JP2007211903A - 供回り防止具およびそれを用いた地下式消火栓の着脱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボルトまたはナットの一方を緩める際に他方が供回りするのを防止する供回り防止具の提供。
【解決手段】 本体1は、六角ボルトの頭部がはめ込まれる収容穴3と、被取付体へ固定するための磁石17とを有する。収容穴3は、本体1の上面および左側面へ開口して形成されており、収容穴3の底部5は、閉塞されている。本体1の左側面に開口する収容穴3の開口両端部には、前後方向内側へ突出して突出部7,7が形成されている。本体1の上面には、ワッシャが収容される浅い凹部15が形成されている。磁石17は、収容穴3を挟んだ前後両側に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボルトまたはナットの一方を緩める際に、他方が供回りするのを防止する供回り防止具に関するものである。特に、消火栓を交換する際に使用される供回り防止具に関するものである。
ボルトまたはナットの一方を緩める際に、他方が供回りして外すことが出来ない場合がある。このような場合、従来は、ボルトおよびナットの両方をそれぞれレンチなどで掴んで一方を回転しないように保持し、他方を回転させていた。たとえば、一人で作業する場合には、左手でボルトをレンチで回転不能に掴んで、右手でナットをレンチで緩めていた。
ところで、作業する場所が広い場合には、上記のように、ボルトおよびナットの両方をレンチで掴み、一方を緩めることができる。しかし、作業する場所が狭い場合には、ボルトおよびナットの両方をそれぞれレンチで掴むことは困難である。
たとえば、地下式消火栓は、消火栓ボックス内に配置されている。この地下式消火栓は、配水管から分岐した縦管に接続された補修弁に載せ置かれており、消火栓と補修弁の各フランジ同士がボルト・ナットにより固定されている。
そして、消火栓が老朽化して新しい消火栓に交換する場合や、旧式の消火栓からボール式消火栓に交換したりする場合などには、補修弁と消火栓とを固定しているボルト・ナットを一旦取り外す必要がある。この作業は、消火栓ボックス内でする必要がある。
しかしながら、消火栓ボックスは狭く、ボルト・ナットを取り外すには、消火栓ボックスに手をもぐり込ませて、フランジの下側のボルトやナットをレンチで掴み、供回りを防止しなければならない。狭い消火栓ボックス内で、ボルトまたはナットの一方をフランジの下側からレンチなどで掴んで供回りを防止することは困難であり、ボルト・ナットを取り外すのに相当の時間を要してしまう。
本発明が解決しようとする課題は、ボルトまたはナットの一方を緩める際に他方が供回りするのを防止する供回り防止具を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、ボルトの頭部またはナットのいずれかのみを回転不能に保持して、ボルトまたはナットが設けられた被取付体に磁着されることを特徴とする供回り防止具である。
請求項2に記載の発明は、ボルトの頭部またはナットを回転不能に収容する収容穴が上方へ開口して形成された本体と、この本体に設けられ、前記ボルトまたはナットが設けられた被取付体に前記本体を固定するための磁石とを備えることを特徴とする供回り防止具である。
請求項3に記載の発明は、前記収容穴は、本体の上面および一側面に開口して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の供回り防止具である。
請求項4に記載の発明は、前記収容穴の前記一側面に開口した開放両端部には、対向して突出部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の供回り防止具である。
請求項5に記載の発明は、前記収容穴の上端部には、ワッシャが収容される第二収容穴が拡幅して形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかに記載の供回り防止具である。
請求項6に記載の発明は、前記収容穴は、ナットが回転不能に収容可能とされ、前記収容穴の底部には、ボルトの先端部が差し込まれる切欠きが形成されていることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載の供回り防止具である。
