JP2007228563A - 携帯型放送受信端末 - Google Patents

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浩之 上仲
Naoki Ejima
直樹 江島
Kazuya Iwata
和也 岩田
Hiroyuki Morimoto
洋行 森本
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Abstract

【課題】電車などの公共交通手段での移動受信時におけるチャンネル切り替えを容易に行うことが可能な携帯型放送受信端末を提供する。
【解決手段】携帯型放送受信端末100は、移動中の継続受信のために必要となる情報を記憶するメモリカード108と、現在の時刻を計測する時計部105と、メモリカード108に記憶された移動中の継続受信のために必要となる情報と、時計部105で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定部106とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動しながら放送を受信可能な携帯型放送受信端末、受信情報生成装置、放送受信システム、受信情報生成プログラムに関する。特に、携帯型放送受信端末の選局方法に関する。
2003年12月より地上デジタル放送が開始された。当初は東京、名古屋、大阪のみであった放送エリアは、徐々に拡大しつつある。地上デジタル放送は、従来のアナログ放送と比較すると、高音質、高画質という特徴に加えて、OFDM変調方式(OFDM:Orthgonal Frequency Division Multiplexing)を採用したことにより移動しながらでも良好な受信が可能であるという特徴を備える。
地上デジタル放送では、固定端末向けの通常放送と、固定端末向けのハイビジョン放送と、携帯端末向けのワンセグ放送とが、多重されてサービスされている。ワンセグ放送は、携帯電話や車載テレビ、あるいはポータブルテレビなどでの受信が期待されており、移動しながらの受信が利用シーンの中では大部分を占める。また、地上デジタル放送は、日本国内を複数の放送エリアに分割し、各エリア毎にチャンネル番号などの設定が異なる。例えば、A局のチャンネル番号が、東京では「27」、名古屋では「20」、大阪では「24」に設定されているように、一つの放送局であるにもかかわらず、放送エリアによって異なるチャンネル番号が割り当てられている場合がある。
例えば、新幹線に乗車して、東京駅と新大阪駅との間を移動しながら放送番組を視聴する場合、東京エリア、名古屋エリア、大阪エリアの放送エリアをまたがって移動することになる。この場合、エリア間を移動する度に、携帯型放送受信端末のチャンネル設定を変更しなければ、東京駅を出発する時点で視聴していた所定のチャンネルの番組放送を、新大阪駅に到着するまで継続して受信することはできない。所定のチャンネルの番組放送の受信ができなくなると、視聴者は所定の操作を行って、受信可能な放送局を選局する必要がある。さらに、静岡や京都、あるいはその途中の中継局などを考慮すると、同じ放送局から発信されている放送番組を継続して視聴するためには、新幹線乗車中に何度もチャンネルを切り替える操作が必要となる。
この問題を解決する手段として、携帯型放送受信端末にGPS(Global Positioning System)受信機を搭載し、携帯型放送受信端末の位置情報を取得し、取得した位置情報をもとにしてインターネットに接続されたサーバから現在位置において受信可能な放送局周波数と放送局系列情報とを取得するという技術がある。そのような技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2004−23579号公報
しかしながら、特許文献1で用いられているGPSは、カーナビゲーションシステムや一部の携帯電話端末に搭載されている技術ではあるが、携帯型放送受信端末にとっては消費電力が大きくなるなどの課題があるため、一般的な技術ではない。そのためGPSを搭載していない携帯型放送受信端末の大部分において、放送エリアをまたがって所望の放送局の番組を視聴し続けるためには、視聴者が放送を受信できなくなった時にチャンネルスキャン操作を実施し、見つかった放送局の中から所望の放送局を選択しなければならなかった。
本発明の目的は、特に電車などの公共交通手段での移動受信時におけるチャンネル切り替えを容易に行うことが可能な携帯型放送受信端末を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の携帯型放送受信端末は、移動中の継続受信のために必要となる情報を記憶する記憶手段と、現在の時刻を計測する時計手段と、前記記憶手段に記憶された移動中の継続受信のために必要となる情報と、前記時計手段で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定手段と、を有する。
本発明は、電車などの公共交通手段での移動中に放送番組を受信している時、たとえ他の放送エリア内へ移動したとしても、当初受信していた放送番組を継続して受信できるという効果がある。
(実施の形態1)
〔1−1 携帯型放送受信端末の構成〕
〔1−1−1 携帯型放送受信端末の基本構成〕
図1は、実施の形態における携帯型放送受信端末の構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯型放送受信端末100は、アンテナ101、選局部102、放送信号復調処理部103、入出力部104、時計部105、チャンネル判定部106、およびメモリカードスロット107を備えている。
アンテナ101は、放送波を受信することができる。アンテナ101は、携帯型放送受信端末100に内蔵された内蔵アンテナで構成してもよいし、携帯型放送受信端末100に収納可能に配されているロッドアンテナで構成してもよいし、携帯型放送受信端末100に着脱可能なロッドアンテナやワイヤーアンテナなどの外部アンテナで構成してもよい。
選局部102は、アンテナ101で受信した放送波から、入出力部104の構成要素である操作部104cで指示されたチャンネルを選局する。
放送信号復調処理部103は、選局されたチャンネルの放送波から映像信号と音声信号を復調する。放送信号復調処理部103で復調された映像信号は、LCD104a(LCD:liquid crystal display)に出力され、映像に変換されて表示される。また、放送信号復調処理部103で復調された音声信号は、スピーカ104bで音声に変換されて出力される。
入出力部104は、入力部と出力部とから構成されている。具体的には、出力部であるLCD104a及びスピーカ104bと、入力部である操作部104cとを備えている。LCD104aは、液晶ディスプレイパネルで構成されているが、ELディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルなどで構成されていてもよく、少なくとも映像を表示できればよい。また、操作部104cは、一般的にパーソナルコンピュータに搭載されるキーボードや、カーソルキーや、テンキーなどで実現することができるが、その形態は限定されない。また、入出力部104は、入力部と出力部とを同時に備えるように図示しているが、各々独立して図示してもよい。
時計部105は、内部クロックに基づいて運針制御を行っているものである。時計部105からは、現在時刻を取得することができる。
チャンネル判定部106は、メモリカードスロット107に装着されたメモリカード108(本発明の記憶手段)に記憶された移動中の継続受信のために必要となる情報と、時計部105で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルが変更されることをLCD104aを用いて報知する。
