JP2007196734A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の前面衝突時にステアリングコラムの固定状態を解除するに際し、乗員側からステアリングコラムへの荷重入力を不要として、衝撃吸収性能をより向上させることを目的とする。
【解決手段】車両前方に移動可能な衝撃吸収機構24を有するステアリングコラム16と、該ステアリングコラム16の下方に配設されたニーエアバッグ装置18と、通常使用時にステアリングコラム16が車両前方に移動しないように該ステアリングコラム16を固定すると共に、ニーエアバッグ装置18の作動時にステアリングコラム16の固定状態を解除するコラムストッパ20(固定手段)と、を有している。コラムストッパ20によるステアリングコラム16の固定状態を解除するために、ニーエアバッグ袋体46の膨張力を利用しており、乗員側からステアリングコラム16への荷重入力は不要であるため、衝撃吸収性能をより向上させることが可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、運転席に着座した乗員の膝部に対応して膨張するニーエアバッグを有する車両用乗員保護装置に関する。
自動車が前方から衝撃力を受けた場合に、ステアリングコラムのコラムブラケットを離脱式固定片から離脱させて前方に移動させることで、乗員がステアリングホイールに当たった際の衝撃吸収を行う自動車のステアリング装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2000−95116号公報
しかしながら、上記した従来例では、コラムブラケットを離脱させて衝撃吸収を行うためには、その前提として乗員側からステアリングホイールを介してステアリングコラムへ強い衝撃荷重が入力されることが必要であった。
本発明は、上記事実を考慮して、車両の前面衝突時にステアリングコラムの固定状態を解除するに際し、乗員側からステアリングコラムへの荷重入力を不要として、衝撃吸収性能をより向上させることを目的とする。
請求項1の発明は、車両前方に移動可能な衝撃吸収機構を有するステアリングコラムと、該ステアリングコラムの下方に配設され、車両用シートに着座した乗員の膝部を拘束するように膨張展開するニーエアバッグ袋体を有するニーエアバッグ装置と、通常使用時に前記ステアリングコラムが車両前方に移動しないように該ステアリングコラムを固定すると共に、前記ニーエアバッグ装置の作動時に前記ステアリングコラムの固定状態を解除する固定手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の車両用乗員保護装置では、車両前方に移動可能な衝撃吸収機構を有するステアリングコラムが、通常使用時には車両前方に移動しないように固定手段により固定されており、車両用シート、即ち運転席に着座した乗員が通常のステアリング操作を行うことが可能である。またニーエアバッグ装置の作動時には、固定手段によるステアリングコラムの固定状態が解除されるので、衝撃吸収機構が作動可能となり、ステアリングコラムが車両前方に移動することで乗員とステアリングコラム側との間の衝撃吸収が可能となる。
即ち請求項1に記載の車両用乗員保護装置では、車両が衝突したか否かをニーエアバッグ装置の作動により判断し、ニーエアバッグ装置が作動したときには車両が衝突したと判断してステアリングコラムの衝撃吸収機構を作動可能な状態にする。衝撃吸収機構を作動可能な状態にするに際し、乗員側からステアリングコラムへの荷重入力は不要であるため、衝撃吸収性能をより向上させることが可能である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用乗員保護装置において、前記固定手段は、通常使用時には、前記ステアリングコラムを固定する位置に保持され、前記ニーエアバッグ装置の作動時には、前記ニーエアバッグ袋体の膨張力により、前記ステアリングコラムを固定する位置から離脱することを特徴としている。
請求項2に記載の車両用乗員保護装置では、固定手段は、通常使用時にはステアリングコラムを固定する位置に保持されており、またニーエアバッグ装置の作動時には、ニーエアバッグ袋体の膨張力によりステアリングコラムを固定する位置から離脱する。即ち請求項2に記載の車両用乗員保護装置では、固定手段による固定を、ニーエアバッグ袋体の膨張力を利用することで機械的に解除するので、固定状態を解除するための手段を別途設ける必要がなく、コストを抑制することが可能である。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両用乗員保護装置によれば、車両の前面衝突時にステアリングコラムの固定状態を解除するに際し、乗員側からステアリングコラムへの荷重入力を不要として、衝撃吸収性能をより向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の車両用乗員保護装置によれば、固定状態を解除するための手段を別途設ける必要がなく、コストを抑制することができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1において、本実施の形態に係る車両用乗員保護装置10は、車両の前面衝突時に、車両用シートの一例たる運転席に着座した乗員(図示せず)を保護するための装置であって、ステアリングコラム16と、ニーエアバッグ装置18と、固定手段の一例たるコラムストッパ20とを有している。
