発光面として視認することができる。しかしながら、矩形導波路コア10の上面又は下面に限定された発光では、あくまでも矩形導波路コア10に沿う線状の発光が主であり、面状の発光を得るためには並列に配置された複数の矩形導波路の間隔を密にする必要がある。従い、本実施形態に示したように、矩形導波路コア10の側面から放射モード光200を出力することにより、より平面的な光を得ることが可能となる。
図3は、図1で示した第1の実施形態の第1変形例を示す斜視図である。本変形例における面状発光デバイスの基本構成は、第1の実施形態における基本構成に加えて、第1の実施形態として構成されていたLED30a及び集光レンズ31aと機能的に同一であるLED30b及び集光レンズ31bを、矩形導波路コア10の他方の片端に配置する構成である。その他の構成、及び基本的な動作については、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本変形例によれば、矩形導波路コア10の両端にLEDを配置することにより、平面導波シート20全体の輝度を向上させることができる。LED30aにより片端面のみから光を入射した場合、矩形導波路コア10を進行する導波モード光100aは、放射モード光200として矩形導波路コア10の外部に光エネルギーが放出されるので、進行方向に沿って徐々に強度が低下することになる。また、回折格子11の深さや形状が一定であれば、遠端ほど導波モード光100aの強度が小さいため、一定の割合で進行方向に沿って放射される放射モード光200の強度もそれに比例して低下する。従い、LED30bにより遠端からも光を入射して導波モード光100bを利用することで、遠端の強度低下を補うことができる。従って、発光面の輝度分布についても、容易に制御することができる。
図4は、図1で示した第1の実施形態の第2変形例を示す斜視図である。本変形例における面状発光デバイスの基本構成は、第1の実施形態における基本構成と同様であるが、2次の回折格子が形成される領域が異なる。つまり、矩形導波路コア10の全側面に形成されるのではなく、複数の領域である2次の回折格子11a〜11cに分かれて形成されている。その他の構成、及び基本的な動作については、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本変形例によれば、放射モード光200は、2次の回折格子11a〜11cが形成された領域から出力されるので、2次の回折格子が形成されてない11a〜11c以外の領域については、背景技術で述べたように光が放射されることはない。従い、必要な部分にのみ放射モード光200を出力することができる。
更に、回折格子11の深さを変化させることにより、平面導波シート20全体の輝度分布の制御を容易とすることができる。つまり、回折格子の深さがより深ければ、導波モード光100から放射モード光200に変換される割合が高くなるので、放射モード光200の強度を大きくすることができる。一方、導波モード光100の進行に従い、放射モード光200として、矩形導波路コア10から光エネルギーが散逸することになる。即ち、導波モード光100の強度が、近端で大きく遠端で小さくなる。また、回折格子の深さが一定の場合、放射モード光200の強度は、導波モード光100の強度に比例するので、放射モード光200の強度についても、同様に近端で大きく遠端で小さくなる。故に、回折格子の深さを、近端で浅くして遠端ほど深く加工することにより、矩形導波路コア10方向で均一な放射モード光200を得ることができる。従って、2次の回折格子の構造を固定する必要はなく、目的に応じて様々な変形をすることが可能である。
図5は、図1で示した第1の実施形態の第3変形例を示す斜視図である。本変形例における面状発光デバイスの基本構成は、第1の実施形態における基本構成と基本的には同様であるが、平面導波シート20の内部に含まれていた拡散粒子40に代わり、平面導波シート20の底面に導光板構造21が形成されている。
矩形導波路コア10の側面からほぼ垂直に取り出された放射モード光200は、導光板構造21により拡散(矢印C)され、平面導波シート20全体から平面的に取り出される。その他の構成、及び基本的な動作については、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本変形例によれば、平面導波シート20の底面に導光板構造21を有することにより、矩形導波路コア10から取り出された放射モード光200を拡散させ、発光面である平面導波シート20全体から平面状に取り出すことができる。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスの基本構造は、第1の実施形態における基本構成と基本的には同様であるが、矩形導波路コア10a〜10cを並列に複数有している。更に、矩形導波路コア10a〜10cのそれぞれに対応する複数のLED30a〜30c及び集光レンズ31a〜31cを備えている。
ここで、LED30a〜30cは、それぞれ、赤色(R),緑色(G),青色(B)の光を出力する。また、矩形導波路コア10a〜10cの側面に形成された2次の回折格子11a〜11cの周期を、それぞれ、RGBと同一波長の周期に合わせる。その他の構成、及び基本的な動作については、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、矩形導波路コア10a〜10cの側面から放射される放射モード光の波長がそれぞれ異なるので、拡散材料40により拡散散乱される際に、光が混色されることになり、様々な色合いの混色を得ることができる。特に、RGBの場合には、平面状の白色発光を得ることができる。
