JP2007193576A - 出入管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】認証用可搬媒体に記憶された固有番号が更新前のものか更新後のものかにかかわらず、更新後の固有番号に基づいた認証処理を行うことができる出入管理装置を得る。
【解決手段】固有番号と個人番号と通行条件とを関連づけた個人情報テーブルを記憶する個人情報データベースと、個人情報テーブルの更新管理を行う更新設定端末と、認証用可搬媒体から固有番号を読み取る固有番号読み取り部と、読み取られた固有番号が個人情報テーブルに含まれている固有番号と一致し、かつ通行条件を満たす場合には、電気錠を解錠して出入可能とする端末コントローラとを備えた出入管理装置において、更新設定端末は、個人番号と更新回数との組合せからなる番号を固有番号として設定管理し、端末コントローラは、固有番号の認証結果が不一致の場合には、更新回数を+1とした新たな固有番号を用いて認証処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、認証用可搬媒体に記憶された固有番号による認証処理に基づいて、出入管理のための電気錠の解錠制御を行う出入管理装置に関する。
ICカードなどのような認証用可搬媒体を使用した従来の出入管理装置においては、セキュリティ性を向上するために、一定期間(例えば、3年)毎にカード更新を行う場合がある。1人の個人番号ごとに、1つの固有番号を割り付ける場合において、カードの更新時期に、一度にカード全てを割り付け直し運用するのは困難である。
そこで、更新時における認証処理として、例えば、同一個人に対して、別の個人番号を事前に割り当てることにより、更新前および更新後のカードがともに使えるように割付処理するものがある。また、個人番号と認証用可搬媒体の固有番号とを対応させる個人情報テーブルの変更を行うことなく、新たに発行した認証用可搬媒体で通行することができる出入管理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−316201号公報(第1頁、図4)
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。別の個人番号を事前に割り当てる前者の方法においては、1人に対して2倍の記憶領域が必要となり、また、カード交換後は、更新前の個人情報を削除しなければならないといった問題がある。さらに、更新前後で、同じ個人であるにも関わらず、個人番号が更新されるため、例えば、通行の履歴を参照する場合、更新前と更新後の2種類の個人番号をキーに検索しなければならない。
一方、後者の出入管理装置においては、1人の個人番号に対して、複数の固有番号を関連付け、カード内に更新前と更新後といった複数の固有番号を記憶させるため、認証を行う際には、2倍の固有番号を読み取る必要がある。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、認証用可搬媒体に記憶された固有番号が更新前のものか更新後のものかにかかわらず、更新後の固有番号に基づいた認証処理を行うことができる出入管理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る出入管理装置は、認証用可搬媒体に記憶された固有番号と、認証用可搬媒体の所有者に付与された個人番号と、通行可能な通行場所を特定する通行条件とを関連づけた個人情報テーブルを記憶する個人情報データベースと、個人情報テーブルの更新管理を行う更新設定端末と、所定の通行場所ごとに設置され、認証用可搬媒体から固有番号を読み取る固有番号読み取り部と、固有番号読み取り部で読み取られた固有番号に基づく認証処理において、読み取られた固有番号が個人情報データベースに記憶された個人情報テーブルに含まれている固有番号と一致し、かつ、読み取られた固有番号が通行条件を満たす場合には、固有番号読み取り部に対応して設置された電気錠を解錠して出入可能とする端末コントローラとを備えた出入管理装置において、更新設定端末は、個人番号と更新回数との組合せからなる番号を固有番号として設定して個人情報テーブルを管理し、端末コントローラは、固有番号読み取り部で読み取られた固有番号が個人情報テーブルに含まれている固有番号と不一致の場合には、読み取られた固有番号に含まれている更新回数を+1インクリメントした新たな固有番号を用いて認証処理を行うものである。
