JP2007216263A - レーザ加工装置及びその加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びその加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007216263A
JP2007216263A JP2006039850A JP2006039850A JP2007216263A JP 2007216263 A JP2007216263 A JP 2007216263A JP 2006039850 A JP2006039850 A JP 2006039850A JP 2006039850 A JP2006039850 A JP 2006039850A JP 2007216263 A JP2007216263 A JP 2007216263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
light
workpiece
beam spot
ultrafine pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006039850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5034015B2 (ja
Inventor
Kazuma Kurihara
一真 栗原
Takashi Nakano
隆志 中野
Yuzo Yamakawa
侑三 山川
Junji Tominaga
淳二 富永
Osamu Nagumo
収 南雲
Masahiko Ujiie
雅彦 氏家
Hirobumi Iketani
博文 池谷
Takayuki Hayashi
孝之 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Pulstec Industrial Co Ltd
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Pulstec Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST, Pulstec Industrial Co Ltd filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2006039850A priority Critical patent/JP5034015B2/ja
Priority to TW096105794A priority patent/TWI416267B/zh
Priority to CN2007100795263A priority patent/CN101025576B/zh
Publication of JP2007216263A publication Critical patent/JP2007216263A/ja
Priority to HK08101172.0A priority patent/HK1107594A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP5034015B2 publication Critical patent/JP5034015B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

【課題】加工対象物に所定の超微細パターンを有するナノ構造物を作製し、ナノ構造物の加工形状の評価を短時間で行うレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供すること。
【解決手段】加工対象物102を載置して回転させる回転機構101と、加工対象物102の半径方向に直線移動可能な移動機構とを有し、レーザ光により加工対象物102の表面に形成されたビームスポットが軌跡を描きながら移動する。このビームスポットのレーザ光の光強度分布を調整することにより、加工対象物102に作製される超微細パターンを意図する形状になるよう調整する。調整におけるパラメータ値を設定するために、作製された超微細パターンの評価を超微細パターンからの反射光を評価することにより行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱反応型基材からなる加工対象物にレーザ光を照射し、この加工対象物の表面に所定の超微細パターンを形成するレーザ加工装置及びその加工方法に関し、より詳細には、半導体集積回路の製造及び光学部品の超微細加工に用いられる半導体レーザを用いて、加工対象物にビームスポットの径以下のナノ単位の大きさの超微細パターンを作製するレーザ加工装置及びその加工方法に関する。
従来から、集積回路の製造などに用いられるフォトマスクやレチクルを製造するレーザ描画装置として、直交する2つのスライダを駆動してXYテーブル上に載置された被処理部材をX方向及びY方向に移動させながら、光学系を介してレーザ光を被処理部材上に集光し、この被処理部材上にビームスポットを形成してパターンを描画するXYテーブル式レーザ描画装置がよく知られている。
しかしながら、このような従来のXYテーブル式レーザ描画装置でパターンを描画した場合、ピクセル数が多くなるとXY方向のスライダの移動回数や加減速回数が増加して描画時間が長くなるという問題があった。また、パターン内部を塗りつぶす場合は、反復運動が多くなり、高速で描画する場合は、かなりリニアモータに負荷が掛かると同時にXYテーブルの加減速時の反作用により自らが振動要因となり、位置精度や速度精度が低下するという問題があった。さらに、複数のフォトマスクの製作が必要となることや、露光工程においてもフォトマスクの枚数分の位置合わせや露光が必要になり、製作時間が長くなるとともにコストが大幅にアップするという問題があった。
そのため、このような問題点を解決するために、回転体と光学系を組み合わせてピクセル数が多い場合でもパターンを加工する描画時間を短縮でき、高精度な加工が可能なレーザ描画装置が提案されている。この回転体としてディスク型回転体を用いたレーザ描画装置としては、例えば、特許文献1に提案されており、また、回転体としてドラム型回転体を用いたレーザ描画装置としては、例えば、特許文献2に提案されている。
この特許文献1に記載されているレーザ描画装置は、ターンテーブルにフォトレジストが塗布された円盤状の基板を載せて回転させながら、ビームスポットを径方向に移動させることにより高速の描画を行う装置である。この装置においては、描画パターンを構成する各ピクセルに対して露光量(レーザパワー)を変化させるとともに、トラックピッチをビームスポット半径と同等にすることにより深い方向に微細な階調のパターンを高精度に加工することができるようになっている。また、このレーザ描画装置は、ターンテーブルの回転数と光変調の制御信号を同期させることで回転数によらず、所定の2次元のパターンを記録することができるようになっている。
また、特許文献2に記載されているドラム型回転体を用いたレーザ描画装置は、回転ドラム上に可撓性の長尺状のワークを巻きつけ、この回転ドラムの外周に隣接してその中心軸方向に延びるガイド機構を設け、このガイド機構に沿って移動可能にレーザアレイを含む移動機構を設けたものである。このレーザ描画装置においては、長尺状のワークを回転させながらレーザアレイを移動させ、ワークに形成されている銅膜をレーザアレイの個々のレーザ光源から照射されるレーザ光により除去することで高速の描画を高精度に行うことができる。そして、これらディスク型回転体を用いたレーザ描画装置やドラム型回転体を用いたレーザ描画装置は、それぞれの利点を勘案しながら用途に応じて利用されている。
特開2001−133987号公報 特開2001−208993号公報
しかしながら、この特許文献1や特許文献2に記載のレーザ描画装置は、フォトレジストが塗布された石英原盤上や銅膜が形成されたワーク上にレーザ光を集光し、光学系を移動させながら領域内に所定のパターンを描画しているものであるため、個々のパターンの径をビームスポット径以下の大きさにすることができず超微細パターンを描画することは不可能であった。
つまり、特許文献1や特許文献2に記載のレーザ描画装置は、レーザ照射光量を変化させてもレーザスポットの径が個々のパターンの径に相当してしまうため、個々のパターンの加工深さを変化させることはできても、個々のパターンの径を変化させることはできなかった。
