JP2007222301A - 装身具用連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で容易かつ確実な連結と離脱が可能であり、しかも連結時には外面の模様や表裏面が必ず一致して見栄えのよい装身具用連結具を提供する。
【解決手段】装身具の一端と他端にそれぞれ取り付けられる第1連結部1Aと第2連結部1Bとからなり、その第1筐体10と第2筐体20が単一の中空筐体を第1連結部1Aと第2連結部1Bの連結方向の中間部で外周方向に凹凸を有する直線又は曲線に沿って切断した形状をなしている。その各筐体10と20内にはそれぞれマグネット15,25が固定され、それぞれ上記連結方向に直交する方向の両端部の一方がN極に他方がS極になるように着磁されており、第1筐体10と第2筐体20とは、その各マグネット15と25の異極が対向する連結位置で上記中空筐体を形成する接合状態となる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、真珠や玉などの装飾材をくさりやワイヤあるいは糸などで連接したり、貴金属のくさりなどからなるネックレスやブレスレット等の装身具の両端に取り付けられ、その装身具を無端状(環状)に連結するための連結具に関する。
一般に、ネックレスやブレスレット等の装身具は無端状にして首や腕に装着されるが、着脱の度にその両端を連結したり離間させたりしなければならないため、それを容易かつ確実に行えるようにするための種々の連結具が従来から提供されている。
その多くは、挿入穴部を有するメス型部材とその挿入穴部に挿脱可能な突起部を有するオス型部材との組み合わせからなるピン挿脱タイプの連結具であった。
例えば、特許文献1には、オス型部材の突起部である棒体の外周に係止溝部が全周に亘って形成されており、またメス型部材である筒体にスプリングによって付勢された開閉レバーが回動可能に設けられ、棒体を筒体に挿入した際には開閉レバーの先端に形成されている係止爪部が係止溝部に嵌合して棒体と筒体を連結し、開閉レバーを付勢力に抗して回動させることによって棒体に対する嵌合を外して棒体を筒体から離脱可能にする構成の連結具が開示されている。
また、例えば特許文献2に見られるように、互いに嵌合する凸状連結部と凹状連結部内にそれぞれ永久磁石(マグネット)を設けて、そのマグネットの磁力によって両者が連結するようにした連結具も提案されている。
特開2000−279219号公報 特開平8−182521号公報
しかしながら、特許文献1に見られるような従来のピン挿脱タイプの連結具は、開閉レバーのような可動部を有する複雑な構成であるため、連結した状態の全体のサイズが比較的大きくなるとともに耐久性の問題や、コスト高になってしまうなどの問題があった。また、可動の操作部を外部に露出させる必要があるため、装身具の一部として外観のデザイン性が損なわれ、その操作部が連結具の外周から突出するため衣服に引っかかったり肌触りが悪かったりするという問題もあった。
また、特許文献2に見られるような従来のマグネットの磁力によって連結される連結具は、2つの連結部内のマグネットの互いに対向する面が異極(N極とS極)になるように着磁されており、2つの連結部の外面がどのような相対位置関係にあっても連結する。そのため、連結部の外面に模様が施されている場合や、表裏面の形状が異なる場合などに、2つの連結部の模様や表裏面が一致しない状態でも連結されてしまうことになり、装身具としての見栄えが悪くなるという問題があった。
また、2つの連結部が確実に連結できるようにマグネットの磁力を強くすると、離脱させるときに大きな力が必要になるという問題もあった。
この発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、可動部を設けない簡単な構成であって、特別な操作をする必要がなく容易かつ確実な連結と離脱が可能であり、しかも連結時には外面の模様や表裏面が必ず一致するようにして、見栄えのよい装身具用連結具を提供することを目的とする。
この発明による装身具用連結具は、装身具の両端に取り付けられ、その装身具を無端状に連結する連結具であって、上記の目的を達成するため、装身具の一端と他端にそれぞれ取り付けられる第1連結部と第2連結部とからなり、その第1連結部と第2連結部とが、それぞれ単一の中空筐体を第1連結部と第2連結部の連結方向の中間部で外周方向に凹凸を有する直線又は曲線に沿って切断した形状の第1筐体と第2筐体を有する。