[第3の実施形態]
図7は、第3の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスの基本構造は、第1の実施形態における基本構成と基本的には同様であるが、平面導波シート20の内部に含まれていた拡散粒子40に代わり、蛍光材料又は波長変換材料である黄色の蛍光体(YAG又はTAG)41が平面導波シート20の内部に含まれている。この蛍光体41は、LED30の発光により出力された光が矩形導波路コア10に沿って導波モード光として進行するに伴い2次の回折格子により取り出された放射モード光200の波長に励起されて発光する。尚、LED30は、青色(ドミナント波長が470nm付近)の光を出力する。その他の構成、及び基本的な動作については、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、LED30から出力される発光色が青色であり、且つ蛍光体41が黄色であるので、黄色の蛍光体41が効率良く励起される。つまり、蛍光体41は、矩形導波路コア10の側面に形成された2次の回折格子11から放出された青色の放射モード光200を拡散散乱させると同時に、黄色で発光する。結果として、平面導波シート20から、青色とその補色である黄色が混合した平面状疑似白色発光を得ることができる。尚、第1の実施形態(第1変形例及び第2変形例を含む)及び第2の実施形態の構成について、拡散粒子40を蛍光体41に変更することにより、他の構成を変更することなく本第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1の実施形態の第3変形例の構成については、蛍光体41を平面導波シート20の内部に含めることにより、他の構成を変更することなく本第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施形態]
図8は、第4の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスの基本構造は、第2の実施形態における基本構成と基本的には同様であるが、平面導波シート20の内部に含まれていた拡散粒子40に代わり、蛍光材料又は波長変換材料である蛍光体41a〜41cが平面導波シート20の内部に含まれている。この蛍光体41a〜41cは、LEDの発光により出力された光が矩形導波路コアに沿って導波モード光として進行するに伴い2次の回折格子により取り出された放射モード光の波長に励起されて発光する。
ここで、LED30a〜30cは、青色又は紫外色の光を出力する。蛍光体41a〜41cは、ぞれぞれ、赤色(R),緑色(G),青色(B)の蛍光体である。その他の構成、及び基本的な動作については、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、LED30a〜30cから出力される発光色が青色又は紫外色であるので、RGBの蛍光体41a〜41cが効率良く励起される。つまり、蛍光体41a〜41cからの発光が、可視光の三原色として平面状の白色発光を得ることができる。
なお、RGBの蛍光体41a〜41cにおける最も効率の良い励起波長は、微妙に異なっている。全ての蛍光体41a〜41cをより効率良く励起するには、各励起波長帯に合った波長で励起する光源が必要である。つまり、LED30a〜30cは、RGBの三原色の蛍光体41a〜41cが最も効率良く励起される波長で発光するように選択されることが必要である。更に、回折格子の周期を、放射モード光のスペクトル若しくはこのスペクトルのピーク波長が、蛍光体41a〜41cの励起波長帯若しくはこの励起波長帯のピーク波長に概一致するように用いるようにする。特に、蛍光体41a〜41cを、それぞれ効率良い波長が結合した矩形導波路コア10の周囲に多く分布させることにより、さらに効率を向上することが可能となる。
[第5の実施形態]
実施形態1乃至4に記載した導波路(矩形導波路コア)は受動素子であり、発光する能動素子とは分離していた。本実施形態では、導波路が自身の長手方向に沿って発光する発光機能を有する場合について記載する。具体的には、半導体チップ上に本実施形態を適用することができる。
導波路を用いた発光素子として、例えば、半導体レーザ(LD)や端面放射型LEDが挙げられる。導波路型発光素子は、広く用いられる表面発光型LEDと異なり、狭いストライプ(導波路兼発光領域)に通電し、このストライプ状の導波路が発光する。LDの場合は、ストライプに沿って導波された光波が両劈開端面で反射を繰り返すことにより、ゲインを得てレーザ発振する。
