JP2007202062A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】加入者番号として複数の電話番号のうち、その何れかの電話番号に切替て電話発着信を行う携帯電話装置において、非接触IC通信機能を活用して電話番号の切替をできるようにする。
【解決手段】CPU1は、加入者番号として複数の電話番号を記憶管理すると共に、改札ゲート用条件テーブル18、会社ゲート用条件テーブル19に電話番号の切替条件を記憶管理している状態において、非接触IC処理部14と特定施設側のゲート装置21との間で非接触通信によって当該ゲート装置から発信出力された信号を受信した際に、予め設定されている切替条件を満たしていれば、電話番号の切替を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、加入者番号として複数の電話番号を利用可能な携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、加入者番号として複数の電話番号を利用可能な携帯端末装置としては、例えば、複数の電話番号を最寄りの基地局に登録しておくことで複数の電話番号での同時待受けを可能とした移動体通信端末が知られている(特許文献1参照)。また、予め着信許可地域を登録しておくことで複数の電話番号をビジネス用とプライベート用に使い分けることが可能な移動体通信システムが知られている(特許文献2参照)。
特開2003−189361号公報 特開2003−018657号公報
しかしながら、特許文献1の移動体通信端末にあっては、複数の電話番号での同時待受けが可能であっても、電話発信時には複数の電話番号の何れか一つの電話番号を使用して相手先を呼び出すため、予めどの電話番号を使用するかを任意に選択設定しておく必要がある。また、特許文献2の移動体通信システムにあっては、複数の電話番号を使い分けるためにサーバ側で携帯電話の着信抑制を行うものであり、これを携帯電話側で行うものとすると、着信許可地域か否かの判定用として全地球測位システム(GPS)機能を装備しておく必要がある。
この発明の課題は、加入者番号として複数の電話番号のうち、その何れかの電話番号に切替て電話発着信を行う携帯端末装置において、非接触IC通信機能を活用して電話番号の切替をできるようにすることである。
請求項1記載の発明は、加入者番号として記憶管理している複数の電話番号のうち、その何れかの電話番号を有効な番号として選択的に切替て電話発着信を行う携帯端末装置であって、予め設定されている電話番号の切替条件を記憶管理する条件記憶手段と、特定施設側のゲート装置との間で非接触通信を行う非接触IC通信手段と、この非接触IC通信手段が前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記切替条件を満たすか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって切替条件を満たすことが判別された場合に、電話番号の切替を行う切替手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記切替条件は、前記特定施設の位置を電話番号の切替位置とするために当該施設を特定する施設情報であり、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている施設情報が前記切替条件として設定されている施設情報に一致するか否かを判別する(請求項2記載の発明)。
前記各電話番号に対応してそれぞれ異なる施設情報が切替条件として設定されている状態において、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている施設情報が前記切替条件として設定されている何れかの施設情報に一致するか否かを判別し、前記切替手段は、何れかの施設情報に一致すると判別された際に、当該施設情報に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行うようにしてもよい(請求項3記載の発明)。
前記切替条件は、電話番号の切替位置を示す施設情報のほか、前記特定施設に入場する場合か当該特定施設から退場する場合かを示す入退場種別を含み、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記施設情報が一致するか否かを判別するほか、前記受信信号に含まれている入退場種別と前記切替条件として設定されている入退場種別とが一致するか否かを判別し、前記切替手段は、施設情報が一致し、かつ、入退場種別が一致すると判別された際に、当該施設情報及び入退場種別に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行う(請求項4記載の発明)。
前記切替条件は、電話番号の切替位置を特定する施設情報のほか、前記特定施設を利用する予定時間帯を含み、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記施設情報が一致するか否かを判別するほか、前記切替条件として設定されている予定時間帯と現在日時とを比較することによって当該予定時間帯内での利用か否かを判別し、前記切替手段は、施設情報が一致し、かつ、予定時間帯内での利用と判別された際に、当該施設情報及び予定時間帯に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号を切替る(請求項5記載の発明)。