また、上述した特許文献1や特許文献2に記載のレーザ描画装置では、描画をする際の最適条件を設定するための条件出しを行うには、条件を変化させていくつかの描画を行った後、顕微鏡等で加工パターンの形状を観察する以外に方法がなく、最適条件を設定するまでに多大な時間がかかるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ビームスポットの径以下の超微細パターンを作製できるとともに、作製する超微細パターンの大きさをビームスポットの径以下の任意の大きさに調整することができ、さらには作製した超微細パターンの形状の評価を短時間で行なえるようにしたレーザ加工装置及びその加工方法を提供することである。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、熱反応型基材からなる加工対象物にレーザ光を照射し、該加工対象物の表面に所定の超微細パターンを形成するレーザ加工装置において、前記加工対象物を回転させる回転手段と、該回転手段により回転される前記加工対象物の回転面に向けて照射される前記レーザ光を、前記加工対象物の前記レーザ光が照射される位置における回転方向と前記レーザ光の照射方向に対して略垂直な方向に相対的に直線移動可能な移動手段と、前記加工対象物に向けて前記レーザ光を出射する照射手段と、該照射手段からの前記レーザ光を前記加工対象物の表面に集光してビームスポットを形成する対物レンズを含む光学手段と、前記加工対象物に照射された前記ビームスポットの表面からの反射光を検出する光検出手段と、前記レーザ光の光強度を直接変調することのできるレーザ駆動手段と、前記光学手段により集光された前記ビームスポットの光強度分布を調整する調整手段とを備え、該調整手段により調整された光強度分布のビームスポットにより、前記加工対象物に前記ビームスポットの径以下の所定の超微細パターンを有するナノ構造物を作製することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記調整手段は、少なくともオートフォーカス機能が前記対物レンズを駆動するために出力する信号に、前記加工対象物の表面からレーザ光の焦点をずらす量に相当する信号を印加するフォーカスオフセット電圧印加手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ナノ構造物にレーザ光を照射し、前記光検出手段が出力する反射光に基づく信号から生成した再生信号に基づいて前記超微細パターンの形状を評価する評価手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記評価手段が、前記再生信号に基づいて、前記超微細パターンからの反射光の光量又は反射光の光量比又は反射光の偏光特性を検出して前記超微細パターンの形状を評価することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、前記評価手段による評価結果に基づき、前記光強度分布を調整する前記調整手段の調整パラメータの値を設定するパラメータ値設定手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、熱反応型基材からなる加工対象物にレーザ光を照射し、該加工対象物の表面に所定の超微細パターンを形成するレーザ加工方法において、前記加工対象物を回転手段により回転させる回転ステップと、前記回転手段により回転される前記加工対象物の回転面に向けて照射される前記レーザ光を、前記加工対象物の前記レーザ光が照射される位置における回転方向と前記レーザ光の照射方向に対して略垂直な方向に相対的に直線移動させる移動ステップと、前記加工対象物に向けて照射手段により前記レーザ光を出射する照射ステップと、前記照射手段からの前記レーザ光を、対物レンズを含む光学手段により前記加工対象物の表面に集光してビームスポットを形成する形成ステップと、前記加工対象物に照射された前記ビームスポットの表面からの反射光を光検出手段により検出する光検出ステップと、前記レーザ光の光強度をレーザ駆動手段により直接変調するレーザ駆動ステップと、前記光学手段により集光された前記ビームスポットの光強度分布を、調整手段により調整する調整ステップとを有し、前記調整手段により調整された光強度分布のビームスポットにより、前記加工対象物に前記ビームスポットの径以下の所定の超微細パターンを有するナノ構造物を作製することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記調整ステップは、少なくともオートフォーカス機能が前記対物レンズを駆動するために出力する信号に、前記加工対象物の表面からレーザ光の焦点をずらす量に相当する信号を印加するフォーカスオフセット電圧印加ステップを有することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明において、前記ナノ構造物にレーザ光を照射し、前記光検出手段が出力する反射光に基づく信号から生成した再生信号に基づいて前記超微細パターンの形状を評価する評価ステップを有することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記評価ステップが、前記再生信号に基づいて、前記超微細パターンからの反射光の光量又は反射光の光量比又は反射光の偏光特性を検出して前記超微細パターンの形状を評価することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の発明において、前記評価ステップによる評価結果に基づき、前記光強度分布を調整する前記調整手段の調整パラメータの値を設定するパラメータ値設定ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、熱反応型基材からなる加工対象物に集光されたビームスポットの光強度分布を調整する調整手段を備えたので、この調整手段によりビームスポットの光強度分布を調整することにより、加工対象物上に作製される超微細パターンの大きさをビームスポットの径以下にすることができるとともに、超微細パターンの大きさをビームスポットの径以下の任意の大きさにすることができる。
また、ナノ構造物にレーザ光を照射し、光検出手段が出力する反射光に基づく信号から生成した再生信号に基づいて超微細パターンの形状を評価する評価手段を備えているので、超微細パターンの形状の評価を短時間で行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明のレーザ加工装置を説明するための構成図で、図2は、図1に示されている光加工ヘッド103の構成図である。このレーザ加工装置は、熱反応型基材からなる加工対象物102にレーザ光を照射し、この加工対象物102の表面に所定の超微細パターンを形成するものである。
このレーザ加工装置は、加工対象物102を載置して回転させるターンテーブル回転機構101と、加工対象物102の回転面に向けて配置される光加工ヘッド103を、加工対象物102の半径方向に相対的に直線移動可能なスレッドモータ115からなる移動機構とを有し、レーザ光が加工対象物102の回転面で軌跡を描きながら移動するように構成されている。
また、光加工ヘッド103は、第1の半導体レーザ201と、第2の半導体レーザ215と、第1のフォトダイオード(PD1)214と、第2のフォトダイオ−ド(PD2)206と、第3のフォトダイオード(PD3)225と、第4のフォトダイオード(PD4)220と、超解像光学素子207と、対物レンズ210とを含む光学系で構成されている。
第1の半導体レーザ201は、加工対象物102に向けて超微細パターン作製用のレーザ光を出射するものである。第2の半導体レーザ215は、加工対象物102に向けて超微細パターン評価用のレーザ光を出射するものである。対物レンズ210は、この第1の半導体レーザ201からのレーザ光を、第1のコリメートレンズ202と第1のアナモルフィックプリズム203とダイクロイックミラー221などの光学系を介して加工対象物102の表面に集光してビームスポットを形成するものであり、かつ第2の半導体レーザ215からのレーザ光を、第2のコリメートレンズと第2のアナモルフィックプリズム217とビームスプリッタ218などの光学系を介して加工対象物102の表面に集光してビームスポットを形成するものである。第1のフォトダイオード(PD1)214及び第3のフォトダイオード(PD3)225は、加工対象物102からの反射光を検出するものである。
