JP2007182373A - 高品質シリコン単結晶の製造方法及びこれを用いて製造されたシリコン単結晶ウェーハ - Google Patents
高品質シリコン単結晶の製造方法及びこれを用いて製造されたシリコン単結晶ウェーハ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】無欠陷高品質単結晶インゴットを速い成長速度で製造できる高品質シリコン単結晶の製造方法及びこれを用いて製造されたシリコン単結晶ウェーハを提供する。
【解決手段】チョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法において、単結晶成長の固液界面の下部を中心部と外周部に分け、前記中心部の温度勾配と外周部の温度勾配をそれぞれ個別に制御する。これにより、固液界面の下部に位置するシリコン融液を中心部と外周部に分けたとき、中心部の温度勾配は融液の温度分布を調節することで直接的に制御し、且つ、外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して間接的に制御して、融液の温度分布を効果的に制御することができる。
【選択図】図4
【解決手段】チョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法において、単結晶成長の固液界面の下部を中心部と外周部に分け、前記中心部の温度勾配と外周部の温度勾配をそれぞれ個別に制御する。これにより、固液界面の下部に位置するシリコン融液を中心部と外周部に分けたとき、中心部の温度勾配は融液の温度分布を調節することで直接的に制御し、且つ、外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して間接的に制御して、融液の温度分布を効果的に制御することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、点欠陷のない高品質シリコン単結晶インゴットの製造方法に関し、より詳しくは、チョクラルスキー法でシリコン単結晶インゴットを成長させるとき、融液の温度分布を制御することで成長欠陷が制御された高品質シリコン単結晶インゴットの製造方法に関する。
従来、半導体素子の歩留まりを増大できる高品質のシリコン単結晶インゴットを成長させるため、主に結晶化以後の単結晶インゴットの高温領域の温度分布を制御してきた。これは結晶化以後の冷却による収縮などで誘起される応力などを制御したり凝固時発生した点欠陷の挙動を制御するためのものである。
一般的に、チョクラルスキー法によってシリコン単結晶インゴットを成長させる方法においては、石英るつぼの内部に多結晶シリコンを入れ、ヒーターから輻射される熱で多結晶シリコンを溶融させてシリコン融液にした後、シリコン融液の表面からシリコン単結晶インゴットを成長させる。
シリコン単結晶インゴットを成長させる際には、るつぼを支持する軸を回転させながらるつぼを上昇させて固−液界面を同じ高さに維持させ、シリコン単結晶インゴットは、るつぼの回転軸と同じ軸を中心にしてるつぼの回転方向と逆方向に回転させながら引き上げる。このように成長されたシリコン単結晶インゴットは、スライシング(Slicing)、ラッピング(Lapping)、ポリシング(Polishing)、クリーニング(Cleaning)などウェーハ加工工程を経ることにより、シリコン単結晶ウェーハになって半導体デバイス基板として使用される。
特許文献1など従来の高品質無欠陷インゴットまたはウェーハ及びその製造方法は、ヴォロンコフ理論に基づいてΔ(V/G)を制御しようとした。ヴォロンコフ理論(Voronkov Theory)とは、結晶内で優勢な点欠陷(dominant point defect)は、V/G値がある閾値より大きければベイカンシー−豊富(vacancy−rich)、V/G値がある閾値より小さければインタースティシャル−豊富(interstitial−rich)になるという理論である。ここで、Vは単結晶引上げ速度であって、シリコン単結晶内で点欠陷の対流パラメーター(convection term)である。また、Gは結晶溶融液界面付近の瞬間軸方向温度勾配であって、結晶内の温度勾配による点欠陷の拡散パラメーター(diffusion term)である。