請求項7に記載の発明は、前記切欠きは、本体の一側面へ開口して形成されていることを特徴とする請求項6に記載の供回り防止具である。
請求項8に記載の発明は、前記本体には上方へ突出して、ボルトまたはナットが取り付けられた被取付体の端部に沿う係止片が設けられたことを特徴とする請求項2から請求項7までのいずれかに記載の供回り防止具である。
請求項9に記載の発明は、消火栓ボックス内に設けられた地下式消火栓の交換に使用され、前記収容穴は、六角ボルトまたは六角ナットの平行な一対の面が当接可能な略矩形状とされると共に、その底部は全部または一部が閉塞されており、前記係止片は、配水管から分岐した縦管部のフランジまたは補修弁のフランジの端縁に沿う円弧状面を有し、前記本体には、紐状体の一端部が接続される接続部が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の供回り防止具である。
さらに、請求項10に記載の発明は、消火栓ボックス内に配置された地下式消火栓を取り外し、新たな消火栓を取り付けるか、または管内調査後に前記取り外した消火栓を付け直す方法であって、前記地下式消火栓は、その下部フランジを補修弁の上部フランジに載せ置かれ、前記上部フランジの下方から上方へ向けて両フランジを貫通した六角ボルトの上部にナット締めされて固定されており、請求項9に記載の供回り防止具を、前記ボルトの頭部に取り付ける工程と、前記ナットを緩めて前記ボルトから取り外す工程と、前記ボルトを残した状態で、地下式消火栓を補修弁から取り外す工程と、前記ボルトがフランジに差し込まれるように新たな消火栓または前記取り外した消火栓を補修弁に載せ置く工程と、前記ボルトにナットをねじ込む工程とを含むことを特徴とする地下式消火栓の着脱方法である。
本発明の供回り防止具によれば、ボルトまたはナットの一方を緩める際に、他方が供回りするのを防止することができる。
以下、本発明の供回り防止具の一実施例について、図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は、本発明の供回り防止具の一実施例を示す斜視図である。図2は、図1のX―X断面図であり、図3は、図1のY―Y断面図である。
本実施例の供回り防止具の本体1は、略直方体形のブロック体とされ、図1において、左側前後角部が切り欠かれた形状とされる。具体的には、本体1の左端部は、左側へ行くに従って縮幅する等脚台形状に形成されている。本実施例では、本体1はステンレス製とされるが、鋳物や、合成樹脂の成形品でもよい。
本体1には、六角ボルトの頭部がはめ込み可能な収容穴3が形成されている。本実施例の収容穴3は、平面視四角形状とされ、本体1の上面および左側面へ開口して形成されている。また、収容穴3の底部5は、閉塞されている。
本体1の左側面に開口する収容穴3の開口両端部には、前後方向内側へ突出して突出部7,7が形成されている。つまり、本体1の左側面に開口する収容穴3の開口両端部には、対向するように突出して突出部7,7が形成されており、本体1の左側面の開口が若干狭められている。本実施例では、突出部7は、平面視略三角形状とされ、その左側面は本体1の左側面と面一とされ、その右側面は、円弧状に形成されている。
図4は、六角ボルトを示す図であり、(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図である。
本実施例の供回り防止具は、従来公知の各種六角ボルトに対応する。六角ボルトの大きさは、特に問わないが後述する地下式消火栓では、通常、M16のボルトが使用される。
図4を参照して、図1から図3に基づき説明すると、収容穴3の前後幅(前壁面9と後壁面11との距離)は、六角ボルトの対向する面同士の距離aに対応している。つまり、収容穴3の前後幅は、六角ボルトの一対の平行な面同士の距離aに対応している。また、収容穴3の深さは、ボルトの頭部の厚みbに対応している。
図5は、本体の収容穴に六角ボルトの頭部をはめ込んだ状態を示す斜視図である。
本体1の収容穴3に六角ボルトBの頭部Hをはめ込んだ場合、収容穴3の前壁面9および後壁面11に頭部Hの一対の平行な面がそれぞれ当接し、収容穴3の右壁面13に一つの頂点が当接する。そして、本体1の左側面の開口部から他の一つの頂点が外方(左側)へ突出して配置される。また、収容穴3に六角ボルトBの頭部Hがはめ込まれた状態では、前記突出部7,7は、六角ボルトBの頭部Hの角部に当接または近接する。
