JP2007182256A - キャップ付き容器およびキャップ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶剤形接着剤が吐出部から漏れ出したり、乾燥することがないので、溶剤形接着剤が吐出部に詰まったり、付着することがなく、良好な機能を維持できるキャップ付き容器およびキャップ具を提供する。
【解決手段】挿込み部5の挿通線部6をキャップ4の先端連通孔4bから容器体2内に挿入するとともに、連結線部7の下端部7aを止め孔部4cに係合させる。キャップ4内に留まる溶剤形接着剤Gは容器体2内に戻り、溶剤形接着剤Gが吐出部3から漏れ出すことがない。ゴム体8がキャップ4の先端連通孔4bを気密に閉鎖するため、溶剤形接着剤Gが揮発により乾燥することがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器体に装着されるキャップ具、ならびに容器体内の液状体をキャップから外部に押し出して使用するキャップ付き容器に関する。
例えば、論文、紀行文、画集あるいは詩集などを纏めて、小冊子や書籍などの製本とする場合、重ね合せた印字用紙の背面部を結束する。印字用紙の背面部には、接着剤押出し容器から絞り出した接着剤を塗って固着している。
この接着剤押出し容器19は、図13の(a)に示すように、先端部に管状の吐出部21を形成し、内部に接着剤を液状体として収容したチューブ体20を有している。吐出部21は、図13の(b)に示すように、キャップ22に螺合する雄ねじ部21aを形成している(例えば、非特許文献1参照)。
キャップ22の内部には、吐出部21内に挿入する短尺な栓部22aが延設されている。使用時、キャップ22を吐出部21から外し、チューブ体20を押して吐出部21から粘着性の接着剤を絞り出す。
コニシ株式会社、"製品情報"、[online]、[平成17年11月21日検索]、インターネット、<URL:http://www.bond.co.jp/04_product/04_02/mokkou.html>
上記の接着剤押出し容器では、栓部22aが比較的太く短尺なため、吐出部21に対するキャップの装着時に、接着剤が吐出部21から漏れ易い欠点がある。漏れた接着剤は、乾燥して雄ねじ部21aの周りに付着するため、剥がし難くなってしまい、使用後にキャップ22を吐出部21に締付けて装着することができなくなる虞がある。
また、栓部22aは吐出部21を液密に封止していないため、接着剤が揮発成分を失って固化して詰まり、再使用時に接着剤をチューブ体20から押し出せなくなる虞がある。この場合、接着剤を押し出すためには、別体のマッチ針や細径の針金を用意して固化した接着剤に刺し込み、刺込孔を開けて奥方の接着剤を新たに絞り出さざるを得ず、長持ちし難くなり不経済で、使い勝手が悪くなる不具合がある。
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は液状体が吐出部から漏れ出したり、乾燥することをなくすことで、液状体が吐出部に詰まったり、付着することがなくなり、長期にわたって良好な機能を維持できて使い勝手のよいキャップ付き容器およびキャップ具を提供することにある。
(請求項1について)
容器体は、所定の使用対象物に塗布する液状体を収容している。キャップは、容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されており、吐出部を介して容器体に連通する細径の先端連通孔を有する。挿込み部は、挿通線部と挿通線部からキャップの外部に延出された弾性材製の連結延部とにより構成されている。挿通線部をキャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿入し、連結延部を挿通線部からキャップの外側部に配置して、キャップに設けられた係合部に着脱可能に係合させている。栓部は、挿通線部に設けられて、連結延部を止め孔部に係合させる際、キャップの先端連通孔を気密に閉鎖する。
キャップを容器体に装着して使用する時、挿込み部の挿通線部をキャップの先端連通孔から抜き出すとともに、連結延部を係合部から取り出す。この状態で、容器体内の液状体をキャップの先端連通孔から押し出し、所定の使用対象物に塗布する。使用後には、挿込み部の挿通線部をキャップの先端連通孔から容器体の内部に挿入するとともに、連結延部を係合部に係合させる。
先端連通孔と挿通線部との間には、隙間が殆どないこともあって、キャップの先端連通孔内に留まる液状体は、挿通線部を先端連通孔に挿入するに伴って容器体内に戻り、液状体が吐出部から漏れ出すことがない。
仮に、液状体が吐出部から漏れ出してしまっても、液状体の付着範囲は、吐出部の外周部付近に留まる。このため、吐出部の外周部付近に付着した液状体は、雄ねじ部に付着する場合に比べて、容易に剥がして除去することができて好都合である。万一、液状体が吐出部内で固化してしまっても、自前の挿通線部を固化した液状体に刺し込むことにより、刺込孔を開けることができるので、液状体を支障なく押し出すことができる。