Gが支配的である(相対的に大きい)場合、大きい温度勾配によって熱力学的な点欠陷濃度勾配も共に大きく形成されるため、結晶方向への点欠陷拡散が大きくなる。ところが、インタースティシャルの拡散移動度がベイカンシーより大きいため、結果的に支配的な点欠陷はインタースティシャルになる。一方、Vが大きい場合には、単結晶引上げによる対流(convection)のため、結晶化時にベイカンシー濃度がインタースティシャルより高い状態がそのまま維持される(Gによる効果が小さいため)。すなわち、V/G値がある閾値より大きければベイカンシー豊富が、V/G値がある閾値より小さければインタースティシャル豊富が形成される。
従来には、成長中のシリコン単結晶インゴットの軸方向温度勾配Gを結晶の半径において調節するために、熱シールドのような別の構造物を設けた。このような従来技術としては、特許文献2、特許文献3、特許文献4等がある。しかし、熱シールドは単結晶外周部の温度勾配を制御するには効果があるが、単結晶中心部の温度勾配を制御するには限界がある。
他の従来技術として、特許文献5においては、単結晶インゴットの回転とるつぼの回転方向とを一致させる共回転(Co−rotation)方法を用いて、融液内の温度分布を調節することで高品質無欠陷インゴットまたはウェーハを製造しようとした。しかし、このような共回転方法は多くの異なる制御因子によって反って融液内の温度分布を劣化させる恐れもあり、酸素濃度を容易に制御できないという限界がある。
また、他の従来技術においては、単結晶成長工程の様々な工程パラメーターを調節し、単結晶の軸方向温度勾配を制御しようとする試みがあった。しかし、工程パラメーターだけを調節しては、シリコン単結晶インゴットの軸方向温度勾配を所望のように調節できないだけでなく、点欠陷濃度が低い高品質のシリコン単結晶インゴットを高い生産性で生産できないという問題がある。
デバイス工程に好適な望ましいウェーハ基板は、ウェーハ表面の数マイクロ層まで形成されるデバイス活性領域(Active Device region)においては、ベイカンシー、セルフ−インタースティシャルなど点欠陷を除いたすべての凝集欠陷が排除されることが望ましい。
なお、特許文献6、特許文献7、及び特許文献8に記載されたように、従来には結晶の垂直温度勾配G0がG0=c+ax2の形態を有するため、単結晶インゴットの外周から中心方向に向かってベイカンシー濃度は増加する一方、インタースティシャル濃度は減少する傾向を有する。単結晶インゴットの外周付近で十分な外部拡散(out−diffusion)が発生しなければ、LDP(Large Dislocation Pit)などインタースティシャル特性の結晶欠陷が現れるため、大部分は中心部のベイカンシー濃度が高い状態で結晶成長をする。したがって、平衡濃度より著しく高いベイカンシー濃度のため、ウェーハ中心部においてベイカンシー特性の結晶欠陷(例えば、ボイド(void))、酸化積層欠陷(OiSF:oxidation induced stacking fault)が発生しやすい。他方、十分なインタースティシャル外部拡散のために結晶の冷却速度を遅らせれば、追加的なホットゾーンをさらに要するだけでなく、単結晶インゴットの成長速度も遅れるため、生産性が著しく低下する問題がある。
高品質シリコン単結晶インゴットを製造するためにシリコン単結晶インゴットの温度分布を制御する他の従来技術としては、次のようなものがある。特許文献9においては、単結晶が冷却される過程で高温領域のホットゾーンを採用し、シリコン単結晶インゴットの中心と外周の温度分布を制御することで、凝固変形(strain of solidification)によるシリコン単結晶インゴットの格子欠陷を減少させようとし、特にここでは冷却スリーブ(sleeve)によって単結晶成長方向に固化率(solidification rate)を増大させて格子欠陷を減少させようとした。また、特許文献10においては、結晶内の温度分布と結晶の引上げ速度を制御しようとし、特許文献11においてはホットゾーンを改善して冷却速度を制御することで欠陷密度を制御しようとした。特許文献12と特許文献8においては、ホットゾーンを変更して冷却速度を制御することで点欠陷の拡散によって結晶欠陷の形成を抑制しようとした。特許文献13においては、熱シールドと水冷管を改善することで高品質単結晶の生産性を向上させようとした。
しかし、このような従来技術は、固相反応に基づくため、次のような問題点を抱えている。第一、高品質シリコン単結晶という目的を達成するのに多くの制約がある。例えば、特許文献8においては、過飽和された点欠陷を結晶欠陷に成長する前に高温領域で充分に拡散反応させることで点欠陷の濃度を低めようとしたが、それに要する温度保持時間が16時間以上にもなるため、理論的に可能であるだけで実際適用が不可能な問題点があった。
