JP2007221572A - スピーカユニット及びスピーカ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エッジとフレームとの接着強度を確保し、且つ従来よりも低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供し得るスピーカユニット及びスピーカ装置を提供する。
【解決手段】本発明は、スピーカユニット1の外枠を構成するフレーム5とフレーム5に形成されるエッジ3とエッジ3に外周側を支持されるスピーカ用振動板2とを設け、フレームの先端の側壁面でエッジ3が接着されるようにすることにより、エッジ3の接着位置がフレームの5側壁面にずれるので、接着強度を確保しながら、エッジ3の接着位置がフレーム5の側壁面にずれた分だけスピーカ用振動板2を大きくすることを可能とし、かくしてエッジ3とフレーム5との接着強度を確保し、従来に比して低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供し得るスピーカユニット及びスピーカ装置を実現することができる。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、スピーカユニット1の外枠を構成するフレーム5とフレーム5に形成されるエッジ3とエッジ3に外周側を支持されるスピーカ用振動板2とを設け、フレームの先端の側壁面でエッジ3が接着されるようにすることにより、エッジ3の接着位置がフレームの5側壁面にずれるので、接着強度を確保しながら、エッジ3の接着位置がフレーム5の側壁面にずれた分だけスピーカ用振動板2を大きくすることを可能とし、かくしてエッジ3とフレーム5との接着強度を確保し、従来に比して低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供し得るスピーカユニット及びスピーカ装置を実現することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、スピーカユニット及びスピーカ装置に関し、例えばコーン型のスピーカユニットに適用して好適なものである。
従来、コーン型のスピーカ用振動板を有するスピーカユニットが組み込まれたスピーカ装置においては、アンプ等から供給される入力信号に応じてスピーカ用振動板を振動させ、空気の粗密状態を変化させることにより当該入力信号に応じた音波を発生し出力するようになされている。
例えば一般にスピーカ装置に組み込まれるスピーカユニットは、交流波でなる入力信号に応じてボイスコイルにより磁力を発生させ、当該磁力に応じて当該ボイスコイルと一体に構成されたスピーカ用振動板を振動させることにより、入力信号に応じた音波を発生するようになされている。
ところでかかる構成のスピーカユニットでは、振動板が大きければ大きいほど、粗密状態を変化させる空気の量が多くなって、低音の音質が良くなるので、振動板がより大きい方が望ましい。但し、例えば車載用のスピーカ装置のようにスピーカユニットの外径が限られる場合、振動板を大きくするためには、その限られた外径の中で振動板を大きくしなければならないという制約がある。
そこで、図7について、矢印UP方向を上方向、矢印DOWN方向を下方向、矢印FRONT方向を正面と定義し、スピーカユニット20について、以下説明する。
スピーカユニット20においては、略円筒形状のフレーム23を備え、当該フレーム23の先端側には、エッジ用フランジ部24とガスケット用フランジ部26とがフレーム23の内方空間へ向けて突設されている。
スピーカユニット20は、フレーム23のエッジ用フランジ部24にエッジ22を介してスピーカ用振動板21の外周部が支持される。スピーカユニット20は、フレーム23のエッジ用フランジ部24におけるのりしろ長が略L0となるように形成されており、当該エッジ用フランジ部24にエッジ22が接着されるようになされている。
スピーカ用振動板21は略円錐形状に形成され、内周部に略円筒形状のコイルボビン28の上端部が結合され、そのコイルボビン28にボイスコイル33が巻装されている。また、コイルボビン28はダンパー27によってフレーム23に支持されている。
フレーム23には磁気回路部31が支持されている。磁気回路部31は、マグネット30と磁性材料で形成されたボトムプレート32及びトッププレート34とによって構成される。ボトムプレート32は、円盤形状の背面部32Aの中心部からセンターポール32Bが上方へ向けて突設されて成り、背面部32Aの上面にリング形状のマグネット30が固定されている。さらに、リング形状のトッププレート34がマグネット30上に積層して固定される。そして、上記センターポール32Bはトッププレート34の内側に位置され、トッププレート34の内周面とセンターポール32Bの外周面との間に間隙29が形成され、当該間隙29がギャップとされている。
