JP2007235239A - 画像処理装置,画像表示装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像撮影時に画像を公開する範囲を決定する情報を付与し,撮影された画像にアクセスする際には画像に付与された公開範囲に従ってアクセスの可否を決定することができる画像処理装置および画像処理方法を提供する.
【解決手段】画像を撮像する撮像部11と,前記撮像部で撮像された画像の公開範囲を決定する公開範囲決定部12と,前記公開範囲決定部で定められた公開範囲に関する情報を,前記撮影された画像にメタデータとして付与する情報付与部13と,前記撮像部で撮影された画像を記録するための記録媒体15と,前記記録媒体の動作を制御する記録制御部14とを備える.
【選択図】図1
【解決手段】画像を撮像する撮像部11と,前記撮像部で撮像された画像の公開範囲を決定する公開範囲決定部12と,前記公開範囲決定部で定められた公開範囲に関する情報を,前記撮影された画像にメタデータとして付与する情報付与部13と,前記撮像部で撮影された画像を記録するための記録媒体15と,前記記録媒体の動作を制御する記録制御部14とを備える.
【選択図】図1
Description
本発明は,画像撮影時に撮影された画像を公開する範囲を設定でき,公開を認める相手のみが当該画像を閲覧可能とするカメラおよびカメラシステムに関する。
常時装着型のデバイスによる「ウェアラブル・コンピューティング」という考え方が提唱されている。特許文献1には,カメラやマイクなどのセンサから情報を取得し,イベントごとに重要度を定義して記録する,人間の記憶と想起を補助するためのウェアラブル機器の構成が開示されている。
また,近年のネットワーク環境の整備に伴い,デジタルカメラで撮影された画像をサーバーにアップロードした画像を大勢で閲覧する,といった行為も一般的に行われるようになっている。
また,近年のネットワーク環境の整備に伴い,デジタルカメラで撮影された画像をサーバーにアップロードした画像を大勢で閲覧する,といった行為も一般的に行われるようになっている。
しかし,このような常時装着,常時撮影型のカメラ(以下,ウェアラブルカメラと表記)の撮影画像をそのまま大勢に公開しようとすると,写っている被写体の肖像権の問題が生じる可能性がある。例えば美術館などにおいては権利保護などのために写真の撮影を禁止しているところも多い。また,ウェアラブルカメラによって撮影される画像は,装着者のプライバシーを大きく反映したものであるため,例えば「今回の旅行の写真は友人以外には見せたくない」といった形で公開範囲の制限を設けたい場合もある。これらの課題に対して,特許文献2には,位置計測手段を備え,端末が所定の位置にある場合にその機能を切り替えることができる移動端末の構成が開示されている。特許文献2に記載の構成によれば,例えば美術館などに入ったことを位置情報により判定し,ウェアラブルカメラを撮影禁止モードに変更する,などの対応が可能になる。
特開2003−304486号公報
特開2003−087400号公報
しかし,特許文献2に記載の方法をウェアラブルカメラに適用した場合,画像を撮影する時の機能を設定することはできるが,撮影後の画像に対して何らかの設定を行う方法については開示されていない。従って,例えば「最初は友人にだけ見せておいて,ある程度時間がたったら部外者の人でも見ることができるようにする」などといったような,後になって撮影された画像の公開範囲を変更するという枠組みは,特許文献2に記載の方法では提供されない。従って,撮影された画像の一枚ごとに設定をしなおす必要があり,特に常時撮影を前提としているウェアラブルカメラにおいてはこのような手続きは不可能に近いと考えられる。また,ある場所で撮影禁止モードになっていた場合,そこでは画像が撮影されないため,後になって何らかの理由で撮影禁止が解除された場合にそこで撮影されていたはずの画像を見直す,ということはそもそも画像が撮影されていないため根本的に不可能である。
本発明は上記事由を鑑みてなされたものであり,その目的は画像撮影時に画像を公開する範囲を決定する情報を付与し,撮影された画像にアクセスする際には画像に付与された公開範囲に従ってアクセスの可否を決定することができる画像処理装置および画像処理方法,ならびにこれらのアクセス条件に従って画像処理装置によって撮影された画像を表示する画像表示装置を提供することである。
なお,本発明は上記画像処理装置および画像表示装置として実現することができるだけでなく,上記画像処理装置および画像表示装置が備える特徴的な手段をステップとする画像処理方法および画像表示方法として実現してもよく,それらのステップをパソコンなどのコンピュータで実現させるためのプログラムとして実現してもよい。そのようなプログラムをCD−ROMなどの記録媒体や,インターネットに代表される通信媒体を通じて配信できることは言うまでもない。
請求項1に記載の画像処理装置は,画像を撮像する撮像部と,前記撮像部で撮像された画像の公開範囲を決定する公開範囲決定部と,前記公開範囲決定部で定められた公開範囲に関する情報を,前記撮影された画像にメタデータとして付与する情報付与部と,前記撮像部で撮影された画像を記録するための記録媒体と,前記記録媒体の動作を制御する記録制御部とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば,画像を撮影すると同時に画像の公開範囲を制御することが可能であり,特に常時撮影を前提とするウェアラブルカメラにおいては大量の画像に対して機器側の容易な操作で公開範囲を設定できる。
