JP2007214414A - パワー回路配線構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板1からなる回路基板とパワーモジュール2からなるパワー給電部との電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得る。
【解決手段】パワーモジュール2からなるパワー給電部と回路部品(図示せず)とを電気的に接続するプリント基板1からなる回路基板を備え、前記パワーモジュール2からなるパワー給電部と前記プリント基板1からなる回路基板の配線パターン5との接続部分に放熱部材6を熱的に結合した。
【選択図】図1

Description

この発明は、パワー回路配線構造、特に、パワーモジュールで構成されるパワー給電部にねじ止めされたプリント基板からなる回路基板におけるパワー回路配線構造に関するものである。
従来、大電流が流れる配線パターンの放熱対策としては、プリント基板の配線パターンに熱的に結合された放熱部材を実装することで配線パターン部の温度上昇を軽減していた(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
実開平3−104793号公報 実開平4−8489号公報
パワーモジュールで構成されるパワー給電部にねじ止めされたプリント基板からなる回路基板においては、従来の配線パターンの放熱対策では、放熱部材が実装された近傍の配線パターンの温度上昇は軽減するが、ネジ締結されたパワーモジュール端子部の配線パターン温度の上昇まで軽減することはできないという課題があった。
パワーモジュールで構成されるパワー給電部にねじ止めされたプリント基板からなる回路基板において、パワーモジュールネジ端子部は、パワーモジュールの発熱と基板上の部品の発熱さらには配線パターンの発熱によって熱が伝導し局部的に温度が上昇する。パワーモジュールで構成されるパワー給電部にねじ止めされたプリント基板からなる回路基板においては、パワーモジュールネジ端子部の配線パターンの温度上昇が最も大きく、温度上の制約となっているという問題点があった。
従来、配線パターンに大電流を流す場合、配線パターンに熱的に結合した放熱部材により配線パターンの温度上昇を軽減する手法があったが、前述の通りパワーモジュールネジ端子部の配線パターンの温度上昇は局部的であり、配線パターンにのみ放熱部材があるだけでは放熱効果が無いという問題があった。
この発明は、回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ようとするものである。
この発明に係るパワー回路配線構造では、パワー給電部と回路部品とを電気的に接続する回路基板を備え、前記パワー給電部と前記回路基板の配線との接続部分に放熱部材を熱的に結合したものである。
この発明によれば、回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
実施の形態1.
この発明による実施の形態1を図1から図3までについて説明する。図1は実施の形態1におけるパワー回路配線構造の構成を示す斜視図である。図2は実施の形態1におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す図1のII−II線における断面図である。図3は実施の形態1におけるパワー回路配線構造の熱的な等価回路を示す接続図である。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図1において、回路部品(図示せず)を搭載する回路基板を構成するプリント基板1には、発熱部品であるパワー給電部としてのパワーモジュール2が取り付けられている。パワーモジュール2の図示下面にはパワーモジュール2自体を冷却する放熱部材3が設けられ、パワーモジュール2はパワーモジュール2のネジ端子部を構成するネジ4によってプリント基板1に締結される。
この実施の形態1に示す発熱部品のパワーモジュール2はネジ4を持つネジ端子部を5個設けた5端子のパワーモジュールで構成されている。プリント基板1には所定の配線パターン5が形成されており、パワーモジュール2のネジ端子部はネジ4によるプリント基板1への締結によって、それぞれプリント基板1の所定の配線パターン5に電気的に接続される。パワーモジュール2とプリント基板1の配線パターン5との接続部には断面コ字状の放熱部材6が設けられる。
放熱部材6は冷却対象となるパワーモジュール2のネジ端子部それぞれに対応する配線パターン5にプリント基板1とパワーモジュール2をネジ4で締結する際に同時に組み付けられている。
放熱部材6の素材には、はんだ付け性が良好で熱伝導性も良い金属製、例えば銅や真鍮を用い、構造も非常にシンプルで安価である。
この実施の形態1では、パワーモジュール2のネジ4を有するネジ端子部それぞれに対応して5個の放熱部材6を組み付けているが、基板の実状に併せて適正に数を減じても良い。
図2では、図1に示したパワー回路配線構造のII−II線における断面図を示す。図2において、パワーモジュール2のネジ端子部を構成し導電経路を形成するネジ4はパワーモジュール2のプリント基板1への締結状態でネジ頭部を断面コ字状の放熱部材6の中央凹部上面に圧接して放熱部材6をプリント基板1の配線パターン5に圧接している。
これによりプリント基板1とパワーモジュール2との電気的接続が確保されるとともに、プリント基板1とパワーモジュール2との電気的接続部分に放熱部材6が介挿されることによってプリント基板1とパワーモジュール2との電気的接続部における冷却がプリント基板1とパワーモジュール2との電気的接続部分に熱的に直接結合された放熱部材6により直接的かつ効果的に行われ、局部的な温度上昇が的確に抑制される。
そして、ネジ4によって締結される放熱部材6には、それぞれ回り止め用の突部6aが少なくとも1個以上設けられ、プリント基板1に設けられた穴部1aに係合するように構成されている。ネジ4による締結時に放熱部材6の突部6aが嵌合している穴部1aの周縁に係合し放熱部材6の回り止めが行われる。