このように、収容穴3に六角ボルトBの頭部Hがはめ込まれた状態では、六角ボルトBは本体1に対して回転不能とされる。なお、六角ボルトBの頭部Hの一対の平行な面および一つの頂点が、収容穴3の各壁面9,11,13に当接しなくても、ナットを緩める際に、六角ボルトBの頭部Hが本体1に対して回転不能となればよい。
また、本実施例では、収容穴3の上端部が拡幅して本体1の上面に浅い凹部(第二収容穴)15が形成されている。この凹部15には、ワッシャが収容可能とされる。
凹部15は、左端部が四角形状とされ、右端部が半円形状とされた左側へ開口するU字状に形成されている。この凹部15の右端部の外径は、ワッシャの外径に対応している。また、凹部15の深さは、ワッシャの厚みに対応している。
このように、本体1には、収容穴3と凹部15とからなる段付穴が形成されている。
本体1には、磁石17が設けられている。本実施例では、収容穴3を挟んだ前後両側に磁石17,17が設けられている。本実施例の磁石17は、円柱形状とされ、円筒状のケース19に収容された状態で本体1に設けられている。ケース19は、円筒状の内ケース20と外ケース21とから構成され、外ケース21の内側に内ケース20がはめ込まれ、その内ケース20に磁石17がはめ込まれている。
本実施例では、磁石17は、その磁着面(磁極面)を上方へ向けた状態で、本体1に形成された穴22にはめ込まれて設けられる。つまり、磁石17は、その軸方向を上下方向に沿うように本体1に配置される。本体1に設けられた磁石17は、その磁着面が、本体1の上面とほぼ面一に配置されて本体1の上面に露出している。
なお、本実施例では、磁石17は、ケース19に収容されて、本体1にはめ込まれて設けられるが、磁石17を直接本体1の穴22にはめ込んで設けてもよい。この際、磁石17は、本体1に接着剤で固定されたり、溶接で固定されたりする。
本体1の右端部には、上方へ垂直に突出して係止片23が形成されている。本実施例の係止片23は、その左側面25が平面視円弧状に形成されている。具体的には、係止片23の左側面25は、後述する補修弁47の上側フランジ55の外径に対応した円弧状面に形成されている。
また、本体1の右側面には、紐状体(紐、チェーン、ロープ、ワイヤなどを含む)の一端部が接続される接続部27が設けられている。本実施例では、略U字状の接続部27の開放両端部が、本体1の右側面中央部に固定されて一体的に設けられている。
このような構成の本実施例の供回り防止具は、ボルトに対してナットを緩める際に、ボルトの供回りを防止することができる。本実施例の供回り防止具を使用するには、まず、ボルトの頭部を本体1の収容穴3にはめ込み、ボルト・ナットが設けられた被取付体に本体1を取り付ける。この際、本体1には、磁石17,17が設けられていることで、被取付体に本体1を磁着させればよい。そして、ボルトに対してナットをレンチなどで回転させ、ナットを緩めてボルトから取り外す。ボルトは、その頭部が本体1の収容穴3に回転不能にはめ込まれており、本体1は被取付体に磁石17,17で固定されていることから、ナットをボルトに対して回転させてもボルトが供回りすることはない。
このように、本実施例の供回り防止具は、ボルトに対してナットを緩める際に使用されるが、特に、消火栓を交換する際に好適に使用される。
消火栓は、老朽化により交換されたり、旧型から新型へ交換されたりすることがあるが、この交換の際に本実施例の供回り防止具が好適に使用される。なお、取換え後の消火栓は、取り換える前の消火栓と同形式または異なる形式の場合がある。
以下、本実施例の供回り防止具を使用して地下式消火栓を交換する方法について説明する。
図6は、図1の供回り防止具を補修弁と既設の地下式消火栓とを固定するボルトに取り付けた状態を示す概略図である。図7は、図6の一部拡大断面図であり、ナットを取り外した状態を示している。
図6に示すように、地下式消火栓41は、地下に埋められた配水管43に対して垂直上方に向けて分岐した縦管45の上端部に補修弁47を介して設けられ、通常約100m間隔で消火栓ボックス49内に設置されている。
補修弁47は、たとえばボール式補修弁とされ、弁箱51に上下方向に貫通して管路51aが設けられ、その管路の中途にボール状の弁体53が回転可能に配置されている。また、補修弁47の弁箱51の上下端部には、それぞれフランジ55,57が形成されており、その下側フランジ57が縦管45の上端部のフランジ59にボルト・ナット61により固定されている。