メモリカードスロット107は、メモリカード108を着脱することができるとともに、メモリカード108に記録されている情報を読み出したり、メモリカード108に情報を書き込んだりすることができる。なお、実施の形態1では、メモリカードスロット107を備えているが、携帯型放送受信端末100に対して着脱が不可能なメモリで構成してもよい。また、メモリカード108は、半導体記憶素子が内蔵されているが、ディスク状情報記録媒体で構成してもよい。
〔1−1−2 受信情報生成装置の構成〕
図2は、実施の形態における受信情報生成装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、受信情報生成装置200は、運行情報抽出部203、キーボード204、受信情報生成部205、放送エリア情報記憶部206、およびメモリカードスロット207を備えている。なお、受信情報とは、移動中に放送番組を継続受信するために必要となる情報のことである。
運行情報抽出部203は、インターネット202に接続された運行情報提供サーバ201にアクセスが可能である。運行情報抽出部203は、運行情報提供サーバ201から、交通手段の運行情報を抽出することができる。交通手段の指定は、キーボード204(本発明の交通手段選択手段)で指定することができる。
受信情報生成部205は、運行情報抽出部203で抽出された運行情報と、放送エリア情報記憶部206に記憶された放送エリア情報とを比較して、受信情報を生成する。
メモリカードスロット207は、受信情報を、メモリカード108に書き込むことができる。
受信情報生成装置200をより具体的に例示すると、運行情報抽出部203と受信情報生成部205と放送エリア情報記憶部206とは、パーソナルコンピュータのプログラムとして実現することができる。
〔1−2 携帯型放送受信端末の動作〕
以下、本発明におけるデータ処理に関して説明する。
〔1−2−1 受信情報の生成方法〕
現在、インターネットでは、様々な列車時刻情報、乗換案内情報などが提供されている。図3は、受信情報生成装置200におけるデータ処理の流れを示すフローチャートである。以下、携帯型放送受信端末100の使用者が、新幹線で東京駅と新大阪駅との間を移動する場合を一例として挙げて説明する。 図3において、実線は処理の流れを示す。また、破線はデータの流れを示す。
まず、使用者は、キーボード204を操作して、任意の交通手段と出発駅と到着駅とを入力する。例えば、交通手段として「新幹線」を選択し、出発駅として「東京駅」を選択し、到着駅として「新大阪駅」を選択したとする(S301)。
運行情報抽出部203は、インターネット202を経由して運行情報提供サーバ201にアクセスし、新幹線の東京駅と新大阪駅との間の運行情報を抽出する(S302)。この抽出処理では、多くの列車の運行情報が抽出されるが、一例として、抽出された「急行403号」の運行情報を図4に示す。これにより、出発駅から到着駅までの間における停車駅、および到着時刻と出発時刻が判定できる。なお、図4において、時刻欄の記号「レ」は、通過であることを示す。
一方、放送エリア情報記憶部206には、鉄道の駅名、駅間距離、チャンネルリスト表示距離、チャンネルリスト番号、およびその駅の所在地域において受信可能なチャンネルリストが記憶されている。図5は、新幹線における東京駅と新大阪駅との間について、放送エリア情報記憶部206に記憶されている放送エリア情報を例示している。
図5において、駅間距離は、東京駅から新大阪駅までにおける、各駅と駅との間の距離を示す。チャンネルリスト表示距離は、駅間でチャンネルリストが変更される場所が前駅からどれだけの距離であるかを示している。例えば、新横浜駅と小田原駅との間でチャンネルリスト番号が「1」から「2」に変更されるが、チャンネルリスト番号が変更される場所は新横浜駅から34.1kmの地点であることを示している。チャンネルリスト番号は、放送エリア毎に設定されている番号であり、各チャンネルリスト番号に対応する各放送局のチャンネル番号が割り当てられている。例えば、チャンネルリスト番号「1」は、東京エリアのチャンネル番号が割り当てられており、東京エリアに端末がある時にA局を受信するには、端末のチャンネル番号を「27」に設定する必要があることを示している。また、放送エリアの境界は、駅間に設定されていることが多く、これに伴いチャンネルリスト番号を切り替える必要がある場所は駅間に設定されている。
受信情報生成部205は、図4に示す運行情報および図5に示す放送エリア情報により、図6に示す「急行403号」に適した受信情報を生成する(S303)。受信情報の生成について、図7に示すフローチャートを参照して、さらに詳細に説明する。
図7に示すように、運行情報(図4参照)に基づき、チャンネルリスト番号が変更される駅間の所要時間を算出する(S701)。例えば、品川駅と静岡駅との間であれば、品川駅の出発時刻が8時14分であり、静岡駅の到着時刻が9時08分であるから、品川駅から静岡駅までの所要時間は54分であることがわかる。また、図5に示す放送エリア情報により、品川駅と静岡駅との間でチャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更され、さらにチャンネルリスト番号が「2」から「3」へ変更されることがわかる。
次に、図5に示す放送エリア情報に基づき、品川駅と静岡駅との間の駅間距離を算出する(S702)。品川駅と静岡駅との間の駅間距離は、両駅間の駅間距離の和であり、式(1)に示すように求められる。
22.0+55.1+20.7+16.1+25.5+34.0=173.4(km) ・・・(1)
次に、チャンネルリスト番号が変更される距離を算出する(S703)。図5に示す放送エリア情報により、チャンネルリスト番号「1」からチャンネルリスト番号「2」への変更は、新横浜駅と小田原駅との間における所定位置において行われることがわかる。その所定位置とは、新横浜駅から34.1kmの地点である。したがって、品川駅から、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所までの距離は、品川駅と新横浜駅との間の駅間距離である22.0kmに、新横浜駅からのチャンネルリスト表示距離である34.1kmを加算して、式(2)のように求められる。
22.0+34.1=56.1(km) ・・・(2)
同様に、品川駅から、チャンネルリスト番号が「2」から「3」へ変更される場所までの距離は、式(3)で求められる。
22.0+55.1+11.8=88.9(km) ・・・(3)
次に、チャンネルリスト表示時刻を算出する(S704)。前記の通り、品川駅の出発時刻は8時14分であり、品川駅から静岡駅までの所要時間は54分であり、品川駅と静岡駅との間の駅間距離は式(1)に示す通り173.4kmである。
品川駅から、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所までの距離は、式(2)に示す通り56.1kmであるから、品川駅を出発してからチャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所までの所要時間は、式(4)で求められる。
54×(56.1÷173.4)≒17(分) ・・・(4)
品川駅の出発時刻が8時14分であるから、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更されるチャンネルリスト表示時刻は、8時14分に式(4)で求められた17分を加算した、8時31分であることがわかる。