本発明の画像処理装置では,画像を撮影すると同時に画像の公開範囲を制御することが可能であり,特に常時撮影を前提とするウェアラブルカメラにおいては大量の画像に対して機器側の容易な操作で公開範囲を設定できるため,その利便性を大きく向上させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置10の機能ブロック図である。
この画像処理装置10は,撮像部11,公開範囲決定部12,情報付与部13,記録制御部14,記録媒体15,通信部16,および公開可否判断部17を備える。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置10の機能ブロック図である。
この画像処理装置10は,撮像部11,公開範囲決定部12,情報付与部13,記録制御部14,記録媒体15,通信部16,および公開可否判断部17を備える。
撮像部11は画像を撮影する部分であり,レンズや撮像素子などで構成され,一般のカメラにおける撮像機能を担う構成要素と同等の機能を有する。
公開範囲決定部12は撮像部11によって撮影された画像を誰に対して公開してよいかを決定するための手段で,例えば画像処理装置10に備え付けられたスライド式のスイッチやボタンなどの形で実現される。
公開範囲決定部12は撮像部11によって撮影された画像を誰に対して公開してよいかを決定するための手段で,例えば画像処理装置10に備え付けられたスライド式のスイッチやボタンなどの形で実現される。
図2は公開範囲決定部12の概観の一例である。図2はスライド式のスイッチで公開範囲を切り替えることができ,自分自身のみに対して公開可能とする“private”モードと,すべてのユーザーに対して公開可能とする“public”モードがあり,その間に2つのレベル“Level1”と“Level2”がある。この“Level1”と“Level2”は使用者によって公開範囲を設定することが可能である。例えば“Level1”を「家族」に割り当て,“Level2”を「友人」に割り当てることで,撮影時にスイッチが“Level1”に設定されている場合には,撮影された画像は家族のみが閲覧可能となる。
ここで設定できる公開範囲は画像撮影後にも変更可能であり,これによって公開範囲の動的な変更が可能となる。
なお,この例では“private”モードと“public”モードの間には2つのレベルが設けられているが,本発明を実施するにあたり設けるレベルの数はこの例に制限されない。また,自分自身を含むすべてのユーザーに対して公開できない,というレベルを設けてもよい。このレベルが割り当てられた画像は閲覧することができず,撮影を禁止するのとほぼ同様の役割を果たすことが出来る。しかも画像の実体は存在するので,後になって公開範囲が変更になっても対応することができる。
なお,この例では“private”モードと“public”モードの間には2つのレベルが設けられているが,本発明を実施するにあたり設けるレベルの数はこの例に制限されない。また,自分自身を含むすべてのユーザーに対して公開できない,というレベルを設けてもよい。このレベルが割り当てられた画像は閲覧することができず,撮影を禁止するのとほぼ同様の役割を果たすことが出来る。しかも画像の実体は存在するので,後になって公開範囲が変更になっても対応することができる。
また,設定するレベル間に包含関係を持たせてもよい.包含関係が存在する場合,例えば“Level1”で公開の対象となっている人は“Level2”でも公開の対象となる。
また,この例では公開範囲の最も狭い形態である“private”モードと最も広い形態である“public”モードをあらかじめ設定しているが,公開範囲設定部12で設定できるすべてのレベルを使用者が決定するようにしてもよい。
なお,図2で示した形状はあくまで一例であり,例えばボタンを押下することでレベルが切り替わるような構成にするなど,他の構成を取ることも可能である。
また,この例では公開範囲の最も狭い形態である“private”モードと最も広い形態である“public”モードをあらかじめ設定しているが,公開範囲設定部12で設定できるすべてのレベルを使用者が決定するようにしてもよい。
なお,図2で示した形状はあくまで一例であり,例えばボタンを押下することでレベルが切り替わるような構成にするなど,他の構成を取ることも可能である。
また,公開範囲は離散的なレベルとして設定してもよく,本人との関係を距離として数値で表現し,その数値の大小関係を元に公開範囲を決定してもよい。
図3はスライド式のスイッチで本人からの距離を調節することで公開範囲を決定することができる,公開範囲決定部12の概観の一例である。
まずはじめに,各ユーザーと本人との距離dを求める。この距離は画像処理装置10の使用者が直接指定することができる。使用者は各ユーザーとの関係を考慮してそれぞれの距離を定め,画像処理装置10に入力する。このようにして決定された距離dを数直線上にプロットした結果は図3(a)のようになる。図3(a)ではユーザーA,B,C,・・・,Kについての距離をプロットしており,数直線上で原点に近いほど,そのユーザーとの関係が近いことを表す。なお,距離dが取り得る値の内最も大きな値は,登録されていない者を含むすべてのユーザーに対して公開可能であることを示す特殊な値とする。また,距離dが取り得る値の内最も小さな値は,自分自身を含むすべてのユーザーに対して公開されない状態を表す特殊な値とする。例えば,距離dが画像処理装置10の内部で16bitの符号なし整数として表現されている場合,dの値が65535であればすべてのユーザーに対して公開可能となり,0であればすべてのユーザーに対して公開不能となる。無論ここに挙げた距離dの表現形式は一例に過ぎず,浮動小数点形式を含む他の表現形式を取ることができる。また,これらすべてのユーザーに対して公開可能,公開不能を示す特殊な値についても,ここに挙げた値は一例に過ぎず,距離の値とは別にこれらの状態を管理するフラグを用意するなど,他の表現形式を取ることができる。