第二、実質的な効果を奏することができない場合がほとんどである。特許文献14及び非特許文献1が提案したような方式で、結晶の引上げ速度を周期的に変化させながら200mmシリコン単結晶インゴットを成長させた結果、目的とする高品質の達成に失敗し、反って工程の不安定性だけが引き起された。
第三、固相反応理論だけに基づいた技術では、高い生産性を達成できない。特許文献15においては、可能な最適の熱シールドと水冷管を設計したが、実際に高品質単結晶が得られる引上げ速度が0.4mm/min程度であって生産性が低い問題がある。
また、上述した従来方法においては、目的とする高品質単結晶の獲得歩留まりが低かった。
米国特許第6,045,610号明細書
大韓民国特許第374703号明細書
大韓民国特許第411571号明細書
米国特許第6,527,859明細書
大韓民国特許出願公開第2004−84728号明細書
大韓民国特許出願公開第2001−6182号明細書
大韓民国特許出願公開第2001−6227号明細書
大韓民国特許出願公開第2001−6229号明細書
特願平2−119891
特願平7−158458
特願平7−66074
特願平4−17542
大韓民国特許出願公開第2002−82132号明細書
特願平5−61924
大韓民国特許出願公開第2001−101045号明細書
Eidenzonら著、「Defect−free Silicon Crystals Grown by the Czochralski Technique」、Inorganic Materials、Vol.33、No.3、1997、pp.272−279
これに、本発明の発明者らは、前記のような従来技術の問題点を解決し、融液の温度分布を効果的に制御できる方法を研究していたところ、融液の温度勾配と単結晶の温度勾配とをそれぞれ個別に制御する場合に融液の温度分布を効果的に制御できるということを確認し、本発明の完成に到った。
したがって、本発明の主な目的は、融液の温度勾配に直接的に影響を及ぼす因子を調節すると同時に、単結晶の温度勾配を調節して間接的に融液の温度勾配を制御することで、融液の温度分布を効果的に制御できる高品質シリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
本発明の目的は、固液界面の下部に位置するシリコン融液を中心部と外周部に分けたとき、中心部の温度勾配は融液の温度分布を調節して直接的に制御することで、融液の温度分布を効果的に制御できる高品質シリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、固液界面の下部に位置するシリコン融液を中心部と外周部に分けたとき、外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して融液の温度分布を効果的に制御できる高品質シリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、0.65mm/min程度の速い引上げ速度で無欠陷高品質単結晶インゴットを製造できる高品質シリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、従来方法の目的とする高品質単結晶の獲得歩留まりが低いという問題を解決できる高品質シリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明に係るチョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法は、単結晶成長の固液界面の下部を中心部と外周部に分け、前記中心部の温度勾配と外周部の温度勾配とをそれぞれ個別に制御することを特徴とする。ここで、中心部と外周部の境界地点は単結晶の半径Rを基準にして固液界面の中心から2/3Rになる地点である。
本発明において、前記外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して制御する。望ましくは、前記単結晶の温度勾配は熱シールドのギャップを調節して制御する。このとき、前記熱シールドのギャップは10mm〜50mmである。
本発明において、前記中心部の温度勾配は融液の温度勾配を調節して制御する。望ましくは、前記融液の温度勾配は単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比を調節して制御する。
望ましくは、前記融液を収容するるつぼの回転速度をVcとし、前記シリコン単結晶の回転速度をVsとするとき、前記シリコン単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比は下記式を満たす。
3≦Ln[Vs/Vc]≦5