同様にして、品川駅を出発した後、チャンネルリスト番号が「2」から「3」へ変更されるまでの時間は、式(5)で求められる。
54×(88.9÷173.4)≒28(分) ・・・(5)
そこで、チャンネルリスト番号が「2」から「3」へ変更されるチャンネルリスト表示時刻は、8時14分に式(5)で求められた28分を加算した、8時42分であることがわかる。
以上の処理(S701〜S704)を、チャンネルリスト番号が変更されるすべての駅間について行う(S705)。これにより、図6に示す「急行403号」に適した受信情報を生成することができる(S303)。
再び、図3のフローチャートを参照して説明する。ここまでは、「急行403号」を例として説明したが、東京駅と新大阪駅との間を運行する新幹線の列車は、他にも多数ある。そこで、東京駅と新大阪駅との間を運行するすべての列車について、図7に示す処理を行い、受信情報を生成する(S304)。
すべての列車についてS303の処理を行えば、生成された受信情報を、メモリカードスロット207に装着されたメモリカード108に記録する(S305)。
なお、メモリカード108に記録される受信情報のファイルフォーマットは、端末のメーカーあるいは機種毎に独自の形式としてもよいが、テキスト形式などのように共通のファイルフォーマットであってもよい。受信情報を共通ファイルフォーマットで作成することで、メーカーや機種を問わず、他の携帯型放送受信端末や携帯電話端末などで受信情報を使用することができる。
〔1−2−2 放送の視聴動作〕
続いて、図8に示すフローチャートを参照して、実施の形態1の携帯型放送受信端末100の使用者が、新幹線で東京駅と新大阪駅との間を実際に移動する場合を例として、携帯型放送受信端末100の動作を説明する。
前述の「1−2−1 受信情報の生成方法」の欄で説明したように、東京駅と新大阪駅との間を運行するすべての列車について、移動中の継続受信のために必要となる情報(受信情報)が生成されている。したがって、携帯型放送受信端末100の使用者は、東京駅と新大阪駅との間を運行するすべての列車のいずれを選択してもよい。ここでは、「急行403号」に乗車し、東京駅から新大阪駅までの間で、A局を継続して視聴する場合を例として説明する。
まず、図1に示すメモリカード108をメモリカードスロット107に装着する。メモリカード108には、東京駅と新大阪駅との間を運行するすべての列車についての、受信情報が記録されている。
次に、図9に示すように、入出力部104の操作部104c(図1参照)を操作し、LCD104aに表示されたメニュー901において「2.チャンネルリスト」を選択する。さらに、チャンネルリストメニュー902において「1.選択」を選択する。最後に、選択メニュー903において「2.電車」を選択する。この選択処理は、図8のフローチャートにおけるS801で実行される。
次に、LCD104aに、図10に示す列車名入力画面が表示されるので、入出力部104の操作部104cを操作して、「急行403」と入力する(S802)。
これにより、携帯型放送受信端末100は、メモリカード108に記録されている受信情報の中から、「急行403号」に適した受信情報を抽出する。携帯型放送受信端末100は、抽出した受信情報に基づいて動作を行う。
「急行403号」が東京駅を出発する時には、使用者は、図6に示すチャネルリスト番号「1」のチャンネルリストにしたがって、チャンネル番号「27」のA局を視聴している。チャンネル判定部106は、時計部105で計測される現在の時刻と、図6に示すチャンネルリスト表示時刻との比較を開始する(S803)。
図6に示す最初のチャンネルリスト表示時刻である8時31分に到達すると、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面を、LCD104aに表示する(S804)。図6に示すように、現在のチャンネルリスト(チャンネルリスト番号「1」)では、A局のチャンネル番号は「27」であるが、次のチャンネルリスト(チャンネルリスト番号「2」)ではA局のチャンネル番号は「19」に設定されている。
ここで、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面において、使用者が操作部104cを通じて「はい」を選択する(S805)と、以後、適用するチャンネルリストのチャンネルリスト番号を「1」から「2」に変更する(S806)。
さらに、入出力部104は、選局部102に対して、選局するチャンネル番号を「27」から「19」に切り替える指示を出し、選局部102はチャンネル番号「19」に対応する放送波を受信する(S807)。放送信号復調処理部103は、選局されたチャンネルの放送波から映像信号と音声信号を復調する。復調された映像信号に基づく映像は、入出力部104の構成要素であるLCD104aに表示される。また、復調された音声信号に基づく音声は、入出力部104の構成要素であるスピーカ104bで音響出力される。
その後も、チャンネル判定部106は、時計部105で計測される現在の時刻と、図6に示すチャンネルリスト表示時刻との比較を継続する。図6に示す、次のチャンネルリスト表示時刻である8時42分に到達すると、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面を再度LCD104aに表示する。
S803からS807までの処理は、図6に示す最終のチャンネルリスト表示時刻である10時52分まで繰り返される(S808)。
なお、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面が、LCD104aに表示された時に(図8のS804)、使用者が「いいえ」を選択入力することによって(S805)、チャンネルリストの変更処理(図8のS806)をスキップすることができる。
放送エリアの境界において、地形効果により、変更前のチャンネルリストで放送が視聴可能である場合や、列車が定刻通り運行されておらず、まだ放送エリアの境界に達していないような場合などに、継続して変更前のチャンネルリストで放送を視聴することができる。すなわち、視聴の状況に合わせて、使用者がチャンネルリストを切り替えるか否かを自由に判断することができる。
〔1−3 実施の形態1の効果、他〕
本実施の形態の受信情報生成装置200は、キーボード204より構成され交通手段を選択する交通手段選択手段と、パーソナルコンピュータのプログラムとして実現されるとともに、インターネット202から前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出部203と、放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶部206と、前記運行情報抽出部203で抽出された交通手段の運行情報と、前記放送エリア情報記憶部206に記憶された放送局の放送エリア情報とを比較して、移動中の継続受信のために必要となる情報(受信情報)を生成する受信情報生成部205と、前記受信情報生成部205で生成された移動中の継続受信のために必要となる情報(受信情報)を記憶するメモリカード108より構成された記憶手段と、を有することを特徴とするものである。この受信情報生成装置200によって、移動中の継続受信のために必要となる情報(受信情報)が、メモリカード108で構成される前記記憶手段に記憶される。
本実施の形態の携帯型放送受信端末100は、メモリカード108で構成され移動中の継続受信のために必要となる情報(受信情報)を記憶する記憶手段と、現在の時刻を計測する時計部105と、前記記憶手段に記憶された移動中の継続受信のために必要となる情報(受信情報)と、前記時計部105で計測された現在の時刻とを比較して受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定部106を備えている。