図3はスライド式のスイッチで本人からの距離を調節することで公開範囲を決定することができる,公開範囲決定部12の概観の一例である。
まずはじめに,各ユーザーと本人との距離dを求める。この距離は画像処理装置10の使用者が直接指定することができる。使用者は各ユーザーとの関係を考慮してそれぞれの距離を定め,画像処理装置10に入力する。このようにして決定された距離dを数直線上にプロットした結果は図3(a)のようになる。図3(a)ではユーザーA,B,C,・・・,Kについての距離をプロットしており,数直線上で原点に近いほど,そのユーザーとの関係が近いことを表す。なお,距離dが取り得る値の内最も大きな値は,登録されていない者を含むすべてのユーザーに対して公開可能であることを示す特殊な値とする。また,距離dが取り得る値の内最も小さな値は,自分自身を含むすべてのユーザーに対して公開されない状態を表す特殊な値とする。例えば,距離dが画像処理装置10の内部で16bitの符号なし整数として表現されている場合,dの値が65535であればすべてのユーザーに対して公開可能となり,0であればすべてのユーザーに対して公開不能となる。無論ここに挙げた距離dの表現形式は一例に過ぎず,浮動小数点形式を含む他の表現形式を取ることができる。また,これらすべてのユーザーに対して公開可能,公開不能を示す特殊な値についても,ここに挙げた値は一例に過ぎず,距離の値とは別にこれらの状態を管理するフラグを用意するなど,他の表現形式を取ることができる。
なお,距離を定義できるユーザー数については図3の例に限定されず,画像処理装置10の処理能力が許す限りにおいて任意のユーザー数を定義してもよい。
なお,距離dは画像処理装置10の使用者が直接入力する代わりに,家族や友人などといった関係などの情報を元に自動的に算出してもよい。
なお,あるユーザーとの距離を決定する際,画像処理装置10の使用者は数値を直接入力する代わりに数直線上の点を指定し,その点があらわす距離をそのユーザーに割り当ててもよい。また,距離を決定するための操作は画像処理装置10上で行ってもよく,PCなど外部の機器によって設定した距離情報を入力してもよい。画像処理装置10上で操作を行う場合,画像処理装置10は距離情報を入力するための手段を別途備えるものとする。
なお,距離dは画像処理装置10の使用者が直接入力する代わりに,家族や友人などといった関係などの情報を元に自動的に算出してもよい。
なお,あるユーザーとの距離を決定する際,画像処理装置10の使用者は数値を直接入力する代わりに数直線上の点を指定し,その点があらわす距離をそのユーザーに割り当ててもよい。また,距離を決定するための操作は画像処理装置10上で行ってもよく,PCなど外部の機器によって設定した距離情報を入力してもよい。画像処理装置10上で操作を行う場合,画像処理装置10は距離情報を入力するための手段を別途備えるものとする。
次に,以上の操作によって決定された距離dを元に,公開範囲を決定する方法について説明する。撮影される画像に例えばスイッチを図3(b)の位置に設定したとすると,このスイッチの位置に対応する数直線上の値としてαが選択される。この時撮影される写真は,距離がαよりも小さいユーザーA,B,C,Dおよび自分自身に対して公開可能となり,残りのユーザーE,F,G,H,I,J,Kおよび登録されていないユーザーには公開されない。同様に,スイッチを図3(c)の位置に設定したとすると,このスイッチの位置に対応する数直線上の値としてβが選択される。この時撮影される写真は,距離がβよりも小さいユーザーA,B,C,D,E,F,Gおよび自分自身に対して公開可能となり,残りのユーザーH,I,J,Kおよび登録されていないユーザーには公開されない。
なお,公開範囲を公開範囲決定部12以外の外部からの情報に従って決定してもよい。例えば特定の場所などでは強制的にすべてのユーザーに対して公開不能にすることで,画像の撮影を事実上禁止させることができる。
情報付与部13は撮像部11で撮影された画像に対して,公開範囲決定部12によって指定された公開範囲に関する情報をメタデータとして付与する。公開範囲がレベルの形で定義されている場合にはそのレベルを,公開範囲が各ユーザーとの距離の形で定義されている場合には距離情報を付与する。なお,メタデータの形式としてEXIF(Exchangeable Image File Format)やMPEG(Moving Picture Expert Group)7,MPEG21といった標準規格が存在しており,これらの規格に従う形でメタデータを付与することができる。
情報付与部13は撮像部11で撮影された画像に対して,公開範囲決定部12によって指定された公開範囲に関する情報をメタデータとして付与する。公開範囲がレベルの形で定義されている場合にはそのレベルを,公開範囲が各ユーザーとの距離の形で定義されている場合には距離情報を付与する。なお,メタデータの形式としてEXIF(Exchangeable Image File Format)やMPEG(Moving Picture Expert Group)7,MPEG21といった標準規格が存在しており,これらの規格に従う形でメタデータを付与することができる。