プリント基板1に設けられる回り止め用の穴部1aは、プリント基板1へのパワーモジュール2投影外形の外側に設けられ、すなわち、プリント基板1のパワーモジュール2との対向面以外に設けられ、放熱部材6に設けられた回り止め用突部6aが、ネジ4による締結時にパワーモジュール2に干渉することを防止できる。
図3では、図1および図2に示したパワー回路配線構造の熱的な等価回路を示す。パワーモジュール2による発熱を定電流源Pで示し、θaはパワーモジュール2と放熱部材3間の熱抵抗、θbは放熱部材3と空気間の熱抵抗、θcはパワーモジュール2とプリント基板1間の熱抵抗、θdはプリント基板1と放熱部材6間の熱抵抗、θeは放熱部材6と空気間の熱抵抗、θfはプリント基板1の熱抵抗、θgはプリント基板1と空気間の熱抵抗、θhは放熱部材6と空気間の熱抵抗、θiは放熱部材6と空気間の熱抵抗を示す。
この発明では、図1および図2で示したパワー回路配線構造において、発熱部品であるパワーモジュール2がネジ4により締結されたプリント基板1のねじ止め部の配線パターン5の温度を軽減することにより、配線パターン5のヒートサイクルが緩和され当該回路・製品の信頼性が向上する。
図3の熱的等価回路において、配線パターン5の温度は、熱抵抗θcと熱抵抗θd間のa点を示す。プリント基板パターン温度Tbは、熱抵抗θbを下げパワーモジュール2のベース温度Tmを下げることで低減可能である。しかし、熱抵抗θbを下げるには、放熱部材3の放熱性能を大幅に向上させる必要があり、放熱部材3が高コスト、大型化するという問題がある。
そこで、この発明による実施の形態では、パワーモジュール2のケース温度を一般的な設計温度に設定することでパワーモジュール2自体の冷却を行う放熱部材3には汎用の低コストな部材を使用し、パワーモジュール2のネジ端子部に放熱部材6を組み付けることで、パワーモジュール2のネジ端子部で形成される電気的接続部分における配線パターン5の温度を軽減した。
プリント基板パターン温度Tbは、次式で求められる。
Figure 2007214414
前記式において、熱抵抗θcおよびθdは、ネジ4と空気間の熱抵抗θeとパワーモジュール2のベースと端子間の熱抵抗θiに比べ十分小さく、パワーモジュール2のネジ端子部の配線パターン温度は熱抵抗θeとθiが支配的である。なお、熱抵抗θiは、モジュール構造で決定されるため変更が不可能である。
そこで、この発明では、熱抵抗θeを低減すべく並列に熱抵抗θhの放熱部材6をパワーモジュール2の端子部に組み付けることで配線パターン温度を大幅に軽減した。なお、プリント基板1の熱抵抗θfを軽減することでもプリント基板パターン温度Tbを軽減することは可能であるが、熱伝導特性の良い高価な金属基板が必要となり高コスト化するという問題がある。
この実施の形態1では、前述の通り、図1および図2に示すように、断面コ字状の放熱部材6がプリント基板1の上面に設けられている。放熱部材6の形状はプリント基板1の取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、プリント基板1から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する面積の和が、放熱部材6と接するプリント基板1の表面積以上である。
なお、この実施の形態1においては、放熱部材6はパワーモジュール2のネジ端子部を構成するネジ4による締結によってプリント基板1の配線パターン5に接合されているが、放熱部材6をプリント基板1にはんだ付けし、放熱部材6をプリント基板1の配線パターン5にはんだ付けにより結合することができる。
これによって、放熱部材6はプリント基板1の配線パターン5に電気的ならびに熱的および機械的に確実に結合され、プリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2と電気的接続部分の直接的かつ効果的な冷却を一層有効に行うことが可能になる。
(1A)この発明による実施の形態1によれば、パワーモジュール2からなるパワー給電部と回路部品とを電気的に接続するプリント基板1からなる回路基板を備え、前記パワーモジュール2からなるパワー給電部と前記プリント基板1からなる回路基板の配線パターン5との接続部分に断面コ字状の放熱部材6を熱的に結合したので、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部分での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
すなわち、ダイオード,トランジスタ,MOSFET,IGBT等をパッケージに収めたパワーモジュール2と、前記パワーモジュール2に配線される回路部品と、前記パワーモジュール2と回路部品とを電気的に接続したプリント基板1からなるパワー配線回路において、前記パワーモジュール2と前記プリント基板1の接続部分に放熱部材6を熱的に結合したので、放熱部材6を接続部分に結合したことにより接続部分での放熱性能を向上し、パワーモジュール2からの熱伝導による接続部分のプリント基板1の局部的な温度上昇を軽減する。
そして、パワーモジュール2のネジ端子部とプリント基板1における配線パターン5のネジ端子部に放熱部材6を実装することにより、パワーモジュール2のネジ端子部と配線パターン5部分に生じる局部的な温度上昇を軽減するとともに、さらには、ネジ締結時にプリント基板1へのストレスとなる締め付け圧力を緩和し、プリント基板1の凹みを緩和する。
(1B)この発明による実施の形態1によれば、前記(1A)項における構成において、前記放熱部材6を前記回路基板にはんだ付けしたので、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部分での局部的な温度上昇を的確に軽減できるとともに放熱部材6をプリント基板1の配線パターン5に電気的ならびに熱的および機械的に確実に結合できるパワー回路配線構造を得ることができる。
