JP2007186141A - 車両の走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行車両との車間距離が目標車間距離となるように自車両の車速を制御する走行制御中において、2台の車両間に割り込むときに、後続車両に急なブレーキ操作を強いることを防止し、さらには、後続車両からの追突を防止する。
【解決手段】乗員の車線変更の意志を車線変更意志検出部72によって検出し、車線変更後に先行車両Wfと後続車両Wrとなる車両を割り込み先車両推定部73によって推定する。そして、減速度予測部76が自車両Wと先行車両Wfとの車間距離Rfを目標車間距離に一致させるために必要な自車両Wの減速度を予測し、該減速度に基づいて後続車両Wrに追突される可能性が高いと追突可能性予測部77によって予測されたときには、制御制限部79が自車両Wと先行車両Wfとの車間距離Rfを所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御部71による車速の制御を制限する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置に関するものである。
従来より、自車両と先行車両との車間距離を検出すると共に、該車間距離が目標車間距離となるように車速を制御する走行制御装置が知られている。
例えば、特許文献1に開示された走行制御装置は、自車両の車速に応じて目標車間距離を決定し、先行車両との車間距離が該目標車間距離になるようにスロットルバルブを開閉したり、ブレーキ装置を作動させたりして自車両の車速を制御しながら先行車両に追従させる。
特開2002−276407号公報
しかしながら、上記走行制御装置は、先行車両については考慮しているが、後続車両については何ら考慮していない。
例えば、合流車線から本線に合流するときや隣接車線に車線変更するとき等のように、前後に並ぶ2台の車両間に割り込むような場合には、割り込み先における先行車両との関係だけでなく、後続車両との関係も考慮しなければならない。つまり、先行車両との関係だけに基づいて先行車両との車間距離が目標車間距離となるように自車両の車速を減速制御すると、後続車両にとっては前方に割り込んできた車両が急に減速することになって急なブレーキ操作を強いられることになる。さらに、自車両と後続車両との車間距離及び相対速度等によっては後続車両が自車両に追突する虞もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、先行車両との車間距離が目標車間距離となるように自車両の車速を制御する走行制御中において、2台の車両間に割り込むときに、後続車両に急なブレーキ操作を強いることを防止し、さらには、後続車両からの追突を防止することにある。
本発明は、割り込み先における後続車両との追突可能性を考慮して、先行車両との車間距離を調整するようにしたものである。
具体的には、第1の発明は、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置が対象である。
そして、乗員の車線変更の意志を検出する車線変更意志検出手段と、上記車線変更意志検出手段によって車線変更の意志が検出されたときに、車線変更後に先行車両と後続車両となる車両を推定する割り込み先車両推定手段と、上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との車間距離をそれぞれ推定する車間距離推定手段と、上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との相対速度をそれぞれ推定する相対速度推定手段と、上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された先行車両と自車両との車間距離及び相対速度に基づいて、上記先行車両と後続車両との間に割り込んだとすると自車両と先行車両との車間距離を上記目標車間距離に一致させるために必要な自車両の減速度を予測する減速度予測手段と、上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された後続車両と自車両との車間距離及び相対速度並びに上記減速度予測手段によって予測された減速度に基づいて後続車両に追突される可能性を予測する追突可能性予測手段と、上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、上記車速制御手段による車速の制御を制限する制御制限手段とをさらに備えるものとする。
上記の構成の場合、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置において、上記減速度予測手段によって割り込み先の先行車両と自車両との車間距離を目標車間距離とするために必要な減速度を予測し、上記追突可能性予測手段によって該減速度と後続車両との車間距離及び相対速度に基づいて後続車両に追突される可能性を予測し、その結果、追突可能性が高い場合には、上記制御制限手段によって車速制御手段による車速の制御を制限する。こうすることで、後続車両の存在を考慮せずに、先行車両との関係だけから車速を制御することが防止される。
このように、車線変更をして2台の車両間に割り込むときには、先行車両との関係だけでなく後続車両との関係も考慮して、その状況に応じて車速を制御して車間距離を調整するため、後続車両の乗員に急なブレーキ操作を強いることを防止し、後続車両の追突も防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、追突する可能性が高い旨を、上記制御制限手段が上記車速制御手段による車速の制御を制限するより前に、乗員に警報する警報手段をさらに備えるものとする。