超解像光学素子207は、加工対象物102の表面に形成されるビームスポットの径を小さくするための素子で、具体的にはレーザ光の断面を輪帯状にする素子や位相輪帯素子などがある。レーザ光の断面を輪帯状にする素子としては、例えば、ドーナツ状の遮光板や対向させた2つのアキシコンなどがある。位相輪帯素子は、光が透過する板を半径方向に階段状にした光学素子で、透過したレーザ光の断面の半径方向に位相を変化させるものである。
半導体レーザ駆動装置は、記録信号生成回路110とレーザパワー設定回路111とレーザ駆動回路112とクロック信号発生回路119を備えており、第1の半導体レーザ201の光強度のパルス状の変化をターンテーブル回転機構101の回転数に応じて変調することができるものである。また、この半導体レーザ駆動装置は、レーザパワー設定回路111にコンピュータ装置116を介して設定される第1の半導体レーザ201からパルス状に出射されるレーザ光のハイレベル時のレーザ光強度値を調整することにより、ビームスポットの光強度分布を調整することができるものである。
なお、レーザパワー設定回路111は、第2のフォトダイオード(PD2)206が出力するレーザ光の光強度に相当する信号を随時入力し、第1の半導体レーザ201が出射するレーザ光の強度が設定された強度になるようにレーザ駆動回路112を制御する回路である。
また、対物レンズ210を含む光学系は、加工対象物102の垂直振動を補償する振動補償機構を併設している、この振動補償機構は、対物レンズ210を焦点方向の1方向のみに可動する1軸アクチュエータ103aと、加工対象物102からの反射光を利用したオートフォーカス機能とを備え、このオートフォーカス機能は、フォーカスエラー信号発生回路105とオートフォーカス回路106とドライブ回路107とを備えている。
なお、フォーカスエラー信号生成回路105に入力する信号は、第1のフォトダイオード(PD1)214及び第3のフォトダイオード(PD3)225が出力する反射光の光強度に相当する信号を信号増幅回路104で増幅した信号である。この信号増幅回路104は、コンピュータ装置116の指令に基づいて第1のフォトダイオード(PD1)214及び第3のフォトダイオード(PD3)225が出力する信号の1つを選択して入力するとともに設定された増幅率で増幅する回路である。
また、オートフォーカス回路106とドライブ回路107の間には加算器121を介してオートフォーカス回路106が出力する信号に直流成分の電圧を印加するフォーカスオフセット電圧印加回路120がある。このフォーカスオフセット電圧印加回路120に設定される直流成分の電圧(オフセット電圧)は、入力装置118からコンピュータ装置116を介して任意の値に設定できる。
オートフォーカス回路106が出力する信号に直流成分の電圧(オフセット電圧)を印加することで、加工対象物102のほぼ表面にあるレーザ光の焦点位置を垂直方向に移動させ、加工対象物102の表面に形成されたビームスポットの光強度分布を変化させることができる。すなわち、フォーカスオフセット電圧印加回路120に設定されるオフセット電圧を入力装置118から入力する値を変えて調整することにより、加工対象物102の表面に形成されるビームスポットの光強度分布を調整することができる。
このように構成されたレーザ加工装置により、加工対象物102の加工領域内に所定の超微細パターンを形成する際、加工対象物102が熱反応型材料(一例として酸化白金膜)の場合は、レーザ光が照射された部分で所定の光強度以上の部分が熱反応により溶解して凹形状のピットが形成されるため、加工対象物102の表面に形成されるビームスポットの光強度分布を調整することで、ピットの形状を調整することができる。
また、超微細パターンを評価する機能として、光加工ヘッド103内の第3のフォトダイオード(PD3)225の手前に設けた回転偏光子224と、光加工ヘッド103に取り付けられ回転偏光子224を回転させる回転モータ103bと、この回転モータ103bに回転位置に相当する信号を供給し、回転偏光子224の回転位置を制御する回転偏光子制御回路122と、信号増幅回路104が出力する信号から再生信号を生成して出力する再生信号生成回路108と、この再生信号生成回路108が出力する信号のレベルを測定し、その値をデジタル信号にしてコンピュータ装置116に出力する信号レベル測定回路109とがある。
回転偏光子224は、1つの偏光方向の光のみを通過させる偏光子が反射光の光軸回りに回転するようになっている素子である。この回転偏光子224を回転させて各々の回転角度で通過した光の光量を検出することで、入射した反射光の偏光特性を測定できる。
回転偏光子制御回路122には、コンピュータ装置116から回転偏光子224の回転角度に相当する信号が入力し、回転偏光子制御回路122は入力した回転角度から回転モータ103bの回転位置を算出して、算出した回転位置に相当する信号を回転モータ103bに供給している。
再生信号生成回路108は、信号増幅回路104が少なくとも4つに分割されている第3のフォトダイオード(PD3)のそれぞれの分割部分が出力する信号をそれぞれ増幅して出力しているので、このそれぞれ増幅された信号をすべて入力して、信号の総計を再生信号として生成して信号レベル測定回路109に出力する回路である。
信号レベル測定回路109は、入力した再生信号をローパスフィルタに通して信号レベルがほぼ一定の信号にした後、所定の間隔で信号の波高値をデジタル信号にして取り込み、取り込んだ複数の波高値を平均し、この平均値のデジタル信号をコンピュータ装置116に供給する回路である。
次に、図1及び図2に基づいて、本発明のレーザ加工装置の動作について説明する。まず、入力装置118からレーザ光強度とフォーカスオフセット電圧の値を入力する。入力した値は、コンピュータ装置116を介してレーザパワー設定回路111とフォーカスオフセット電圧印加回路120にそれぞれ設定される。この値は、加工対象物102に所定の超微細パターンを作製するのに最適な値と思われる値であるが、この値は、後述する超微細パターンの評価により適宜変更される。次に、ターンテーブル回転機構101に加工対象物102をセットし、ターンテーブル回転機構101を回転する。このターンテーブル回転機構101は、スピンドルモータ制御回路113により回転数が制御される。
このスピンドルモータ制御回路113は、ターンテーブル回転機構101のスピンドルモータ内にあるエンコーダ101aから、回転数に相当する周波数のパルス信号を入力し、算出した回転数がスピンドルモータ制御回路113内に設定された回転数になるようターンテーブル回転機構101の回転数を制御する。スピンドルモータ制御回路113内の回転数の設定は、入力装置118から回転数を入力することでコンピュータ装置116を介して行われる。
次に、最初にレーザ光を照射する半径位置を入力装置118から入力する。これによりスレッドモータ115が作動し、ターンテーブル回転機構101は径方向に移動して入力された半径位置で停止する。ターンテーブル回転機構101は、スレッドモータ115よりなる移動機構に接続されており、スレッドモータ115の回転により径方向に移動するようになっている。
次に、レーザ加工を終了する半径位置を入力装置118から入力する。この値は、コンピュータ装置116内に記憶され、コンピュータ装置116は、随時入力しているスレッドモータ115のエンコーダ115aからのパルス信号からレーザ照射の半径位置を随時算出しているので、レーザ照射の半径位置が記憶されているレーザ加工を終了する半径位置になったとき、レーザ光照射を停止し、スレッドモータ115の駆動およびオートフォーカス機能を停止する。
なお、これによらず、コンピュータ装置116から記録信号生成回路110に入力する記録信号が有限のものであれば、記録信号生成回路110からの信号出力がなくなるときが、レーザ光照射が停止するときであるので、レーザ光照射が停止したことによりスレッドモータ115の駆動およびオートフォーカス機能を停止してもよい。
次に、超微細パターンの個々のパターン(ピット)における加工対象物102の径方向の間隔を入力装置118から入力する。この値は、後述するように、コンピュータ装置116によりスレッドモータ制御回路114内にスレッドモータ115の回転数を設定するのに使用される。
次に、レーザ光の照射開始を入力装置118から指示する。これにより信号レベル測定回路109を除くすべての回路が作動し、スレッドモータ115は、超微細パターンの個々のパターン(ピット)における加工対象物102の径方向の間隔が予め設定されている間隔になるような回転数で回転し、レーザ光の照射位置は、加工対象物102から見ると回転しながら径方向に移動して加工対象物102の表面に超微細パターンを作製していく。