既設の地下式消火栓41は、その弁箱63の下端部にフランジ65が形成されている。消火栓41は、補修弁47に載せ置かれて、消火栓41のフランジ65と補修弁47の上側フランジ55とがボルト67とナット69により固定されている。
補修弁47の上側フランジ55および消火栓41のフランジ65は、同径とされ、その各フランジ55,65には、周方向等間隔4箇所に貫通穴71,73がそれぞれ形成されている。
そして、補修弁47の上側フランジ55と消火栓41のフランジ65とが重ね合わされて各貫通穴71,73が同軸上に配置された状態で、ボルト67が下から差し込まれ、ボルト67の先端部にナット69がねじ込まれて補修弁47に消火栓41が固定されている。この際、ボルト67の頭部68側およびナット69側の両方にワッシャ75,77が介在されている。
既設のボール式でない消火栓41をボール式消火栓83に交換する場合、まず図6に示すように、補修弁47および消火栓41の各フランジ55,65に設けられた四個のボルト67にそれぞれ本実施例の供回り防止具を取り付ける。
具体的には、本体1の収容穴3にボルト67の頭部68がはめ込まれるように、図5および図7に示すように、本体1を下方から被せる。また、本体1の収容穴3にボルト67の頭部68をはめ込むと共に、係止片23が補修弁47の上側フランジ55の外周面に沿うように位置決めして、本体1を磁石17で補修弁47の上側フランジ55の下面に磁着させる。ボルト67に供回り防止具を取り付けた状態では、ボルト67の頭部68側のワッシャ75は、本体1の凹部15に収容される。
また、予め接続部27に紐状体79の一端部を結ぶなどして固定しておき、その他端部を消火栓ボックス49の上方へ引き出しておく。
ボルト67に供回り防止具を取り付けた状態で、レンチなどでナット69を緩める。ボルト67の頭部68が本体1の収容穴3に回転不能にはめ込まれており、本体1が磁石17により補修弁47の上側フランジ55に固定されていることで、ナット69を緩める際、ボルト67が供回りすることはない。
また、本体1の係止片23が補修弁47の上側フランジ55の外周面に沿って配置されていることで、本体1が補修弁47の上側フランジ55に対して回転することはなく、ひいてはボルト67の供回りが防止される。このように、ナット69の回転に伴ってボルト67が供回りすることはなく、ナット69を容易に取り外すことができる。
ナット69がボルト67から取り外された状態では、ボルト67は本体1に保持されて補修弁47および消火栓41の各フランジ55,65に差し込まれた状態のまま保持される。つまり、ボルト67の頭部68が収容穴3の底部5に載せ置かれていることでナット69が取り外されてもボルト67が落ちることはない。
図8は、図6の状態から消火栓を取り外した状態を示す概略図である。また、図9は、図8の一部拡大断面図である。
ナット69をボルト67から取り外した後、図8に示すように、既設の消火栓41を引き上げて補修弁47から取り外す。この際、ボルト67は供回り防止具の本体1に保持されていることで、図9に示すように、補修弁47の上側フランジ55に差し込まれた状態で残される。
なお、補修弁47と消火栓41との間には、中央に穴のあいた円板状のパッキン81が設けられており、消火栓41を取り外す際に交換してもよいし、再使用してもよい。
図10は、図8の状態からボール式消火栓を取り付けた状態を示す概略図である。また、図11は、図10の一部拡大断面図である。
そして、ボール式消火栓83を補修弁47に載せ置く。ボール式消火栓83は、前記消火栓41と同様に、その弁箱85の下端部にフランジ87が形成されており、周方向等間隔4箇所に貫通穴89が形成されている。したがって、補修弁47の上側フランジ55に差し込まれた状態のボルト67を、ボール式消火栓83のフランジ87の貫通穴89に通せばよい。
このように、補修弁47にボール式消火栓83を載せ置いた後、ナット69をボルト67にワッシャ77を介してねじ込めば、補修弁47にボール式消火栓83が固定されて交換が終了する。ところで、ナット69をボルト67に対してねじ込む場合も、ボルト67は、本体1に回転不能に保持されていることで供回りすることがなく、容易にナット69をボルト67に取り付けることができる。
交換終了後は、本体1の係止片23の上面を棒材などで突き、本体1を補修弁47の上側フランジ55から脱落させる。この際、本体1の接続部27に紐状体79が接続されていることで、補修弁47の上側フランジ55から本体1を脱落させたのち、紐状体79を引っ張ることで、本体1を引き上げ回収することができる。
