JP2007230301A - 自動二輪車の吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射装置やエアクリーナの脱着を容易にした自動二輪車の吸気構造を提供する。
【解決手段】燃料噴射装置70の後方にエアクリーナ80を連設し、エアクリーナ80の後端をミドルフレーム32より前方に位置させ、エアクリーナ80を燃料噴射装置70と一体で車体側方からエンジン6に着脱可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料噴射装置とエアクリーナとを備える自動二輪車の吸気構造に関する。
従来より、ヘッドパイプから車体後方にメインパイプが延び、後輪を支持するスイングアームを枢止するピボットプレート部に向けて、メインパイプからミドルフレームが延び、ミドルフレームの前方に燃料噴射装置を有する自動二輪車が知られている。この種の自動二輪車は、燃料噴射装置の後方にエアクリーナが接続され、このエアクリーナが側面視でミドルフレームの前後に渡って配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−295344号公報
しかし、従来の構成は、エアクリーナが側面視でミドルフレームの前後に渡って配置されるため、エアクリーナを燃料噴射装置と一体でエンジンから外そうとした場合には、車体上方或いは車体前後方向に外さなければならない。車体上方に外そうとした場合には、上方に燃料タンクがあるため、燃料タンクから燃料ホースやハーネス等を外して燃料タンクを外す作業が必要となってしまう。また、燃料噴射装置の前方やエアクリーナの後方にはエンジン等が存在するため、エアクリーナと燃料噴射装置とを一体で車体前後方向に外すのは困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、エアクリーナや燃料噴射装置の脱着を容易にした自動二輪車の吸気構造を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、ヘッドパイプから車体後方にメインパイプが延び、後輪を支持するスイングアームを枢止するピボットプレート部に向けて、メインパイプからミドルフレームが延び、ミドルフレームの前方に燃料噴射装置を有する自動二輪車の吸気構造において、前記燃料噴射装置の後方にエアクリーナを連設し、エアクリーナの後端を前記ミドルフレームより前方に位置させ、前記エアクリーナを前記燃料噴射装置と一体で車体側方からエンジンに着脱可能としたことを特徴とする。
この発明によれば、燃料噴射装置の後方にエアクリーナを連設し、エアクリーナの後端をミドルフレームより前方に位置させ、エアクリーナを燃料噴射装置と一体で車体側方からエンジンに着脱可能としたので、エアクリーナや燃料噴射装置の脱着が容易となり、組み付け性やメンテナンス性を向上することができる。
この場合において、前記エアクリーナが、前記燃料噴射装置に連なる複数のエアファンネルと、これらエアファンネルの列に平行して、その下方に配置される筒状のエアフィルタとを備え、前記エアクリーナの側方に着脱自在なカバーを備え、このカバーを外して前記エアフィルタを着脱可能にしてもよい。
この構成によれば、エアクリーナが、エアファンネルの列に平行して、その下方に配置される筒状のエアフィルタを備えるので、エアクリーナの前後長を短くすることができる。また、エアクリーナの側方に着脱自在なカバーを備え、このカバーを外してエアフィルタを着脱可能にしたので、エアクリーナを車体に設置した状態でもエアクリーナを車体側方から容易に着脱でき、エアフィルタのメンテナンス性を向上することができる。
この場合において、前記エアファンネルの列の位置において、前記エアクリーナの左右幅が他の部分の幅より広く形成されるようにしてもよい。この構成によれば、エアクリーナの設置スペースを省スペース化でき、スペース効率をより良くすることができる。
本発明は、燃料噴射装置の後方にエアクリーナを連設し、エアクリーナの後端をミドルフレームより前方に位置させ、エアクリーナを燃料噴射装置と一体で車体側方からエンジンに着脱可能としたので、エアクリーナや燃料噴射装置の脱着が容易となり、組み付け性やメンテナンス性を向上することができる。
また、エアクリーナが、エアファンネルの列に平行して、その下方に配置される筒状のエアフィルタを備え、エアクリーナの側方に着脱自在なカバーを備え、このカバーを外してエアフィルタを着脱可能にしたので、エアクリーナの前後長を短くすることができると共に、エアクリーナを車体に設置した状態でもエアクリーナを車体側方から容易に着脱でき、エアフィルタのメンテナンス性を向上することができる。