次に、本実施形態の構成について説明する。図9は、第5の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスは、AlInGaP/GaAs系の導波路型発光素子に適用するものである。n型GaAs基板1上に、n型(AlGa1−x0.5In0.5Pクラッド層2(0<x<1)、それよりバンドギャップの小さいアンドープ(AlyGa1−y0.5In0.5P活性層3(0<y<1,y<x)、p型(AlGa1−x0.5In0.5Pクラッド層4を連続結晶成長する。次に、導波路構造(以下、「メサストライプ」と称する)5を最上部(p側)に形成する。メサストライプ5の側面には2次の回折格子11が形成され、側面の中央部分には1/4波長位相シフト11’が設けられている。金ワイア14をボンドする部分には、絶縁するために酸化膜(SiO薄膜)17が堆積されている。酸化膜17及びメサストライプ5の上に、p側電極8を形成する。一方、n側全面電極9をn型GaAs基板1の底面に形成する。メサストライプ5の側面方向に広がるように、透明な酸化膜(SiO)20’を堆積させる。この酸化膜クラッド20’が、第1の実施形態に記載した平面導波シート20に相当する。透明な酸化膜クラッド20’の中には、放射モード光200を拡散散乱させるための材料として拡散粒子40が混入されている。尚、拡散粒子40は、パターニングとエッチングによって酸化膜クラッド20’に凹みを形成し、その上に屈折率の異なる酸化ジルコニウムなどの薄膜を堆積させる工程を繰り返して拡散散乱機構を形成することも可能である。
続いて、本実施形態における面状発光デバイスの動作について説明する。電流はメサストライプ5に含まれる活性層3の部分に流れ、この活性層3の部分で発光した光波は、導波路としてのメサストライプ5に沿って導波し、側面の回折格子11から放射モード光200として酸化膜クラッド20’に放射される。放射された放射モード光200は、拡散粒子40により拡散散乱し、酸化膜クラッド20’全体から平面的に取り出されることになり、結果としてチップ面全体で発光する。
本実施形態によれば、導波路が自身の長手方向に沿って発光する発光機能を有することにより、導波路自身からの発光を利用して酸化膜クラッド20’から平面発光を得ることができる。
また、メサストライプ5側面に形成された2次の回折格子11の中央付近に1/4波長位相シフト11’を設けることにより、放射モード光200の取り出し効率を上げることができる。つまり、メサストライプ5内部を往復する導波から発生する放射モード光200に強め合う干渉が起こる位相条件を形成することができる。尚、位相シフト11’がない場合には、弱め合う干渉の位相条件となり、放射モード光200の分布がメサストライプ5の中央で落ち込み、取り出し効率は大きく低下することになる。
また、放射モード光200は、メサストライプ5の導波路方向から垂直に出射されるので、臨界角以上の広角による全反射の影響を受けることはない。つまり、メサストライプ5に含まれる活性層3の屈折率は、一般に3.2以上であり、酸化膜クラッド20’の屈折率1.5付近と大きな差がある。回折格子等の構造のないフラットな結晶と酸化膜(酸化膜クラッド20’)との界面に、屈折率の大きな結晶側から光が酸化膜側へ入射する場合は、この界面に対する臨界角以上の広角な入射光は全反射されて、結晶内部に全て戻ることになる。更に、活性層3からの表面発光を用いるので、広角の発光成分が多くなる。ゆえに、従来の表面発光LEDの場合は、光の取り出し効率が低いものであった。しかしながら、本実施形態の場合は、メサストライプ5から垂直に放射モード光200を取り出すことにより、広角の出射成分が存在せず、チップから極めて高い光の取り出し効率を得ることが可能となる。更に、本メサストライプ5を同一チップ内で複数設けることにより、実質的に回折格子11の面積を増加することができ、より確実に効率を上げることが可能となる。
[第6の実施形態]
図10は、第6の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスの基本構造は、第5の実施形態における基本構成と基本的には同様であるが、酸化膜クラッド20’の内部に含まれていた拡散粒子40に代わり、蛍光材料又は波長変換材料である黄色の蛍光体(YAG又はTAG)41が酸化膜クラッド20’の内部に含まれている。この蛍光体41は、活性層の部分で発した光がメサストライプ5に沿って導波し、側面の2次の回折格子11により取り出された放射モード光200の波長に励起されて発光する。尚、メサストライプ5の側面に形成された2次の回折格子11から放出される放射モード光200の波長は、青色(ドミナント波長が470nm付近)と同一の波長である。その他の構成、及び基本的な動作については、第5の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、活性層の部分で発した光がメサストライプ5に沿って導波し、側面の2次の回折格子11により取り出された放射モード光200の波長に励起されて発光する蛍光体41を酸化膜クラッド20’に含むことにより、メサストライプ5から取り出された放射モード光200を、発光面である平面導波シート全体から効率良く平面状に取り出すことができる。また、放射モード光200の波長が青色と同一の波長であり、且つ蛍光体41が黄色であるので、黄色の蛍光体41が効率良く励起される。つまり、蛍光体41は、メサストライプ5の側面に形成された2次の回折格子11から放出された青色の放射モード光200を拡散散乱させると同時に、黄色で発光する。結果として、メサストライプ5から、青色とその補色である黄色が混合した平面状疑似白色発光を得ることができる。また、第5の実施形態と同様な構成であるので、第5の実施形態の効果と同様に、チップから極めて高い光の取り出し効率を得ることが可能となり、チップ全体から白色発光を得ることができる。