スレッドモータ115による加工対象物102の半径方向への移動において、スレッドモータ115は、スレッドモータ制御回路114により回転位置および回転数が制御される。スレッドモータ制御回路114は、スレッドモータ115内にあるエンコーダ115aから、回転数に相当する周波数のパルス信号を入力し、算出した半径位置が入力装置118から入力された半径位置になるまでスレッドモータ115を回転させる。およびスレッドモータ制御回路114は、同パルス信号から算出した回転数がスレッドモータ制御回路114内に設定された回転数になるよう、スレッドモータ115の回転数を制御する。
スレッドモータ制御回路114内の回転数は、入力装置118から入力されたターンテーブル回転機構101の回転数と同じく入力装置118から入力された超微細パターンの個々のパターン(ピット)の径方向の間隔からコンピュータ装置116にて計算され設定される。なお、スレッドモータ制御回路114は、入力装置118から半径位置が入力されたときは回転位置の制御を行い、ターンテーブル回転機構101の回転とレーザ光照射が開始された後は、回転数の制御を行う。
第1の半導体レーザ201から出射したレーザ光は、コリメートレンズ202により平行光束へ変換される。さらに、第1のアナモルフィックプリズム203によりレーザ光の断面形状を真円にする整形がされる。この第1のアナモルフィックプリズム203を通った光束は、PBS(polarization beam splitter;偏光ビームスプリッタ)204により偏光分離され、そのほとんどが加工対象物102へ行く光束となる。
このPBS204により偏光分離された一部の光は、第1の凸レンズ205を介して集光され、第2のフォトダイオ−ド(PD2)206によって光検出される。この第2のフォトダイオード(PD2)206が出力する検出した光の光量に相当する信号を用いて、レーザパワー設定回路111とレーザ駆動回路112は、半導体レーザ201から出射するレーザ光のハイレベル時の光強度を一定とするオートパワーコントロールを行う。
PBS204を通った光束は、超解像光学素子207を通過する。この超解像光学素子207を通過させることで、対物レンズ(OL)210により加工対象物102の表面に形成されるビームスポットの径を小さくすることができる。
図3(a),(b)は、対物レンズ210により形成されるビームスポットの径方向の光強度分布を示す図である。図3(a)は超解像光学素子207がない場合を示し、図3(b)は超解像光学素子207がある場合を示している。これを見て分かるように、超解像光学素子207がある場合は、ビームスポットの径方向の光強度分布が狭まっている(すなわち、径が小さくなっている)。したがって、レーザ光を、超解像光学素子207を通過させることで更に微小な加工を行うことができる。
また、図4(a),(b)は、熱反応型材料の加工対象物に対するビームスポットの径以下のサイズのパターンの加工状態を示す図で、図4(a)は超解像光学素子207がない場合を示し、図4(b)は超解像光学素子207がある場合を示している。この図4(a),(b)は、ドットパターンを作製した実施例を示すものであるが、図4(a)に示すように、超解像光学素子207を用いない場合と比べて、図4(b)に示したように超解像光学素子207を用いた場合の方が、ドットパターンを微小にできるのみならず、均一に作製できることがわかる。
超解像光学素子207を通過した光束は、1/4波長板208を通過して円偏光へ変換され、立ち上げミラー209及び対物レンズ(OL)210を介して加工対象物102へ照射される。この加工対象物102からの反射光は、対物レンズ(OL)210を介して1/4波長板208を通過して超解像光学素子207を通過した光束とは偏光方向が90度異なる直線偏光へ変換され、超解像光学素子207を通過し、PBS204によって反射ミラー211の方向へと反射される。
この反射ミラー211にて反射された光束は、第2の凸レンズ212とシリンドリカルレンズ213を介して第1のフォトダイオード(PD1)214にて光検出される。この検出した光の光量に相当する信号が第1のフォトダイオード(PD1)214から信号増幅回路104に出力し、この信号増幅回路104とフォーカスエラー信号生成回路105とオートフォーカス回路106と、ドライブ回路107の作動により1軸アクチュエータ103aが駆動制御されて、対物レンズ(OL)210により加工対象物102の表面に集光したレーザ光は、その焦点位置が加工対象物102の表面に追従するよう制御される。なお、このフォーカス制御を行なうための反射光検出機構は、第2の凸レンズ212とシリンドリカルレンズ213を用いた非点収差法に限定されるものではなく、ナイフエッジ法など多くの方法が採用できる。
オートフォーカス機能が付いていることにより、図5に示すように、加工対象物が平面でなくても加工することができ、今まで加工が難しかった自由曲面に対する直接加工が可能となる。
オートフォーカス回路106が出力する信号にはフォーカスオフセット電圧印加回路120により加算器121を介して直流成分の電圧(オフセット電圧)が印加される。上述したように、このオフセット電圧を変化させることで、レーザ光が加工対象物102の表面付近でフォーカス制御される位置を垂直方向に変化させ、加工対象物102に形成されたビームスポットの光強度分布を変化させることができる。
第1の半導体レーザ201からは、レーザ駆動回路112が出力する信号波形に基づくレーザ光が出射される。レーザ駆動回路112が出力する信号は、記録信号生成回路110が出力するハイレベルとローレベルのパルス信号とレーザパワー設定回路111が出力するハイレベルにおけるレーザ光強度に相当する信号とから生成される信号波形の信号を、クロック信号発生回路119が出力するクロック信号に同期させた信号である。
そして、レーザ駆動回路112は、エンコーダ101aが出力するインデックス信号(1回転ごとに発生する信号)を検出したときから、信号の出力を開始する。後述する記録信号生成回路110が出力する信号は、1回転ごとに分けられている信号になっているため、レーザ駆動回路112は、それぞれの1回転ごとに、エンコーダ101aが出力するインデックス信号を検出したときから信号の出力を開始する。
記録信号生成回路110は、コンピュータ装置116で設定された任意の記録信号を加工対象物102のビームスポットの進行方向における超微細パターンの作製部分と作製外部分に相当するハイレベルとローレベルのパルス信号に変換する回路である。そして、この記録信号生成回路110は、このパルス信号を1回転分ごとに分けてレーザ駆動回路112に供給する。
クロック信号発生回路119は、エンコーダ101aが出力するパルス信号の所定個数分を1パルスにした信号を生成して出力する回路である。すなわち、クロック信号発生回路119は、ターンテーブル回転機構101の所定回転角度ごとにハイレベルとローレベルが繰り返すパルス信号を出力する回路である。
これにより第1の半導体レーザ201が出射するレーザ光は、ターンテーブル回転機構101の回転に同期したパルス波形になり、ターンテーブル回転機構101の回転数によらず加工対象物102に同一の超微細パターンを作製することができる。
また、それぞれの1回転ごとにエンコーダ101aが出力するインデックス信号が発生してから超微細パターンの作製が開始されるので、図6に示すように、それぞれの1回転ごとに先頭のパターン(ピット)の位置を高い精度で合わせることができる。
レーザ加工を終了する半径位置になるか、記録信号生成回路110が出力する信号が停止すると、コンピュータ装置116は、レーザ駆動回路112と記録信号生成回路110とレーザパワー設定回路111とスレッドモーター制御回路115とオートフォーカス回路106およびフォーカスオフセット電圧印加回路120の作動を停止する。これによりレーザ光照射は停止し、加工対象物102の半径方向への移動は停止する。
次に、作製された超微細パターンの評価を行い、意図したレーザ加工が行われているか確認を行う。まず、入力装置118から評価を行う半径位置を入力する。これにより上述したように、スレッドモータが駆動し、ターンテーブル回転機構101はレーザ照射が行われる半径位置に移動する。そして入力装置118から評価のためのレーザ照射を指示する。これによりコンピュータ装置116は、レーザ駆動回路123とレーザパワー設定回路124の作動を開始し、第2の半導体レーザ215からレーザ光が出射される。
