JP2007172745A - 楽曲再生装置、プログラム及び楽曲選曲方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車載オーディオセットに好適なユーザインタフェースの提供。
【解決手段】楽曲再生装置は、サビやイントロ等のユーザの指定の楽曲の特徴部分が登録されている楽曲を、該楽曲の検索キーワードとともにメドレー状に再生する動作を繰り返す特徴部分連続再生モードにて、発話ボタンの押下待ち状態となる。発話ボタンが押下され、ユーザにより「OK」との発話内容が認識されると、当該時点で再生中の楽曲がHDDより読み出され、該楽曲の先頭から再生される。選択された楽曲の再生後は、再度、上記特徴部分連続再生モードに移行するため、ユーザは、所望のタイミングで「OK」と発話するだけで、次々に再生を行うことが可能となる。
【選択図】図11
【解決手段】楽曲再生装置は、サビやイントロ等のユーザの指定の楽曲の特徴部分が登録されている楽曲を、該楽曲の検索キーワードとともにメドレー状に再生する動作を繰り返す特徴部分連続再生モードにて、発話ボタンの押下待ち状態となる。発話ボタンが押下され、ユーザにより「OK」との発話内容が認識されると、当該時点で再生中の楽曲がHDDより読み出され、該楽曲の先頭から再生される。選択された楽曲の再生後は、再度、上記特徴部分連続再生モードに移行するため、ユーザは、所望のタイミングで「OK」と発話するだけで、次々に再生を行うことが可能となる。
【選択図】図11
Description
本発明は、楽曲再生装置、プログラム及び楽曲選曲方法に関し、特に、無数の楽曲の中からの選曲を容易化するユーザインタフェースを備えた楽曲再生装置、プログラム及び楽曲選曲方法に関する。
MPEG1 Audio Layer−3(以下、「MP3」という)に代表される高圧縮率の音声圧縮方式の楽曲データを大容量のハードディスクに格納したタイプのオーディオセットが普及しつつある。こうしたオーディオセットにおいては、2000曲から3000曲といった膨大な数の楽曲を記録できるようになっているが、その反面、聞きたい曲を検索することが難しくなっている。
現状のオーディオセットでは、ユーザは、リスト形式で表示されたタイトル名、曲名、アーティスト名を手掛かりに、膨大な数の楽曲から選曲することになる。また上記タイトル名、曲名、アーティスト名等を収録した曲のデータベースは、オーディオセットを発売した時点での最新データに留まり、それ以後の情報は、ユーザが自ら更新しなければならないという煩わしさがある。
また、オーディオセット、ヴィジュアルセットを一体化したAVN(Audio Visual Navigation;オーディオビジュアルナビゲーション)といわれるカーナビゲーション装置が主流になりつつあるが、運転中のドライバーの負担とならない簡便な選曲手段の提供が求められている。
そこで、特開2003−91540号公報には、上記ユーザによるデータベースの管理の煩雑さや検索時の負担を軽減するために、再生動作中に、マイクより任意のキーワードを登録可能とし、前記キーワードをマイクより入力することにより、楽曲を選択する音響情報機器が開示されている。
しかしながら、上記した特許文献1の音響情報機器では、キーワードによりダイレクトに選曲を行うものであるため、お気に入りの曲が多数ある場合には、それぞれ付与したキーワードを覚えていなければならないという問題点がある。
また、特許文献1の音響情報機器は、キーワードのみで選曲を行うものであるが、キーワードの登録から時間が経った場合等、キーワードのみからではどのような曲であるかを即座にイメージすることができないケースも生じうる。
本発明の第1の視点によれば、楽曲の特徴的な部分を示す特徴部分を指定する特徴部分設定モードと、特徴部分連続再生モードとの少なくとも2つの動作モードを有し、前記特徴部分設定モードにおける楽曲再生中に、該楽曲の特徴部分の指定を受け付けて記録する手段と、前記特徴部分連続再生モードにおいて前記特徴部分が記録されている楽曲の特徴部分をメドレー状に再生し、所定の選択動作が行われた時点に再生されている特徴部分に対応する楽曲を選曲受付する手段と、を備えたこと、を特徴とする楽曲再生装置が提供される。
