JP2007179472A - 画面表示装置および画面表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面の先読みを適正に行うことができ、ユーザによる画面の操作・閲覧を円滑に行うことができる画面表示装置を提供する。
【解決手段】遷移先の画面リソースデータを先読みし、先読みメモリ111に格納する際、遷移先が新しい画面であるか否かを判別し(S4)、新しい画面である場合、この先読み候補の遷移確率を取得する(S5)。遷移確率が閾値以下である場合、その遷移先を先読み候補から除外する(S9)。閾値を越える場合、遷移先画面のリソース量を算出し(S8)、リソース量が閾値以下である場合、その遷移先を先読み候補から除外する(S12)。リソース量が閾値を越える場合、遷移確率とリソース量の比率により、先読み順序を決定する(S11)。
【選択図】図7

Description

本発明は、遷移先の画面の画面リソースデータを先読みして画面を表示する画面表示装置および画面表示方法に関する。
従来、WWWブラウザソフトウェアにより表示されたWebページからこのページに設定されているリンク先への移行を円滑に行うための手法として、先読み処理が知られている。この先読み処理では、ユーザがWebページを閲覧している間、このページのリンク先からページ情報が取得される。
先読み処理に関して、特許文献1に記載の技術が知られている。この技術では、表示中のWebページを基に、先読み処理の対象となるリンク記述を選定するためのキーワードを設定する。このキーワードに対応するリンク記述を含むリンク先情報を用いてページ情報を検索する。検索の結果、検知されたリンク先に対し、先読み処理を実行する。
さらに、この先読み処理により取得すべきページ情報の情報量の上限値を設定する。先読み処理によるページ情報の取得毎に、このページ情報の情報量を累計する。そして、キーワードにより新たなリンク情報が検知される毎に、累計値および上限値に基づき、新たなリンク情報に対する先読み処理が可能であるか否かを判定する。即ち、上限値を越えない範囲でページ情報の先読み処理が行われる。
特開2004−265020号公報
しかしながら、上記従来例のように、キーワードを設定し、そのキーワードにより先読み処理を行う画面表示装置では、以下に掲げる問題があった。近年、組み込み機器では、高機能化が図られており、その操作部は、機能の操作性を高めるために、画面に多種多様な機能を表現する。操作部の画面に多種多様な機能を表現する場合、画面を表示するためのデータ量が増える。しかし、組み込み機器では、CPU能力やメモリ量に制約があるので、操作性を高めるために効率の良い画面表示を行う必要があった。
この場合、操作部に表示される画面には、次に遷移する画面が複数存在するものもあり、それぞれの遷移先情報は様々である。このため、特定のキーワードを設定しても、このキーワードに対応する画面は一部の画面のみである。
したがって、キーワードに対応した画面だけを先読みすると、キーワードに対応していない画面の表示が遅くなり、ユーザがキーワードに対応していない画面を開いたとき、ストレスを感じることがある。
また、複数の画面には、同じ画像データが複数の個所で共通に使用されているものも多い。キーワードで先読み処理すると、共通データを何回も読み出すことになり、読み込み時間やメモリ使用量が多くなる。
また、遷移する画面には、表示部品や表示データなどの画面リソース量が多く、表示に多くの時間がかかる画面もあれば、画面リソース量が少なく、表示に時間のかからない画面もある。前者では、先読みしておくことにより、画面表示速度を向上させ、ユーザが円滑に操作できるようにする必要がある。一方、後者では、先読みしなくても表示速度が速い。このように、遷移先の画面リソース量に関係なく、キーワードのみで先読み処理を実行した場合、以下のことが生じ得る。即ち、実際には先読みの必要がない画面リソース量の少ない画面を先読み処理し、先読みの必要がある画面リソース量の多い画面の先読み処理しないことがある。この場合、ユーザは円滑に画面を閲覧・操作できないといった不具合が生じる。
また、遷移する画面には、頻繁に表示する画面もあれば、稀にしか表示しない画面もある。ユーザは、頻繁に表示する画面が早く表示されない場合、ストレスを感じ、逆に、稀にしか表示しない画面の表示速度が多少遅くてもストレスを感じない。前者では、先読みしておくことにより、画面の表示速度を向上させ、ユーザが円滑に操作できるようにする必要がある。一方、後者では、先読みの優先順位を下げるか、もしくは先読みしなくてもよい。しかし、従来では、実際には先読みが必要でない稀にしか表示しない画面を先読み処理し、一方、先読みが必要な頻繁に表示する画面を先読みしないことが起こり得る。この場合も、ユーザが円滑に画面を操作・閲覧できないといった不具合が生じる。
そこで、本発明は、画面の先読みを適正に行うことができ、ユーザによる画面の操作・閲覧を円滑に行うことができる画面表示装置および画面表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画面表示装置は、画面を表示する画面表示装置であって、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、表示された画面から遷移先の画面への遷移確率を取得する遷移確率取得手段と、前記取得した遷移確率を基に、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示装置は、画面を表示する画面表示装置であって、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、遷移先の画面を構成する画面リソースデータのデータ量を取得するデータ量取得手段と、前記取得したデータ量を基に、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示装置は、画面を表示する画面表示装置であって、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、表示された画面から遷移先の画面への遷移確率、および前