JP2007199893A - タッチパネル - Google Patents

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Tetsuo Murakami
哲郎 村上
Akira Nakanishi
朗 中西
Tatsuyuki Fujii
樹之 藤井
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Abstract

【課題】各種電子機器に用いられるタッチパネルに関し、視認性に優れ操作の行い易いものを提供することを目的とする。
【解決手段】上基板11に外方へ突出する舌片部11Aを設けると共に、この舌片部11Aに延出させた上電極13A端部に、配線基板6の配線パターン7端部を接続することによって、配線基板6を接続する際、上基板11には舌片部11Aのみの狭い箇所でしか加熱加圧が行われないため、この近傍の上基板11への微細な皺等の発生を防ぎ、視認性に優れ操作の行い易いタッチパネルを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられるタッチパネルに関するものである。
近年、携帯電話やカーナビ等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むに伴い、液晶等の表示素子の前面に光透過性のタッチパネルを装着し、このタッチパネルを通して背面の表示素子の表示を視認しながら、指やペン等でタッチパネルを押圧操作することによって、機器の各機能の切換えを行うものが増えており、視認性に優れ操作の確実なものが求められている。
このような従来のタッチパネルについて、図5及び図6を用いて説明する。
なお、構成を判り易くするために、図面は厚さ方向の寸法を拡大して表している。
図5は従来のタッチパネルの断面図、図6は同平面図であり、同図において、1はフィルム状で光透過性の上基板、2は同じく光透過性の下基板で、上基板1と下基板2はほぼ同じ大きさに形成されると共に、上基板1の下面には酸化インジウム錫等の光透過性の上導電層3が、下基板2の上面には同じく下導電層4が各々形成されている。
そして、下導電層4上面には絶縁樹脂によって、複数のドットスペーサ(図示せず)が所定間隔で形成されると共に、上導電層3の両端には銀等の一対の上電極3Aが、下導電層4の両端には、上電極3Aとは直交方向の一対の下電極4Aが各々形成されている。
また、5は上基板1下面または下基板2上面の外周に形成された略額縁状のスペーサで、このスペーサ5の上下面に塗布形成された接着層(図示せず)によって、上基板1と下基板2の外周が貼り合わされ、上導電層3と下導電層4が所定の間隙を空けて対向している。
さらに、6はフィルム状の配線基板で、この上下面には、銅や銀等の複数の配線パターン7と8が形成されると共に、配線パターン7や8の左右端以外の全面は、フィルム状のカバーシート(図示せず)等によって覆われている。
そして、この配線基板6の左端が、上基板1と下基板2右端の間に挟持されると共に、合成樹脂内に導電粒子を分散した異方導電接着剤9によって、上基板1下面と下基板2上面の右端に延出した上電極3A及び下電極4Aの端部と、配線パターン7と8の左端が各々接着接続されて、タッチパネルが構成されている。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、配線基板6が下方へ折曲され配線パターン7と8の右端が、接続用コネクタ或いは半田付け等によって機器の電子回路(図示せず)に接続される。
以上の構成において、タッチパネル背面の液晶表示素子の表示を視認しながら、上基板1上面を指或いはペン等で押圧操作すると、上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層3が下導電層4に接触する。
そして、電子回路から配線基板6の複数の配線パターン7と8を介して、上電極3Aと下電極4A、上導電層3両端及びこれと直交方向の下導電層4両端へ順次電圧が印加され、これらの電圧比によって、押圧された箇所を電子回路が検出し、機器の様々な機能の切換えが行なわれるように構成されている。
なお、このようなタッチパネルを製作する際には、ほぼ同じ大きさの上基板1と下基板2をスペーサ5によって貼り合わせた後、上電極3A及び下電極4Aの端部が延出した上基板1と下基板2右端の間に、配線基板6の左端を挟持し、複数の配線パターン7と8が、複数の上電極3Aと下電極4Aに重なるように、位置を合わせ配置する。
そして、図6に示すように、圧接部Aを治工具等によって、上基板1上面と下基板2下面から加熱加圧し、異方導電接着剤9によって上電極3A及び下電極4Aの端部と、配線パターン7と8の左端を各々接着接続して、配線基板6が接続されたタッチパネルが完成するものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−58319号公報
しかしながら、上記従来のタッチパネルにおいては、配線基板6を接続する際、上基板1と下基板2右端の圧接部A全体を上下から加熱加圧しているため、特に上基板1に薄いフィルム状のものを用いた場合、加熱温度や時間・圧力によっては、図6に示すように、この近傍の上基板1に微細な皺Bが生じ、視認性に支障をきたす場合があるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、視認性に優れ操作の行い易いタッチパネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、上基板に外方へ突出する舌片部を設けると共に、この舌片部に延出させた上電極端部に、配線基板の配線パターン端部を接続してタッチパネルを構成したものであり、配線基板を接続する際、上基板には舌片部のみの狭い箇所でしか加熱加圧が行われないため、この近傍の上基板への微細な皺等の発生を防ぎ、視認性に優れ操作の行い易いタッチパネルを得ることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、視認性が良好で操作の容易なタッチパネルを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
なお、構成を判り易くするために、図面は厚さ方向の寸法を拡大して表している。
また、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図、図2は同平面図であり、同図において、11はポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート等のフィルム状で光透過性の上基板、2はガラスまたはアクリル、ポリカーボネート等の光透過性の下基板で、上基板11の下面には酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性の上導電層13が、下基板2の上面には同じく下導電層4が、スパッタ法等によって各々形成されている。
