JP2007235926A - 無線icタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の検査場所における使用電波の周波数が既知の場合に、その周波数に適合することができるように、共振周波数を容易かつ正確に調整することができる無線ICタグを提供する。
【解決手段】無線ICタグ10は、電波を送受信するために、ベースアンテナ16と、ベースアンテナ16に接続された剥離自在なアンテナシール18からなるアンテナ20を備えている。このアンテナシール18には、アンテナ20の共振周波数を既知の使用電波の周波数に適合させるための表示、例えば、「EU」「US」「JP」がなされており、この表示にしたがってアンテナシール18の一部または全部を剥離することにより、アンテナ20の共振周波数を使用電波の周波数に適合する値に調整する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、特に、通信に用いる電波の周波数が場所ごとに異なるという状況に容易に対応することができる無線ICタグに関する。
近年、固有のIDが設定されるとともに、情報の書き換え可能なメモリエリアを有し、無線を利用して非接触でIDの読み出しや任意の情報の書き込み及び読み出しができる無線ICタグが利用されている。例えば、国際郵便や国際貨物、国際空港における手荷物検査のような国際的な物流に関して、UHF帯の電波を利用した無線ICタグが用いられるようになってきている。
ところが、例えば、ヨーロッパでは866〜870MHz、アメリカでは902〜928MHz、日本では950〜956MHzというように、無線ICタグへ情報を書き込み、また、無線ICタグに保存された情報を読み取るための周波数は、地域によって異なっている。
そのため、例えば、ヨーロッパにおいて調整された無線ICタグに保存された情報を日本で読み取ろうとしても、その情報を読み取ることができず、または読み取り精度が落ちて正確な情報が得られない等の問題が生じている。
この問題を解決する方法としては、無線ICタグに設けられたアンテナをその共振周波数を調整することができる構造とする方法があり、例えば、アンテナに誘電体を取り付ける方法や、アンテナに予め貼り付けられていた誘電体シールを剥がす方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、誘電体を取り付ける方法では、誘電体を取り付ける位置や量にずれが生じやすく、そのため、正確な共振周波数の調整を行うことが難しい。一方、従来の誘電体シールを剥離する方法は、無線ICタグに保存された情報の読み取りが正確に行うことができない場合にその共振周波数を微調整するものであるため、上述した国際貨物等の検査のように、使用電波の周波数が地域によって大きく異なる場合には対処することができない。また、誘電体シールを剥離する方法では、共振周波数を下げることはできるが、共振周波数を上げなければならない状況には対処することができないという問題や、誘電体シールの剥離量を都度決定しなければならない不便さがある。
特開2005−101706号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、所定の検査場所における使用電波の周波数が既知の場合に、その周波数に適合することができるように、共振周波数を容易かつ正確に調整することができる無線ICタグを提供することを目的とする。
本発明の請求項1によれば、電波を送受信するためのアンテナを備えた無線ICタグであって、前記アンテナは、ベースアンテナ部と、前記ベースアンテナ部に接続され、前記アンテナの共振周波数を既知の使用電波の周波数に適合させるための表示が付され、剥離自在に構成されたアンテナシール部を有し、前記表示にしたがって前記アンテナシール部の一部または全部を剥離することができることを特徴とする無線ICタグが提供される。
本発明の請求項2によれば、上記請求項1の発明において、前記アンテナシール部には、前記表示にしたがってその一部を剥離するためのミシン目またはスリットが設けられている無線ICタグが提供される。
本発明の請求項3によれば、上記請求項2の発明において、前記アンテナシール部は、前記ミシン目またはスリットにより仕切られた領域ごとに色分けされていることを特徴とする無線ICタグが提供される。
本発明の請求項4によれば、電波を送受信するためのアンテナを備えた無線ICタグであって、前記アンテナは、ベースアンテナ部と、該ベースアンテナ部に接続されるとともに前記アンテナの共振周波数を既知の使用電波の周波数に適合させるための表示が付された剥離自在な誘電体シール部とを有したことを特徴とする無線ICタグが提供される。
本発明の請求項5によれば、上記請求項4の発明において、前記誘電体シール部には、前記表示にしたがってその一部を剥離するためのミシン目またはスリットが設けられている無線ICタグが提供される。