ステアリングコラム16は、車両前方に移動可能な衝撃吸収機構24を有し、ステアリングシャフト26を回動可能に支持している。衝撃吸収機構24はコラムカバー58内に設けられており、該衝撃吸収機構24においては、常時固定状態の第1コラム21に対して、該第1コラム21よりも車両後方の同軸上に位置する第2コラム22が、車両前後方向に摺動可能となっており、該第2コラム22が車両前方に移動することで、衝撃吸収が可能となっている。第2コラム22におけるステアリングシャフト26の後端には、ステアリングホイール28が取り付けられ、該ステアリングホイール28を操作することで車両の操舵を行うことができるようになっている。
なお、衝撃吸収機構24では、乗員側から車両前方(例えば矢印A方向)に荷重が入力された場合に、第2コラム22が円滑に同方向に移動できる構成になっていればよいので、該衝撃吸収機構24の構成は図示のものに限られない。
ステアリングコラム16の上側には、例えば車幅方向に延びるインパネリインフォース30が配設され、該インパネリインフォース30にはリインフォースブラケット32が固着されている。第1コラム21は、取付けブラケット34を用いて、ボルト38及びナット40によりリインフォースブラケット32に固定されているが、第2コラム22は、取付けブラケット36を介してリインフォースブラケット32に対して車両前方に摺動可能に取り付けられている。
具体的には、図2に示されるように、取付けブラケット36の上面36Aには、車両前後方向に延びると共に、車両後方にのみ開口する切欠き36Bが左右に一対形成されている。図1,図2に示されるように、この切欠き36Bには、ボルト42が挿通され、該ボルト42は、更にリインフォースブラケット32に挿通されて、該リインフォースブラケット32の上面側に配設されるナット44に締結されている。
図2に示されるように、第2コラム22は、通常使用時には、切欠き36Bの奥にボルト42が入り込む位置まで車両後方に後退した状態で、コラムストッパ20より固定されている。なお、取付けブラケット36はリインフォースブラケット32に対して摺動可能である必要があるので、例えばナット44をダブルナットとして取付けブラケット36とリインフォースブラケット32との間に隙間を設けるようにしてもよい。また、図示は省略するが、ステアリングシャフト26は、ステアリングコラム16内において、車両前方側と後方側とに分かれており、例えば互いにスプライン嵌合している。このようにして、第2コラム22は、コラムストッパ20による固定状態が解除された場合において、車両前方に移動できるようになっている。
ニーエアバッグ装置18は、運転席に着座した乗員の膝部(図示せず)を拘束するように、例えば下方から上方に向かって膨張展開するニーエアバッグ袋体46を有しており、モジュールケース48内に該ニーエアバッグ袋体46と、該ニーエアバッグ袋体46に膨張用のガスを供給するインフレータ50を収納し、ニーエアバッグ袋体46の膨張力により展開するカバー52によりモジュールケース48の開口部48Aを覆ったエアバッグモジュールとして配設されている。インフレータ50は、図示しないエアバッグECUにより制御されて、車両の前面衝突が検知された場合に作動し、多量のガスを噴出してニーエアバッグ袋体46内へ供給するようになっている。
図1に示されるように、カバー52は、例えばインストルメントパネル56の一部として、下方へ行くに従って乗員側から遠のくように傾斜して形成され、ニーエアバッグ袋体46の膨張時に、その膨張力により開裂起点60から開裂して、下側の支点62を中心として展開するように構成されている(図3も参照)。なお、カバー52は、インストルメントパネル56の一部として形成されるものに限られず、モジュールケース48側に取り付けられるものであってもよい。
図1,図3において、コラムストッパ20は、通常使用時にステアリングコラム16が車両前方に移動しないように、該ステアリングコラム16を固定すると共に、ニーエアバッグ装置18の作動時にステアリングコラム16の固定状態を解除するためのレバー状の部材であって、ボス部20Bにおいて、例えばステアリングコラム16とニーエアバッグ装置18との間に設けられた支持軸54に、車両前後方向に回動可能に支持されている。
図1,図5に示されるように、通常使用時において、コラムストッパ20の下端部20Dは、モジュールケース48の上面に形成されたガイド孔48Bから該モジュールケース48内に差し込まれ、折畳み状態のニーエアバッグ袋体46の車両後方端46Aに近接又は当接している。ニーエアバッグ袋体46の車両後方端46Aとカバー52との間に、コラムストッパ20の下端部20Dが回動可能な空間を確保するために、モジュールケース48は車両前後方向に長く形成されている。ガイド孔48Bは、該下端部20Dの回動範囲に対応して、モジュールケース48の上面に車両前後方向に長く形成されている。