前記ゲート装置は、駅構内に設置されている改札ゲートであり、この改札ゲートの通過時に電話番号の切替を行うために前記切替条件として設定されている施設情報は、定期乗車券の利用区間を示す一対の駅情報のうち、少なくともその何れかの駅情報である(請求項6記載の発明)。
前記切替条件は、前記特定施設の入退場時に電話番号を切替るために当該施設への入場か特定施設からの退場かを示す入退場種別であり、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている入退場種別が前記切替条件として設定されている入退場種別に一致するか否かを判別し、前記切替手段は、前記特定施設に入場してから退場するまでの間、第1の電話番号から第2の電話番号に切替る(請求項7記載の発明)。
前記切替条件は、前記特定施設を利用する予定時間帯であり、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記切替条件として設定されている予定時間帯と現在日時とを比較することによって当該予定時間帯内での利用か否かを判別する(請求項8記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、加入者番号として複数の電話番号を記憶管理すると共に、電話番号の切替条件を記憶管理している状態において、特定施設側のゲート装置との間で非接触通信によって当該ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、予め設定されている切替条件を満たしていれば、電話番号の切替を行うようにしたから、非接触IC通信機能を活用して電話番号の自動切替が可能となる。したがって、従来のように、予めどの電話番号を使用するかをユーザ操作によって選択設定しておいたり、現在位置に応じて電話番号を切替るためにGPS機能を装備しておく必要もない。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、切替条件は、特定施設の位置を電話番号の切替位置とするために当該施設を特定する施設情報であり、ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている施設情報が切替条件として設定されている施設情報に一致するか否かを判別するようにしたから、特定施設の位置を電話番号の切替位置とすることができ、特定施設のゲート通過時に電話番号を切替ることが可能となる。
この場合、各電話番号に対応してそれぞれ異なる施設情報が切替条件として設定されている状態において、ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている施設情報が切替条件として設定されている何れかの施設情報に一致する場合には、この施設情報に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行うようにしたから(請求項3記載の発明)、特定施設毎に電話番号を切替ることができる。
また、切替条件は、電話番号の切替位置を示す施設情報のほか、特定施設に入場する場合か当該特定施設から退場する場合かを示す入退場種別を含み、ゲート装置から発信出力された信号を受信した際に、施設情報が一致し、かつ、入退場種別が一致すると判別された際に、当該施設情報及び入退場種別に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行うようにしたから(請求項4記載の発明)、特定施設のゲート通過時に入場か退場かに応じて電話番号を切替ることができる。
また、切替条件は、電話番号の切替位置を特定する施設情報のほか、特定施設を利用する予定時間帯を含み、ゲート装置から発信出力された信号を受信した際に、施設情報が一致し、かつ、予定時間帯内での利用と判別された際に、当該施設情報及び予定時間帯に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行うようにしたから(請求項5記載の発明)、特定施設のゲート通過時に予定時間帯内での通過か否かに応じて電話番号を切替ることができる。
ゲート装置は、駅構内に設置されている改札ゲートであり、この改札ゲートの通過時に電話番号の切替を行うために切替条件として設定されている施設情報は、定期乗車券の利用区間を示す一対の駅情報のうち、少なくともその何れかの駅情報であるから(請求項6記載の発明)、例えば、出勤時において自宅側の駅(最寄りの駅)の改札ゲートを通過した際、あるいは会社側の駅の改札ゲートを通過した際にプライベート用からビジネス用の電話番号に切替ることができる。同様に、帰宅時において会社側の駅の改札ゲートを通過した際、あるいは自宅側の駅の改札ゲートを通過した際にビジネス用からプライベート用の電話番号に切替ることができる。