本発明によれば、楽曲のユーザが個々に指定する特徴部分の再生を介して選曲を行うものとなるため、容易に無数のお気に入りの曲(特徴部分を記録した楽曲)から選曲することが可能となる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る楽曲再生装置のシステム構成を表したブロック図である。図1を参照すると、本実施形態に係る楽曲再生装置は、楽曲データが格納されたハードディスクドライブ(以下、「HDD」という)6と、HDD6から楽曲データや後記する音声キーワードを読み出して合成する合成回路7と、バッファメモリ8と、D/A変換回路9と、アンプ10と、スピーカ11とからなる楽曲の出力系を備えて、HDD6より所定倍速で読み出した楽曲データを、バッファメモリ8を介して、音が途切れないよう再生可能な構成となっている。
本実施形態に係る楽曲再生装置は、更に、発話ボタン1と、ユーザの発話内容を音声入力するマイク2と、発話ボタン1が押下されることにより動作しマイク2から入力された音声と再生中楽曲データとの差分によりユーザの発話内容を抽出する差分回路3と、A/D変換回路4と、後記する音声認識処理等を行う音声処理回路5と、ユーザの発話内容と予め登録された検索キーワードとを比較する比較回路12と、を備えて構成されている。
続いて、本実施形態に係る楽曲再生装置の動作について説明する。図2は、機械式ボタンや楽曲再生装置に接続されたディスプレイ装置上の仮想ボタンの形態で、本実施形態に係る楽曲再生装置の動作モード/機能選択メニューとして提供される項目を表した図である。
図2を参照すると、本実施形態に係る楽曲再生装置は、ユーザが楽曲に対して任意の検索キーワードを登録するキーワード登録モードと、前記検索キーワードを用いてHDD6に登録された楽曲を検索するキーワード検索モードと、楽曲のサビの部分、イントロ部分(歌詞も含む)、イントロ部分のメロディ、コーラス部分のメロディ等、楽曲の特徴的な部分を登録設定するための特徴部分設定(モード)と、前記検索キーワードを修正するキーワード修正機能とを備えている。
なお、ここで、楽曲のサビの部分とは、通常、同じメロディ(旋律)で同じ歌詞、または反対語などが繰り返されるその歌を決定的に印象づける箇所をいう。サビの部分は、歌謡曲などではその歌の命とも言われる重要部分とされる。従って、ユーザの印象に残りやすく、再生の手がかりとするには大変有用な部分である。また、イントロ部分も同様に、ユーザの印象に残りやすく、再生の手掛かりとなる楽曲の特徴部分である。イントロ部分には、歌詞を含んでも良い。勿論、楽曲によっては、イントロ部分とサビの部分が重なるものもある。さらに、コーラス部分のメロディ等も特徴部分である。従って、これらの特徴部分を設定しておくことが大変有用である。なお、サビの部分、イントロ部分でも歌詞を除いたメロディ(旋律)だけで設定しておくこともできる。
サビについてより具体的に例示すると、フォークソングや民謡では、通常は歌詞が入っている。たとえば、「長崎は今日も雨だった」などというフレーズである。しかし、ロックでは、歌詞のないメロディが一般的である。例えば、「Smoke on the water」では、「チャンチャンチャン チャチャチャチャンチャチャチャチャチャーン」というフレーズが考えられる。以上のようにメロディの部分だけをサビの部分として捉えることもできる。
[キーワード登録モード]
図3は、図2のメニュー項目からキーワード登録モードが選択された場合の、楽曲再生装置の動作を表したフローチャートである。キーワード登録モードが選択された状態において、ユーザはマニュアル選曲やオートプレイ機能により任意の楽曲を再生可能となっている。検索キーワードを登録したい楽曲の再生中に、ユーザにより発話ボタン1が押下されると(ステップS001、S002のYES)、その間、楽曲再生装置の差分回路3が動作し、マイク2から入力される音声とHDD6に格納された楽曲データとの差分によりユーザの発話内容(検索キーワード)を抽出し、A/D変換回路4に入力する。
図3は、図2のメニュー項目からキーワード登録モードが選択された場合の、楽曲再生装置の動作を表したフローチャートである。キーワード登録モードが選択された状態において、ユーザはマニュアル選曲やオートプレイ機能により任意の楽曲を再生可能となっている。検索キーワードを登録したい楽曲の再生中に、ユーザにより発話ボタン1が押下されると(ステップS001、S002のYES)、その間、楽曲再生装置の差分回路3が動作し、マイク2から入力される音声とHDD6に格納された楽曲データとの差分によりユーザの発話内容(検索キーワード)を抽出し、A/D変換回路4に入力する。