3≦Ln[Vs/Vc]≦5
前記目的を達成するための本発明に係るチョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法は、単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比rと、熱シールドギャップgが下記関係式を満たすことを特徴とする。
ここで、cは望ましくは0.2ないし1、さらに望ましくは0.3ないし0.5である。
前記目的を達成するための本発明に係るシリコンウェーハは、前記高品質シリコン単結晶の製造方法のうちいずれか一の方法によって製造されることを特徴とする。
本発明による高品質シリコン単結晶の製造方法及びこれを用いて製造されたシリコン単結晶ウェーハは次のような効果がある。
本発明の高品質シリコン単結晶の製造方法によれば、融液の温度分布を効果的に制御でき、無欠陷高品質単結晶インゴットを速い成長速度で製造することができる。
すなわち、融液の温度勾配に直接的に影響を及ぼす因子を調節すると同時に、単結晶の温度勾配を調節して間接的に融液の温度勾配を制御することで高い生産性を達成できる。
また、本発明の高品質シリコン単結晶の製造方法によれば、固液界面の下部に位置するシリコン融液を中心部と外周部に分けたとき、中心部の温度勾配は融液の温度分布を調節することで直接的に制御し、外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して間接的に制御することで、0.65mm/min程度の速い引上げ速度で無欠陷高品質単結晶インゴットを製造することができる。
また、本発明の高品質シリコン単結晶の製造方法によれば、従来方法の、目的とする高品質単結晶の獲得歩留まりが低いという問題を解決することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は自らが発明をもっとも最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則して本発明の技術的な思想に応ずる意味及び概念で解釈されねばならない。したがって、本明細書に記載された実施例及び図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的な思想をすべて代弁するものではないため、本出願の時点においてこれらを代替できる多様な均等物及び変形例があり得ることを理解せねばならない。
本発明の発明者らは、シリコン融液から固相のシリコン単結晶インゴットを成長させるとき、単結晶インゴットの温度勾配調節及び固−液界面の形態調節だけでは、点欠陷が最小化された高品質のシリコン単結晶インゴットを成長させるには限界があり、高品質シリコン単結晶インゴット成長のためのより決定的な因子があることを見出して本発明の完成に至った。
すなわち、本発明においては、結晶化以後に起きる固相反応の限界を克服するため、固化以前の液状の流体状態を徹底的に分析し、その結果、融液の温度分布が非常に重要であるということを見出した。
一般に、結晶成長は原子または分子形態の成長単位が結晶成長界面または準安定領域に移動して界面に固着することによって行われるが、シリコン融液内の温度勾配が大きくなることで流体状態の結晶成長単位が結晶成長界面または準安定領域に移動しようとする駆動力が大きくなる。
ここで結晶成長界面とは、結晶化界面または固液界面ともいい、固相であるシリコン単結晶インゴットと液状であるシリコン融液とが接する境界面である。準安定領域とは、液状であるシリコン融液が結晶化される直前の状態で結晶性はあるものの完全ではない領域を意味する。
したがって、シリコン融液内の温度勾配が大きければ成長単位の結晶成長への参入が多くなるため、結晶の引上げ速度が充分に速くない場合、過剰の原子が結晶化され、その結果、シリコン単結晶インゴットはセルフインタースティシャル優勢(self−interstitial rich)特性を有するようになる。逆に、シリコン融液内の温度勾配が低ければ結晶化されようとする原子が十分ではないため、高い結晶の引上げ速度はベイカンシー優勢(vacancy rich)特性を有するシリコン単結晶インゴットを作る。
図1は、本発明の一実施例に係り、チョクラルスキー法によってシリコン単結晶インゴットを成長させる過程を示した断面図である。図1に示されたように、本発明の一実施例によるシリコン単結晶インゴットはチェンバー10の内部で成長される。
