JP2007239601A - 汎用気化器 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製気化器本体底面と樹脂製スぺーサー平面の結合面でのシール性を向上させ、またスぺーサーの挟持強度も高められる信頼性の高い汎用気化器を提供する。
【解決手段】フランジ2を有する樹脂製スぺーサー3が金属製燃料容器1に内装され、燃料容器1頂面にガスケット4を介装して金属製気化器本体5が締結され、スぺーサー3が気化器本体5と燃料容器1に挟持されると共に気化器本体1底面の凹溝12とガスケット4頂面で燃料通路13が形成された汎用気化器において、スぺーサー3のフランジ2頂面に、気化器本体5底面の凹溝12及び各種孔15の外周輪郭と同様に配置された峰状突起14を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、汎用エンジンに用いる汎用気化器、特に気化器本体底面に形成された凹溝とガスケット頂面で燃料通路(燃料或いはブリード空気用)が形成された汎用気化器に関するものである。
この種の汎用気化器は、一般的に胴体にメインウエルを形成するとともに胴体の頂端にフランジを有する金属製のスペーサーが燃料容器(チャンバー)に内装され、その燃料容器頂面にガスケットを介装して気化器本体が締結されて、前記スぺーサーが気化器本体と燃料容器に挟持され、気化器本体の底面に形成された凹溝とガスケット頂面で燃料通路が形成された構造になっており、フランジを有するスぺーサーが鋳物金属により造られている。
ところが、細部加工を必要とするスぺーサーがダイカスト鋳造の金属製品であると、鋳巣による通路短絡等の不都合が発生し易い。それを回避するために、スぺーサーを樹脂製品としたものが特開2001−27154号公報,特開2001−27156号公報等に提示されている。
しかしながら、メインウエルを形成した胴体の頂端にフランジを有するスぺーサーが樹脂製であると、これを挟持する金属製燃料容器及び金属製気化器本体と樹脂製スぺーサーの線膨張率や強度が異なることになり、全ての使用環境下で結合面のシール性を確保することは困難である。
樹脂製スぺーサーは、ガスケットを介して気化器本体と燃料容器で上下から挟持されているが、樹脂は金属に比べて線膨張率が大きく、特に、スぺーサー中央部分の線膨張率が大きいため、低温時に金属製の燃料容器内底面と樹脂製スぺーサー下面との間に隙間が生ずる。そのために、凹溝とガスケット頂面で形成される燃料通路がある気化器本体の下面中央部分で十分な面圧が得られず、金属製気化器本体下面と樹脂製スぺーサー頂面の結合面でのシール不良が生ずる恐れがあり、またスぺーサーの挟持強度が低くなる。
特開2001−27154号公報 特開2001−27156号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、金属製気化器本体底面と樹脂製スぺーサー頂面との結合面でのシール性を向上させ、またスぺーサーの挟持強度も高められる信頼性の高い汎用気化器を提供することを目的としている。
本発明に係る汎用気化器は、メインウエルを形成する胴体の頂端にフランジを有する樹脂製スぺーサーが金属製燃料容器に内装されており前記金属製燃料容器の頂端縁に前記フランジの外周端を重合させて固定されるとともに、その上にガスケットを介装して金属製気化器本体が締結され、前記樹脂製スぺーサーが気化器本体と金属製燃料容器に挟持され且つ前記気化器本体下面の凹溝とガスケット上面で燃料通路が形成された汎用気化器において、前記樹脂製スぺーサーのフランジ表面に前記燃料通路の周囲に沿ってガスケットへの押圧突起が設けられて前記燃料通路の気密を保つ用にしたことを特徴とする。
本発明によれば、スぺーサーのフランジ頂面に押圧突起が設けられているので、その突起によりガスケットを介して気化器本体下面を強く圧接し、一方スぺーサー底面を燃料容器内底面に密着させて燃料容器内底面とスぺーサー底面の隙間がなくなる。
従って、金属製気化器本体と樹脂製スぺーサーの線膨張率に差があっても、低温時に金属製気化器本体と樹脂製スぺーサーの結合面でのシール性が確保され、シール不良が解消され、またスぺーサーの挟持強度も高められる。
前記押圧突起を峰状突起にして、その峰状突起を気化器本体下面の凹溝及び各種孔の外周輪郭と同様に配設すれば、峰状突起でガスケットを介して凹溝及び各種孔周辺を強く圧接でき、気化器本体下面の凹溝とガスケット上面で形成される燃料通路及び各種孔周辺部分を密着させてシール性が確保される。従って、燃料等を、気化器本体のエンジン吸気通路側に円滑に送出できる。
また押圧突起を、フランジ頂面中央部が高く周辺に向かって滑らかに下降傾斜する凸面状突起にすれば、ガスケットを介して圧接する力が気化器本体下面中央部から周囲に向かって漸次小さくなり、気化器本体下面を全面的に的確に圧接し、一方スぺーサー下面を燃料容器内底面に強く密着できる。従って、気化器本体下面中央部分のシール性が十分に確保され、また気化器本体と燃料容器によるスぺーサーの挟持強度も高められる。