上記の構成の場合、上記追突可能性予測手段によって追突の可能性が高いと予測されたときには、まず上記警報手段によって乗員にその旨が警報されるため、乗員に割り込もうとしていた2台の車両間に割り込むことをやめさせて、車間距離がもっと広い別の2台の車両間に割り込むように促すことができる。そして、上記警報手段によって警報してもなお追突の可能性が高い車両間に割り込んだ場合には、上記制御制限手段によって上記車速制御手段による車速の制御を制限する。こうすることで、まずは、後続車両に追突される可能性があるという状況になることを予防し、それでも、後続車両に追突される可能性がある状況になった場合には、車速制御手段による車速の制御を制限して後続車両との追突を防止することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、上記車速制御手段は、少なくともブレーキ手段を制御することによって車速を制御するものであって、上記制御制限手段は、上記車速制御手段による上記ブレーキ手段の制御を禁止するものとする。
上記の構成の場合、上記車速制御手段によるブレーキ手段の制御を禁止することによって、自車両が割り込み先の先行車両との関係で車速制御手段によって急に減速されることが防止される。その結果、後続車両に急ブレーキを強いることを防止し、さらには、後続車両の追突を防止することができる。このとき、乗員は手動でブレーキ装置を操作して先行車両との車間距離を調整することになる。
第4の発明は、第1又は第2の発明において、上記車速制御手段は、少なくともブレーキ手段を制御することによって車速を制御するものであって、上記制御制限手段は、上記車速制御手段が車速を制限する際に設定する減速度をより小さく変更するものとする。
上記の構成の場合、上記ブレーキ手段から発生する減速度が、上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されていないときよりも小さくなるため、自車両と割り込み先の先行車両との車間距離を調整する際に、自車両がゆっくり減速されるようになる。その結果、後続車両に急ブレーキを強いることを防止し、後続車両の追突を防止することができる。
第5の発明は、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置が対象である。
そして、乗員の車線変更の意志を検出する車線変更意志検出手段と、上記車線変更意志検出手段によって車線変更の意志が検出されたときに、車線変更後に先行車両と後続車両となる車両を推定する割り込み先車両推定手段と、上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との車間距離をそれぞれ推定する車間距離推定手段と、上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との相対速度をそれぞれ推定する相対速度推定手段と、上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された先行車両と自車両との車間距離及び相対速度に基づいて、上記先行車両と後続車両との間に割り込んだとすると自車両と先行車両との車間距離を上記目標車間距離に一致させるために必要な自車両の減速度を予測する減速度予測手段と、上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された後続車両と自車両との車間距離及び相対速度並びに上記減速度予測手段によって予測された減速度に基づいて後続車両に追突される可能性を予測する追突可能性予測手段とをさらに備え、上記車速制御手段は、上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、自車両と先行車両との車間距離と、自車両と後続車両との車間距離とが同一となるように車速を制御するものとする。
上記の構成の場合、後続車両の追突可能性が高い場合の制御が第1の発明とは異なる。すなわち、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置において、上記減速度予測手段によって割り込み先の先行車両と自車両との車間距離を目標車間距離とするために必要な減速度を予測し、上記追突可能性予測手段によって該減速度と後続車両との車間距離及び相対速度に基づいて後続車両に追突される可能性を予測し、その結果、追突可能性が高い場合には、自車両と先行車両との車間距離と、自車両と後続車両との車間距離とが同一となるように車速を制御する。つまり、自車両が先行車両に追突する可能性と、後続車両が自車両に追突する可能性との均衡をとって、2つの追突の可能性を可及的に低減させるように車速を制御する。
このように、車線変更をして2台の車両間に割り込むときには、先行車両との関係だけでなく後続車両との関係も考慮にして、その状況に応じて車速を制御して車間距離を調整するため、後続車両の乗員に急なブレーキ操作を強いることを防止し、後続車両の追突も防止することができ、さらには、自車両が先行車両と追突することも防止することができる。
第6の発明は、第5の発明において、上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、追突する可能性が高い旨を、上記車速制御手段が自車両と先行車両との車間距離と、自車両と後続車両との車間距離とが同一となるように車速を制御するよりも前に、乗員に警報する警報手段をさらに備えるものとする。
上記の構成の場合、第2の発明と同様に、上記衝突可能性予測手段によって衝突の可能性が高いと予測されたときには、上記警報手段によって乗員にその旨が警報されるため、乗員に割り込もうとしていた2台の車両間に割り込むことをやめさせて、車間距離がもっと広い別の2台の車両間に割り込むように促すことができる。そして、上記警報手段によって警報してもなお追突の可能性が高い車両間に割り込んだときには、上記制御制限手段によって上記車速制御手段による車速の制御を制限する。こうすることで、まずは、後続車両に追突される可能性があるという状況になることを予防し、それでも、後続車両に追突される可能性がある状況になった場合には、車速制御手段による車速の制御を制限して後続車両との追突を防止することができる。