また、図3に示されるように、ステアリングコラム16を避けるように左右に分岐して形成された一対の上端部20Uは、取付けブラケット36の車幅方向両端部に設けられた座部36Cに夫々当接している(図2も参照)。なお、例えばコラムストッパ20の上端部20Uを取付けブラケット36の座部36Cに対して係合させたり、ニーエアバッグ装置18の作動時に外れる図示しないピン等を設けたりして、通常使用時に上端部20Uが車両前方に移動しないように保持してもよい。また、コラムストッパ20の上端部20Uが、図示しないテレスコピックレバーに連動するように構成して、コラムストッパ20の回動時に強制的に第2コラム22を車両前方に移動させるようにしてもよい。
このように、コラムストッパ20は、通常使用時には、ステアリングコラム16を固定する位置に保持されているが、ニーエアバッグ装置18の作動時には、ニーエアバッグ袋体46の膨張力により支持軸54を中心として回動し、上端部20Uがステアリングコラム16を固定する位置、即ち座部36Cから離脱するようになっている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。車両用乗員保護装置10では、通常使用時には、コラムストッパ20が、ステアリングコラム16を固定する位置に保持されており(図1)、該コラムストッパ20により、ステアリングコラム16が車両前方に移動しないように固定されている。このため、運転席に着座した乗員は、ステアリングホイール28を用いて通常のステアリング操作を行うことが可能である。
図4において、車両が前面衝突した場合には、エアバッグECUがインフレータ50を作動させ、該インフレータ50からの多量のガスを噴出させる。この多量のガスは、ニーエアバッグ袋体46に供給されて、該ニーエアバッグ袋体46を膨張させる。
このとき、コラムストッパ20の下端部20Dは、ニーエアバッグ袋体46の膨張力により押されて車両後方側へ矢印B方向に移動するので、該コラムストッパ20が支持軸54を中心として矢印R方向に回動し、コラムストッパ20の上端部20Uが、下端部20Dとは逆に車両前方側へ移動する。これにより上端部20Uは、ステアリングコラム16を固定する位置、即ち取付けブラケット36の座部36Cと当接する位置から離脱する。このようにして、コラムストッパ20によるステアリングコラム16の固定状態が解除されるので、衝撃吸収機構24が作動可能となり、ステアリングコラム16の第2コラム22が車両前方、即ち矢印A方向に移動することで、乗員とステアリングコラム16側との間の衝撃吸収が可能となる。
図1,図5に示されるように、コラムストッパ20の回動に伴い、該コラムストッパ20の下端部20Dは、該ニーエアバッグ袋体46の展開に影響がない、ガイド孔48Bの後端部付近まで矢印B方向に移動する。そして、カバー52の位置までニーエアバッグ袋体46が膨張すると、モジュールケース48のカバー52が、該ニーエアバッグ袋体46の膨張力により開裂起点60から開裂すると共に、支点62を中心として展開し、開口部48Aが開放される。ニーエアバッグ袋体46は、該開口部48Aからインストルメントパネル56と乗員の膝部との間へ、下方から上方に向かって展開するので、該ニーエアバッグ袋体46により膝部を拘束することが可能である。
上記のように、車両用乗員保護装置10では、車両が衝突したか否かをニーエアバッグ装置18の作動により判断し、ニーエアバッグ装置18が作動したときには車両が衝突したと判断してステアリングコラム16の衝撃吸収機構24を作動可能な状態にする。衝撃吸収機構24を作動可能な状態にするに際し、乗員側からステアリングコラム16への荷重入力は不要であるため、衝撃吸収性能をより向上させることが可能である。
また車両用乗員保護装置10では、コラムストッパ20による固定を、ニーエアバッグ袋体46の膨張力を利用することで機械的に解除するので、固定状態を解除するための手段を別途設ける必要がなく、コストを抑制することが可能である。
なお、ニーエアバッグ袋体46の膨張力をコラムストッパ20に伝える構成として、例えば図6に示されるような構成を用いてもよい。この例では、折畳み状態におけるニーエアバッグ袋体46の車両後方端46Aとコラムストッパ20の下端部20Dとの間に、例えばモジュールケース48に設けられた支点66を中心として回動可能なドア64が配設されている。