A/D変換回路4によりA/D変換されたユーザの発話内容(検索キーワード)は、音声処理回路5によって、HDD6の楽曲データの無録音部分に、音声データとして記録されるとともに(ステップS003−1)、音声認識処理が行われ、認識結果がテキストデータとしてHDD6の楽曲データの無録音部分に記録される(ステップS003−2〜4)。
図4は、上記した音声データ及びテキストデータの記録態様の一例を表した図である。図4の例では、楽曲データの冒頭の無録音部分(13秒)のうちの後半部分(11秒)をキーワード記録領域として利用し、上記音声データ(5秒分)と、テキストデータ(5秒分)を記録している。
上記検索キーワードは、端的に、曲の頭出しフレーズ、アーティスト名又はアーティストの愛称ニックネーム等でもよいし、「海」、「夜」、「スキー」、「ハイウェイ」等、シチュエーションを表す暗示的キーワードであってもよい。またあるいは、ユーザやその仲間内で通ずる符丁、暗号等であってもよい。
[キーワード修正]
図5は、図2のメニュー項目からキーワード修正を選択した場合に表示されるキーワード編集画面の例であり、音声認識されたキーワードが表示され、ポインティングデバイスやソフトウェアキーボードの操作により編集することが可能となっている。
図5は、図2のメニュー項目からキーワード修正を選択した場合に表示されるキーワード編集画面の例であり、音声認識されたキーワードが表示され、ポインティングデバイスやソフトウェアキーボードの操作により編集することが可能となっている。
上記キーワード登録により、後記する音声データ同士のマッチングによる楽曲検索や音声認識処理を介したテキストデータ間のマッチングによる楽曲検索が可能となる。本実施形態では、上記音声データやテキストデータのマッチングによる楽曲検索に加えて、楽曲の特徴部分とキーワードを合成して連続再生し、ユーザから選曲操作を受け付ける検索モードを備えているため、その前提となる特徴部分タイミングの設定について説明する。
[特徴部分設定(モード)]
図6は、図2のメニュー項目から特徴部分設定が選択された場合の楽曲再生装置の動作を表したフローチャートである。この特徴部分設定(モード)が選択された状態においても、ユーザはマニュアル選曲やオートプレイ機能により任意の楽曲を再生可能となっている。楽曲の再生中の任意のタイミングで、ユーザにより発話ボタン1が押下されると(ステップS101、S102のYES)、楽曲再生装置は、該タイミングに対応する楽曲データの対応アドレスを認識し(ステップS103)、特徴部分タイミングとしてHDD6に記録する(ステップS104)。
図6は、図2のメニュー項目から特徴部分設定が選択された場合の楽曲再生装置の動作を表したフローチャートである。この特徴部分設定(モード)が選択された状態においても、ユーザはマニュアル選曲やオートプレイ機能により任意の楽曲を再生可能となっている。楽曲の再生中の任意のタイミングで、ユーザにより発話ボタン1が押下されると(ステップS101、S102のYES)、楽曲再生装置は、該タイミングに対応する楽曲データの対応アドレスを認識し(ステップS103)、特徴部分タイミングとしてHDD6に記録する(ステップS104)。
図7は、上記した特徴部分タイミングの記録態様の一例を表した図である。図7の例では、タイトル情報格納領域の空き領域に、特徴部分タイミングを記録することとしている。
上記特徴部分タイミングの設定により、例えば、複数の楽曲データにそれぞれ設定された特徴部分タイミングを始点とした所定時間(例えば、10秒)の特徴部分を次々にメドレー状に再生することが可能となり、各楽曲の特徴部分を短い時間で提示することが可能となる。これにより、前述のサビ部分、イントロ部分などを次々に提示するので、ユーザの検索、選曲が大変容易になる。
[キーワード検索モード]
図8は、図2のメニュー項目からキーワード検索モードが選択された場合の楽曲再生装置の動作を表したフローチャートである。図8を参照すると、まず、楽曲再生装置は、検索モードの選択を受け付ける(ステップS200)。図9は、機械式ボタンや楽曲再生装置に接続されたディスプレイ装置上の仮想ボタンの形態で、本実施形態に係る楽曲再生装置において用意される検索モードを表した図である。以下、本楽曲再生装置の各検索モード毎の動作について説明する。