本発明によれば、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置において、上記減速度予測手段によって割り込み後の自車両の減速度を予測し、上記追突可能性予測手段によって該減速度に基づいて後続車両が追突する可能性が高いか否かを予測して、後続車両との追突可能性が高い場合には車速の制御を制限することによって、割り込み時に、先行車両との関係だけでなく後続車両との関係も考慮して車間距離の調整を行うため、後続車両の乗員に急なブレーキ操作を強いることがなく、さらには後続車両との追突も防止することができる。
また、別の本発明によれば、自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置において、上記減速度予測手段によって割り込み後の自車両の減速度を予測し、上記追突可能性予測手段によって該減速度に基づいて後続車両が追突する可能性が高いか否かを予測して、後続車両との追突可能性が高い場合には先行車両と自車両との車間距離と、自車両と後続車両との車間距離とが同一となるように車速の制御を制限することによって、割り込み時に、先行車両との関係だけでなく後続車両との関係も考慮して車間距離の調整を行うため、後続車両の乗員に急なブレーキ操作を強いることがなく、さらには先行車両との追突の可能性及び後続車両との追突の可能性を可及的に低減させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に本発明の実施形態に係る走行制御装置Aを備えた車両Wの概略構成を示す。
上記車両Wは、車両Wの周囲の車両を検知するためのレーダを備えており、詳しくは、車体前端のフロントグリル(図示省略)に取り付けられ、車両Wの前方に存在する物体を検知する前方レーダ21と、サイドミラー11、11にそれぞれ取り付けられ、車両Wの左右側方に存在する物体を検知する側方レーダ22、22と、車体後端のリアスポイラー(図示省略)に取り付けられ、車両Wの後方に存在する物体を検知する後方レーダ23とを備えている。
また、車両Wの車室内前端部に設けられたインストルメントパネル12には、後述する乗員への警報を行うための警報手段としてのディスプレイ31と警報ブザー32とが設けられている。また、運転席に設けられたステアリングホイール13には、後述する走行制御において乗員が操作する操作部33が設けられている。
さらに、車両Wは、車両Wの車速を検出する車速センサ41と、車両Wのヨーレートを検出するヨーレートセンサ42と、上記ステアリングホイール13の近傍に設けられたウインカレバー14の操作に応じて左右のウインカ(図示省略)を点滅させるウインカスイッチ43と、車両Wの車速の加減速を行うためのスロットル51と、各車輪に設けられて車両Wを減速するためのブレーキ装置52、52、…とを備えている。
そして、車両Wは、車両の走行制御を行う制御ユニット6を備えている。さらに詳しくは、制御ユニット6は、車両Wの前方に先行車両が存在しないときに、所定の目標速度で定速走行させる定速制御と、前方に先行車両が存在するときに、該先行車両との車間距離が所定の目標車間距離となるように追従走行させる追従制御との2つの走行制御を行う(即ち、ACC(Adaptive Cruise Control)機能を有している)。
上記前方レーダ21、側方レーダ22、後方レーダ23は、そのレーダ軸が所定の方向(車両Wの前方、側方、後方)を向くように取り付けられていて、ミリ波を所定角度の範囲でスキャンして発信すると共に、車両Wの周囲に存在する障害物からの反射波に基づいて該障害物の位置を検出するスキャン式のミリ波レーダである。尚、ミリ波レーダに限られず、レーザレーダや超音波レーダ等のレーダを採用することもできる。
上記操作部33は、図2に示すように、上記ステアリングホイール13において中心部に対して車両左側及び右側並びに下側にある3つのスポーク部13aのうちの車両右側のスポーク部13aに設けられていて、上下左右に並ぶ4つの操作スイッチで構成されている。すなわち、操作部33の左上側には、走行制御を実行又は停止するメインスイッチ33aが設けられ、このメインスイッチ33aの右側には、走行制御をキャンセルするキャンセルスイッチ33bが設けられ、このキャンセルスイッチ33bの下側には、車両Wと先行車両との間の車間距離を設定するための目標車間距離設定スイッチ33cが設けられ、この目標車間距離設定スイッチ33cの左側でかつメインスイッチ33aの下側には、車両Wの目標速度を設定するための目標速度設定スイッチ33dが設けられている。
上記目標速度設定スイッチ33dは、乗員側に突出するレバーを上側(「RES/+」と記載されている側)又は下側(「SET/−」と記載されている側)に倒すことで操作を行うようになっている。そして、上記メインスイッチ33aにより走行制御が実行された後において、乗員が最初に目標速度設定スイッチ33dのレバーを下側に倒す操作を行うと、定速走行モード(オートクルーズモード)に設定されるとともに、該操作時に上記車速センサ41により検出された実走行速度が、車両Wの目標速度に設定される。この設定後に、目標速度設定スイッチ33dのレバーを上側に倒す操作(スイッチONの継続時間(操作継続時間)が所定時間以内である操作)を1回行うと、目標速度が所定速度だけアップする一方、下側に倒す操作(スイッチONの継続時間が所定時間以内である操作)を1回行うと、目標速度が所定速度だけダウンするようになっている。その後に再度、目標速度設定スイッチ33dのレバーを上側又は下側に倒す操作(所定時間以内の操作)を1回行うと、目標速度が所定速度だけアップ又はダウンするようになっている。すなわち、本実施形態では、目標速度設定スイッチ33dは、セットスイッチの機能と目標速度変更スイッチの機能とを兼ね備えていることになる。尚、これら両方の機能を、別々のスイッチにそれぞれ持たせるようにしてもよい。