またスピーカユニット20は、磁気回路部31がフレーム23の内部に固定され、ボイスコイル33が磁気回路部31の間隙29に位置されている。
そしてスピーカユニット20は、ボイスコイル33に電気信号が加えられると、間隙29、すなわち、磁界内に位置した導体であるボイスコイル33に駆動力が生じ、当該駆動力がスピーカ用振動板21に伝達されてスピーカ用振動板21が振動し、当該振動に応じて音波を放射するものである。
スピーカユニット20においては、緩衝材として機能するガスケット25を取り付けるためのガスケット用フランジ部26をエッジ22に取り付けるためのエッジ用フランジ部24の上側に正面から見て少なくともその一部が重なるように配置したことにより、エッジ22の外側にガスケット25を配置するためのスペースを設ける必要がない。
従って、スピーカユニット20は、フレーム23の外形寸法を同じとした場合、従来に比較してエッジ22の外形寸法を大きくすることができ、よって、スピーカ用振動板21の外形寸法も大きくすることができる。
この結果、スピーカユニット20は、スピーカ用振動板21の外形を大きくすることによって、周波数特性が拡がると共に音圧も改善され、結果として音質が向上するようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-153377公報(第3頁、第2図)
しかしながら、スピーカ用振動板21の外周部を支持するエッジ22とフレーム23とを接着するエッジ用フランジ部24がフレーム23の内方空間へ突設されているため、振動板を大きくすることが制限されることに加え、振動板を大きくするために当該エッジ用フランジ部24を小さくすると、エッジ22とフレーム23との接着強度が低下してしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、エッジとフレームとの接着強度を確保し、且つ従来よりも低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供し得るスピーカユニット及びスピーカ装置を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明のスピーカユニットにおいては、オーディオ信号に応じて音波を発生させるスピーカユニットであって、スピーカユニットの外枠を構成するフレームとフレームに形成されるエッジとエッジに外周側を支持される振動板とを設け、フレームの先端の側壁面でエッジが接着されるようにすることにより、エッジの接着位置がフレームの側壁面にずれるので、接着強度を確保しながら、エッジの接着位置がフレームの側壁面にずれた分だけ振動板を大きくすることができる。
本発明によれば、エッジがフレームの先端の側壁面で接着されるようにしたことにより、エッジの接着位置がフレームの側壁面にずれるので、エッジの接着位置がフレームの側壁面にずれた分だけ振動板をより大きくすることを可能とし、かくしてエッジとフレームとの接着強度を確保し、従来に比して低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供し得るスピーカユニット及びスピーカ装置を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)スピーカユニットの構成
図1(A)及び(B)に示すように、スピーカ装置に組み込まれるスピーカユニット1は、先端が開口された略円錐形状のスピーカ用振動板2を有し、当該スピーカ用振動板2の外周部分が、フレーム5の先端に形成されたゴム製のエッジ3を介して支持される一方、その内周の開口部分がフレーム5に取り付けられたダンパー6により支持されており、フレーム5に対して前後に可動自在な状態に取り付けられている。
図1(A)及び(B)に示すように、スピーカ装置に組み込まれるスピーカユニット1は、先端が開口された略円錐形状のスピーカ用振動板2を有し、当該スピーカ用振動板2の外周部分が、フレーム5の先端に形成されたゴム製のエッジ3を介して支持される一方、その内周の開口部分がフレーム5に取り付けられたダンパー6により支持されており、フレーム5に対して前後に可動自在な状態に取り付けられている。
ここで図1(A)は、スピーカユニット1の正面図であり、図1(B)は、A1−A2断面を示すスピーカユニット1の断面図である。
スピーカ用振動板2は、その開口部分の下側において、リード線(図示せず)でなるボイスコイル8が巻回された円筒状のボイスコイルボビン7に固着される一方、開口部分の上側において、当該開口部分を覆うようにスピーカ用振動板2の拡開方向に半球形状のヘッドキャップ4が突出して取り付けられ、スピーカ用振動板2の径方向の変形防止及び塵埃等の侵入を防止するようになされている。