なお,メタデータの形式はここに挙げた例に制限されることはなく,それ以外の標準規格や独自規格であってもよい。また,メタデータを画像データ内に透かしとして埋め込んでもよい。
なお,メタデータとして画像が撮影された位置や時刻,撮影者のIDなど撮影された画像の諸元を示す情報を埋め込んでもよい。これらの諸元は画像を検索する際に利用することができる。
なお,メタデータとして画像が撮影された位置や時刻,撮影者のIDなど撮影された画像の諸元を示す情報を埋め込んでもよい。これらの諸元は画像を検索する際に利用することができる。
記録制御部14は情報付与部13によってメタデータを付与された画像を記録媒体15に記録する機能,および記録媒体15から画像を読みだす機能を有する。記録媒体の種類として,ハードディスクに代表される磁気メディアや,フラッシュメモリに代表される半導体メディアなどが挙げられる。
なお,記録媒体15は画像処理装置10の外部に存在してもよい。この場合は通信部16を介して記録を行う。
なお,記録媒体15は画像処理装置10の外部に存在してもよい。この場合は通信部16を介して記録を行う。
なお,記録媒体15に画像データを記録する際に,暗号化した上で記録を行ってもよい。この場合,アクセス要求が適切なものであれば,暗号化された画像を復号して表示する。
通信部16は記録媒体15に記録されている画像に対する外部からのアクセス要求を受信したり,外部にある記憶媒体に画像データを送信するなど,外部との通信を行う。
通信部16は記録媒体15に記録されている画像に対する外部からのアクセス要求を受信したり,外部にある記憶媒体に画像データを送信するなど,外部との通信を行う。
公開可否判定部17は,通信部16を介して送られる外部からのアクセス要求に対して,画像を公開してもよいか否かを判定する。公開可否判定部17は,公開範囲決定部12によって指定される公開範囲のレベルと,アクセス要求の発信者を特定するIDとを関連付けるためのデータベース18を有する。図4はデータベース18の一例を表す模式図である。データベース18にはレベルごとにアクセスを許可するIDが記録されたテーブルが収められており,テーブルに記載されたIDに対しては画像を公開する。すべての人に対して公開を許可する場合には,個別のIDの代わりに任意のIDと合致する記号(図中では“everyone”と記載)をテーブルに記載する。
なお,レベル間に包含関係がある場合には複数のレベルで共通するIDが存在することになるが,テーブル内にこれらの共通するIDを記録する際には各レベルごとに共通するIDを記録してもよく,包含関係の最も内側にある最上位のレベルにだけIDを記録してもよい。図5はこれらの関係を示す模式図である。図5(a)に示すように,“Level1” が示す範囲は“Level2”が示す範囲に完全に包含されており,“Level1”に属するIDとして“△△△・・・”というものがあるとする。包含関係が示すとおり,これは“Level2”にも属している。図5(b)は共通して存在するIDを最上位である“Level1”のみ記録した場合,図5(c)は共通して存在するIDをそれぞれのレベルに重複して記録した場合のテーブル構成の模式図である。これらのIDの記録方法に従って,後述する公開可否の判定方法の具体的な手順が一部異なってくる。
なお,公開範囲のレベルが距離の形で表現されている場合には,データベース18には登録されているIDとそのIDに割り当てられている距離の組が記録される。
なお,このデータベース18に記録されているレベルとIDの関連付けは画像撮影後に変更可能であり,これによって,特定のレベル単位での公開範囲の一括変更が可能となる。
なお,このデータベース18に記録されているレベルとIDの関連付けは画像撮影後に変更可能であり,これによって,特定のレベル単位での公開範囲の一括変更が可能となる。
また,公開可否判定部17において,指定されたレベルごとの閲覧の可否を判定すると共に,加工や再配布の制限など,他の行為についての可否判定を行ってもよい。これらの情報は公開の可否と同様に定義することが可能であり,撮影された画像に対してより細かいレベルでの管理が可能となる。
画像の閲覧を要求するアクセス要求に対して,そのアクセス要求に応えて画像の閲覧を許可するか否かを判断する処理について説明する。
図6は公開可否を判定する処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに,通信部16を介してアクセスしたい画像のファイル名と,アクセス要求者のIDからなるアクセス要求を受信する(ステップS100)。
なお,アクセス要求の内,ファイル名は必ずしも指定しなくてもよい。ファイル名を指定しない場合は画像処理装置10内の記録媒体15に記録されているすべての画像に対するアクセス要求と等価であると判断する。また,ファイル名は複数同時に指定することができる。
画像の閲覧を要求するアクセス要求に対して,そのアクセス要求に応えて画像の閲覧を許可するか否かを判断する処理について説明する。
図6は公開可否を判定する処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに,通信部16を介してアクセスしたい画像のファイル名と,アクセス要求者のIDからなるアクセス要求を受信する(ステップS100)。
なお,アクセス要求の内,ファイル名は必ずしも指定しなくてもよい。ファイル名を指定しない場合は画像処理装置10内の記録媒体15に記録されているすべての画像に対するアクセス要求と等価であると判断する。また,ファイル名は複数同時に指定することができる。
次に,公開可否判定部17は,記録制御部14を介して,アクセス要求のあった画像に付与されている公開範囲レベルを読み出す(ステップS101)。