また、エアファンネルの列の位置において、エアクリーナの左右幅が他の部分の幅より広く形成されたので、エアクリーナの設置スペースを省スペース化でき、スペース効率をより良くすることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。なお説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、車体に対してのものとする。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車の全体構成を示す側面図である。この自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2の前部に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク3と、フロントフォーク3のトップブリッジ3Aに取り付けられた操舵用のハンドル4と、フロントフォーク3に回転自在に支持された前輪5と、車体の略中央で車体フレーム2に支持されたエンジン6と、エンジン6の前方に配置されたラジエータ7と、エンジン6の後端と車体フレーム2に上下に揺動自在に支持されたスイングアーム8と、このスイングアーム8の後端部に回転自在に支持された後輪9と、スイングアーム8の後部と車体フレーム2との間に配設された左右のリヤクッション10と、車体フレーム2の上部に配置された燃料タンク11と、この燃料タンク11の後方に配置されたシート12とを備えている。
また、フロントフォーク3のトップブリッジ3Aとボトムブリッジ3Bとの間には、ブラケット13が取り付けられ、このブラケット13にはヘッドライト14、ウィンカ15及びメータ類16が取り付けられている。また、車体フレーム2の後部には、リヤカウル17、グラブレール18及びリヤフェンダ19が取り付けられ、リヤフェンダ19には、テールライト21及びウィンカ22が取り付けられ、また、車体フレーム2の下部には、メインスタンド25が取り付けられている。
車体フレーム2は、図2に示すように、ヘッドパイプ30から車体後方に延びる左右一対のメインパイプ31と、後輪9を支持するスイングアーム8を枢止するピボットプレート部35に向けてメインパイプ31から車体斜め下方に延びる左右一対のミドルフレーム32と、ヘッドパイプ30からメインパイプ31の下側を車体下方に延びた後に車体後方へ延びる左右一対のダウンチューブ33とを備えている。
このダウンチューブ33は、車体後方へ延びた後にピボットプレート部35に向けて車体斜め上方に延出し、このダウンチューブ33及びミドルフレーム32に上記ピボットプレート部35が接合され、このダウンチューブ33の端部には左右一対のシートレール37が連結されている。
このシートレール37は、前端がミドルフレーム32の上部間に配設されたクロスメンバ36に支持され、車体後方に延出してシート12やリヤカウル17を支持している。なお、車体フレーム2には、上記クロスメンバ36以外にもクロスメンバ(珠不図示)が適宜配設され、これらクロスメンバによって車体フレーム2の剛性が高められている。
上記ミドルフレーム32及びダウンチューブ33には、エンジンハンガ39が各々設けられ、これらエンジンハンガ39を介してエンジン6を支持している。これにより、エンジン6は、その上方にメインパイプ31が位置し、その後方にミドルフレーム32が位置し、その前方及び下方にダウンチューブ33が位置するように支持され、すなわち、エンジン6は、メインパイプ31、ミドルフレーム32及びダウンチューブ33に囲まれた間隙内に支持されている。
エンジン6は、クランクケース40と、クランクケース40の前部から略上方に延出するシリンダブロック41と、シリンダブロック41の上部に連結されるシリンダヘッド42と、シリンダヘッド42の上部に連結されるヘッドカバー43とを備え、シリンダブロック41内に4つのシリンダを横一列に配置した並列4気筒エンジンである。
シリンダブロック41には、各シリンダ内にピストンが往復移動自在に収容され、クランクケース40には、上記ピストンにコンロッドを介して連結されたクランク軸や当該エンジンの出力軸45が軸支されると共に、このクランク軸と出力軸45との間の動力伝達機構を構成するクラッチ機構や変速機構等が収容されている。上記出力軸45と後輪9には、図1に示すように、各々スプロケット46、47が設けられ、これらスプロケット46、47に巻回されたドライブチェーン48を介してエンジン6の動力が後輪9に伝達される。
図2に示すように、シリンダヘッド42の前面には、各シリンダの排気ポートに各々連通する排気口42Aが設けられ、各排気口42Aには、排気管50が各々接続される。各排気管50は、各排気口42Aから車体下方へ延び、クランクケース40の下方を車体後方へ延出して集合排気管51(図1参照)に接続され、この集合排気管51は、後輪9の前方を右側に抜けて後輪9の右側に沿って延び、その後端部にマフラー52(図1参照)が接続されている。