本発明の請求項6によれば、上記請求項5の発明において、前記誘電体シール部は、前記ミシン目またはスリットにより仕切られた領域ごとに色分けされていることを特徴とする無線ICタグが提供される。
本発明の請求項7によれば、電波を送受信するアンテナに剥離自在な誘電体シールが接続されて成る無線ICタグの読み取り方法であって、無線ICタグの情報の読み取り地域における使用電波の周波数を確認し、前記アンテナの共振周波数を該使用電波の周波数に適合するように前記誘電体シールの一部または全部を剥離する、ことを特徴とする無線ICタグの読み取り方法が提供される。
本発明は、所定の検査場所における使用電波の周波数が既知の場合に、その周波数に適合することができるように、シールの表示にしたがってそのシールの一部または全部を剥離するという簡単な作業を行うことにより、無線ICタグの共振周波数を上げる場合でも下げる場合でも、容易かつ正確に調整することができるという効果を奏する。これにより、無線ICタグの付け替えやそれに伴うデータ移植等を行う必要もなく、例えば、国際貨物等ではスムーズな流通が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1Aに本発明の第1の実施形態に係る無線ICタグの初期状態を示す平面図を示す。無線ICタグ10は、基材12と、基材12に埋設されたICチップ(メモリーチップ)14と、基材12の表面に設けられたベースアンテナ16と、このベースアンテナ16と接続されるように基材12の表面に貼り付けられたアンテナシール18とを有している。ベースアンテナ16はICチップ14に接続されており、ベースアンテナ16とアンテナシール18とでアンテナ20が構成されている。
なお、無線ICタグ10は、これらに加えて、アンテナ20で発生する交流電流を整流するための整流回路、受信信号を復調するための受信回路、応答信号を変調してリーダライタへ送信するための送信回路、これらの回路に直流電圧を供給する電源回路、これらの回路を制御するための制御回路等を有しているが、これらについては図示を省略している。
アンテナシール18は、例えば、樹脂で構成されるフレキシブルシール基板に金属等の導体からなる所定のアンテナパターンが設けられた構成となっており、その表面はミシン目22a・22bにより、アンテナパターンの導通を確保しながら互いに連通した3つの領域24a,24b,24cに区分けされている。なお、これら3つの領域24a〜24cを色分け等することにより、さらに、これらの領域24a〜24cを個々に認識しやすくすることが好ましい。
なお、アンテナシール18では、後述するように、アンテナシール18を剥離させたときに無線ICタグ10の長手方向においてアンテナ20が対象なパターンとなるように、ベースアンテナ16の両端部にアンテナシール18が貼り付けられている。
領域24aには「JP」の表示がなされており、この表示は、日本国において無線データの読み取り/書き込みが可能である950〜956MHzの周波数帯に対応していることを示している。同様に、領域24bには「US」の表示がなされており、この表示はアメリカ合衆国において無線データの読み取り/書き込みが可能である902〜928MHzの周波数帯に対応していることを示している。領域24cには「EU」の表示がなされており、この表示はヨーロッパ連合の加盟国(但し、全ての加盟国が該当するとは限らない)において無線データの読み取り/書き込みが可能である902〜928MHzの周波数帯に対応していることを示している。
したがって、無線ICタグ10のアンテナ20の共振周波数は、図1Aに示す状態では、ヨーロッパ連合の加盟国において無線データの読み取り/書き込みを行うための周波数に対応していることがわかる。
このような無線ICタグ10は、移送先において無線データの読み取り/書き込みに用いられる電波の周波数が逐次高くなる場合に好適に用いられる。例えば、ヨーロッパ連合→アメリカ合衆国→日本国の順で移送される物品に無線ICタグ10を取り付ける場合について以下に説明すると、最初に、無線ICタグ10は、ヨーロッパ連合加盟国において、図1Aに示した状態で、物品データの保存等のデータ処理が行われ、所定の物品に取り付けられる。
次に、この物品はアメリカ合衆国に到着するが、無線ICタグ10が図1Aに示す状態では、アメリカ合衆国における使用電波では実質的に無線データの読み取りができない。そこで、アメリカ合衆国において当該物品を受け取った者は、2カ所の領域24cをミシン目22bにしたがって剥離する。なお、剥離の際はアンテナシールと共にベースアンテナも一緒に切り離す。その状態を図1Bに示す。これにより、無線ICタグ10のアンテナ20の共振周波数は、剥離前より高くなり、アメリカ合衆国における使用電波の周波数に対応した構成となるので、無線ICタグ10に保存されたデータを読み取ることができ、また、新たなデータを保存することができるようになる。