次に、信号増幅回路104が、増幅のために選択する信号を第3のフォトダイオード(PD3)225からの信号に切り替え、信号レベル測定回路109の作動を開始してコンピュータ装置116に再生信号の信号レベル値を入力する。さらに、スレッドモータ制御回路114の作動を開始してスレッドモータ115により加工対象物102をレーザ加工時と同等の速度で半径方向に移動し、オートフォーカス回路106の作動を開始してレーザ加工時と同様に加工対象物102の表面にレーザ光焦点位置が追従するようフォーカス制御を行う。
第2の半導体レーザ215から出射されるレーザ光の強度は、レーザパワー設定回路124に設定されたレーザ強度になるように、第4の凸レンズ219を介して第4のフォトダイオード(PD4)220で検出された光の強度を用いてオートパワーコントロールで制御されるが、このレーザ光は、一定のレーザ光強度であるとともに加工対象物102にレーザ加工が行われないレーザ光強度である。また、第2の半導体レーザ215から出射されるレーザ光は、ダイクロイックミラー221で反射してレーザ加工時のレーザ光と光軸を一致させるため、第1の半導体レーザ201から出射するレーザ光と波長を異ならせている。
この状態で入力装置118から回転偏光子224の回転を指示する。これによりコンピュータ装置116は回転偏光子制御回路122を作動させ、この回転偏光子制御回路122に所定時間間隔で回転角度に相当する信号を送る。回転偏光子制御回路122は、指示された回転角度になるよう回転モータ103bを回転させるので、回転偏光子224は所定時間間隔で回転角度が変化し、信号レベル測定回路109からコンピュータ装置116に入力する再生信号の信号レベル値は、回転偏光子224の回転角度により値が変化する。
コンピュータ装置116に入力する再生信号の信号レベル値は、反射光の光量に相当する値である。コンピュータ装置116にはあらかじめ加工対象物102をミラーまたは反射率が大きい物体に変えたときの再生信号の信号レベル値が回転偏光子224の回転角度ごとに記憶されており、入力した再生信号の信号レベル値をこの記憶されている信号レベル値で除した信号レベル比は反射光の光量比と同じ値である。そして、回転偏光子224を通過する光は、偏光方向が1方向の光のみであるので、回転偏光子224の回転角度ごとの再生信号の信号レベル値は反射光のそれぞれの偏光方向における偏光の大きさ(すなわち、それぞれの偏光方向のベクトル値)に相当する。
コンピュータ装置116は、入力した信号レベル値、信号レベル比(反射光の光量比)を、回転偏光子224の回転角度ごとに表示装置117に表示する。この表示された値によりあらかじめ実験により得ているデータに基づいて超微細パターンの個々のパターン(ピット)の大きさやパターンの加工対象物102の半径方向のピットの幅を評価する。
図8は、反射光の内、偏光方向が加工対象物の接線方向である光の光量比と超微細パターンの個々のパターン(ピット)の直径との関係を示した図である。図8からわかるように、パターン(ピット)の直径が大きくなると光量比が小さくなっており、表示装置117に表示された、回転偏光子224の1つの回転角度における(すなわち、反射光の1つの偏光方向における)光量比から、パターン(ピット)の直径を特定することができる。
また、図9は、超微細パターンの半径方向のピットの幅に対する偏光方向の異なる2つの偏光の信号レベル比(光量比)の差を示した図である。この図9からわかるように、ピットの幅が大きくなると2つの偏光方向の光の光量比の差が大きくなっており、表示装置117に表示された回転偏光子224の2つの回転角度における(すなわち、反射光の2つの偏光方向における)それぞれの光量比から差を算出すれば、加工対象物102の半径方向のピットの幅を特定することができる。
このように超微細パターンの個々のパターン(ピット)の評価を行い、意図したレーザ加工が行われているかの確認をした結果、意図したレーザ加工の寸法よりずれがあった場合、レーザパワー設定回路112およびフォーカスオフセット電圧印加回路120に設定するレーザ強度値およびオフセット電圧値を意図したレーザ加工が行えると思われる値に変更し、最初に戻って再度レーザ加工を行う。また、必要であればスピンドルモータ制御回路113に設定する回転数やクロック信号発生回路119に設定するクロック信号1パルスに相当するエンコーダのパルス数や記録信号生成回路110に設定するハイレベル信号とローレベル信号のデューティ比を変更する。
このときレーザパワー設定回路112およびフォーカスオフセット電圧印加回路120に設定する値は、実験により得ているデータがあればそのデータに基づいて想定する。
図10は、レーザ光強度と作製された超微細パターンの個々のパターン(ピット)の面積との関係および反射光の光量に基づく信号レベルとの関係を示した図である。この図10からわかるように、レーザ加工を行う際のレーザ光強度を強くすると、超微細パターン評価において得られる信号レベルはあるレーザ光強度まで急激に小さくなるがそれ以上はゆっくりとなり、あるレベルで一定になっている。また、超微細パターンの個々のパターン(ピット)の面積はこれとは逆の関係になっている。したがって、このデータから超微細パターンの個々のパターン(ピット)を望む大きさにするためのレーザ光強度がわかるので、超微細パターンの評価の結果とこのデータを用いれば望む大きさのピットにするためのレーザ光強度を想定できる。
そして、再度レーザ加工を行った後、上述のように評価用レーザ光を照射して再度超微細パターンの評価を行い意図したレーザ加工が行われているか確認を行う。これを繰り返すことにより、レーザ加工の際、レーザパワー設定回路112およびフォーカスオフセット電圧印加回路120に設定するレーザ光強度値およびオフセット電圧値を最適な値でき、意図したレーザ加工を行うことができる。
このように、本発明のレーザ加工装置を用いて加工対象物102を加工し、続いて評価を行なうことを繰り返せばビームスポットの径以下のサイズを有する超微細パターンの構造物を意図した形状で作製することができる。
なお、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限り種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、図7(a)に示すような、ターンテーブル(ディスク回転型)回転機構を有したレーザ加工装置について本発明を適用したが、図7(b)に示すような、ドラム回転型回転機構を有したレーザ加工装置についても適用することができる。
ディスク回転型の場合に、回転機構に搭載される熱反応型の基材は平面円板であり、ドラム回転型の場合には、ドラムに巻きつけられるような長尺基材である。これらは超微細パターンの利用形態によって使い分けられる。
また、上記実施形態においては、加工対象物102の半径方向にビームスポットを移動するのに、ターンテーブル回転機構101をスレッドモータ115よりなる移動機構に取り付け、この移動機構により加工対象物102を半径方向に移動するようにしたが、加工対象物102の半径方向にビームスポットを移動できればこれに限定されるものではない。光加工ヘッド103にスレッドモータ115よりなる移動機構を取り付け、光加工ヘッド103を加工対象物102の半径方向に移動するように構成してもよい。これによっても上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、光加工ヘッド103内に加工対象物102をレーザ加工する際に使用する部分と加工対象物102をレーザ加工して作製した超微細パターンを評価する際に使用する部分を設け、ダイクロイックミラー221により2つの場合の照射レーザ光の光軸を一致させて対物レンズ(OL)210を共通で使用するように構成したが、加工対象物102をレーザ加工し、加工対象物102をレーザ加工して作製した超微細パターンを評価することができればこれに限定されるものではない。光加工ヘッド103にレーザ加工用と評価用の対物レンズをそれぞれ設け、レーザ加工用の部分と評価用の部分をまったく独立させるように構成してもよいし、レーザ加工用と評価用の光ヘッドをそれぞれ設けるように構成してもよい。これによっても上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、加工対象物102の表面に形成されたビームスポットの光強度分布を調整するための手段として、レーザ光強度の調整とフォーカスオフセット電圧の調整の2つを具体的にあげたが、ビームスポットの光強度分布を調整することができればこれに限定されるものではない。例えば、超解像光学素子207として対向させた2つのアキシコンを使用した場合は、このアキシコンの間隔を変化させることでレーザ光の断面の輪帯部分の内径を変化させれば、加工対象物102の表面に形成されたビームスポットの径、すなわち、光強度分布を変化させることができる。また、光加工ヘッド103内に開口数(NA)を変えた対物レンズを複数用意し、いずれかを選択できるような構成にしてもビームスポットの径、すなわち、光強度分布を変化させることができる。これらを上記実施形態に加えればさらにビームスポットの光強度分布の調整手段が増え、より最適なビームスポットの光強度分布を設定することができる。