この構成によれば、インフレータ50が作動してニーエアバッグ袋体46が膨張を開始すると、ドア64は該ニーエアバッグ袋体46の膨張力により支点66を中心として矢印D方向に回動して、モジュールケース48の床面48Fに倒れ、一方コラムストッパ20の下端部20Dは、該ドア64に押されて矢印B方向に移動する。これによって、図4と同様に、コラムストッパ20が回動して、該コラムストッパ20によるステアリングコラム16の固定状態が解除される。これにより衝撃吸収機構24が作動可能となり、ステアリングコラム16の第2コラム22が車両前方、即ち矢印A方向に移動することで、乗員とステアリングコラム16側との間の衝撃吸収が可能となる。なお、ドア64がモジュールケース48の床面48Fに倒れることで、ニーエアバッグ袋体46の膨張経路は確保される。
また、ニーエアバッグ袋体46の膨張力をコラムストッパ20に伝える構成として、図7に示されるような構成を用いてもよい。この例では、モジュールケース48に、図6に示されるものと同様のドア64が設けられ、かつ該ドア64の上部の幅方向両端にガイドピン68が設けられている。一方モジュールケース48の側壁には、ガイドピン68が挿通される円弧状のガイド孔48Gが設けられ、該ガイド孔48Gから車幅方向に突出したガイドピン68の車両後方側に、モジュールケース48を跨ぐように分岐したコラムストッパ20の下端部20Dが夫々近接又は当接している。なお、円弧状のガイド孔48Gの曲率中心は、支点66の中心と一致している。
この構成によれば、インフレータ50が作動してニーエアバッグ袋体46が膨張を開始すると、ドア64は該ニーエアバッグ袋体46の膨張力により支点66を中心として矢印D方向に回動して、モジュールケース48の床面48Fに倒れる。このとき、ガイドピン68がガイド孔48G内を移動しながら、コラムストッパ20の下端部20Dを車両後方側へ押す。即ちドア64と連動してコラムストッパ20が回動することで、図4と同様に、コラムストッパ20によるステアリングコラム16の固定状態が解除される。これにより衝撃吸収機構24が作動可能となり、ステアリングコラム16の第2コラム22が車両前方、即ち矢印A方向に移動することで、乗員とステアリングコラム16側との間の衝撃吸収が可能となる。図6に示した例と同様に、ドア64がモジュールケース48の床面48Fに倒れることで、ニーエアバッグ袋体46の膨張経路は確保される。
なお、上記実施形態では、固定手段の一例として、コラムストッパ20を挙げたが、これに限られるものではなく、通常使用時に第2コラム22を固定することができ、その固定状態をニーエアバッグ袋体46の膨張力を利用して解除できるものであれば、どのような構成であってもよい。従って、例えばニーエアバッグ袋体46の膨張力を利用してワイヤー(図示せず)を引くことで、第2コラム22を固定するピン等が外れて、該第2コラム22の固定状態が解除されるようにしてもよい。
通常使用時における車両用乗員保護装置を示す部分縦断面図である。 通常使用時における車両用乗員保護装置を示す、図1における2−2矢視断面図である。 通常使用時における車両用乗員保護装置を示す、図1における3−3矢視断面図である。 車両が前面衝突し、ニーエアバッグ装置が作動することで、コラムストッパが回動してステアリングコラムの固定状態が解除され、これにより衝撃吸収機構が作動可能となって第2コラムが車両前方に移動している状態、及び膨張したニーエアバッグ袋体により乗員の膝部が拘束されている状態を示す部分縦断面図である。 モジュールケース内におけるエアバッグ袋体と、インフレータと、コラムストッパの下端部を示す、図1における5−5矢視断面図である。 エアバッグ袋体の車両後方端とコラムストッパの下端部との間に、該エアバッグ袋体の膨張力により回動するドアを設け、エアバッグ袋体の膨張時に、該ドアの回動によってコラムストッパが回動するようにした例を示す断面図である。 エアバッグ袋体の車両後方端に、モジュールケースのガイド孔に挿通されて車幅方向両側に突出するガイドピンを有し、エアバッグ袋体の膨張力により回動するドアを設けると共に、該ガイドピンの車両後方側にコラムストッパの下端部を配置し、エアバッグ袋体の膨張時に、ドアと連動してコラムストッパが回動するようにした例を示す断面図である。
符号の説明
10 車両用乗員保護装置
16 ステアリングコラム
18 ニーエアバッグ装置
20 コラムストッパ(固定手段)
24 衝撃吸収機構
46 ニーエアバッグ袋体

Claims (2)

  1. 車両前方に移動可能な衝撃吸収機構を有するステアリングコラムと、
    該ステアリングコラムの下方に配設され、車両用シートに着座した乗員の膝部を拘束するように膨張展開するニーエアバッグ袋体を有するニーエアバッグ装置と、
    通常使用時に前記ステアリングコラムが車両前方に移動しないように該ステアリングコラムを固定すると共に、前記ニーエアバッグ装置の作動時に前記ステアリングコラムの固定状態を解除する固定手段と、
    を有することを特徴とする車両用乗員保護装置。
  2. 前記固定手段は、通常使用時には、前記ステアリングコラムを固定する位置に保持され、前記ニーエアバッグ装置の作動時には、前記ニーエアバッグ袋体の膨張力により、前記ステアリングコラムを固定する位置から離脱することを特徴とする請求項1に記載の車両用乗員保護装置。
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