そして、その第1筐体と第2筐体内にはそれぞれ永久磁石が固定され、その各永久磁石は上記連結方向に直交する方向の両端部の一方がN極に他方がS極になるように着磁されており、上記第1筐体と第2筐体とは、その各筐体内に固定した永久磁石の異極(N極とS極)が対向する連結位置で上記中空筐体を形成する接合状態となることを特徴とする。
上記中空筐体が、上記連結方向に長い楕円形又は長円形の表面と裏面を有する扁平な中空筐体であって、その表面と裏面の表面形状が異なる場合でも、上記第1筐体と第2筐体とは、上記連結位置で上記表面同士及び裏面同士が接合する。
その場合、上記第1筐体と第2筐体は、上記扁平な中空筐体がその表面の模様を構成する線に沿って切断された形状にするとよい。
また、上記中空筐体を、上記連結方向に直交する方向の断面形状がその中心に対して点対称な形状にし、上記第1筐体と第2筐体が、その中心を通って上記連結方向に沿う軸線の回りに相対回転されることによって、その各筐体内に固定した永久磁石の異極が対向する連結位置と同極が対向する非連結位置の一方から他方に移行するようにしてもよい。
この発明による装身具用連結具は、上記の構成により、可動部を設けない簡単な構成であり、特別な操作をする必要がなく、上記第1筐体と第2筐体とがガイドの役目を果たし、その筐体内の永久磁石の異極が対向する連結位置でその吸引力によって確実に連結される。
そして、この連結位置では上記第1筐体と第2筐体は常に上記中空筐体を形成する接合状態となるので、外面の模様や表裏面が必ず一致し、第1連結部と第2連結部が一つの部材のように見えて、装身具として外観の見栄えがよい。
また、第1連結部と第2連結部をそのの各筐体内の永久磁石の同極が対向する非連結位置の方向に相対回動させれば、吸引力が弱まって容易に離間させることができる。
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
〔第1実施例:図1〜図7〕
まず、この発明による装身具用連結具の第1実施例を図1乃至図7によって説明する。図1はその連結具により装身具を連結した状態を示す斜視図、図2はその連結具のみの平面図、図3は裏面図である。図4はその連結具の第1連結部と第2連結部を離間させた状態を示す平面図、図5は図4のX−X線に沿う断面図、図6は図5における第2連結部を矢示P方向から見た図である。図7はマグネットの異なる着磁例を示す図6と同様な図である。
図1には、装身具2の一例として粒が揃った多数の真珠2aを細い鎖2bを通して連接させたネックレスの両端部付近と共に、その両端部に取り付けられて、その装身具2を無端状(環状)に連結する連結具1を示している。
その連結具1は、装身具2の一端(図1では右側)の鎖2bを係止リング12によって係止する第1連結部1Aと、装身具2の他端(図1では左側)の鎖2bを係止リング22によって係止する第2連結部1Bとからなる。
その第1連結部1Aと第2連結部1Bとが、それぞれ図1〜図3に示すように単一の中空筐体を第1連結部1Aと第2連結部1Bの連結方向(これらの図では左右方向)の中間部で外周方向に凹凸を有する直線(この実施例ではV字形の直線)に沿って切断した形状の第1筐体10と第2筐体20を有する。
この実施例では、その切断前の単一の中空筐体が上記連結方向に長い楕円形の表面と裏面を有する扁平な中空筐体であって、その表面と裏面の表面形状が異なっている。
すなわち、表面は図1及び図2に示すように、クロス状の直線で4分割された各扇形の部分がそれぞれ中央部が上方に若干盛り上がった曲面をなしている。裏面は平面状で、図3に示すように、第1筐体10と第2筐体20との分割線と、それぞれ後述するマグネット15,25を固定するための止めピン14,24と、その各部が突出しないように窪ませたボス部13,23が見えるだけである。
したがって、この実施例の第1筐体10と第2筐体20は、図1に示した扁平な中空筐体がその表面の模様を構成する線に沿って、図2に示す仮想線a−b−cのように切断された形状をなしている。
この第1筐体10と第2筐体20の側面には、それぞれ楕円方向に沿ってスロット11,21が形成されて、装飾性を高めると共に重さを軽くしている。また楕円の長軸方向の両端部に位置するスロット間の縦枠部に係止リング12,22を取り付けている。