また、上記メインスイッチ33aにより走行制御が実行された後において、最初に目標速度設定スイッチ33dのレバーを上側に倒す操作を行うと、下側に倒す操作を行ったときと同様に定速走行モードに設定されるが、このときには、乗員が前回に設定したときの車速が目標速度に設定される。すなわち、目標速度設定スイッチ33dは、リジュームスイッチの機能をも有している。
以下、上記目標速度設定スイッチ33dを、セットスイッチの機能として操作するときには、セットスイッチといい、目標速度変更スイッチの機能として操作するときには、目標速度変更スイッチといい、リジュームスイッチの機能として操作するときには、リジュームスイッチという。
上記制御ユニット6は、図3に示すように、上記定速制御及び追従制御を行うためのACCコントローラ7と車両Wのパワートレインを制御するPCM8とを有している。
上記ACCコントローラ7には、上記前方レーダ21、側方レーダ22、22、後方レーダ23、車速センサ41及びヨーレートセンサ42からの検出信号とウインカスイッチ43からの出力信号とが入力され、上記PCM8には、操作部33からの出力信号が入力されている。さらに、ACCコントローラ7とPCM8とは、互いに信号の授受可能に接続されていて、PCM8からACCコントローラ7へは、操作部33の各操作スイッチの操作信号が送信され、ACCコントローラ7からPCM8へは、減速又は加速指示信号及びレーダ21、22、23からの検出信号が送信される。そして、ACCコントローラ7は、入力された信号に基ついて、ディスプレイ31及び警報ブザー32へ警報信号を出力することによって後述の警報を行うように構成されている。また、PCM8は、入力された信号に基づいて、スロットル51及びブレーキ装置52へ制御信号を出力することによって車速を制御するように構成されている。尚、ACCコントローラ7の機能をPCM8に持たせることも可能である。
そして、このACCコントローラ7は、車両Wの前方に先行車両が存在しないときには、上記セットスイッチ又はリジュームスイッチにより定速走行モードに設定されて、車速を目標速度に一致させるように制御する一方、車両Wの前方に先行車両が存在するときには、定速走行モードに設定することはできず、先行車両に追従する追従走行モードに設定されて、先行車両との間の車間距離を目標車間距離に一致させるように制御する。
さらに詳しくは、ACCコントローラ7は、定速制御においては自車両Wの車速が所定の目標車速となるように、追従制御においては自車両Wと先行車両との車間距離が所定の目標車間距離となるように自車両Wを加減速させるべくPCM8へ減速又は加速指示信号を出力する車速制御部71と、運転者の車線変更の意志を検出する車線変更意志検出部72と、車線変更をして割り込んだときに先行車両及び後続車両となるであろう推定先行車両及び推定後続車両を推定する割り込み先車両推定部73と、その推定先行車両及び推定後続車両と自車両Wとの推定車間距離をそれぞれ推定する車間距離推定部74と、該推定先行車両及び推定後続車両と自車両Wとの推定相対速度をそれぞれ推定する相対速度推定部75と、該推定先行車両と推定後続車両との間に割り込んだとすると自車両Wと該推定先行車両との推定車間距離を目標車間距離に一致させるために必要な自車両Wの推定減速度を予測する減速度予測部76と、その予測された減速度で減速した場合に推定後続車両が自車両Wに追突する可能性を予測する追突可能性予測部77と、追突可能性が高い場合にその旨を警報する警報制御部78と、追突可能性が高い場合に上記車速制御部71による車速の制御を制限する制御制限部79とを有している。
こうして、制御ユニット6は、通常時には、車速制御部71によって定速制御又は追従制御を実行する一方、図4に示すように、車線変更をして2台の車両間に割り込むときには、車線変更意志検出部72〜制御制限部79によって割り込み先の先行車両Wfとの関係だけでなく割り込み先の後続車両Wrとの関係も考慮して車速を制御するように構成されている。
上記車速制御部71は、定速制御においては、車速センサ41により検出される実車速を、上記セットスイッチや目標速度変更スイッチにより乗員が設定した目標速度に一致させるように、PCM8へ減速又は加速指示信号を出力する。一方、追従制御においては、前方レーダ21により検出される先行車両との間の車間距離を、上記目標車間距離設定スイッチ33cにより乗員が設定した目標車間距離に一致させるように、PCM8へ減速又は加速指示信号を出力する。
尚、ACCコントローラ7は、定速制御中に、自車両前方に先行車両が現れたときには、定速制御から追従制御に切り換える。このとき、車速制御部71は、車両Wの車速に基づいて目標車間距離を算出し(例えば、車速が速くなるほど目標車間距離が長くなるような算出方法で算出する。)、車両Wと先行車両との車間距離をこの目標車間距離に一致させるように、PCM8へ減速又は加速指示信号を出力する。
上記車線変更意志検出部72は、上記ウインカスイッチ43からの出力信号に基づいて、運転者が左右どちらのウインカを点滅させるべくウインカレバー14を操作したかを検出する。こうすることで、左右どちらかに車線変更をしようとする運転者の意志を検出している。