請求項7記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、切替条件は、特定施設への入場か当該施設からの退場かを示す入退場種別であり、ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている入退場種別が切替条件として設定されている入退場種別に一致するか否かを判別するようにしたから、例えば、会社への入退場に応じて電話番号に切替が可能となり、勤務中はプライベート用からビジネス用の電話番号に切替ることができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、切替条件は、特定施設を利用する予定時間帯であり、ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、切替条件として設定されている予定時間帯と現在日時とを比較することによって当該予定時間帯内での利用か否かを判別するようにしたから、例えば、会社の勤務時間帯に応じて電話番号に切替が可能となり、勤務中はプライベート用からビジネス用の電話番号に切替ることができる。
以下、図1〜図11を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、携帯端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などのほか、電子マネー支払い機能、電子乗車券機能などを構成する非接触IC通信機能、デュアル電話番号機能が備えられている。このデュアル電話番号機能は、加入者番号として記憶管理している複数の電話番号(2つの電話番号)を選択的に切替て使用可能なもので、現在選択された電話番号を有効な番号として切替て電話発着信を行うようにしている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置であり、このメインCPU1のほか、この携帯電話装置には、機能別に複数のサブCPU(図示せず)を有する構成となっている。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図9〜図11に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。
また、記憶部2のデータ領域には、後述する電話番号テーブル16、非接触IC種別テーブル17、改札ゲート用条件テーブル18、会社ゲート用条件テーブル19などが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、画像データ、各種のデータ、プログラムなどを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部5は、無線部を構成するアンテナ5Aに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音声制御部6を介して音声スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク8から入力された音声データを音声制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナ5Aから発信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続機能によって電話通信部5を介して受信取得した表示データは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などを備えたメイン表示部10に与えられて表示出力される。
メイン表示部10は、文字情報、画像データ、各種のメッセージなどを高品位に表示し、装置本体の背面側に設けられたサブ表示部11は、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する。キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、CPU1は、キー操作部12からのキー入力信号に応じた処理を実行する。報知部13は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。
非接触IC処理部14は、電子マネー支払い機能として利用されるほかに、特定施設(交通機関、会社)の入場/退場を検出する電子乗車券機能として、会社の出退社機能として利用可能なもので、CPU、メモリ部、コイルアンテナ部を有し、駅構内に設置されている自動改札用のゲート装置(改札ゲート)21あるいは会社内に設置されている出退社監視用のゲート装置(会社ゲート)21に設けられている外部端末装置 (ICリーダライタ)22との間で微弱電波による近距離通信が行われる。なお、非接触IC処理部14は、受信電波によって電磁誘導されたコイルアンテナ部での起電力を動作電力として動作するようになっている。
カードIF(インターフェイス)部15は、2枚のUIM(User Identity Module)カード23、24が着脱可能に装着されるもので、UIMカード23、24に記録されている加入者情報をCPU1に与える。このUIMカード23、24は、基本的にはSIM(Subscriber Identity Module)カードと同様のICカードであり、加入者情報として加入者登録番号(識別情報)、加入者電話番号、通話料金などが記録されているもので、CPU1は、UIMカード23、24に書き込まれている各加入者番号(電話番号)のうち、その何れかの電話番号を有効な番号として選択的に切替て電話発着信を行うようにしている。
