JP2007227302A - 平型回路基板用電気コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 不用意な抜けを確実に防止できる平型回路基板用電気コネクタを提供することを課題とする。
【解決手段】
金属板の板面を維持したまま該金属板を加工して得られる端子10が上記板面に直角な方向で間隔をもってハウジング1により複数保持され、該端子10はほぼ平行な二つの腕体11,12の対向縁に突部11A,12Aが形成され、二つの腕体の突部同士間距離を、端子に外力を加えることで弾性的に狭めることにより、上記突部同士間で平型回路基板Fを挟持して該平型回路基板と端子10とを電気的に接続せしめる電気コネクタにおいて、少なくとも一方の腕体の突部12Aが尖鋭部を形成している。
【選択図】 図3

Description

本発明は平型回路基板用電気コネクタに関する。
平型回路基板としては、フレキシブルプリント基板(FPC)、フラットケーブル等が知られている。かかる平型回路基板を、接続対象部材、例えば、他の回路基板に接続させる電気コネクタとしては、例えば、特許文献1に開示されているコネクタが知られている。
この特許文献1のコネクタは、添付図面の図6に示されるように、ハウジング50により保持されている端子60が、金属板の板面をそのまま維持して打ち抜き等の加工により形状づけられており、平行な二つの腕体61,62を有し、これらは中間位置で連結部63により連結されて一体形成されている。二つの腕体61,62は、一端側で互に対向する丸みをもつ突状の接触部64,65を有し、他端側では、一方の腕体62は、ハウジング外に突出して接続対象部材たる上記他の回路基板と接続される接続部66を有しており、他方の腕体61は回動部材70により加圧されたときに弾性撓み可能となっている。この回動部材70はその円弧状突部71にて上記腕体62により回動自在に支持され、図示のA方向に回動操作されたときに、上記腕体61の右方自由端を上方にもち上げるように該腕体61に当接する圧接部72を有している。
この特許文献1のコネクタでは、上記二つの腕体61,62のそれぞれの接触部64,65間に平型回路基板Fを挿入した後に、上記回動部材70を図示のA方向に回動することにより、上記腕体61の右側自由端を上方にもち上げるように弾性撓み変形させる。右側自由端が上方にもち上がると、腕体61は中間部の連結部63を支点として梃状に変位し、左側の接触部64は下方に押し下げられる。かくして、接触部64,65間で平型回路基板Fは挟圧保持されると共に、例えば上面に形成されている回路部F1が上記端子60を経て、他の回路基板と電気的に接続される。
特許第3047862号
上述した特許文献1のコネクタにあっては、二つの腕体61,62の接触部64,65は、腕体から突出してはいるもののその先頭部は丸味をもっているので、平型回路基板Fの両面を傷めにくくなっている。しかしながら、この接触部64,65が大きく丸味をもっているが故に、平型回路基板Fに不用意な抜出力が作用すると、容易に抜けてしまうことがある。
平型回路基板は、図6のように、一方の面(図にて上方の面)には回路部F1が形成されているが、他方の面には平型回路基板の挿入性を良くするため、ポリミドなどで形成された補強フィルム(補強板)が設けられており、この面は傷を受けても何ら支障がないのである。
本発明は、このような事情に鑑み、平型回路基板の回路部が形成されていない面を利用して、該平型回路基板の抜け防止を確実ならしめることのできる平型回路基板用電気コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係る平型回路基板用電気コネクタは、金属板の板面を維持したまま該金属板を加工して得られる端子が上記板面に直角な方向で間隔をもってハウジングにより複数保持され、該端子はほぼ平行な二つの腕体の対向縁に突部が形成され、二つの腕体の突部同士間距離を、端子に外力を加えることで弾性的に狭めることにより、上記突部同士間で平型回路基板を挟持して該平型回路基板と端子とを電気的に接続せしめる。
かかる電気コネクタにおいて、本発明は、少なくとも一方の腕体の突部が尖鋭部を形成していることを特徴としている。
このような本発明によると、平型回路基板の面に対し、補強フィルム(補強板)が設けられたその回路部が形成されていない面あるいは領域にて、上記端子の尖鋭部が鋭く刺り平型回路基板の抜けを確実に阻止する。