またスピーカユニット1は、スピーカ用振動板2を前後に振動させるための磁気回路(以下外磁型磁気回路と呼ぶ)9が固定して取り付けられている。この外磁型磁気回路9は、中央から円柱形状のポールピース10Aが植立された円盤形状のヨーク10を有し、当該ヨーク10の上面外周を取り囲むように円環形状のマグネット11が固着されると共に、当該マグネット11上に円環形状のプレート12が積層して固着されている。
このスピーカユニット1では、プレート12の上面がフレーム5の下端に固定されるように外磁型磁気回路9が当該フレーム5に取り付けられると、ボイスコイル8が巻回されたボイスコイルボビン7が、ポールピース10A及びプレート12間に形成される磁気ギャップg1内に非接触状態で取り囲まれるように保持される。
この結果スピーカユニット1では、外部から供給されるオーディオ信号に基づく印加電流に応じて外磁型磁気回路9のボイスコイル8に電磁力が与えられると、当該ボイスコイル8がマグネット11と引き合い又は反発した結果スピーカ用振動板2を前後に振動してオーディオ信号に応じた音波を発生させるようになされている。
(2)エッジとフレームとの接着状態
図2に示すようにスピーカ用振動板2は、フレーム5の先端にエッジ3を介して支持されるようになされている。
図2に示すようにスピーカ用振動板2は、フレーム5の先端にエッジ3を介して支持されるようになされている。
エッジ3は、略U字形状のエッジ外周部3Aと略弧状のエッジ中央部3Bと平板状であるエッジ内周部3Cとを有しており、フレーム5の先端は、内周側の壁面であるフレーム先端内周側壁面5Aと外周側の壁面であるフレーム先端外周側壁面5Bと上面のフレーム先端上面5Cとを有している。
スピーカユニット1は、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、エッジ3のエッジ外周部3Aがフレーム5の先端を覆うようになされている一方、スピーカ用振動板2がエッジ内周部3Cに接着されて支持されるようになされている。
フレーム5は、フレーム先端内周側壁面5A及びフレーム先端外周側壁面5Bの長さが略L1となるように形成されており、スピーカユニット20(図7)におけるエッジ22とフレーム23との接着箇所であるエッジ用フランジ部24の長さL0と比して格段に長くなるように設計されている。
従って、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A及びフレーム先端外周側壁面5Bのいずれか一方にのみエッジ3のエッジ外周部3Aが接着された場合でもフレーム先端内周側壁面5A又はフレーム先端外周側壁面5Bとエッジ外周部3Aとの接着強度が従来のスピーカユニット20(図7)におけるエッジ22とフレーム23との接着強度より強くなるように考慮されている。
スピーカユニット1は、エッジ3におけるエッジ外周部3Aがフレーム先端内周側壁面5A、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cのそれぞれの長さの総和に相当するのりしろ長を有するため、エッジ3とフレーム5とを強固に一体化することが可能となり、エッジ3とフレーム5との接着強度を従来のスピーカユニット20におけるエッジ22(図7)とフレーム23との接着強度よりも格段に向上させ得るようになされている。
(3)スピーカユニットとバフル板との取り付け
図3に示すようにスピーカユニット1は、エッジ3のエッジ外周部3Aがスピーカ装置におけるバフル板14の内周側に取り付けられ、エッジ外周部3Aとバフル板14とが密着されるようになされている。
図3に示すようにスピーカユニット1は、エッジ3のエッジ外周部3Aがスピーカ装置におけるバフル板14の内周側に取り付けられ、エッジ外周部3Aとバフル板14とが密着されるようになされている。
これによりスピーカユニット1がスピーカ用振動板2の前面の空気を粗密させることにより発生した音波をエッジ3のエッジ外周部3Aとバフル板14との間から漏れさせることを回避し、音質の低下を防ぐようになされている。
このとき、バフル板14は、スピーカユニット1によって発生した音波を有効に放射するための隔壁となるようになされている。またエッジ3のエッジ外周部3Aが緩衝材として機能し、不要な振動や騒音が発生することを未然かつ有効に防止し得るようになされている。
(4)本発明と従来とのスピーカ用振動板の径に関する比較
本発明のスピーカユニット1のスピーカ用振動板2と従来のスピーカユニット20のスピーカ用振動板21との径の違いに関して図4(A)及び(B)を用いて説明する。
本発明のスピーカユニット1のスピーカ用振動板2と従来のスピーカユニット20のスピーカ用振動板21との径の違いに関して図4(A)及び(B)を用いて説明する。
図4(A)では、左側に本発明のスピーカユニット1の正面図を示し、右側に従来のスピーカユニット20の正面図を示し、図4(B)は、左側に本発明のスピーカユニット1の断面図を示し、右側に従来のスピーカユニット20の断面図を示している。