最後に,読み出された公開範囲レベルを元にデータベース18中のテーブルを参照し,送られているIDが読み出された公開範囲レベルにおいて公開可能な対象となっているか否かを判定する(ステップS102)。具体的にはテーブルの中から読み出された公開範囲レベルに該当する行に,送られているIDに該当するものが含まれているかを判定する。
なお,レベル間に包含関係がある場合,ステップS102における処理はテーブルの記載形式に従って変化する。複数のレベルで共通するIDをそれぞれのレベルごとに重複して記録している場合,ステップS102ではテーブル中の読み出されたレベルの要素のみを参照すればよい。しかし,最上位のレベルにだけIDが付与されている場合には,読み出されたレベルの要素に加えて,それよりも上位のレベルの要素も参照する必要がある。この場合,最上位のレベルの要素まですべて参照し終わるか,該当するIDが含まれたテーブルに当たるまで処理を続ける。
最後に,読み出された公開範囲レベルを元にデータベース18中のテーブルを参照し,送られているIDが読み出された公開範囲レベルにおいて公開可能な対象となっているか否かを判定する(ステップS102)。具体的にはテーブルの中から読み出された公開範囲レベルに該当する行に,送られているIDに該当するものが含まれているかを判定する。
なお,レベル間に包含関係がある場合,ステップS102における処理はテーブルの記載形式に従って変化する。複数のレベルで共通するIDをそれぞれのレベルごとに重複して記録している場合,ステップS102ではテーブル中の読み出されたレベルの要素のみを参照すればよい。しかし,最上位のレベルにだけIDが付与されている場合には,読み出されたレベルの要素に加えて,それよりも上位のレベルの要素も参照する必要がある。この場合,最上位のレベルの要素まですべて参照し終わるか,該当するIDが含まれたテーブルに当たるまで処理を続ける。
次に,画像処理装置10内の画像に対してアクセス要求を送信し,画像を表示する手続きについて説明する。
図7は画像表示装置20の構成図である。
この画像表示装置20は,条件指定部21,通信部22および表示部23を備える。
条件指定部21は閲覧したい画像の条件を指定する部分であり,入力インターフェースを介して条件を入力する。指定する条件として,画像が撮影された位置範囲や時間,画像処理装置10の装着者を特定するためのID,画像に付与されているメタデータなどが挙げられる。なお,これらの条件は単独で指定してもよく,組み合わせて指定してもよい。
図7は画像表示装置20の構成図である。
この画像表示装置20は,条件指定部21,通信部22および表示部23を備える。
条件指定部21は閲覧したい画像の条件を指定する部分であり,入力インターフェースを介して条件を入力する。指定する条件として,画像が撮影された位置範囲や時間,画像処理装置10の装着者を特定するためのID,画像に付与されているメタデータなどが挙げられる。なお,これらの条件は単独で指定してもよく,組み合わせて指定してもよい。
通信部22は条件指定部21で指定された条件やアクセス要求の発信者のIDなどを外部のネットワークに送信する,画像データを受信するなど,外部との通信を行う。
表示部23は送られてきた画像や条件指定部21の条件入力画面を表示する部分である。
本発明に係る画像処理装置および画像表示装置を利用した画像へのアクセス方法を,図8を用いて説明する。
表示部23は送られてきた画像や条件指定部21の条件入力画面を表示する部分である。
本発明に係る画像処理装置および画像表示装置を利用した画像へのアクセス方法を,図8を用いて説明する。
画像表示装置100および画像処理装置110はそれぞれ通信部を介してインターネットなどのネットワーク150に接続している。
なお,それぞれの機器をネットワーク150に接続するための交換機などを,別途ネットワーク150上に設けてもよい。
画像表示装置100は条件指定部によって指定された条件を元に,画像処理装置110に対して,画像とアクセス要求の送信者を特定するためのIDの組であるアクセス要求を,ネットワーク150を介して送信する。
なお,それぞれの機器をネットワーク150に接続するための交換機などを,別途ネットワーク150上に設けてもよい。
画像表示装置100は条件指定部によって指定された条件を元に,画像処理装置110に対して,画像とアクセス要求の送信者を特定するためのIDの組であるアクセス要求を,ネットワーク150を介して送信する。
画像処理装置110はアクセス要求を受信し,公開可否判定部によって要求のあった画像が送信者に対して公開可能であるか否かを判定し,公開可能であれば画像データをネットワーク150を介して送信する。また,公開不能である場合にはその旨を通知するメッセージを送信する。
最後に,画像表示装置100は表示部を介して送信された画像か,指定された条件に合致してかつ公開可能な画像がなかった旨を表示する。
最後に,画像表示装置100は表示部を介して送信された画像か,指定された条件に合致してかつ公開可能な画像がなかった旨を表示する。
なお,画像処理装置110は撮影した画像および公開範囲のレベルとIDを関連付けるためのテーブルを,ネットワーク150に接続されているサーバ120に保存してもよい。この場合,画像表示装置110はサーバ120に対してアクセス要求を送信する。
なお,図8ではネットワーク150に対して1台の画像処理装置が接続されているが,画像処理装置の台数は1台に限定されず,画像処理装置がネットワーク150上に複数台接続されていてもよい。
