JP2007236593A - 保温容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量を低減することなく容器本体の占有体積を小さくすると共に、容器の外壁に衝撃が加わった場合でも凹むことがない保温容器を提供する。
【解決手段】ステンレス製の容器本体2と、該容器本体2の開口部6を開閉自在に施蓋する蓋体3とから成り、容器本体2を外壁4と内壁5から成る内外二重壁とすると共に、外壁4と内壁5の間の空洞部を略真空状態に密閉した断熱構造の保温容器において、容器本体2を略矩形筒状に形成すると共に、外壁4の周回方向に向かって延設した複数のリブ8を容器本体2の上下に並設した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、米飯等の飲食物を保温状態で収容する保温容器に関し、特にステンレス製の容器本体を外壁と内壁から成る内外二重壁とし、その外壁と内壁の間の空洞部を真空状態とした断熱構造の保温容器に関する。
従来、飯容器と菜容器を取出自在にケースに収納する弁当箱が提供されている(例えば、特許文献1)。このような弁当箱の飯容器は一般に円筒状に形成されており、ステンレス製の内外二重壁から成る真空断熱保温容器を構成しているので、炊きたての米飯を長時間保温しておくことができる。
特開2002−360327号公報
ところが飯容器等の保温容器は円筒状に形成すると、米飯等を収容する内容量に比して、容器をケースや鞄に収納して携帯する際、或いは家庭で保管しておく際の占有体積が大きくなる。何故なら、円筒体の場合、容器を収納又は保管しておくためのスペースは幅方向及び奥行方向の双方に円筒体の直径寸法が必要となるため、その占有体積と内容量との差が大きいからである。そこで米飯の容量を減少させることなく、保温容器の占有体積を小さくするには、保温容器を矩形筒状に形成することが望まれる。
しかし、ステンレス製の内外二重壁から成る真空断熱保温容器は矩形筒状の形態とすると、例えば床面に落下するなど、外壁の平坦部に外部から衝撃が加わった場合に外壁が容器内側に凹み易くなる。この現象は、外壁と内壁の間の空洞部が真空状態であること、及び、外壁の平坦部に作用する衝撃力を外壁の他の部分に逃がすことができない構造であることに起因する。そして内外二重壁の保温容器の外壁が容器内側に陥没すると外壁と内壁が接触して断熱効果を著しく低減し、米飯等の保温性能を低下させるという問題が生じる。
この問題は、保温容器を矩形筒状とした場合の特有の問題であり、円筒状の保温容器の場合には外壁に作用する衝撃力を円筒状外壁の周囲に分散させることができるので凹みが生じにくく、問題となることはない。
本発明は、上記問題点を解決することを目的としてなされたものであり、容器本体を略矩形筒状に形成して米飯等の飲食物の容量を低減することなく容器自体の占有体積を小さくすると共に、外壁を補強して衝撃が加わった場合でも凹むことがない保温容器を提供する。
上記目的を達成するため、本発明が解決手段として採用したところは、ステンレス製の容器本体(2)と、該容器本体(2)の開口部(6)を開閉自在に施蓋する蓋体(3)とから成り、容器本体(2)を外壁(4)と内壁(5)から成る内外二重壁とすると共に、外壁(4)と内壁(5)の間の空洞部(7)を略真空状態に密閉した断熱構造の保温容器において、前記容器本体(2)を略矩形筒状に形成すると共に、外壁(4)の周回方向に向かって延設した複数のリブ(8)を上下に並設した構成にある。
また上記構成においてより好ましくは、複数のリブ(8)を、外壁(4)を構成するステンレス板を内側から外側に向けて断面弧状に膨出するように変形せしめることにより形成することである。
本発明に係る保温容器によれば、容器本体が略矩形筒状であるので、円筒状の容器に比べて、米飯等の飲食物の容量を低減することなく容器本体を小型化でき、しかも外壁に設けた複数のリブが略矩形筒状の外壁を全体的に補強するので、ほぼ平坦な外壁面に外部から衝撃が加わった場合でも凹むことがなく、外壁と内壁の間の空洞部を良好に維持することができる。
また外壁を構成するステンレス板を内側から外側に向けて断面弧状に膨出するように変形せしめることによって、上記リブを形成すれば、外壁に対してリブを一体構造物として形成できるので、容器本体の外壁が洗浄し易くなり、衛生的にも優れた保温容器が実現できる。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。図1及び図2は本実施形態における保温容器1を示す図であり、図1はその斜視図、図2はその縦断面図である。保温容器1は、ステンレス製の容器本体2と、その容器本体2の開口部6を開閉自在に施蓋する蓋体3とから構成されている。
容器本体2は平面視略矩形の角筒状であり、外壁4と内壁5から成る内外二重壁として形成される。外壁4と内壁5は容器本体2の開口部6の周りに沿って互いに溶着されており、開口部6を除く内壁5の壁部5a及び底部5bが外壁4の内面と非接触に保持され、外壁4と内壁5の間に一定の空洞部7を形成する。
外壁4は壁部4aと底部4bから成り、壁部4aの表面には筒状形態の周回方向に向かって延設した複数のリブ8が容器本体2の上下方向にほぼ等間隔で並設されている。該リブ8は、外壁4を構成するステンレス板自体をプレス形成により内側から外側に向けて断面弧状に変形させることにより形成されている。一方、内壁5は、このようなリブを有しない平滑面を構成する。
外壁4の底部4bの中央には空洞部7を減圧するためのエア抜き口9が設けられ、該エア抜き口9を介して空洞部7の真空形成が行われる。そして空洞部7を一定の真空状態とした後には、エア抜き口9を溶着封止して、空洞部7をほぼ真空状態に密閉する。このため容器本体2は真空二重壁による断熱構造の保温容器として実現される。尚、図2ではエア抜き口9を封止した状態を示している。また外壁4の底部4bには封止したエア抜き口9を隠蔽するための底部材10が設けられる。