なお、無線ICタグ10には、アンテナシール18の剥離方向を、矢印と言葉(例えば、PEAL、Direction for Pealing等)で表記することにより、剥離作業のミスを防止することも好ましい。さらに、基材12にスペースがある場合には、国名とシールの状態を示す説明、例えば、“EU:[JP][US][EU]”、“USA:[JP][US]”,“JPN:[JP]”等の使用状態を示す説明を付すことも好ましい。
続いて、この物品は日本国に到着するが、無線ICタグ10が図1Bに示す状態では、日本国における使用電波では実質的に無線データの読み取りは不可能である。そこで、日本国において当該物品を受け取った者は、2カ所の領域24bをミシン目22aにしたがって剥離する。その状態を図1Cに示す。これにより、無線ICタグ10のアンテナ20の共振周波数は、日本国における使用電波の周波数に対応した構成となるので、無線ICタグ10に保存されたデータを読み取ることができ、また、新たなデータを保存することができるようになる。
このように、無線ICタグ10では、アンテナシール18に剥離作業のための目印となる表示およびその表示にしたがって所定の領域を容易に剥離することができる構成となっているので、検査地による使用電波の周波数の違いにも容易に対処することができる。しかも、剥離量が作業者によって変わるということがないので、剥離後のアンテナ20の共振周波数にばらつきが生じず、使用電波の周波数に起因する読み取り検査トラブル等の発生を防止することができる。
なお、上記移送例と同様に、EU→USの順で移送される物品、EU→JPの順で移送される物品、US→JPの順で移送される物品にも、無線ICタグ10を用いることができることは言うまでもない。
図1A〜1Cに示した無線ICタグ10の変形例である無線ICタグ10Aの平面図を図2に示す。この無線ICタグ10Aでは、ベースアンテナ16の共振周波数が日本国対応となっており、このベースアンテナ16に、ミシン目22cにより領域24d・24eに区分けされたアンテナシール18aが貼り付けられており、領域28dに「US」と、領域28eに「EU」と、基材12に「JP」とそれぞれ表示されている。
この無線ICタグ10Aの使用方法は無線ICタグ10と同じである。すなわち、無線ICタグ10Aは、ヨーロッパ連合加盟国ではアンテナシール18aの領域24d・24eが貼り付けられた状態で使用され、アメリカ合衆国では領域24eの部分を剥離して領域24dのみが残った状態で使用され、日本国では領域24dの部分も剥離された状態(つまり、アンテナシール18aが完全に剥離された状態)で使用することができる。
次に図3に、本発明の第2の実施形態に係る無線ICタグ30の初期状態を示す平面図を示す。この無線ICタグ30は、先に説明した無線ICタグ10に設けられていたアンテナシール18に代えて、誘電体シール32を備えたものである。すなわち、無線ICタグ30は、基材12と、基材12に埋設されたICチップ14と、基材12の表面に設けられたベースアンテナ16と、このベースアンテナ16上に貼り付けられた誘電体シール32とを有している。
この誘電体シール32により、ベースアンテナ16上の浮遊容量が上昇するので、図3に示した状態では、アンテナ34の共振周波数はベースアンテナ16単体の共振周波数よりも高くなっている。
誘電体シール32は、例えば、樹脂に誘電セラミックス等の微粉末を均一分散させて構成されるフレキシブルシール基板である。誘電体シール32は、スリット36a,36bにより3つの領域38a,38b,38cに区分けされている。なお、これら2つの領域38a〜38cを色分け等することにより、さらにこれらの領域38a〜38cを個々に認識しやすくすることが好ましい。
領域38aには「EU」の表示が、領域38bには「US」の表示が、領域38cには「JP」の表示がそれぞれなされており、これらの表示が意味するところは、無線ICタグ10と同じである。
したがって、無線ICタグ30は、移送先において無線データの読み取り/書き込みに用いられる電波の周波数が逐次低くなる場合に好適に用いられる。例えば、日本国→アメリカ合衆国→ヨーロッパ連合の順で移送される物品に無線ICタグ30を取り付ける場合について以下に説明すると、最初に、無線ICタグ10は、日本国において、物品データの保存等のデータ処理が行われ、所定の物品に取り付けられる。この物品がアメリカ合衆国に到着すると、当該物品を受け取った者は、2カ所の領域38cをスリット36bにしたがって剥離する。なお、剥離の際は図4に示すように、誘電体シールのみを剥がしベースアンテナ16は残す。誘電体シールは、例えば樹脂に誘電セラミックス等の微粉末を均一分散させたものである。ベースアンテナ16に上記材質の誘電体シールを近接させると、「波長短縮効果」により周波数が高くなる。ここでは、誘電体シールを剥がすことにより、波長短縮効果を低減させるため、共振周波数は低くなり、無線ICタグ30のアンテナ34の共振周波数は、アメリカ合衆国における使用電波の周波数に対応した構成となる。続いてこの物品がヨーロッパ連合加盟国に到着すると、当該物品を受け取った者は、2カ所の領域38bをスリット36aにしたがって剥離する。無線ICタグ30のアンテナ34の共振周波数は、ヨーロッパ連合加盟国における使用電波の周波数に対応した構成とすることができる。