本発明によれば、認証用可搬媒体の所有者に割り当てられた個人番号と、更新回数との組合せからなる番号を固有番号として管理することにより、認証用可搬媒体に記憶された固有番号が更新前のものか更新後のものかにかかわらず、更新後の固有番号に基づいた認証処理を行うことができる出入管理装置を得ることができる。
以下、本発明の出入管理装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
本発明の出入管理装置は、認証処理に用いられる固有番号を、認証用可搬媒体の所有者に割り当てられた個人番号と、認証用可搬媒体の更新回数との組合せで構成することにより、認証処理のために記憶しておく必要のあるデータ量を削減した上で、更新前後の出入管理を確実にスムーズに行うことのできる出入管理装置を実現するものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における出入管理装置の構成図である。1台の更新設定端末10と、出入管理を行うための所定の通行場所ごとに設置された複数の端末コントローラ20a、20bとが、ネットワーク30を介して互いに接続されている。
また、更新設定端末10は、認証用可搬媒体に記憶された固有番号と、認証用可搬媒体の所有者に付与された個人番号と、通行可能な通行場所を特定する通行条件とを関連づけた個人情報テーブルを記憶する個人情報データベース11を有している。一方、各端末コントローラ20a、20bは、後述する解錠情報テーブルを記憶する解錠情報記憶部21a、21bをそれぞれ有している。さらに、各端末コントローラ20a、20bは、カードリーダ22a、22b、および電気錠23a、23bがそれぞれ接続されている。
図1においては、説明を簡略化するために、複数の端末コントローラの一例として、2台の端末コントローラ20a、20bを用いた出入管理装置を例示している。さらに、図1においては、認証用可搬媒体をICカードと仮定し、ICカードに記憶されている固有番号を読み取るための固有番号読み取り部がカードリーダ22a、22bに相当する。以下の説明においては、この図1の構成に基づいて行うこととする。
更新設定端末10は、個人情報データベース11に記憶されている個人情報テーブルを更新管理する。図2および図3は、本発明の実施の形態1における個人情報テーブルのデータ構成を示した図である。図2に示すように、個人情報テーブルは、個人番号、所属、氏名、更新回数、通行条件、カード番号(固有番号)、有効期限条件の各データを含んでいる。
ここで、個人番号とは、認証用可搬媒体であるICカードの所有者ごとに1対1で割り付けられている番号であり、個人を特定するための情報のことである。また、固有番号に相当するカード番号とは、認証処理を行うためにICカード内に記憶される番号のことであり、カードを特定するための情報である。さらに、更新回数とは、セキュリティ性を向上するために、一定期間(例えば、3年)ごとにICカードに記憶されている固有番号を更新した回数を示すものである。
また、通行条件とは、個人番号に応じて通行可能な条件を特定するためのものである。例えば、通行条件=0001は、平日、休日のすべての時間帯に通行可能な場合を示し、通行条件=0002は、平日の就業時間帯のみ通行可能な場合を示すなどが考えられる。また、有効期限条件とは、更新前の固有番号による認証処理を可能とする有効期間を定めたものであり、詳細は後述する。
ここで、本発明における出入管理装置は、個人番号と更新回数との組合せにより認証処理に用いられる固有番号を構成し、個人情報データベース11および解錠情報記憶部21a、21bには、固有番号として、更新後のものだけが記憶されている点を特徴としている。より具体的には、図2あるいは図3においては、8桁からなる個人番号と、2桁からなる更新回数とを組合せた10桁の固有番号を認証処理に用いており、この更新後の最新の固有番号のみが記憶されている。
また、個人情報テーブルに含まれている氏名は、各端末コントローラが設置されているどの通行場所を誰が通行したかを確認するために、個人番号やカード番号と関連付けて記億されている。また、図2あるいは図3に示したように、必要に応じて、個人の所属についても関連付けると便利である。
このような個人情報テーブルを管理している更新設定端末10は、さらに、それぞれの端末コントローラ20a、20bの認証処理に必要な解錠情報テーブルを個人情報テーブルに基づいて生成する。より具体的には、更新設定端末10は、認証処理に必要なカード番号(固有番号)、通行条件、有効期限条件を含むデータを解錠情報テーブルとして生成し、それぞれの端末コントローラ20a、20bにネットワーク30を介して送信する。