前記チェンバー10内には、シリコン融液を入れ、その外周面は黒鉛からなるつぼ支持台25により囲まれた石英るつぼ20が設けられる。このとき、前記るつぼ支持台25は回転軸30上に固設され、該回転軸30は駆動手段(図示せず)によって回転されて石英るつぼ20を回転させながら上昇させ、固−液界面を同じ高さに維持させる。るつぼ支持台25は所定間隔を置いて円筒状のヒーター40に囲まれ、該ヒーター40は保温筒45によって囲まれる。
すなわち、ヒーター40はるつぼ支持台25の側傍に設けられ、石英るつぼ20内に入っていた高純度の多結晶シリコンを溶融してシリコン融液(SM)にし、保温筒45はヒーター40から発散される熱がチェンバー10の壁側に拡散されることを防止して熱効率を向上させる。
また、シリコン単結晶インゴット(IG)とるつぼ20間には、インゴット(IG)を囲むように熱シールド50を設けてインゴットから放射される熱を遮断する。このとき、熱シールド50でインゴット(IG)との最隣接部には、円筒状の熱遮蔽部60を取り付けて熱の流れをさらに遮断して熱を保存することもできる。
また、チェンバー10の上部にはケーブルを巻いて引上げする引上げ手段(図示せず)が設けられ、該ケーブルの下部には石英るつぼ20内のシリコン融液(SM)に接触されて引上げながら単結晶インゴット(IG)を成長させる種結晶が設けられる。引上げ手段は、単結晶インゴット(IG)の成長時、ケーブルを巻いて引上げながら回転運動し、このときシリコン単結晶インゴット(IG)はるつぼ20の回転軸30と同じ軸を中心にしてるつぼ20の回転方向と逆方向に回転させながら引上げる。
チェンバー10の上部からは、成長される単結晶インゴット(IG)とシリコン融液(SM)にアルゴン(Ar)、窒素(N)などの不活性ガスを供給し、使われた不活性ガスはチェンバー10の下部を通って排出させる。
本発明の一実施例に係る、チョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法は、単結晶成長の固液界面の下部を中心部と外周部に分け、前記中心部の温度勾配と外周部の温度勾配をそれぞれ個別に制御する。ここで中心部と外周部との境界は、単結晶の半径Rを基準にして固液界面の中心から2/3Rになる地点である。
このとき、前記中心部の温度勾配は融液の温度勾配を調節して制御され、前記外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して制御されることが望ましい。
上述したように、無欠陷高品質単結晶インゴットを速い成長速度で製造するためには、融液の温度分布を効果的に制御することが非常に重要である。これによって、融液の温度分布を効果的に制御するためには、第一、融液の温度勾配に直接的に影響を及ぼす因子を調節するか、第二、単結晶の温度勾配を調節することで間接的に融液の温度勾配を制御することが望ましい。したがって、固液界面の下部に位置するシリコン融液を中心部と外周部に分けたとき、中心部の温度勾配は融液の温度分布を調節することで直接的に制御し、外周部の温度勾配は単結晶の温度勾配を調節して間接的に制御することが望ましい。
シリコン単結晶インゴット成長時の単結晶の支配点欠陷(dominant point defect)は、単結晶引上げ速度と成長システムの温度勾配によって決まる。また、前記温度勾配は固液界面付近の値であるため、結晶内の温度勾配及び融液内の温度勾配に影響を受けるようになる。これは下記の数式1による熱均衡方程式(Heat balance equation)で分かり、また、単結晶の温度勾配と融液の温度勾配は互いに比例する相関関係を持つ。
kSGS=kLGL+LfV ・・・数式1
kS:固体(単結晶)の熱伝逹係数
GS:固体(単結晶)の温度勾配
kL:液体(融液)の熱伝逹係数
GL:液体(融液)の温度勾配
Lf:結晶化潜熱
V:成長速度
kSGS=kLGL+LfV ・・・数式1
kS:固体(単結晶)の熱伝逹係数
GS:固体(単結晶)の温度勾配
kL:液体(融液)の熱伝逹係数
GL:液体(融液)の温度勾配
Lf:結晶化潜熱
V:成長速度
したがって、単結晶の温度勾配は熱シールドの形状や材質だけでなく熱シールドギャップによって影響を受ける。例えば、熱シールドギャップを減少させれば結晶外周からさらに多くの熱が奪われるため、結晶外周部の温度勾配が上昇してそれによる無欠陷引上げ速度も増加する。
前記単結晶の温度勾配は、熱シールドギャップを調節して制御することが望ましい。このとき、前記熱シールドのギャップは10mm〜50mmであることが望ましい。
