JP2007209944A - 軟水装置の運転方法 - Google Patents

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剛 米田
Saburo Nakamura
三郎 中村
Shinji Matsutomo
伸司 松友
Atsushi Suga
敦 菅
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Miura Protec Co Ltd
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Abstract

【課題】衛生的な軟水を常に供給できるようにする。
【解決手段】イオン交換樹脂が収容された樹脂収容部2へ塩水を供給し、前記イオン交換樹脂の再生を行う軟水装置1の運転方法であって、塩水の電気分解によって生成された次亜塩素酸塩を含む塩水を再生剤として供給する。
【選択図】図1

Description

この発明は、原水中の硬度分をイオン交換樹脂によって除去する軟水装置の運転方法に関する。
軟水装置は、ナトリウム型またはカリウム型のイオン交換樹脂を使用し、原水中に含まれる硬度分,すなわちカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンをナトリウムイオンまたはカリウムイオンと置換させることにより軟水を得るものである。得られた軟水は、工場などにおけるボイラ用水や一般家庭における生活用水などに使用されている。
こうした軟水装置において、前記イオン交換樹脂は、所定の処理水量に達すると、イオン交換基が硬度分でほぼ飽和状態となり、イオン交換能力を失う状態,すなわち破過状態となる。そこで、前記軟水装置では、前記イオン交換樹脂が破過状態となる前に、前記イオン交換樹脂へ再生剤として、塩化ナトリウムや塩化カリウムなどの塩類を水に溶解させた塩水を供給して、前記イオン交換樹脂の再生が行われている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−237259号公報
ところで、前記軟水装置において、使用しない状態が長時間続くと、前記イオン交換樹脂が収容された樹脂収容部内において細菌類が増殖し、使用開始時に、細菌類を多く含んだ状態の変色した軟水が流出する場合がある。このように細菌類を多く含んだ状態の不衛生な軟水は、とくに一般家庭における生活用水などとしては好ましくない。
この発明が解決しようとする課題は、衛生的な軟水を常に供給できるようにすることである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、イオン交換樹脂が収容された樹脂収容部へ塩水を供給し、前記イオン交換樹脂の再生を行う軟水装置の運転方法であって、塩水の電気分解によって生成された次亜塩素酸塩を含む塩水を再生剤として供給することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、塩水の電気分解によって生成された次亜塩素酸塩を含む塩水を再生剤として前記樹脂収容部へ供給することにより、前記イオン交換樹脂の再生とともに、次亜塩素酸塩の作用によって前記樹脂収容部内が殺菌される。
請求項1に記載の発明によれば、前記イオン交換樹脂の再生のときに、次亜塩素酸塩の作用によって前記樹脂収容部内を殺菌することができるので、衛生的な軟水を常に供給することができる。そして、殺菌作用を有する次亜塩素酸塩は、前記イオン交換樹脂の再生に用いる塩水を電気分解することによって生成され、この次亜塩素酸塩を含む塩水を供給して再生を行うので、再生を利用した殺菌を行うことができ、手間をかけずに殺菌することができる。
つぎに、この発明の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明を実施するための軟水装置の構成の一例を示す概略的な説明図である。
図1に示す軟水装置1は、イオン交換樹脂(図示省略)を収容した樹脂収容部2と、コントロールバルブ3とを備えている。前記樹脂収容部2には、この樹脂収容部2へ原水を供給する原水ライン4と、前記樹脂収容部2からの軟水を採取する軟水ライン5とが、前記コントロールバルブ3を介して接続されている。前記原水ライン4から前記樹脂収容部2へ給水ポンプ(図示省略)によって供給された原水は、前記イオン交換樹脂の作用によって硬度分が除去されて軟水になり、この軟水が前記軟水ライン5から一般家庭における生活用水などとして供給されるようになっている。