通常、個人は、1枚のカードを認証用可搬媒体として所持し、通行可能な扉(通行場所)が限定されている。そこで、端末コントローラ20a、20bは、更新設定端末10から解錠情報テーブルを受信して解錠情報記憶部21a、21bに記憶させ、カードリーダ22a、22bからのカード番号の読み取り結果と、解錠情報テーブルとの比較に基づいて、扉の開閉のために設けられた電気錠23a、23bの解錠制御を行う。
より具体的には、次のような一連の認証処理、解錠制御が行われる。まず始めに、利用者は、カードリーダ22a、22bを使用して扉を通行する場合に、カードリーダ22a、22bにカードをかざす。そして、カードリーダ22a、22bは、当該カードのカード番号を読み取る。
次に、端末コントローラ20a、20bは、カードリーダ22a、22bで読み取られたカード番号が、解錠情報記憶部21a、21bに記憶された解錠情報テーブルに含まれているカード番号と一致し、かつ、その一致したカード番号に対応する通行条件を満たす場合には、電気錠23a、23bに対して解錠制御を行い、扉を開ける。
ここで、防犯性を高めるために、一定期間(例えば、3年)ごとにカードに記憶されているカード番号を更新することがある。その場合、新規カードを発行した際に、更新回数が+1インクリメントされる。ここで、先の説明で用いた図2の個人情報テーブルは、更新前のものであり、更新回数が01と設定されている場合を示している。また、先の説明で用いた図3の個人情報テーブルは、更新後のものであり、更新回数が02と設定されている場合を示している。
図3の更新後の個人情報テーブルが示すように、更新回数が+1インクリメントされることに伴って、更新後のカード番号は、個人を特定するための個人番号と、+1インクリメントされた更新回数とを組合せた形で構成される。そして、更新回数は、カードが更新されるごとに+1インクリメントされる。個人情報テーブルの更新の一方で、更新後の新たなカードには、更新回数に伴って更新された新たなカード番号が記憶される。
カードの更新は、通常、全社員一斉に実施されるが、カードを各個人に配るタイミングは、所属ごとにまちまちであったりする。例えば、会社に来る前は、更新前のカードを所持し、会社にてカードを交換し、帰る際には更新後のカードを使う場合などが想定される。
従って、カードの交換タイミングにより、更新前後のカード番号を個人情報テーブルに含まれるカード番号に割り付け直さなければならないが、これは実運用上困難である。
そこで、本発明による出入管理装置は、個人情報テーブルに含まれる有効期限条件を用いて、カードの世代を管理する機能を備えている。例えば、システム上は、カード更新が行われ、1世代後(すなわち、更新後)のカードが有効となっている場合においても、例えば、期間を限定し、1世代前(すなわち、更新前)のカードも使用可能とする期間を有効期限条件として設定すれば、カード更新前後の2種類のカードで通行が可能となる。
さらに、カード番号は、個人番号と更新回数との組合せで構成されているため、出入管理装置側では、更新後の最新のカード番号のみを記憶しておくことにより、カード更新前後の2種類のカードに対する認証処理を行うことができる。
このような、カード更新前後の2種類のカードで通行管理を行う場合の認証処理について、フローチャートに基づいて説明する。図4は、本発明の実施の形態1における出入管理装置の認証処理のフローチャートである。まず始めに、通行人は、通行しようとする扉付近に設置されたカードリーダ22a、22bにカードをかざす。カードリーダ22a、22bは、カード内のカード番号を読み取る(ステップS401)。さらに、端末コントローラ20a、20bは、該当するカード番号が解錠情報記憶部21a、21bの解錠情報テーブル内に記憶されているかどうかを検索する(ステップS402)。
端末コントローラ20a、20bは、解錠情報記憶部21a、21bに記憶された解錠情報テーブルに含まれているカード番号の中に、読み取ったカード番号があるかを検索し(ステップS403)、検索した結果、該当カード番号があった場合には、さらに、その通行条件を調べる(ステップS404)。そして、端末コントローラ20a、20bは、解錠情報テーブルに含まれる、読み取ったカード番号に対応する通行条件から通行可能であるか否かを判断し(ステップS405)、通行可能であれば、電気錠23a、23bを解錠し扉を開ける(ステップS406)。
一方、先のステップS405で通行不可と判断した場合には、端末コントローラ20a、20bは、電気錠23a、23bを解錠せず、扉は施錠されたままとして、一連の処理を終了する。