図2は、電話番号テーブル16を説明するための図である。
電話番号テーブル16は、UIMカード23、24に書き込まれているデュアル電話番号のうち、その何れかの電話番号が有効な番号として現在選択されているかを示すもので、例えば、UIMカード23には「電話番号1」、UIMカード24には「電話番号2」が書き込まれているものとすると、この「種別A:電話番号1」、「種別B:電話番号2」に対応付けて「選択フラグ」を記憶する構成となっている。なお、図中、丸印は、「選択フラグ」がオンされている状態であり、現在選択されている有効番号を示している。また、この実施例では「種別A:電話番号1」を“ビジネス用”として、「種別B:電話番号2」を“プライベート用”として使用するようにしている。
図3は、非接触IC種別テーブル17を説明するための図である。
非接触IC種別テーブル17は、非接触IC処理部14を電子マネー支払い機能として使用するかに、交通機関の入場/退場を検出する電子乗車券機能あるいは会社用の出退社機能として使用するかを決定するためのテーブルであり、「種別1」、「種別2」、「種別3」には、その処理内容として“交通機関用”、“会社用”、“電子マネー用”に対応付けられている。CPU1は、ICリーダライタ22から非接触IC処理部14を介して受信した信号に含まれている「処理種別」に基づいて非接触IC種別テーブル17を検索することによって種別対応処理として交通機関対応処理/会社ゲート対応処理/電子マネー処理を実行するようにしている。
ここで、「電子マネー処理」は、非接触IC処理部14と店舗側のICリーダライタ22との間でデータ送受信を行うことによって今回の支払い額(請求金額)に応じてマネー残高を更新すると共に、今回の取引情報を利用履歴として追加登録する処理である。また、「交通機関対応処理」は、非接触IC処理部14とゲート装置21側のICリーダライタ22との間でデータ送受信を行うことによって電子乗車券(定期乗車券)の内容(利用区間情報)を改札ゲートに対して提示する処理である。「会社ゲート対応処理」は、非接触IC処理部14と会社用のゲート装置21側のICリーダライタ22との間でデータ送受信を行うことによって出勤時刻、退社時刻などを会社ゲートに対して報告する処理である。
図4は、改札ゲートの通過時に電話番号を切替るか否かを決定するための切替条件を記憶する改札ゲート用条件テーブル18の内容を示した図である。
改札ゲート用条件テーブル18は、自宅側、会社側に対応して電話番号の切替条件を示す「駅名」、「入退場種別」、「予定時間帯」のほか、これらの条件成立時に切替られる電話番号の「種別」を記憶管理する構成で、ユーザ操作によって任意の内容を設定可能となっている。CPU1は、改札ゲートの通過時に改札ゲート側から非接触IC処理部14を介して受信した信号に基づいて条件テーブル18を検索し、この設定条件を満たすか否かを判別し、この判別結果に基づいて電話番号の切替を行うようにしている。なお、この実施例では「駅名」、「入退場種別」、「予定時間帯」のうち、全ての条件を満たすことによって電話番号の切替を行うようにしている。
「駅名」は、定期乗車券の利用区間として設定されている定期設定駅を示し、「入退場種別」は、入場(乗車駅)か退場(下車駅)かを示す。「予定時間帯」は、月曜〜金曜日(平日)の午前7時30分〜8時00分のように出勤時の利用予定の時間帯を示したり、月曜〜金曜日(平日)の午後5時30分〜8時30分のように帰宅時の利用予定の時間帯を示し、例えば、図6に示すように、出勤時において自宅から最寄りの駅の改札ゲートを通過した際にプライベート用の「種別B:電話番号2」からビジネス用の「種別A:電話番号1」に切替るためには、出勤時の「駅名」として自宅側の駅を設定すると共に、「入退場種別」として“入場”を設定する。また、帰宅時において会社側の駅の改札ゲートを通過した際にビジネス用からプライベート用に切替るためには、「駅名」として、会社側の駅を設定すると共に、「入退場種別」に“入場”を設定する。
また、図7に示すように、出勤時において会社側の駅の改札ゲートを通過した際にプライベート用の「種別B:電話番号2」からビジネス用の「種別A:電話番号1」に切替るためには、「駅名」として会社側の駅を設定すると共に、「入退場種別」として“退場”を設定する。また、帰宅時において会社側の駅の改札ゲートを通過した際にビジネス用からプライベート用に切替るためには、「駅名」として会社側の駅を設定すると共に、「入退場種別」に“入場”を設定する。なお、帰宅時の切替条件として、会社側の入口改札ゲートの通過時に限らず、自宅側の出口改札ゲートの通過時を帰宅時の切替条件として設定するようにしてもよい。
図5は、会社ゲートの通過時に電話番号を切替るか否かを決定するための切替条件を記憶する会社ゲート用条件テーブル19の内容を示した図である。
会社ゲート用条件テーブル19は、電話番号を切替る条件としての「予定時間帯:勤務時間帯」のほか、この勤務時間帯内に利用可能な「電話番号種別」と退社時に元の電話番号に復帰させる「電話番号種別」とを記憶管理するもので、ユーザ操作によって任意の内容を設定可能となっている。この場合、勤務時間帯内に利用可能な「電話番号種別」としては、ビジネス用の「種別A:電話番号1」に設定され、退社時に元の電話番号に復帰させる「電話番号種別」としては、プライベート用の「種別B:電話番号2」に設定されている。