実際には、栓部がキャップの先端連通孔を気密に閉鎖するため、液状体が揮発により乾燥してしまうことがない。この結果、液状体が吐出部に詰まったり、付着することがなくなるため、長期にわたってキャップの良好な機能を維持できて使い勝手がよくなる。
キャップを吐出部に嵌め込み、挿通線部を先端連通孔に挿通させておけば、液状体の揮発を防ぐことができる。このため、キャップを吐出部にねじ込むことにより装着するものと異なり、吐出部に対するキャップの着脱操作性が向上する。
とりわけ、液状体を押し出して使用対象物に繰り返し塗布する場合、キャップの着脱操作が頻繁になっても、その着脱が簡単で素早くできて便利である。
長期使用に伴い、一部乾燥した液状体が吐出部やキャップの内側に僅かながら付着してしまうことがあったとしても、挿通線部を用いれば、乾燥状態の液状体を吐出部やキャップの内側から素早く擦り取ることができて清掃上便利である。
(請求項2について)
連結延部は、細径の線材により形成されているので、簡素な構造で製作費が廉価で済む。
(請求項3について)
連結延部は、挿通線部の左右両側に延出された二枚の細長な板ばね材により形成されている。板ばね材が挿通線部の左右両側にあるので、挿込み部の着脱時に板ばね材を指で摘まみ易い利点がある。
(請求項4について)
栓部には、挿通線部を貫通し、キャップの先端部に嵌合する貫通孔が形成されている。 この場合、キャップの先端部に対する貫通孔の嵌合により、キャップの先端連通孔が一層気密に閉鎖される結果となる。
(請求項5について)
栓部は弾性材製であるため、栓部が弾性変形を伴ってキャップの先端連通孔を閉鎖するようになり、先端連通孔に対する気密状態が一層確実になる。
(請求項6について)
栓部は、キャップの先端連通孔に接離可能に当接する数珠状のゴム体であるため、簡素な構造で、キャップの先端連通孔を気密に閉鎖できてコスト的に有利である。
(請求項7について)
栓部は、キャップの先端連通孔に接離可能に当接する栓体を有するコイルスプリングであるため、請求項6と同様な効果が得られる。
(請求項8について)
栓部は、キャップの先端連通孔に接離可能に当接する蛇腹体であるため、請求項6と同様な効果が得られる。
(請求項9について)
挿込み部は金属により形成されているため、比較的安価でありながらも、堅牢で耐久性に優れ、長期使用に適している。
(請求項10について)
挿込み部はプラスチックにより形成されているため、挿込み部を多様な形状に成形することができるうえに、請求項9と同様な効果が得られる。
(請求項11について)
容器体は、接着剤を所定の液状体として収容しているため、容器体を接着剤押出し容器として使用することができる。
(請求項12について)
キャップは、新たな容器体に交換可能に装着されるようになっている。このため、容器体の液状体を使い尽くした時には、キャップを新たな容器体に取り付けることにより、キャップの共通化を図ることができる。
(請求項13について)
所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されるキャップを備えたキャップ具であって、キャップは、吐出部を介して容器体に連通する細径の先端連通孔を有している。挿込み部は、挿通線部と挿通線部からキャップの外部に延出された弾性材製の連結延部とにより構成されている。挿通線部はキャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿入し、連結延部はキャップの外側部に配置して、キャップに設けられた係合部に着脱可能に係合する。挿通線部に設けられた栓部は、連結延部を係合部に係合させる際、連結延部の付勢力により、キャップの先端連通孔を気密に閉鎖する。
この構成では、キャップ具の特定を除けば、請求項1と同様であるため、請求項1と同様な効果が得られる。
(請求項14について)
容器体は、所定の使用対象物に塗布する液状体を収容している。キャップは、容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されていて、吐出部を介して容器体に連通する細径の先端連通孔を有する。挿込み部は、挿通線部と挿通線部からキャップの外部に沿って延出された連結延部とにより構成されている。挿通線部は、キャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿入され、連結延部の下端部はキャップ側に着脱可能に係合している。弾性チューブは、挿込み部に挿通されて、挿込み部に形成された膨隆部に拡開変形して弾接する。輪環部は、弾性チューブの開口端部に形成され、連結延部の下端部をキャップ側に係合させる際、弾性力に抗して拡開変形しながらキャップの先端部に気密に嵌合する。