また、先のステップS403で、解錠情報テーブルに含まれているカード番号の中に、読み取ったカード番号があるかを検索し、検索した結果、該当カード番号が無かった場合には、端末コントローラ20a、20bは、読み取ったカード番号の1世代後のカード番号(更新回数を+1インクリメントする)が、解錠情報テーブルに含まれているカード番号の中にあるかを検索する(ステップS407)。
すなわち、この認証処理は、解錠情報テーブルに含まれているカード番号は、すでに更新後のものであるが、読み取ったカード番号は、1世代前の更新前のものであった場合に相当する。検索した結果、1世代後のカード番号が存在すれば(ステップS408)、その有効期限条件を満足するかどうかを検証する(ステップS409)。
有効期限条件は、例えば、カード更新実施日から1ヶ月間有効とするなど、所定の期間を有効と決めておいてもよいし、任意日まで有効などと設定してもよい。この有効期限条件を満足すれば、端末コントローラ20a、20bは、さらに、通行条件を調べ(ステップS404)、通行可能であれば(ステップS405)、電気錠23a、23bを解錠する(ステップS406)。
一方、ステップS405で通行不可と判断した場合には、端末コントローラ20a、20bは、電気錠23a、23bを解錠せず、扉は施鍵されたままとして、一連の処理を終了する。
また、ステップS408において、1世代後のカード番号が存在しない場合、あるいは、ステップS409において、有効期限条件を満足しない場合にも、端末コントローラ20a、20bは、電気錠23a、23bを解錠せず、扉は施鍵されたままとして、一連の処理を終了する。
以上のように、実施の形態1によれば、認証処理に用いるカード番号を個人番号と更新回数との組合せとして管理することにより、個人情報テーブルおよび解錠情報テーブルに含まれるカード番号は、更新後の最新のデータのみを記憶しておけばよい。さらに、1世代前に相当する更新前のカード番号が読み取られた場合には、所定の有効期限内に限って、カード番号に含まれる更新回数を+1インクリメントした新たなカード番号を用いて認証処理を行うことができる。
1世代後の固有番号は、更新回数を+1インクリメントするだけで構成されており、出入管理装置で記憶しておくべきデータ量を抑えることができる。さらに、最新の固有番号を記憶しておくだけで、更新前後の認証処理を容易に行うことができるため、認証用可搬媒体の更新作業は、事前に対象者全員の分を行っておくことができ、余裕を持った更新作業が可能となる。
なお、本発明における出入管理装置は、図1に示した構成に限定されるものではない。本発明の特徴は、固有番号を個人番号と更新回数との組合せで構成することにある。従って、端末コントローラ20a、20bは、解錠情報記憶部21a、21bを有さずに、直接個人情報ベータベース11内の個人情報テーブルを参照することによっても、認証処理を行うことが可能である。
さらに、必ずしもネットワーク構成をとる必要はなく、固有番号読み取り部で読み取った固有番号と、あらかじめテーブル化されたデータ内の固有番号との比較に基づく認証処理が行えればよい。
また、図4のフローチャートには記載されていないが、カード交換が行われ、更新後のカードを使って認証OKとなった場合には、有効期限条件をクリアして、無効データを設定してもよい。設定する無効データとしては、例えば、現在時刻あるいは過去の時刻が考えられる。これにより、更新後のカードを一度使用した後は、更新前のカードを使用しても、有効期限条件を満足することができずに通行することができないため、防犯性がよくなり、セキュリティ性の向上を図ることができる。
さらに、例えば、端末コントローラ20aで有効期限条件をクリアした場合には、ネットワーク30を介して他の端末コントローラ20bに無効データによる更新情報を送信することにより、端末コントローラ20aによって更新後のカードを用いた認証処理がすでに行われたことを、他の端末コントローラ20bに通知することができる。
そして、この通知を受けた端末コントローラ20bは、同じカード番号の有効期限条件をクリアすることができる。これにより、ネットワーク30で接続されたすべての端末コントローラにおいて、更新前のカードによる通行を防止することができ、システム全体としてのセキュリティ性の向上を図ることができる。
また、すでにカード更新時期が過ぎており、個人情報データベース11内の個人情報テーブルは、更新後のデータにすでに切り替わっているが、新カード配布前であるために、所有者が更新前カードしか持っていない場合には、次のような対応を取ることもできる。この場合の対応として、カードリーダ22a、22bは、更新前のカード番号を有するICカードから更新前のカード番号を読み取ることを事前に通知するための事前通知ボタンを備えておく。