上述の会社ゲートは、警備室前などに設置されている入退場兼用のゲート装置であり、社員の移動方向に基づいて入場か退場かを検出可能な構成となっている。この会社ゲート通過時にCPU1は、会社ゲートから発信出力された信号を非接触IC処理部14経由で受信し、この受信信号に含まれている“入出区分”に基づいて入場か退場かを判別し、その結果、入場であれば、プライベート用からビジネス用の電話番号に切替、退場であれば、会社ゲート用条件テーブル19から「予定時間帯:勤務時間帯」を読み出して勤務中か否かを判別し、勤務終了であれば、ビジネス用からプライベート用に切替るようにしている。
「予定時間帯」は、勤務予定時間帯であり、例えば、会社の就業時間として「午前9時00分〜5時30分」が設定されている。図8は、勤務時間中は会社建物内に居る場合を例示したもので、会社内に居るか(勤務中か)会社外に居るか(勤務終了か)によってビジネス用とプライベート用との切替を行う場合を例示したもので、会社ゲート用条件テーブル19の内容に基づいて出勤時にはプライベート用の「種別B:電話番号2」からビジネス用の「種別A:電話番号1」に切替られ、帰宅時にはビジネス用からプライベート用に切替られる。
次にこの実施例における携帯電話装置の動作概念を図9〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図9〜図11は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、UIMカード23、24がカードIF部15にセットされている状態において、電話番号テーブル16を参照し、「選択フラグ」は、ビジネス用の「種別A:電話番号1」に対応付けてセットされているか、プライベート用の「種別B:電話番号2」に対応付けてセットされているかを判別し、有効な番号として現在選択されている電話番号を利用可能な電話番号(アクティブ番号)として設定する(ステップS1)。そして、電話通信部5を作動させてアンテナから電波を発信させながら近辺の基地局との間で位置登録応答を行うことによって電波が最も強い基地局の位置を交換機側のデータベースに自己の現在位置として各電話番号毎に登録したのち(ステップS2)、この設定電話番号による着信待ち状態あるいは発信待ち状態となる(ステップS3)。
いま、設定電話番号を呼び出す着信有りを検出すると(ステップS4でYES)、CPU1は、この着呼に応答して報知部13を駆動させて着信報知を行ったのち(ステップS5)、回線確立などの通話処理を行い(ステップS6)、その後の回線遮断に応答してステップS3に戻り、待ち受け状態となる。また、通話相手先の電話番号が入力されるなどの発信操作を検出すると(ステップS7でYES)、CPU1は、この発呼に応答して設定電話番号による発信処理を行ったのち(ステップS8)、通話処理を行い(ステップS6)、その後の回線遮断に応答してステップS3に戻り、待ち受け状態となる。
また、待ち受け状態において、何らかの入力操作を検出すると(ステップS16でYES)、テーブル設定が指示されたかを調べ(ステップS17)、改札ゲート用条件テーブル18、会社ゲート用条件テーブル19などを対象としてそのテーブル設定が指示された際には、この対象テーブルに対して設定処理を行う(ステップS18)。なお、改札ゲート用条件テーブル18には、任意の「駅名」、「入退場種別」、「予定時間帯」を設定する処理が行われ、会社ゲート用条件テーブル19には、任意の「予定時間帯」、「電話番号種別」を設定する処理が行われる。なお、テーブル設定が指示でなければ(ステップS17でNO)、その操作対応の処理として、例えば、電話帳作成処理、メール作成処理、インターネット接続処理などが行われる(ステップS19)。
他方、待ち受け状態において、非接触IC処理部14の駆動を検出すると(ステップS9でYES)、つまり、ゲート装置21側のICリーダライタ22から発信出力された信号を非接触IC処理部14から受信取得すると、この受信信号に含まれている処理種別に基づいて非接触IC種別テーブル17を検索し、「種別1」、「種別2」、「種別3」の何れであるかをチェックする(ステップS10〜S12)。いま、「種別3」であれば(ステップS12でYES)、電子マネー処理を実行し、今回の支払い額(請求金額)に応じてマネー残高を更新すると共に、今回の取引情報を利用履歴として追加登録したのち(ステップS15)、待ち受け状態に戻る(ステップS3)。
また、「種別1」であれば(ステップS10でYES)、交通機関対応処理を実行して電子乗車券(定期乗車券)の内容(利用区間情報)を改札ゲートに対して提示し(ステップS13)、また、「種別2」であれば(ステップS11でYES)、会社ゲート対応処理を実行して出勤時刻、退社時刻などを会社ゲートに対して報告する(ステップS14)。そして、この交通機関対応処理の実行後においては、図10のフローに移り、改札ゲート用条件テーブル18の設定内容に応じた電話番号切替処理を実行し、また、会社ゲート対応処理の実行後においては、図11のフローに移り、会社ゲート用条件テーブル19の設定内容に応じた電話番号切替処理を実行する。
