JP2007178909A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数が少なく省スペースでありながら、可動レンズの位置精度を向上させることができるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズ駆動装置は、前部鏡筒筐体1aと、後部鏡筒筐体1bと、レンズ2と、光軸に平行となるように前部鏡筒筐体1a及び後部鏡筒筐体1bに固定され且つ光軸方向に沿っておねじ部5aを有するガイド軸5と、ガイド軸5を中心として回転するロータ12を駆動するモータ4と、レンズ2を保持すると共にロータ12の回転に応じてレンズ2を光軸方向に移動するレンズホルダ3と、レンズホルダ3をロータ12に付勢する付勢ばね7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラ、スチルカメラ等の撮像装置においてズーム系もしくはフォーカス系に設けられた鏡筒内の可動レンズを光軸方向に進退自在に移動させるレンズ駆動装置に関する。
近年、ビデオカメラ、スチルカメラ等の撮像装置の小型化に伴って、レンズ鏡筒の小径化の要請が強くなってきている。これに伴い、レンズ鏡筒内部に配設される各部材の点数削減、及び小型化が求められている。
また、レンズ鏡筒の小型化に伴い、撮影光学系の小型化が著しい。この撮影光学系の小型化には、撮像素子の小型化と、可動レンズの光学的感度を上げることによる可動レンズの駆動距離の減少とが大きく寄与している。
しかし、可動レンズの光学的感度を上げることに伴い、可動レンズ位置の微小な変化によってもピントが大きくずれたりズームの倍率が変化するため、撮影画像に与える影響も大きくなる。したがって、可動レンズの感度を上げることによって撮像装置の更なる小型化を図るためには、可動レンズの位置精度を向上させることが必要不可欠である。
ここで、従来のレンズ鏡筒では、ロッド又はガイドバーと呼ばれる細い軸によりレンズホルダを支持し、レンズホルダと係合するリードスクリューをパルスモータ等のモータによって回転駆動して、レンズホルダを光軸方向に移動させる方法が提案されている。
例えば、従来のレンズ駆動装置では、可動レンズ群を保持するレンズホルダをガイドする2本のガイドバー(2本のガイドバーの一方は、他方のガイドバーを軸とするレンズホルダの回転を阻止する役割をも有する)が設けられ、レンズホルダに取り付けられたラックをモータ駆動されるリードスクリューに噛み合わせてリードスクリューを回転させることで、2本のガイドバーによりガイドされたレンズホルダを光軸方向に駆動するよう構成されているものが広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来のレンズ駆動装置では、レンズホルダに対して駆動力を伝達する本来の機能だけでなく、レンズホルダを光軸方向にガイドするとともに光軸方向に直交する面内で位置決めする機能を備えたリードスクリュー、すなわちガイドバー及びリードスクリューの機能を兼ね備えたガイド軸を用いることにより、従来2本必要であったガイド用及び位置決め用のガイドバーを1本で済むようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、他の従来のレンズ駆動装置では、ガイドバー及びリードスクリューの機能を兼ね備えたガイド軸、すなわちガイド部とおねじ部とが同軸上に形成されたガイド軸にレンズホルダを固着し、さらに、ステッピングモータのロータ内径にめねじ部を形成し、モータをガイド軸と同心状になるように配設しているものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−94172号公報 特開平10−20177号公報 特開平06−250070号公報
しかしながら、特許文献1のレンズ駆動装置では、リードスクリュー以外に2本のガイドバーが必要であり、またモータとリードスクリューを一体で固定する部材が必要なため、部品数が多く、装置の小型化・軽量化の妨げになるという問題がある。
また、本従来のレンズ駆動装置では、リードスクリューから駆動力を受けるラック部材が2本のガイドバーよりもレンズ径方向に関して外側に配置されるため、可動レンズとラック部材との距離が大きくなる場合があり、リードスクリューからの駆動力伝達時にラック部材が光軸方向に倒れ込みやすくなり、光軸方向に関する可動レンズの位置精度が悪くなる。さらに、ラック部材をリードスクリューに噛合させる構成は、外力や振動によっていわゆる歯飛びを起こし易く、レンズ位置を正確に制御することが難しい。