この構成では、挿込み部をキャップに装着するに伴い、弾性チューブが膨隆部で、抜止め状態に固定されて輪環部をキャップの先端部に気密に嵌合する。このため、キャップの先端部に対する輪環部の弾接状態が強固になり、キャップに対して極めて高い気密性が得られる。この結果、容器体内の液状体に対する乾燥を防止し、液状体による吐出部への詰まりや付着を予防し、長期にわたってキャップの良好な機能を維持し、使い勝手が格段によくなる。
キャップをはじめ容器体に高い気密性が得られることに伴い、液状体を押出す時、窪み変形した容器体を減圧により窪ませたままにしておくことも可能である。この場合には、再使用時に小さな変形量で容器体から液状体を押出すことができ、とりわけ頻繁に使用する場合には至便となる。これらの点の他、請求項1と同様な効果が得られる。
(請求項15について)
容器体は、所定の使用対象物に塗布する液状体を収容している。キャップは、容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されて、吐出部を介して容器体に連通する細径の先端連通孔を有する。挿通線部は、キャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿脱可能に差込まれる。弾性チューブは、挿通線部に挿通されて、挿通線部に形成された膨隆部を拡開変形により締付ける。弾性チューブの開口端部に形成した輪環部は、挿通線部を先端連通孔に差込む際、弾性力に抗して拡開変形しながらキャップの先端部に気密に嵌合する。
この構成では、一本の挿通線部を先端連通孔に挿入するだけで、弾性チューブの輪環部が拡開変形によりキャップの先端部に気密に嵌合する。このため、一本の挿通線部を用いるだけで、請求項14と同様な効果に加えて、全体がコンパクトになり、コスト的に有利で取扱いも簡単になる利点が得られる。
(請求項16について)
キャップの先端部には、弾性チューブの輪環部の先端が係合する円形溝が形成されている。このため、キャップの先端部に対する輪環部の嵌合状態が強固になって装着性が大幅に向上する。しかも、挿通線部をキャップの先端部から抜出す時には、引張るだけで輪環部が円形溝から外れるので、挿通線部の引出し操作を容易に行うことができる。
(請求項17について)
弾性チューブはシリコン樹脂により形成されている。シリコン樹脂は、通常の接着剤とは馴染まないため、液状体として通常の接着剤を容器体に収容した際、弾性チューブがキャップの先端部で、その接着剤と接触しても、弾性チューブに接着剤が付着せず好都合である。
(請求項18について)
膨隆部は水中エポキシを挿通線部に固着させることにより形成されている。このため、膨隆部の形成が強固で容易になり、コスト的にも有利になる。
(請求項19について)
所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されるキャップを備えたキャップ具であって、キャップは、吐出部を介して容器体に連通する細径の先端連通孔を有している。挿通線部は、キャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿脱可能に差込まれている。挿込み部は、挿通線部と挿通線部からキャップの外部に延出された連結延部とにより構成されている。挿通線部はキャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿入する。連結延部の下端部はキャップ側に着脱可能に係合される。弾性チューブの開口端部に形成された輪環部は、連結延部の下端部をキャップ側に係合させる際、弾性力に抗して拡開変形しながらキャップの先端部に気密に嵌合する。
この構成では、キャップ具の特定を除けば、請求項14と同様であるため、請求項14と同様な効果が得られる。
(請求項20について)
所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されるキャップを備えたキャップ具であって、キャップは、吐出部を介して容器体に連通する細径の先端連通孔を有している。挿通線部は、キャップの先端連通孔から容器体の液状体に到るように挿脱可能に差込まれる。弾性チューブは、挿通線部に挿通されて、挿通線部に形成された膨隆部を拡開変形により締付けて抜止めされている。弾性チューブの開口端部に形成された輪環部は、挿通線部を先端連通孔に差込む際、弾性力に抗して拡開変形しながらキャップの先端部に気密に嵌合する。
この構成では、キャップ具の特定を除けば、請求項15と同様であるため、請求項15と同様な効果が得られる。
本発明では、使用後にキャップの先端連通孔に留まる液状体は、容器体に戻り、液状体が吐出部から漏れ出すことがない。この際、栓部がキャップの先端連通孔を気密に閉鎖するため、液状体が揮発により乾燥してしまうことがない。この結果、液状体が吐出部に詰まったり、付着することがなくなり、長期にわたって良好な機能が維持される。