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータのデータ量を取得する取得手段と、前記取得した遷移確率および前記データ量の少なくとも一方に応じて、先読み順序を決定する先読み順序決定手段と、前記決定された先読み順序に従って、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示装置は、画面を表示する画面表示装置であって、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、画面の使用頻度を取得する使用頻度取得手段と、前記取得した使用頻度を基に、起動時に前記画面の画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、前記画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示方法は、画面を表示する画面表示方法であって、表示された画面から遷移先の画面への遷移確率を取得する遷移確率取得ステップと、前記取得した遷移確率を基に、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリに、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして格納する先読みステップとを有し、前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示方法は、画面を表示する画面表示方法であって、遷移先の画面を構成する画面リソースデータのデータ量を取得するデータ量取得ステップと、前記取得したデータ量を基に、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリに、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして格納する先読みステップとを有し、前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示方法は、画面を表示する画面表示方法であって、表示された画面から遷移先の画面への遷移確率および前記遷移先の画面リソースデータのデータ量を取得する取得ステップと、前記取得した遷移確率および前記データ量の少なくとも一方に応じて、先読み順序を決定する先読み順序決定ステップと、前記決定された先読み順序に従って、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリに、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして格納する先読みステップとを有し、前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の画面表示方法は、画面を表示する画面表示方法であって、画面の使用頻度を取得する使用頻度取得ステップと、前記取得した使用頻度を基に、起動時に前記画面を構成する画面リソースデータをメモリに先読みして格納する先読みステップとを有し、前記画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る画面表示装置によれば、遷移確率を基に、遷移先の画面リソースデータを先読みするので、画面の先読みを適正に行うことができ、ユーザによる円滑な画面の操作・閲覧が可能となる。請求項2に係る画面表示装置によれば、画面リソースデータ量を基に、遷移先の画面リソースデータを先読みするので、画面の先読みを適正に行うことができ、ユーザによる円滑な画面の操作・閲覧が可能となる。
請求項3に係る画面表示装置によれば、遷移確率および画面リソースデータ量の少なくとも一方に応じて決定された先読み順序に従って、遷移先の画面リソースデータを先読みするので、ユーザによる円滑な画面の操作・閲覧が可能となる。請求項4に係る画面表示装置によれば、重複したデータの先読みを防止でき、表示速度を向上できる。請求項5に係る画面表示装置によれば、適正な先読みを行うことができる。請求項7に係る画面表示装置によれば、先読み順序を決定する際に用いられる画面リソースデータのデータ量および遷移確率の閾値をユーザ所望の値に設定することができる。
請求項8に係る画面表示装置によれば、遷移確率にばらつきがなくても、有効な先読み順序を決定することができる。また、画面リソースデータのデータ量にばらつきがなくても、有効な先読み順序を決定することができる。請求項9に係る画面表示装置によれば、画面リソースメモリの上限値を越えるような先読みを中断するので、必要以上にメモリを消費しないで済む。
請求項10に係る画面表示装置によれば、起動時に使用頻度の高い画面の画面リソースデータを先読みするので、頻繁にデータを読み込まなくて済み、画面の表示速度を向上できる。請求項11に係る画面表示装置によれば、使用頻度が高く、かつデータ量の多い画面リソースデータを先読みするので、データ量が多くても画面の表示速度を向上できる。
請求項12に係る画面標示装置によれば、使用頻度および画面リソースデータのデータ量の閾値をユーザ所望の値に設定することができる。請求項13に係る画面表示装置によれば、使用頻度の高い、例えば複数の個所で共通に使用されている画面リソースデータを何回も読み出すことがなく、読み込み時間やメモリ使用量を減らすことができる。従って、頻繁に使用される画面の表示速度を高めることができ、CPUの処理能力の向上に繋がる。
本発明の画面表示装置および画面表示方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画面表示装置はデジタル複写機に適用される。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態におけるデジタル複写機の構成を示す側面断面図である。このデジタル複写機10は、リーダ部1、プリンタ部2、操作制御部15、外部装置3、自動原稿搬送装置4および後処理装置5から構成される。