特許文献2のレンズ駆動装置では、リードスクリューとガイドバーを1本のガイド軸で兼用しているため、部品数が少なく、小型化・軽量化の構成が可能である。しかしながら、本従来のレンズ駆動装置では、モータ駆動によりガイド軸自身が回転する構成であり、加えて、該ガイド軸のような形状の部品は、加工精度上、必ずたわみを有している。したがって、ガイド軸がモータの駆動により回転した場合に、ガイド軸の軸方向に垂直な面内で最小でも数μmの振れが生じ、それに伴って、ガイド軸に支持されているレンズホルダにも、リードスクリュー1回転周期の振れが生じる。これにより、像揺れが生じ、画質劣化を引き起こすという問題がある。
また、一般に、カメラ等のレンズ駆動においては、複数のレンズホルダを単位時間内に異なる駆動量で駆動する場合が多い。しかしながら、本従来のレンズ駆動装置は、ガイド軸自身が回転する構成のため、1本のガイド軸に対して1つのレンズホルダしか駆動することができない。すなわち、複数のレンズホルダを異なる駆動量で駆動する場合には、レンズホルダ毎にガイド軸が必要となり、かえって省スペース化を妨げる。
特許文献3のレンズ駆動装置では、リードスクリューとガイドバーを1本のガイド軸で兼用しているため、部品数が少なく、小型化・軽量化の構成が可能である。更に、本従来のレンズ駆動装置は、ガイド軸がレンズホルダと一体的に回転しないため、特許文献2のレンズ駆動装置のように、レンズホルダを駆動する際、ガイド軸の回転に起因する像揺れが生じる問題もない。
しかしながら、本従来のレンズ駆動装置は、ガイド軸がレンズホルダと一体的に設けられるため、1本のガイド軸に対して1つのレンズホルダしか駆動することができない。すなわち、複数のレンズホルダを異なる駆動量で駆動する場合には、レンズホルダ毎にガイド軸が必要となり、かえって省スペース化を妨げるという問題がある。
また、本従来のレンズ駆動装置では、ガイド軸がレンズホルダと一体的に設けられることから、レンズ駆動に応じて、光軸方向、すなわち鏡筒の前方および後方に、ガイド軸が突出する。このため、光軸方向への移動距離が比較的大きな(例えば10mm程度)レンズ駆動を行う場合には、突出するガイド軸を回避するためのスペースが必要となる。
また、一般に、レンズホルダにはシャッタユニット等の電装部品が搭載されることが多い。しかしながら、本従来のレンズ駆動装置では、モータはレンズホルダ付近に配設されているもののレンズホルダと一体的に設けられていないため、レンズホルダにシャッタユニット等が搭載された場合には、レンズ駆動時にモータとシャッタユニットとの間の距離が変化することになり、電力を供給する配線を2系統設けるか、若しくは二股に分岐させる必要がある。
本発明の目的は、部品数が少なく省スペースでありながら、可動レンズの位置精度を向上させることができるレンズ駆動装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るレンズ駆動装置は、鏡筒内に設けられレンズが光軸方向に移動するレンズ駆動装置において、鏡筒筐体に固定され且つ光軸方向に沿っておねじ部を有する軸部材と、前記おねじ部と螺合するめねじ部を有する回転部材と、前記回転部材を駆動する駆動手段と、前記レンズを保持すると共に前記回転部材の回転に応じて前記レンズを前記光軸方向に移動するレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を前記回転部材に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、おねじ部を有する軸部材が鏡筒筐体に固定され、めねじ部を有する回転部材がおねじ部と螺合し、駆動手段が回転部材を駆動し、レンズを保持するレンズ保持部材が回転部材の回転に応じてレンズを光軸方向に移動し、付勢手段がレンズ保持部材を回転部材に付勢するので、鏡筒筐体に固定された軸部材がリードスクリューとガイド軸とを兼用し、また、回転部材に付勢されたレンズ保持部材が回転部材の回転に応じて光軸方向に移動することによりレンズ保持部材の移動時に発生し得る光軸方向のガタを防止し、もって部品数が少なく省スペースでありながら、可動レンズの位置精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。