図1ないし図3に基づいて本発明の実施例1を説明する。
本発明の実施例1に係るキャップ付き容器1は、図1に示すように、例えば溶剤形接着剤Gを液状体として収容したチューブ状の容器体2により接着剤押出し容器を構成している。
この容器体2の先端部には、図2の(a)に示すように、外周部に雄ねじ部3aを有する管状の吐出部3が立設されている。吐出部3の雄ねじ部3aには、内部に雌ねじ部4eを有し、外側部の下端付近に微細な止め孔部4cを係合部として形成したプラスチック製のキャップ4が着脱可能に螺合されている。このキャップ4の先端外側部は、先細り状のテーパ面4dを有する円錐状に形成されている。キャップ4の先端部からは、容器体2の内部に連通する細径の先端連通孔4bを軸方向に貫通形成している。
キャップ4には、軟鋼やステンレススチールなどの金属、あるいはプラスチックなどの細径の線材により縦長な矩形状に曲成された挿込み部5が設けられている。この挿込み部5は、挿通線部6と挿通線部6よりキャップ4の外部に連結延部として延出された連結線部7とからなる。
挿通線部6は、キャップ4の先端連通孔4bから吐出部3を介して容器体2の溶剤形接着剤Gに到るように挿入されている。連結線部7の下端部7aは、挿通線部6からキャップ4の外側部に配置されて、キャップ4側としての止め孔部4cに着脱可能に係合している。
この場合、後述するゴム体8に働く付勢力を考慮すると、挿込み部5における挿通線部6と連結線部7のうち、少なくとも連結線部7を弾性部材により形成すればよい。
挿通線部6の先端部6aには、例えば、シリコンゴムにより数珠状に形成された2個のゴム体8が栓部として上下に接触する状態に取付けられている{図2の(b)参照}。連結線部7の下端部7aを止め孔部4cに係合させる際、図1の矢印Fで示すように、連結線部7が下方に引かれるため、ゴム体8がキャップ4の先端連通孔4bに強く弾接して、先端連通孔4bを気密に閉鎖する。
上記構成において、例えば、論文、紀行文、画集あるいは詩集などを纏めて、小冊子や書籍などの製本とする場合、使用対象物としての印字用紙(図示せず)を重ね合せて結束する。重ね合わせた印字用紙の背面部を接合するには、キャップ付き容器1を用いて溶剤形接着剤Gを適用する。
すなわち、図3に示すように、挿込み部5の挿通線部6をキャップ4の先端連通孔4bから抜き出すとともに、連結線部7を止め孔部4cから取り出す。この状態で、容器体2を押すと、溶剤形接着剤Gが吐出部3を介してキャップ4の先端連通孔4bから押し出される。先端連通孔4bから押し出された溶剤形接着剤Gを印字用紙の背面部に塗布する。使用後、挿込み部5の挿通線部6をキャップ4の先端連通孔4bから容器体2の内部に挿入するとともに、連結線部7を止め孔部4cに係合させる(図1参照)。
この時、先端連通孔4bと挿通線部6との間には、隙間が殆どないこともあって、キャップ4の先端連通孔4b内に留まる溶剤形接着剤Gは、挿通線部6を先端連通孔4bに挿入するに伴って容器体2内に戻り、溶剤形接着剤Gが吐出部3から漏れ出すことがない。仮に、溶剤形接着剤Gが吐出部3から漏れ出してしまっても、溶剤形接着剤Gの付着範囲は、吐出部3の外周部付近に留まる。このため、吐出部3の外周部付近に付着した溶剤形接着剤Gは、雄ねじ部に付着する場合に比べて、容易に剥がして除去することができて好都合である。
万一、溶剤形接着剤Gが吐出部3内で固化してしまっても、自前の挿通線部6を固化した溶剤形接着剤Gに刺し込むことにより、刺込孔を開けることができるので、溶剤形接着剤Gを支障なく押し出すことができる。
実際には、ゴム体8がキャップ4の先端連通孔4bを気密に閉鎖するため、溶剤形接着剤Gの溶媒が揮発により乾燥してしまうことがない。この結果、溶剤形接着剤Gが吐出部3に詰まったり、付着することがなくなるため、長期にわたってキャップ付き容器1の良好な機能を維持できて使い勝手がよくなる。
なかでも、挿込み部5には、数珠状のゴム体8を栓部として設けたので、簡素な構造で、キャップ4の先端連通孔4bを気密に閉鎖できてコスト的に有利である。
とりわけ、先端連通孔4bを細径(φ0.7〜2mm程度)にしているため、溶剤形接着剤G(水溶形接着剤でも同様)を容器体2から少量ずつ押し出すことができる。これにより、溶剤形接着剤Gを使用対象物(例えば、製本時の印字用紙、接合用の木片)に塗布した後、溶剤や水分の揮発が直ちに行われるので、使用対象物をクリップや粘着テープなどで仮止めして保持する必要がなくなり便利である。
なお、使用後には、キャップ4を上部にして容器体2を立て掛けたりして保管すると、再使用の時に、溶剤形接着剤Gが先端連通孔4bから急に吐出しないようになり便利である。