リーダ部1は、原稿を画像データに変換するものであり、プラテンガラス31、スキャナユニット34、ミラー35、36、レンズ37、およびイメージセンサ部(CCD)38を有する。スキャナユニット34には、原稿に光を照射するランプ32、および原稿からの反射光を反射するミラー33が設けられている。
プリンタ部2は、露光制御部51、感光体52、現像器53、記録紙カセット54、転写部56、定着部57、排紙部58、搬送方向切替部材59、再給紙用シート積載部60、搬送ローラ61等を有する。
リーダ部1では、自動原稿搬送装置4に積載された原稿は1枚づつ順次プラテンガラス31上に搬送される。原稿がプラテンガラス面31の所定位置に搬送されると、スキャナユニット34内のランプ32が点灯し、かつスキャナユニット104が移動して原稿を照射する。原稿からの反射光は、ミラー33、35、36およびレンズ37を経由してCCDイメージセンサ部38に入力する。原稿からの反射光は、CCD38で光電変換された後、電気的に処理される。電気的に処理された画像信号はプリンタ部2に入力する。
プリンタ部2では、露光制御部51は、リーダ部1から入力された画像信号によって光信号を変調し、この変調された光信号を感光体52に照射する。この照射光によって感光体52に潜像が形成され、この潜像は現像器53によって現像される。現像器53の先端とタイミングを合わせて、記録紙カセット54からシートが搬送され、転写部56で現像された像がシートに転写される。像が転写されたシートは、定着部57で定着処理された後、排紙部58から装置外部に排出される。排紙部58から出力されたシートに対し、後処理装置5では、予め指定された動作モードに従って、仕分けや綴じ等の後処理が施される。
シートの両面に画像を形成する場合、定着部57で定着されたシートを、一旦、排紙部58まで搬送した後、向きを反転させ、搬送方向切替部材59によって再給紙用シート積載部60にシートを搬送する。そして、次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様の手順で原稿画像が読み取られ、シートに画像が形成される。このとき、再給紙用シート積載部60からシートが給紙され、シートの残りの面に画像が形成される。
外部装置3は、ケーブルを介して操作制御部15と接続される一方、LAN等のネットワークを介して外部のコンピュータ(図示せず)と接続されている。そして、操作制御部15との間で種々のデータの送受信を行うとともに、外部のコンピュータとの間でも画像データを含む種々のデータの送受信を行う。
図2は操作制御部15の構成を示すブロック図である。操作制御部15は、ユーザインタフェース部100および画像処理部103から構成される。ユーザインタフェース部100は、ユーザが操作・閲覧するための操作パネルであり、表示部101および指示部102を有する。表示部101は、デジタル複写機10の使用手順や状態等を表示する。指示部102は、表示部101の前面に設けられた、ユーザ指示入力用のタッチパネルおよびハードキーからなる。
画像処理部103は、画面生成部104およびデータ格納部105からなる。画面生成部104には、画面作成部109、データ読み込み部116、画面遷移管理部110、先読みメモリ111、先読み順序決定部112および遷移確率算出部113が設けられている。また、リソース量算出部114およびメモリ管理部117が設けられている。一方、データ格納部105には、画像データ格納部106、画面遷移データ格納部107および画面データ格納部108が設けられている。
画面データ格納部108には、画面サイズ、画面を構成する複数の画面部品(ボタンやテキスト)、画面部品の位置、サイズ、画面部品属性等の画面形成データが保存されている。図3は表示部101に表示された用紙選択画面を示す図である。表示部101に表示される画面は、画面データ格納部108に保存された画面形成データを基に作成される。この画面には、設定値、機器状態、設定可能項目等が表示され、それぞれに応じた機能が提供可能となる。図3では、画面として用紙選択画面が表示されており、この用紙選択画面上には、現在使用可能な用紙サイズが表示されている。この他、用紙の向きや用紙の残量等も表示可能である。これにより、ユーザがコピーを行う際、用紙を選択する機能が提供される。
画像データ格納部106には、画面部品として、ボタン211の背景用ビットマップ、アイコン用ビットマップ等、複数の画像データが格納されている。また、用紙選択画面のボタンとして、ボタンの背景、選択時の背景、網掛け表示の背景、用紙サイズアイコン、用紙残量アイコン等が格納されている。ボタンの表示は、設定状況や機器の状態に応じて変更される。
画面遷移データ格納部107には、所定の画面から次に遷移する画面、遷移する条件、遷移確率等のデータが対応付けて保存されている。特定の機能を設定するために、画面遷移が複数回行われる場合もある。画面の遷移は、画面遷移データ格納部107に保存されたデータを基に行われる。
図4はステイプルソート機能を設定する際の画面遷移を示す図である。ここでは、標準画面200→ソート選択画面201→ステイプル位置設定画面202→用紙選択画面203の順序で画面が遷移し、各画面で設定が行われる。このように、画面遷移には、予め決められた順序が存在し、ユーザによって押下されたボタン、ユーザの設定内容および機器の状態に応じて、遷移する画面が一意に決定される。なお、ソート選択画面201が表示された状態で、「戻る」204が選択され、前の画面(標準画面200)に戻ることも可能である。また、ステイプル位置設定画面202が表示された状態で、「戻る」205が選択され、前の画面(ソート選択画面201)に戻ることも可能である。あるいは「最初の画面に戻る」206が選択され、最初の画面(標準画面200)に戻ることも可能である。
図5は画面遷移データ格納部107に保存された遷移先リストを示すテーブルである。この遷移先リストのテーブルには、表示画面ID300毎に、条件301、遷移先302および遷移確率303からなるデータが登録されている。例えば、表示画面ID「IDD_COPY1」の画面が表示されている場合、条件としてソートが選択され、OKボタンが押されると、表示画面ID「IDD_COPY3」の画面に遷移する。ユーザがこのような遷移を行う遷移確率は「0.5」である。