[第7の実施形態]
図11は、第7の実施形態を示す斜視図である。本実施形態における面状発光デバイスの基本構造は、第5の実施形態における基本構成と基本的には同様であるが、酸化膜クラッド20’の内部に含まれていた拡散粒子40に代わり、蛍光材料又は波長変換材料である蛍光体41a〜41cが酸化膜クラッド20’の内部に含まれている。この蛍光体41a〜41cは、活性層の部分で発した光がメサストライプ5に沿って導波し、側面の2次の回折格子11により取り出された放射モード光200の波長に励起されて発光する。
ここで、メサストライプ5の側面に形成された2次の回折格子11から放出される放射モード光200の波長は、青色又は紫外色の光と同一の波長である。蛍光体41a〜41cは、ぞれぞれ、赤色(R),緑色(G),青色(B)の蛍光体である。その他の構成、及び基本的な動作については、第5の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、活性層の部分で発した光がメサストライプ5に沿って導波し、側面の2次の回折格子11により取り出された放射モード光200の波長に励起されて発光する蛍光体41a〜41cを酸化膜クラッド20’に含むことにより、メサストライプ5から取り出された放射モード光200を、発光面である平面導波シート全体から効率良く平面状に取り出すことができる。また、放射モード光200の波長が青色又は紫外色と同一の波長であるので、RGBの蛍光体41a〜41cが効率良く励起される。つまり、蛍光体41a〜41cからの発光が、可視光の三原色として平面状の白色発光を得ることができる。また、第5の実施形態と同様な構成であるので、第5の実施形態の効果と同様に、チップから極めて高い光の取り出し効率を得ることが可能となり、チップ全体から白色発光を得ることができる。
第1の実施形態を示す斜視図 第1の実施形態において、矩形導波路コアの上面に回折格子を形成した場合の実施形態を示す斜視図 第1の実施形態の第1変形例を示す斜視図 第1の実施形態の第2変形例を示す斜視図 第1の実施形態の第3変形例を示す斜視図 第2の実施形態を示す斜視図 第3の実施形態を示す斜視図 第4の実施形態を示す斜視図 第5の実施形態を示す斜視図 第6の実施形態を示す斜視図 第7の実施形態を示す斜視図 従来の導波路を利用した場合の発光デバイスを示す斜視図
符号の説明
A〜C…矢印
1…n型GaAs基板
2…n型(AlGa1−x0.5In0.5Pクラッド層
3…アンドープ(AlyGa1−y0.5In0.5P活性層
4…p型(AlGa1−x0.5In0.5Pクラッド層
5…メサストライプ
8…p側電極
9…n側電極
10…矩形導波路コア,平面導波路コア
11,11a〜11c…回折格子
11’…位相シフト
14…金ワイア
17…酸化膜
20…平面導波シート
20’…酸化膜クラッド
21…導光板構造
30,30a〜30c…発光体(LED)
31,31a〜31c…集光レンズ
32…プリント基板
40…拡散材料,拡散粒子
41,41a〜41c…蛍光体
100,100a,100b…導波モード光
200…放射モード光
500…拡散板

Claims (7)

  1. 導波モード光を外部に取り出すホログラフィックな光学構造を、長手方向に沿った側面の全部又は一部に有する矩形導波路コアと、
    前記矩形導波路コアの側面方向に広がる平面導波シートと、
    を有することを特徴とする面状発光デバイス。
  2. 発した光が前記矩形導波路コアに光結合する発光体を前記矩形導波路コアの片端又は両端に更に有することを特徴とする請求項1記載の面状発光デバイス。
  3. 前記矩形導波路コアを複数有し、各矩形導波路コアの片端又は両端には発光体がそれぞれ配置され、当該各発光体から光結合される導波モード光の波長が、他の前記矩形導波路コアとは異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の面状発光デバイス。
  4. 前記平面導波シートは、前記発光体の波長に励起されて発光する少なくとも1種類以上の蛍光材料若しくは波長変換材料が含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の面状発光デバイス。
  5. 青色又は紫外色と同一の波長の導波モード光が光結合によって導波される光を発する発光体が矩形導波路コアの片端又は両端にそれぞれ配置され、赤色,緑色,青色の前記蛍光材料若しくは前記波長変換材料が前記平面導波シートに含まれることを特徴とする請求項4に記載の面状発光デバイス。
  6. 前記平面導波シートは、光学拡散効果を有する材料を有することを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1項に記載の面状発光デバイス。
  7. 前記光学構造は、前記導波モード光に対して2次以上のBragg回折格子を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の面状発光デバイス。

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