JP2007171702A - 無線発光表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 種々の施設や場所において異なる目的で使用することが可能であり、超大型の発光表示も実現可能とする。
【解決手段】 表示対象位置に所定の配列パターンを以って設置され、固体識別IDを付与された多数個の発光モジュール10と、これら発光モジュール10を固体識別IDによって選択的に点灯・消灯制御する少なくとも1台の制御コンピュータ2とから構成する。制御コンピュータ2によって各発光モジュール10に備えた発光体17の点灯・消灯の制御を行い、全体として所定の制御プログラムに基づく光学表示が行われるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の配列パターンを以って多数個の発光モジュールを設置し、これら発光モジュールを制御コンピュータから制御信号を無線出力して選択的に点灯或いは消灯させることにより所定の光学表示を行う無線発光表示装置に関する。
発光表示装置は、多数個の発光体を例えばマトリックス状に配列し、各発光体を選択的に点灯或いは消灯することによって文字や絵柄を光学的に表示する。例えば図5に示した従来の発光表示装置100は、表示器101と、この表示器101を有線或いは無線によって接続するコントローラ102とから構成される。発光表示装置100は、表示器101が、発光ダイオード等からなる多数個の発光体をマトリックス状に配列した表示パネルを備えており、また各発光体を点灯或いは消灯する駆動回路部やこの駆動回路部に対して制御信号を出力する制御部等が備えられ、適宜の表示場所に設置される。
発光表示装置100は、コントローラ102が、表示器101に対して表示パネルの各発光体を選択的に点灯或いは消灯させることによって所定の電光ガイド等を行うようにさせる制御信号を出力する。発光表示装置100は、表示器101においてコントローラ102から出力された制御信号をメモリに蓄積するとともに、制御部から出力する制御信号に基づいてメモリから制御信号を順次読み出して駆動回路部が駆動される。発光表示装置100においては、所定のプログラム制御によって表示パネルの各発光体が点灯・消灯を制御されて電光ガイド等のスクロール表示が行われるようにする。
特開平11−202814号公報
従来の発光表示装置100においては、上述したように表示器101とコントローラ102とが対をなし、多数個の発光体をマトリックス状に配列した表示パネルを備える表示器101に対してコントローラ102から制御信号を出力することによって所定の発光表示が行われるように構成される。従来の発光表示装置100においては、表示器101を所定の場所に固定して設置することによって電光ガイド等のもっぱら特定の目的のために発光表示を行うために用いられている。また、従来の発光表示装置100においては、コントローラ102から出力する制御信号を変更することによって任意の電光ガイド等を行うことが可能ではある。
ところで、発光表示装置は、上述したように動きのある光学表示を行うことも可能であり、例えば各種イベントのイルミネーション等に用いることによって特徴的かつ効果的な表示手段を構成することも可能である。発光表示装置においては、かかる目的に用いる場合に、表示器を手軽に移動したり表示色を変えたり発光体の数を変えたりする等の対応が必要となる。
しかしながら、従来の発光表示装置においては、表示器とコントローラとが専用の組み合わせで構成されかつ表示器が固定設置を前提とすることから、上述した対応を手軽に図ることが困難であり仕様に応じた専用装置として構成しなければならない。また、従来の発光表示装置においては、表示の大きさが表示器の仕様により決定され、大型表示に限界があるとともに表示器自体が極めて高価となるとともにこの表示器を設置するための設置施設も大規模となってしまうといった問題がある。