なお、無線ICタグ10を無線ICタグ10Aに変形したのと同様にして、無線ICタグ30の構成を変更することができることは言うまでもない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。具体的には、アンテナの共振周波数を上げるために用いるアンテナシールと、共振周波数を下げるために用いる誘電体シールの両方を、無線ICタグに貼り付けた構成とすることができる。これにより、一度、アンテナシールを剥離して共振周波数を上げて用いた後に共振周波数を下げる必要が生じた場合、または逆に、誘電体シールを剥離して共振周波数を下げて用いた後に共振周波数を上げる必要が生じた場合に、容易に対応することができる。
さらに上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、また、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。その具体例としては、無線ICタグ10では、アンテナシール18をベースアンテナ16の両端にそれぞれ貼り付けられた構成となっていたが、図5に示す無線ICタグ40のように、アンテナシール18と同様の構成を有する1枚のアンテナシール42をベースアンテナ16の一端にのみ貼り付けた構成を挙げることができる。このような構成では、アンテナシールの剥離作業を簡素化することができる。このような構成は、誘電体シールを用いる場合にも用いることができる。
第1の実施形態に係る無線タグの初期状態を示す平面図。 図1Aの無線タグの使用状態の一例を示す平面図。 図1Aの無線タグの使用状態の別の例を示す平面図。 図1A〜図1Cに示した無線ICタグの変形例を示す平面図。 第2の実施形態に係る無線タグの初期状態を示す平面図。 誘電体シールの剥離を説明する図。 図1A〜図1Cに示した無線ICタグの別の変形例を示す平面図。
符号の説明
10・10A…無線ICタグ、12…基材、14…ICチップ(メモリーチップ)、16…ベースアンテナ、18・18a…アンテナシール、20…アンテナ、22a・22b・22c…ミシン目、24a・24b・24c・24d・24e…領域、30…無線ICタグ、32…誘電体シール、34…アンテナ、36a・36b…スリット、38a・38b・38c…領域、40…無線ICタグ、42…アンテナシール。

Claims (7)

  1. 電波を送受信するためのアンテナを備えた無線ICタグであって、
    前記アンテナは、ベースアンテナ部と、
    前記ベースアンテナ部に接続され、前記アンテナの共振周波数を既知の使用電波の周波数に適合させるための表示が付され、剥離自在に構成されたアンテナシール部を有し、
    前記表示にしたがって前記アンテナシール部の一部または全部を剥離することができることを特徴とする無線ICタグ。
  2. 前記アンテナシール部には、前記表示にしたがってその一部を剥離するためのミシン目またはスリットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無線ICタグ。
  3. 前記アンテナシール部は、前記ミシン目またはスリットにより仕切られた領域ごとに色分けされていることを特徴とする請求項2に記載の無線ICタグ。
  4. 電波を送受信するためのアンテナを備えた無線ICタグであって、
    前記アンテナは、ベースアンテナ部と、該ベースアンテナ部に接続されるとともに前記アンテナの共振周波数を既知の使用電波の周波数に適合させるための表示が付された剥離自在な誘電体シール部とを有したことを特徴とする無線ICタグ。
  5. 前記誘電体シール部には、前記表示にしたがってその一部を剥離するためのミシン目またはスリットが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の無線ICタグ。
  6. 前記誘電体シール部は、前記ミシン目またはスリットにより仕切られた領域ごとに色分けされていることを特徴とする請求項5に記載の無線ICタグ。
  7. 電波を送受信するアンテナに剥離自在な誘電体シールが接続されて成る無線ICタグの読み取り方法であって、
    無線ICタグの情報の読み取り地域における使用電波の周波数を確認し、
    前記アンテナの共振周波数を該使用電波の周波数に適合するように前記誘電体シールの一部または全部を剥離する、
    ことを特徴とする無線ICタグの読み取り方法。
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