JP2007192690A - 停電検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】交流電源の停電及び停電からの復帰を安定して検出することができる停電検出回路を提供する。
【解決手段】交流電源で駆動する種々の電子機器に設けられる停電検出回路において、交流電源10にフォトカプラ17を接続し、前記フォトカプラ17の出力側には積分回路18を接続すると共に、前記積分回路18にリセットIC22とシュミットトリガIC24を並行に接続し、前記リセットIC22の出力を前記シュミットトリガIC24の出力でプルアップすることにより、停電検出電圧と復帰検出電圧の差を小さくして停電検出電圧と復帰検出電圧を安定して検出できるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】交流電源で駆動する種々の電子機器に設けられる停電検出回路において、交流電源10にフォトカプラ17を接続し、前記フォトカプラ17の出力側には積分回路18を接続すると共に、前記積分回路18にリセットIC22とシュミットトリガIC24を並行に接続し、前記リセットIC22の出力を前記シュミットトリガIC24の出力でプルアップすることにより、停電検出電圧と復帰検出電圧の差を小さくして停電検出電圧と復帰検出電圧を安定して検出できるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、交流電源の停電を検出する停電検出回路に関する。
交流電源で駆動する種々の電子機器、例えばコンピュータや通信機等においては、交流電源の停電(所定電圧以下への電圧低下)を検出する停電検出回路を備えている。
従来、停電検出回路として、交流電源にフォトカプラを接続し、フォトカプラの出力側に積分回路とロジックICを設け、積分回路の出力電圧がロジックICのスレッショルド電圧レベルより高いときに入力交流電源が正常であると判断し、積分回路の出力電圧がロジックICのスレッショルド電圧レベル以下になったときに停電(電源断または電圧低下)と判定するものがある。
しかし、前記ロジックICを設けた停電検出回路においては、ロジックICの出力信号が不安定であるという問題がある。
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、交流電源の停電及び停電からの復帰を安定して検出することができる停電検出回路の提供を目的とする。
本発明は、交流電源の停電を検出する回路において、交流電源にフォトカプラを接続し、前記フォトカプラの出力側には積分回路を接続すると共に、前記積分回路にリセットICとシュミットトリガICを並行に接続し、前記リセットICの出力を前記シュミットトリガICの出力でプルアップすることを特徴とする。
本発明とは異なり、図3に示すように、シュミットトリガICを設けることなくプルアップ用抵抗65をリセットIC62の出力側に接続すると、次の理由により、電源停電状態から復帰した際の復帰検出電圧と電源正常供給状態から停電した際の停電検出電圧とが異なり、電子機器の安定した作動が得難くなる問題がある。すなわち、電源復帰を検出する場合には、電源復帰までVoutがLowとなっているため、プルアップ用抵抗65にも電流が流れて積分回路58のコンデンサ60が充電され難くなり、その結果、交流電源の電圧が高くならないとVDDが上昇せず、復帰検出電圧が高いものとなる。一方、停電を検出する場合には、電源正常供給状態から停電するまでVoutがHighとなっているため、プルアップ用抵抗65に電流が流れ難く、積分回路58のコンデンサ60が充電されやすくなり、交流電源の電圧が低くてもVDDが高い電圧を維持できることから停電検出電圧が低くなる。実測では、抵抗61が10kΩ、抵抗65が10kΩの時に復帰検出電圧と停電検出電圧の差が10〜30V程度、抵抗61が10kΩ、抵抗65が100kΩの時に10V以下であった。符号51はトランス、52は抵抗、53〜56はツェナーダイオード、57はフォトカプラ、58は積分回路、59は抵抗、60はコンデンサ、61は抵抗、62はリセットIC、63はコンデンサ、65は抵抗である。
それに対し、本発明においては、積分回路にリセットICとシュミットトリガICを並行に接続し、リセットICの出力をシュミットトリガICの出力でプルアップしている。シュミットトリガICの入力抵抗は非常に大きいため、図1及び図2に示すように、シュミットトリガIC24は一種のバッファとしての役割を果たす。したがって、積分回路18のコンデンサ20に対するプルアップ用抵抗26の影響を小さくすることができ、停電検出電圧と復帰検出電圧の差を小さくすることができる。実測では、停電検出電圧と復帰検出電圧の差は大きくても1V程度であった。
以下本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態における停電検出回路の構成を示すブロック図、図2は第2実施形態における停電検出回路の構成を示すブロック図である。
図1に示す停電検出回路1Aは、コンピュータ等の電子機器に設けられる。この停電検出回路1Aは、交流電源10に抵抗12とツェナーダイオード13〜16が接続され、さらにフォトカプラ17が接続されている。また、前記交流電源10にはトランス11が接続され、前記トランスの二次側には直流電源装置を介して負荷部が接続されている。前記抵抗12はフォトカプラ17への入力電流を制限し、一方、前記ツェナーダイオード13〜16は停電検出電圧を調整する。フォトカプラ17は、発光素子と受光素子とで構成され、交流電源と直流間の絶縁と交流電源の整流を行うものであり、ツェナーダイオードで調整された交流電源によって発光素子が点灯し、それにより受光素子が高抵抗から低抵抗となる。
フォトカプラ17の受光素子には積分回路(整流回路)18が接続されている。積分回路18の抵抗19はコンデンサ20への突入電流を制限し、コンデンサ20は交流電源整流後の平滑化を行い、また、抵抗21は交流電源停電時におけるコンデンサ20を放電させる。
