JP2007191240A - トレイの搬送コンベヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ワークを載置して搬送するトレイの変形を未然に防止することが可能なトレイの搬送コンベヤを提供する。
【解決手段】搬送コンベヤ1には、上に積まれたトレイに設けられている積み重ねた際の他のトレイとの接触部を支持する受け部材2が設けられている。接触部は他の部分に比べて強度が高く形成する。受け部材にトレイの接触部との嵌合部を設ける。受け部材を他の部分に較べてダストの発生が少ない部材で構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】搬送コンベヤ1には、上に積まれたトレイに設けられている積み重ねた際の他のトレイとの接触部を支持する受け部材2が設けられている。接触部は他の部分に比べて強度が高く形成する。受け部材にトレイの接触部との嵌合部を設ける。受け部材を他の部分に較べてダストの発生が少ない部材で構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ワークが載置されるトレイを複数積層した状態で搬送するコンベヤに関する。
出願人は、液晶用のガラス基板やEL用の基板などの大型基板や半導体ウェハーなどのワークをトレイに載せて搬送することを検討し、特許文献1に示すように、積層が容易でかつワークの出し入れも容易なトレイを提案した。また、特許文献2に示すように、トレイを積層保管すると共に、積層したトレイを1枚ずつ取り出すことができ、さらに搬送されてきたトレイを段積みすることができる段積み/段ばらし兼用の装置を提案した。
そして出願人は、トレイを効率よく搬送するために、複数のトレイを積み重ねた状態で搬送することに着目した。しかしながら、大型基板などを搬送する場合には、ワークを載置するトレイも大形となり、これらを複数積み重ねて搬送する場合、全体を支える部分(搬送するためのコンベヤと接触する部分)が変形する虞があることを知見し、本願発明に至った。
特開2005−93585号公報
特開2005−89048号公報
本願発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、積み重ねられたトレイを、変形させることなく搬送することが可能なコンベヤを提供することを課題としている。
請求項1の発明は、上に積まれたトレイを他の部分に比べて強度が高く形成された接触部によって支持するようにしたトレイを搬送するコンベヤに関する。本発明の搬送コンベヤは、トレイの接触部を支持する受け部材を所定間隔で複数設けたことを特徴とする。
本発明のコンベヤによって搬送されるトレイには、積み重ねられたときに上下に位置するトレイと接触し、上積みされたトレイを安定して支持するための充分な強度を備えた接触部が設けられている。本発明のコンベアの受け部材が、積み重ねられたトレイの一番下に位置する接触部を支持することで、支持されたトレイは、その構成要素の中の充分な強度を備えた箇所が支持されることとなり、トレイを変形させることなく安定して搬送することが可能となる。
請求項2の発明は、トレイ搬送コンベヤのトレイの受け部材に、トレイの接触部との嵌合部を設けたことを特徴とするトレイ搬送コンベヤである。
コンベヤの受け部材とトレイの接触部とが嵌合することにより、たとえ搬送中にゆれや衝撃が加わった場合でも、トレイがずれたり落下することなく、安定して搬送を行うことができる。
請求項3の発明は、受け部材を他の部分に較べてダストの発生が少ない部材で構成したことを特徴とするトレイ搬送コンベヤである。
コンベヤの受け部材をダストの発生が少ない部材で構成することにより、トレイの接触部とコンベヤの受け部材との間の接触箇所でのダストの発生を低減することが可能となり、トレイ内の搬送物のクリーン度に悪影響を及ぼすことなく搬送を行うことが可能となる。
本発明により、トレイを変形させることなく搬送することが可能なコンベヤを提供することができる。
また、本発明により、トレイを2枚以上積み重ねた状態、即ちバルク形態で安定して搬送することが可能な搬送コンベヤを提供することができる。
また、本発明により、搬送中のトレイの位置ずれが防止され、安定して確実にトレイの搬送を行うことができる搬送コンベヤを提供することができる。
更に、本発明により、トレイとコンベヤの受け部材との間の接触箇所でのダストの発生が抑制され、搬送物のクリーン度を維持することのできるトレイの搬送コンベヤを提供することができる。