以上の手段を有する本発明によれば、金属製燃料容器及び金属製気化器本体と樹脂製スぺーサーの結合面でのシール性が向上し、スぺーサーの挟持強度も高められて、信頼性の高い汎用気化器が得られる。
以下、図面に示した本発明の実施の形態について、説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る汎用気化器の断面図、図2はその気化器本体の底面図、図3はそのスぺーサーの平面図、図4はスぺーサーに設けた峰状突起の拡大断面形状図である。
この実施形態の汎用気化器は、金属製の燃料容器1にフランジ2を有する胴体にメインウエル9が形成された樹脂製のスぺーサー3が内装され、燃料容器1頂面にガスケット4を介装して金属製の気化器本体5が締結されている。燃料容器1は金属板の深絞り成形等により形成された金属製の容器で、頂面の周内には取付段部6が形成されている。その燃料容器1内には、取付段部6にフランジ2が嵌装された状態で硬質合成樹脂製のスぺーサー3が内装されている。
スぺーサー3には、燃料弁を取付けた燃料取込口7が形成され、この口を通して燃料容器1内に燃料が送入される。スぺーサー3の中央柱状部8には、メインウエル9が垂直に設けられて、気化器本体5に形成されたエンジン吸気通路10側に燃料が送出できる。また、中央柱状部8には、低速燃料通路11が形成されて、この通路11を通り、更に気化器本体5底面の凹溝12とガスケット4頂面で形成される燃料通路13を通ってエンジン吸気通路10側に燃料が送出できる。
また、スぺーサー3のフランジ2頂面には、図4に示すような断面山形状で峰状に続く峰状突起14が、図2の気化器本体5底面の凹溝12及び各種孔15の外周輪郭と同様に配置され、図3のように突出して配置されている。そして、スぺーサー3が内装された燃料容器1頂面には、ガスケット4を介装してアルミニウムのダイカスト鋳造品からなる気化器本体5が図示しないボルト等により締結されている。
この締結の際、フランジ2頂面の峰状突起14によって、ガスケット4を介して気化器本体5底面の凹溝12及び各種孔15等の周囲を圧接してシール性の高い燃料通路13及び各種孔15が形成される。また、一方スぺーサー3の底面3aと燃料容器1内の底面1aが強く密着して、スぺーサー3の挟持強度が高められる。
図5は、本発明の他の実施形態の汎用気化器で、フランジ16を有する樹脂製スぺーサー17が金属製燃料容器18に内装された状態の断面図である。この汎用気化器は、スぺーサー17のフランジ16頂面に中央部分が高く周辺に向かって滑らかに下降傾斜する凸面状突起19が設けられた実施の形態である。
この実施形態の場合は、フランジ16頂面に中央部分が高く周辺に向かって滑らかに下降傾斜する凸面状突起19が設けられている。従って、燃料容器18頂面に、前実施形態と同様にガスケットを介装して金属製の気化器本体を燃料容器18に締結した際に、中央部分が高く周辺に向かって滑らかに下降傾斜する凸面状突起19により、気化器本体底面を全面的に的確に圧接して、気化器本体底面中央部分のシール性を十分に確保し、一方スぺーサー17の底面17aを燃料容器18の内底面18aに強く密着させてスぺーサー17の挟持強度が高められる。従って、信頼性の高い汎用気化器が得られる。
本発明は、上述した構造の実施形態に限らず、その他樹脂製スぺーサーを金属製気化器本体と金属製燃料容器で締結した型式の気化器に適用することもできる。
本発明の一実施の形態に係る汎用気化器の断面図である。 その気化器本体の底面図である。 そのスぺーサーの平面図である。 スぺーサーに設けた峰状突起の拡大断面形状図である。 本発明の他の実施形態のフランジを有する樹脂製スぺーサーが金属製燃料容器に内装された状態の断面図である。
符号の説明
1,18 燃料容器、2,16 フランジ、3,17 スぺーサー、4 ガスケット、5 気化器本体、6 取付段部、12 凹溝、13 燃料通路、14 峰状突起、15 各種孔、19 凸面状突起

Claims (3)

  1. メインウエルを形成する胴体の頂端にフランジを有する樹脂製スぺーサーが金属製燃料容器に内装されており前記金属製燃料容器の頂端縁に前記フランジの外周端を重合させて固定されるとともに、その上にガスケットを介装して金属製気化器本体が締結され、前記樹脂製スぺーサーが気化器本体と金属製燃料容器に挟持され且つ前記気化器本体底面の凹溝とガスケット頂面で燃料通路が形成された汎用気化器において、前記樹脂製スぺーサーのフランジ表面に前記燃料通路の周囲に沿ってガスケットへの押圧突起が設けられて前記燃料通路の気密を保つ用にしたことを特徴とする汎用気化器。
  2. 前記押圧突起が、気化器本体下面の凹溝及び各種孔の外周輪郭と同様に配設された峰状突起で構成された請求項1記載の汎用気化器。
  3. 前記押圧突起が、フランジ頂面中央部が高く周辺に向かって滑らかに下降傾斜する凸面状突起で構成された請求項1記載の汎用気化器。
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