なお,図8ではネットワーク150に対して1台の画像処理装置が接続されているが,画像処理装置の台数は1台に限定されず,画像処理装置がネットワーク150上に複数台接続されていてもよい。
条件指定として位置範囲を設定し,指定した位置範囲にあって,なおかつアクセス要求に対して公開可能となっている画像を表示するための処理について説明する。
図9は処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに,画像を表示したい位置や撮影された時刻などの条件を設定する(ステップS200)。
図9は処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに,画像を表示したい位置や撮影された時刻などの条件を設定する(ステップS200)。
図10は条件を入力する画面の例である。画像表示装置20は表示部23を介して画面200を表示する。画面200は位置を指定するための地図201を備え,地図中の丸で囲まれた範囲で撮影された画像があるか,具体的にはそのような画像を保持している画像処理装置がネットワーク上に存在するかどうかを問い合わせる。指定した位置範囲の情報は,条件指定部21によって最終的には緯度経度などの情報に変換され,通信部22を介して送信される。画面200は地図201の縮尺を変更するバー202を備え,バーの上下によって表示される地図201の縮尺を変更することができる。
また,画面200は撮影者を特定するためのIDを指定するインターフェース203も備えている。特に撮影者を指定しない場合は「任意」を,例えば友人の端末の画像を見たい,などのように特定の撮影者を指定したい場合は「指定」を選択し,撮影者のIDを入力する。
加えて,同画面は画像が撮影された時刻を指定するインターフェース204も備えている。これも特に時刻を指定しない場合は「任意」を,時刻を指定する場合は「指定」を選択し,指定する時刻を入力する。また,「ライブ」はその地点での最新の画像を指定するもので,指定した位置にある端末をライブカメラ的に利用することができる。
加えて,同画面は画像が撮影された時刻を指定するインターフェース204も備えている。これも特に時刻を指定しない場合は「任意」を,時刻を指定する場合は「指定」を選択し,指定する時刻を入力する。また,「ライブ」はその地点での最新の画像を指定するもので,指定した位置にある端末をライブカメラ的に利用することができる。
最後に,条件の指定が完了したら,ボタン205を押すことで操作を完了する。
なお,画面200を操作するに当たって,画像表示装置20はマウスやキーボード,タッチパネルなどの入力インターフェースを備えてもよい。
なお,画面200は表示の一例であり,これらに限定されることを意図したものでないことは言うまでもない。また,この例で示している入力情報の例はあくまで一例であり,これらに限定されることを意図したものでないことは言うまでもない。
なお,画面200を操作するに当たって,画像表示装置20はマウスやキーボード,タッチパネルなどの入力インターフェースを備えてもよい。
なお,画面200は表示の一例であり,これらに限定されることを意図したものでないことは言うまでもない。また,この例で示している入力情報の例はあくまで一例であり,これらに限定されることを意図したものでないことは言うまでもない。
次に,ステップS200で指定された条件を元に,画像表示装置20はネットワーク上から指定された条件に合致する画像を保持する画像処理装置10が存在するかどうかを確認し,存在する場合には画像処理装置10は該当するファイル名の一覧を画像表示装置20に送信し,画像表示装置20は該当する端末に対して指定された画像のファイル名とアクセス要求の送信者を特定するIDの組であるアクセス要求を送信する(ステップS202)。指定された条件に合致する画像を保持する端末がネットワーク上に存在しない場合,画像表示装置20は指定された条件に合致する画像を保持する端末がネットワーク上に存在しない旨を示すメッセージを,画像表示装置20の利用者に対して通知し,処理を終了する(ステップS203)。
なお,指定された条件に合致する画像を保持する端末がネットワーク上に複数存在する場合,画像表示装置20はそれらの端末すべてにアクセス要求を送信してもよく,いずれか一部の端末にのみアクセス要求を送信してもよい。さらに条件の絞込みを行うよう画像表示装置20の利用者に通知してもよい。
次いで,画像処理装置10はアクセス要求を受信し,指定された画像の公開範囲レベルを元に,各画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能か否かを判定する(ステップS204,ステップS205)。
次いで,画像処理装置10はアクセス要求を受信し,指定された画像の公開範囲レベルを元に,各画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能か否かを判定する(ステップS204,ステップS205)。
アクセス要求のあった画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能である場合,画像処理装置10は通信部を介して画像データを画像表示装置20に送信し,画像表示装置20は送られてきた画像を表示する(ステップS206)。
アクセス要求のあった画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能でない場合,画像処理装置10はアクセス要求のあった画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能でない旨を通知するメッセージを画像表示装置20に対して送信し,画像表示装置20は送信されたメッセージに基づき,画像表示装置20の利用者に画像が表示できない旨を通知する(ステップS207)。