また、シリンダヘッド42の背面には、各シリンダの吸気ポートに各々連通する吸気口42Bが設けられ、各吸気口42Bには、各々インシュレータ(パイプ)60を介して燃料噴射装置70が接続され、この燃料噴射装置70の後方にはエアクリーナ80が連設されている。
燃料噴射装置70は、図3に示すように、スロットルボディ71を備え、このスロットルボディ71は、インシュレータ60を介してシリンダヘッド42に接続されている。スロットルボディ71は、シリンダヘッド42の各吸気口42Bにインシュレータ60を介して各々連通する吸気通路を備え、各吸気通路には、ユーザのスロットル操作に応じて開閉するバタフライ弁が配設され、各バタフライ弁によってエアクリーナ80からエンジン6の各シリンダに供給される空気の量が調整される。
このスロットルボディ71には、4本のインジェクタ72が取り付けられ、これらインジェクタ72には、燃料タンク11に取り付けられた燃料ポンプから延びるヘッド管73が接続されている。各インジェクタ72は、図示を省略した制御ユニットの制御により、スロットルセンサ74が検出したスロットル開度等に応じてヘッド管73に供給された燃料をスロットルボディ71の各吸気通路内に各々噴射する。これによって、スロットルボディ71からは、燃料と空気を混合した混合気がエンジン6に供給される。
エアクリーナ80は、前ケース81と後ケース82とに分割可能なエアクリーナケース83を備え、このエアクリーナケース83は、背面板82Aが前面板81Aに対して下方に行くほど離れる向きで傾斜し、これにより、エアクリーナ80は下方に行くほど内部空間が前後方向に略広くなる箱形状に形成されている。
前ケース81には、図4に示すように、4つのエアファンネル85が横並びに間隔を空けて配設され、これらエアファンネル85の下方空間には、筒状のエアフィルタ86と、外気導入室αを構成する外気導入ユニット87とが横並びに収容されている。
また、後ケース82の側面には、図2に示すように、エアフィルタ86と対向する領域にメンテナンスカバー88が着脱自在に装着され、このメンテナンスカバー88を外すと、エアフィルタ86と対向する領域が開口し、エアフィルタ86を着脱可能となっている。
また、後ケース82の下部には、図3に示すように、マウント82Bが一体に形成され、図1に示すように、このマウント82Bを介してエアクリーナ80がミドルフレーム32に支持される。
また、上記エアクリーナケース83は、図4及び図5に示すように、上記4つのエアファンネル85の列の位置が最大幅とされ、それ以外の位置では、幅狭に形成されている。ここで、エアクリーナケース83の最大幅は、4つのエアファンネル85を燃料噴射装置70の4つの吸気通路にその軸線方向を揃えて連なるように配置可能な寸法に設定されている。
図4に示すように、外気導入ユニット87は、外気導入口87Aを有し、この外気導入口87Aは、後ケース82の背面板82Aから外に開口し、当該ユニット87内に外気を導入し、エアフィルタ86の内部に外気を供給する。
エアフィルタ86は、波目状に折り畳まれた濾紙86Aを外周形状に沿って備え、この外周形状は、図3に示すように、このエアフィルタ86の収容空間を構成するエアクリーナケース83の壁部に沿った形状に形成されている。
より具体的には、このエアフィルタ86は、エアクリーナケース83の背面板82Aの傾斜に沿って下方に広がりをもつ異形断面に形成され、これにより、エアクリーナケース83内の前後長が広い下方空間にエアフィルタ86がその前後に略隙間無く配置され、エアフィルタ86の配置効率が向上すると共に、広い濾過面積を確保することができる。
上記構成により外気導入ユニット87に導入された外気は、図4に矢印で示すように、エアフィルタ86の内側から外側に抜ける際に濾紙86Aを通過して清浄化され、エアクリーナケース83のエアフィルタ86及び外気導入ユニット87の外空間である清浄空気室β内に導入され、この清浄空気室β内の空気がエアファンネル85を通って燃料噴射装置70のスロットルボディ71へ供給される。
このように、本実施形態では、エアクリーナ80には、エアファンネル85下方に広い空間が形成され、この空間内にエアフィルタ86及び外気導入ユニット87が配置されるので、エアクリーナ80の前後長D(図3参照)を短くすることができる。
また、エアクリーナ80の高さH(図3参照)を、図2に示すように、車体フレーム2に支持した際に、エンジン6のクランクケース40と、燃料タンク11との間の間隙に収まる高さに形成し、かつ、エアクリーナ80の後端をミドルフレーム32の傾斜に沿った傾斜としている。
これにより、エアクリーナ80が側面視で略縦長形状に形成され、エアクリーナ80の容量を十分に確保しつつ、エアクリーナ80の前後長Dを短くすることができ、図2に示すように、エアクリーナ80の後端をミドルフレーム32より前方に位置させ、かつ、燃料タンク11より下方に位置させることが可能である。すなわち、エアクリーナ80を側面視でミドルフレーム32や燃料タンク11と干渉しない位置に配置することができる。
