JP2007213968A - 蛍光灯照明器具 - Google Patents

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Tomoyuki Kida
智之 木田
Yoshihiko Nanba
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Abstract

【課題】器具本体に対する蛍光灯電子安定器の配置が制約されず且つ蛍光灯の光を無用に遮ることなく輻射雑音を低減する。
【解決手段】一端側でランプ4の外周面(管壁)と接触し且つ他端側で器具本体1と導通する複数の導電性部材6が、反射板3の両側の傾斜面において器具本体1の長手方向に沿うようにほぼ等間隔に配置されている。ランプ4の管壁と反射板3や器具本体1との間に生じる浮遊容量によってランプ4と反射板3及び器具本体1とが容量結合して閉ループが形成され、該閉ループに安定器5から出力された高周波電流が流れることで漏洩電波(輻射雑音)が放射されるのであるが、導電性部材6によって前記閉ループを解消することで輻射雑音を低減することができる。しかも、従来例のように器具本体1に対する安定器5の配置が制約されることがなく且つランプ4の光を無用に遮ることもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光灯照明器具に関し、特に蛍光灯電子安定器により直管形の蛍光灯を点灯する蛍光灯照明器具に関するものである。
近年、銅鉄形安定器に代わって、インバータ回路により商用周波(50Hz又は60Hz)から高周波(例えば、50kHz)に変換して蛍光灯を点灯させる蛍光灯電子安定器を備えた蛍光灯照明器具が普及している。かかる蛍光灯照明器具では、蛍光灯電子安定器から発生する雑音(高周波ノイズ)が他の機器に悪影響を及ぼさないように対策する必要がある。
例えば、蛍光灯電子安定器(以下、安定器と略す。)とランプソケットを接続する配線から放射される輻射雑音を対策した蛍光灯照明器具が提案されている(特許文献1参照)。この従来例においては、インバータ回路を搭載したプリント配線板を金属製のケースに収納してなる安定器を備え、インバータ回路の電位変動側出力端子を一方のランプソケットに近接配置するとともに電位安定側出力端子を他方のランプソケットに近い側に配置することにより、電位変動側出力端子とランプソケットの間の配線長を短く且つ電位安定側出力端子とランプソケットの間の配線から距離を離すことで電位変動側出力端子とランプソケットの間の配線から放射される電磁波が電位安定側出力端子とランプソケットの間の配線に及ぼす影響を抑えて輻射雑音を低減している。これ以外にも、器具本体の開口面側に金属製のルーバを設けて輻射雑音を低減したものも提案されている。
特開2000−138009公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている従来例では、器具本体に対して安定器を片側に寄せて配置させる必要があり、器具本体の重量バランスが一端側に極端に偏ってしまうために持ち運びがし難いものであった。また、ルーバのような金属部材を蛍光灯の前方に配置した場合には蛍光灯の光が金属部材によって遮られてしまう。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、器具本体に対する蛍光灯電子安定器の配置が制約されず且つ蛍光灯の光を無用に遮ることなく輻射雑音を低減することができる蛍光灯照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、直管形の蛍光灯が着脱自在に装着される少なくとも一対のランプソケットと、金属材料製であって長手方向の両端部に各々ランプソケットが配設される器具本体と、器具本体に取り付けられランプソケットを介して蛍光灯を点灯する蛍光灯電子安定器と、蛍光灯電子安定器を覆うように器具本体に取り付けられ蛍光灯の光を反射する反射板と、一端側で蛍光灯の外周面と接触し且つ他端側で器具本体と導通する1乃至複数の導電性部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、導電性部材は、器具本体の長手方向における中心に対して低電圧側のランプソケット寄りに配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、器具本体の長手方向における中心に対して高電圧側のランプソケット寄りに設けられてランプソケットに装着された蛍光灯を支持する絶縁材料製の支持部材を備え、導電性部材は、ランプソケットに装着された蛍光灯を支持する支持部を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、導電性部材を挿通する孔が反射板に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、蛍光灯の管壁と反射板や器具本体との浮遊容量による容量結合を導電性部材によって解消することで輻射雑音を低減することができる。
以下、本発明を天井直付け形の施設用照明器具に適用した実施形態について、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
本実施形態は、下面側が開放された断面略コ字形に形成されて天井に取り付けられる器具本体1(図4参照)と、器具本体1の長手方向の両端部にそれぞれ設けられた各一対のソケット(ランプソケット)2と、開放された下面側を覆うように器具本体1に取り付けられる断面略V字形の反射板3と、器具本体1に長手方向が一致する形でそれぞれソケット2間に保持される2本の直管形のランプ(蛍光灯)4とを備えている。なお、本実施形態は、いわゆる富士型の蛍光灯照明器具である。