図4は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、キャップ4のテーパ面4dが段差部Kを介して複数の段部4p、4q、4r、4s、4t、4uに区分されていることである。段部4p〜4uの径寸法は、上端ほど径小に設定されており、使用状態により段差部Kに沿って切断する。これにより、塗布する幅寸法に見合った径寸法の段部から溶剤形接着剤Gを使用対象物に適用することができる。
図5の(a)、(b)は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、ゴム体8には、挿通線部6を貫通し、キャップ4の先端連通孔4bを嵌合する貫通孔8aが形成されたことである。
この場合、図5の(a)に示すように、ゴム体8は算盤珠状をなし、ゴム体8の貫通孔8aが先端連通孔4bに嵌合することになる。このため、同図の(b)に示すように、先端連通孔4bがゴム体8により一層気密に閉鎖される結果となる。
図6は本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例1と異なるところは、連結線部7を挿通線部6の左右両側に形成したことである。これにより、キャップ4に対する挿込み部5の装着状態が安定する。
図7は本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、連結線部7に代わって、二枚の細長な板ばね材7Aが挿通線部6の左右両側に延出されたことである。 板ばね材7Aはプラスチック(例えば、ポリプロピレン)により形成されたもので、その下端部には、キャップ4の下端に弾性係合する爪部7Bを一体に設けている。この場合、板ばね材7Aが挿通線部6の両側にあるので、挿込み部5の着脱時に板ばね材7Aを手指で摘まみ易い利点がある。
図8の(a)は本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、栓部をコイルスプリング9により形成したことである。コイルスプリング9の下端部には、ゴムあるいはプラスチック製の栓体9aが連結されている。
実施例1で示したように、連結線部7を止め孔部4cに係合させる際、栓体9aがキャップ4の先端連通孔4bに弾接して先端連通孔4bを気密に閉鎖する。
この場合、栓体9aが連結されたコイルスプリング9を栓部として設けたので、実施例1と同様に、簡素な構造で、キャップ4の先端連通孔4bを気密に閉鎖できてコスト的に有利である。コイルスプリング9は、挿通線部6を螺旋状に曲成することにより、挿通線部6に一体的に連続形成されたものである。
図8の(b)は本発明の実施例7を示す。実施例7が実施例1と異なるところは、栓部を蛇腹体10により形成したことである。このため、実施例1で示したように、連結線部7を止め孔部4cに係合させる際、蛇腹体10の下端部10aがキャップ4の先端連通孔4bに弾接して先端連通孔4bを気密に閉鎖する。
この場合、蛇腹体10を栓部として設けたので、実施例1と同様に、簡素な構造で、キャップ4の先端連通孔4bを気密に閉鎖できてコスト的に有利である。
図9は本発明の実施例8を示す。実施例8が実施例1と異なるところは、ゴム体8に代わって、弾性チューブ30を設けたことである。挿通線部6と連結線部7との中間部32には、例えば水中エポキシで強固に固着された数珠状の膨隆部31が設けられている{図9の(a)参照}。弾性チューブ30は、例えばシリコン樹脂により形成されており、中間部32から挿通線部6および連結線部7にかけて挿通されている。この際、弾性チューブ30は、弾性力に抗して拡開変形しながら膨隆部31を締付けることにより抜止め状態に固定されている。
弾性チューブ30の開口端部には、短筒状の輪環部30aが形成されており、挿通線部6を先端連通孔4bに差込む際、その輪環部30aが弾性力に抗して拡開変形しながらキャップ4の先端部4fに気密に嵌合する{図9の(b)参照}。この際、挿通線部6の終端部6cは、吐出部3の上面開口部から内方に所定の長さ突出するものである。
実施例8では、挿込み部5をキャップ4に装着するに伴い、弾性チューブ30が膨隆部31で、抜止め状態に固定されて輪環部30aをキャップ4の先端部4fに気密に嵌合する。このため、キャップ4の先端部4fに対する輪環部30aの弾接状態が強固になり、キャップ4に対して極めて高い気密性が得られる。
この結果、容器体2内の溶剤形接着剤Gに対する乾燥を防止し、溶剤形接着剤Gによる吐出部3への詰まりや付着を予防し、長期にわたってキャップ4の良好な機能を維持し、使い勝手が格段によくなる。
キャップ4内をはじめ容器体2に高い気密性が得られることに伴い、溶剤形接着剤Gを押出す時に窪み変形した容器体2を減圧により窪ませたままにしておくことも可能である。この場合には、再使用時に小さな変形量で容器体2から溶剤形接着剤Gを押出すことができて便利である。とりわけ、製本を行うに際して積層紙の背表紙を貼合わせる場合のように、容器体2から溶剤形接着剤Gを頻繁に押出して使用する時には至便となる。