図1において、レンズ駆動装置は、前部鏡筒筐体1aと、後部鏡筒筐体1bと、レンズ2と、光軸に平行となるように前部鏡筒筐体1a及び後部鏡筒筐体1bに固定され且つ公軸方向に沿っておねじ部5aを有する(軸部材)ガイド軸5と、ガイド軸5を中心として回転する後述するロータ12を駆動するモータ(駆動手段)4と、レンズ2を保持すると共にロータ12の回転に応じてレンズ2を光軸方向に移動するレンズホルダ(レンズ保持部材)3と、光軸に平行となるように前部鏡筒筐体1a及び後部鏡筒筐体1bに固定されたガイドバー6と、レンズホルダ3をロータ12に付勢する付勢ばね(付勢手段)7とを備える。
ガイド軸5は、軸方向に沿って所定ピッチで形成された螺旋状のおねじ部5aを有する。上述したように、ガイド軸5は、光軸に平行となるように前部鏡筒筐体1a及び後部鏡筒筐体1bに固定されており、ガイド軸5自身が回転しない。これにより、レンズホルダ3の光軸方向に垂直な面内でのガイド軸5の1回転周期の振動が生じることがなく、精度良いレンズ保持が可能であり、撮影される画像の画質の劣化を防止することができる。また、レンズホルダ3を移動する際にも、鏡筒の前後方向にガイド軸5が突出することがなく、ガイド軸5を回避するスペースを設ける必要がないため、省スペース化が可能となる。
モータ4は、レンズホルダ3に固着されており、その内部には出力軸としてのロータ12が設けられている。また、ロータ12はモータ4により駆動され、正逆回転可能となるように設けられている。
レンズホルダ3の外周部において、レンズ2に関してモータ4と対向する位置にU字溝3bが形成されており、U字溝3bはガイドバー6と係合する。ガイドバー6は、光軸と平行な方向に摺動可能に設けられ、光軸に対して垂直な方向へのレンズホルダ3の回転を規制する。
付勢ばね7は、その一端が前部鏡筒筐体1aに固定され、他端がレンズホルダ3に固定されている。尚、付勢ばね7の構造の詳細については後述する。
図2は、図1におけるモータ4の断面図である。
図2において、モータ4は、レンズホルダ3と一体的に成形され、後述するロータ12を保持するための内部空間を画定する略円筒形状のモータ筐体11と、後述する一対の軸受け部11a,11bに正逆回転可能に軸支されたロータ(回転部材)12と、ロータ12の外周面に固着又は一体的に成形され、ロータ12の半径方向に着磁されたマグネット13と、マグネット13と対向する位置に配設され、モータ筐体11に固着されたコイル14とを備える。
モータ筐体11は、ガイド軸5と協働してロータ12を上記内部空間で軸支する一対の軸受け部11a,11bを有する。軸受け部11a,11bは、ガイド軸5の軸方向に関して互いに対向する一対の対向面11c,11dを有する。対向面11cは、後述するロータ12の当接面12fと当接する。
ロータ12は、例えば円筒部材からなり、その内周面においてガイド軸5のおねじ部5aと螺合するめねじ部12aを有する。めねじ部12aはロータ12の両端部に亘って全域に形成されている。ガイド軸5は、おねじ部5aがめねじ部12aと螺合するようにロータ12に挿入される。これにより、良好な光軸方向の送り精度を実現することができる共に、いわゆる歯飛びを生じることになくレンズ位置を正確に制御することが可能となる。
また、ロータ12は、略円筒形状の中心部12eと、中心部12eの外径より小さくなるように形成された一対の円筒部12c,12dを有する。一対の円筒部12c,12dは、その外周面を介して一対の軸受け部11a,11bに支持される。さらに、ロータ12は、中心部12e及び一対の円筒部12c,12dの間においてロータ12の軸方向に垂直に設けられた略円環状の一対の当接面12f,12gを有する。当接面12f(第2の当接面)は、軸方向に関してレンズホルダ3の対向面11cと当接する。
図3は、図2における軸受け部11b近傍(A部)の拡大断面図である。
図3において、上述したように、ロータ12の内周面にはその全体に亘って螺旋状のめねじ部12aが形成されており、また、ガイド軸5の外周面にはその全体に亘って螺旋状のおねじ部5aが形成されている。めねじ部12aの凹部の一方の面は、おねじ部5aの凸部の一方の面と当接している。