以上のように、本実施の形態の受信情報生成装置200と携帯型放送受信端末100とを使用すれば、容易に現在の放送エリアを特定することができ、使用者が継続して所望の放送を見続けることが可能となる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2を、図12〜図17を参照しながら説明する。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様な構成を有するため、構成に関する詳細説明を省略する。また、本実施の形態において、実施の形態1と同様のステップについては、同一番号を付与して、詳細な説明は省略する。
実施の形態1では、使用者がキーボード204を操作して交通手段、出発駅および到着駅をそれぞれ指定する構成としたが、実際の交通手段が、何らかの原因で定刻から遅れて運行されることが考えられる。これを考慮して、実施の形態2では、交通手段の遅れ情報を指定することが可能である。
また、実施の形態1では、運行情報抽出部203が、指定された出発駅と到着駅間の全ての列車の運行情報を抽出する構成としたが、実施の形態2では、交通手段の列車種別などの情報を指定する構成である。列車種別は、鉄道会社によって異なるが、概ね「特急」、「急行」、「普通」列車のように分けることができる。指定された駅間の所要時間は、ほぼ列車種別により決められる。したがって、実施の形態2では、列車種別情報を利用して、受信情報を生成する。
〔2−1 受信情報の生成動作〕
図12は、受信情報生成装置200におけるデータ処理の流れを示すフローチャートである。以下、携帯型放送受信端末100の使用者が、新幹線で東京駅と新大阪駅との間を移動する場合における、受信情報の生成処理を一例として挙げて説明する。 図12において、実線は処理の流れを示す。また、破線はデータの流れを示す。
図12において、携帯型放送受信端末100の使用者が、受信情報生成装置200のキーボード204を操作して、交通手段として「電車」を指定し、出発駅として「東京駅」を指定し、到着駅として「新大阪駅」を指定したとする(S301)。
次に、運行情報抽出部203は、インターネット202を経由して運行情報提供サーバ201にアクセスし、指定された列車の東京駅と新大阪駅との間の列車種別毎の運行情報を抽出する(S302)。抽出される運行情報には、図13に例示するように、「特急」、「急行」、「普通」列車という三種類の列車種別毎に、東京駅から各停車駅までの所要時間および各駅における停車時間が含まれる。例えば、東京駅から新大阪駅まで、特急列車を利用する場合、図13に示すように特急列車は新横浜駅、名古屋駅、京都駅のみで停車し、他の駅では停車せずに通過する。特急列車は、東京駅から新横浜駅までの所要時間が16分であり、新横浜駅での停車時間が1分である。一方、普通列車を利用する場合、普通列車は、出発駅から到着駅までの間の全ての駅で停車し、東京駅から新横浜駅までの所要時間が19分であり、新横浜駅での停車時間が1分である。
受信情報生成部205は、図13に示す列車種別毎の運行情報、および図5に示す放送エリア情報により、図14に示す「特急」、「急行」、「普通」列車毎に適した、受信情報を生成する(S303、S306)。受信情報の生成について、チャンネルリスト番号が変更される新横浜駅と小田原駅間を例として、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7において、まず、特急列車を利用する場合について説明する。図5に示す放送エリア情報により、新横浜駅と小田原駅との間で、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更されることがわかる。このチャンネルリスト番号が変更される場所に対して、前後の特急列車停車駅は、それぞれ新横浜駅と名古屋駅である。図13に示す列車種別毎の運行情報により、特急列車は東京駅から新横浜駅までの所要時間が16分であり、新横浜駅で1分間停車して再び出発し、東京駅から名古屋駅までの所要時間が1時間40分である。したがって、特急列車が新横浜駅を出発して名古屋駅に到着するまで所要時間は、式(6)に示すように1時間23分である(S701)。
100−17=83(分) ・・・(6)
次に、駅間距離を算出する。具体的には、図5に示す放送エリア情報に含まれる駅間距離の情報に基づいて、新横浜駅から名古屋駅までの駅間距離が、式(7)のように求められる(S702)。
55.1+20.7+16.1+25.5+34.0+49.1+27.8+36.5+42.7+29.7=337.2(km) ・・・(7)
次に、チャンネルリスト番号が変更される場所までの距離を抽出する。具体的には、放送エリア情報記憶部206に記憶されている放送エリア情報(図5)により、新横浜駅から、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所までの距離を抽出する。その距離は、34.1kmである(S703)。
したがって、特急列車が新横浜駅を出発してから、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更されるまでの所要時間は、式(8)で求められる。
83×(34.1÷337.2)≒8(分) ・・・(8)
また、図13に示す列車種別毎の運行情報により、特急列車が東京駅を出発してから、新横浜駅に到着し、新横浜駅で1分間停車して再び出発するまでの時間は17分であるので、東京駅の出発時刻から起算して、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更されるチャンネルリスト表示時間 は、式(9)で求められる(S704)。
17+8=25(分) ・・・(9)
すなわち、特急列車が東京駅を出発してから、25分後にチャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更されるように設定される。
以上の処理(S701〜S704)を、チャンネルリスト番号が変更されるすべての駅間について行う(S705)。これにより、図14に示す特急列車に適した受信情報を生成することができる。
次に、普通列車を利用する場合について説明する。
チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所に対して、普通列車の前後停車駅は、それぞれ新横浜駅と小田原駅である。図13に示す列車種別毎の運行情報により、普通列車は、新横浜駅から小田原駅までの所要時間が、16分であることがわかる(S701)。
36−20=16(分) ・・・(10)
次に、放送エリア情報記憶部206に記憶されている放送エリア情報(図5)により、新横浜駅から小田原駅までの駅間距離と、新横浜駅からチャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所までの距離を抽出する。具体的には、駅間距離が55.1kmで、チャンネルリスト番号が変更される場所までの距離が34.1kmである(S702、S703)。
したがって、普通列車が、新横浜駅から出発し、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される場所までの所要時間は、式(11)で求められる。
16×(34.1÷55.1)≒10(分) ・・・(11)