従来のスピーカユニット20ではフレーム23から内方空間へ突設されたエッジ用フランジ部24にエッジ22が接着されている一方、本発明のスピーカユニット1ではフレーム5の側壁面であるフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されるようになされている。
本発明のスピーカユニット1は、フレーム5の先端の側壁面であるフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、従来のスピーカユニット20におけるフレーム23から内方空間へ突設されたエッジ用フランジ部24が不要となり、その分だけスピーカ用振動板2の径が拡げられている。
これにより本発明のスピーカユニット1におけるスピーカ用振動板2の径R1と従来のスピーカユニット20におけるスピーカ用振動板21の径R2とを比較した場合、本発明のスピーカ用振動板2の径R1の方が大きくなり、それに伴い、本発明のスピーカユニット1におけるスピーカ用振動板2の面積は、従来のスピーカユニット20におけるスピーカ用振動板21の面積より大きくなることにより、スピーカ用振動板2前面の粗密状態を変化させる空気の量が従来と比して多くなり、低音の音質を向上させ得るようになされている。
(5)動作及び効果
以上の構成において、スピーカユニット1は、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、エッジ3がフレーム5に接着されるために従来必要であったフレーム5から内方空間へ突設されたエッジ用フランジ部24(図7)が不要となり、当該エッジ用フランジ部24のスペース分だけ、スピーカ用振動板2を従来のスピーカ用振動板21に比して大きくすることが可能となる。その結果、スピーカユニット1は、振動板前面の粗密状態を変化させる空気の量が従来と比して多くなり、従来よりも低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供することができる。
以上の構成において、スピーカユニット1は、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、エッジ3がフレーム5に接着されるために従来必要であったフレーム5から内方空間へ突設されたエッジ用フランジ部24(図7)が不要となり、当該エッジ用フランジ部24のスペース分だけ、スピーカ用振動板2を従来のスピーカ用振動板21に比して大きくすることが可能となる。その結果、スピーカユニット1は、振動板前面の粗密状態を変化させる空気の量が従来と比して多くなり、従来よりも低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供することができる。
またスピーカユニット1は、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、フレーム5とエッジ3との接着面積が従来と比して一段と大きくなり、接着強度を格段に向上させることができる。
さらにスピーカユニット1は、エッジ3のエッジ外周部3A(図3)がバフル板14に取付けられるようになされていることにより、別途ガスケット25(図7)を必要とすることなく、スピーカユニット1の構造を簡素化することができる。
さらにスピーカユニット1では、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、フレーム5に対してエッジ用フランジ部24(図7)とガスケット用フランジ部26とを設ける必要がなくなり、フレーム5の構造を簡素化することができる。
さらにスピーカユニット1は、エッジ3(図2)とフレーム5との接着時に、フレーム5の側壁面であるフレーム5のフレーム先端内周側壁面5A、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることにより、フレーム5の上面から接着する場合のようにスピーカ用振動板2とフレーム5との位置合わせを行なう必要がなく、スピーカユニット1の製作者がスピーカユニット1を容易に組み立てられるように考慮されている。
以上の構成によれば、スピーカユニット1は、エッジ3とフレーム5との接着強度を確保し、且つ従来よりも低音域の音圧レベルを増加した高音質な音を提供することができる。
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図5及び図6に示すようにフレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図5)及びフレーム先端上面5C(図5)にエッジ3のエッジ外周部3A(図5)が接着される又はフレーム先端外周側壁面5B(図6)及びフレーム先端上面5C(図6)にエッジ3のエッジ外周部3A(図6)が接着されるようにしても良く、さらに、フレーム先端内周側壁面5Aのみ又はフレーム先端外周側壁面5Bのみにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されるようにしても良い。