弾性チューブ30のシリコン樹脂は、溶剤形接着剤Gとは馴染まないため、弾性チューブ30がキャップ4の先端部4fで溶剤形接着剤Gと接触しても、弾性チューブ30に接着剤が付着せず好都合である。
図10は本発明の実施例9を示す。実施例9が実施例8と異なるところは、中間部32を短尺に設定し、挿込み部5の連結線部7をキャップ4の外側面に近接する状態に配置したことである。これにより、連結線部7とキャップ4とによる構造がコンパクトになり取扱い易くもなる。
図11は本発明の実施例10を示す。実施例10が実施例8と異なるところは、挿込み部5の連結線部7を省略し、膨隆部31を有する中間部32および挿通線部6を一直線状に形成したことである{図11の(a)参照}。キャップ4の先端部4fには、弾性チューブ30の輪環部30aの先端が係合する円形溝4gが形成されている。
このため、一本の挿通線部6を先端連通孔4bに挿入するだけで、弾性チューブ30の輪環部30aが拡開変形によりキャップ4の先端部4fに気密に嵌合する。すなわち、一本の挿通線部6を用いるだけで、キャップ4の良好な気密性を保持できるため、全体がコンパクトになり、コスト的に有利で取扱いも簡単になる。
また、キャップ4の先端部4fに対する輪環部30aの嵌合状態が強固になって装着性が大幅に向上する{図11の(b)参照}。しかも、挿通線部6をキャップ4の先端部4fから抜出す時には、引張るだけで輪環部30aが円形溝4gから外れるので、挿通線部6の引出し操作を容易に行うことができる{図11の(c)参照}。
図12の(a)は本発明の実施例11を示す。実施例11が実施例10と異なるところは、膨隆部31を円盤状に形成して弾性チューブ30の先端部を閉鎖したことである。
図12の(b)は本発明の実施例12を示す。実施例12が実施例11と異なるところは、膨隆部31をドーナツ状に形成したことである。
図12の(c)は本発明の実施例13を示す。実施例13が実施例11と異なるところは、膨隆部31を円錐台状に形成したことである。
実施例11〜13のように形成することにより、実施例10と同様な効果を奏するうえに、膨隆部31が幅広なため弾性チューブ30を介して膨隆部31を摘み易くなる。
(変形例)
(a)なお、キャップ付き容器1では、キャップ4を容器体2から切り離し、挿込み部5と一緒のキャップ具として使用するようにしてもよい。挿込み部5には、強化プラスチック製あるいは強化セラミック製の線材を使用してもよい。
(b)挿込み部5のうち、連結線部7が弾性体であればよく、栓部は必ずしも弾性材製でなくともよい。
(c)連結線部7の下端部7aは、止め孔部4cに代わって、キャップ4の下端に形成した切欠き部に引っ掛けて保持するようにしてもよい。
(d)容器体2に収容する液状体としては、溶剤形接着剤Gに限らず、化粧水、化粧クリーム、軟膏あるいは他の薬剤などであってもよい。
(e)容器体2の溶剤形接着剤Gを使い切った場合、キャップ4を挿込み部5と一緒のキャップ具として、新たな容器体に装着し直して、キャップ4の共通化を図るようにしてもよい。
(f)膨隆部31は、水中エポキシに限らず、他のプラスチック材料でもよく、中間部32にろう付けや膨出加工により一体的に形成したものでもよい。要は弾性チューブ30を弾性変形させて抜止め状態に固定できるものであればよい。
(g)使用対象物は、小冊子や書籍の製本に限らず、紙片、木片および布片などや日用雑貨品であってもよい。
本発明のキャップ付き容器およびキャップ具では、使用後に液状体が吐出部に詰まったり、付着することがなくなるので、長期にわたってキャップ付き容器の良好な機能を維持できて使い勝手がよい。安価で長持ちするキャップ付き容器が入手できる有益性から需要者の増加に伴い、部品などの流通を介して化学・機械産業界へ広く適用することができる。
キャップ付き容器の斜視図である(実施例1)。 (a)はキャップ付き容器の分解斜視図、(b)はゴム体を示す拡大斜視図である(実施例1)。 使用時におけるキャップ付き容器と挿込み部との斜視図である(実施例1)。 キャップ付き容器の斜視図である(実施例2)。 (a)はキャップ付き容器の分解斜視図、(b)はゴム体を示す拡大斜視図である(実施例3)。 キャップと一緒に示す挿込み部の斜視図である(実施例4)。 キャップと一緒に示す挿込み部の斜視図である(実施例5)。 (a)はコイルスプリングと一緒に示す挿込み部の正面図(実施例6)、(b)は蛇腹体と一緒に示す挿込み部の正面図である(実施例7)。 (a)はキャップ付き容器の斜視図、(b)はキャップの一部と一緒に示す挿込み部の斜視図である(実施例8)。 (a)はキャップ付き容器の斜視図、(b)は連結線部と一緒に示す弾性チューブの縦断面図である(実施例9)。 (a)はキャップ付き容器の斜視図、(b)はキャップから抜出した状態を示す挿込み部の斜視図、(c)はキャップに挿入した挿込み部を示す斜視図である(実施例10)。 (a)は挿込み部と一緒に示す弾性チューブの縦断面図(実施例11)、(b)は挿込み部と一緒に示す弾性チューブの縦断面図(実施例12)、(c)は挿込み部と一緒に示す弾性チューブの縦断面図(実施例13)である。 (a)は従来の接着剤押出し容器を示す斜視図、(b)は従来の接着剤押出し容器の分解斜視図である。