また、図13に示す列車種別毎の運行情報により、普通列車が東京駅を出発してから、新横浜駅に到着し、新横浜駅で1分間停車して再び出発するまでの時間は、20分であることがわかる。したがって、チャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更される時のチャンネルリスト表示時間が、式(12)で求められる(S704)。
20+10=30(分) ・・・(12)
すなわち、普通列車が東京駅を出発してから、30分後 にチャンネルリスト番号が「1」から「2」へ変更されるように設定される。
以上の処理(S701〜S704)をチャンネルリストが変更されるすべての駅間について行う(S705)。これにより、図14に示す普通列車に適した受信情報を生成することができる。
また、急行列車を利用する場合についても、特急列車、普通列車の場合と同様であるから、詳細な説明を省略する。
以上に説明したように、東京駅と新大阪駅との間を運行するすべての列車種別について、受信情報を生成する。受信情報を生成した後(S306でYesと判断された場合)、生成された受信情報を、メモリカードスロット207に装着されたメモリカード108に記録する(S305)。
〔2−2 放送の視聴動作〕
次に、使用者が、新幹線で東京駅と新大阪駅との間を実際に移動する場合を例として、実施の形態2の携帯型放送受信端末100の動作を説明する。図15は、携帯型放送受信端末100の動作を示すフローチャートである。
図15に示すように、まず、使用者は、受信情報が記録されたメモリカード108を、実施の形態2の携帯型放送受信端末100のメモリカードスロット107に装着し、入出力部104よりメニュー設定をする(S801)。例えば、図9に示すようなメニュー設定を行う。
実施の形態2では、利用する交通手段の出発時刻と列車種別を、使用者に問い合わせるよう動作する。LCD104aに、図16に示すように、出発時刻と列車種別を入力可能な画面を表示する。使用者は、入出力部104の操作部104cを操作して、出発時刻と列車種別を入力する。例えば、出発時刻は「8:06」と入力し、列車種別は「急行」と入力する(S802)。
これにより、実施の形態2の携帯型放送受信端末100は、メモリカード108に記録された東京駅と新大阪駅との間を運行する急行列車に適した受信情報に基づいて動作を行う。
急行列車が東京駅を出発する時には、使用者は、図14の列車種別毎の受信情報に示すチャネルリスト番号「1」のチャンネルリストにしたがって、チャンネル番号が「27」のA局を視聴していたとする。チャンネル判定部106は、時計部105で計測される現在の時刻と、チャンネルリスト表示時刻との比較を開始する(S803)。ここで、チャンネルリスト表示時刻は、使用者が指定した出発時刻、列車種別と、図14の列車種別毎の受信情報に示すチャンネルリスト表示時間とから得られる。すなわち、
チャンネルリスト表示時刻=出発時刻+チャンネルリスト表示時間 ・・・(13)
によって求めることができる。
使用者によって指定された出発時刻が8時06分であり、図14に示す急行列車の最初のチャンネルリスト表示時間が19分であるから、式(13)に基づき、最初のチャンネルリスト表示時刻は、8時25分であることがわかる。時計部105で計測される現在の時刻が8時25分になると、図17に示す遅れ情報問い合わせ画面を、LCD104aに表示する(S809)。使用者は、列車の運行状況を確認し、定刻に対して遅れて運行されていれば、遅れている時間の情報(遅れ情報)を入力する(S810で「Yes」と判断された場合)。ここで、使用者が遅れ情報として「0:05」を入力したとすると、時計部105で計測される現在の時刻が8時25分の5分後である8時30分になるまで待ってから(S811、S812)、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面をLCD104aに表示する(S804)。
また、使用者が、列車の運行状況を確認した結果、定刻に対して遅れて運行されていなければ(S810で「No」と判断された場合)、直ちに図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面をLCD104aに表示する(S804)。
以後の処理は、実施の形態1と同じであるので、詳細ない説明を省略する。
〔2−3 実施の形態の効果、他〕
実施の形態2の携帯型放送受信端末100は、メモリカード108よりなる受信情報を記憶する記憶手段と、現在の時刻を計測する時計部105と、メモリカード108よりなる前記記憶手段に記憶された受信情報と、前記時計部105で計測された現在の時刻と、移動に関する時間情報(遅れ情報)とを比較して受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定部106を備えている。
実施の形態2によれば、チャンネルリストを変更する時に、移動に関する時間情報である遅れ情報を入手して、列車が定刻に対して遅れて運行されている場合にも、チャンネルリスト番号を変更すべき時刻にチャンネルリスト番号を変更することができる。
また、実施の形態2では、指定された駅間の所要時間が、列車種別によりはぼ決まるという特性から、全ての列車の運行情報ではなく、列車種別毎の運行情報のみを抽出して受信情報を生成し、メモリカードに記録することとした。これにより、受信情報のデータ量を削減することができる。
(実施の形態3)
本発明を実施するための形態として、実施の形態1と実施の形態2を例示した。しかし、本発明を実施するための形態は、これらに限らない。そこで、本発明のその他の実施の形態を実施の形態3として、以下にまとめて説明する。
〔3−1 記憶手段の実施形態〕
本発明の記憶手段は、実施の形態1と実施の形態2で取り上げたようにメモリカード108のような着脱可能な記憶手段でもよいし、フラッシュメモリのように受信情報生成装置200や携帯型放送受信端末100に内蔵される記憶手段でもよい。記憶手段を内蔵する場合は、メモリカードスロット107、207を搭載する必要がないため、小型化、軽量化、低コスト化が可能となる。
受信情報生成装置200と携帯型放送受信端末100のいずれか、または、双方が着脱可能な記憶手段を持たない場合、すなわち、本発明の記憶手段を内蔵する場合は、受信情報生成装置200と携帯型放送受信端末100を有線または無線で接続して、受信情報生成装置200で生成された受信情報を携帯型放送受信端末100に内蔵された記憶手段に転送すればよい。有線の接続としてはシリアル方式やパラレル方式など、無線の接続としては無線LANや赤外線通信など、接続方式は何でもよい。
実施の形態1と実施の形態2では、携帯型放送受信端末100のチャンネル判定部106が、メモリカードスロット107に装着されたメモリカード108から直接、受信情報を読み込んでいた。しかし、受信情報を、いったんメモリカード108から携帯型放送受信端末100に内蔵された記憶手段に転送した後に、携帯型放送受信端末100のチャンネル判定部106で読み出すようにしてもよい。そうすると、メモリカード108に記録された受信情報を消去して、メモリカード108を別の用途に転用することができる。また、一般的に、メモリカード108よりも携帯型放送受信端末100に内蔵された記憶手段の方が、高速に読み出しが可能である。
〔3−2 放送エリア情報の実施形態〕
実施の形態1と実施の形態2では、受信情報生成装置200の放送エリア情報記憶部206は、あらかじめ放送局の放送エリア情報を記憶しておくこととしたが、インターネット202から放送局の放送エリア情報を抽出するようにしてもよい。放送エリアの拡大が継続しているので、インターネット202から最新の放送局の放送エリア情報を抽出すれば、常に最新の情報に基づいて処理を行うことができる。