また、上記実施形態においては、加工対象物に作製した超微細パターンの評価値として、信号レベル値、信号レベル比(反射光の光量比)、回転偏光子224の回転角度ごとの信号レベル比(すなわち、反射光の偏光特性)を具体的にあげたが、超微細パターンを適切に評価できればこれに限定されるものではない。例えば、別の構成の光加工ヘッドを用意し、反射光のそれぞれの偏光方向における位相を検出できるようにして偏光方向における位相差を評価値にしてもよいし、反射光を参照光と干渉させて干渉縞を検出し、反射光の波面収差を算出してこの波面収差を評価値にしてもよい。これらを上記実施形態の評価値に加えればさらに超微細パターンの評価を適切に行うことができる。
本発明のレーザ加工装置を説明するための構成図である。 図2は、図1に示されている光加工ヘッドの構成図である。 対物レンズにより形成されるビームスポットの径方向の光強度分布を示す図で、(a)は超解像光学素子がない場合を示し、(b)は超解像光学素子がある場合を示している。 熱反応型材料の加工対象物に対するビームスポットの径以下のサイズのパターンの加工状態を示す図で、(a)は超解像光学素子がない場合を示し、(b)は超解像光学素子がある場合を示している。 自由曲面に対するオートフォーカス機構を示す図である。 ターンテーブル回転機構の回転数によらず加工対象物に同一の超微細パターンを作製することを説明するための図である。 (a),(b)は回転機構を用いた光加工装置の例を示す図で、(a)はターンテーブル型(ディスク回転型)、(b)はドラム回転型を示している。 反射光の内、偏光方向が加工対象物の接線方向である光の光量比と超微細パターンの個々のパターン(ピット)の直径との関係を示した図である。 超微細パターンの半径方向のピットの幅に対する偏光方向の異なる2つの偏光の信号レベル比(光量比)の差を示した図である。 レーザ光強度と作製された超微細パターンの個々のパターン(ピット)の面積との関係および反射光の光量に基づく信号レベルとの関係を示した図である。
符号の説明
101 ターンテーブル回転機構
102 加工対象物
103 光加工ヘッド
103a 1軸アクチュエータ
103b 回転モータ
104 信号増幅回路
105 フォーカスエラー信号発生回路
106 オートフォーカス回路
107 ドライブ回路
108 再生信号生成回路
109 信号レベル測定回路
110 記録信号生成回路
111 レーザパワー設定回路
112 レーザ駆動回路
113 スピンドルモータ制御回路
114 スレッドモータ制御回路
115 スレッドモータ
116 コンピュータ装置
117 表示装置
118 入力装置
119 クロック信号発生回路
120 フォーカスオフセット電圧印加回路
121 加算器
122 回転偏光子制御回路
123 レーザ駆動回路
124 レーザパワー設定回路
201 第1の半導体レーザ
202 第1のコリメートレンズ
203 第1のアナモルフィックプリズム
204 PBS
205 第1の凸レンズ
206 第2のフォトダイオ−ド(PD2)
207 超解像光学素子
208 1/4波長板
209 立ち上げミラー
210 対物レンズ
211 反射ミラー
212 第2の凸レンズ
213 シリンドリカルレンズ
214 第1のフォトダイオード(PD1)
215 第2の半導体レーザ
216 第2のコリメートレンズ
217 第2のアナモルフィックプリズム
218 ビームスプリッタ
219 第4の凸レンズ
220 第4のフォトダイオード(PD4)
221 ダイクロイックミラー
222 第3の凸レンズ
223 シリンドリカルレンズ
224 回転偏光子
225 第3のフォトダイオード(PD3)

Claims (10)

  1. 熱反応型基材からなる加工対象物にレーザ光を照射し、該加工対象物の表面に所定の超微細パターンを形成するレーザ加工装置において、
    前記加工対象物を回転させる回転手段と、
    該回転手段により回転される前記加工対象物の回転面に向けて照射される前記レーザ光を、前記加工対象物の前記レーザ光が照射される位置における回転方向と前記レーザ光の照射方向に対して略垂直な方向に相対的に直線移動可能な移動手段と、
    前記加工対象物に向けて前記レーザ光を出射する照射手段と、
    該照射手段からの前記レーザ光を前記加工対象物の表面に集光してビームスポットを形成する対物レンズを含む光学手段と、
    前記加工対象物に照射された前記ビームスポットの表面からの反射光を検出する光検出手段と、
    前記レーザ光の光強度を直接変調することのできるレーザ駆動手段と、
    前記光学手段により集光された前記ビームスポットの光強度分布を調整する調整手段とを備え、
    該調整手段により調整された光強度分布のビームスポットにより、前記加工対象物に前記ビームスポットの径以下の所定の超微細パターンを有するナノ構造物を作製することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記調整手段は、少なくともオートフォーカス機能が前記対物レンズを駆動するために出力する信号に、前記加工対象物の表面からレーザ光の焦点をずらす量に相当する信号を印加するフォーカスオフセット電圧印加手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記ナノ構造物にレーザ光を照射し、前記光検出手段が出力する反射光に基づく信号から生成した再生信号に基づいて前記超微細パターンの形状を評価する評価手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記評価手段が、前記再生信号に基づいて、前記超微細パターンからの反射光の光量又は反射光の光量比又は反射光の偏光特性を検出して前記超微細パターンの形状を評価することを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記評価手段による評価結果に基づき、前記光強度分布を調整する前記調整手段の調整パラメータの値を設定するパラメータ値設定手段を備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載のレーザ加工装置。
  6. 熱反応型基材からなる加工対象物にレーザ光を照射し、該加工対象物の表面に所定の超微細パターンを形成するレーザ加工方法において、
    前記加工対象物を回転手段により回転させる回転ステップと、
    前記回転手段により回転される前記加工対象物の回転面に向けて照射される前記レーザ光を、前記加工対象物の前記レーザ光が照射される位置における回転方向と前記レーザ光の照射方向に対して略垂直な方向に相対的に直線移動させる移動ステップと、
    前記加工対象物に向けて照射手段により前記レーザ光を出射する照射ステップと、
    前記照射手段からの前記レーザ光を、対物レンズを含む光学手段により前記加工対象物の表面に集光してビームスポットを形成する形成ステップと、
    前記加工対象物に照射された前記ビームスポットの表面からの反射光を光検出手段により検出する光検出ステップと、
    前記レーザ光の光強度をレーザ駆動手段により直接変調するレーザ駆動ステップと、
    前記光学手段により集光された前記ビームスポットの光強度分布を、調整手段により調整する調整ステップとを有し、
    前記調整手段により調整された光強度分布のビームスポットにより、前記加工対象物に前記ビームスポットの径以下の所定の超微細パターンを有するナノ構造物を作製することを特徴とするレーザ加工方法。
  7. 前記調整ステップは、少なくともオートフォーカス機能が前記対物レンズを駆動するために出力する信号に、前記加工対象物の表面からレーザ光の焦点をずらす量に相当する信号を印加するフォーカスオフセット電圧印加ステップを有することを特徴とする請求項6に記載のレーザ加工方法。
  8. 前記ナノ構造物にレーザ光を照射し、前記光検出手段が出力する反射光に基づく信号から生成した再生信号に基づいて前記超微細パターンの形状を評価する評価ステップを有することを特徴とする請求項6又は7に記載のレーザ加工方法。