また、エアクリーナ80の左右幅が、エアファンネル85の列の位置で他の部分の幅より広く形成されるので、各エアファンネル85を燃料噴射装置70に合わせた適切な位置に配置しつつ、幅のコンパクト化を図ることができる。このため、エアクリーナ80の設置に必要なスペースを省スペース化することができる。
また、エアクリーナケース83と別体の外気導入ユニット87により外気導入室αを形成したので、エアクリーナケース83の形状を簡素化でき、エアクリーナケース83の製作を容易にすることができる。
ところで、上記エアファンネル85は、図5に示すように、左側2つのエアファンネルが一体の部品(以下、ファンネルユニット90Aという。)で形成され、右側2つのエアファンネルが一体の部品(以下、ファンネルユニット90Bという。)で形成されている。また、これらファンネルユニット90A及び90Bの前側端部(清浄空気の出口側端部に相当)には、当該ファンネルユニット90A及び90Bと、エアクリーナ80及び燃料噴射装置70とを一体に連結するための第1連結プレート100が各々設けられている。
第1連結プレート100は、プレート本体110を有し、このプレート本体110には、2つのエアファンネル85の開口と各々連通する開口孔101、102と、開口穴101及び102の外側を無端で覆うシール溝111とが設けられている。
また、プレート本体110には、当該プレート本体110の両側から外側に延出する第1連結部120及び第2連結部130と、プレート本体110の左右略中央位置から外側(図5中、下方側)に延出する第3連結部140とが更に設けられている。
詳述すると、第1連結部120は、プレート本体110の開口孔101及び102の中心を結ぶ直線L1を境とした一方側(図5中、上方側)の領域であって、一方の開口孔101の中心を通る上記直線L1の垂直線L2より外側(図5中、左側)に設けられると共に、シール溝111の外側にねじ孔121を有している。
また、第2連結部130は、上記直線L1を境とした一方側の領域であって、他方の開口孔102の中心を通る上記直線L1の垂直線L3より外側(図5中、右側)に設けられると共に、シール溝111の外側にねじ孔131を有している。ここで、本構成では、上記第1連結部120のねじ孔121と、上記第2連結部130のねじ孔131とが第1連結プレート100の左右対称位置に設けられている。
また、第3連結部140は、上記直線L1を境とした他方側(図5中、下方側)の領域であって、上記垂直線L2、L3の間に設けられ、シール溝111の外側にねじ孔141を有している。これらによって、図5に示すように、第1連結プレート100の両端部と中央下方とにねじ孔121、131及び141が各々形成され、言い換えれば、当該第1連結プレート100上に想定した略2等辺三角形の頂点位置にねじ孔121、131及び141が形成されている。
また、燃料噴射装置70の後側端部(清浄空気の入口側端部に相当)には、図3及び図6に示すように、上記第1連結プレート100に各々連結可能な左右一対の第2連結プレート200が各々設けられている。
この第2連結プレート200は、上記第1連結プレート100の開口孔101、102に各々連通する開口孔201、202を有するプレート本体210を備え、このプレート本体210には、上記第1連結プレート100のねじ孔121、131及び141に各々連通する貫通孔221、231及び241が形成されている。
以上の構成の下、図7に図6のX−X断面を示すように、エアファンネル85の第1連結プレート100のシール溝110にシール90を挿入した後、この第1連結プレート100をエアクリーナ80の前面板81Aの一方側に近接させ、この前面板81Aの他方側に燃料噴射装置70の第2連結プレート200を近接させ、第1連結プレート100のねじ孔121、131及び141(図7においてはねじ孔141のみを示す)と、前面板81Aに予め形成されたねじ孔81Bと、第2連結プレート200の貫通孔221、231及び241(図7においては貫通孔241のみを示す)とを連通させる。
そして、各連通した孔に、第2連結プレート200側からねじ95を各々挿入して第1連結プレート100のねじ孔121、131及び141に締結することにより、燃料噴射装置70とエアクリーナ80とを一体的に連結することができる。
本実施形態では、図2に示すように、エアクリーナ80及び燃料噴射装置70を車体に設置した状態では、エアクリーナ80の後端がミドルフレーム32より前方に位置するので、上記のようにして燃料噴射装置70とエアクリーナ80とを一体的に連結し、これを1つのアッセンブリーとして、車体側方からエンジン6に着脱することができる。