図5は放送エリア情報記憶部206に記憶された放送エリア情報の一例であるが、放送局のロゴや受信に必要な各種IDなどの付加情報もあわせて記憶してLCD104aに表示するようにすれば、使用者の利便性を向上させることができる。
放送エリア情報、受信情報は、様々な方法で作成することができるが、本発明は、これらの情報の作成方法を、実施の形態1と実施の形態2に示す方法および上記の方法に限定するものではない。
〔3−3 チャンネルリスト表示の実施形態〕
実施の形態1と実施の形態2では、チャンネルリスト表示時刻に、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面をLCD104aに表示して、使用者にチャンネルリストが切り替わることを報知する。図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面で、使用者が「はい」を選択すると、チャンネルリストを切り替えて、チャンネルを現在視聴中の放送局の次の放送エリアでのチャンネルに切り替える。
しかし、使用者がA局を視聴している場合、図6に示すように静岡駅と掛川駅との間ではチャンネルリスト番号が「2」から「3」に変更されるが、A局のチャンネル番号は「20」のまま変更されない。そこで、たとえチャンネルリスト表示時刻であっても、使用者が視聴している放送局のチャンネル番号が変更されない場合は、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面をLCD104aに表示しないようにすることで、使用者に余計な手間をかけさせないようにすることができる。
さらに、チャンネルリスト表示時刻であって、使用者が視聴している放送局のチャンネル番号が変更される場合であっても、図11に示すチャンネルリスト変更問い合わせ画面をLCD104aに表示せず、自動的にチャンネルリストを切り替えて、チャンネル番号を現在視聴中の放送局の次の放送エリアでのチャンネル番号に切り替えてもよい。使用者の手間をさらに省くことができる。
また、上記とは逆に、チャンネルリスト表示時刻に、次の放送エリアで視聴可能なすべてのチャンネル番号を示すチャンネルリストを表示してもよい。使用者にチャンネルを切り替える契機を与えることができる。
以上のように、チャンネルリスト表示についても、様々な方法が考えられるが、本発明は、チャンネルリスト表示方法を、実施の形態1と実施の形態2に示す方法および上記の方法に限定するものではない。
〔3−4 受信情報提供サーバの実施形態〕
実施の形態1と実施の形態2では、受信情報生成装置200が、インターネット202から交通手段の運行情報を抽出し、放送エリア情報記憶部206に記憶された放送局の放送エリア情報と比較して、受信情報を生成する構成としたが、インターネット202上の受信情報提供サーバ1201 が、受信情報を提供する構成としてもよい。
このような放送受信システムの例を図18に示す。図18において、インターネット202上の受信情報提供サーバ1201には、受信情報が蓄積されている。あるいは、受信情報提供サーバ1201は、受信情報取得端末1202 からの要求により、受信情報を生成する。
受信情報取得端末1202は、インターネット202上の受信情報提供サーバ1201から所望の受信情報を取得し、メモリカード108に記録する。
前記メモリカード108を携帯型放送受信端末100 に装着することで、前述の「1−2−2 放送の視聴方法」の欄および「2−2 放送の視聴方法」の欄で説明した、携帯型放送受信端末100の機能を実現することができる。
受信情報提供サーバ1201で受信情報を提供する場合は、受信情報生成装置200の受信情報生成機能は不要(受信情報取得機能は必要)となり 、よりハードウェア及びソフトウェアの負担を軽減できる効果がある。また、交通手段の運行情報などの既存のデータベースを活用して、新しいサービスを創出することができる。なお、受信情報提供サーバ1201で受信情報を提供する構成の場合、受信情報生成装置200に代えて、受信情報取得端末1202で受信情報を取得することもできる。
なお、図18では、受信情報取得端末1202から携帯型放送受信端末100に、受信情報を受け渡すために、メモリカード108を使用したが、受信情報取得端末1202と携帯型放送受信端末100とを有線または無線で接続して、受信情報を受け渡してもよい。
また、携帯型放送受信端末100がインターネット202接続機能を有する場合は、直接、インターネット202上の受信情報提供サーバ1201から、受信情報を取得することができる。その場合は、受信情報取得端末1202は、不要である。
〔3−5 その他〕
実施の形態1と実施の形態2では、図1に示す携帯型放送受信端末100の時計部105は、自身で時刻を計測することとしたが、放送波に重畳された時刻情報を読み出す構成にしてもよいし、放送波に重畳された時刻情報を定期的に読み出して自身で計測した時刻を補正する構成にしてもよい。これらの構成により、さらに正確に現在の時刻を計測することができる。
携帯型放送受信端末100は、受信情報生成装置200の機能を包含する構成でもよい。この構成により、受信情報生成装置200で生成された受信情報を、着脱可能な記憶手段や、有線または無線の接続で、携帯型放送受信端末100に受け渡す手間を省くことができる。
実施の形態1と実施の形態2では、受信情報生成装置200をパーソナルコンピュータで構成したが、インターネット202への接続機能と、着脱可能な記憶手段あるいは有線または無線での接続機能とを有する情報処理装置であれば、パーソナルコンピュータ以外の装置でもよい。例えば、PDA(Personal Data Assistant)や携帯電話端末などで構成してもよい。
実施の形態1では受信情報生成装置200が受信情報としてチャンネルリスト表示時刻を算出し、実施の形態2では受信情報生成装置200が受信情報としてチャンネルリスト表示時間を算出する場合を例に示したが、受信情報生成装置200がチャンネルリスト表示時刻とチャンネルリスト表示時間の両方を算出して記憶手段に記録するようにしてもよい。これによって、使用者は、使用の状況に合わせて、適宜、実施の形態1の方法と実施の形態2の方法のいずれかで携帯型放送受信端末100を使用することができる。
実施の形態1と実施の形態2では、新幹線を利用して東京駅と新大阪駅との間を移動する場合を例に示したが、その他の鉄道あるいは長距離バスなど、ダイヤ運行されている公共交通手段であれば、本発明を適用できることは言うまでもない。
本発明の携帯型放送受信端末100、受信情報生成装置200および放送受信システムと受信情報生成プログラムは、特に電車などの公共交通手段での移動受信時において、視聴したい番組や系列放送局を継続して視聴できる。
したがって、移動しながら放送を受信して映像と音声を出力する携帯型放送受信端末100、例えば、ポータブルテレビやポータブルDVDプレーヤなどに適用可能である。また、移動しながら放送を受信して音声を出力するポータブルラジオなどにも適用可能である。
〔付記1〕
本発明の携帯型放送受信端末は、受信情報を記憶する記憶手段と、現在の時刻を計測する時計手段と、前記記憶手段に記憶された受信情報と、前記時計手段で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定手段とを備えている。
この構成により、電車などの公共交通手段での移動中に放送番組を受信している時、たとえ他の放送エリア内へ移動したとしても、当初受信していた放送番組を継続して受信できるという効果がある。
〔付記2〕
本発明の携帯型放送受信端末は、受信可能なチャンネルが変更されることを報知する出力手段を、さらに有する構成とすることができる。
この構成により、使用者は、受信可能なチャンネルが変更されるタイミングを認識することができる。
〔付記3〕