この第1筐体10と第2筐体20内には、それぞれ図4及び図5に示すように直方体状の永久磁石であるマグネット15,25が、一方の端面が互いに対向するように配設され、裏面側から止めピン14,24によって固定されている。その各マグネット15,25は、第1連結部1Aと第2連結部1Bとの連結方向(図4に一点鎖線で示す方向)に直交する方向の両端部の一方がN極に他方がS極になるように着磁されている。この実施例では、図5及び図6に示すように、第1筐体10及び第2筐体20の高さ(厚さ)方向でもあるマグネット15,25の厚さ方向の両端部が磁極となり、第1連結部1Aのマグネット15は上端部がN極、下端部がS極に着磁され、第2連結部1Bのマグネット25は上端部がS極、下端部がN極に着磁されている。
この連結具1の第1連結部1Aと第2連結部1Bを、図4に示すように離間した状態から連結する際には、第1筐体10と第2筐体20の切断面に相当する接合面10aと20aがガイドの機能を果し、第1筐体10と第2筐体20の表裏面が略同じ方向になっていないと嵌合できない。また、第1筐体10と第2筐体20の表面と裏面が逆になっていると、途中まで嵌合してもマグネット15と25の同極同士が対向してしまうため、反発して吸着されないので結合できない。
したがって、第1筐体10と第2筐体20とは、内部に固定したマグネット15と25の異極が対向する連結位置では、必ずその表面同士及び裏面同士が接合して中空筐体を形成する正しい接合状態となり、その状態で第1連結部1Aと第2連結部1Bとが確実に連結される。
そのため、この連結具1を使用すれば、装身具2を首の後ろ側などで手探りで連結する場合でも、第1連結部1Aと第2連結部1Bを容易且つ確実に連結することができ、しかも第1連結部1Aと第2連結部1Bの表裏が反対になるようなことがないので、表裏面の形状が異なっていても問題がなく、外面に模様などが施されている場合でも、連結状態では連結具1全体の連続した模様として一体に見える。
第1筐体10と第2筐体20内のマグネット15,25は、第1連結部1Aと第2連結部1Bとの連結方向に直交する方向の両端部に磁極が生じるように着磁すればよいので、図7に示すように、第2筐体20内のマグネット25を短手方向(幅方向)の両端部がN極とS極となるように着磁し、第1筐体10内のマグネット15は、第1筐体10と第2筐体20を正しく接合したときにマグネット25に対して異極が対向するように、短手方向(幅方向)の両端部に磁極を生じさせればよい。
第1筐体10と第2筐体20の材料としては非磁性の金属を使用するが、この連結具1は装身具2の一部をなすことになるので、例えばシルバーで成形して表面にニッケルロジュームメッキを施したり、18金やホワイトゴールドなどの貴金属を使用するとよい。
マグネット15,25の表面には、耐腐食性及び耐破損性を高めるために、防錆処理としてニッケルメッキなどを施すとよい。
〔変形例〕
第1筐体と第2筐体の元になる中空筐体は、その表裏面形状が楕円に限らず長円形あるいは面取りした長方形や菱形、卵形のような非対称形状などでもよい。また、扁平なものに限らず、円筒や他角筒のカプセル状などでもよい。
その中空筐体を第1筐体と第2筐体に分割する切断線は、第1連結部と第2連結部との連結方向(長手方向)の中間部で外周方向(短手方向の外周に沿う方向)に凹凸を有する直線又は曲線であればよい。
〔第2実施例:図8〜図10〕
そこで、この発明による装身具用連結具の第2実施例を図8乃至図10によって説明する。図8はその装身具用連結具によって装身具を連結する直前の状態を示す斜視図、図9はその連結具のみを第1連結部と第2連結部が連結した状態で示す平面図、図10はその第1連結部を連結方向から見た図である。
この連結具3も、真珠2aを連接した装身具2の一端(図8では右側)の図示しない鎖を係止リング32(図9参照)によって係止する第1連結部3Aと、装身具2の他端(図8では左側)の鎖を係止リング42によって係止する第2連結部3Bとからなる。
この第1連結部3Aと第2連結部3Bとが、それぞれ図9に示すように単一の円筒カプセル状の中空筐体を第1連結部3Aと第2連結部3Bの連結方向(長手方向)の中間部で外周方向(短手方向の外周に沿う方向)に凹凸を有する曲線(この実施例ではサインカーブ状の曲線)L1に沿って切断した形状の第1筐体30と第2筐体40を有する。
したがって、この第1筐体30と第2筐体40の図8に示す接合面30aと40aは、その凹凸状態が正反対の曲面になっている。そして、この第1筐体30と第2筐体40内にもそれぞれ直方体状の永久磁石であるマグネット35,45が一方の端面が互いに対向するように固定されている。その各マグネット35,45は、第1連結部3Aと第2連結部3Bとの連結方向(長手方向)に直交する方向の両端部の一方がN極に他方がS極になるように着磁され、第1筐体30と第2筐体40が正しく接合したときにマグネット35と45の異極が対向して吸引し合うようにする。