  9. 前記評価ステップが、前記再生信号に基づいて、前記超微細パターンからの反射光の光量又は反射光の光量比又は反射光の偏光特性を検出して前記超微細パターンの形状を評価することを特徴とする請求項8に記載のレーザ加工方法。
  10. 前記評価ステップによる評価結果に基づき、前記光強度分布を調整する前記調整手段の調整パラメータの値を設定するパラメータ値設定ステップを有することを特徴とする請求項8又は9に記載のレーザ加工方法。

JP2006039850A 2006-02-16 2006-02-16 レーザ加工装置及びその加工方法 Expired - Fee Related JP5034015B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006039850A JP5034015B2 (ja) 2006-02-16 2006-02-16 レーザ加工装置及びその加工方法
TW096105794A TWI416267B (zh) 2006-02-16 2007-02-15 Laser processing device and processing method thereof
CN2007100795263A CN101025576B (zh) 2006-02-16 2007-02-16 激光加工装置及其加工方法
HK08101172.0A HK1107594A1 (en) 2006-02-16 2008-01-30 Laser processing system and its method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006039850A JP5034015B2 (ja) 2006-02-16 2006-02-16 レーザ加工装置及びその加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007216263A true JP2007216263A (ja) 2007-08-30
JP5034015B2 JP5034015B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=38494064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006039850A Expired - Fee Related JP5034015B2 (ja) 2006-02-16 2006-02-16 レーザ加工装置及びその加工方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5034015B2 (ja)
CN (1) CN101025576B (ja)
HK (1) HK1107594A1 (ja)
TW (1) TWI416267B (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082932A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置及びレーザ加工方法
WO2009113272A1 (ja) 2008-03-10 2009-09-17 富士フイルム株式会社 金型の加工方法および製造方法
JP2009255150A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2010046669A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置およびレーザ加工方法
WO2010023790A1 (ja) 2008-08-29 2010-03-04 富士フイルム株式会社 パターン形成体の製造方法および電磁ビーム加工装置
WO2010023789A1 (ja) 2008-08-29 2010-03-04 富士フイルム株式会社 パターン形成体およびその製造方法
JP2010194564A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置およびレーザ加工装置におけるレーザ駆動用パルス信号出力方法
US9067281B2 (en) 2008-09-11 2015-06-30 Bystronic Laser Ag Laser cutting system for cutting a workpiece with a laser beam at a variable cutting speed
JP2016127214A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 株式会社リコー 光源駆動装置、光源装置、距離測定装置、移動体装置、レーザ加工機及び光源駆動方法
CN106918920A (zh) * 2017-04-20 2017-07-04 长春理工大学 利用偏振co2激光干涉加工镜片防雾结构的装置与方法
US10399254B2 (en) 2008-01-25 2019-09-03 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Seamless mold manufacturing method

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102495534B (zh) * 2011-12-12 2013-12-25 中国科学院上海光学精密机械研究所 振镜式激光直写光刻机
JP6392804B2 (ja) * 2016-03-29 2018-09-19 ファナック株式会社 ギャップセンサ補正と反射光プロファイル測定を同時に行うレーザ加工装置及びレーザ加工装置の相関テーブル生成方法
US9835959B1 (en) * 2016-10-17 2017-12-05 Cymer, Llc Controlling for wafer stage vibration
CN109353011B (zh) * 2018-10-30 2021-07-20 大族激光科技产业集团股份有限公司 激光焊接塑料的监测方法
US11273520B2 (en) * 2019-01-31 2022-03-15 General Electric Company System and method for automated laser ablation

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0768396A (ja) * 1993-09-02 1995-03-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd レーザ加工装置
JPH08174255A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Komatsu Ltd レーザ加工機焦点検出装置
JPH09216087A (ja) * 1996-02-06 1997-08-19 Fujikura Ltd レーザ加工装置およびこれを用いたレーザ加工方法
JPH10113781A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Hitachi Seiko Ltd レーザ加工方法
JP2001133987A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Seiko Epson Corp レーザ描画装置及びレーザ描画方法
JP2001150171A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd レーザ加工機のフォーカス調整方法およびその装置
JP2002001555A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd レーザ加工装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1124917C (zh) * 1997-12-26 2003-10-22 三菱电机株式会社 激光加工装置
JP3745225B2 (ja) * 1997-12-26 2006-02-15 三菱電機株式会社 レーザ加工装置
JP2000292934A (ja) * 1999-04-08 2000-10-20 Seiko Epson Corp レーザ描画装置及びレーザ描画方法