図2には、本発明の高品質シリコン単結晶の製造方法の一実施例であって、熱シールドギャップの変化による単結晶外周部、中心部それぞれの無欠陷引上げ速度を示した。図2を参照すれば、単結晶外周部の無欠陷引上げ速度は熱シールドギャップによって大きく影響を受けるが、単結晶中心部は相対的に影響が少ないことが分かる。これによって、熱シールドギャップの変化による単結晶の温度勾配調節は単結晶成長システム外周部の温度勾配を制御する効果的な手段であることを確認した。
次に、前記融液の温度勾配は単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比を調節して制御することが望ましい。融液の温度勾配の調節は、融液の対流などを考慮せねばならないため、単結晶の温度勾配の調節に比べ相対的に複雑である。
本発明者らは、シリコン融液を収容するるつぼの回転速度をVcとし、前記シリコン単結晶の回転速度をVsとするとき、前記シリコン単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比は下記式を満たすことが望ましいということを確認した。
3≦ln[Vs/Vc]≦5
前記ln[Vs/Vc]は、約3.5ないし4.5であることがさらに望ましい。
3≦ln[Vs/Vc]≦5
前記ln[Vs/Vc]は、約3.5ないし4.5であることがさらに望ましい。
図3は、単結晶の回転速度Vsとるつぼの回転速度Vcとの比による外周部及び中心部それぞれの無欠陷引上げ速度を示したグラフ、図4は熱シールドギャップ及び単結晶の回転速度Vsとるつぼの回転速度との比Vcが融液と単結晶の外周部及び中心部それぞれの温度勾配に及ぼす影響を概念的に示した簡略図である。
図3を参照すれば、ln[Vs/Vc]値が増加するにつれ高品質の単結晶が具現される成長速度が増加してから、ある区間を過ぎて再び減少する傾向を見せることが確認できる。遅いるつぼの回転速度に比べて単結晶の回転速度が速くなり過ぎた場合には、るつぼ底の冷たい融液の上昇によって高温領域の温度が減少し、したがって融液の垂直方向の温度勾配が減少するためである。
より詳しく見ると、これはln[Vs/Vc]値が上述した数値範囲にあるとき、るつぼ内部の最高温領域の熱量が「チャネル効果」によって固液界面の下部に効果的に伝達される。「チャネル効果」とは、図4に示されたように、融液の最高温領域から高温領域に向かう仮想のチャネル100に沿って熱損失が最小化されながら熱伝逹されることを意味する。このようなチャネル効果によって、固液界面から高温領域までの融液温度勾配(固液界面から高温領域に行くにつれ温度が増加する)がさらに増加し、無欠陷引上げ速度が所望の範囲の値を有するようになる。
また図3を参照すれば、ln[Vs/Vc]=3.8付近で、中心部の無欠陷引上げ速度は急激に向上する一方、外周部の無欠陷引上げ速度は相対的にln[Vs/Vc]の変化による変化が少ないことが分かる。このことから、ln[Vs/Vc]の変化による融液内の温度勾配調節が、結晶成長システム中心部の温度勾配を制御する効果的な手段であることが分かる。
一方、ln[Vs/Vc]値が3ないし5の値を有するようになれば、チャネル効果によって固液界面下部の融液温度勾配が増加するが、チャネル効果による融液温度分布がシリコン単結晶のエッジ部を越えてまで拡張されると、シリコン単結晶の半径方向における温度偏差が減少する。その結果、単結晶のエッジ部分においては、結晶の垂直成長よりは結晶の水平成長が優勢になり、フラワー(flower)現象のような非正常的な結晶成長が行われる可能性がある。このような問題を解決するためには、熱シールドギャップ、単結晶の回転速度、使用する磁場分布などを調節し、シリコン単結晶のエッジ部外側の水平温度勾配を増加させることが望ましい。
次に、本発明に係る、チョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法において、無欠陷の高品質シリコン単結晶を成長させるために単結晶の回転速度Vsとるつぼの回転速度Vcとの比rと、熱シールドギャップgは下記数式2を満たすようにしてシリコン単結晶を成長させることが望ましい。
下記数式2において、r0は無欠陷引上げ速度が最大になるシリコン単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比であり、g0は無欠陷引上げ速度が最大になったときの熱シールドギャップである。下記数式2において、cは望ましくは0.2ないし1、さらに望ましくは0.3ないし0.5である。
図5は、c=1であるとき、In(r/r0)をX軸に、g/1をY軸にして前記数式2を示したグラフである。参考までに、cが1より大きい場合は、グラフがX=0を基準にして広くなり、cが1より小さい場合はX=0を基準にしてグラフが狭くなる。