アクセス要求のあった画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能でない場合,画像処理装置10はアクセス要求のあった画像がアクセス要求の送信者に対して公開可能でない旨を通知するメッセージを画像表示装置20に対して送信し,画像表示装置20は送信されたメッセージに基づき,画像表示装置20の利用者に画像が表示できない旨を通知する(ステップS207)。
なお,画像が公開可能でない場合,画像表示装置20は画像が表示できない旨を通知する代わりに,指定された条件に合致する画像を保持する端末がネットワーク上に存在しない旨を通知してもよい。画像が表示できない旨を通知するということは,指定された条件に合致する画像が存在していることを画像表示装置20の利用者に知らしめることになり,セキュリティやプライバシーの面で問題になる可能性があるためである。
本発明の画像処理装置および画像処理方法は,撮影された画像を限られた相手に対して公開することがある場合に,その公開範囲を制御するための装置および方法として有用であり,デジタルスチルカメラをはじめとする撮像装置,特に常時撮影を前提とするような撮像装置に適用可能である。
10・・・画像処理装置
11・・・撮像部
12・・・公開範囲決定部
13・・・情報付与部
14・・・記録制御部
15・・・記録媒体
16・・・通信部
17・・・公開可否判定部
18・・・データベース
11・・・撮像部
12・・・公開範囲決定部
13・・・情報付与部
14・・・記録制御部
15・・・記録媒体
16・・・通信部
17・・・公開可否判定部
18・・・データベース
Claims (34)
- 画像を撮像する撮像部と,前記撮像部で撮像された画像の公開範囲を決定する公開範囲決定部と,前記公開範囲決定部で定められた公開範囲に関する情報を,前記撮影された画像にメタデータとして付与する情報付与部と,前記撮像部で撮影された画像を記録するための記録媒体と,前記記録媒体の動作を制御する記録制御部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
- 前記公開範囲決定部がスライド式のスイッチで,前記スイッチによって公開範囲を切り替えることを特徴とする,請求項1に記載の画像処理装置。
- さらにネットワークとの通信を行う通信部と,前記ネットワークより送信されるアクセス要求に基づいて,前記記録媒体に記録されている画像が公開可能であるかを判断する公開可否判断部と,前記公開範囲と視聴者を特定するIDとを対応付けるデータベースとを備えることを特徴とする,請求項1乃至2のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記受信部が前記記録媒体に記録されている画像へのアクセスを希望する者を特定するIDを含むアクセス要求を受信し,前記アクセス情報に含まれるIDに対応付けられた公開範囲を前記データベースより検索し,前記検索された公開範囲と前記画像に付与された公開範囲とを比較し,前記画像が前記IDに対して公開可能である時,前記IDからの前記画像へのアクセスを許可することを特徴とする,請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記公開範囲が複数のレベルから構成され,前記公開範囲決定部は前記レベルを切り替えることで前記撮影される画像の公開範囲を決定することを特徴とする,請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記レベルが包含関係を有し,あるレベルにおいて公開可能となっている画像はそのレベルを包含しているレベルにおいても公開可能となることを特徴とする,請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記公開範囲が前記画像の撮影者との距離として構成され,前記公開範囲決定部は前記距離を切り替えることで前記撮影される画像の公開範囲を決定することを特徴とする,請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記距離が前記画像の撮影者との関係に基づいて自動的に決定されることを特徴とする,請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記通信部が前記公開範囲に関する情報を受信し,前記受信した公開範囲に関する情報を,前記情報付与部によって付与することを特徴とする,請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記通信部が前記公開範囲に関する情報を受信し,前記記録媒体に記録されている画像の前記公開範囲に関する情報を,前記受信した情報に書き換えることが可能であることを特徴とする,請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 画像を撮像する撮像手段と,前記撮像手段で撮像された画像の公開範囲を決定する公開範囲決定手段と,前記公開範囲決定手段で定められた公開範囲に関する情報を,前記撮影された画像にメタデータとして付与する情報付与手段と,前記撮像手段で撮影された画像を記録するための記録媒体と,前記記録媒体の動作を制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする画像処理方法。