図8は、図2のメニュー項目からキーワード検索モードが選択された場合の楽曲再生装置の動作を表したフローチャートである。図8を参照すると、まず、楽曲再生装置は、検索モードの選択を受け付ける(ステップS200)。図9は、機械式ボタンや楽曲再生装置に接続されたディスプレイ装置上の仮想ボタンの形態で、本実施形態に係る楽曲再生装置において用意される検索モードを表した図である。以下、本楽曲再生装置の各検索モード毎の動作について説明する。
[モード1(テキストマッチング)]
まず、モード1(テキストマッチング)が選択されると、楽曲再生装置は、発話ボタン1の押下待ち状態となる。そして、ユーザにより、発話ボタン1が押下されると(ステップS201)、音声の入力が開始され(ステップS202)、マイク2から入力された発話内容は、差分回路3、A/D変換回路4、音声処理回路5を経て、音声認識処理され、HDD6の楽曲データの無録音領域に記録されたテキストデータとのマッチングにより楽曲検索が行われる(ステップS203)。
まず、モード1(テキストマッチング)が選択されると、楽曲再生装置は、発話ボタン1の押下待ち状態となる。そして、ユーザにより、発話ボタン1が押下されると(ステップS201)、音声の入力が開始され(ステップS202)、マイク2から入力された発話内容は、差分回路3、A/D変換回路4、音声処理回路5を経て、音声認識処理され、HDD6の楽曲データの無録音領域に記録されたテキストデータとのマッチングにより楽曲検索が行われる(ステップS203)。
そして、検索された楽曲がHDD6より読み出され、合成回路7、バッファメモリ8、D/A変換回路9、アンプ10を経て、スピーカ11から再生される(ステップS204)。
なお、ステップS203において、HDD6に登録されているテキストデータと一致するキーワードを認識できなかった場合には、例えば、図10に示すように、楽曲再生装置に接続されたディスプレイ装置上に、発話内容に近いキーワード候補が表示され、ユーザによる番号の発話やポインティングデバイスの操作により選択されたキーワードによる再検索が行われる。
[モード2(音声マッチング)]
また、モード2(音声マッチング)が選択された場合も、楽曲再生装置は、発話ボタン1の押下待ち状態となる。そして、ユーザにより、発話ボタン1が押下されると(ステップS211のYES)、音声の入力が開始され(ステップS212)、マイク2から入力された発話内容は、差分回路3、A/D変換回路4、音声処理回路5を経て入力された音声と、HDD6の楽曲データの無録音領域に記録された音声データとのマッチングにより楽曲検索が行われる(ステップS213)。
また、モード2(音声マッチング)が選択された場合も、楽曲再生装置は、発話ボタン1の押下待ち状態となる。そして、ユーザにより、発話ボタン1が押下されると(ステップS211のYES)、音声の入力が開始され(ステップS212)、マイク2から入力された発話内容は、差分回路3、A/D変換回路4、音声処理回路5を経て入力された音声と、HDD6の楽曲データの無録音領域に記録された音声データとのマッチングにより楽曲検索が行われる(ステップS213)。
そして、検索された楽曲がHDD6より読み出され、合成回路7、バッファメモリ8、D/A変換回路9、アンプ10を経て、スピーカ11から再生される(ステップS214)。
[モード3(特徴部分メドレー検索)]
続いて、モード3(特徴部分メドレー検索)が選択された場合の動作について説明する。モード3(特徴部分メドレー検索)が選択されると、楽曲再生装置は、特徴部分連続再生モードとなり、HDD6から特徴部分タイミングが登録されている楽曲を順次読み出して、特徴部分タイミングにより特定される特徴部分を、順番に再生する動作を行う(ステップS221)。
続いて、モード3(特徴部分メドレー検索)が選択された場合の動作について説明する。モード3(特徴部分メドレー検索)が選択されると、楽曲再生装置は、特徴部分連続再生モードとなり、HDD6から特徴部分タイミングが登録されている楽曲を順次読み出して、特徴部分タイミングにより特定される特徴部分を、順番に再生する動作を行う(ステップS221)。
図11は、上記特徴部分連続再生モードで再生される内容の一例を表した図である。図11を参照すると、楽曲再生装置の合成回路7は、HDD6に登録された検索キーワードに対応する音声データと特徴部分を合成して順次出力することが可能となっている。これによりユーザは、HDD6に格納された楽曲をその特徴部分と音声キーワードで確認することが可能となる。