従って、燃料タンク11を設置した状態でも、燃料タンク11を取り外すことなく、燃料噴射装置70をインシュレータ60から外せば、エアクリーナ80を燃料噴射装置70と一体でエンジン6から取り外すことができ、また、エアクリーナ80を燃料噴射装置70と一体でエンジン6に取り付けることができ、エアクリーナ80や燃料噴射装置70を容易に着脱することが可能になり、組み付け性やメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施形態では、エアクリーナ80が、燃料噴射装置70に連なる複数のエアファンネル85の列に平行して、その下方に筒状のエアフィルタ86を収容するので、エアクリーナ80の前後長Dを短くすることができる。しかも、このエアクリーナ80の側方に着脱自在なメンテナンスカバー88を設けて側方からエアクリーナ80を着脱自在に構成したので、エアクリーナ80を車体に設置した状態でもエアクリーナ80を車体側方から容易に着脱することができ、エアフィルタ86のメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施形態では、エアクリーナ80の左右幅が、エアファンネル85の列の位置で他の部分の幅より広く形成されるので、エアクリーナ80の設置スペースを省スペース化でき、スペース効率をより良くすることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明らかである。例えば、上述の実施形態では、エアクリーナ80を燃料タンク11と干渉しない位置に配置して燃料タンク11を持ち上げることなく車体側方から着脱可能にする場合について説明したが、これに限らず、燃料ホースやハーネス等を外すことなく燃料タンク11を少し持ち上げれば、エアクリーナ80を燃料噴射装置70と一体でエンジン6から着脱できる程度であれば、エアクリーナ80が燃料タンク11と干渉する位置に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、エアファンネル85の第1連結プレート100にねじ95を締結可能なねじ孔121、131及び141を形成する場合について説明したが、これに限らず、ねじ孔121、131及び141に代えてボルトの貫通孔を形成し、この貫通孔を介してボルトとナットとにより燃料噴射装置70とエアクリーナ80とを一体に連結するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、並列4気筒エンジンを有する自動二輪車の吸気構造に本発明を提供する場合について例示したが、これに限らず、並列2気筒エンジン等の他の多気筒エンジンを有する自動二輪車の吸気構造に適用することが可能である。
本実施形態に係る自動二輪車の全体構成を示す側面図である。 燃料噴射装置及びエアクリーナをその周辺構成と共に示す側面図である。 燃料噴射装置及びエアクリーナの一部断面を含む側面図である。 エアクリーナの内部を示す斜視図である。 エアクリーナの第1連結プレートを周辺構成と共に示す図である。 エアクリーナの第1連結プレートと燃料噴射装置の第2連結プレートとの連結状態を示す図である。 図6のX−X断面を示す図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
6 エンジン
30 ヘッドパイプ
31 メインパイプ
32 ミドルフレーム
33 ダウンチューブ
35 ピボットプレート
60 インシュレータ
70 燃料噴射装置
71 スロットルボディ
72 インジェクタ
80 エアクリーナ
81 前ケース
82 後ケース
83 ケース
85 エアファンネル
86 エアフィルタ
100 第1連結プレート
200 第2連結プレート

Claims (3)

  1. ヘッドパイプから車体後方にメインパイプが延び、後輪を支持するスイングアームを枢止するピボットプレート部に向けて、メインパイプからミドルフレームが延び、ミドルフレームの前方に燃料噴射装置を有する自動二輪車の吸気構造において、
    前記燃料噴射装置の後方にエアクリーナを連設し、エアクリーナの後端を前記ミドルフレームより前方に位置させ、前記エアクリーナを前記燃料噴射装置と一体で車体側方からエンジンに着脱可能としたことを特徴とする自動二輪車の吸気構造。
  2. 前記エアクリーナが、前記燃料噴射装置に連なる複数のエアファンネルと、これらエアファンネルの列に平行して、その下方に配置される筒状のエアフィルタとを備え、前記エアクリーナの側方に着脱自在なカバーを備え、このカバーを外して前記エアフィルタを着脱可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の吸気構造。
  3. 前記エアファンネルの列の位置において、前記エアクリーナの左右幅が他の部分の幅より広く形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の吸気構造。

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