(1C)この発明による実施の形態1によれば、前記(1A)項における構成において、前記放熱部材6に少なくとも1個以上の突部6aを設け、前記突部6aを前記回路基板1に設けられた穴部1aに嵌合状態で係合するようにしたので、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるとともに、放熱部材を接続部分に締結する際に、放熱部材が回転することを防止できるパワー回路配線構造を得ることができる。
(1D)この発明による実施の形態1によれば、前記(1C)項における構成において、前記プリント基板1からなる回路基板に設けられる穴部1aを、前記プリント基板1からなる回路基板の前記パワーモジュール2からなるパワー給電部との対向面以外に設けたので、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるとともに、放熱部材に設けられた回転防止用突部が、締結時にパワーモジュールに干渉することを防止できるパワー回路配線構造を得ることができる。
(1E)この発明による実施の形態1によれば、前記(1A)項から前記(1D)項までにおけるいずれかの構成において、前記放熱部材6は、前記プリント基板1からなる回路基板取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、前記プリント基板1からなる回路基板から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する平面の面積の和が、前記放熱部材6と接するプリント基板1からなる回路基板の表面積以上であるようにしたので、十分な放熱面積を持つ放熱部材6を接続部分に結合したことにより接続部分での放熱性能を向上し、パワーモジュール2からの熱伝導による接続部分のプリント基板1からなる回路基板の局部的な温度上昇を軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
(1F)この発明による実施の形態1によれば、前記(1A)項から前記(1E)項までにおけるいずれかの構成において、前記放熱部材6を前記プリント基板1からなる回路基板に締結するネジ4を有するネジ端子部からなる締結手段を備え、前記ネジ4を有するネジ端子部からなる締結手段による締結によって前記パワー給電部と前記回路基板とを電気的および熱的に接続したので、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるとともに、パワー給電部と回路基板とを締結により電気的および熱的に確実に接続できるパワー回路配線構造を得ることができる。
実施の形態2.
この発明による実施の形態2を図4について説明する。図4は実施の形態2におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図4において、プリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2のネジ4を有するネジ端子部とで形成されるプリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2の電気的接続部分に熱的に結合されたL字状の放熱部材6が実装されている。
L字状の放熱部材6はプリント基板1の上面に設けられ、放熱部材6の形状はプリント基板1の取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、プリント基板1から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する平面の面積の和が、放熱部材6と接するプリント基板1の表面積以上である。
この発明による実施の形態2によれば、パワーモジュール2からなるパワー給電部と回路部品とを電気的に接続するプリント基板1からなる回路基板を備え、前記パワーモジュール2からなるパワー給電部と前記回路基板1の配線5との接続部分に断面L字状の放熱部材6を熱的に結合したので、前記プリント基板1からなる回路基板の配線5との接続部分に設けられた断面L字状の放熱部材6により、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
実施の形態3.
この発明による実施の形態3を図5について説明する。図5は実施の形態3におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図5において、プリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2のネジ4を有するネジ端子部とで形成されるプリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2の電気的接続部分に熱的に結合されたブロック状の金属体からなる放熱部材6が実装されている。
ブロック状の金属体からなる放熱部材6はプリント基板1の上面に設けられ、放熱部材6の形状はプリント基板1の取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、プリント基板1から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する平面の面積の和が、放熱部材6と接するプリント基板1の表面積以上である。
この発明による実施の形態3によれば、パワーモジュール2からなるパワー給電部と回路部品とを電気的に接続するプリント基板1からなる回路基板を備え、前記パワーモジュール2からなるパワー給電部と前記回路基板1の配線5との接続部分にブロック状の金属体からなる放熱部材6を熱的に結合したので、前記プリント基板1からなる回路基板の配線5との接続部分に設けられたブロック状の金属体からなる放熱部材6により、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
実施の形態4.