符号の説明
1 キャップ付き容器(接着剤押出し容器)
2 容器体
3 吐出部
4 キャップ
4b 先端連通孔
4c 止め孔部(係合部、キャップ側)
4d テーパ面
4f 先端部
4g 円形溝
5 挿込み部
6 挿通線部
7 連結線部(連結延部)
7a 連結線部の下端部
7A 板ばね材(連結延部)
8 ゴム体(栓部)
8a 貫通孔
9 コイルスプリング(栓部)
9a 栓体(栓部)
10 蛇腹体(栓部)
30 弾性チューブ
30a 輪環部
31 膨隆部
G 溶剤形接着剤(液状体)

Claims (20)

  1. 所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体と、
    この容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されて、前記吐出部を介して前記容器体に連通する細径の先端連通孔を有するキャップと、
    挿通線部とこの挿通線部から前記キャップの外部に延出された弾性材製の連結延部とにより構成されて、前記挿通線部を前記キャップの前記先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿入し、前記連結延部を前記キャップの外側部に配置して、前記キャップに設けられた係合部に着脱可能に係合させる挿込み部と、
    前記挿通線部に設けられて、前記連結延部を前記係合部に係合させる際、前記連結延部の付勢力により、前記キャップの前記先端連通孔を気密に閉鎖する栓部とを具備することを特徴とするキャップ付き容器。
  2. 前記連結延部は、細径の線材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  3. 前記連結延部は、前記挿通線部の左右両側に延出された二枚の細長な板ばね材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  4. 前記栓部には、前記挿通線部を貫通し、前記キャップの先端部に嵌合する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  5. 前記栓部は弾性材製であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  6. 前記栓部は、前記キャップの前記先端連通孔に接離可能に当接する数珠状のゴム体であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  7. 前記栓部は、前記キャップの前記先端連通孔に接離可能に当接する栓体を有するコイルスプリングであることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  8. 前記栓部は、前記キャップの前記先端連通孔に接離可能に当接する蛇腹体であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  9. 前記挿込み部は、金属により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  10. 前記挿込み部は、プラスチックにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  11. 前記容器体は、接着剤を所定の液状体として収容していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  12. 前記キャップは、新たな容器体に交換可能に装着されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
  13. 所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されるキャップを備えたキャップ具であって、
    前記キャップは、前記吐出部を介して前記容器体に連通する細径の先端連通孔を有しており、
    挿通線部とこの挿通線部から前記キャップの外部に延出された弾性材製の連結延部とにより構成されて、前記挿通線部を前記キャップの先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿入し、前記連結延部を前記キャップの外側部に配置して、前記キャップに設けられた係合部に着脱可能に係合させる挿込み部と、