また、この実施例では、第1連結部3Aのマグネット35のマグネット45と対向する端面の中心部にガイド軸穴36を第1筐体30の円筒中心軸方向に形成し、第2連結部3Bのマグネット45のマグネット35と対向する端面の中心部にガイド軸46を第2筐体40の円筒中心軸方向に突設して、互いに相対回動可能に嵌合できるようにしている。ガイド軸46の先端部は、若干先細りのテーパ面にしておくと、ガイド軸穴36への挿入が容易になる。
そこで、この連結具3の第1連結部3Aと第2連結部3Bとを離間した状態から連結させる際には、まず第1連結部3Aのガイド軸46を第2連結部3Bのガイド軸穴36に挿入して、そのガイド軸46の周りに第1連結部3Aと第2連結部3Bを相対回転させると、マグネット35とマグネット45の異極が対向する連結位置で、第1筐体30と第2筐体40の接合面30aと40aが正しく接合し、確実に連結される。
第1連結部3Aと第2連結部3Bの連結を解きたいときには、第1連結部3Aと第2連結部3Bを連結位置から相対回転させていくと、マグネット35とマグネット45の異極が離れていくとともに、第1筐体30と第2筐体40の接合面30aと40aの凸部同士が当接するようになると、第1筐体30と第2筐体40とが離間し、マグネット35とマグネット45も離間するので吸引力が弱まり、容易に連結を解くことができる。第1連結部3Aと第2連結部3Bを連結位置から180度相対回転させると、マグネット35とマグネット45の同極が対向して反発する非連結位置となり、第1連結部3Aと第2連結部3Bを完全に離間させることができる。
このように、第1筐体30と第2筐体40をその中心を通って第1連結部3Aと第2連結部3Bの連結方向に沿う軸線の回りに相対回転させることによって、各筐体30,40内に固定したマグネット35と45の異極が対向する連結位置と同極が対向する非連結位置の一方から他方に移行させることができる。
〔第3実施例:図11と図12〕
次に、この発明による装身具用連結具の第3実施例を図11と図12によって説明する。図11はその装身具用連結具を第1連結部と第2連結部が連結した状態で示す平面図、図12はその第1連結部を連結方向から見た図である。
この連結具4も、図示しない装身具の一端に取り付けられる第1連結部4Aと、その装身具の他端に取り付けられる第2連結部4Bとからなる。
その第1連結部4Aと第2連結部4Bとが、それぞれ図11に示すように単一の八角筒カプセル状の中空筐体を第1連結部4Aと第2連結部4Bの連結方向(長手方向)の中間部で外周方向(短手方向の外周に沿う方向)に凹凸を有する直線(この実施例では横断面が八角形の一辺ごとに傾斜方向を反転したジグザグの直線)L2に沿って切断した形状の第1筐体50と第2筐体60を有する。
そして、この第1筐体50と第2筐体60内にもそれぞれ直方体状の永久磁石であるマグネット55,65が一方の端面が互いに対向するように固定されている。その各マグネット55,65の着磁状態は、前述した第2実施例のマグネット35,45と同様である。
また、この実施例でも、第1連結部4Aのマグネット55のマグネット65と対向する端面の中心部にガイド軸穴56を第1筐体30の角筒中心軸方向に形成し、第2連結部4Bのマグネット65のマグネット55と対向する端面の中心部にガイド軸66を第2筐体60の角筒中心軸方向に突設して、互いに相対回動可能に嵌合できるようにしている。
この実施例によっても、連結具4の第1連結部4Aと第2連結部4Bを連結させる場合と、その連結を解く場合の操作方法や機能は前述の第2実施例と同様であるから説明を省略する。
また、第1筐体50と第2筐体60をその中心を通って第1連結部4Aと第2連結部4iBの連結方向に沿う軸線の回りに相対回転させることによって、各筐体50,60内に固定したマグネット55と65の異極が対向する連結位置と同極が対向する非連結位置の一方から他方に移行させることができることも、第2実施と例と同様である。
なお、この実施例の場合は、第1筐体50と第2筐体60を相対回転させる際に、45度回転させる毎にクリック感が得られる。
〔第2、第3実施例に共通な事項〕