器具本体1は金属板を折り曲げ加工して形成され、図4に示すように天井に設けられた取付ボルト82が挿通される一対の挿通孔1bが穿孔されている。すなわち、器具本体1を天井に取り付ける際には、該挿通孔1bに挿通された取付ボルト82に座金83を介装してナット84を締め付ければよい。また、器具本体1は、長手方向の略中央に、商用電源よりなる交流電源に接続され天井裏に先行配線されている電源線81を引き込むための電源穴1aが穿孔されており、長手方向において電源穴1aを挟むように端子台7及び安定器(蛍光灯電子安定器)5が配設されている。ここに、電線穴1aを通して引き込まれた電源線81は端子台7に接続される。尚、安定器5は、1乃至複数のスイッチング素子をスイッチングすることで商用周波から高周波に変換するインバータ回路等が実装されたプリント配線板(図示せず)を金属製のケース5aに収納して構成されているが、詳細については従来周知であるから図示並びに説明を省略する。
また、器具本体1には、反射板3を取り付けるための固定具18が設けられ、一方、反射板3には、各固定具18にそれぞれ取着されるラッチ32が設けられている。
反射板3は金属板を折り曲げ加工して形成され、長手方向の両端部において、ソケット2が挿通されるソケット挿通孔31が設けられている。そして、2本のランプ4は、断面略V字形の反射板3の頂部を挟む形で互いに平行になるように配置されている。
ここで本実施形態では、一端側でランプ4の外周面(管壁)と接触し且つ他端側で器具本体1と導通する複数(図示例では3つ)の導電性部材6が、反射板3の両側の傾斜面において器具本体1の長手方向に沿うようにほぼ等間隔に配置されている。この導電性部材6は、電気の良導体である薄い金属板(例えば、アルミニウム板)からなり、反射板3に設けられている挿通孔33を通して外部に露出する先端部分に、ランプ4の管壁を把持する半環状の支持片61が形成されている。また、挿通孔33を通して反射板3の内側に引き込まれる導電性部材6の後端部には、器具本体1と接触導通する接触片62が形成されている。尚、安定器5の回路グランドがケース5aを介して器具本体1に電気的に接続されており、その結果、これら3つの導電性部材6が、器具本体1を介して安定器5の回路グランドと電気的に接続されることになる。
ところで本実施形態においては、器具本体1における長手方向中央から一端側(後述する低圧側のソケット2寄り)に偏って3つの導電性部材6が配設されており、器具本体1における長手方向中央から他端側(後述する高圧側のソケット2寄り)には、絶縁性材料からなる複数(図示例では3つ)の支持部材8が、反射板3の両側の傾斜面において器具本体1の長手方向に沿って導電性部材6と一列に並ぶようにほぼ等間隔で配置されている。この支持部材8は、アクリル樹脂のような透光性を有する合成樹脂材料からなり、基端部において反射板3に取り付けられ、半環状に形成された先端部でランプ4の管壁を把持するものである。尚、低圧側のソケット2とは、安定器5の回路グランド側に接続されている出力端と接続されているソケット2を指し、高圧側のソケット2とは、安定器5の回路グランドに接続されていない出力端と接続されているソケット2を指す。
而して、ランプ4の管壁と反射板3や器具本体1との間に生じる浮遊容量によってランプ4と反射板3及び器具本体1とが容量結合して閉ループが形成され、該閉ループに安定器5から出力された高周波電流が流れることで漏洩電波(輻射雑音)が放射されるのであるが、本実施形態では、導電性部材6によって前記閉ループを解消することで輻射雑音を低減することができ、しかも、従来例のように器具本体1に対する安定器5の配置が制約されることがなく且つランプ4の光を無用に遮ることもないものである。ここで、VCCI(情報処理装置等電波障害自主規制協議会)で規定されている漏洩電波試験の測定方法により、本実施形態の漏洩電波(輻射雑音)を測定した結果を図5(a)に示し、従来例の測定結果を図5(b)に示す。但し、図5においては漏洩電波の垂直偏波を実線イで示し、水平偏波を実線ロで示している。また、参考までにVCCI ClassBの基準値を直線ハで示している。
図5の実験結果から明らかなように、従来例では30MHzと90MHzの付近に42dBの漏洩電波(輻射雑音)のピークが存在するが(図5(b)参照)、本実施形態では30MHz付近のピーク値が28dBまで低減されている。尚、本発明に係る蛍光灯照明器具については、VCCIにおける30MHz以上の規制対象に含まれていないが、漏洩電波が少ない方が望ましいことは言うまでもない。
ところで、本実施形態では、3つの導電性部材6を器具本体1における長手方向中央から低圧側のソケット2寄りに偏って配置しているが、絶縁材料製の支持部材8の代わりに導電性部材6を配置しても構わない。但し、ランプ4の高圧側(高圧側のソケット2に接続されている口金側)に比べて、低圧側(低圧側のソケット2に接続されている口金側)の閉ループの距離が長くなって漏洩電波の放射に及ぼす影響が大きいので、本実施形態のように導電性部材6を低圧側のソケット2寄りにのみ偏って配置しても、上述の測定結果から明らかなように漏洩電波を十分に低減することができる。
また、金属製の導電性部材6を器具本体1の片側に偏って配置した場合にランプ4の支持バランスが悪くなってしまうが、本実施形態では、絶縁材料製の支持部材8を導電性部材6と反対側に偏って配置することでランプ4の支持バランスの悪化を防ぐことができる。さらに、支持部材8を透明な樹脂材料で形成しているから、ランプ4の光が支持部材8で遮られるのを防ぐことができる。しかも、導電性部材6を挿通する挿通孔33がランプ4と対向する反射板3の射面に設けられているため、導電性部材6の全長を短くして電気抵抗の増大を抑えることができるとともに、導電性部材6による反射効率の低下が抑制できるという利点がある。
本発明の実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図である。 同上の斜視図である。 同上の半断面図である。 同上の分解斜視図である。 漏洩電波の測定結果を示し、(a)は本実施形態、(b)は従来例である。
符号の説明
1 器具本体
2 ソケット
3 反射板
4 ランプ
5 安定器
6 導電性部材
8 支持部材