無欠陷のシリコン単結晶を成長させるためには、単結晶中心部の無欠陷引上げ速度と単結晶外周部の無欠陷引上げ速度が同じであることが望ましい。したがって、中心部の無欠陷引上げ速度の増加分だけ、外周部の無欠陷引上げ速度も増加できるようにr値とg値を選択すべきである。また、逆に、中心部の無欠陷引上げ速度の減少分だけ、外周部の無欠陷引上げ速度も減少するようにr値とg値を選択すべきである。図5は、このような条件を満たすr値とg値によって示されたグラフである。そして、rとgの関係を表した前記数式2は、図2及び図3のグラフに示されたデータを解析し、シリコン単結晶の中心部及び外周部の無欠陷引上げ速度を等しくするrとg間の関係式をコンピューターを用いた数値解析を通じて導き出したものである。
図5のグラフが表す意味を解釈すると次のようである。r値がr0に接近すると、図3に示されたように、シリコン単結晶中心部と外周部の無欠陷引上げ速度が増加するが、増加幅は同じではない。すなわち、シリコン単結晶中心部の方が外周部より無欠陷引上げ速度の増加幅がより大きい。一方、図5のグラフにおいて、r値がr0に接近するほど熱シールドギャップg値は減少する。ところで、g値が減少すると、図2に示されたように、シリコン単結晶外周部及び中心部の無欠陷引上げ速度が増加するが、シリコン単結晶外周部が中心部に比べて無欠陷引上げ速度の増加幅がより大きい。したがって、r値がr0に接近するにつれ現われるシリコン単結晶外周部の相対的に遅い引上げ速度を熱シールドギャップgを調節して補償して、シリコン単結晶の中心部と外周部の無欠陷引上げ速度を等しくすることによって、高品質のシリコン単結晶成長が可能になる。
以上の如く、限定された実施例と図面によって説明されたが、本発明は、これによって限定されることなく、当業者によって本発明の技術的思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは言うまでもない。
10 チェンバー
20 石英るつぼ
25 るつぼ支持台
30 回転軸
40 ヒーター
45 保温筒
50 熱シールド
20 石英るつぼ
25 るつぼ支持台
30 回転軸
40 ヒーター
45 保温筒
50 熱シールド
Claims (11)
- チョクラルスキー法による高品質シリコン単結晶の製造方法において、
単結晶成長の固液界面の下部を中心部と外周部に分け、前記中心部の温度勾配と外周部の温度勾配とをそれぞれ個別に制御することを特徴とする高品質シリコン単結晶の製造方法。 - 前記外周部の温度勾配は、単結晶の温度勾配を調節して制御されることを特徴とする請求項1に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 前記単結晶の温度勾配は、熱シールドのギャップを調節して制御されることを特徴とする請求項2に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 前記熱シールドのギャップは、10mm〜50mmであることを特徴とする請求項3に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 前記中心部の温度勾配は、融液の温度勾配を調節して制御されることを特徴とする請求項1に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 前記融液の温度勾配は、単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比を調節して制御されることを特徴とする請求項5に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 前記融液を収容するるつぼの回転速度をVcとし、前記シリコン単結晶の回転速度をVsとするとき、前記シリコン単結晶の回転速度とるつぼの回転速度との比は下記式を満たすことを特徴とする請求項6に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
3≦ln[Vs/Vc]≦5 - 前記cは0.2ないし1の値を有することを特徴とする請求項8に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 前記cは0.3ないし0.5の値を有することを特徴とする請求項8に記載の高品質シリコン単結晶の製造方法。
- 請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項の方法によって製造されるシリコンウェーハ。
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