このテーブルへのデータ入力は、画面遷移設計ツールを用いて行われる。ユーザ(あるいはオペレータ)は、このツールを用いて、画面に表示された画面部品に値0以上の遷移先を設定することが可能である。特に、1つの画面部品に対して複数の遷移先を設定する場合、設定情報等の条件を入力する。さらに、設計した画面遷移をテストする機能を使用し、ユーザ入力を繰り返して遷移確率303を算出することが可能である。
画面作成部109は、画面毎に一意に割り振られた表示画面IDを元に、データ読み込み部116によって、画面データ格納部108から画面形成データを読み込む。さらに、画像データ格納部106から画像データを読み込み、画面形成データおよび画像データから画面を作成する。
画面遷移管理部110は、指示部102からユーザの操作内容および機器の状態を取得するとともに、画面遷移データ格納部107から画面遷移データを取得する。そして、これらの情報を用いて、遷移する画面を一意に決定する。
先読みメモリ111は、画像データ格納部106に格納された画像データを、表示用のイメージ情報に展開しておくメモリ領域である。
遷移確率算出部113は、表示されている画面から遷移する可能性のある全ての画面の遷移確率を、画面遷移データ格納部107から取得する。そして、遷移確率が閾値を越える画面を抜き出す一方、閾値以下の画面を先読み対象から除外する。また、遷移先として、「前の画面に戻る」など、新たに画面を開かない遷移の場合も、遷移先を先読み対象から除外する。遷移確率の閾値は、ユーザ(あるいはオペレータ)がハードキーあるいはタッチパネルを用いて入力可能であり、指示部102は、入力された閾値を遷移確率算出部113に設定する。
リソース量算出部114は、表示されている画面から遷移する可能性のある全ての画面の画像リソース(画面リソースデータ)量を算出する。図6は画像リソース量を示すテーブルである。画像リソース量を示すテーブルは画像データ格納部106に格納されている。このテーブルには、表示画面ID304に対応する総ビットマップ量305、総コントロール数306および総リソース量307が登録されている。画像リソース量は、ビットマップデータ量(総ビットマップ量)305および画面部品の数量(総コントロール数)306を加えた総リソース量307で表される。
そして、リソース量算出部114は、画像リソース量が閾値を越える画面を抜き出す一方、閾値以下の画面を先読み対象から除外する。画像リソース量の閾値は、ユーザ(あるいはオペレータ)がハードキーあるいはタッチパネルを用いて入力可能であり、指示部102は、入力された閾値をリソース量算出部114に設定する。
先読み順序決定部112は、遷移確率算出部113から遷移確率を取得し、リソース量算出部114から画像リソース量を取得すると、ユーザによって指定された比率に従って、先読み順序を決定する。この遷移確率および画像リソース量を用いた先読み順序の決定のし方は、任意である。先読み順序を決定する際の比率としては、遷移確率の高いものを早く先読みし、画像リソース量の多いものを早く先読みするような設定が挙げられる。また、遷移確率を画像リソース量より優先させるような設定でもよいし、逆に、画像リソース量を遷移確率より優先させるような設定でもよい。
メモリ管理部117は、ユーザ(あるいはオペレータ)によって指定されたメモリ使用量の上限値を保持し、先読みメモリ111の使用量とメモリ使用量の上限値との差分を算出する。先読み順序決定部112によって決定された先読み順序に従って、次に先読みする画面リソース量が上記差分より大きい場合、画面の先読みを行わない。さらに、メモリ管理部117は、次の画面の先読みが可能であるか否かを判別し、上記差分より画面リソース量が少ない画面の先読みを行う。ここで、メモリ使用量の上限値は、ユーザ(あるいはオペレータ)がハードキーおよびタッチパネルを用いて入力されるものであり、指示部102は、入力された上限値をメモリ管理部117に設定する。
なお、上記画面生成部104の機能は、デジタル複写機に搭載された操作制御部15内のCPUがROMに格納された制御プログラムを実行することによって実現される。
上記構成を有するデジタル複写機の操作制御部15における画面の先読み動作を示す。図7は先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、前述したように、操作制御部15内のROMに格納されており、表示画面が遷移する度、CPUによって実行される。
まず、画面遷移データ部107からテーブルに登録された遷移先リストを取得し、先読み候補リストに設定する(ステップS1)。取得した遷移先リストが空であるか否かを判別する(ステップS2)。空である場合、そのまま本処理を終了する。
一方、ステップS2で遷移先リストが空でない場合、遷移先を取得する(ステップS3)。具体的に、図4の例では、表示されている画面がソート画面201である場合、遷移先リストには、「戻る」204およびステイプル位置設定画面202が含まれる。
取得した遷移先リストの遷移先が新しい画面であるか否かを判別する(ステップS4)。新しい画面でない場合、その遷移先を先読み候補から除外し(ステップS6)、ステップS2の処理に戻る。図4の例では、「戻る」204が選択された場合の標準画面200は先読み候補から除外される。
一方、ステップS4で遷移先が新しい画面である場合、先読み候補として登録し、この先読み候補の遷移確率を取得する(ステップS5)。取得した遷移確率が閾値を越えるか否かを判別する(ステップS7)。遷移確率が閾値以下である場合、その遷移先を先読み候補から除外し(ステップS9)、ステップS2の処理に戻る。
一方、ステップS7で遷移確率が閾値を越える場合、先読み候補の遷移先画面のリソース(画面リソースデータ)量を算出し(ステップS8)、リソース量が閾値を越えるか否かを判別する(ステップS10)。閾値以下である場合、その遷移先を先読み候補から除外し(ステップS12)、ステップS2の処理に戻る。一方、ステップS10でリソース量が閾値を越える場合、遷移確率とリソース量の比率により、先読み順序を決定し(ステップS11)、先読み順序決定リストに追加する(ステップS13)。この後、本処理を終了する。