なお上述の実施の形態においては、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)、フレーム先端外周側壁面5B及びフレーム先端上面5Cにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図5及び図6に示すようにフレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図5)及びフレーム先端上面5C(図5)にエッジ3のエッジ外周部3A(図5)が接着される又はフレーム先端外周側壁面5B(図6)及びフレーム先端上面5C(図6)にエッジ3のエッジ外周部3A(図6)が接着されるようにしても良く、さらに、フレーム先端内周側壁面5Aのみ又はフレーム先端外周側壁面5Bのみにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されるようにしても良い。
この場合、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A(図2)及びフレーム先端外周側壁面5Bにエッジ3のエッジ外周部3Aが接着されることに比して接着強度が低下するが、フレーム5のフレーム先端内周側壁面5A及びフレーム先端外周側壁面5Bの長さL1が従来の接着面であるエッジ用フランジ部24(図7)の長さL0よりも格段に長いことにより、従来の接着面の面積よりも大きくなるため、従来のスピーカユニット20におけるエッジ22とフレーム23との接着強度より向上させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、振動板がコーン型でなるスピーカユニットのスピーカ用振動板2となるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ドーム型や平面型等、他の方式でなるスピーカユニットの振動板に本発明を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、エッジ3がゴム製である場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ゴムの材料としては各種樹脂材料を使用しても良く、また、発泡ウレタン等の発泡樹脂等の弾性材料をエッジ3の材料として使用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、スピーカ用振動板2を略円錐台形状とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、振動板を略5角コーン形状や略7角コーン形状等の他の形状とするようにしても良い。
本発明は、車載用や家庭用等の種々のスピーカ装置でも利用できる。
1……スピーカユニット、2……スピーカ用振動板、3……エッジ、5……フレーム。
Claims (4)
- オーディオ信号に応じて音波を発生させるスピーカユニットであって、
上記スピーカユニットの外枠を構成するフレームと、
上記フレームに形成されるエッジと、
上記エッジに外周側を支持される振動板と
を具え、
上記フレームの先端の側壁面で上記エッジが接着された
ことを特徴とするスピーカユニット。 - 上記フレームが接着された上記フレームの先端の側壁面は、上記フレームの外周側壁面と上記フレーム内周側壁面である
ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニット。 - 上記エッジは、バフル板に取り付けられるときのガスケット部品の役割を担う
ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニット。 - オーディオ信号に応じて音波を発生させるスピーカユニットが所定のバフル板に取付けられてなるスピーカ装置であって、
上記スピーカユニットは、
上記スピーカユニットの外枠を構成するフレームと、
上記フレームに形成されるエッジと、
上記エッジに外周側を支持される振動板と
を具え、
上記フレームの先端の側壁面で上記エッジが接着された
ことを特徴とするスピーカ装置。
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---|---|---|---|
JP2006041124A JP2007221572A (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | スピーカユニット及びスピーカ装置 |
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