この発明による実施の形態4を図6について説明する。図6は実施の形態4におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図6において、プリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2のネジ4を有するネジ端子部とで形成されるプリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2の電気的接続部分に熱的に結合された拡大ネジ頭部4aを有するネジ4からなる締結手段を構成する放熱部材6が実装されている。
拡大ネジ頭部4aを有するネジ4からなる締結手段を構成する放熱部材6はプリント基板1の上面に設けられ、放熱部材6の形状はプリント基板1の取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、プリント基板1から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する平面の面積の和が、放熱部材6と接するプリント基板1の表面積以上である。
この発明による実施の形態4によれば、パワーモジュール2からなるパワー給電部と回路部品とを電気的に接続するプリント基板1からなる回路基板を備え、前記パワーモジュール2からなるパワー給電部と前記回路基板1の配線5との接続部分に拡大ネジ頭部4aを有するネジ4からなる締結手段を構成する放熱部材6を熱的に結合したので、前記プリント基板1からなる回路基板の配線5との接続部分に設けられた拡大ネジ頭部を有する締結手段を構成する放熱部材6により、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
実施の形態5.
この発明による実施の形態5を図7について説明する。図7は実施の形態5におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。
この実施の形態5において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図7において、プリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2のネジ4を有するネジ端子部とで形成されるプリント基板1の配線パターン5とパワーモジュール2の電気的接続部分に熱的に結合された茶筒状の放熱部材6が実装されている。
茶筒状の放熱部材6はプリント基板1の上面に設けられ、放熱部材6の形状はプリント基板1の取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、プリント基板1から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する平面の面積の和が、放熱部材6と接するプリント基板1の表面積以上である。
この発明による実施の形態5によれば、パワーモジュール2からなるパワー給電部と回路部品とを電気的に接続するプリント基板1からなる回路基板を備え、前記パワーモジュール2からなるパワー給電部と前記回路基板1の配線5との接続部分にブロック状金属体からなる放熱部材6を熱的に結合したので、前記プリント基板1からなる回路基板の配線5との接続部分に設けられた茶筒状の放熱部材6により、プリント基板1からなる回路基板における電気的接続部での局部的な温度上昇を的確に軽減できるパワー回路配線構造を得ることができる。
この発明による実施の形態1におけるパワー回路配線構造の構成を示す斜視図である。 この発明による実施の形態1におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す図1のII−II線における断面図である。 この発明による実施の形態1におけるパワー回路配線構造の熱的な等価回路を示す接続図である。 この発明による実施の形態2におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。 この発明による実施の形態3におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。 この発明による実施の形態4におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。 この発明による実施の形態5におけるパワー回路配線構造の要部構成を示す断面図である。
符号の説明
1 プリント基板、2 パワーモジュール、3 放熱部材、4 ネジ、5 配線パターン、6 放熱部材、P パワーモジュールによる発熱源、θa パワーモジュール2と放熱部材3間の熱抵抗、θb放熱部材3と空気間の熱抵抗、θc パワーモジュール2とプリント基板1間の熱抵抗、θd プリント基板1と放熱部材6間の熱抵抗、θe 放熱部材6と空気間の熱抵抗、θf プリント基板1の熱抵抗、θg プリント基板1と空気間の熱抵抗、θh 放熱部材6と空気間の熱抵抗、θi パワーモジュールのベースと端子間の熱抵抗、Ta 基板周囲温度、Tb プリント基板パターン温度、Tc パワーモジュールの端子温度、Tm パワーモジュールのベース温度。

Claims (6)

  1. パワー給電部と回路部品とを電気的に接続する回路基板を備え、前記パワー給電部と前記回路基板の配線との接続部分に放熱部材を熱的に結合したことを特徴とするパワー回路配線構造。
  2. 前記放熱部材を前記回路基板にはんだ付けしたことを特徴とする請求項1に記載のパワー回路配線構造。
  3. 前記放熱部材に突部を設け、前記突部を前記回路基板に設けられた穴部に係合することを特徴とする請求項1に記載のパワー回路配線構造。
  4. 前記回路基板に設けられる穴部を、前記回路基板の前記パワー給電部との対向面以外に設けたことを特徴とする請求項3に記載のパワー回路配線構造。
  5. 前記放熱部材は、前記回路基板取付け部分に接する通電に寄与する平面部分と、前記回路基板から直立する放熱に寄与する平面部分とを兼ね備え、放熱に寄与する平面の面積の和が、前記放熱部材と接する回路基板の表面積以上であることを特徴とする請求項1に記載のパワー回路配線構造。
  6. 前記放熱部材を前記回路基板に締結する締結手段を備え、前記締結手段による締結によって前記パワー給電部と前記回路基板とを電気的および熱的に接続したことを特徴とする請求項1に記載のパワー回路配線構造。
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