このように、本実施例の供回り防止具を使用することで、消火栓ボックス49のような狭い空間内で、フランジの下方に配置されたボルトの頭部をレンチなどで供回りしないように固定しておく必要がなく、交換にかかる時間を短縮することが可能となる。
なお、既設の消火栓41をボール式消火栓83に交換する場合について説明したが、交換する消火栓はボール式消火栓に限らず、他の形式の消火栓であってもよい。また、場合によっては、ボール式消火栓を他の形式の消火栓に交換する際にも本実施例の供回り防止具を使用することができる。
ところで、補修弁47の弁箱51のうち、上側フランジ55と下側フランジ57の間の外周面と、上側フランジ55に差し込まれるボルト67の頭部68との距離は短い。したがって、本体1が大きい場合には、補修弁47の弁箱51にあたり取り付けられないおそれがある。しかしながら、本実施例の供回り防止具は、その収容穴3が本体1の左側面へ開口しており、ボルト67の頭部68を完全に囲むものではない。よって、本体1を補修弁47に取り付ける際に、本体1が補修弁47の弁箱51に当たることはなく、確実に装着することができる。
また、補修弁47および消火栓41の各フランジ55,65に形成される貫通穴71,73の位置およびボルト67の大きさは、通常一定であり、ボルトはM16が使用されることが多い。
さらに、補修弁47や消火栓41のフランジ55,65は、その直径が変わっても外周面と貫通穴71,73の距離は変わらない。よって、本体1の係止片23の円弧状左側面25を大径なフランジに対応する形状とすることで、小径なフランジにも対応可能となる。このような事情から、消火栓の交換に使用される本実施例の供回り防止具は、その本体1の収容穴3や係止片23の位置などを、その規格に合わせて設計される。
また、ボルト67が補修弁47の上側フランジ55に取り付けられた状態において、その頭部68の向きによっては、上側フランジ55の外周面に沿って係止片23が配置されない場合がある。よって、係止片23の左側面25は、補修弁47の上側フランジ55の外周面より若干大径な円弧状面に形成しておくことが好ましい。
若干大径とすることで、ボルト67の向きがズレている場合には、係止片23が上側フランジ55の外周面に対して若干偏った状態で、本体1の収容穴3にボルト67の頭部68をはめ込まれる。
この状態からナット69を緩めると本体1自体が、補修弁47の上側フランジ55に対して供回りして、係止片23が上側フランジ55の外周面に当接される。これにより、上記と同様に、本体1が上側フランジ55に係止され、本体1が上側フランジ55に対して回転することがなくなり、ボルト67の供回りを防止することができる。
既設の消火栓41をボール式消火栓83に交換する方法について上述したが、場合によっては、取り外した消火栓41を再び取り付けることもある。具体的には、一旦消火栓41を取り外した後、配水管43内を調査する装置を補修弁47に装着して配水管43内の調査を行い、調査終了後にその装置を取り外して、再び取り外した消火栓41を補修弁47に取り付ける場合がある。
この調査装置は、上部が閉塞された円筒状の部材を備え、この円筒状部材の下端部には、補修弁47の上側フランジ55と同径のフランジが形成されている。また、この円筒状部材のフランジには、周方向等間隔4箇所に貫通穴が形成されている。
円筒状部材は、その下端部のフランジが補修弁47の上側フランジ55に重ね合わされて、補修弁47と消火栓41の固定と同様に、ボルト・ナットで固定可能とされる。そして、円筒状部材には、その上壁からパッキンを介して水密状態でカメラケーブルが差し込まれ、カメラケーブルの先端に設けられたカメラヘッドが縦管45を通って配水管43内に挿入され、管内の状況が観察される。
この調査装置を補修弁47に取り付けるには、上述したように、既設の消火栓41を本実施例の供回り防止具を使用して補修弁47から一旦取り外す。次に、円筒状部材を補修弁47に載せ置いて、円筒状部材と補修弁47をボルト67とナット69で固定する。この際、供回り防止具は、ボルト67に取り付けた状態のままとする。そして、円筒状部材からカメラケーブルを挿入していき、配水管43内の調査を行う。調査終了後は、円筒状部材を補修弁47から取り外し、取り外した消火栓41を再び補修弁47に取り付け、供回り防止具を回収すればよい。