上記特徴部分連続再生モードに移行した状態において、楽曲再生装置は、特徴部分タイミングが登録されている楽曲をメドレー状に再生する動作を繰り返すとともに、発話ボタン1の押下待ち状態となる(ステップS222)。そして、ユーザにより、発話ボタン1が押下されると(ステップS222のYES)、音声の入力が開始され(ステップS223)、「OK」との発話内容が認識される(ステップS224)と、当該時点で再生中の楽曲がHDD6より読み出され、該楽曲の先頭から再生される(ステップS225)。
また、選択された楽曲の再生後は、再度、上記特徴部分連続再生モードに移行するため、ユーザは所望のタイミングで「OK」と発話するだけで、選曲することが可能となる。このモード3の特徴部分メドレー検索機能によれば、曲のイメージが容易に把握することが可能であるとともに、ディスプレイ装置等を注視する必要が無いため、カーナビゲーション装置と一体化した楽曲再生装置に好適に適用可能である。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、ユーザが指定した楽曲の特徴的な部分をメドレー状に再生するモードを有し、連続再生中に、所定の選曲動作が行われた時点の楽曲を選曲受付とするという本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形・置換をなしうることが可能であることはいうまでもない。
例えば、上記した実施形態では、「OK」との発話が認識されることをトリガとした例を示したが、検索キーワードの復唱、「再生」、「プレイ」、「前の曲」等その他の発話内容をトリガとしてもよいし、また、楽曲再生装置に接続された機械式ボタンやディスプレイ装置上の仮想ボタンの押下をトリガとしても良い。また、上記した実施形態では、上記トリガにより即座に再生されるものとして説明したが、上記トリガにより再生リストに収録することとし、別のトリガ動作により、該再生リストに基づいた再生動作を行うものとしてもよい。また更には、上記特徴部分メドレー検索モードにおいても、検索キーワードに合致する発話内容を検知できた場合には、当該楽曲を直接再生できるようにしてもよい。
また上記した実施形態では、検索キーワードとユーザが指定した楽曲の特徴的な部分を合成出力するものとして説明したが、ユーザが指定した楽曲の特徴的な部分のみをメドレー状に再生しユーザの選曲操作を受け付けるものとしてもよいことはもちろんである。
また上記した実施形態では、ユーザにより検索キーワードを自由に登録可能であるものとして説明したが、楽曲データのタイトル情報領域に予め記録されている情報を上記検索キーワードに代えて用いることも可能である。この場合において、上記タイトル情報領域に曲のタイトルのテキストを合成音声により出力することにより、ユーザが指定した楽曲の特徴的な部分と合成出力することができる。
また上記した実施形態では、特徴部分を固定長とし、発話ボタン1の押下タイミングを特徴部分の始点を示す特徴部分タイミングとして記録する例を示したが、発話ボタン1の押下タイミングの前後数秒を特徴部分としてもよいし、発話ボタン1の再押下タイミングで特徴部分の終点を指定するものとしてもよい。同様に、発話ボタン1が押下されている時間(いわゆる長押し状態)に再生された部分を特徴部分とすることも可能である。また、各楽曲の冒頭部分等に特徴部分を予め設定しておくことも望ましく採用可能である。
また上記した実施形態では、楽曲再生装置が差分回路3を備えているものとして説明したが、マイク2とスピーカ11の構成態様によっては、差分回路3を設けることを要しないことはもちろんである。
また上記した実施形態では、楽曲再生装置の音声処理回路5が音声認識機能を備えているものとして説明したが、上記モード3(特徴部分メドレー検索)に限ってみれば、上記したように音声認識処理を用いずとも選曲インタフェースを実現することが可能であり、音声認識機能を省略することにより、コストを削減することが可能である。
また、上記した各検索モード・機能を実現するプログラムをオーディオセット、AVN装置等のミドルウエアとして組み込むことにより、開発期間を一層短縮することも可能となる。
なお、本発明でいう楽曲とは、世界の歌謡曲、歌曲、民謡などあらゆるジャンルの歌、歌詞のない曲、その他の楽曲すべてに適用されるものであることは言うまでもない。また、特徴部分について、サビ部分、イントロ部分などユーザの自由な選択により設定することも可能であるし、特にサビ部分のみ、イントロ部分のみ設定するというような設定を行うようにしても良いのは勿論である。なお、サビの部分など、歌詞が入っている状態で、題名などのキーワードを同時に再生すると聞きにくくなるか気になるかもしれないが、発音する人が違うので、音質が違い、実用上は全く問題ない。