第1筐体と第2筐体を形成する中空筐体は円筒又は角筒のカプセル状に限るものではなく、六角等や十二角筒など、第1連結部と第2連結部の連結方向に直交する方向の断面形状がその中心に対して点対称な形状であればよい。
第1筐体と第2筐体に固定された角マグネットの中心部にガイド軸穴とそれに嵌合するガイド軸を設けて、第1連結部と第2連結部を相対回転させ易くしたが、これは必須ではなく、これらがなくても、第1連結部と第2連結部を所定の相対位置で確実に連結することができ、その連結状態から第1連結部と第2連結部をその中心軸線の回りに相対回転させることによって、容易にその連結を解くことができる。
第1筐体と第2筐体の材料は、第1実施例において説明したのと同様であり、マグネットの表面に防錆処理としてニッケルメッキなどを施すとよいのも同様である。
この発明による装身具用連結具は、真珠のネックレスにかぎらず、各種の宝石や水晶などの装飾材を鎖や紐、糸、ワイヤなどで連接したネックレスやブレスレット、金などの貴金属の鎖だけからなるネックレスや、ペンダントを下げる鎖など、端部を連結したり離間させたりすることが必要な各種の装身具に適用できる。そして、この連結具は小型で簡単な構造であり、連結時の概観の見栄えがよく、操作性も極めてよいので、広範な利用が期待できる。
この発明による装身具用連結具の第1実施例により装身具を連結した状態を示す斜視図である。 同じくその連結具のみの平面図である。 同じくその連結具のみの裏面図である。 同じくその連結具の第1連結部と第2連結部を離間させた状態を示す平面図である。 図4のX−X線に沿う断面図である。 図5における第2連結部を矢示P方向から見た図である。
マグネットの異なる着磁例を示す図6と同様な図である。 この発明による装身具用連結具の第2実施例により装身具を連結する直前の状態を示す斜視図である。 同じくその連結具のみを第1連結部と第2連結部が連結した状態で示す平面図である。 同じくその第1連結部を連結方向から見た図である。 この発明による装身具用連結具の第3実施例の連結具のみを第1連結部と第2連結部が連結した状態で示す平面図である。 同じくその第1連結部を連結方向から見た図である。
符号の説明
1,3,4:連結具 1A,3A,4A:第1連結部
1B,3B,4B:第2連結部 2:装身具 2a:真珠 2b:鎖
10,30,50:第1筐体 20,40,60:第2筐体
10a,20a,30a,40a,60a:接合面(切断面)
11,21:スロット 12,22,32,42,52,62:係止リング
13,23:ボス部 14,24:止めピン
15,25,35,45,55,65:マグネット(永久磁石)
36,56:ガイド軸穴 46,66:ガイド軸
L1,L2:切断線

Claims (4)

  1. 装身具の両端に取り付けられ、該装身具を無端状に連結する連結具であって、
    前記装身具の一端と他端にそれぞれ取り付けられる第1連結部と第2連結部とからなり、
    該第1連結部と第2連結部とが、それぞれ単一の中空筐体を該第1連結部と第2連結部の連結方向の中間部で外周方向に凹凸を有する直線又は曲線に沿って切断した形状の第1筐体と第2筐体を有し、
    該第1筐体と第2筐体内にはそれぞれ永久磁石が固定され、その各永久磁石は前記連結方向に直交する方向の両端部の一方がN極に他方がS極になるように着磁されており、
    前記第1筐体と第2筐体とは、その各筐体内に固定した永久磁石の異極が対向する連結位置で前記中空筐体を形成する接合状態となることを特徴とする装身具用連結具。
  2. 前記中空筐体が、前記連結方向に長い楕円形又は長円形の表面と裏面を有する扁平な中空筐体であって、該表面と裏面の表面形状が異なり、
    前記第1筐体と第2筐体とは、前記連結位置で前記表面同士及び裏面同士が接合することを特徴とする請求項1記載の装身具用連結具。
  3. 前記第1筐体と第2筐体は、前記扁平な中空筐体が前記表面の模様を構成する線に沿って切断された形状をなしていることを特徴とする請求項2記載の装身具用連結具。
  4. 前記中空筐体は、前記連結方向に直交する方向の断面形状がその中心に対して点対称であり、
    前記第1筐体と第2筐体は、前記中心を通って前記連結方向に沿う軸線の回りに相対回転されることによって、該各筐体内に固定した永久磁石の異極が対向する連結位置と同極が対向する非連結位置の一方から他方に移行することを特徴とする請求項1記載の装身具用連結具。
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