以下に発明を実施するための最良の形態を列記する。
(形態1) コンベヤには、所定の間隔で受け部材が固定されている。受け部材と受け部材の間隔は、搬送するトレイの一辺に複数設けられている接触部の間隔と一致している。
(形態2) 受け部材の両端部には凸部が設けられており、この形状は、トレイの接触部の下面に設けられている凹部の形状に対応している。受け部材の凸部と、トレイの接触部の凹部を嵌め合わせることで、受け部材にトレイが位置決め固定される。
(形態3) 受け部材のトレイとの接触部には、クリーン対策材料として、耐磨耗性が高く、機械的な強度に優れているためにダストが発生しにくい樹脂であるUPE(超高分子量(高密度)ポリエチレン)又はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が使用されている。
(形態4) トレイは、略長方形の外枠の内側に、物品の載置部が設けられている。外枠には、1辺につき2箇所以上に、積み重ねたときの接触部となる樹脂ブロックが固定されている。
(形態5) トレイの接触部となる樹脂ブロックには、UPE又はPEEKが使用されている。
(形態6) 樹脂ブロックの上面には凸部が設けられており、樹脂ブロックの下面には凹部が設けられている。樹脂ブロックの凸部の形状は、コンベヤの受け部材に設けられた凸部の形状と一致している。樹脂ブロックの下面の凹部は、コンベヤの受け台の上面の凸部又は他の樹脂ブロックの上面の凸部と嵌め合わせることで、固定される。
(形態1) コンベヤには、所定の間隔で受け部材が固定されている。受け部材と受け部材の間隔は、搬送するトレイの一辺に複数設けられている接触部の間隔と一致している。
(形態2) 受け部材の両端部には凸部が設けられており、この形状は、トレイの接触部の下面に設けられている凹部の形状に対応している。受け部材の凸部と、トレイの接触部の凹部を嵌め合わせることで、受け部材にトレイが位置決め固定される。
(形態3) 受け部材のトレイとの接触部には、クリーン対策材料として、耐磨耗性が高く、機械的な強度に優れているためにダストが発生しにくい樹脂であるUPE(超高分子量(高密度)ポリエチレン)又はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が使用されている。
(形態4) トレイは、略長方形の外枠の内側に、物品の載置部が設けられている。外枠には、1辺につき2箇所以上に、積み重ねたときの接触部となる樹脂ブロックが固定されている。
(形態5) トレイの接触部となる樹脂ブロックには、UPE又はPEEKが使用されている。
(形態6) 樹脂ブロックの上面には凸部が設けられており、樹脂ブロックの下面には凹部が設けられている。樹脂ブロックの凸部の形状は、コンベヤの受け部材に設けられた凸部の形状と一致している。樹脂ブロックの下面の凹部は、コンベヤの受け台の上面の凸部又は他の樹脂ブロックの上面の凸部と嵌め合わせることで、固定される。
以下、本発明を適用したトレイの搬送コンベア(以下、コンベヤとも言う)の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明によるトレイの搬送コンベヤ1の一実施例の構成を示す斜視図である。
本実施例におけるコンベヤ1は、平行して設置された2本のレール12に沿って、チェーン又はベルトなどの帯状搬送手段14が走行可能に設置されている。このチェーン又はベルト14上には、所定の間隔で複数の受け部材2が固定されている。
本実施例における受け部材2は、略直方体の台座部4の両端に、トレイの接触部と接触し、トレイを支持するための2個の支持部6が設けられている。2個の支持部6の高さは同一となっており、トレイ10を均等に支持することができる。
支持部6は、耐磨耗性が高く、機械的な強度に優れたUPE又はPEEKで形成されている。これらの樹脂を利用した受け部材2は他の部材と接触した場合でもダストが発生しにくいため、クリーンルームで使用した場合に、クリーンルームを汚染する恐れがない。
受け部材2は、各部材の接続箇所を減らしてよりダストが貯まりにくい構造とするために、台座部4と支持部6を一体で成形することができる。一方、搬送するトレイの大きさが屡々変更されるコンベヤ1においては、台座部4と支持部6を別々に成形し、支持部6と支持部6との間の間隔を調整できるように組み立てることも可能である。