上記割り込み先車両推定部73は、まず、上記前方レーダ21及び側方レーダ22、22からの検出信号に基づいて検出される車両Wの前方及び左右側方を走行する車両の中から、自車両Wと隣接する車線を車両Wと同じ方向に所定の車間距離を有して走行する少なくとも2台の車両(図4であれば、車両W1〜W3)を検出する。ここで、所定の車間距離とは、自車両Wが割り込んだ場合に、割り込み先の先行車両との関係で車間距離を調整すべく減速しても、割り込み先の後続車両に何ら影響を与えないだけの車間距離である。つまり、十分すぎる車間距離を有して走行している2台の車両間に入るときには、もはや割り込みとは言えず、割り込み先から除外している。そして、車速センサ41の検出信号に基づいて算出される車両Wの車速とヨーレートセンサ42からの検出信号に基づいて算出される車両Wのヨーレートとから車両Wの旋回半径rを算出して、上記検出された複数の車両のうち、何れの2台の車両間に割り込もうとしているのか、即ち、割り込んだときに先行車両及び後続車両となる推定先行車両Wf(W2)及び推定後続車両Wr(W3)を推定する。
上記車間距離推定部74は、上記割り込み先車両推定部73によって推定された推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの間のどの位置に割り込むのかを、上記旋回半径rに基づいて推定して、その位置における推定先行車両Wfと自車両Wとの推定車間距離Rf及び自車両Wと推定後続車両Wrとの推定車間距離Rrとを算出する。
上記相対速度推定部75は、上記前方レーダ21及び側方レーダ22からの検出信号に基づいて、推定先行車両Wfと自車両Wとの推定相対速度(V−Vf)及び推定後続車両Wrと自車両Wとの推定相対速度(V−Vr)をそれぞれ算出する。ここで、推定先行車両Wfの車速をVf、推定後続車両Wrの車速をVrとする。
上記減速度予測部76は、上記車間距離推定部74で推定された推定先行車両Wfと自車両Wとの推定車間距離Rf及び上記相対速度推定部75で推定された推定先行車両Wfと自車両Wとの推定相対速度(V−Vf)に基づいて、目標車間距離を達成するために必要な予測減速度Dを算出する。例えば、減速度予測部76は、推定先行車両Wfと自車両Wとが推定車間距離Rfを有する状態において推定相対速度(V−Vf)で走行し続けた場合に、自車両Wが推定先行車両Wfに追突する前突予測時間Tfを算出する。そして、この前突予測時間Tfを用いて、予測減速度DをX/Tfで算出する。ここで、Xは定数であって、任意に設定可能である。つまり、前突予測時間Tfが短いほど予測減速度Dは大きくなる。尚、自車両Wの車速Vが先行車両Wfの車速Vf以下のときには、予測減速度Dは、X/Tfではなく、所定の一定値を採用する。または、上述の算出方法で算出された予測減速度Dを予め車間距離及び相対速度に対応させたマップ又はテーブルで記憶しておき、上記推定車間距離Rfと推定相対速度(V−Vf)とに基づいて該マップ又はテーブルから読み出すようにしてもよい。尚、予測減速度Dの算出方法は、かかる方法に限られるものではない。
上記追突可能性予測部77は、上記減速度予測部76によって予測された予測減速度Dと、上記車間距離推定部74で推定された推定後続車両Wrと自車両Wとの推定車間距離Rrと、上記相対速度推定部75で推定された推定後続車両Wrと自車両Wとの推定相対速度(V−Vr)とに基づいて、推定後続車両Wrが自車両Wに追突する可能性が高いか否かを予測する。具体的には、追突可能性予測部77は、推定後続車両Wrと自車両Wとが推定車間距離Rrを有し且つ推定相対速度(V−Vr)で走行している状態において予測減速度Dで減速し始めた場合に、推定後続車両Wrが自車両Wに追突する後突予測時間Trを算出する。そして、この後突予測時間Trが所定の判定時間T未満のときには追突する可能性が高いと判定し、該判定時間T以上のときには追突する可能性が低いと判定する。ここで、所定の判定時間Tは、一定の値であってもよいし、推定後続車両Wrの車速又は推定相対速度(V−Vr)に応じて変更する値(例えば、車速V又は相対速度(V−Vr)の絶対値が大きくなるほど、判定時間Tの値も大きくなる)であってもよい。尚、追突の可能性が高いか否かの具体的な判定方法は、かかる判定方法に限られるものではなく、追突の可能性を判定できる任意の判定方法を採用することができる。
上記制御制限部79は、上記追突可能性予測部77によって、推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの間に自車両Wが割り込むとすると推定後続車両Wrが自車両Wに追突する可能性が高いと予測されたときには、上記車速制御部71が自車両Wと先行車両との車間距離Rfを目標車間距離に一致させるべく自車両Wを減速させる際に減速度を通常時(推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの間に自車両Wが割り込むとすると推定後続車両Wrが自車両Wに追突する可能性が高いと予測されていないとき)よりも小さい値に変更して、その変更後の減速度に基づく減速指示信号をPCM8へ出力する。尚、車速制御部71は、通常時には、上記減速度予測部76と同様の算出方法、又はマップによって減速度を設定している。
以下、車線変更をして2台の車両間に割り込むときについて、図5に示すフローチャート図を用いて詳しく説明する。
まず、ステップS1において、走行制御中か否かを判定する。走行制御中でなければ(NO)、運転者が手動で運転しているためエンドへ進み、そのまま手動運転で2台の車両間に割り込む。
一方、走行制御中のときは(YES)、ステップS2において、乗員の車線変更の意志があるか否かを判定する。車線変更意志検出部72によって乗員の車線変更の意志が検出されないときにはステップS2を繰り返す。
そして、車線変更意志検出部72によって乗員の車線変更の意志が検出されたときには、割り込み先車両推定部73が割り込み先の車両を推定する。具体的には、まず、車両Wが走行する車線の左右の隣接車線のうち、車線変更意志検出部72によって検出した車線変更しようとする予定先の車線に所定間隔で走行する少なくとも2台の車両が存在するか否かが判定される(ステップS3)。そして、検出された複数の車両のうち、何れか2台の車両間に自車両Wが割り込むか否かが推定される(ステップS4)。そして、自車両Wが或る2台の車両間に割り込むと推定されたときには(YES)、ステップS5へ進む。一方、所定間隔で走行する少なくとも2台の車両が検出されないとき(ステップS3でNO)又は何れの2台の車両間にも割り込まないと推定されたとき(ステップS4でNO)には、エンドへ進む。この場合、そのまま車線変更を行い、通常の走行制御を続行する。