蓋体3は容器本体2と同様に平面視略矩形に形成され、中央の厚底部分11が容器本体2の内壁5の内側に嵌ると共に上端周縁部12が容器本体2の開口部6を塞ぐことにより、容器本体2の内側を密閉する。また蓋体3の厚底部分11の内部には発泡スチロール等の断熱材13を設けており、容器本体2の開口部6に施蓋したとき、容器本体2の内部を断熱保温する。
上記構成の保温容器1によれば、米飯等の飲食物は容器本体2の内壁5の内側に入れられ、蓋体3で施蓋することにより、飲食物を長時間保温状態で保持する。そして容器本体2は略矩形の角筒状に形成しているので、飲食物を収容するための内容量と、容器を携帯若しくは保管しておく際の占有体積の差が小さくなり、図3に示すように円筒状の容器2aと比較すれば、米飯等の飲食物を収容する内容量を低減することなく、容器本体2を小型化でき、携帯時や保管時の占有体積を小さくできる。また逆に言えば、円筒状の容器2aと同程度の占有体積として実現し、容器本体2を大容量化することも可能である。
また容器本体2の壁部4aの表面にほぼ等間隔で設けた複数のリブ8は、矩形筒状の壁部4aに周回して形成されており、これにより容器本体2の外壁4を全体的に補強するので、ほぼ平坦な壁部4aに衝撃が加わった場合でも外壁4の表面が容器内側に陥没して凹みが生じることを防止する。この点に関して、略矩形筒状に形成した容器本体の外壁を補強するためには、例えば、図4(A)に示す比較例のように、容器本体2bの外壁4cに上下方向に延びる縦リブ8bを形成すれば良いと考えられる。しかしながら、この場合、容器本体2bは、真空二重壁を形成する外壁4cと内壁5cを上部の開口縁に沿って溶着する必要があるため、縦リブ8bは該開口縁に口部eを残して、該口部eの下方位置から底部近傍まで延びるように形成せざるを得ない。そこで、外壁4cが衝撃等の外力を受けたとき、前記口部eの部分で外壁4cが内側に変形容易であるから、図4(B)に示すように縦リブ8bを含んで外壁4cが凹陥するという問題を含んでいる。これに対して、本発明によれば、周方向のリブ8を外壁4の全周にわたり形成しているので、該リブ8が外壁4の全周を拘束する節を構成し、内側に変形することはないので、衝撃等の外力を受けたときでも凹陥しないという利点がある。更に複数のリブ8は容器本体2の外壁4を保持した際の滑り止めとしても機能し、滑りやすいステンレス製の容器本体2が取扱い易くなる。
これら複数のリブ8は、外壁4の周りをリング状に形成しても良いし、螺旋状に形成しても良い。また複数のリブ8は、外壁4とは別部材のリング状補強部材又は螺旋状補強部材とし、それらを外壁4の表面に溶着することなどによって形成しても良いが、保温容器1の衛生面を考慮すれば、上述したように外壁4を構成するステンレス板自体をプレス成形することにより外壁4の表面を円弧状に***させて形成した一体構成物とすることが好ましい。この場合、リブ8を設けた外壁4が洗浄し易くなり、衛生面が向上する。
したがって、本実施形態の保温容器1は、容器本体2を略矩形筒状に形成して米飯等の飲食物の容量を低減することなく容器自体を小型化できると共に、外壁4の周回方向に向かう複数のリブ8を容器本体2の上下方向に並設することにより外壁4を補強してあるので、保温容器1を床面に落下させた場合等の衝撃が加わっても外壁4が凹むことがなく、外壁4と内壁5の接触を防止して断熱効果を良好に維持することができる。
尚、上述の構成は、弁当箱用の飯容器に適用可能であることは勿論であるが、水筒やその他の保温容器にも十分に適用し得る構成である。
本発明の一実施形態としての保温容器を示す斜視図である。 保温容器の縦断面図である。 円筒容器と矩形筒状容器の容量差を示す説明図であり、各容器を重ね合わせた平面図を概念的に示している。 比較例を示しており、(A)は縦リブを設けた容器を示す縦断面図、(B)は縦リブを含んで外壁が凹陥した状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 保温容器
2 容器本体
3 蓋体
4 外壁
5 内壁
6 開口部
7 空洞部
8 リブ

Claims (2)

  1. ステンレス製の容器本体(2)と、該容器本体(2)の開口部(6)を開閉自在に施蓋する蓋体(3)とから成り、容器本体(2)を外壁(4)と内壁(5)から成る内外二重壁とすると共に、外壁(4)と内壁(5)の間の空洞部(7)を略真空状態に密閉した断熱構造の保温容器において、
    前記容器本体(2)は略矩形筒状に形成すると共に、外壁(4)の周回方向に向かって延設した複数のリブ(8)を上下に並設したことを特徴とする保温容器。
  2. 前記リブ(8)は外壁(4)を構成するステンレス板を内側から外側に向けて断面弧状に膨出するように変形せしめることにより形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の保温容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013231566A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Hamamatsu Vegetable:Kk 携帯用気体発生装置
CN105855545A (zh) * 2016-05-18 2016-08-17 中国科学院上海高等研究院 3d打印机、几何体及保温隔热填充物
CN106166012A (zh) * 2016-08-19 2016-11-30 安徽金星包装有限公司 一种保温杯
JP2019129889A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 プリンス工業株式会社 食品用容器

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