図2に、受け部材2の支持部6の拡大図を示す。受け部材2の支持部6の上面には、凸部8が設けられている。本実施例における凸部8は、円錐台形状に成形されている。
本実施例の搬送コンベヤ1によって搬送されるトレイ10を、図3に示す。本実施例におけるトレイ10の形状は、略長方形である。2本の長辺部材と2本の短辺部材の各々の端部が結合されることにより、トレイ10の外枠12が形成されている。外枠12の内側に、物品の載置部14が設けられている。本実施例における載置部14は、外枠12の長辺側と平行に配置された複数の桟で形成されている。
トレイ10の外枠12には、積み重ねたときの接触部となる複数の樹脂ブロック16が固定されている。以下、樹脂ブロック16のトレイ10における配置を識別して説明を行う場合には、その配置に応じて各々の樹脂ブロック16にaからhまでの英字を付与して説明する。又、全ての樹脂ブロックに共通の構成を説明する場合には、単に樹脂ブロック16と総称する。本実施例のトレイ10に固定される樹脂ブロック16は、すべて同一の形状を備えている。
外枠12の対向する長辺部材には、各辺に2個ずつ計4個の樹脂ブロック16a,16b,16c,16dが固定されている。樹脂ブロック16a,16b,16c,16dは、いずれも外枠の端部から所定の距離の位置に固定されており、樹脂ブロック16aは樹脂ブロック16cと対向し、樹脂ブロック16bは樹脂ブロック16dと対向している。
同様に、外枠12の対向する短辺部材には、各辺に2個ずつ計4個の樹脂ブロック16e,16f,16g,16hが固定されている。樹脂ブロック16e,16f,16g,16hは、いずれも外枠の端部から所定の距離の位置に固定されており、樹脂ブロック16eは樹脂ブロック16gと対向し、樹脂ブロック16fは樹脂ブロック16hと対向している。
図4に、本実施例の樹脂ブロック16の斜視図を示す。樹脂ブロック16は、略直方体の本体部18の上面に凸部19が設けられており、樹脂ブロック16の下面には凹部20が設けられている。本体部18の左右には外枠12への固定部17が設けられている。樹脂ブロック16は固定部17に設けられた固定孔によって、外枠12にねじ又はリベットを用いて固定される。
樹脂ブロック16は、受け部材2と同様に、UPE又はPEEKで形成されていることが好ましい。樹脂ブロック16は、樹脂ブロック同士が接触したり、受け部材2と接触した場合でも摩耗せず、ダストを発生することがないために、クリーンルーム内で搬送を行った場合でも、搬送している物品を汚染しない。
樹脂ブロック16の本体部18の高さは、トレイ10の載置部14の高さと、搬送する物品の板厚と、搬送する物品を傷つけることなくトレイ10の積み重ねと積み降しを行うために必要なクリアランス量を積算した高さとなっている。
トレイ10を積み重ねると、上側となったトレイ10の樹脂ブロック16の本体部18の下面と、下側となったトレイ10の樹脂ブロック16の本体部18の上面が互いに接触して、上側のトレイの重量を支持する。樹脂ブロック16の本体部18が充分な高さを備えていることで、トレイ10の外枠12及び載置部14は、上下に積まれたトレイ10と接触しない。
樹脂ブロック16の上面の凸部19は、円錐台形状をしており、その形状と大きさは、受け部材2の凸部の形状及び大きさと一致している。また、樹脂ブロック16の凹部の形状及び大きさは、受け部材2の凸部8、及び樹脂ブロック16の凸部19の形状及び大きさと一致している。
受け部材2の凸部8、樹脂ブロック16の凸部9、及び樹脂ブロック16の凹部20の形状と大きさが一致していることにより、樹脂ブロック16の凹部20は、コンベヤ1の受け部材2の凸部8又は他の樹脂ブロック16の凸部19と嵌め合わせることができる。
トレイ10の樹脂ブロック16の凹部20が嵌め合わされている、コンベヤ1の受け部材2の支持部6の拡大図を図5に示す。受け部材2の支持部6の上面の面積は、樹脂ブロック16の本体部18の下面の面積以上の広さを有しており、樹脂ブロック16の本体部18の下面と確実に接触し、安定して支持することができる。支持部6の上面の凸部8は、樹脂ブロック16の凹部20と嵌合している。
図6に示すように、受け部材2の両端に設けられている2個の支持部6の凸部8の間隔を、搬送するトレイ10の対向する短辺の樹脂ブロック16の凹部20の間隔、即ち樹脂ブロック16eと16gの凹部20の間隔に一致させた受け部材2を2組使用して、トレイ1の搬送を行うことができる。
