JP2007233058A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 照明光源の違いによって発生するピントぼけを防止することを課題とする。
【解決手段】 撮像レンズを通過した被写体からの光を受光して焦点検出情報を出力する検出手段と、少なくとも前記検出手段により受光される光束と同一視野の光束を含む光束のうち、第1の波長域の光束よりも長波側の第2の波長域の光束を測光する測光手段と、前記測光手段の出力結果に応じて前記焦点検出情報を変更し焦点調節動作を切り換える制御手段とをすることを特徴とする光学装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は被写体光を測光する技術と、被写体に対して撮像レンズの焦点を調節する技術に関するものである。
従来より、一対の受光素子列に結像する一対の像の位置関係から測定対象の焦点を検出し、その検出結果に応じて撮像レンズを駆動し、撮像被写体像の焦点調節を行う、いわゆる位相差AF(オートフォーカス)方式の自動焦点調節装置が開示されている。
位相差AF方式の焦点調節装置では、撮像被写体を照明する光源、例えば蛍光灯や白熱灯の出す光の波長に応じて、焦点調節装置を構成する光学系の収差のために受光素子に結像する像の位置は異なってくる。そのため照明光源によっては撮像被写体像のピントがぼけるという問題が存在している。
この問題に対して特許文献1では、赤外光に対して収差補正することにより、精度の高い焦点調節を可能とする技術が開示されている。
また特許文献2は、自然光以外の人工光源下でも、合焦精度が良く、且つ安価な自動焦点調節装置を提供することを課題としている。そして、赤外光による収差を補正することにより精度の良い焦点調節を実現することが開示されている。特許文献2では、この発明を実現するためのカメラのレイアウトとして、カメラの遠隔操作を行うためのリモコン信号を受光するリモコンセンサを、被写界の赤外光を検出する測光手段としている。これにより部品点数の削減も図ることが可能となっている。
特公平1−045883号公報 特開2000−292682号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、赤外光を検出する受光部が撮像レンズを通過した被写体からの光の光軸中心上にない。このため、視差が発生して精度のよい測光が行えなかった。したがって、照明光源の差によるピントぼけが防げず合焦位置の補正が正確に行えなかった。また、上述した特許文献2に記載された装置においては、リモコンセンサは撮影被写界を含めた広範囲な領域の赤外光を測光していることになる。このため、実際に焦点検出を行うべき撮影被写界の領域の光について、赤外光成分が多いのか少ないのかを判定することは困難であった。このため光源の判別が正確に行えず、ピントぼけが発生してしまうことがあった。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、照明光源の違いによって発生するピントぼけを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学装置は、撮像レンズを通過した被写体からの光を受光して焦点検出情報を出力する検出手段と、少なくとも前記検出手段により受光される光束と同一視野の光束を含む光束のうち、第1の波長域の光束よりも長波側の第2の波長域の光束を測光する測光手段と、前記測光手段の出力結果に応じて前記焦点検出情報を変更し焦点調節動作を切り換える制御手段とをすることを特徴とする。
本発明によれば、光源の違いに起因するピントぼけを防止でき高精度の焦点調節ができる。
以下、必要に応じて図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態におけるカメラ(光学装置)の概略構成を示す図である。
同図において、101はCPU(中央演算処理装置)であり、カメラの動作はこのCPU101により制御される。