Claims (4)

  1. 直管形の蛍光灯が着脱自在に装着される少なくとも一対のランプソケットと、金属材料製であって長手方向の両端部に各々ランプソケットが配設される器具本体と、器具本体に取り付けられランプソケットを介して蛍光灯を点灯する蛍光灯電子安定器と、蛍光灯電子安定器を覆うように器具本体に取り付けられ蛍光灯の光を反射する反射板と、一端側で蛍光灯の外周面と接触し且つ他端側で器具本体と導通する1乃至複数の導電性部材とを備えたことを特徴とする蛍光灯照明器具。
  2. 導電性部材は、器具本体の長手方向における中心に対して低電圧側のランプソケット寄りに配置されていることを特徴とする請求項1記載の蛍光灯照明器具。
  3. 器具本体の長手方向における中心に対して高電圧側のランプソケット寄りに設けられてランプソケットに装着された蛍光灯を支持する絶縁材料製の支持部材を備え、導電性部材は、ランプソケットに装着された蛍光灯を支持する支持部を有することを特徴とする請求項2記載の蛍光灯照明器具。
  4. 導電性部材を挿通する孔が反射板に設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の蛍光灯照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07302508A (ja) * 1994-05-10 1995-11-14 Mitsubishi Denki Shomei Kk 蛍光灯照明器具

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