そして、この事前通知ボタンを押しながらカード認証した場合には、端末コントローラ20a、20bは、読み込んだカードの1世代後のカード番号を用いた認証処理を優先して行う。このような優先処理を施すことにより、最初から1世代後のカード番号で検索することができ、認証処理が早くなり、操作性の改善を図ることができる。
また、例えば、すでに個人情報テーブルは更新されているが、更新カードの配布が遅れたために更新前カードの方がまだ多く出回っている場合などの一定の期間に対しては、次のような対応を取ることもできる。この場合の対応として、更新設定端末10は、個人情報テーブルを更新する際に、更新前の固有番号の読み取り結果に基づく更新後の固有番号による認証処理を優先して行うための期間を定めた優先処理期限条件を設定して、個人情報テーブルに含めて管理する。
さらに、更新設定端末10は、この優先処理期限条件をさらに解錠情報テーブルに付加して、すべての端末コントローラ20a、20bに対して送信する。それぞれの端末コントローラ20a、20bは、優先処理期限条件を満たす間は、読み込んだカード番号の1世代後のカード番号を用いた認証処理を優先して行う。このような優先処理を施すことにより、事前通知ボタンのような特別なボタンを用いなくても、最初から1世代後のカード番号で検索することができ、認証処理が早くなり、操作性の改善を図ることができる。
また、このような優先処理期限条件を加味して、読み込んだカード番号の1世代後のカード番号を用いた認証処理を優先して行った際に、カード番号の不一致が発生した場合には、読み込んだカード番号がすでに更新後のカード番号であることが考えられる。従って、この場合には、優先して行った認証処理の後に、読み込んだカード番号をそのまま用いた認証処理を行うことにより、更新後のカードの所有者に対しても、適切な出入管理を実現することができる。
本発明の実施の形態1における出入管理装置の構成図である。 本発明の実施の形態1における個人情報テーブルのデータ構成を示した図である。 本発明の実施の形態1における個人情報テーブルのデータ構成を示した図である。 本発明の実施の形態1における出入管理装置の認証処理のフローチャートである。
符号の説明
10 更新設定端末、11 個人情報データベース、20a、20b 端末コントローラ、21a、21b 解錠情報記憶部、22a、22b カードリーダ(固有番号読み取り部)、23a、23b 電気錠、30 ネットワーク。

Claims (7)

  1. 認証用可搬媒体に記憶された固有番号と、前記認証用可搬媒体の所有者に付与された個人番号と、前記固有番号に対応して通行可能な条件を特定する通行条件とを関連づけた個人情報テーブルを記憶する個人情報データベースと、
    前記個人情報テーブルの更新管理を行う更新設定端末と、
    所定の通行場所ごとに設置され、認証用可搬媒体から固有番号を読み取る固有番号読み取り部と、
    前記固有番号読み取り部で読み取られた固有番号に基づく認証処理において、読み取られた前記固有番号が前記個人情報データベースに記憶された前記個人情報テーブルに含まれている固有番号と一致し、かつ、読み取られた前記固有番号が通行条件を満たす場合には、前記固有番号読み取り部に対応して設置された電気錠を解錠して出入可能とする端末コントローラと
    を備えた出入管理装置において、
    前記更新設定端末は、個人番号と更新回数との組合せからなる番号を固有番号として設定して前記個人情報テーブルを管理し、
    前記端末コントローラは、前記固有番号読み取り部で読み取られた固有番号が前記個人情報テーブルに含まれている固有番号と不一致の場合には、読み取られた固有番号に含まれている更新回数を+1インクリメントした新たな固有番号を用いて認証処理を行う
    ことを特徴とする出入管理装置。
  2. 請求項1に記載の出入管理装置において、
    前記固有番号読み取り部は、更新前の固有番号を有する認証用可搬媒体から前記更新前の固有番号を読み取ることを事前に通知するための事前通知ボタンをさらに備え、
    前記端末コントローラは、前記事前通知ボタンが押された状態において前記固有番号読み取り部で固有番号が読み取られた場合には、前記読み取られた固有番号に含まれている更新回数を+1インクリメントした新たな固有番号を用いて認証処理を行う
    ことを特徴とする出入管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の出入管理装置において、