すなわち、交通機関対応処理の実行後、CPU1は、改札ゲートから発信出力された信号に含まれている“利用駅情報”及び“入出区分”を非接触IC処理部14から受信すると(ステップS20)、改札ゲート用条件テーブル18を読み出しアクセスする(ステップS21)。ここで、改札ゲートから発信出力された“利用駅情報”は自己の駅名であり、また、“入出区分”は入口/出口を示す入退場種別であり、CPU1は、この“利用駅情報”に基づいて改札ゲート用条件テーブル18を検索し、何れかの「駅名」に該当するか、つまり、定期利用区間を示す何れかの設定駅を通過したかをチェックし(ステップS22)、定期設定駅でなければ(ステップS22でNO)、図9のステップS3に戻り、待ち受け状態となるが、定期設定駅であれば、第1条件が成立したものとしてステップS23に移り、この駅の「入退場種別」を改札ゲート用条件テーブル18から読み出し、“入出区分”は、「入退場種別」と同じであるかを調べる。
いま、図6に示すような内容が改札ゲート用条件テーブル18に設定されている場合に、自宅側の駅の出口改札ゲートを通過した際には、“入出区分”と「入退場種別」との不一致が検出されて(ステップS23でNO)、図9のステップS3に戻るが、この駅の入口改札ゲートを通過した際には、ステップS23で“入出区分”と「入退場種別」との一致が検出される。この場合、第1及び第2の条件が成立したものとして、次のステップS24に移り、ゲート通過時の現在日時を取得すると共に、改札ゲート用条件テーブル18から「予定時間帯」を読み出し、この「予定時間帯」内の指定曜日と現在日時内の曜日とを比較することによって同じであるかを判別し(ステップS24)、曜日が同じであれば、現在時刻は予定時間帯内か、つまり、改札ゲートの通過日時は予定時間帯内かをチェックする(ステップS25)。
例えば、出勤時に乗車駅を利用する予定時間帯として「平日の予定出勤時間:午前7時30分〜8時00分」が設定されている場合に、この駅の入口改札ゲートを日曜日などの休日に通過した場合(ステップS24でNO)あるいは平日であっても午前7時30分〜8時00分以外の時間帯に通過した場合には(ステップSでNO)、図9のステップS3に戻るが、平日の午前7時30分〜8時00分に通過した場合には、第1〜第3の条件が成立したものとして、次のステップS26に移り、改札ゲート用条件テーブル18から対応する「電話番号種別」を読み出し、この種別の電話番号を現在利用可能なアクティブな電話番号として設定する。
したがって、図6の例では、出勤時において自宅側の入口改札ゲートの通過が「予定時間」内である“平日の午前7時30分〜8時00分”であれば、プライベート用の「種別B:電話番号2」からビジネス用の「種別A:電話番号1」に切替られる。また、帰宅時において会社側の入口改札ゲートの通過が「予定時間」内である“平日の午後5時30分〜8時30分”であれば、ビジネス用からプライベート用の電話番号に切替られる。同様に、図7の例では、出勤時において会社側の出口改札ゲートの通過が「予定時間」内である“午前8時30分〜9時30分”であれば、プライベート用からビジネス用の電話番号に切替られる。また、帰宅時において会社側の入口改札ゲートの通過が、「予定時間」内である“平日の午後5時30分〜8時30分”であれば、ビジネス用からプライベート用の電話番号に切替られる。
一方、会社ゲート対応処理の実行後、CPU1は、会社ゲートから発信出力された信号に含まれている“入出区分”を非接触IC処理部14から受信すると(図11のステップS27)、この“入出区分”に基づいて入場か退場かを判別する(ステップS28)。いま、会社出勤時など“入場”の場合には、会社ゲート用条件テーブル19から「予定時間帯」に対応して設定されている「電話番号種別」を読み出し(ステップS29)、この「種別」で示される電話番号は、現在利用可能であるアクティブな電話番号として設定されているか否かを判別し(ステップS30)、アクティブ番号として設定されていなければ、電話番号の切替を行って、この「種別」で示される電話番号をアクティブ番号として切替設定する(ステップS31)。これによってプライベート用の「種別B:電話番号2」からビジネス用の「種別A:電話番号1」に切替られる。なお、入場時にビジネス用の「種別A:電話番号1」がアクティブ番号として設定されている場合(例えば、出勤後の再入場の場合)には、電話番号の切替を行わず、図9のステップS3に戻る。
また、退場を検出すると(ステップS28でNO)、会社ゲート用条件テーブル19から「予定時間帯」を読み出して現在時刻と比較することによって予定時間内かを判別する(ステップS33)。ここで、予定時間内、つまり、勤務時間内での退場であれば、外出と判断して電話番号の切替を行わず、図9のステップS3に戻るが、勤務時間外での退場あれば(ステップS33でNO)、退社と判断し、会社ゲート用条件テーブル19から退社時対応の「電話番号種別」を読み出し(ステップS34)、電話番号の切替を行って、この「種別」で示される電話番号をアクティブ番号として切替設定する(ステップS35)。これによってビジネス用の「種別A:電話番号1」からプライベート用の「種別B:電話番号2」に切替られる。