平型回路基板は、多くの場合、一方の面に回路部が形成され、他方の面には回路部が形成されておらず補強フィルム(補強板)の面がそのまま露呈している。あるいは、一方の面に回路部が形成されていても、その周囲に回路部不存在の領域がある。本発明では、上記端子の尖鋭部がこのような回路部のない面あるいは領域で平型回路基板の補強フィルム(補強板)の面に食い込む。かくして、平型回路基板の抜け防止が確実になされる。
本発明において、尖鋭部は平型回路基板の挿入方向前方と後方にそれぞれ位置する前縁と後縁とで形成され、後縁側での平型回路基板の面と上記前縁の間の角が鋭角をなしているようにするならば、平型回路基板に抜出方向の外力が作用すると、上記尖鋭部は平型開と基面の面への食い込みをさらに大きくする。
本発明では、一方の腕体の突部が丸味をもち、他方の腕体の突部が尖鋭部を形成して、上記一方の腕体の突部を回路部と接触する接触部とし、他方の腕体の突部を回路部不存在部位で食い込むようにするとよい。両者で協働して接触圧と食い込み力を確保できる。
本発明において、すべての端子の突部が尖鋭部を成している必要はなく、複数の端子は、一方の腕体の突部が尖鋭部を形成しているものと形成していないものとが混在しているように配することができる。
本発明において、二つの腕体の突部は平型回路基板の挿入方向で同じ位置にあることが望ましい。こうすることにより、二つの腕体の突部間の平型回路基板への力は、直接的に協働し、平型回路基板の撓みによる逃げがなく、接触力や食い込み力が確実に得られる。
本発明では、尖鋭部は一つの突部に、平型回路基板の挿入方向で、異なる位置に複数形成されているようにすることで、平型回路基板の抜出防止がさらに確実となる。又、一つの尖鋭部当りの応力を低く抑えられるので、該尖鋭部の損傷の度合も低下する。さらには、尖鋭部が形成されている腕体に対して、もう一方の腕体の突部との上記挿入方向での位置関係に多少ずれがあっても、上記尖鋭部は上記もう一方の腕体の突部と有効に協働する。
本発明は、以上のように、平型回路基板の多くが一方の面にのみ回路部を有し、他方の面は使用されておらず、補強フィルム(補強板)があり、そして、上記一方の面に回路基板が形成されていても、その周囲に回路部不存在の領域があるので、これらの面そして領域では、傷を受けても支障ないことに着目して、これらの面あるいは領域に接する突部に尖鋭部を形成して、この尖鋭部が上記平型回路基板の露呈した樹脂の面に喰い込みやすくしたので、確実に平型回路基板の抜けが防止される。
以下、添付図面の図1ないし図5にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示される実施形態において、電気絶縁材料からなるハウジング1は、図示の断面が横長矩形をなし、さらに、紙面に直角方向に延びていて、全体として外形が略直方体をなしている。一方、このハウジング1により保持されている端子10は、例えば、金属板の打抜き加工により得られる。
上記ハウジング1は、図1に見られるように、上壁2と下壁3とを有し、この上壁2と下壁3が紙面の手前側と先方側とで側壁により連結されていて、左右は開口されている。左側では平型回路基板の挿入のための第一開口4、右側が端子10の挿入そして加圧部材20の可動域をなす第二開口5を形成している。この第二開口5は上壁2の右端側で上方にも開口している。
上記上壁2の下面側と、左右方向でこの上壁2に対応する下壁3の上面側には、対向して櫛歯状に溝部を有する端子保持壁2A,3Aがそれぞれ上壁2と下壁3と一体的に形成されている。この端子保持壁2A,3Aの左端側は平型回路基板の挿入を容易とするテーパ部を有していてる。上記端子保持壁2A,3Aには互いに対向して開口せる溝部2B,3Bが左右に貫通して形成されている。上下に位置する各溝部2B,3Bは両者によって一つの端子10を保持する。
ハウジング1の左右そして上下のほぼ中央には島状の係止壁6が設けられている。
又、上記ハウジング1の下壁3の右端部は外壁がテーパ状をもつ段状で、薄肉部3Cを形成している。
次に、端子10は、既述のごとく金属板を、例えば、打抜き加工して作られており、その形状は略横H字状をなしており、ほぼ平行な上腕体11と下腕体12そしてこれらを中間部で連結する連結部13とを有している。