このように、消火栓41の取り外し、調査装置の円筒状部材の取り付けと取り外し、および、消火栓41の取り付けからなる一連の作業に、本実施例の供回り防止具を使用することが可能である。なお、調査装置としては、特願2004−297392に示される装置などがある。ただし、調査装置は、カメラケーブルを円筒状部材に挿入するものに限らず、円筒状部材に棒材を差し込むものなども含む。
本実施例の供回り防止具は、本体1の収容穴3にボルトの頭部をはめ込み、ボルトに対してナットを回転させる際に、ボルトの供回りを防止することが可能であるが、若干の変形により、ナットに対してボルトを回転させる際に、ナットの供回りを防止することも可能である。
以下、本発明の供回り防止具の変形例について説明する。
なお、本変形例の供回り防止具は、基本的には、前記実施例の供回り防止具と同様の構成である。よって、以下においては、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。
図12および図13は、本発明の供回り防止具の変形例を示す図であり、図12は斜視図、図13は、図12のZ―Z断面図である。
本変形例の供回り防止具は、図12および図13に示すように、収容穴3の底部5の中央部分が、本体1の左側面へ開口するように切り欠かれてU字形の切欠き91が形成されている。
つまり、本変形例の供回り防止具は、その収容穴3の底部5が、ナットNが脱落しない程度の縁部分のみとされている。
これにより、本体1の収容穴3にナットNをはめ込んだ状態において、ボルトB2の先端部Tが底部5の切欠き91に差し込まれ、本体1がナットNを保持した状態を維持することができる。
また、切欠き91が本体1の左側面へ開口していることで、ボルトB2の先端部Tを切欠き91内に収容する際には、本体1をスライドさせて収容すればよい。
このように、本発明の供回り防止具は、収容穴3の底部5を変更することで、ボルトおよびナットの両方の供回りを防止することが可能である。
なお、本変形例では、収容穴3の底部5に形成された切欠き91は、ボルトの先端部が突入可能であればその形状は特に問わず、貫通穴や凹部であってもよい。これにより、本体1の収容穴3にナットをはめ込んだ状態において、ボルトの先端部が底部5の切欠き(貫通穴、凹部)91に差し込まれることで、本体1はナットを保持した状態を維持することができる。
本変形例の供回り防止具は、ボルトの頭部またはナットの両方に使用可能とされ、どちらに取り付けるかは任意である。
ところで、上記実施例では、供回り防止具を、下からボルトの頭部に被せる場合について説明したが、供回り防止具を上下逆向きにして、ボルトの頭部やナットに上から被せて使用することも可能である。
例えば、図6において、補修弁47の上側フランジ55と下側フランジ57の間隔が狭く、上側フランジ55の下部に配置されたボルト67の頭部68に供回り防止具を下から被せて取り付け難い場合がある。このような場合には、上記変形例の供回り防止具を消火栓41のフランジ65の上部に配置されたナット69に上から被せるように取り付ければよい。そして、ボルト67の頭部68をレンチなどで回転させればよい。
なお、ボルト67は、上から差し込まれている場合もあり、この場合でも上記実施例および変形例の供回り防止具は使用可能である。
本発明の供回り防止具は、上記実施例に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記実施例では、接続部27を本体1の右側面に設けたが、その位置は適宜変更可能である。また、本体1は、ブロック体に限らず、収容穴3を有する構成であれば、その形状および構成は適宜変更可能である。
さらに、収容穴3の底部5は、本体1と一体でなくてもよく、たとえば、矩形状板材を本体1の裏面側から固定してもよい。
また、本体1の収容穴3の形状を平面視四角形状としたが、ボルトの頭部やナットを回転不能に保持することができる形状であれば、適宜変更可能である。
さらに、上記実施例では、本発明の供回り防止具を消火栓の交換時に使用する場合について説明したが、その使用場所などは特に問わない。つまり、ボルトおよびナットの供回りを防止する目的であれば、消火栓の交換時以外でも使用することができる。この際、係止片23の左側面25は、ボルトまたはナットが取り付けられた被取付体の端部に沿う湾曲面や垂直面などに形成すればよい。