以上のように、この実施例においてCPU1は、加入者番号として複数の電話番号を記憶管理すると共に、改札ゲート用条件テーブル18、会社ゲート用条件テーブル19に電話番号の切替条件を記憶管理している状態において、非接触IC処理部14と特定施設側のゲート装置21との間で非接触通信によって当該ゲート装置から発信出力された信号を受信した際に、予め設定されている切替条件を満たしていれば、電話番号の切替を行うようにしたから、非接触IC通信機能を活用して電話番号の自動切替が可能となる。したがって、従来のように、予めどの電話番号を使用するかをユーザ操作によって選択設定しておいたり、現在位置に応じて電話番号を切替るためにGPS機能を装備しておく必要もない。
改札ゲート用条件テーブル18には、改札ゲートの通過時に電話番号の切替を行うために切替条件として「駅名」、「入退場種別」を設定するようにしたから、出勤時においては自宅側の入口改札ゲートの通過時、あるいは会社側の出口改札ゲートの通過時にプライベート用からビジネス用の電話番号に切替ることができる。同様に、帰宅時においては会社側の入口改札ゲートの通過時、あるいは自宅側の出口改札ゲートの通過時にビジネス用からプライベート用の電話番号に切替ることができる。
また、改札ゲート用条件テーブル18には、電話番号の切替条件として改札ゲートを通過予定の「予定時間帯」を設定するようにしたから、例えば、出勤時の予定時間帯として「平日の午前7時30分〜8時00分」が設定した場合には、日曜日などの休日あるいは平日であっても午前7時30分〜8時00分以外の時間帯での通過であれば、電話番号の切替は行わず、プライベート用のままとすることができる。更に、「駅名」、「入退場種別」、「予定時間帯」の3条件を全て満たした際に、電話番号の切替を行うようにしたから、実情に即した確実な切替が可能となる。
一方、会社ゲート用条件テーブル19には、電話番号の切替条件として勤務時間を「予定時間帯」として設定されている状態において、会社ゲートから発信出力された信号を受信した際に、この受信信号に含まれている“入出区分”に基づいて入場か退場かを判別し、入場であれば、プライベート用からビジネス用の電話番号に切替、退場であれば、会社ゲート用条件テーブル19から「予定時間帯:勤務時間帯」を読み出して勤務中か否かを判別し、勤務終了であれば、ビジネス用からプライベート用に切替るようにしたから、実情に即した確実な切替が可能となる。
なお、上述した実施例においては、プライベート用、ビジネス用としてUIMカード23、24を装置本体に適宜挿入するようにしたが、プライベート用、ビジネス用の電話番号を記憶部2に内部記憶しておいてもよく、また、その一方をUIMカードに記録し、他方を内部記憶するようにしてもよい。また、2つのデュアル電話番号に限らず、3以上の電話番号を選択的に切替るようにしてもよい。
上述した実施例においては、ゲート通過時に条件成立に伴って電話番号を切替るようにしたが、ゲートを通過してから一定時間(例えば、任意に設定した時間)経過後に電話番号の切替を行うようにしてもよい。同様に、上述した実施例においては、ゲート通過時に切替条件の成立有無を判別するようにしたが、ゲートからの受信内容を一時保持しておけば、ゲートを通過してから一定時間経過後にその判別を行うようにしてもよい。
その他、上述した実施例においては、携帯電話装置に限らず、例えば、電話機能付きのPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの携帯機器であっても同様に適用可能である。
携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 電話番号テーブル16を説明するための図。 非接触IC種別テーブル17を説明するための図。 改札ゲートの通過時に電話番号を切替るか否かを決定するための切替条件を記憶する改札ゲート用条件テーブル18の内容を示した図。 会社ゲートの通過時に電話番号を切替るか否かを決定するための切替条件を記憶する会社ゲート用条件テーブル19の内容を示した図。 交通機関利用の場合における改札ゲート用条件テーブル18の設定例を説明するための図。 交通機関利用の場合における改札ゲート用条件テーブル18の他の設定例を説明するための図。 会社ゲート用条件テーブル19の設定例を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図9に続く、フローチャート。 図9に続く、フローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
10 メイン表示部
12 キー操作部
14 非接触IC処理部
21 ゲート装置
22 ICリーダライタ
15 カードIF部
16 電話番号テーブル
17 非接触IC種別テーブル
18 改札ゲート用条件テーブル
19 会社ゲート用条件テーブル
23、24 UIMカード

Claims (9)

  1. 加入者番号として記憶管理している複数の電話番号のうち、その何れかの電話番号を有効な番号として選択的に切替て電話発着信を行う携帯端末装置であって、
    予め設定されている電話番号の切替条件を記憶管理する条件記憶手段と、
    特定施設側のゲート装置との間で非接触通信を行う非接触IC通信手段と、
    この非接触IC通信手段が前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記切替条件を満たすか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって切替条件を満たすことが判別された場合に、電話番号の切替を行う切替手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記切替条件は、前記特定施設の位置を電話番号の切替位置とするために当該施設を特定する施設情報であり、