上腕体11と下腕体12は、連結部13よりも左方の部分がハウジング1の上壁2と下壁3にそれぞれ形成された溝部2B,3Bに収められており、左端に互に対向して設けられた突部11A,12Aが上記溝部2B,3Bよりも突出している。上側の突部11Aが頂部で丸味をもっているのに対し、下側の突部12Aは銛状に鋭い尖鋭部を形成している。この尖鋭部のエッジは、図2にも見られるように、端子の板厚方向に直線状に延びている。又、上記下腕体12には、上記突部12Aと連結部13の間にあって、該連結部13寄りの位置に、係止突部12Bが設けられている。該係止突部12Bは、端子10をハウジング1に挿入されたとき、下腕体12が下壁3と係止壁6を通して圧入されて、該係止壁6に喰い込んで抜けの防止を図るものである。
連結部12よりも右方では、上腕体11は第二開口5の縁部近くまで延びており、その右端近くの下縁に円弧状凹部をなす凹湾部11Bが形成されている。凹湾部11Bは、後述の下腕体12の円弧部12Gと協働して、閉位置そしてその近傍位置での加圧部材20を回動支持する。
下腕体12は、接続部12Cと突出部12Dとにより、上記上腕体11の凹湾部11Bに対応する位置からさらに左方に寄った位置の範囲で、凹状の回動支持部12Eが形成されている。この回動支持部12Eは、右端部が上記上腕体11の凹湾部11Bの円弧とほぼ同じ半径の円弧をもった凹部として円弧部12G形成され、左端部が若干の丸味をもち、中間部が直線となっている。上記回動支持部12Eの左右の長さは、該回動支持部12Eと上腕体11の凹湾部11Bとの距離よりも長く設定されている。
上記接続部12Cはハウジング1外に突出しており、又、下方には、ハウジング1の下壁3の下面のレベルまで延びており、左縁には取付溝12Fが形成されている。この取付溝12Fは、端子10のハウジング1への挿入取付時に、ハウジング1の下壁3の薄肉部3Cが圧入される。
加圧部材20は、本願実施形態では、ハウジング1と同様に、電気絶縁材料から作られており、レバー状をなし、図において紙面の直角方向で少なくとも端子10の配列範囲にわたって延びている。該加圧部材20は、図1にて、下半部に、端子10の配列位置に、該端子10を受入れる溝部21が形成されている。各溝21は左右に貫通しており、又、各溝21には対向せる溝内側面同士をつなぐように島状の回動被支部22が形成されている。該回動被支部22は、図1の状態にて、横に長い長円形の断面をなし、上記端子10の下腕体12に形成された回動支持部12E内に収まっている。特に、回動被支持部22の右端側で半円をなす部分は上記回動支持部12Eの右端部の円弧部12Gと、ほぼ同じ曲率半径をなしていて、その中心Cまわりで上記加圧部材20を回動可能としている。
上記加圧部材20の上半部は、図1にて、ハウジング1外に上方へ突出していて操作部23をなしている。
本実施形態のコネクタにより接続される平型基板Fは、図3のごとく、絶縁材料から作られ可撓性をもつ基層F1に金属層で形成された回路部F2を有し、さらには、コネクタに挿入される先端部分(図3にて右端部分)の下面に絶縁材の補強板(補強フィルム)F3が取りつけられている。
このように構成の本実施形態のコネクタは、次の要領で組み立てられ、そして使用される。
(1)先ず、複数の端子10を、ハウジング1の第二開口5より該ハウジング1に挿入し、上腕体11を溝部2B、下腕体12Bを溝部3Bへ収める。下腕部12は、圧入される際に、図1に見られるように、その係止突部12Bがハウジング1の係止壁6に食い込んで、抜けが防止される。かかる状態で、図1のごとく、加圧部材20を端子10に組み立てる。この組立ては、加圧部材20の島状の回動被支持部22が対応せる各端子10の上腕体11と下腕体12の右部同士間に入れるようにして行なう。この組立時には、上記回動被支持部22は、端子の回動支持部12Eに収まる。
(2)次に、このようなコネクタを、上記加圧部材20の組み立後あるいは前に、回路基板(図示せず)に取付ける。このとき、端子10の接続部12Cがその下縁部で回路基板の対応回路部に半田接続される。
(3)しかる後、加圧部材20を図1に見られる垂立した開位置の状態のままにして、図3のような平型回路基板Fをハウジングの第一開口4へ挿入する。所定位置まで挿入されると、上記平型回路基板Fは、上面の回路部F2が端子10の上腕体11に形成された接触部としての突部11Aと、下面側の補強板F3が端子10の下腕体12に形成された尖鋭部を有する突部12Aと、それぞれ軽く接触するようになる。