このとき、コンベア1に固定する受け部材2と受け部材2の間隔を、樹脂ブロック16eと16fの間隔に一致させることにより、トレイ10の対向する短辺に配置されている全ての樹脂ブロック16e,16f,16g,16hの下面の凹部20を、同時に受け部材2の支持部6の上面の凸部8に嵌め合わせることができる。
樹脂ブロック16e,16f,16g,16hは、2組の受け部材2の支持部6によって均等に支持されている。樹脂ブロック16e,16f,16g,16hが支持部6の凸部8と全て嵌合していることにより、トレイ10は、受け部材2に対して横ズレを起こしたり、落ちたりすることなく、安定して搬送される。
ここで、受け部材2の両端に設けられている2個の支持部6の凸部8の間隔を、搬送するトレイ1の対向する長辺の樹脂ブロック16の凹部20の間隔、即ち樹脂ブロック16aと16cの凹部20の間隔に一致させ、且つコンベア1に固定する受け部材2と受け部材2の間隔を、樹脂ブロック16aと16bの間隔に一致させることにより、トレイ10の対向する長辺に配置されている全ての樹脂ブロック16a,16b,16c,16dの下面の凹部20を、受け部材2の支持部6の上面の凸部8に嵌め合わせて、搬送を行うことができる。
このように、トレイ10の外枠12を形成する4辺のうち、対向する2辺に設けられた4個の樹脂ブロック16の凹部を受け部材2の凸部8に嵌め合わせることにより、トレイ10を安定して搬送することができる。トレイ10なかで、支持するために充分な強度を備えた樹脂ブロック16を支持し、外枠12及び載置部14を支持しないことにより、トレイ10の変形が未然に防止されている。
受け部材2が支持する樹脂ブロック16を、長辺側に設けられたものとするか、短辺側に設けられたものとするかは、搬送する工程における取り出し易さ等を考慮して決定することができる。対向する2辺に設けられた樹脂ブロック16を均等に全て支持した場合には、トレイ10を変形させることなく物品を搬送することができる。
コンベヤ1の受け部材2が、トレイ10の外枠12を形成する4辺の内の対向する2辺に設けられた樹脂ブロック16を支持して搬送することにより、搬送中にトレイ10を持ち上げたり、回転させる動作を非常に容易に行うことができる。即ち、移載機のチャック等は、コンベヤ1による搬送中のトレイ10の支持されていない2辺の樹脂ブロック16を保持することが容易であり、持ち上げや回転を迅速に行うことができる。
更に、本実施例におけるコンベヤ1は、図7に示すように、特に受け部材2の構成の追加や改造を行うことなく、複数枚積み重ねたトレイ10を、搬送することができる。
積み重ねられたトレイ10は樹脂ブロック16でのみ接触しており、その重量は樹脂ブロック16で支持されている。コンベヤ1の受け部材2は、この樹脂ブロック16のうち、外枠の対向する2辺に固定されている全ての樹脂ブロック16を支持する。このとき、受け部材2は、トレイ10の外枠12及び載置部14と接触しない。
受け部材2が、積み重ねられたトレイ10の外枠12及び載置部14と接触しないために、トレイ10には、搬送中も上側の他のトレイ10の重量がかからない。このため、トレイ10の外枠12及び載置部14は、搬送中に変形を起こす恐れが未然に防止されている。
積み重ねた状態のトレイ10を搬送する際に、受け部材2の全ての凸部8には、積み重ねられて一番下となっているトレイの樹脂ブロック16の凹部20が嵌め合わされている。又、上積みされているトレイ10の樹脂ブロック16の全ての凹部20が、下側のトレイ10の凸部と嵌め合わされている。
このような凹部と凸部の嵌合によって、トレイ10は、位置決めされて正確に積み重ねられた状態で搬送される。搬送中に、多少の衝撃が加わった場合でも、積み重ねたトレイ10がずれたり落ちたりする恐れがなく、トレイ10は安定して搬送される。
以上述べてきたように、本実施例のトレイ10の搬送コンベヤ1は、トレイ10に設けられている積み重ねた際の上下のトレイ10との接触部である樹脂ブロック16を支持する受け部材2を備えており、受け部材2の支持部6が、この樹脂ブロック16のうち、外枠の対向する2辺に固定されている全ての樹脂ブロック16を支持する。
搬送されるトレイ10は、充分な強度を備えた接触部が支持されることで、トレイ10の変形が未然に防止されて、安定して搬送される。また、複数のトレイ10を積み重ねた状態でも、トレイ10の外枠12や載置部14を変形させることなく確実に搬送することが可能となる。