上記のように構成されるレンズ駆動装置では、ロータ12がコイル14近傍に発生する磁極の変化に伴って回転すると、ロータ12のめねじ部12aがガイド軸5のおねじ部5aと螺合しながら回転し、ロータ12自体がガイド軸5の軸方向に沿って移動する。これにより、ロータ12を軸支するモータ4及びモータ4に固着されたレンズホルダ3が、ガイド軸5の軸方向に移動する。また、レンズホルダ3は、モータ4の出力軸であるロータ12の正逆方向の回転量に応じてガイド軸5の軸方向に沿って所定位置に移動する。
ここで、一般に、レンズ駆動装置の付勢によるガタ防止に関して、1)レンズホルダとナット・ラック等の駆動部材との間のガタ、2)レンズホルダを駆動するリードスクリューと駆動部材との間のガタ、の2種類のガタを防止する必要がある。本実施の形態では、図2において、付勢ばね7が、図2中の矢印方向の付勢力Fでレンズホルダ3を付勢している。
レンズホルダ3は上記付勢力Fにより光軸方向、すなわちロータ12に付勢されるので、レンズホルダ3の対向面11cとロータ12の当接面12fとの間に間隙部が形成されず、対向面11cと当接面12fとが当接する。これにより、レンズホルダ3とロータ12との間の光軸方向のガタが防止される。また、上記付勢力Fによりロータ12がレンズホルダ3を介して光軸方向、すなわちガイド軸5に付勢されるので、めねじ部12aとおねじ部5aとの間に間隙部が形成されず、めねじ部12aとおねじ部5aとが当接する。これにより、ロータ12とガイド軸5との間の光軸方向のガタを防止することができる。
また、レンズホルダ3の当接面11dとロータ12の当接面12gとの間に間隙部G1が設けられている。この間隙部G1が、めねじ部12aが回転することにより生じるうねりを吸収する。これにより、おねじ部5a及びめねじ部12a間の回転の詰まりを防止すると共にガイド軸5を滑らかに回転させることができる。
上述したように、本実施の形態によれば、おねじ部5aを有するガイド軸5が光軸に平行となるように前部鏡筒筐体1a及び後部鏡筒筐体1bに固定され、めねじ部12aを有するロータ12がおねじ部5aと螺合し、モータ4がロータ12を駆動し、レンズ2を保持するレンズホルダ3がロータ12の回転に応じてレンズ2を光軸方向に移動し、付勢ばね7がレンズホルダ3をロータ12に付勢するので、鏡筒筐体1a,1bに固定されたガイド軸5がスクリュー軸とガイド軸とを兼用し、また、ロータ12に付勢されたレンズホルダ3がロータ12の回転に応じて光軸方向に移動することによりレンズホルダ3の移動時に発生し得る光軸方向のガタを防止し、もって部品数が少なく省スペースでありながら、光軸方向に関するレンズホルダ3の位置精度を向上させることができる。
また、レンズホルダ3をロータ12に付勢することによりレンズホルダ3の移動時に発生し得る光軸方向のガタを防止できるので、外力や振動によっておねじ部5aが歯飛びを起こした場合であっても、レンズ位置を正確に制御することが可能となる。
本実施の形態では、モータ4はレンズホルダ3と一体的に成形されるが、これに限るものではなく、レンズホルダ3に固着されてもよい。
また、本実施の形態では、付勢ばね7は、その一端が前部鏡筒筐体1aに当接されるが、その一端が後部鏡筒筐体1bに当接されてもよい。
尚、ロータ12、マグネット13、及びコイル14の構成は、本実施の形態に限られず、従来のモータ等の構成と同様であってもよい。また、モータは、ステッピングモータ、パルスモータ等、正逆回転可能なモータであれば如何なるものであってもよい。
図4は、図2のモータ4の変形例を示す断面図であり、図5は、図4における軸受け部11b近傍(B部)の拡大断面図である。本変形例では、その構成が上記第1の実施の形態と基本的に同じであり、同じ構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略し、以下に異なるもののみを説明する。
図4及び図5に示すように、モータ30は、モータ筐体11内部に保持されたロータ40を備える。ロータ40は、例えば円筒部材からなり、その内周面においてガイド軸50のおねじ部50aと螺合するめねじ部40aを有する。めねじ部40aはロータ40の両端部に亘って全域に形成されている。ガイド軸50は、おねじ部50aがめねじ部40aと螺合するようにロータ40に挿入される。これにより、良好な光軸方向の送り精度を実現することができる共に、いわゆる歯飛びを生じることなくレンズ位置を正確に制御することが可能となる。