(4)最後に、図3に示される閉位置まで、上記加圧部材20を時計方向に回動操作して水平とする。この閉位置に至ると、加圧部材20の回動被支持部22は縦長となる。この縦長の回動被支部22の縦方向寸法は、図1における凹湾部11B,回動支持部12E間の間隔よりも大きいので、上記端子10の上腕体11は右端の凹湾部11Bにて上方へもち上げられるように弾性撓み変形する。これにより、連結部13よりも左方では、上腕体11は、梃子の原理により、下方に弾性撓み変形する。したがって、突部11Aにより平型回路基板Fは強く突部12Aに圧せられる。突部12Aは尖鋭部を成しているので、この突部12Aは平型回路基板Fの補強板F3へ食い込むようになる。かくして、平型回路基板Fは、上記接触部としての突部11Aと強く弾圧接触して電気的に確実に接続されると共に、不用意な抜出力に対して抗し抜けを防止する。
本発明は、図示した図1ないし図2の形態に限定されない。
図1〜図3に示される形態では、下腕体12に尖鋭部として形成される突部12Aの前縁(平型回路基板の挿入方向前方に位置する縁部)が平型回路基板に対してほぼ直角をなしていたが、図4に示されるごとく、前縁12A−1と、後縁12A−2側での平型回路基板Fの面とのなす角αが鋭角とすることができる。こうすることにより、平型回路基板Fが不用意に抜出力を受けた際には、これに対功する抗力がさらに強まる。
さらには、尖鋭部は、平型回路基板の挿入方向で、図5のごとく複数設けることも可能である。こうすることにより、抗力が複数の尖鋭部に分散されるので、平型回路基板の傷も小さく、又、尖鋭部での負荷が小さくなり損傷の可能性が低下する。
本発明において、尖鋭部は打抜加工等において前縁と後端とを別工程で成形することにより、きわめて鋭くすることができる。
本発明は、複数の端子のすべてが尖鋭部を有することを要しない。必要な抗力を得るに十分な数の端子だけに尖鋭部を有する端子を採用し、他は通常の丸味をもつ突部を有する端子としてよい。
又、上腕体と下腕体の両方に尖鋭部をもつ端子を用いることもできる。平型回路基板の回路部は、全面的に形成されている訳ではないので、回路部不存在の部位に上記尖鋭部がくるように該尖鋭部をもつ端子の位置を選定すれば、上記のごとく、上腕体と下腕体の両方に尖鋭部をもたせることができるのである。
上腕体の突部と下腕体の突部とは、平型回路基板の挿入方向で、同じ位置で対向するように形成されていることが好ましい。こうすることにより、突部同士間で平型回路基板の撓みによる逃げによる影響を受けずに、強力な挟圧力を確保できる。
本発明の一実施形態としてのコネクタを示す断面図で、加圧部材が開位置にある状態である。 図1の端子に形成された尖鋭部を有する突部の斜視図である。 図1のコネクタの加圧部材が閉位置にもたらされたときの状態を示す断面図である。 端子の尖鋭部について、他の実施形態を示す側面図である。 端子の尖鋭部について、さらに他の実施形態を示す側面図である。 従来のコネクタを示す断面図である。
符号の説明
1 ハウジング 12A−1 前縁
10 端子 12A−2後縁
11,12 腕体(11:上腕体、12:下腕体) F 平型回路基板
11A,12A 突部

Claims (6)

  1. 金属板の板面を維持したまま該金属板を加工して得られる端子が上記板面に直角な方向で間隔をもってハウジングにより複数保持され、該端子はほぼ平行な二つの腕体の対向縁に突部が形成され、二つの腕体の突部同士間距離を、端子に外力を加えることで弾性的に狭めることにより、上記突部同士間で平型回路基板を挟持して該平型回路基板と端子とを電気的に接続せしめる電気コネクタにおいて、少なくとも一方の腕体の突部が尖鋭部を形成していることを特徴とする平型回路基板用電気コネクタ。
  2. 尖鋭部は平型回路基板の挿入方向前方と後方にそれぞれ位置する前縁と後縁とで形成され、後縁側での平型回路基板の面と上記前縁の間の角が鋭角をなしていることとする請求項1に記載の平型回路基板用電気コネクタ。
  3. 一方の腕体の突部が丸味をもち、他方の腕体の突部が尖鋭部を形成していることとする請求項1に記載の平型回路基板用電気コネクタ。
  4. 複数の端子は、一方の腕体の突部が尖鋭部を形成しているものと形成していないものとが混在していることとする請求項1に記載の平型ケーブル用電気コネクタ。
  5. 二つの腕体の突部は平型回路基板の挿入方向で同じ位置にあることとする請求項1に記載の平型回路基板用電気コネクタ。
  6. 尖鋭部は一つの突部に、平型回路基板の挿入方向で、異なる位置に複数形成されていることとする請求項1ないし請求項4のうちの一つに記載の平型回路基板用電気コネクタ。
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