    前記挿通線部に設けられて、前記連結延部を前記係合部に係合させる際、前記連結延部の付勢力により、前記キャップの前記先端連通孔を気密に閉鎖する栓部とを具備することを特徴とするキャップ具。
  14. 所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体と、
    この容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されて、前記吐出部を介して前記容器体に連通する細径の先端連通孔を有するキャップと、
    挿通線部と前記挿通線部から前記キャップの外部に沿って延出された連結延部とにより構成されて、前記挿通線部を前記キャップの前記先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿入し、前記連結延部の下端部を前記キャップ側に着脱可能に係合させるように配された挿込み部と、
    前記挿込み部に挿通されて、挿込み部に形成された膨隆部に拡開変形して弾接することにより抜止めされた弾性チューブと、
    前記弾性チューブの開口端部に形成され、前記下端部を前記キャップ側に係合させる際、弾性力に抗して拡開変形しながら前記キャップの先端部に気密状態に嵌合する輪環部とを具備することを特徴とするキャップ付き容器。
  15. 所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体と、
    この容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されて、前記吐出部を介して前記容器体に連通する細径の先端連通孔を有するキャップと、
    前記キャップの前記先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿脱可能に差込まれる挿通線部と、
    前記挿通線部に挿通されて、前記挿通線部に形成された膨隆部を拡開変形により締付けて抜止めされた弾性チューブと、
    前記弾性チューブの開口端部に形成され、前記挿通線部を前記先端連通孔に差込む際、弾性力に抗して拡開変形しながら前記キャップの先端部に気密に嵌合する輪環部とを具備することを特徴とするキャップ付き容器。
  16. 前記キャップの先端部には、前記弾性チューブの前記輪環部の先端が係合する円形溝が形成されていることを特徴とする請求項14あるいは請求項15のいずれかに記載のキャップ付き容器。
  17. 前記弾性チューブはシリコン樹脂により形成されていることを特徴とする請求項14あるいは請求項15のいずれかに記載のキャップ付き容器。
  18. 前記膨隆部は水中エポキシを前記挿通線部に固着させることにより形成されていることを特徴とする請求項14あるいは請求項15のいずれかに記載のキャップ付き容器。
  19. 所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されるキャップを備えたキャップ具であって、
    前記キャップは、前記吐出部を介して前記容器体に連通する細径の先端連通孔を有しており、
    前記キャップの前記先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿脱可能に差込まれる挿通線部と、
    前記挿通線部とこの挿通線部から前記キャップの外部に延出された連結延部とにより構成されて、前記挿通線部を前記キャップの先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿入し、前記連結延部の下端部を前記キャップ側に着脱可能に係合させるように配された挿込み部と、
    前記弾性チューブの開口端部に形成され、前記下端部を前記キャップ側に係合させる際、弾性力に抗して拡開変形しながら前記キャップの先端部に気密に嵌合する輪環部とを具備することを特徴とするキャップ具。
  20. 所定の使用対象物に塗布する液状体を収容した容器体に立設された吐出部に着脱可能に螺合されるキャップを備えたキャップ具であって、
    前記キャップは、前記吐出部を介して前記容器体に連通する細径の先端連通孔を有しており、
    前記キャップの前記先端連通孔から前記容器体の前記液状体に到るように挿脱可能に差込まれる挿通線部と、
    前記挿通線部に挿通されて、前記挿通線部に形成された膨隆部を拡開変形により締付けて抜止めされた弾性チューブと、
    弾性チューブの開口端部に形成され、前記挿通線部を前記先端連通孔に差込む際、弾性力に抗して拡開変形しながら前記キャップの先端部に気密に嵌合する輪環部とを具備することを特徴とするキャップ具。
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