図8は画面先読み処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、前述したように、操作制御部15内のROMに格納されており、先読み順序が決定された後、CPUによって実行される。
まず、遷移先リストが空であるか否かを判別する(ステップS21)。空である場合、そのまま本処理を終了する。一方、遷移先リストが空でない場合、先読み候補リストから次に先読みする画面および画像リソース量を取得する(ステップS22)。先読みした画面の画像リソース量の累計とメモリ上限値との差分を算出する(ステップS23)。
算出した差分と次に先読みする画面の画像リソース量とを比較する(ステップS24)。画面リソース量の方が大きい場合、先読みを行わず、ステップS21の処理に戻る。一方、ステップS24で差分の方が大きい場合、画面リソースデータの先読みを行う(ステップS25)。この後、画面の画像リソース量の累計を算出し(ステップS26)、本処理を終了する。
なお、先読みが完了する前に、ユーザ操作や機器の状態変化により画面遷移が起こった場合、先読み処理を中断する。そして、新しく表示された画面に対し、先読み順序決定処理および画面先読み処理が行われる。
このように、第1の実施形態の画面表示装置によれば、画面の先読みを適正に行うことができ、ユーザによる画面の閲覧・操作を円滑に行うことができる。したがって、メモリおよびCPU速度で制約が厳しい組み込み機器におけるユーザの利便性を向上させることができる。
なお、ユーザによって指定された比率として、遷移確率が値0である場合、つまり遷移確率を使用せず、リソース量だけを使用してもよい。この場合の先読み順序の決定処理を示す。図9はユーザによって遷移確率が値0に指定された場合の先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。この処理は、図7のフローチャートにおいて、S5、S6、S7の処理が省かれた場合の処理と同じである。同一のステップ処理について同一のステップ番号を付すことによりその説明を省略する。そして、ステップS11Aでは、リソース量が多い程、早く先読みが行われるように、先読み順序を決定する。
また、ユーザによって指定された比率として、画面リソース量が値0である場合、つまりリソース量を使用せず、遷移確率だけを使用してもよい。この場合の先読み順序の決定処理を示す。図10はユーザによってリソース量が値0に指定された場合の先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。この処理は、図7のフローチャートにおいて、S8、S9、S10の処理が省かれた場合の処理と同じである。同一のステップ処理について同一のステップ番号を付すことによりその説明を省略する。そして、ステップS11Bでは、遷移確率が高いほど、早く先読みが行われるように、先読み順序を決定する。
[第2の実施形態]
図11は第2の実施形態における操作制御部15の構成を示す図である。前記第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
デジタル複写機10は、前記第1の実施形態と同様、ユーザインタフェース部100および画像処理部103を有する。ユーザインタフェース部100は、表示部101および指示部102を有する。ユーザインタフェース部100の機能は、前記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
画像処理部103は、画面生成部104およびデータ格納部105を有する。データ格納部105は、前記第1の実施形態と同様、画像データ格納部106、画面遷移データ格納部107および画面データ格納部108を有する。
画面生成部104は、共通データ先読み部251、画面データ先読み部260、データ読み込み部116、画面作成部109および画面遷移管理部110を有する。
画面データ先読み部260には、画面先読みメモリ111、画面メモリ管理部117、先読み順序決定部112、遷移確率算出部113、リソース量算出部114およびメモリ量算出部115が設けられている。また、共通データ先読み部251には、起動時に先読みされる画像データを保持する共通先読みメモリ253、共通メモリ管理部254および共通データ先読み判断部255が設けられている。共通メモリ管理部254は、共通先読みメモリ253を管理する。共通データ先読み判断部255は、起動時に使用される画像データを先読みするか否かを判断する。
画像データ格納部106には、ボタンの背景用ビットマップ、アイコン用ビットマップ等の画像データ、およびその画像データが何場面で使い回されているかを示す使用頻度が保存されている。画像データ格納部106には、画面部品として、複数の画像データが設定されている。また、用紙選択画面のボタンとして、ボタンの背景、選択時の背景、網掛け表示の背景、用紙サイズアイコン、用紙残量アイコン等が設定されている。ボタンの表示は、設定状況や機器の状態に応じて変更される。
共通先読みメモリ253は、画像データ格納部106内の画像データをシステム起動時に表示する際、イメージ情報に展開するための静的メモリ領域である。図12は画像データ格納部106に格納された画像データリストを示すテーブルである。この画像データリストのテーブルには、起動時に使用されるビットマップファイル名350毎に使用頻度351およびデータ量352が登録されている。一方、画面先読みメモリ111は、画像データ格納部106内の画像データをイメージ情報に展開するための動的メモリ領域である。
リソース量算出部114は、表示されている画面から遷移する可能性のある全ての画面について、画面の画像リソース量と先読み済み画像データ量との差分である未読リソース量を算出する。画像リソース量(図6参照)は、ビットマップデータ量305および画面部品の数量306からなる総データ量307で表される。未読リソース量は、この画像リソース量から先読み済みビットマップ量を差し引いたものである。図13は先読み済み画面のリソース量を示すテーブルである。この先読み済み画面のリソース量を示すテーブルは、メモリ量算出部115に格納されており、メモリ量算出部115は先読みされる画像データ量を算出する。このテーブルには、表示画面ID361毎に先読み済みビットマップ量362が登録されている。本実施形態では、閾値を越える画像リソース量を有する画面を抜き出す一方、閾値以下の画像リソース量を有する画面は先読み対象から除外される。