1 発話ボタン
2 マイク
3 差分回路
4 A/D変換回路
5 音声処理回路
6 HDD(ハードディスクドライブ)
7 合成回路
8 バッファメモリ
9 D/A変換回路
10 アンプ
11 スピーカ
12 比較回路
2 マイク
3 差分回路
4 A/D変換回路
5 音声処理回路
6 HDD(ハードディスクドライブ)
7 合成回路
8 バッファメモリ
9 D/A変換回路
10 アンプ
11 スピーカ
12 比較回路
Claims (10)
- 楽曲の特徴的な部分を示す特徴部分を指定する特徴部分設定モードと、特徴部分連続再生モードとの少なくとも2つの動作モードを有し、
前記特徴部分設定モードにおける楽曲再生中に、該楽曲の特徴部分の指定を受け付けて記録する手段と、
前記特徴部分連続再生モードにおいて前記特徴部分が記録されている楽曲の特徴部分をメドレー状に再生し、所定の選択動作が行われた時点に再生されている特徴部分に対応する楽曲を選曲受付する手段と、を備えたこと、
を特徴とする楽曲再生装置。 - 楽曲の検索に用いる検索キーワードを楽曲に関連付けて記録する手段を備え、
前記特徴部分連続再生モードにおいて、前記検索キーワードに対応する音声を合成した前記特徴部分をメドレー状に再生すること、
を特徴とする請求項1に記載の楽曲再生装置。 - 所定のボタンが押下されたタイミングにより、前記特徴部分を指定可能としたこと、
を特徴とする請求項1又は2に記載の楽曲再生装置。 - 更に、利用者から音声の入力を受け付ける手段と、
所定のボタンの押下後、前記利用者から入力された発話内容を前記検索キーワードとして記録する手段と、を備えたこと、
を特徴とする請求項2又は3に記載の楽曲再生装置。 - 前記利用者から入力された発話内容をテキスト形式に変換する音声処理回路と、
前記テキスト形式に変換され記録された発話内容から合成音声を生成する合成回路と、
前記検索キーワードとして記録されたテキストの修正を前記利用者から受け付ける手段と、を備えたこと、
を特徴とする請求項4に記載の楽曲再生装置。 - 更に、入力音声と、再生中の楽曲データとの差分により、前記利用者の発話内容を抽出する差分回路を備え、
前記特徴部分連続再生モードにおいて前記差分回路を介した発話内容により前記楽曲の選曲受付を実行可能としたこと、
を特徴とする請求項1乃至5いずれか一に記載の楽曲再生装置。 - 更に、カーナビゲーション機能を備えたこと、
を特徴とする請求項1乃至6いずれか一に記載の楽曲再生装置。 - 前記特徴部分が、楽曲のサビの部分であることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一に記載の楽曲再生装置。
- 楽曲再生装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、
動作モードとして、楽曲の特徴的な部分を示す特徴部分を指定する特徴部分設定モード又は特徴部分連続再生モードの選択を受け付ける処理と、
前記特徴部分設定モードにおける楽曲再生中に、該楽曲の特徴部分の指定を受け付けて記録する処理と、
前記特徴部分連続再生モードにおいて前記特徴部分が記録されている楽曲の特徴部分をメドレー状に再生し、所定の選択動作が行われた時点に再生されている特徴部分に対応する楽曲を選曲受付する処理と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 楽曲の特徴的な部分を示す特徴部分を指定する特徴部分設定モードと、特徴部分連続再生モードとの少なくとも2つの動作モードを有し楽曲の選曲機能を提供する楽曲再生装置に実施させる楽曲選曲方法であって、
前記楽曲再生装置が、前記特徴部分設定モードにおいて利用者の指示に従って楽曲を再生するとともに、該楽曲の特徴部分の指定を受け付けて記録するステップと、
前記楽曲再生装置が、前記特徴部分連続再生モードにおいて前記特徴部分が記録されている楽曲の特徴部分をメドレー状に再生し、所定の選択動作が行われた時点に再生されている特徴部分に対応する楽曲を選曲受付するステップと、を含むこと、
を特徴とする楽曲選曲方法。
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