本発明の供回り防止具の一実施例を示す斜視図である。 図1のX―X断面図である。 図1のY―Y断面図である。 六角ボルトを示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は一部を省略した正面図である。 本体の収容穴に六角ボルトの頭部をはめ込んだ状態を示す斜視図である。 図1の供回り防止具を既設の地下式消火栓に取り付けた状態を示す概略図である。 図6の一部拡大断面図であり、ナットを取り外した状態を示している。 図6の状態から消火栓を取り外した状態を示す概略図である。 図8の一部拡大断面図である。 図8の状態からボール式消火栓を取り付けた状態を示す概略図である。 図10の一部拡大断面図である。 本発明の供回り防止具の変形例を示す斜視図である。 図12のZ―Z断面図である。
符号の説明
1 本体
3 収容穴
5 底部
7 突出部
15 凹部(第二収容穴)
17 磁石
23 係止片
27 接続部
41 地下式消火栓
47 補修弁
49 消火栓ボックス
55 上側フランジ
65 フランジ
67 ボルト
69 ナット
71 貫通穴
73 貫通穴
75 ワッシャ
77 ワッシャ
79 紐状体
83 ボール式消火栓

Claims (10)

  1. ボルトの頭部またはナットのいずれかのみを回転不能に保持して、ボルトまたはナットが設けられた被取付体に磁着される
    ことを特徴とする供回り防止具。
  2. ボルトの頭部またはナットを回転不能に収容する収容穴が上方へ開口して形成された本体と、
    この本体に設けられ、前記ボルトまたはナットが設けられた被取付体に前記本体を固定するための磁石と
    を備えることを特徴とする供回り防止具。
  3. 前記収容穴は、本体の上面および一側面に開口して形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の供回り防止具。
  4. 前記収容穴の前記一側面に開口した開放両端部には、対向して突出部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の供回り防止具。
  5. 前記収容穴の上端部には、ワッシャが収容される第二収容穴が拡幅して形成されている
    ことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかに記載の供回り防止具。
  6. 前記収容穴は、ナットが回転不能に収容可能とされ、
    前記収容穴の底部には、ボルトの先端部が差し込まれる切欠きが形成されている
    ことを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載の供回り防止具。
  7. 前記切欠きは、本体の一側面へ開口して形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の供回り防止具。
  8. 前記本体には上方へ突出して、ボルトまたはナットが取り付けられた被取付体の端部に沿う係止片が設けられた
    ことを特徴とする請求項2から請求項7までのいずれかに記載の供回り防止具。
  9. 消火栓ボックス内に設けられた地下式消火栓の交換に使用され、
    前記収容穴は、六角ボルトまたは六角ナットの平行な一対の面が当接可能な略矩形状とされると共に、その底部は全部または一部が閉塞されており、
    前記係止片は、配水管から分岐した縦管部のフランジまたは補修弁のフランジの端縁に沿う円弧状面を有し、
    前記本体には、紐状体の一端部が接続される接続部が設けられている
    ことを特徴とする請求項8に記載の供回り防止具。
  10. 消火栓ボックス内に配置された地下式消火栓を取り外し、新たな消火栓を取り付けるか、または管内調査後に前記取り外した消火栓を付け直す方法であって、
    前記地下式消火栓は、その下部フランジを補修弁の上部フランジに載せ置かれ、前記上部フランジの下方から上方へ向けて両フランジを貫通した六角ボルトの上部にナット締めされて固定されており、
    請求項9に記載の供回り防止具を、前記ボルトの頭部に取り付ける工程と、
    前記ナットを緩めて前記ボルトから取り外す工程と、
    前記ボルトを残した状態で、地下式消火栓を補修弁から取り外す工程と、
    前記ボルトがフランジに差し込まれるように新たな消火栓または前記取り外した消火栓を補修弁に載せ置く工程と、
    前記ボルトにナットをねじ込む工程と
    を含むことを特徴とする地下式消火栓の着脱方法。
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