画像リソース量の閾値は、ユーザ(あるいはオペレータ)がハードキーあるいはタッチパネルを用いて入力可能であり、指示部102は、入力された閾値をリソース量算出部114に設定する。
先読み順序決定部112は、遷移確率算出部113から遷移確率を取得し、リソース量算出部114から画面の未読画像リソース量を取得する。そして、前記第1の実施形態と同様、ユーザによって指定された比率に従って、先読み順序を決定する。
なお、画面遷移データ格納部107、画面作成部109、画面遷移管理部110、遷移確率算出部113、メモリ管理部117の機能は前記第1の実施形態と同様である。また、上記画像生成部104の機能は、デジタル複写機に搭載された操作制御部15内のCPUがROMに格納された制御プログラムを実行することによって実現される。
上記構成を有するデジタル複写機の操作制御部15における画面の先読み動作を示す。図15は起動時に静的メモリ領域である共通先読みメモリ253に共通先読みデータを先読みする際の処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、前述したように、操作制御部15内のROMに格納されており、CPUによって起動時に実行される。
まず、画像データ格納部106から画像データリスト(図12参照)を取得する(ステップS31)。取得した画像データリストが空であるか否かを判別する(ステップS32)。空である場合、そのまま本処理を終了する。一方、画像データリストが空でない場合、取得した画像データリストの先頭を取り出し、その画像データに対応する使用頻度を画像データ格納部106から取得する(ステップS33)。
取得した使用頻度が閾値を越えるか否かを判別する(ステップS34)。使用頻度が閾値以下である場合、その画像データを先読み候補から除外し(ステップS36)、ステップS32の処理に戻る。一方、ステップS34で使用頻度が閾値を越える場合、画像データのデータ量を取得する(ステップS35)。
取得した画像データのデータ量が閾値を越えるか否かを判別する(ステップS37)。閾値以下である場合、その画像データを先読み候補から除外し(ステップS39)、ステップS32の処理に戻る。一方、取得した画像データが閾値を越える場合、画像データ格納部106から画像データを取り出し、共通先読みメモリ253上で画像イメージに展開する(ステップS38)。さらに、この取り出された画像データに対し、先読みフラグをONに設定する(ステップS40)。この先読みフラグは、共通データ先読み判断部255に設けられており、先読み済みの画像データの判別に用いられる。この後、本処理を終了する。
なお、起動時に先読みされる画像データとしては、起動時の基本画面(デフォルト画面)を構成する画面部品のものであってもよいし、起動後に基本画面からの遷移先である特定の画面を構成する画面部品のものであってもよい。いずれにせよ、本実施形態では、使用頻度の高くかつデータ量の多い画像データ(画面リソースデータ)が起動時に先読みされる。図14は起動時に先読みされる画面部品を示す図である。ここでは、基本画面を構成する画面部品として、全体の背景270、ボタンの背景271およびアイコン272が例示されている。
図16は先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、前述したように、操作制御部15内のROMに格納されており、表示画面が遷移する度、CPUによって実行される。
まず、画面遷移データ格納部107から遷移先リスト(図5参照)を取得し、先読み候補リストに設定する(ステップS1)。取得した遷移先リストが空であるか否かを判別する(ステップS2)。空である場合、そのまま本処理を終了する。
具体的に、図4の例では、表示されている画面がソート画面201である場合、遷移先リストには、「戻る」204および「ステイプル位置設定画面」202が含まれる。
一方、ステップS2で遷移先リストが空でない場合、遷移先を取得する(ステップS3)。取得した遷移先リストの遷移先が新しい画面であるか否かを判別する(ステップS4)。新しい画面でない場合、先読み候補から遷移先を除外し(ステップS6)、ステップS2の処理に戻る。図4の例では、「戻る」204は先読み候補から除外される。
一方、ステップS4で遷移先が新しい画面である場合、先読み候補であるとし、この先読み候補の遷移確率を取得する(ステップS5)。取得した遷移確率が閾値を越えるか否かを判別する(ステップS7)。遷移確率が閾値以下である場合、その遷移先を先読み候補から除外し(ステップS9)、ステップS2の処理に戻る。
一方、ステップS7で遷移確率が閾値を越える場合、先読み候補の遷移先画面の未読リソース量を算出する(ステップS8A)。未読リソース量が閾値を越えるか否かを判別する(ステップS10A)。閾値以下である場合、未読リソース量が閾値以下の遷移先を先読み候補から除外し(ステップS12)、ステップS2の処理に戻る。一方、ステップS10Aで未読リソース量が閾値を越える場合、遷移確率と未読リソース量との比率により、先読み順序を決定する(ステップS11)。ここで、この遷移確率および未読リソース量を用いた先読み順序の決定のし方は、任意である。先読み順序を決定する際の比率としては、遷移確率の高いものを早く先読みし、未読リソース量の多いものを早く先読みするような設定が挙げられる。また、遷移確率を未読リソース量より優先させるような設定でもよいし、逆に、未読リソース量を遷移確率より優先させるような設定でもよい。
そして、決定された先読み順序決定リストに追加し(ステップS13)、本処理を終了する。
なお、ユーザによって指定された比率として、遷移確率が値0である場合、S5、S7およびS9の処理を省き、遷移確率の算出を行わずに先読み順序を決定するようにしてもよい。また、ユーザによって指定された比率として、未読リソース量が値0である場合、S8A、S10AおよびS12の処理を省き、リソース量の算出を行わずに先読み順序を決定するようにしてもよい。