また、コンベヤ1の受け部材2に凸部8が設けられており、搬送時にはトレイ10の樹脂ブロック16の下面に設けられた凹部20と嵌合することにより、たとえ搬送中にゆれや衝撃が加わった場合でも、トレイ10がずれたり落下することなく、安定して搬送を行うことができる。
更に、受け部材2及び樹脂ブロック16は、耐磨耗性が高く、機械的な強度に優れた樹脂で形成されているために、積み重ね、積み下ろし、若しくは搬送中にダストを発生せず、載置してある薄板状の物品を汚染しない。
尚、本実施例に於いては、トレイ1枚を搬送するために、支持部6が2箇所に設けられた受け部材を2組所定の間隔に配置してトレイ10の接触部を支持する搬送コンベヤ1を例示したが、支持部6を4箇所に設けた受け部材を1台適用することも可能である。
支持部が4箇所に設けられた受け部材として、以下のような形態の受け部材が適用可能である。即ち、台座部が大型の四辺形の平板若しくは枠体で形成されており、トレイ10の樹脂ブロック16の配置に略対応する台座部の上面位置に支持部が4箇所設けられている受け部材2が適用可能である。また他の形態として、実施例の2組の受け部材2が、補助部材で所定の間隔に予め固定されている受け部材を適用することが可能である。
以上、実施例において本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、実施例に於いては、略長方形の外枠部の各辺に、各々2個の接触部を備えたトレイ10を搬送する例について詳細に記載したが、外枠の形状が長方形以外の形状であったり、又搬送する物品の重量や大きさに対応して、外枠部の一辺に固定する樹脂ブロック16の数が3個以上に増やされている場合であっても、支持部の配置と間隔を適宜設定することにより、本発明の搬送コンベヤによる搬送が可能となる。
また、受け部材におけるトレイの接触部との嵌合部の形状は、円錐台形に限定されない。嵌合部の形状は、作用効果を損なわない範囲において、変更が可能である。更に、受け部材の材質についても、トレイに接触する部分のみを耐磨耗性の高い樹脂で形成し、他の部分は金属等の異なる材質で形成することも可能である。
1: 搬送コンベヤ
2: 受け部材
4: 台座部
6: 支持部
8,19: 凸部
10: トレイ
12: 外枠部
14: 載置部
16,16a,16b,16c.16d,16e,16f,16g,16h:樹脂ブロック
17: 固定部
18: 本体部
20: 凹部
2: 受け部材
4: 台座部
6: 支持部
8,19: 凸部
10: トレイ
12: 外枠部
14: 載置部
16,16a,16b,16c.16d,16e,16f,16g,16h:樹脂ブロック
17: 固定部
18: 本体部
20: 凹部
Claims (3)
- 上に積まれたトレイを他の部分に比べて強度が高く形成された接触部によって支持するようにしたトレイを搬送するコンベヤであって、前記トレイの接触部を支持する受け部材を所定間隔で複数設けたことを特徴とするトレイの搬送コンベヤ。
- 受け部材にトレイの接触部との嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のトレイの搬送コンベヤ。
- 受け部材を他の部分に較べてダストの発生が少ない部材で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトレイの搬送コンベヤ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006008679A JP2007191240A (ja) | 2006-01-17 | 2006-01-17 | トレイの搬送コンベヤ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Citations (2)
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JP2004168484A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Murata Mach Ltd | 搬送システム |
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2006
- 2006-01-17 JP JP2006008679A patent/JP2007191240A/ja active Pending
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