また、下導電層4の上面にはエポキシやシリコン等の絶縁樹脂によって複数のドットスペーサ(図示せず)が所定間隔で形成されると共に、上導電層13の両端には銀やカーボン等の一対の上電極13Aが、下導電層4の両端には、上電極とは直交方向の一対の下電極4Aが各々形成されている。
そして、上基板11は右端が下基板2よりやや小さく形成されると共に、外方へ突出する舌片部11Aが設けられ、この舌片部11A下面に上電極13A端部が、これよりやや下方の下基板2上面の右端に下電極4A端部が、各々延出している。
また、5は略額縁状で不織布やポリエステル等のスペーサで、上基板11下面または下基板2上面の外周に形成され、このスペーサ5の上下面に塗布形成された接着層(図示せず)によって、上基板11と下基板2の外周が貼り合わされ、上導電層13と下導電層4が所定の間隙を空けて対向している。
さらに、6はポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート等のフィルム状の配線基板で、この上下面には、銅や銀、カーボン等の複数の配線パターン7と8が形成されると共に、配線パターン7や8の左右端以外の全面は、フィルム状のカバーシート(図示せず)等によって覆われている。
そして、9はポリエステルやクロロプレンゴム等の合成樹脂内に、ニッケルや樹脂等に金メッキを施した導電粒子を分散した異方導電接着剤で、この異方導電接着剤9によって、上基板11の舌片部11Aと下基板2右端の間に左端が挟持された、配線基板6の配線パターン7及び8の左端と、上電極13A及び下電極4Aの端部が各々接着接続されて、タッチパネルが構成されている。
また、このような構成のタッチパネルを製作する際には、先ず、上基板11と下基板2の左端を合わせ、これらをスペーサ5によって貼り合わせた後、上基板11の舌片部11Aと下基板2右端の間に、配線基板6の左端を挟持し、複数の配線パターン7と8が、複数の上電極13Aと下電極4Aに重なるように、位置を合わせ配置する。
そして、図2に示すように、圧接部Aを治工具等によって、上基板11の舌片部11A上面と配線パターン8が形成された配線基板6上面、及び下基板2下面を加熱加圧し、異方導電接着剤9によって上電極13A及び下電極4Aの端部と、配線パターン7と8の左端を各々接着接続して、配線基板6が接続されたタッチパネルが完成する。
なお、この時、上基板11は舌片部11Aのみの、比較的狭い箇所のみが加熱加圧され、上基板11右端の圧接部A全体の部分は加熱加圧されることなく、下面の上電極13A端部と配線パターン7との接着接続が行われる。
つまり、上基板11に薄いフィルム状のものを用いた場合でも、配線基板6を接続する際、上基板11には舌片部11Aのみの狭い箇所でしか加熱加圧が行われないため、加熱温度や時間・圧力を多少大きくしても、この近傍の上基板11への微細な皺等の発生を防ぐことが可能なようになっている。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、配線基板6が下方へ折曲され配線パターン7と8の右端が、接続用コネクタ或いは半田付け等によって機器の電子回路(図示せず)に接続される。
以上の構成において、タッチパネル背面の液晶表示素子の表示を視認しながら、上基板11上面を指或いはペン等で押圧操作すると、上基板11が撓み、押圧された箇所の上導電層13が下導電層4に接触する。
そして、電子回路から配線基板6の複数の配線パターン7と8を介して、上電極13Aと下電極4A、上導電層13両端及びこれと直交方向の下導電層4両端へ順次電圧が印加され、これらの電圧比によって、押圧された箇所を電子回路が検出し、機器の様々な機能の切換えが行なわれるように構成されている。
また、この時、上述したように上基板11には、視認性を損なう微細な皺等が生じないようになっているため、タッチパネル背面の液晶表示素子等の表示が見易く、操作を容易に行うことが可能なようになっている。
このように本実施の形態によれば、上基板11に外方へ突出する舌片部11Aを設けると共に、この舌片部11Aに延出させた上電極13A端部に、配線基板6の配線パターン7端部を接続することによって、配線基板6を接続する際、上基板11には舌片部11Aのみの狭い箇所でしか加熱加圧が行われないため、この近傍の上基板11への微細な皺等の発生を防ぎ、視認性に優れ操作の行い易いタッチパネルを得ることができるものである。
さらに、図3の断面図や図4の平面図に示すように、上基板11の舌片部11Bを、下基板2右端よりも外方へ突出させ、この舌片部11B下面の上電極13A端部と配線パターン7左端を接着接続するように構成すれば、配線基板6を接続する際、舌片部11Bに加わった熱や圧力が、上基板11にさらに伝わりにくくなるため、微細な皺等の発生をより確実に防止することが可能となる。
なお、以上の説明では、配線基板6の上下全面に複数の配線パターン7と8を形成した構成について説明したが、銀等のスルーホールによって、右端の配線パターンを上または下面のいずれかに配設したものとして、本発明の実施は可能である。
本発明によるタッチパネルは、視認性に優れ操作の行い易いものを得ることができるという有利な効果を有し、各種電子機器の操作用として有用である。
本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図 同平面図 同他の実施の形態による断面図 同平面図 従来のタッチパネルの断面図 同平面図
符号の説明
2 下基板
4 下導電層
4A 下電極
5 スペーサ
6 配線基板
7、8 配線パターン
9 異方導電接着剤
11 上基板
11A、11B 舌片部
13 上導電層
13A 上電極

Claims (1)

  1. 下面に上導電層及びこの上導電層の両端から延出する上電極が形成された光透過性の上基板と、上面に上記上導電層と所定の間隙を空けて対向する下導電層、及びこの下導電層の上記上導電層とは直交方向の両端から延出する下電極が形成された光透過性の下基板と、上面または下面の少なくとも一方に形成された複数の配線パターン端部が、上記上電極及び上記下電極端部に接続された配線基板からなり、上記上基板に外方へ突出する舌片部を設け、この舌片部に上記上電極端部を延出させたタッチパネル。
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