また、ロータ40は、その両端部において軸心に対して垂直に設けられた略円環状の一対の当接面40f,40gを有する。当接面40fは、軸方向に関してレンズホルダ3の対向面11cと当接する。
ガイド軸50は、一対の軸受け部11a,11bにより軸支される。すなわち、本変形例では、ガイド軸50は、ロータ40を介さずに一対の軸受け部11a,11bにより直接的に軸支される。また、おねじ部50aは、例えば、台形ねじからなり、ガイド軸50の外周面にはその全体に亘って螺旋状のおねじ部50が形成されている。めねじ部40aの凹部の一方の面は、おねじ部50aの凸部の一方の面と当接している。
このレンズ駆動装置では、ロータ40がコイル14近傍に発生する磁極の変化に伴って回転すると、ロータ40のめねじ部40aがガイド軸50のおねじ部50aと螺合しながら回転し、ロータ40自体がガイド軸50の軸方向に沿って移動する。これにより、ロータ40を支持するモータ30及びモータ30に固着されたレンズホルダ3が、ガイド軸5の軸方向に移動する。また、レンズホルダ3は、付勢ばね7の付勢力Fによりロータ40の正逆方向の回転量に応じてガイド軸5の軸方向に沿って所定位置に移動する。
本変形例によれば、ガイド軸50は、レンズホルダ3の一対の軸受け部11a,11bにより直接的に軸支されるため、レンズホルダ3が光軸方向に倒れ込むことなく、光軸に対して垂直な面上にレンズ2を保持することができ、もってレンズホルダ3の位置精度を更に向上させることができる。また、レンズホルダ3をガイド軸50に対してより滑らかに摺動させることが可能となる。
本変形例では、ガイド軸50のおねじ部50aは、その外周面全体に亘って形成されているが、ロータ40のめねじ部40aと一部のみが係合するようにガイド軸50の長手方向に沿って一定間隔に形成されてもよい。これにより、レンズホルダ3の一対の軸受け部11a,11bにより直接的に軸支される面積を増加させることができ、もってレンズホルダ3の位置精度を更に向上させることができる。
図6は、図1のレンズ駆動装置の変形例を示す分解斜視図である。尚、本変形例では、モータ4が一体的に設けられたレンズホルダを1つのユニットとして、このユニットをガイド軸5に対して2つ配設している。本変形例では、その構成が上記第1の実施の形態と基本的に同じであり、同じ構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略し、以下に異なるもののみを説明する。
図6に示すように、レンズ駆動装置は、モータ4が一体的に設けられたレンズホルダ3と、モータ104が一体的に設けられたレンズホルダ103と、モータ24が一体的に設けられ、レンズホルダ103と互い違いになるように配設されたレンズホルダ203と、光軸に平行となるように前部鏡筒筐体1a及び後部鏡筒筐体1bに固定され且つおねじ部105aを有するガイド軸105と、モータ4及びモータ104間に挟挿され、両端部を夫々モータ4及びモータ104に当接させると共に、モータ4及びモータ104を同時に付勢する付勢ばね107とを備える。
本変形例によれば、ガイド軸5に対してレンズホルダ103及びレンズホルダ203が配設されるので、複数のレンズホルダを異なる駆動量で駆動する場合であっても省スペース化を実現することが可能となる。また、本変形例では、ガイド軸5に加えてガイド軸105が設けられ、また、レンズホルダ203をレンズホルダ103と互い違いになるように配設するので、光軸方向に所定長さを有するモータ204をモータ104と異なるガイド軸に配設され、これによりレンズホルダ103とレンズホルダ203とを近接して配置することができ、更なる省スペース化を実現することが可能となる。
なお、本変形例では、レンズ駆動装置は、ガイド軸105と、レンズホルダ103と互い違いになるように配設されたレンズホルダ203を備えるが、これに限るものではなく、ガイド軸105及びレンズホルダ203を備えていなくてもよい。これにより、複数のレンズホルダを異なる駆動量で駆動する場合であってもガイド軸が1本でよく、省スペース化を実現することが可能となる。
図7は、図1のレンズ駆動装置の変形例を示す分解斜視図である。本変形例では、その構成が上記第1の実施の形態と基本的に同じであり、同じ構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略し、以下に異なるもののみを説明する。