ステップS5においては、車間距離推定部74が割り込み先の推定先行車両Wfと自車両Wとの推定車間距離Rfを推定すると共に、相対速度推定部75が推定先行車両Wfと自車両Wとの推定相対速度(V−Vf)を推定する。
次に、ステップS6において、車間距離推定部74が割り込み先の推定後続車両Wrと自車両Wとの推定車間距離Rrを推定すると共に、相対速度推定部75が推定後続車両Wrと自車両Wとの推定相対速度(V−Vr)を推定する。
その後、ステップS7において、減速度予測部76が、上記推定先行車両Wfと自車両Wとの推定車間距離Rf及び推定相対速度(V−Vf)に基づいて、該推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの間に自車両Wが割り込んだとすると、推定先行車両Wfと自車両Wとの推定車間距離Rfを目標車間距離に一致させるために必要となる予測減速度Dを予測する。
そして、ステップS8において、追突可能性予測部77が、上記推定後続車両Wrと自車両Wとの推定車間距離Rr及び推定相対速度(V−Vr)並びに上記ステップS7で予測された予測減速度Dに基づいて、該推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの間に自車両Wが割り込んだとすると、推定後続車両Wrが自車両Wに追突する可能性が高いか否かを判定する。追突する可能性が低いときには、エンドへ進んで、そのまま車線変更を行い、通常の走行制御を続行する。一方、追突する可能性が高いときには、ステップS9へ進んで、警報制御部78が、運転者が割り込もうとしている車両間にそのまま割り込むと、推定後続車両Wrに追突される危険性が高い旨をディスプレイ31に表示させると共に、その旨を警報する警報ブザー32を吹鳴させる。
上記警報を行った後は、ステップS10において、車線変更意志検出部72が、運転者による車線変更の意志表示が行われているか否かを検出する。そして、警報することによって割り込もうとしていた2台の車両間に割り込むことをやめたとき(NO)には、エンドへ進み、通常の走行制御を続行する。
一方、警報してもなお車線変更しようとしているとき(ステップS10でYES)には、車線変更が完了したか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、車速センサ41からの検出信号に基づく自車両Wの車速と、ヨーレートセンサ42からの検出信号に基づく自車両Wのヨーレートとから自車両Wの旋回半径rを算出し、この旋回半径r上に先行車両Wfが存在するか否かを判定することによって、自車両Wの進行路上に先行車両Wfが存在するか否か、即ち、車線変更が完了したか否かを判定する。
そして、車線変更が完了していないとき(ステップS11でNO)には、ステップS5へ戻って、推定先行車両Wf及び推定後続車両Wrと自車両との推定車間距離Rf、Rr及び推定相対速度(V−Vf)、(V−Vr)を再度推定し、自車両Wの予測減速度D及び推定後続車両Wrの追突可能性を判定し直す。例えば、自車両Wが推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの間に割り込もうとしてウインカを点滅させると、推定後続車両Wrが自車両Wが安全に割り込めるように減速して推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの車間距離を十分に確保してくれる場合がある。このような推定後続車両Wrによる車間距離の十分な確保は自車両Wがウインカを点滅させてから車線変更が完了するまでの間に徐々に行われるのが通常であるため、車線変更が完了するまではステップS5〜S11を繰り返すことによって、推定先行車両Wfと推定後続車両Wrとの推定車間距離Rf、Rrを監視し続け、該推定車間距離Rf、Rrが十分に確保されたときにはステップS8においてエンドへ進んで、車線変更を行いつつ、通常の走行制御を続行することができる。
一方、ステップS11において車線変更が完了したとき(YES)には、制御制限部79が、車速制御部71による車速の制御を制限する(ステップS12)。具体的には、2台の車両間に割り込んだ後に、車速制御部71が実際の先行車両Wfと自車両Wとの実車間距離Rf及び実相対速度(V−Vf)に基づいて上記減速度予測部76と同様の算出方法(又はマップ)によって設定した実減速度を、制御制限部79がより小さい値に変更(例えば、1以下の定数を掛けることにより割り引く等)して、PCM8へ減速指示信号を出力する。こうして、後続車両Wrが追突する可能性が高いときには、通常時(即ち、推定後続車両Wrが追突する可能性が高いと判定されていないとき)よりも緩やかな減速度で減速しながら、先行車両Wfと自車両Wとの車間距離Rfを目標車間距離に一致させるように調整する。
その後、ステップS13において、車速制御部71によって設定される実減速度(即ち、制御制限部79で制限される前の減速度)と、後方レーダ23からの検出信号に基づく後続車両Wrとの実車間距離Rr及び実相対速度(V−Vr)とから、追突可能性予測部77が上記ステップS8と同様の判定方法で、自車両Wと実際の後続車両Wrとが追突する可能性が低いか否かを判定する。つまり、上記実減速度と実車間距離Rrと実相対速度(V−Vr)に基づく後突予測時間Trが上記所定の判定時間T未満になるか否かを判定する。この後突予測時間Trが所定の判定時間T未満となるまでステップS13を繰り返し、後突予測時間Trが所定の判定時間未満となると、ステップS14において制御制限部79による制限を解除して、車速制御部71によって通常通りの車速の制御を行う。その後、エンドへ進む。つまり、自車両Wが2台の車両間に割り込んだ後、後続車両Wrが自車両Wと十分な車間距離を確保するまでは、減速度を制限した状態で追従制御を行う。そして、後続車両Wrが自車両Wと十分な車間距離を確保すると、減速度の制限を解除して、通常の追従制御を行う。