また、先読みが完了する前に、ユーザ操作や機器の状態変化により画面遷移が起こった場合、先読みを中断し、新しく表示された画面の先読み順序算出を開始する。
図17はユーザによってメモリ上限値が指定されている場合の画面先読み処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、前述したように、操作制御部15内のROMに格納されており、先読み順序が決定された後、CPUによって実行される。
まず、遷移先リストが空であるか否かを判別する(ステップS21)。空である場合、そのまま本処理を終了する。一方、遷移先リストが空でない場合、先読み候補リストから次に先読みする画面および画面リソース量を取得する(ステップS22)。先読みした画面の未読リソース量の累計とメモリ上限値との差分を算出する(ステップS23A)。
算出した差分と次に先読みする未読画面リソース量とを比較する(ステップS24A)。未読画面リソース量が差分以上である場合、先読みを行わず、ステップS21の処理に戻る。一方、ステップS24Aで差分の方が大きい場合、未読画面リソースデータの先読みを行う(ステップS25A)。この後、未読画面リソース量の累計を算出し(ステップS26A)、本処理を終了する。
このように、第2の実施形態の画面表示装置によれば、使用頻度が高くかつデータ量の多い画像データを起動時(装置立上げ時)に先読みすることにより、画面の表示速度を向上させることができる。また、遷移確率、未読画面リソース量および予め指定された比率によって決められた先読み順序で先読み処理を行うことにより、以下の効果がある。頻繁に遷移する画面や、表示に時間のかかる画面を効率良く表示することが可能である。これにより、ユーザ所望の画面を円滑に表示させることができ、メモリおよびCPU速度で制約が厳しい組み込み機器におけるユーザの利便性を向上できる。また、使用頻度の高い、つまり複数の個所で共通に使用されている画像データを何回も読み出すことがなくなり、読み込み時間やメモリ使用量を減らすことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
上記実施形態では、デジタル複写機に搭載される操作制御部に適用される場合を示したが、種々の組み込み可能な装置に適用してもよいことは勿論である。例えば、ファクシミリ装置、複合機(MFP)の他、種々の情報処理装置にも適用可能である。
また、本発明の目的は、まず、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
第1の実施形態におけるデジタル複写機の構成を示す側面断面図である。 操作制御部15の構成を示すブロック図である。 表示部101に表示された用紙選択画面を示す図である。 ステイプルソート機能を設定する際の画面遷移を示す図である。 画面遷移データ格納部107に保存された遷移先リストを示すテーブルである。 画像リソース量を示すテーブルである 先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。 画面先読み処理手順を示すフローチャートである。 ユーザによって遷移確率が値0に指定された場合の先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。 ユーザによってリソース量が値0に指定された場合の先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態における操作制御部15の構成を示す図である。 画像データ格納部106に格納された画像データリストを示すテーブルである。 先読み済み画面のリソース量を示すテーブルである。 起動時に先読みされる画面部品を示す図である。 起動時に静的メモリ領域である共通先読みメモリ253に共通先読みデータを先読みする際の処理手順を示すフローチャートである。 先読み順序決定処理手順を示すフローチャートである。 ユーザによってメモリ上限値が指定されている場合の画面先読み処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
15 操作制御部
106 画像データ格納部
107 画面遷移データ格納部
111 先読みメモリ
112 先読み順序決定部
113 遷移確率算出部
114 リソース量算出部
253 共通先読みメモリ

Claims (21)

  1. 画面を表示する画面表示装置であって、
    前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、
    表示された画面から遷移先の画面への遷移確率を取得する遷移確率取得手段と、
    前記取得した遷移確率を基に、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、
    前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示装置。
  2. 画面を表示する画面表示装置であって、
    前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、
    遷移先の画面を構成する画面リソースデータのデータ量を取得するデータ量取得手段と、
    前記取得したデータ量を基に、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、
    前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示装置。
  3. 画面を表示する画面表示装置であって、
    前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、
    表示された画面から遷移先の画面への遷移確率、および前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータのデータ量を取得する取得手段と、
    前記取得した遷移確率および前記データ量の少なくとも一方に応じて、先読み順序を決定する先読み順序決定手段と、