- 前記公開範囲決定手段がスライド式のスイッチで,前記スイッチによって公開範囲を切り替えることを特徴とする,請求項11に記載の画像処理方法。
- さらにネットワークとの通信を行う通信手段と,前記ネットワークより送信されるアクセス要求に基づいて,前記記録媒体に記録されている画像が公開可能であるかを判断する公開可否判断手段と,前記公開範囲と視聴者を特定するIDとを対応付けるデータベースとを備えることを特徴とする,請求項11乃至12のいずれか一項に記載の画像処理方法。
- 前記受信手段が前記記録媒体に記録されている画像へのアクセスを希望する者を特定するIDを含むアクセス要求を受信し,前記アクセス情報に含まれるIDに対応付けられた公開範囲を前記データベースより検索し,前記検索された公開範囲と前記画像に付与された公開範囲とを比較し,前記画像が前記IDに対して公開可能である時,前記IDからの前記画像へのアクセスを許可することを特徴とする,請求項に記載の画像処理方法。
- 前記公開範囲が複数のレベルから構成され,前記公開範囲決定手段は前記レベルを切り替えることで前記撮影される画像の公開範囲を決定することを特徴とする,請求項のいずれか一項に記載の画像処理方法。
- 前記レベルが包含関係を有し,あるレベルにおいて公開可能となっている画像はそのレベルを包含しているレベルにおいても公開可能となることを特徴とする,請求項に記載の画像処理方法。
- 前記公開範囲が前記画像の撮影者との距離として構成され,前記公開範囲決定手段は前記距離を切り替えることで前記撮影される画像の公開範囲を決定することを特徴とする,いずれか一項に記載の画像処理方法。
- 前記距離が前記画像の撮影者との関係に基づいて自動的に決定されることを特徴とする,請求項に記載の画像処理方法。
- 前記通信手段が前記公開範囲に関する情報を受信し,前記受信した公開範囲に関する情報を,前記情報付与手段によって付与することを特徴とする,いずれか一項に記載の画像処理方法。
- 前記通信手段が前記公開範囲に関する情報を受信し,前記記録媒体に記録されている画像の前記公開範囲に関する情報を,前記受信した情報に書き換えることが可能であることを特徴とする,請求項に記載の画像処理方法。
- 閲覧したい画像の条件を指定する条件指定部と,指定した条件を元に前記画像処理装置に対するアクセス要求を送信する通信部と,画像を表示するための表示部を備える画像表示装置であり,前記画像処理装置に記録されている画像のうち,前記条件指定部で指定した条件に合致し,かつ前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能である場合,それを表示することを特徴とする画像表示装置。
- 前記条件指定部で指定する条件は,画像が撮影された位置であることを特徴とする,請求項に記載の画像表示装置。
- 前記条件指定部で指定する条件は,画像が撮影された日時であることを特徴とする,請求項に記載の画像表示装置。
- 前記条件指定部で指定する条件は,画像の撮影者を特定するIDであることを特徴とする,請求項に記載の画像表示装置。
- 前記条件指定部で指定する条件は,前記条件の組み合わせであることを特徴とる,請求項に記載の画像表示装置。
- 前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能でない場合,前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能でない旨を,前記アクセス要求の送信者に通知することを特徴とする,請求項に記載の画像表示装置。
- 前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能でない場合,前記指定した条件に合致する画像が存在しなかったことを前記アクセス要求の送信者に通知することを特徴とする,請求項に記載の画像表示装置。
- 閲覧したい画像の条件を指定する条件指定手段と,指定した条件を元に前記画像処理装置に対するアクセス要求を送信する通信手段と,画像を表示するための表示手段を備える画像表示方法であり,前記画像処理装置に記録されている画像のうち,前記条件指定手段で指定した条件に合致し,かつ前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能である場合,それを表示することを特徴とする画像表示方法。
- 前記条件指定手段で指定する条件は,画像が撮影された位置であることを特徴とする,請求項に記載の画像表示方法。
- 前記条件指定手段で指定する条件は,画像が撮影された日時であることを特徴とする,請求項に記載の画像表示方法。
- 前記条件指定手段で指定する条件は,画像の撮影者を特定するIDであることを特徴とする,請求項に記載の画像表示方法。
- 前記条件指定手段で指定する条件は,前記条件の組み合わせであることを特徴とる,請求項に記載の画像表示方法。
- 前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能でない場合,前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能でない旨を,前記アクセス要求の送信者に通知することを特徴とする,請求項に記載の画像表示方法。
- 前記指定した条件に合致する画像が前記アクセス要求の送信者に対して公開可能でない場合,前記指定した条件に合致する画像が存在しなかったことを前記アクセス要求の送信者に通知することを特徴とする,請求項に記載の画像表示方法。
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