また、前記軟水装置1は、前記樹脂収容部2への塩水供給手段6を備えている。この塩水供給手段6は、前記イオン交換樹脂の再生剤として塩水を貯留した塩水タンク7を有しており、この塩水タンク7を塩水ライン8を介して前記コントロールバルブ3と接続することにより構成されている。前記塩水ライン8には、ポンプ9が設けられており、このポンプ9により、前記塩水タンク7内に貯留された塩水が前記コントロールバルブ3へ送られた後、前記樹脂収容部2へ供給されるようになっている。
また、前記塩水ライン8には、電気分解装置10が接続されている。前記電気分解装置10は、前記塩水タンク7から前記塩水ライン8を流れてきた塩水を電気分解することにより、次亜塩素酸塩,たとえば次亜塩素酸ナトリウムを生成するようになっている。そして、前記電気分解装置10で生成された次亜塩素酸塩を含む塩水が、前記塩水ライン8から前記コントロールバルブ3へ送られた後、前記樹脂収容部2へ供給されるようになっている。
前記樹脂収容部2には、前記コントロールバルブ3を介して排水ライン11が接続されており、前記塩水供給手段6から供給されて前記イオン交換樹脂の再生に用いられた塩水を排出することができるようになっている。前記排水ライン11は、前記コントロールバルブ3における、前記塩水ライン8の接続側とは反対側に接続されている。
さて、前記軟水装置1では、通水作動時に、前記原水ライン4から前記樹脂収容部2へ供給された原水を前記イオン交換樹脂の作用によって軟水とし、この軟水を前記軟水ライン5から一般家庭における生活用水などとして供給する。そして、前記軟水装置1を使用しない深夜などにおいて、前記イオン交換樹脂を再生する再生作動を実施する。
前記再生作動では、前記ポンプ9を作動させ、前記塩水タンク7の塩水を再生剤として前記塩水ライン8から前記コントロールバルブ3を介して前記樹脂収容部2内へ供給する。このとき、前記電気分解装置10により、前記塩水ライン8を流れる塩水を電気分解することによって次亜塩素酸塩,たとえば次亜塩素酸ナトリウムを生成する。したがって、前記塩水ライン8からは、次亜塩素酸塩を含む塩水が、前記コントロールバルブ3を介して前記樹脂収容部2へ供給される。これにより前記イオン交換樹脂が再生されるとともに、次亜塩素酸塩の作用によって前記樹脂収容部2内が殺菌される。
ここで、前記電気分解装置10では、前記樹脂収容部2内へ流入した塩水に含まれる次亜塩素酸塩の濃度が、前記樹脂収容部2内を十分に殺菌することができる濃度(具体的には、塩素濃度として20〜30mg/リットル)となるように、電圧または電流が制御される。
前記樹脂収容部2へ供給された塩水は、前記コントロールバルブ3を介して再生排水として前記排水ライン11から排出される。
前記軟水装置1によれば、前記イオン交換樹脂の再生のときに、次亜塩素酸塩の作用によって前記樹脂収容部2内を殺菌することができるので、衛生的な軟水を常に供給することができる。そして、殺菌作用を有する次亜塩素酸塩は、前記イオン交換樹脂の再生に用いる塩水を電気分解することによって生成され、この次亜塩素酸塩を含む塩水を供給して再生を行うので、再生を利用した殺菌を行うことができ、手間をかけずに殺菌することができる。また、前記電気分解装置10を前記塩水ライン8に設けるだけでよいので、装置が大型化することもない。
以上この発明を実施の形態により説明したが、この発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。たとえば、具体的な図示は省略するが、前記電気分解装置10は、前記塩水ライン8の一部にバイパスラインを形成し、このバイパスラインに設けられていてもよい。また、前記電気分解装置10は、たとえば前記コントロールバルブ3に内蔵するように構成されていてもよい。
この発明を実施するための軟水装置の構成の一例を示す概略的な説明図である。
符号の説明
1 軟水装置
2 樹脂収容部

Claims (1)

  1. イオン交換樹脂が収容された樹脂収容部へ塩水を供給し、前記イオン交換樹脂の再生を行う軟水装置の運転方法であって、
    塩水の電気分解によって生成された次亜塩素酸塩を含む塩水を再生剤として供給することを特徴とする軟水装置の運転方法。
JP2006035059A 2006-02-13 2006-02-13 軟水装置の運転方法 Withdrawn JP2007209944A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104843896A (zh) * 2014-12-03 2015-08-19 重庆摩尔水处理设备有限公司 冷凝水除铁过滤器

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