    前記決定された先読み順序に従って、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、
    前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示装置。
  4. 前記画面リソースデータのデータ量は、先読み済みのデータ量が差し引かれた未読のデータ量であることを特徴とする請求項2または3記載の画面表示装置。
  5. 前記遷移先の画面が新たな画面である場合、前記先読み手段は、前記画面リソースデータを先読みすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画面表示装置。
  6. 前記先読み順序決定手段は、前記データ量が第1閾値を越え、かつ前記遷移確率が第2閾値を越える場合、前記データ量および前記遷移確率に基づいて前記先読み順序を決定することを特徴とする請求項3に記載の画面表示装置。
  7. 前記第1、第2の閾値、および前記データ量および前記遷移確率に基づく前記先読み順序の決定のし方は、任意に指定可能であることを特徴とする請求項6記載の画面表示装置。
  8. 前記先読み順序決定手段は、前記遷移確率を使用しない場合、前記データ量に応じて、先読み順序を決定し、前記データ量を使用しない場合、前記遷移確率に応じて、先読み順序を決定することを特徴とする請求項3に記載の画面表示装置。
  9. 前記メモリの上限値を設定する上限値設定手段と、
    前記設定された上限値と前記画面リソースデータのデータ量の累計とを比較する比較手段と、
    前記データ量の累計が前記上限値を越える場合、前記画面リソースデータの先読みを中断する中断手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画面表示装置。
  10. 画面を表示する画面表示装置であって、
    前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリと、
    画面の使用頻度を取得する使用頻度取得手段と、
    前記取得した使用頻度を基に、起動時に前記画面の画面リソースデータを先読みして前記メモリに格納する先読み手段とを備え、
    前記画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示装置。
  11. 前記画面リソースデータのデータ量を取得するデータ量取得手段を備え、
    前記先読み手段は、前記使用頻度が第3閾値を越え、かつ前記取得したデータ量が第4閾値を越える場合、起動時に前記画面リソースデータを先読みすることを特徴とする請求項10記載の画面表示装置。
  12. 前記第3、第4の閾値は、任意に指定可能であることを特徴とする請求項11記載の画面表示装置。
  13. 起動時に前記メモリに先読みされる画面リソースデータは、終了時まで上書きされることなく、保持されることを特徴とする請求項10記載の画面表示装置。
  14. 前記画面リソースデータのデータ量は、先読み済みのデータ量が差し引かれたデータ量であることを特徴とする請求項11記載の画面表示装置。
  15. 前記画面リソースデータは、画面部品および画像ファイルを含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の画面表示装置。
  16. 画面を表示する画面表示方法であって、
    表示された画面から遷移先の画面への遷移確率を取得する遷移確率取得ステップと、
    前記取得した遷移確率を基に、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリに、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして格納する先読みステップとを有し、
    前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示方法。
  17. 画面を表示する画面表示方法であって、
    遷移先の画面を構成する画面リソースデータのデータ量を取得するデータ量取得ステップと、
    前記取得したデータ量を基に、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリに、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして格納する先読みステップとを有し、
    前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示方法。
  18. 画面を表示する画面表示方法であって、
    表示された画面から遷移先の画面への遷移確率および前記遷移先の画面リソースデータのデータ量を取得する取得ステップと、
    前記取得した遷移確率および前記データ量の少なくとも一方に応じて、先読み順序を決定する先読み順序決定ステップと、
    前記決定された先読み順序に従って、前記画面を構成する画面リソースデータを保持するメモリに、前記遷移先の画面を構成する画面リソースデータを先読みして格納する先読みステップとを有し、
    前記遷移先の画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示方法。
  19. 画面を表示する画面表示方法であって、
    画面の使用頻度を取得する使用頻度取得ステップと、
    前記取得した使用頻度を基に、起動時に前記画面を構成する画面リソースデータをメモリに先読みして格納する先読みステップとを有し、
    前記画面は、前記メモリに格納された画面リソースデータを用いて生成されることを特徴とする画面表示方法。
  20. 請求項1乃至15のいずれかに記載の画面表示装置を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを有するプログラム。
  21. 請求項20記載のプログラムを格納した記憶媒体。
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