JP2001015017A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Toshiba Lighting & Technology Corp 蛍光ランプおよびその製造方法
TW478032B (en) * 1999-11-04 2002-03-01 Seiko Epson Corp Method and device for laser plotting, hologram master and the manufacturing method thereof
JP2001208993A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ描画方法及び描画装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0768396A (ja) * 1993-09-02 1995-03-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd レーザ加工装置
JPH08174255A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Komatsu Ltd レーザ加工機焦点検出装置
JPH09216087A (ja) * 1996-02-06 1997-08-19 Fujikura Ltd レーザ加工装置およびこれを用いたレーザ加工方法
JPH10113781A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Hitachi Seiko Ltd レーザ加工方法
JP2001133987A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Seiko Epson Corp レーザ描画装置及びレーザ描画方法
JP2001150171A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd レーザ加工機のフォーカス調整方法およびその装置
JP2002001555A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd レーザ加工装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082932A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置及びレーザ加工方法
US10399254B2 (en) 2008-01-25 2019-09-03 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Seamless mold manufacturing method
WO2009113272A1 (ja) 2008-03-10 2009-09-17 富士フイルム株式会社 金型の加工方法および製造方法
US8574469B2 (en) 2008-03-10 2013-11-05 Fujifilm Corporation Processing method and manufacturing method for optical component
JP2009255150A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2010046669A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置およびレーザ加工方法
WO2010023790A1 (ja) 2008-08-29 2010-03-04 富士フイルム株式会社 パターン形成体の製造方法および電磁ビーム加工装置
WO2010023789A1 (ja) 2008-08-29 2010-03-04 富士フイルム株式会社 パターン形成体およびその製造方法
US9067281B2 (en) 2008-09-11 2015-06-30 Bystronic Laser Ag Laser cutting system for cutting a workpiece with a laser beam at a variable cutting speed
JP2010194564A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ加工装置およびレーザ加工装置におけるレーザ駆動用パルス信号出力方法
JP2016127214A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 株式会社リコー 光源駆動装置、光源装置、距離測定装置、移動体装置、レーザ加工機及び光源駆動方法
CN106918920A (zh) * 2017-04-20 2017-07-04 长春理工大学 利用偏振co2激光干涉加工镜片防雾结构的装置与方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101025576B (zh) 2012-02-08
CN101025576A (zh) 2007-08-29
JP5034015B2 (ja) 2012-09-26
HK1107594A1 (en) 2008-04-11
TW200801832A (en) 2008-01-01
TWI416267B (zh) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5034015B2 (ja) レーザ加工装置及びその加工方法
US20070289953A1 (en) Optical element producing method, base material drawing method and base material drawing apparatus
JP5650902B2 (ja) ナノインプリント用モールドの露光装置及びナノインプリント用モールドの製造方法
JP2007304263A (ja) ホログラフィックメモリ装置
JP4746677B2 (ja) ディスク原盤製造方法
JP2009217919A (ja) 電子ビーム描画方法、微細パターン描画システム、凹凸パターン担持体の製造方法および磁気ディスク媒体の製造方法
JP2001056944A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置のフォーカス制御方法
JP4350471B2 (ja) 電子ビーム描画方法および描画装置
JP2009129513A (ja) 基準原盤、芯出し調整方法
JP2007048356A (ja) 記録方法、光ディスク用原盤および光学記録媒体
JP2010262714A (ja) レーザ露光装置及びレーザ光学装置
JP4403417B2 (ja) 基準原盤、芯出し調整方法
JP2011092955A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP4515179B2 (ja) 露光装置における回転同期振れ測定方法および補償描画方法
JP3975478B2 (ja) パターン描画装置
JP4748817B2 (ja) 光情報記録再生装置、光情報再生装置、及び光情報記録再生方法
JP2012141249A (ja) 回転制御装置及び回転制御方法
JPH08179108A (ja) 回折光学素子の加工方法及び加工装置
JP4448886B2 (ja) ディスク原盤露光装置及びその調整方法
JP2013004142A (ja) 磁気記録媒体の製造方法、および、磁気記録媒体の製品情報を読み取る読取装置
JPH11179576A (ja) 光加工機及びそれを用いたオリフィスプレートの製造方法
JP2007242184A (ja) 光ディスク原盤露光装置
JP2748900B2 (ja) 露光装置
JP2004185786A (ja) 情報記録媒体系部材とその製造に用いる電子ビーム露光方法及び電子ビーム露光装置
KR101389320B1 (ko) 직접레이저 노광법을 이용한 위상회절소자 제조장치, 위상회절소자 제조방법 및 직접레이저 노광법을 이용한 위상회절소자

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120525

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5034015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees