JP4649195B2 - 検査管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、検査における各処理及びその流れを示す検査ワークフローに従って、複数の処理を含む所定検査の各処理を時系列的に実行する検査装置を管理する検査管理システムに関する。
医用画像の撮影を目的とした検査には、種々のものが存在する。検査によっては、時間的な中断を要しない検査(通常検査)もあれば、1つの検査において時間的な中断を挟み、複数回の項目に分けて実施される検査(中断検査)もある。中断検査の典型例としては、超音波診断装置を使用したストレス検査を挙げることができる。この検査は、人為的に負荷を与える前後の心臓の状態を撮影し、安静時には発現しない心臓の疾患、例えば狭心症を診断することを目的とするものであり、例えば、負荷を与えない状態での1回目の検査(無負荷検査)を行い、その後に一定の時間間隔をあけて、心臓に負荷を与えた状態での2回目の検査(過負荷検査)を行う(なお、無負荷検査は午前に、過負荷検査は午後に行われるのが一般的である)。
図12は、医用画像機器を使用した通常検査又は中断検査における、従来の操作者の作業の流れ(ワークフロー)を示した図である。同図に示すように、操作者は、検査開始時に操作パネルの「次検査」ボタンを押すことにより、次の新しい検査の実施を始める(ステップC1)。次に、検査が終了してさらに次の検査に移行する場合、当該検査を中断させる中断処理として次検査に移行するのか、或いは当該検査を完全に終了させる終了処理として次検査に移行するのかを、例えば検査種別に応じて判定し(ステップC2)、「次検査」ボタンあるいは「中断」ボタンを押す(ステップS3、S3’)。例えば、当該検査が中断検査である場合、中断ボタンが操作されると、検査が中断される。また、これに応答して、検査の実施情報の送信を行うかどうかを指定するGUI画面が表示され(ステップC4)、当該画面から検査実施情報の送信の要否が入力される(ステップS5)。この入力が終了すると、次検査の情報が画面表示される。一方、当該検査が通常検査である場合には、「次検査」ボタンにより検査を終了することで、次検査の情報が画面に表示される(ステップS6)。
図12のワークフローをストレスエコー検査に当てはめると、ステップC1において実施される検査が無負荷検査の場合には、後に過負荷検査を行うので、「中断」ボタンにより検査を中断することとなる。一方、ステップC1において実施される検査が過負荷検査の場合には、当該患者についての検査は終了するため、「次検査」ボタンにより当該ストレスエコー検査を終了し、他の新しい検査に移行することになる。
このように、操作者は、検査の種別によって、「中断」操作を行うのか、「次検査」操作を行うのかを判断し、また、「中断」操作を行う場合には、さらに検査実施情報送信要否の判断等を行う。操作者は、各判断結果に応じて所定のボタンを人為的に操作することで、検査の状況判断を誤認しないようにしている。
しかしながら、上記例に代表される従来の検査においては、次のような問題がある。すなわち、従来の医用画像機器等の装置では、検査中においては、使用者自身が検査の中断、再開を意識して操作しなければならない。特に、次の検査に移行する場合には、今まで実施していた検査を中断させるのか終了させるのかを検査種別をもとに操作者が判断し、中断させる場合には中断ボタンの押下げをし、終了させる場合には終了ボタンの押下げをするというように、判断結果により異なった動作を取らなければならない。また、検査終了後の結果参照においては、中断前検査、中断後検査が別個に表示されるため(例えば、ストレスエコー検査の場合、無負荷検査と過負荷検査とが別の項目として表示されるため)、使用者が意識的に各検査の関連を判断しなければならない。このような操作や判断を必要とする操作は、煩雑であるだけでなく、誤操作の要因にもなる。
なお、本願に関連する公知文献として、例えば次のようなものがある。
特開2003−79627号公報
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、操作者が検査中において中断、再開を意識する必要なく、また、検査後の結果参照において、中断前後の検査の関連性を意識する必要なしで好適な操作、結果参照が可能な検査管理システムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するため、次のような手段を講じている。
請求項1に記載の発明は、検査における各処理及びその流れを示す検査ワークフローに従って、複数の処理を含む所定検査の各処理を時系列的に実行する検査装置を管理する検査管理システムであって、前記所定検査が、検査ワークフローの実行を予定的に中断する中断処理を含む中断検査、又は検査ワークフローの実行において前記中断処理を含まない通常検査のいずれに該当するかを判定するための情報を含む検査情報を入力する入力手段と、入力された前記検査情報に基づいて、前記所定検査が前記中断検査又は前記通常検査のいずれであるかを示した検査形態にかかる判定を行う判定手段と、前記検査形態と、前記中断検査におけるステータスと、所定のトリガイベントが発生した場合に実行すべき処理と、を対応付けて定義する少なくとも一つのイベント処理ルールを記憶する記憶手段と、
前記検査装置において発生するトリガイベントを受け付けるイベント受付手段と、前記所定のトリガイベントが受け付けられた場合に、前記イベント処理ルールと、前記判定手段により判定された前記検査形態と、現在の検査におけるステータスと、に基づいて、前記トリガイベントが発生した場合に中断処理または終了処理を実行する実行手段と、を具備することを特徴とする検査管理システムである。




以上本発明によれば、操作者が検査中において中断、再開を意識する必要なく、また、検査後の結果参照において、中断前後の検査の関連性を意識する必要なしで好適な操作、結果参照が可能な検査管理システムを実現することができる。
以下、本発明の実施形態に係る検査管理システムを図面に従って説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、病院内における本検査管理システム1の設置環境の一例を示した図である。同図に示すように、本検査管理システムは、超音波診断装置、核医学診断装置、その他の医用画像機器とネットワークを介して接続され使用されるか、医用画像機器に内蔵されて使用される。本実施形態においては、説明を具体的にするため、超音波診断装置に内蔵して使用する場合を例とする。
図2は、本実施形態に係る超音波診断装置のブロック構成図を示している。同図に示すように、本超音波診断装置は、超音波プローブ12、入力装置13、モニター14、送受信ユニット21、Bモード処理ユニット22、ドプラ処理ユニット23、画像生成回路24、制御プロセッサ(CPU)25、記憶装置26、検査管理部28、インタフェース部30を具備している。なお、検査管理システムは、例えば検査管理部28、入力装置13、モニター14等からによって構成される。
超音波プローブ12は、超音波送受信ユニット21からの駆動信号に基づき超音波を発生し、被検体からの反射波を電気信号に変換する複数の圧電振動子、当該圧電振動子に設けられる整合層、当該圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材等を有している。当該超音波プローブ 2から被検体Pに超音波が送信されると、当該送信超音波は、体内組織の音響インピーダンスの不連続面で次々と反射され、エコー信号として超音波プローブ12に受信される。このエコー信号の振幅は、反射することになった不連続面における音響インピーダンスの差に依存する。また、送信された超音波パルスが、移動している血流や心臓壁等の表面で反射された場合のエコーは、ドプラ効果により移動体の超音波送信方向の速度成分を依存して、周波数偏移を受ける。
入力装置13は、装置本体11に接続され、オペレータからの各種指示、条件、関心領域(ROI)の設定指示、種々の画質条件設定指示等を装置本体11にとりこむためのトラックボール13a、各種スイッチ13b等を有している。特に、入力装置13は、各種スイッチ13bにおいて、現行の検査ワークフローを終了して次検査に移行するための指示を行う「次検査スイッチ」を有する。
モニター14は、画像生成回路24からのビデオ信号に基づいて、生体内の形態学的情報や、血流情報を画像として表示する。
送受信ユニット21は、図示しないトリガ発生回路、遅延回路およびパルサ回路等を有している。パルサ回路では、所定のレート周波数fr Hz(周期;1/fr秒)で、送信超音波を形成するためのレートパルスが繰り返し発生される。また、遅延回路では、チャンネル毎に超音波をビーム状に集束し且つ送信指向性を決定するのに必要な遅延時間が、各レートパルスに与えられる。トリガ発生回路は、このレートパルスに基づくタイミングで、プローブ12に駆動パルスを印加する。
また、送受信ユニット21は、図示していないアンプ回路、A/D変換器、加算器等を有している。アンプ回路では、プローブ12を介して取り込まれたエコー信号をチャンネル毎に増幅する。A/D変換器では、増幅されたエコー信号に対し受信指向性を決定するのに必要な遅延時間を与え、その後加算器において加算処理を行う。この加算により、エコー信号の受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調され、受信指向性と送信指向性とにより超音波送受信の総合的なビームが形成される。
Bモード処理ユニット22は、送受信ユニット21からエコー信号を受け取り、対数増幅、包絡線検波処理などを施し、信号強度が輝度の明るさで表現されるデータを生成する。このデータは、画像生成回路24に送信され、反射波の強度を輝度にて表したBモード画像としてモニター14に表示される。
ドプラ処理ユニット23は、送受信ユニット21から受け取ったエコー信号から速度情報を周波数解析し、ドプラ効果による血流や組織、造影剤エコー成分を抽出し、平均速度、分散、パワー等の血流情報を多点について求める。得られた血流情報は画像生成回路24に送られ、平均速度画像、分散画像、パワー画像、これらの組み合わせ画像としてモニター14にカラー表示される。
画像生成回路24は、超音波スキャンの走査線信号列を、テレビなどに代表される一般的なビデオフォーマットの走査線信号列に変換し、表示画像としての超音波診断画像を生成する。画像生成回路24は、画像データを格納する記憶メモリを搭載しており、例えば診断の後に操作者が検査中に記録された画像を呼び出すことが可能となっている。なお、当該画像生成回路24に入る以前のデータは、「生データ」と呼ばれることがある。
制御プロセッサ25は、情報処理装置(計算機)としての機能を持ち、本超音波診断装置本体の動作を制御する制御手段である。制御プロセッサ25は、内部記憶装置29から後述する画像生成・表示等を実行するための制御プログラムを読み出して図示していないメモリ上に展開し、各種処理に関する演算・制御等を実行する
記憶装置26は、スキャンシーケンス、画像生成、表示処理を実行するための制御プログラムや、診断情報(患者ID、医師の所見等)、診断プロトコル、送受信条件その他のデータ群が保管されている。また、必要に応じて、画像生成回路24の画像の保管などにも使用される。記憶装置26のデータは、インタフェース回路30を経由して外部周辺装置へ転送することも可能となっている。
検査管理部28は、所定のルールに従って、検査ワークフローに対して中断処理又は終了処理等を行うことにより、検査を管理する。ここで、検査ワークフローとは、当該超音波診断装置を用いた所定の検査において実行される複数の処理、及びその流れを示すものである。従って、当該検査においては、検査ワークフローに従って装置が動作することになる。また、中断処理とは、次検査に移行するため、検査ワークフローの実行を一時的に中断する処理であり、一方、終了処理とは、次検査に移行するため、検査ワークフローの実行を完全に終了する処理である。従って、中断処理された検査ワークフローについては、所定の操作を実行することにより、中断時と同様の設定により途中から検査を再開することが可能である。一方、終了処理された検査ワークフローについては、全ての処理が終了していることから、途中から当該検査ワークフローに含まれる処理を実行することはできない。この検査管理部28の内部構成、及びこれによって実行される検査管理機能については、後で詳しく説明する。
インタフェース部30は、入力装置13、ネットワーク、新たな外部記憶装置(図示せず)に関するインタフェースである。当該装置によって得られた超音波画像等のデータや解析結果等は、インタフェース部30よって、ネットワークを介して他の装置に転送可能である。
(検査管理部)
図3は、検査管理部28の構成を示したブロック図である。同図に示すように、検査管理部28は、検査情報受付部280、イベント処理ルール受付部281、検査データ記憶部282、イベント処理ルール記憶部283、イベント受付部284、イベント処理285を有している。
検査情報受付部280は、入力装置13を介して入力された検査情報、又はMWM(Modality Worklist Management:予約情報管理)システム、RIS(Ragiology Information System:放射線部門情報管理システム)、HIS(Hospital Information System:病院情報システム)などの外部システム等によってネットワーク経由で入力された検査情報を受け付け、これと検査データ記憶部282内の検査形態テーブルとに基づいて、実行しようとする検査(すなわち、検査ワークフロー)が中断検査であるか通常検査であるかを判定する。判定結果は、検査形態として検査情報と対応付けられ、共に検査データ記憶部282に記憶される。ここで、検査情報とは、患者ID(受診者識別情報)、検査予約時間情報、患者情報(氏名、性別、年齢等)、検査目的、検査部位、検査手法その他当該検査が中断検査か通常検査か判別するための情報を含むものである。また、中断検査とは、少なくとも一つの中断処理を含む検査であり、通常検査とは、中断処理を含まない検査である。
イベント処理ルール受付部281は、例えば入力装置13を介してイベント処理ルール(後述)の登録、変更等を受け付ける。当該イベント処理ルール受付部281によって受け付けられたイベント処理ルールは、イベント処理ルール記憶部283に自動的に記憶される。
検査データ記憶部282は、各検査情報(例えば、各検査目的、各検査部位)と中断検査又は通常検査とを対応付けた検査形態テーブルを記憶する。また、検査情報受付部280の判定に基づく各検査の検査形態を、その検査情報と対応付けて記憶する。
イベント処理ルール記憶部283は、イベント処理ルールを記憶する。ここで、イベント処理ルールとは、検査形態、トリガイベントの種類、トリガイベントが操作された場合に行う動作を検査毎に定義するものである。
図4は、イベント処理ルール記憶部283が記憶する、検査毎に定義されるイベント処理ルールの一例を示している。同図に示す例では、さらに検査ワークフローにおける次検査(又は次処理)の有無を示す検査ステータスを加えた例となっている。
イベント受付部284は、当該超音波診断装置において発生する各種イベントを、制御プロセッサ25から受け付け、イベント処理部285に送り出す。
イベント処理285は、イベント受付部284から受け取った各種イベントとイベント処理ルールとに基づいて、検査ワークフローの管理を実行する。
(検査管理機能)
次に、本超音波診断装置1が有する、検査管理機能について説明する。この機能は、イベント処理ルールに基づいて、検査ワークフロー従って実行される各検査要素に対して中断処理又は終了処理を施すものである。以下、心臓に関するストレスエコー検査であって、午前に無負荷検査、午後に過負荷検査を実行する場合を例として説明する。
図5は、ストレスエコー検査における検査管理機能の処理の流れを示したフローチャートである。同図に示すように、まず、例えば「次検査」ボタンの操作によって当該検査が開始されると、外部システムに向けて当該開始を知らせるMPPS(Modality Performed Procedure Step)送信が実行される(ステップS0)。検査情報受付部280は、当該検査開始と共に、検査情報を受け取る(ステップS1)。この検査情報の受付は、MWM等の外部システムからから送信データを受信した時、入力装置13から検査情報が登録された時、外部システムから受信あるいは装置入力画面から入力したデータを編集した時等に実行される。従って、例えば、本超音波診断装置に予め登録された検査情報に対して検査手法を選定したときにも、検査情報受付部で検査情報が受け付けられることになる。なお、本実施形態においては、MWMシステムを用いた検査情報の受け付けであるとする。
次に、受け取った検査情報に含まれる検査目的、検査部位と検査形態テーブルとに基づいて、当該検査を構成する各検査が「中断検査」であるか、又は「通常検査」であるかを判定する(ステップS2)。今の場合、検査目的がストレス検査、検査部位が心臓であることから、中断検査として判定される。
なお、本実施形態における当該判定は、検査情報に含まれる項目(すなわち、検査目的、検査部位)の組み合わせを基準とした。しかし、これに拘泥する趣旨ではなく、単一の項目を基準として判定する構成であってもよい。例えば、検査手法のみを基準とする場合には、検査手法が、「ストレスエコー」である場合には「中断検査」といった具合に判定を行えばよい。
次に、所定のタイミング、例えば当該患者についての無負荷検査が終了し、午前の次の患者に関する検査に移行するタイミングにおいて、イベント処理部285は、イベント受付部284を介して、次検査スイッチ操作に基づくイベント信号を受信する(ステップS3)。また、イベント処理部285は、イベント処理ルール記憶部283内のイベント処理ルールを参照し、当該検査ワークフローの管理・制御を実行する(ステップS4)。すなわち、イベント処理部285は、次検査スイッチ操作に基づくイベント信号を受け取ると、図4の第1段目のルールに従い検査形態として「中断検査」、検査ステータスとして「次検査あり」、イベント種類として「次検査」を条件に、当該検査ワークフローの中断処理を実行する。この中断処理により、検査データ記憶部282に、当該検査ワークフローにおいて設定されたデータ、及び当該検査ワークフローに従って取得されたデータ等が検査情報と関連付けられて自動的に記憶される。
なお、動作については、プログラムの処理分岐のためのコードであっても良いし、その処理を実行するためのプログラム名であっても良いが、特にそれらに限定されるわけではない。また、検査が中断された時には、検査再開時の利便性向上のために、例えば特願2004−180917号に記載の手段により撮影状態や計測状態を記憶しておくことが望ましい。
次に、イベント処理部285は、中断処理が施された各検査ワークフローの一覧表(中断中リスト)を作成する(ステップS5)。このリストは、中断処理の実行をトリガとして逐次更新される。従って、操作者は、当該リストを見ることにより、現在中断中の検査ワークフローを確認することができる。
図6、図7は、それぞれ中断中リストの例を示した図である。図6の例は、検査管理に使用される患者検査リストに、検査の現在の状況を示す「ステータス」の項目を追加することで中断中である検査を示すものである。また、図6の例は、中断中の検査のみ抽出し一覧表示するものである。この様に、中断中リストは、現在中断中である検査を一覧表示するものであれば、どの様な形式であってもよい。
次に、イベント処理部285は、例えば同日の午後においてイベント受付部284を介して受け取った中断中リスト上での選択操作に応答して、中断状態にある検査ワークフローを「再開」する(ステップS6)。この再開処理は、図8に示すように、実施形態「中断検査」、「通常検査」のイベント種類「再開」に再開処理動作を関連付けたイベント処理ルールを作成し、これに従って制御することにより実現される。あるいは、イベント処理ルールにおける検査ステータスを利用することにより、通常の検査開始と同様に操作により、検査の再開を行えるようにしても良い。この場合、図6の第3行目、第4行目に示した様に、「中断中」のステータスを持つ、実施形態が中断検査、通常検査に対して、所定の操作又は処理に基づく開始イベントを受けた時に、再開処理を行うように当該装置の動作を制御する。これにより、利用者は中断中の検査であるか否かを意識することなく、通常の検査開始と同様の操作により、中断検査の再開を行うことが可能になる。
ステップS6での具体的な動作は、次のようである。すなわち、イベント受付部284により「再開」ボタン押下げイベントが受信されると、当該イベント受付部284では、イベント「再開」を抽出し、イベント処理部285に送信する。イベント処理部285では、現在中断中の検査の実施形態、検査ステータス、イベント種類、を元にイベント処理ルール記憶部283から取得し、再開処理を動作させる。このようにして、中断が予定されていた検査を中断したのか、或いは(後述するように)中断が予定されていない通常検査を中断したのかを考慮することなく、中断検査と同様に通常検査の再開処理を行わせることが可能とる。
なお、検査を再開する時には、検査再開時の利便性向上のために特願2004−180917号に記載の手段により記憶された撮影状態や計測状態を復元することが望ましい。
次に、再開された検査が完了し、当該患者に関する検査の全てが終了すると、イベント処理部285において検査結果リストが作成され、モニター14に所定の形態で表示される(ステップS7)。
図9は、検査結果リストの一例を示した図である。イベント処理部285は、当該検査ワークフローに対応して関連付けられた情報のうち、検査結果リストの作成に必要な情報を検査データ記憶部282から取得し、これを元に中断前後の検査を1つの検査として識別することにより、図9に示す検査結果リストを作成し表示する。この検査結果リストでは、中断前検査、中断後検査が同一のワークフローに従う検査として一項目で表示される(例えば、図9の患者名「AAA」、「CCC」の欄参照。)。従って、操作者は、中断前後の検査の関連性を特に注意する必要がなくなる。
検査結果リストが作成され表示された後、「次検査」ボタンの操作によって次検査に移行することで、当該検査に関する全ての処理を完全に終了する。イベント処理部285は、この当該検査の終了と共に、検査が終了したことを外部システムに知らせるために、MPPSを送信する(ステップS8)。
すなわち、図10に示すようにMPPS送信に関するイベント処理ルールを定義することで、例えば同図二段目の検査について、検査結果リストが作成され表示された後の「次検査」ボタンの操作により、MPPS送信が実行される。
従来技術の場合、MPPSの送信に際しては、中断毎にMPPSを送信してしまうか、毎回確認メッセージを表示してユーザに確認を求めることが想定される。しかしながら、本実施形態においては、イベント処理ルールを図10に示すように定義することで、MPPS送信を当該検査に関する全ての処理を終了したタイミングで行うことができる。その結果、MPPS送信においても、無負荷検査と過負荷検査とを1つの検査として扱うことができ、また、操作者は、検査のたびに送信の必要可否を考慮する必要が無くなる。
以上述べた構成によれば、以下の効果を得ることができる。
本検査管理システムによれば、判定された検査形態と受信したトリガイベントとに対応するイベント処理ルールに従って、検査の中断処理又は終了処理の選択、外部システムへの状況送信等の動作を行うので、操作者は検査中において中断、再開を意識する必要なく、検査作業を行うことができる。特に、本システムでは、検査の終了処理を行う際には、従来は中断処理なのか、通常の終了処理なのかの人為的判断を必要としない。従って、操作者の作業負担を軽減させることができると共に、作業ミスの発生を防止することができる。
また、本検査管理システムによれば、イベント処理ルールに従って、時間的な中断を挟み、複数の項目に分けて実施される中断検査であっても、検査結果参照や検査表等において、一つの検査として管理することができる。従って、検査管理において、中断前後の検査の関連性を意識する必要がなく、管理者の作業負担を軽減させることができると共に、作業ミスの発生を防止することができる。
本検査管理システムによれば、イベント処理ルールに従って、検査の中断処理又は終了処理の選択等の動作を行う。従って、イベント処理ルールを工夫することで、その検査が中断検査又は通常検査のいずれであっても、同一の操作で(すなわち、従来の如く「中断ボタン」と「次検査ボタン」とを区別することなく、統一的に「次検査ボタン」の操作で)、検査の中断処理又は終了処理の選択、外部システムへの状況送信等を自動的に実行することができる。その結果、操作者の作業負担を軽減させることができると共に、作業ミスの発生を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。具体的な変形例としては、例えば次のようなものがある。
(1)本実施形態に係る検査管理システムは、当該システムを実行するプログラムをワークステーション等のコンピュータにインストールし、これらをメモリ上で展開することによっても実現することができる。このとき、コンピュータに当該手法を実行させることのできるプログラムは、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納して頒布することも可能である。
(2)上記各実施形態においては、検査情報に基づいて検査実施形態が「中断検査」と判定できる場合を例に説明した。しかし、本検査管理システムはこれに拘泥することなく、例えば中断が予定されていない通常検査についても、例えば「通常検査」のイベント種類「中断」に中断処理動作を関連付けるイベント処理ルールを定義することで実現できる。この場合の例としては、通常検査において突然患者の体調が悪くなった場合等が挙げられる。なお、係る場合に定義されるイベント処理ルールの一例を、図11に示す。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上本発明によれば、操作者が検査中において中断、再開を意識する必要なく、また、検査後の結果参照において、中断前後の検査の関連性を意識する必要なしで好適な操作、結果参照が可能な検査管理システムを実現することができる。
図1は、病院内における本検査管理システム1の設置環境の一例を示した図である。 図2は、検査管理システム1の設置環境の一例を示した図である。 図3は、検査管理システム1のブロック構成図を示している。 図4は、イベント処理ルール記憶部283が記憶する、検査毎に定義されるイベント処理ルールの一例を示している。 図5は、ストレスエコー検査における検査管理機能の処理の流れを示したフローチャートである。 図6は中断中リストの一例であり、検査管理に使用される患者検査リストに、「ステータス」の項目を追加することで、中断中である検査を示すものである。 図7は、中断中リストの他の例であり、中断中の検査のみ抽出し一覧表示するものである。 図8は、再開処理において定義されるイベント処理ルールの一例を示した図である。 図9は、検査結果リストの一例を示した図である。 図10は、MPPS送信に関するイベント処理ルールの一例を示した図である。 図11は、通常検査において中断処理を実行する場合に定義されるイベント処理ルールの一例を示した図である。 図12は、医用画像機器を使用した通常検査又は中断検査における、従来の操作者の作業の流れ(ワークフロー)を示した図である。
符号の説明
1…検査管理システム、12…超音波プローブ、13…入力装置、14…モニター、21…送受信ユニット、22…Bモード処理ユニット、23…ドプラ処理ユニット、24…画像生成回路24…制御プロセッサ(CPU)、26…記憶装置、28…検査管理部、30…インタフェース部、280…検査情報受付部、281…イベント処理ルール受付部、282…検査データ記憶部、283…イベント処理ルール記憶部、284…イベント受付部、285…イベント処理

Claims (5)

  1. 検査における各処理及びその流れを示す検査ワークフローに従って、複数の処理を含む所定検査の各処理を時系列的に実行する検査装置を管理する検査管理システムであって、
    前記所定検査が、検査ワークフローの実行を予定的に中断する中断処理を含む中断検査、又は検査ワークフローの実行において前記中断処理を含まない通常検査のいずれに該当するかを判定するための情報を含む検査情報を入力する入力手段と、
    入力された前記検査情報に基づいて、前記所定検査が前記中断検査又は前記通常検査のいずれであるかを示した検査形態にかかる判定を行う判定手段と、
    前記検査形態と、前記中断検査におけるステータスと、所定のトリガイベントが発生した場合に実行すべき処理と、を対応付けて定義する少なくとも一つのイベント処理ルールを記憶する記憶手段と、
    前記検査装置において発生するトリガイベントを受け付けるイベント受付手段と、
    前記所定のトリガイベントが受け付けられた場合に、前記イベント処理ルールと、前記判定手段により判定された前記検査形態と、現在の検査におけるステータスと、に基づいて、前記トリガイベントが発生した場合に中断処理または終了処理を実行する実行手段と、
    を具備することを特徴とする検査管理システム。
  2. 前記トリガイベントは、前記中断処理後の次検査に移行するための操作であることを特徴とする請求項1記載の検査管理システム。
  3. 前記検査管理システムにおいて実行される中断検査を特定するためのリストを作成するリスト作成手段と、
    前記リストを表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の検査管理システム。
  4. 前記リスト作成手段は、完了した前記中断検査を一つの検査結果として特定するための検査結果リストを作成することを特徴とする請求項3記載の検査管理システム。
  5. ネットワークを介して、外部システムに前記検査結果リストを送信する送信手段をさらに具備することを特徴とする請求項4記載の検査管理システム。
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