105は撮像レンズであり、撮影被写界光を撮像素子であるCCD106上に結像させている。102は撮像レンズからCCD106に到達する撮影被写界の光量を制御するシャッタである。また、撮影被写界光(被写体光)はその一部が半透過主ミラー121、サブミラー122によって、123、124、119からなる位相差方式焦点検出ユニットに導かれる。そして、位相差方式焦点検出ユニットにより撮像レンズ105で結像された被写界光のピントがCCD106の受光面に対してどの方向に、どれ位ずれているか、いわゆるデフォーカス量として検出することができる。ここで123はフィールドレンズ、124は2次結像レンズ、119は焦点検出用のCCDラインセンサである。実際には図3に示すファインダ画面上3つの領域118a、118b、118cの焦点検出が可能となっている。ただしこれらの3つの領域は、ファインダ視野上では通常見ることはできず、後述のスーパーインポーズ表示機能により、合焦に至った焦点検出領域が光ることで被写界のピント位置を撮影者に知らしめることができる。上記検出されたデフォーカス量に対して、撮像レンズ本体のレンズ駆動敏感度(レンズ固有の制御の細かさ)を考慮し、CPU101は図1の撮像レンズ駆動制御部125に撮像レンズの駆動させるための駆動量パルスを送る。そして、撮像レンズ駆動制御部125は送られてきたパルスに応じてパルスモータを駆動させ、撮像レンズ105を合焦位置に駆動させることで自動焦点調節を行うことができる(焦点調節手段)。
128は撮像レンズ105のCCD106結像面と等価の結像面に置かれたピント板(光学部材)である。ピント板128は、ファインダ光学系における被写体像の予定結像面近傍にあり光拡散作用を有する。そして、ピント板128に結像した被写界像(被写体像)をペンタプリズム127、接眼レンズ126を通じて見ることのできるTTL方式の光学ファインダ構成となっている。ここで130は、撮影被写界の可視光の輝度を測定する可視光測光センサである。ピント板128の一次結像面にはマット部(不図示)が構成されている。マット部で光軸方向以外にも拡散成分を有するようになった被写界像は、ペンタプリズム127、結像レンズ1 129、反射ミラー134、視感度フィルタ133を通じてファインダ光路外で可視光測光センサ130上に結像している。また、ペンタプリズム127は2つの反射面のなす角が90°で作られるダハ面(ルーフミラー面)と、左右の側壁、ファインダ光の射出面により構成されている。
また可視光測光センサ130は、縦×横、各々3×5に分割された受光領域を有している。図3に示すようにカメラのファインダ視野(被写界領域)の主要領域を3×5の領域に分割して、人間の視感度に合わせた波長にて測光することができるように構成されている(可視光測光手段)。ただし図3の3×5の分割線は模式的に書いたものであり、実際に撮影者は見ることはできない。
一方、ピント板128の一次結像面であるマット部に結像した被写界光は、被写体像を観察するファインダへと導かれ、撮影者の目に到達する。よって、光学部材であるピント板128のマット部とペンタプリズム127を通った光束は、ファインダ光路中とファインダ光路外へ導かれることになる。
なお、ペンタプリズム127から射出された被写界光は、波長選択性光分割素子であるダイクロミラー132によってその赤外成分が反射され、該赤外成分を除いた可視波長成分のみがダイクロミラー132を透過する構成となっている。そして、ダイクロミラー132を透過した可視波長成分は、接眼レンズ126を通じて撮影者の眼にファインダ像として結像する。ダイクロミラー132は、ペンタプリズム127と接眼レンズ126の途中に配置されている。一方、ダイクロミラー132によって反射された被写界光の赤外成分は、結像レンズ2 137を通じて赤外光測光センサ131上に結像されることで被写界の赤外輝度が測定可能となる(赤外光測光手段)。赤外光測光センサ131は、上記可視光測光センサ130と全く同じセンサを用いているため、上記可視光測光手段と赤外光測光手段はほぼ同一の被写界領域に対して各々3×5個の可視光輝度情報と赤外光輝度情報を得ることが可能となる。
また、本実施の形態のカメラは、カメラの状態表示をファインダ内で行うスーパーインポーズ表示機能を有している。スーパーインポーズ用のLEDアレイ136の光が投光レンズ135を通じて投光され、ダイクロミラー132で反射し、撮影者の眼にLEDアレイ136のチップ発光像が結像することで、ファインダ像と同時にカメラの状態を表示することが可能である。ここでカメラの状態とは、図3のファインダ画面上3つの領域118a、118b、118cにおける焦点検出状態(つまり合焦状態)を表示することである。LEDアレイ136は該画面上3つの領域118a、118b、118cに対応して3つの発光チップを有している。LEDアレイ136は、撮像レンズが合焦に至った焦点検出位置に対応したLEDチップが赤く光ることで撮影者にファインダ被写界上のどこにピントが合っているかを示す。つまり、スーパーインポーズ表示機能とは、被写体像と合焦状態を重ね合わせて表示する機能のことである。
図4aはダイクロミラー132の表面に蒸着されているダイクロコートの分光反射率、視感度フィルタ133の分光透過率、及び可視光測光センサ130、赤外光測光センサ131の分光感度、LEDアレイ136の発光波長を示したものである。上記赤外光測光センサ131には、ファインダ被写界光の内、ダイクロコートで反射するほぼ700nmより長波長の光が入射することから、純粋に赤外成分のみの測光が可能となることがわかる。一方、ダイクロミラー132を透過したファインダ被写界光は、ほぼ700nmより短い波長の光となり、もともと視感度には影響を与えずに撮影者の眼に入り、撮影者は自然な色あいで被写界像をみることが可能である。ここで、LEDアレイ136の発光波長はほぼ700nmであり、その発光光の約半分がダイクロミラー132で反射して撮影者の眼に入ることが分かる。また可視光測光センサ131は、被写界光がダイクロミラー132を介さずに、視感度フィルタ133の分光透過率の特性にしたがって入射することになるので視感度に合わせた被写界輝度を測光することができる。
次に再び図1に戻ってカメラの概略構成を説明する。撮影者がレリーズSW114(不図示)を押すと、主ミラー121は撮像レンズ105の光路外に退避する。そして、撮像レンズ105によって集光された被写界光はフォーカルプレーンシャッタ102で光量制御がなされ、CCD106によって被写界像として光電変換処理表示された後、撮影済み画像として表示部113に表示される。113はTFTカラー液晶からなる外部表示部である。
図2は、第1の実施の形態によるカメラの概略構成を示す電気ブロック図である。図2を用いて、カメラの構成についてさらに説明する。
同図において、101は前述のCPUである。CPU101には、ROM(リードオンリーメモリ)109、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、データ格納手段104、画像処理部108、LCD制御部111、レリーズSW114、DC/DCコンバータ117がそれぞれ接続されている。なお、ROM109は制御プログラムを記憶しており、DC/DCコンバータ117は電源を供給するために設けられている。また、画像処理部108にはCCD制御部107、さらにCCD106が接続されている。CCD106は有効画素数約500万画素(2560×1920)を有している。
そしてLCD制御部111には表示駆動部112、さらに表示部113が接続されておいる。表示部113には、例えば、CCD106で撮像された画像を縦横各々1/8に間引き処理された320×240の画像を表示することのできるTFTカラー液晶が適用できる(表示手段)。また、DC/DCコンバータ117には電池116から電源が供給されている。
CPU101はROM109内の制御プログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、画像処理部108から出力された撮影画像信号を読み込み、RAM103へDMA転送を行う処理が含まれる。同様に、RAM103よりLCD制御部111へデータをDMA転送する処理、また、画像データをJPEG圧縮しファイル形式でデータ格納手段104へ格納する処理も行う。さらにCPU101は、CCD106、CCD制御部107、画像処理部108、LCD制御部111などに対してデータ取り込み画素数やデジタル画像処理の変更指示を行う。
119は前述の焦点検出用の一対のラインCCDセンサであり、焦点検出制御部120(図2に記載)はこれらラインセンサ119から得た電圧をA/D変換し、CPU101に送る。またCPU101の指示のもとに、焦点検出制御部120はラインセンサ119の蓄積時間とAGC(オートゲインコントロール)の制御も行う。
次にCPU101は、焦点検出制御部120から送られてきた信号を処理することで、主要被写体に対する現在の焦点検出状態から主要被写体が合焦に至るためのレンズ駆動量を算出する。そして、撮像レンズ駆動部125に対し指示を与え、撮像レンズ駆動部125は該指示に基づいて撮像レンズの中の焦点調節レンズを移動させることで主被写体にピントを合わせることが可能となる。また、レリーズSW114の操作に伴う撮像動作の指示、さらに、各素子への電源の供給をコントロールするための制御信号を、DC/DCコンバータ117に対して出力する処理等も、CPU101の制御の基に行われている。
RAM103は画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、一時退避エリア103dを備えている。画像展開エリア103aは、画像処理部108より送られてきた撮影画像(YUVデジタル信号)やデータ格納手段104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして使用される。また、画像圧縮処理、解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリア103bは各種プログラムのためのワークエリアである。VRAM103cは表示部113へ表示する表示データを格納するVRAMとして使用される。また、一時退避エリア103dは各種データを一時退避させるためのエリアである。
データ格納手段104は、CPU101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、あるいはアプリケーションより参照される各種付属データ等をファイル形式で格納しておくためのフラッシュメモリである。
撮像レンズ105は被写界像を光学的にCCD105へ投影するために複数枚のレンズで構成されており、CCD(光電変換素子)106は撮像レンズ105によって投影された撮影画像をアナログ電気信号に変換するための素子である。
CCD制御部107は、タイミングジェネレータ、CCD出力信号のノイズ除去、ゲイン処理を行うための回路、さらに、A/D変換回路等を含んでいる。なお、タイミングジェネレータはCCD106に転送クロック信号やシャッタ信号を供給する。また、A/D変換回路はアナログ信号を10ビットデジタル信号に変換する。
また、画像処理部108は、CCD制御部107より出力された10ビットデジタル信号に対してガンマ変換、色空間変換、ホワイトバランス、AE、フラッシュ補正等の画像処理を行う。また、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号出力を行う。これら、撮像レンズ105、CCD106、CCD制御部107、画像処理部108から撮像手段が構成されている。
LCD制御部111は、画像処理部108から転送されたYUVデジタル画像データ、あるいはデータ格納手段104の中の画像ファイルに対してJPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取る。そして、RGBデジタル信号へ変換したあと表示駆動部112へ出力する処理を行う。表示駆動部112は表示部113を駆動するための制御を行う。これらLCDコントロール部111、表示駆動部112、表示部113から表示手段が構成されている。
レリーズSW114は、撮像動作の開始を指示するためのスイッチである。このレリーズSW114は不図示のレリーズボタンの押下圧によって2段階のスイッチポジションがある。1段目のポジション(SW1ON)の検出で、ホワイトバランス、AE等のカメラ設定のロック動作が行われ、2段目のポジション(SW2ON)の検出で、被写界画像信号の取り込み動作が行われる。
またカメラの焦点調節装置の焦点補正量(焦点調節位置の補正量)を被写界光源色から判断して求めるために、CPU101は可視光測光センサ130と赤外光測光センサ131に対して測光制御を行う。ここで得られた測光輝度信号はCPU101に取り込まれAD変換された後に、CPU101は後述するように被写界光源判定に用いられる。被写界光源判定に基づいて得られた焦点補正量を焦点検出ずれ量であるデフォーカス量に加味してレンズ駆動量を算出する。そして、レンズ駆動部125に信号を送り、撮像レンズ(焦点調節レンズを含む)105を駆動させる。これにより被写体は合焦状態に至る。なお、被写界光源の判定については後述する。
電池116はリチャーチャブルの2次電池あるいは乾電池である。また、DC/DCコンバータ117は、電池116からの電源供給を受け、昇圧、レギュレーションを行うことにより複数の電源を作り出し、CPU101を初めとする各素子に必要な電圧の電源を供給している。このDC/DCコンバータ117はCPU101からの制御信号により、各々の電圧の供給開始、停止を制御できるようになっている。
次に図5を用いて被写界光源を判定して焦点調節量、つまり焦点調節に関する情報を補正するシステムを有するカメラの動作について説明を行う。
図5において、まず不作動状態から不図示の電源スイッチをONにすると、カメラの電源がONされ(ステップ#200)、カメラはレリーズSWが押し込まれてスイッチSW1がONされるまで待機する(ステップ#201)。
次にレリーズSWが押し込まれてスイッチSW1がONされたことをCPU101が検出すると、撮像レンズの焦点検出領域の選択手段が、自動か手動かの判定を行う(ステップ#202)。
ここでカメラの焦点検出領域選択モードが、手動モードに設定されている(不図示の焦点検出領域選択スイッチがONの場合)ならば、任意選択が可能である。この任意選択は、撮影者が不図示のスイッチダイヤル操作で図3の焦点検出のための領域118a、118b、118cの内の1個を選択することにより行われる。一方、焦点検出領域自動モードに設定されていたならば、図3の3個の焦点検出領域118a、118b、118cにおけるデフォーカス量DEF0〜DEF2を基に、焦点検出領域自動選択サブルーチンによって前記焦点検出領域3個の内の1個を選択する。焦点検出領域自動選択のアルゴリズムとしてはいくつかの方法が考えられるが、多点AFカメラでは中央焦点検出領域に重み付けを置いた近点優先アルゴリズムが有効である(ステップ#203)。以上のように焦点検出領域選択モードが、手動モード、あるいは自動モードに設定されていても結果的に一つの焦点検出領域が決定される(ステップ#204)。
次に前述の可視光測光センサ130より撮影被写界を3×5に分割された輝度情報を得た後、該輝度情報に基づいて所定の測光アルゴリズム演算に従ってカメラの露出値が算出される。一方、可視光測光と同時に赤外光測光も赤外測光センサ131によって行われており、赤外光におけるカメラの最適露出値が算出される。(ステップ#205)。ここでの測光動作は、後述の撮像動作(実際には主ミラーアップ動作)が行われるまで連続的に行われている。
なお、可視光測光と赤外測光で得られる各々3×5の輝度情報から最適露出値算出を行うアルゴリズムは、単純な加算平均でも、上記ステップ#204で決定された焦点検出領域に対応した測光領域に最大の重み付けをした演算であっても良い。
次にステップ#205で得られた可視光測光によるカメラの最適露出値をBVa、赤外光測光によるカメラの最適露出値をBVbとする。CPU101は、BVaとBVbの差:δd=BVb−BVaを算出し、このδ値に応じて撮影被写界の光源を判断する。そして、該光源種類に応じた焦点補正量を用いて、後述の焦点検出演算で得られる焦点検出ずれ量(デフォーカス量)に補正を加える。これにより、各種光源下における最適な焦点調節を行うことが可能である。具体的には図6に示す被写界輝度判定表に基づいて上記焦点補正量が決定される。つまり、可視光測光露出値と赤外測光露出値の差であるδdを算出した後、該δd値と閾値Aとの比較により光源を判定する。δd値が閾値Aよりも大きい場合は赤外光成分が非常に大きいと判断される。図4bをみても明らかなように赤外光成分が多い場合には、被写界光源は白熱灯である可能性が高い。よってこの場合には白熱灯であるとみなす。その際の焦点検出ずれの焦点補正量は0となる。これはカメラの工場出荷時に焦点調節機能の調整を白熱灯照明下のチャートで行っており、実際のカメラ撮影を白熱灯光源下で行う場合には焦点検出機能の誤差は発生しないので焦点検出ずれ量補正は不要となるためである。
次にδd値が、閾値Aと閾値B(A>B)の間にある場合は、図4bをみても明らかなように、被写界光源が太陽光である可能性が高い。よってこの場合には自然光下の照明と判断され、焦点補正量αが決定される(ステップ#206、207)。さらにδd値が、閾値Bよりも小さい場合は赤外光がほとんどないと判断される。図4bをみても明らかなように赤外光がほとんどない場合には、被写界光源は蛍光灯である可能性が高い。よってこの場合には蛍光灯下の照明と判断され、焦点補正量βが決定される。なお上記閾値A、Bは撮影被写界の照明光源を正しく判定するための定数であり、カメラのCPU101に実装されたEEPROM(不揮発性プログラマルメモリ)に格納されている。
続いて、焦点検出用のCCDラインセンサ119において、ステップ#204で決定された焦点検出領域に対し、再度焦点検出動作が実行される(ステップ#208)。焦点検出がなされると、その出力としてデフォーカス量とその方向が得られる。ここでステップ#207で得られた光源種類に応じた焦点補正量を前記デフォーカス量に加算する。そして、これによって得られたデフォーカス量とカメラに装着された撮像レンズのレンズ駆動敏感度から最終的に求めるべきレンズ繰り出し量が決定される。次にレンズ駆動を行う前の状態で焦点検出用のCCDラインセンサ119の信号に従ってCPU101は撮像レンズ駆動制御部125に信号を送って所定量撮像レンズを駆動させる(ステップ#209)。
以上の動作により撮影被写界の光源種類に依存しない正確な自動焦点調節が可能となる。
撮影者は合焦表示された状態のファインダ視野を見て、撮像動作の指示をするためにレリーズスイッチを操作する。撮影者により、引き続きスイッチSW1がONし続けられ(ステップ#210)、さらにレリーズSWを押し込んでスイッチSW2がONされたならば(ステップ#211)、CPU100は撮像動作を行う。ここでCPU100は、不図示のシャッタ制御部、絞り駆動部、CCD制御部107にそれぞれ信号を送信して、撮像動作を行う(ステップ#212)。
ステップ#210にてスイッチSW1がOFFと判断された場合は、ステップ#201に戻ってSW1ON待ちの待機状態となる。またステップ#211でスイッチSW2がONでなければステップ#210に戻り、SW2ON待ちの待機状態となる。撮像動作は、まず不図示のモータ制御部を介してモータに通電がなされ主ミラー121がアップされる。そして、撮像レンズの絞りが絞り込まれた後、シャッタ102のマグネットMG−1に通電がなされ、シャッタ102の先幕が開放される。これによりCCD106への被写界光の蓄積が開始される。所定のシャッタ秒時経過後、マグネットMG−2に通電がなされ、シャッタ102の後幕が閉じられる。これによりCCD106への被写界光の蓄積が終了される。次にモータに再度通電がなされ、ミラーダウン、シャッタチャージが行われ一連のシャッタレリーズシーケンスの動作(撮像動作)が終了される。
一方、ステップ#212の撮像動作によってCCD106に露光された被写界像は光電変換がなされ、画像処理部108にて約500万画素(2560×1920)のデジタルデータに変換された後、RAM103aへ一時的に格納される。次に格納された2560×1920画素の全体画像デジタルデータは、表示部113に表示するために縦横各々1/8に間引き処理される。間引き処理された320×240画素の全体画像データに変換され、表示用のVRAM103cに再格納され、320×240画素の全体画像データが表示部113に表示され、撮影者は撮影された画像の全体像を確認することができる(ステップ#213)。一方、前記RAM103aに格納された2560×1920画素の全体画像デジタルデータは、JPEG圧縮処理された後、画像データとしてデータ格納手段104によってコンパクトフラッシュ(登録商標)等の記録媒体に記録される(ステップ#214)。
次にカメラは再び撮影者が何らかの操作部材による入力待ちの状態となり、その間全体画像を表示し続ける。入力がなされると、表示部113の全体画像表示を消灯し、入力に対応した状態に遷移する(ステップ#215)。
上述のように、図1のような装置の構成にすれば、可視光測光センサと赤外測光センサが各々被写界の同じ領域を測光することになり、パララックスの無い正確な測光を行うことが可能となる。
これにより、光源の違いによる合焦位置のズレを正確に補正することができ、精度の高い焦点調節が実現できる。
また、本実施の形態では、ダイクロミラー132の一方の面を用いて反射させた被写体光を赤外光測光センサにて受光させ、他方の面を用いて反射されたLEDアレイ136からの発光光が観察者の眼に入るよう構成されている。このように、赤外波長成分を含む光を反射させるための光学部材としてダイクロミラー132を兼用して用いることにより、装置の省スペース化が図れる。
なお、上記の説明では、被写体光の赤外波長成分を測光した測光結果を基に光源の判定を行い、焦点調節情報を補正する構成とした。しかしながら、波長成分は赤外波長には限定されず、例えば、可視光の赤から赤外の波長にかけての波長成分の光束を測光し、測光結果に基づいて光源の判定を行ってもよい。同様に、可視光測光センサを、例えば、可視光よりも広い波長領域を測光できるセンサとしてもよい。このように被写体光の異なる波長成分の光束測光した結果に応じて光源の判定をすることができる。
[第2の実施の形態]
次に図7は、撮影者の視線位置を検出することが可能な視線検出手段をカメラに組み込んだ本発明の第2の実施の形態のレイアウトを示したものである。第2の実施の形態では、ファインダを覗いている撮影者の視線位置を検出することで、ファインダ被写界内の複数の焦点検出領域の中から一つを選択が可能となっている。なお、図7において、図1と同じ構成には同じ参照数字を付し、説明を省略する。
視線検出動作は、撮影者の眼球に対して、まず赤外発光ダイオード138によって照明がなされる。そして、その反射光(眼球像)は接眼レンズ126を透過し、ダイクロミラー132で反射され、結像レンズ3 139によって視線用撮像素子140に結像するという構成から成り立っている。
なお、視線検出のアルゴリズムそのものについては、特開平9−145990号等で詳細に開示されているので、ここでは詳細な説明は省略する。
ここで、赤外発光ダイオード138の発光波長は830nmであり、その光は可視できない。しかし、図4aのダイクロ反射率を見ても分かるように、ダイクロミラー132で赤外発光ダイオード138の光は充分に反射され視線用撮像素子140に充分な光量の観察者の眼球像が投影されることになる。
一方、ダイクロミラー132の下方には、図7をみても分かるとおり第1の実施形態同様、赤外測光手段である結像レンズ2 137と赤外光測光センサ131が配置され、被写界の赤外輝度の測定が可能となっている。
上述のように、第2の実施の形態では、観察者が被写体像を観察するファインダ光路中に設けられたダイクロミラー132と、ダイクロミラー132で反射された赤外波長成分を測光する赤外光測光センサとを有する。また、ファインダ光路外に設けられた可視波長成分を測光する可視光測光センサとを有する。さらに、ファインダを覗く観察者の眼球像を撮像し、観察者の視線位置を検出する視線用撮像素子を有する。これらの構成により、同一の光束である被写体光から赤外波長成分を含む光と可視波長成分を含む光を分離させて測光できる。もしくは、少なくとも同一視野の光束を含む光束から赤外波長成分を含む光と可視波長成分を含む光を分離させて測光できる。つまり、異なる波長成分の光束を正確に測光できる。
図7のように装置を構成にすると、可視光測光センサと赤外測光センサが各々被写界の同じ領域を測光することになり、パララックスの無い正確な測光を行うことが可能となる。また、本実施の形態では、ダイクロミラー132の一方の面を用いて反射させた被写体光を赤外光測光センサにて受光させ、他方の面を用いて反射させた観察者の眼球像光を視線用撮像素子にて受光させる。このように、赤外波長成分を含む光を反射させるための光学部材としてダイクロミラー132を兼用して用いることにより、装置の省スペース化が図れる。
なお、第1、第2の実施の形態では、可視光測光センサ130はピント板128とペンタプリズム127を通じて受光された光束を測光する構成としたが、この配置に限るものではない。例えば、位相差方式焦点検出ユニット内に設けても精度の良い異なる波長成分の光束の測光が行える。
また、可視光測光センサの測光結果と赤外測光センサの測光結果に基づいて、光源の判定をする構成とした。しかしながら、光源の判定では、赤外測光センサによる測光結果に基づいていればよい。例えば、赤外光量が閾値1よりも多く検出された場合には白熱光と判断することなどが考えられる。また、被写体光の赤外波長成分を測光した測光結果を基に光源の判定を行い、焦点調節情報を補正する構成とした。しかしながら、波長成分は赤外波長には限定されず、例えば、可視光の赤から赤外の波長にかけての波長成分の光束を測光し、測光結果に基づいて光源の判定を行ってもよい。
つまり、少なくとも焦点検出用のセンサで受光される光束と同一視野の光束を含む光束のうち、赤外波長成分を含む光束を測光する赤外測光センサを設け、光源の判定を行うことにより、精度の高い焦点調節を実現できる。
焦点調節機能を有するカメラの概略図である。 焦点調節機能を有するカメラの概略ブロック図である。 焦点調節機能を有するカメラのファインダ表示図である。 a及びbはセンサ、光学部品、各種光源の分光特性図である。 焦点調節機能を有するカメラの撮像動作フローチャート図である。 焦点検出ずれ量の補正値算出表である。 視線検出機能を有したカメラへの適用図である。
符号の説明
101 CPU
105 撮像レンズ
106 CCD(撮像素子)
111 LCD制御部
112 表示駆動部
113 表示部
118a〜118c ファインダ画面上の領域
119 焦点検出用センサ
121 主ミラー
129 結像レンズ1
130 可視光測光センサ
131 赤外光測光センサ
132 ダイクロミラー
133 視感度フィルタ
134 反射ミラー
135 投光レンズ
136 スーパーインポーズ用LEDアレイ
137 結像レンズ2
138 赤外発光ダイオード
139 結像レンズ3
140 視線用撮像素子

Claims (9)

  1. 撮像レンズを通過した被写体からの光を受光して焦点検出情報を出力する検出手段と、
    少なくとも前記検出手段により受光される光束と同一視野の光束を含む光束のうち、第1の波長域の光束よりも長波側の第2の波長域の光束を測光する測光手段と、
    前記測光手段の出力結果に応じて前記焦点検出情報を変更し焦点調節動作を切り換える制御手段とをすることを特徴とする光学装置。
  2. 前記第2の波長域の光束とは赤外光を含む光束であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第1の波長域は可視光波長域であり、前記測光手段とは異なる前記第1の波長域の光束を測光する可視光測光手段を更に有し、前記測光手段と前記可視光測光手段は、前記検出手段で受光する光束と少なくとも同一視野の光束を含む光束を測光することを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の光学装置。
  4. 撮像レンズを通過した光軸の光を含む被写体からの光束の光路上にあり、前記第1の波長域の光束を透過し前記第2の波長域の光束を反射する光分割手段を更に有し、
    前記測光手段は、前記光分割手段により反射された被写体光を測光することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光学装置。
  5. 前記光分割手段を透過した被写体光は接眼レンズに導かれることを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
  6. 前記撮像レンズを通過した被写体光と前記撮像レンズの合焦状態を示す光束とを重ね合わせて表示するための投光を行う投光手段を更に有し、
    前記投光手段により投光された合焦状態を示す光束は、前記光分割手段により反射され、前記光分割手段により透過された被写体光と重ね合わせられることを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
  7. ファインダを覗く観察者の眼球像光を撮像し、当該観察者の視線位置を検出する視線検出手段を更に有し、
    前記視線検出手段は、前記光分割手段にて反射された前記観察者の眼球像光を撮像して前記観察者の視線位置を検出することを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
  8. 光拡散作用を有するピント板を更に有し、前記測光手段及び前記可視光測光手段は前記ピント板により光拡散された被写体光をそれぞれ測光することを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
  9. 前記測光手段の出力と前記可視光測光手段の出力との比較結果に応じて、前記制御手段は焦点調節動作を切り換えることを特徴とする請求項3及び請求項8に記載の光学装置。
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