本発明の携帯型放送受信端末は、移動に関する情報の入力を受け付ける入力手段を、さらに備え、前記チャンネル判定手段は、前記入力された情報に合わせて受信可能なチャンネルを判定する構成とすることができる。
この構成により、使用者は、移動に関する情報を入力することで、電車などの公共交通手段での移動中に放送番組を受信している時、たとえ公共交通手段が何らかの原因で定刻から遅れて運行されていたとしても、適切なタイミングで受信可能なチャンネルが変更されることを認識することができる。
〔付記4〕
本発明の携帯型放送受信端末は、前記記憶手段を携帯型放送受信端末本体に着脱可能である構成とすることができる。
この構成により、受信情報生成装置で生成され、着脱可能な記憶手段に記憶された受信情報を容易に読み出すことができる。
〔付記5〕
本発明の携帯型放送受信端末は、前記時計手段を放送に重畳された時刻情報を読み出す構成とすることができる。
この構成により、常に正確な時刻情報を受信することができるため、高い精度で携帯型放送受信端末を動作させることができる。特に、公共交通機関で移動中に時刻情報と受信情報とに基づいてチャンネル制御を行う際、チャンネル切り換えのタイミングを精度良く実行させることができる。
〔付記6〕
本発明の携帯型放送受信端末は、有線又は無線で受信情報を送受信する受信情報転送部を、さらに有する構成とすることができる。
この構成により、パーソナルコンピュータなどから直接受信情報を取得することができるので、メモリカードスロットを搭載しない携帯型放送受信端末にも適用可能になる。また、メモリカードスロットを搭載しなくてすむため、端末の小型化や低コスト化を実現することができる。
〔付記7〕
本発明の受信情報生成装置は、交通手段を選択する交通手段選択手段と、インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、受信情報を生成する受信情報生成手段と、前記受信情報生成手段で生成された前記受信情報を記憶する記憶手段とを備えた構成とすることができる。
この構成により、携帯型放送受信端末で利用する受信情報を容易に生成することができる。
〔付記8〕
本発明の受信情報生成装置は、前記放送エリア情報記憶手段をインターネットから放送局の放送エリア情報を抽出する構成とすることができる。
この構成により、常に最新の放送エリア情報を取得することができる。
〔付記9〕
本発明の受信情報生成装置は、前記記憶手段を受信情報生成装置本体に着脱可能である構成とすることができる。
この構成により、着脱可能な記憶手段を介して、携帯型放送受信端末などに受信情報を提供することができる。よって、受信情報生成装置と携帯型放送受信端末との面倒な接続設定などを行うことなく、簡単に携帯型放送受信端末などに受信情報を提供することができる。
〔付記10〕
本発明の受信情報生成装置は、有線又は無線で前記受信情報を送受信する受信情報転送部を、さらに有する構成とすることができる。
この構成により、有線または無線の通信路を介して、携帯型放送受信端末などに受信情報を転送することができる。
〔付記11〕
本発明の放送受信システムは、携帯型放送受信端末と受信情報生成装置とから構成される放送受信システムであって、
前記携帯型放送受信端末は、
移動中の継続受信のために必要となる受信情報を記憶する第1の記憶手段と、
現在の時刻を計測する時計手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された前記受信情報と、前記時計手段で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定手段と、を備え、
前記受信情報生成装置は、
交通手段を選択する交通手段選択手段と、
インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、前記受信情報を生成する受信情報生成手段と、
前記受信情報生成手段で生成された前記受信情報を記憶する第2の記憶手段と、を備えたものである。
この構成により、電車などの公共交通手段での移動中に放送番組を受信している時、たとえ他の放送エリア内へ移動したとしても、当初受信していた放送番組を継続して受信できるという効果がある。
〔付記12〕
本発明の放送受信システムは、前記第1の記憶手段を前記携帯型放送受信端末本体に着脱可能である構成とすることができる。
この構成により、受信情報生成装置で生成され、着脱可能な記憶手段に記憶された受信情報を容易に読み出すことができる。
〔付記13〕
本発明の携帯型放送受信端末は、受信情報生成装置を備えた携帯型放送受信端末であって、
前記受信情報生成装置は、
交通手段を選択する交通手段選択手段と、
インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、移動中の継続受信のために必要となる受信情報を生成する受信情報生成手段と、
前記受信情報生成手段で生成された前記受信情報を記憶する第2の記憶手段と、を備えたものである。
この構成により、携帯型放送受信端末のみで、電車などの公共交通手段での移動中に放送番組を受信している時、たとえ他の放送エリア内へ移動したとしても、当初受信していた放送番組を継続して受信できるという効果を達成できる。
〔付記14〕
本発明の受信情報生成プログラムは、コンピュータを、
交通手段を選択する交通手段選択手段と、
インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、移動中の継続受信のために必要となる情報を生成する受信情報生成手段、
として機能させるものである。
この構成により、汎用のコンピュータを受信情報生成装置として機能させることができる。
〔付記15〕
本発明の受信情報生成プログラムは、前記放送エリア情報記憶手段をインターネットから放送局の放送エリア情報を抽出する構成とすることができる。
この構成により、常に最新の放送エリア情報を取得することができる。
〔付記16〕
本発明の放送受信システムは、
移動中の継続受信のために必要となる受信情報を提供するインターネット上の受信情報提供サーバと、
前記受信情報提供サーバから取得した前記受信情報を記憶する着脱可能な記憶手段、または、前記サーバから取得した前記受信情報を送受信する受信情報転送部を有する受信情報取得端末と、
付記1から付記6のいずれかに記載の携帯型放送受信端末と、
から構成されるものである。
この構成により、受信情報はインターネット上の受信情報提供サーバで生成されるので、受信情報取得端末はインターネットに接続して受信情報を取得する機能のみを有すればよい。
〔付記17〕
本発明の放送受信システムは、
移動中の継続受信のために必要となる受信情報を提供するインターネット上の受信情報提供サーバと、
インターネット接続機能をさらに有する、請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯型放送受信端末と、
から構成されるものである。
この構成により、受信情報はインターネット上の受信情報提供サーバで生成されるので、インターネット接続機能を有する携帯型放送受信端末のみで、電車などの公共交通手段での移動中に放送番組を受信している時、たとえ他の放送エリア内へ移動したとしても、当初受信していた放送番組を継続して受信できるという効果を達成できる。
本発明の携帯型放送受信端末、受信情報生成装置および放送受信システムと受信情報生成プログラムは、特に電車などの公共交通手段での移動受信時において、視聴したい番組や系列放送局を継続して視聴できる。
したがって、移動しながら放送を受信して映像と音声を出力する携帯型放送受信端末、例えば、ポータブルテレビやポータブルDVDプレーヤなどに適用可能である。また、移動しながら放送を受信して音声を出力するポータブルラジオなどにも適用可能である。