したがって、上記実施形態によれば、走行制御中に車線変更して或る2台の車両間に割り込もうとするときには、割り込んだときに先行車両Wf及び後続車両Wrとなるであろう車両を推定し、この推定先行車両Wfと自車両Wとの推定車間距離Rfを目標車間距離に一致させるために必要な予測減速度Dを予測し、この予測減速度Dに基づいて推定後続車両Wrが自車両Wに追突する可能性を判定し、その追突可能性が高いときには、自車両Wと先行車両Wfとの車間距離Rfを目標車間距離に一致させる際の減速度を通常時(即ち、追突する可能性が高いと予測されていないとき)の追従制御よりも小さい値に変更して、ゆっくり減速させるようにすることによって、後続車両Wrに急なブレーキ操作を強いることなく、自車両Wと先行車両Wfとの車間距離Rfを徐々に目標車間距離に一致させるように調整することができる。つまり、このように、本走行制御装置Aは、走行制御中に車線変更して或る2台の車両間に割り込もうとするときには、先行車両Wfとの関係だけでなく、後続車両Wrとの関係も考慮して、車速を制御するため、後続車両Wrが追突することを防止することができる。
また、上記実施形態によれば、上記追突可能性予測部77によって推定後続車両Wrが追突する可能性が高いと判定されたときには、まず、警報制御部78がディスプレイ31及び警報ブザー32により乗員に警報を行うため、乗員に割り込もうとしていた2台の車両間に割り込むことをやめさせて、車間距離がもっと広い別の2台の車両間に割り込むように促すことができる。そして、警報してもなお追突の可能性が高い車両簡易割り込んだときには、制御制限部79が車速制御部71による車速の制御を制限して、高速車両Wrが追突することを防止することができる。
尚、上記実施形態では、制御制限部79が、先行車両Wfと自車両Wとの車間距離Rfを目標車間距離に一致させるように車速制御部71によって設定される減速度を、通常時よりも小さい値に変更することで車速の制御を制限しているが、該車速制御部71による車速の減速を禁止することで車速の制御を制限するように構成してもよい。かかる構成では、自車両Wが2台の車両間に割り込んだときには、運転者自らの運転で先行車両Wfと自車両Wとの車間距離Rfを調整することになる。こうすることで、後続車両Wrを考慮せずに先行車両Wfとの車間距離Rfを調整することに起因して後続車両Wrが自車両Wに追突することを防止することができる。
また、上記実施形態では、後方レーダ23からの検出信号に基づく自車両Wと後続車両Wrとの実車間距離Rr及び実相対速度(V−Vr)とから追突可能性を予測して、後続車両Wrとの追突可能性が低くなると、車速制御の制限を解除して通常の追従制御を行うように構成されているが、これに限られるものではない。例えば、後方レーダ23を設けない構成であってもよく、かかる場合には、2台の車両間に割り込んだ後、後続車両Wrと自車両Wとの実車間距離Rrが十分確保されたことを運転者が目視判断することによって車速制御の制限を解除するための操作(スイッチ等による)を行い、通常の追従制御を再開するように構成すればよい。
さらに別の実施形態として、上記追突可能性予測部77によって推定後続車両Wrが追突する可能性が高いと判定されたときには、先行車両Wfと自車両Wとの車間距離Rfと、自車両Wと後続車両Wrとの車間距離Rrとが同一になるように、制御制限部79が自車両Wの車速を制御するように構成してもよい。こうすることで、先行車両Wfとの関係だけで自車両Wを減速させることを防止して、後続車両Wrが自車両Wに追突することを防止することができる。それに加えて、自車両Wが先行車両Wfと追突することも防止することができる。かかる構成の場合は、図5のフローチャート図において、ステップS12における車速の制御の制限において、上述の制御を行うように構成すればよい。その他の構成は、上記実施形態の構成と同様の構成でよい。また、かかる構成においても、後方レーダ23を省略することができ、その場合には、2台の車両間に割り込む直前に検出されていた2台の車両間の車間距離を、先行車両Wfと後続車両Wrとの推定車間距離として記憶しておき、自車両Wと先行車両Wfとの車間距離Rfがこの推定車間距離の中間値となるように(即ち、実際の先行車両Wfと推定される後続車両Wrとの中間位置に自車両Wが位置するように)制御制限部79が自車両Wの車速を制御すればよい。
また、上記実施形態では、ミリ波レーダによって、自車両Wの周囲の車両等を検出しているが、これに限られるものではなく、カメラ等によって自車両Wの周囲の物体を検出するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態では、上記車線変更意志検出部72は、上記ウインカスイッチ43からの出力信号に基づいて運転者の車線変更の意志を検出しているが、これに限られるものではない。例えば、車載カメラの映像に基づいて、路面の白線等から認識される車線と、操舵角やヨーレートに基づいて推定される自車両Wの進行方向とを比較することによって、運転者の車線変更の意志を検出するように構成してもよい。
以上説明したように、本発明は、先行車両との関係だけでなく後続車両との関係も考慮して車速の制御を行うため、先行車両と自車両との車間距離を自動的に調整する追従走行を行う走行制御装置について有用である。
本発明の実施形態に係る走行制御装置を搭載した車両の概略図である。 車両のステアリングホイールの構成図である。 走行制御装置の構成を示すブロック図である。 車線変更して2台の車両間に割り込むときの様子を示した説明図である。 割り込み時における走行制御装置の制御を示すフローチャート図である。