    前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている施設情報が前記切替条件として設定されている施設情報に一致するか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記各電話番号に対応してそれぞれ異なる施設情報が切替条件として設定されている状態において、前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている施設情報が前記切替条件として設定されている何れかの施設情報に一致するか否かを判別し、
    前記切替手段は、何れかの施設情報に一致すると判別された際に、当該施設情報に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記切替条件は、電話番号の切替位置を示す施設情報のほか、前記特定施設に入場する場合か当該特定施設から退場する場合かを示す入退場種別を含み、
    前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記施設情報が一致するか否かを判別するほか、前記受信信号に含まれている入退場種別と前記切替条件として設定されている入退場種別とが一致するか否かを判別し、
    前記切替手段は、施設情報が一致し、かつ、入退場種別が一致すると判別された際に、当該施設情報及び入退場種別に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項2あるいは請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 前記切替条件は、電話番号の切替位置を特定する施設情報のほか、前記特定施設を利用する予定時間帯を含み、
    前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記施設情報が一致するか否かを判別するほか、前記切替条件として設定されている予定時間帯と現在日時とを比較することによって当該予定時間帯内での利用か否かを判別し、
    前記切替手段は、施設情報が一致し、かつ、予定時間帯内での利用と判別された際に、当該施設情報及び予定時間帯に対応付けられている電話番号を有効な番号として選択して電話番号の切替を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項2あるいは請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 前記ゲート装置は、駅構内に設置されている改札ゲートであり、この改札ゲートの通過時に電話番号の切替を行うために前記切替条件として設定されている施設情報は、定期乗車券の利用区間を示す一対の駅情報のうち、少なくともその何れかの駅情報である、ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  7. 前記切替条件は、前記特定施設への入場か当該施設からの退場かを示す入退場種別であり、
    前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、この受信信号に含まれている入退場種別が前記切替条件として設定されている入退場種別に一致するか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記切替条件は、前記特定施設を利用する予定時間帯であり、
    前記判別手段は、前記ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記切替条件として設定されている予定時間帯と現在日時とを比較することによって当該予定時間帯内での利用か否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  9. コンピュータに対して、
    加入者番号としての複数の電話番号を記憶管理すると共に、予め設定されている電話番号の切替条件を記憶管理する機能と、
    特定施設側のゲート装置との間で非接触通信を行う非接触IC通信手段が当該ゲート装置から発信出力された信号を受信した場合に、前記切替条件を満たすか否かを判別する機能と、
    この切替条件を満たすことが判別された場合に、電話番号を切替て電話発着信を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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JP2016525316A (ja) * 2013-07-15 2016-08-22 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 入力ファクタの豊富なコンテキストをサポートするインテリジェントなsim選択

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