一方、発光表示装置は、動きのある光学表示を行うことが可能であることから、例えば有効な光学誘導表示装置としても転用手段も構成することができる。光学誘導表示装置としては、例えばプラットホームや滑走路の誘導灯のように移動体の進入路に沿って多数個の発光体を設置し、各発光体を所定のタイミングで点灯・消灯させることにより視覚的に光点が移動するように構成した装置も提供されている。かかる光学誘導表示装置は、もっぱら光点の移動を表現すればよく、各発光体に制御回路が付設された比較的簡易に構成される。光学誘導表示装置は、点灯・消灯のタイミングを調整したり経路を変更したりする対応は考慮されておらず、小規模施設に汎用性を以って設置されるものでは無い。
したがって、本発明は、種々の施設や場所において異なる目的で使用することが可能であり、従来全く想定されていなかった超大型の発光表示も実現することを可能とする無線発光表示装置を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかる無線発光表示装置は、表示対象位置に所定の配列パターンを以って設置される多数個の発光モジュールと、これら発光モジュールを選択的に点灯・消灯制御する少なくとも1台の制御コンピュータとから構成される。無線発光表示装置は、各発光モジュールが、少なくとも1個以上の発光体を有する発光部と、発光体を点灯・消灯させる発光部駆動回路部と、この駆動回路部を制御する制御部と、表示制御信号を受信して制御部に出力する無線受信回路部と、構成各部に対して所定電圧の電源供給を行う電源部とを備える。無線発光表示装置は、制御コンピュータが、各発光モジュールの発光体を個々に点灯・消灯させて全体で所定の光学表示が行われるようにする制御プログラムを格納する記憶部と、この記憶部から所定の制御プログラムを読み出して各発光モジュールの発光体を点灯・消灯を指示する表示制御信号を出力する制御部と、この制御部から出力された表示制御信号を無線出力する無線送信部とを備える。
無線発光表示装置においては、互いに独立した多数個の発光モジュールが、それぞれ少なくとも1台の制御コンピュータから出力される表示制御信号を無線受信部によって受信し、この表示制御信号に基づいて制御部から制御信号が出力されて駆動回路部が駆動されてそれぞれの発光体が選択的に点灯・消灯されることにより、全体で制御プログラムに基づいた所定の光学表示が行われるようにする。
無線発光表示装置は、各発光モジュールの発光部に備えられる発光体として、比較的低い消費電力と高輝度特性を有する発光ダイオードが用いられる。また、無線発光表示装置は、各発光モジュールの発光部に備えられる発光体として、赤色発光ダイオードと、緑色発光ダイオードと、青色発光ダイオードからなる光3原色の発光ダイオードが用いられ、これら光3色発光ダイオードの点灯・消灯を制御することによって各発光モジュールが所定の色調に光輝して全体としてカラー光表示が行われるようにする。
無線発光表示装置は、電源部に一次電池或いは充電が可能な二次電池が備えられ、これら電池から構成各部に対して電源が供給されるようにする。したがって、無線発光表示装置においては、制御コンピュータから送信される表示制御信号の受信可能領域内であれば、各発光モジュールを任意の場所に設置することが可能である。無線発光表示装置においては、各発光モジュールの設置方法によって任意の光学表示を行うことが可能であり、広範囲に設置することによって極めて大型の光学表示を行うことも可能とする。
無線発光表示装置は、複数の目的地に至る各経路に沿って多数個の発光モジュールをそれぞれ配列して設置するとともに、制御コンピュータと独立して記憶部に格納された所定の制御プログラムを選択する制御信号を出力する選択スイッチを設けた操作ボードを例えば経路の途中に設置して構成する。無線発光表示装置においては、操作ボードの選択スイッチがスイッチング操作されて制御コンピュータに対して制御信号が出力されることにより、制御コンピュータから各発光モジュールに対して出力される表示制御信号に基づいて所定経路に沿って配列された各発光モジュールが点灯して経路表示が行われるようにする。無線発光表示装置においては、各経路に沿って設置された各発光モジュールの発光体が経路の照明を行う照明源として兼用される。また、無線発光表示装置の各発光モジュールに個別認証用IDを付与することによって、制御コンピュータは各発光モジュールを個別認証することによって制御できることも可能とする。