    前記更新設定端末は、更新前の固有番号の読み取り結果に基づく更新後の固有番号による認証処理を優先して行うための期間を定めた優先処理期限条件を設定して前記個人情報テーブルに含めて管理し、
    前記端末コントローラは、前記優先処理期限条件を満たす状態において前記固有番号読み取り部で固有番号が読み取られた場合には、前記読み取られた固有番号に含まれている更新回数を+1インクリメントした新たな固有番号を用いた認証処理を優先して行い、前記新たな固有番号が前記個人情報テーブルに含まれている更新後の固有番号と不一致の場合には、前記固有番号読み取り部で読み取られた固有番号を用いて認証処理を行う
    ことを特徴とする出入管理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の出入管理装置において、
    前記更新端末は、ネットワークを介して複数の端末コントローラと接続され、通行条件および固有番号を含む解錠情報テーブルを生成して前記複数の端末コントローラのそれぞれに前記ネットワークを介して送信し、
    前記複数の端末コントローラのそれぞれは、解錠情報テーブルを記憶する解錠情報記憶部を有し、前記ネットワークを介して受信した前記解錠情報テーブルを前記解錠情報記憶部に記憶させ、前記固有番号読み取り部で読み取られた固有番号に基づく認証処理において、読み取られた前記固有番号が前記解錠情報記憶部に記憶された前記解錠情報テーブルに含まれている固有番号と一致し、かつ、読み取られた前記固有番号が前記解錠情報テーブルに含まれている通行条件を満たす場合には、前記固有番号読み取り部に対応して設置された電気錠を解錠して出入可能とし、読み取られた前記固有番号が前記解錠情報記憶部に記憶された前記解錠情報テーブルに含まれている固有番号と不一致の場合には、読み取られた固有番号に含まれている更新回数を+1インクリメントした新たな固有番号を用いて認証処理を行う
    ことを特徴とする出入管理装置。
  5. 請求項4に記載の出入管理装置において、
    前記更新端末は、更新前の固有番号による認証処理を可能とする有効期間を定めた有効期限条件をさらに含む解錠情報テーブルを生成して前記複数の端末コントローラのそれぞれに前記ネットワークを介して送信し、
    前記複数の端末コントローラのそれぞれは、読み取られた前記固有番号が前記解錠情報記憶部に記憶された前記解錠情報テーブルに含まれている固有番号と不一致の際に、前記解錠情報テーブルに含まれている前記有効期限条件を満たす場合には、読み取られた固有番号に含まれている更新回数を+1インクリメントした新たな固有番号を用いて認証処理を行い、前記解錠情報テーブルに含まれている前記有効期限条件を満たさない場合には、新たな固有番号を用いた認証処理を行わない
    ことを特徴とする出入管理装置。
  6. 請求項5に記載の出入管理装置において、
    前記複数の端末コントローラのそれぞれは、読み取られた前記固有番号が前記解錠情報記憶部に記憶された前記解錠情報テーブルに含まれている固有番号と一致した場合には、前記解錠情報テーブルに含まれている前記有効期限条件を無効とする無効データで更新し、前記無効データによる更新後の認証処理において、前記固有番号読み取り部で読み取られた前記固有番号が前記解錠情報記憶部に記憶された前記解錠情報テーブルに含まれている固有番号と不一致の際に、読み取られた前記固有番号に対応する有効期限条件として無効データが設定されている場合には、新たな固有番号を用いた認証処理を行わない
    ことを特徴とする出入管理装置。
  7. 請求項6に記載の出入管理装置において、
    前記複数の端末コントローラのそれぞれは、前記解錠情報テーブルに含まれている前記有効期限条件を無効データで更新した場合には、前記無効データによる更新情報を他の端末コントローラに対して前記ネットワークを介して送信し、
    前記更新情報を受信した前記他の端末コントローラは、前記更新情報に応じて解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報テーブルに含まれている有効期限条件を更新し、固有番号読み取り部で読み取られた固有番号が前記解錠情報記憶部に記憶された前記解錠情報テーブルに含まれている固有番号と不一致の際に、読み取られた前記固有番号に対応する有効期限条件として無効データが設定されている場合には、新たな固有番号を用いた認証処理を行わない
    ことを特徴とする出入管理装置。
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