符号の説明
A 走行制御装置
71 車速制御部(車速制御手段)
72 車線変更意志検出部(車線変更意志検出手段)
73 割り込み先車両推定部(割り込み先車両推定手段)
74 車間距離推定部(車間距離推定手段)
75 相対速度推定部(相対速度推定手段)
76 減速度予測部(減速度予測手段)
77 追突可能性予測部(追突可能性予測手段)
79 制御制限部(制御制限手段)
31 ディスプレイ(警報手段)
32 警報ブザー(警報手段)
52 ブレーキ装置(ブレーキ手段)

Claims (6)

  1. 自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置であって、
    乗員の車線変更の意志を検出する車線変更意志検出手段と、
    上記車線変更意志検出手段によって車線変更の意志が検出されたときに、車線変更後に先行車両と後続車両となる車両を推定する割り込み先車両推定手段と、
    上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との車間距離をそれぞれ推定する車間距離推定手段と、
    上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との相対速度をそれぞれ推定する相対速度推定手段と、
    上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された先行車両と自車両との車間距離及び相対速度に基づいて、上記先行車両と後続車両との間に割り込んだとすると自車両と先行車両との車間距離を上記目標車間距離に一致させるために必要な自車両の減速度を予測する減速度予測手段と、
    上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された後続車両と自車両との車間距離及び相対速度並びに上記減速度予測手段によって予測された減速度に基づいて後続車両に追突される可能性を予測する追突可能性予測手段と、
    上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、上記車速制御手段による車速の制御を制限する制御制限手段とをさらに備えることを特徴とする車両の走行制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両の走行制御装置において、
    上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、追突する可能性が高い旨を、上記制御制限手段が上記車速制御手段による車速の制御を制限するより前に、乗員に警報する警報手段をさらに備えることを特徴とする車両の走行制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の走行制御装置において、
    上記車速制御手段は、少なくともブレーキ手段を制御することによって車速を制御するものであって、
    上記制御制限手段は、上記車速制御手段による上記ブレーキ手段の制御を禁止することを特徴とする車両の走行制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の車両の走行制御装置において、
    上記車速制御手段は、少なくともブレーキ手段を制御することによって車速を制御するものであって、
    上記制御制限手段は、上記車速制御手段が車速を制限する際に設定する減速度をより小さく変更することを特徴とする車両の走行制御装置。
  5. 自車両と先行車両との車間距離を所定の目標車間距離と一致するように車速を制御する車速制御手段を備えた車両の走行制御装置であって、
    乗員の車線変更の意志を検出する車線変更意志検出手段と、
    上記車線変更意志検出手段によって車線変更の意志が検出されたときに、車線変更後に先行車両と後続車両となる車両を推定する割り込み先車両推定手段と、
    上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との車間距離をそれぞれ推定する車間距離推定手段と、
    上記割り込み先車両推定手段によって推定された先行車両及び後続車両と自車両との相対速度をそれぞれ推定する相対速度推定手段と、
    上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された先行車両と自車両との車間距離及び相対速度に基づいて、上記先行車両と後続車両との間に割り込んだとすると自車両と先行車両との車間距離を上記目標車間距離に一致させるために必要な自車両の減速度を予測する減速度予測手段と、
    上記車間距離推定手段及び上記相対速度推定手段によってそれぞれ推定された後続車両と自車両との車間距離及び相対速度並びに上記減速度予測手段によって予測された減速度に基づいて後続車両に追突される可能性を予測する追突可能性予測手段とをさらに備え、
    上記車速制御手段は、上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、自車両と先行車両との車間距離と、自車両と後続車両との車間距離とが同一となるように車速を制御することを特徴とする車両の走行制御装置。
  6. 請求項5に記載の車両の走行制御装置において、
    上記追突可能性予測手段によって追突する可能性が高いと予測されたときに、追突する可能性が高い旨を、上記車速制御手段が自車両と先行車両との車間距離と、自車両と後続車両との車間距離とが同一となるように車速を制御するよりも前に、乗員に警報する警報手段をさらに備えることを特徴とする車両の走行制御装置。
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