実施の形態における携帯型放送受信端末の構成を示すブロック図 実施の形態における受信情報生成装置の構成を示すブロック図 実施の形態1における受信情報の生成を示すフローチャート 実施の形態1における列車運行情報の一例を示す図 実施の形態における放送エリア情報の一例を示す図 実施の形態1における移動中の継続受信のために必要となる情報の一例を示す図 実施の形態における移動中の継続受信のために必要となる情報の生成を示すフローチャート 実施の形態1における放送の受信を示すフローチャート 実施の形態におけるメニュー設定画面の一例を示す図 実施の形態1における列車名入力画面の一例を示す図 実施の形態におけるチャンネルリスト変更問い合わせ画面の一例を示す図 実施の形態2における受信情報の生成を示すフローチャート 実施の形態2における列車運行情報の一例を示す図 実施の形態2における移動中の継続受信のために必要となる情報の一例を示す図 実施の形態2における放送の受信を示すフローチャート 実施の形態2における列車出発時刻と種別入力画面の一例を示す図 実施の形態2における列車運行情報問い合わせ画面の一例を示す図 受信情報提供サーバを使用した放送受信システムの一例を示す図
符号の説明
102 選局部
103 放送信号復調処理部
104 入出力部
105 時計部
106 チャンネル判定部

Claims (17)

  1. 移動中の継続受信のために必要となる情報を記憶する記憶手段と、
    現在の時刻を計測する時計手段と、
    前記記憶手段に記憶された移動中の継続受信のために必要となる情報と、前記時計手段で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定手段と、を有する携帯型放送受信端末。
  2. 受信可能なチャンネルが変更されることを報知する出力手段を、さらに有する、請求項1に記載の携帯型放送受信端末。
  3. 移動に関する情報の入力を受け付ける入力手段を、さらに備え、
    前記チャンネル判定手段は、前記入力された情報に合わせて受信可能なチャンネルを判定する、請求項2に記載の携帯型放送受信端末。
  4. 前記記憶手段は、
    携帯型放送受信端末本体に着脱可能である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯型放送受信端末。
  5. 前記時計手段は、
    放送に重畳された時刻情報を読み出す、請求項1に記載の携帯型放送受信端末。
  6. 有線又は無線で移動中の継続受信のために必要となる情報を送受信する受信情報転送部を、さらに有する、請求項1に記載の携帯型放送受信端末。
  7. 交通手段を選択する交通手段選択手段と、
    インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
    放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
    前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、移動中の継続受信のために必要となる受信情報を生成する受信情報生成手段と、
    前記受信情報生成手段で生成された前記受信情報を記憶する記憶手段と、を有する受信情報生成装置。
  8. 前記放送エリア情報記憶手段は、
    インターネットから放送局の放送エリア情報を抽出する、請求項7に記載の受信情報生成装置。
  9. 前記記憶手段は、
    受信情報生成装置本体に着脱可能である、請求項7または請求項8に記載の受信情報生成装置。
  10. 有線又は無線で前記受信情報を送受信する受信情報転送部を、さらに有する、請求項7に記載の受信情報生成装置。
  11. 携帯型放送受信端末と受信情報生成装置とから構成される放送受信システムであって、
    前記携帯型放送受信端末は、
    移動中の継続受信のために必要となる受信情報を記憶する第1の記憶手段と、
    現在の時刻を計測する時計手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記受信情報と、前記時計手段で計測された現在の時刻とを比較して、受信可能なチャンネルを判定するチャンネル判定手段と、を備え、
    前記受信情報生成装置は、
    交通手段を選択する交通手段選択手段と、
    インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
    放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
    前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、前記受信情報を生成する受信情報生成手段と、
    前記受信情報生成手段で生成された前記受信情報を記憶する第2の記憶手段と、を備えた、放送受信システム。
  12. 前記第1の記憶手段は、
    前記携帯型放送受信端末本体に着脱可能である、請求項11に記載の放送受信システム。
  13. 受信情報生成装置を備えた携帯型放送受信端末であって、
    前記受信情報生成装置は、
    交通手段を選択する交通手段選択手段と、
    インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
    放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
    前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、移動中の継続受信のために必要となる情報を生成する受信情報生成手段と、
    前記受信情報生成手段で生成された前記受信情報を記憶する第2の記憶手段と、を備えた、携帯型放送受信端末。
  14. コンピュータを、
    交通手段を選択する交通手段選択手段と、
    インターネットから前記交通手段選択手段で選択された交通手段の運行情報を抽出する運行情報抽出手段と、
    放送局の放送エリア情報を記憶する放送エリア情報記憶手段と、
    前記運行情報抽出手段で抽出された前記運行情報と、前記放送エリア情報記憶手段に記憶された前記放送エリア情報とを比較して、移動中の継続受信のために必要となる情報を生成する受信情報生成手段、として機能させるための、受信情報生成プログラム。
  15. 前記放送エリア情報記憶手段は、
    インターネットから放送局の放送エリア情報を抽出する、請求項14に記載の受信情報生成プログラム。
  16. 移動中の継続受信のために必要となる受信情報を提供するインターネット上の受信情報提供サーバと、
    前記受信情報提供サーバから取得した前記受信情報を記憶する着脱可能な記憶手段、または、前記サーバから取得した前記受信情報を送受信する受信情報転送部を有する受信情報取得端末と、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯型放送受信端末と、から構成される、放送受信システム。
  17. 移動中の継続受信のために必要となる受信情報を提供するインターネット上の受信情報提供サーバと、
    インターネット接続機能をさらに有する、請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯型放送受信端末と、から構成される、放送受信システム。
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