図7において、レンズ駆動装置は、レンズホルダ3に一体的に搭載されるシャッタユニット8と、シャッタユニット8に取り付けられ、シャッタユニット8のシャッタ羽根を駆動するアクチュエータ8aとを備える。
本変形例では、モータ4がレンズホルダ3に一体的に設けられ、且つシャッタユニット8がレンズホルダ3に一体的に搭載されているため、モータ4及びアクチュエータ8aに電力を供給する電線用のフレキシブルホースは1つでよく、省スペース化、および小部品化が可能となる。
尚、本変形例では、シャッタユニット8がレンズホルダ3に一体的に搭載されるが、これに限るものではなく、検出系または防振システムを構成する電装品がレンズホルダ3に一体的に搭載されてもよいことは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図1におけるモータ4の断面図である。 図2における軸受け部11b近傍(A部)の拡大断面図である。 図2のモータ4の変形例を示す断面図である。 図4における軸受け部11b近傍(B部)の拡大断面図である。 図1のレンズ駆動装置の変形例を示す分解斜視図である。 図1のレンズ駆動装置の変形例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1a 前部鏡筒筐体
1b 後部鏡筒筐体
3 レンズホルダ
4 モータ
5 ガイド軸
5a おねじ部
7 付勢ばね
12 ロータ

Claims (9)

  1. 鏡筒内に設けられレンズが光軸方向に移動するレンズ駆動装置において、
    鏡筒筐体に固定され且つ光軸方向に沿っておねじ部を有する軸部材と、前記おねじ部と螺合するめねじ部を有する回転部材と、前記回転部材を駆動する駆動手段と、前記レンズを保持すると共に前記回転部材の回転に応じて前記レンズを前記光軸方向に移動するレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を前記回転部材に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記回転部材は、前記めねじ部が内周面に形成された円筒部材からなり、
    前記軸部材は、前記おねじ部が前記めねじ部と螺合するように前記円筒部材に挿入されることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記駆動手段はモータからなり、前記円筒部材はロータであることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記モータは、前記レンズ保持部材と一体的に設けられ、前記ロータを保持するための内部空間を画定するモータ筺体を有し、
    前記モータ筺体は、前記軸部材と協働して前記ロータを前記内部空間で軸支する一対の軸受け部を有することを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記一対の軸受け部の少なくとも一方は、前記ロータと当接する第1の当接面を有し、
    前記ロータは、軸方向に垂直に設けられ、前記第1の当接面と当接する第2の当接面を有することを特徴とする請求項4記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記ロータの両端部において、中心近傍の外径より小さくなるように形成された一対の円筒部を有し、
    前記一対の円筒部は、前記円筒部の外周面を介して前記一対の軸受け部に支持されることを特徴とする請求項4又は5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記めねじ部は、前記ロータの両端部に亘って全域に形成されることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記おねじ部は、前記軸部材の長手方向に沿って一定間隔で設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記おねじ部は台形ねじからなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
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