積分回路18にはリセットIC22とシュミットトリガIC24が並行に接続され、さらにシュミットトリガIC24にプルアップ用抵抗26が接続されている。前記リセットIC22は、設定閾(しきい)値に対する入力VDD電圧の変化を精度良く検出することができる。前記リセットIC22の出力は、オープンドレインであり、シュミットトリガIC24の出力によりプルアップされる。符号23はコンデンサである。
この停電検出回路1Aにおいては、正常に交流電源が供給されている非停電のときは、VDD、リセットIC22の出力及びVoutがHレベルとなり、一方、交流電源が停電(電圧低下)すると、シュミットトリガIC24の出力も落ちて、VDD、リセットIC22の出力及びVoutがHからLレベルになる。前記Voutは、電子機器のMPUによって検出される。
また、出力先の回路との干渉を避けるためには、図2に示す停電検出回路1Bのように、リセットIC22の出力側に、さらにシュミットトリガIC27を接続するのが好ましい。
前記停電検出回路1A及び1Bによれば、積分回路18にリセットIC22とシュミットトリガIC24が並行に接続されていることにより、前記のように、積分回路18におけるコンデンサ20に対するプルアップ用抵抗26の影響を小さくすることができ、停電検出電圧と復帰検出電圧の差を小さくすることができる。
なお、図1及び図2の実施形態においては、積分回路18にリセットIC22と並行に接続されるシュミットトリガIC24を1つとしたが、複数のシュミットトリガICを直列に設けてもよい。さらに、図2の実施形態においては、リセットIC22の出力側に接続されるシュミットトリガIC27を1つとしたが、複数のシュミットトリガICを直列に設けてもよい。すなわち、前記実施形態で用いたシュミットトリガIC24,27は正論理バッファであるが、例えば、前記シュミットトリガIC24,27を正論理NOT素子とする場合には、正論理NOT素子を2つ直列に設ける等である。
1A,1B 停電検出回路
10 交流電源
11 トランス
12 抵抗
13,14,15,16 ツェナーダイオード
17 フォトカプラ
18 積分回路
19 抵抗
20 コンデンサ
21 抵抗
22 リセットIC
23 コンデンサ
24 シュミットトリガIC
26 抵抗
27 シュミットトリガIC
10 交流電源
11 トランス
12 抵抗
13,14,15,16 ツェナーダイオード
17 フォトカプラ
18 積分回路
19 抵抗
20 コンデンサ
21 抵抗
22 リセットIC
23 コンデンサ
24 シュミットトリガIC
26 抵抗
27 シュミットトリガIC
Claims (1)
- 交流電源の停電を検出する回路において、交流電源にフォトカプラを接続し、前記フォトカプラの出力側には積分回路を接続すると共に、前記積分回路にリセットICとシュミットトリガICを並行に接続し、前記リセットICの出力を前記シュミットトリガICの出力でプルアップすることを特徴とする停電検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006011861A JP2007192690A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 停電検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006011861A JP2007192690A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 停電検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007192690A true JP2007192690A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38448508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006011861A Pending JP2007192690A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 停電検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007192690A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010121952A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電力線搬送通信用停電検出装置および電力線搬送通信装置 |
JP2012055086A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Hitachi Maxell Energy Ltd | 充電ユニット及びそれを備えた電気機器 |
JP2014219289A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 株式会社希望電機 | 検電器 |
CN109342806A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-02-15 | 上海节卡机器人科技有限公司 | 机器人的交流断线检测装置和方法 |
-
2006
- 2006-01-20 JP JP2006011861A patent/JP2007192690A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2613425A4 (en) * | 2010-09-01 | 2013-07-31 | Hitachi Maxell | CHARGING UNIT, AND ELECTRIC APPARATUS EQUIPPED WITH SAME |
JP2014219289A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 株式会社希望電機 | 検電器 |
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