以上のように構成された本発明にかかる無線発光表示装置によれば、少なくとも1台の制御コンピュータによって互いに独立した多数個の発光モジュールの発光体の点灯・消灯の制御を行って全体として所定の制御プログラムに基づく光学表示が行われるように構成したことにより、発光モジュールの個数や設置場所を任意に設定して様々な光学表示を行うことが可能となる。したがって、無線発光表示装置によれば、各種々の施設や場所において異なる目的で互換使用することが可能であり、また各発光モジュールを広い範囲で設置することによって従来全く想定されていなかった巨大な発光表示も実現することが可能である。
以下、本発明の実施の形態として示す無線発光表示装置1について図面を参照して詳細に説明する。無線発光表示装置1は、図1及び図2に示すように1台の制御コンピュータ2と、この制御コンピュータ2とそれぞれ無線接続された多数個の発光モジュール10A〜10N(以下、個別に説明する場合を除き、発光モジュール10と総称する。)とによってシステム構成される。無線発光表示装置1は、制御コンピュータ2と各発光モジュール10とが、所定の無線方式、例えばBluetoohやWirelessUSB等を利用した近距離無線方式、或いは200m程度の長距離伝送が可能なMIMO(multiple input multiple output)技術による空間多重伝送技術に基づく次世代高速LAN「IEEE802.11n」技術を利用した無線方式、その他適宜の無線方式によって無線接続される。
無線発光表示装置1は、制御コンピュータ2として、上述した無線送受信機能を備える一般的なパーソナルコンピュータが用いられる。制御コンピュータ2は、図1に示すように、CPU等を有する制御部3と、記憶メモリを有する記憶部4と、上述した無線送受信機能を有する無線送信部5と、表示器6及びキーボード等からなる入力部7とから構成される。制御コンピュータ2は、記憶部4内に各発光モジュール10を個々に点灯・消灯させて全体で所定の光学表示が行われるようにする制御プログラムを格納する。
制御コンピュータ2は、多数の制御プログラムが記憶部4内に格納されており、入力部7を介して表示器6に呼び出して確認するとともに特定の制御プログラムの選択操作が行われる。制御コンピュータ2は、例えば表示器6と入力部7等を利用して新たな制御プログラムを作成し、記憶部4内に格納することが可能である。制御コンピュータ2は、上述したように汎用のパーソナルコンピュータを用いることから、記憶部4に格納した制御プログラムを適宜の記憶媒体にコピーして他の制御コンピュータ2や現場に設置した無線発光表示装置1の専用コントローラに読み込ませるようにしてもよい。
制御コンピュータ2は、表示器6と入力部7とによって記憶部4から呼び出されて選択された所定の制御プログラムに基づいて、制御部3から各発光モジュール10を個々に制御する表示制御信号が出力される。制御コンピュータ2は、無線送信部5において表示制御信号を所定形式の高周波信号に変換して、アンテナ8から各発光モジュール10に対して表示制御信号を送信する。
無線発光表示装置1は、各発光モジュール10が、図1に示すように筐体11の内部に設置された図示しない基板に、発光部12と発光部駆動回路部13と制御部14と無線受信回路部15と電源部16とが設けられ、持ち運びが自在な可搬装置として構成される。発光モジュール10は、発光部12が、詳細を省略するが筐体11に形成した表示開口部11Aに発光面を臨ませて基板に搭載された少なくとも1個以上の発光体17を備えている。発光部12には、発光体17として、低消費電力特性と高輝度特性を有する発光ダイオードが用いられる。
発光モジュール10は、それぞれがカラーの光学表示を行うために、図1に示すように発光部12の発光体17が、光3原色の赤色発光ダイオード18と緑色発光ダイオード19と青色発光ダイオード20とから構成される。発光モジュール10は、これら赤色発光ダイオード18と緑色発光ダイオード19と青色発光ダイオード20とを選択的に点灯することにより表示開口部11Aから所定の色調の表示光が出射されるようにする。なお、発光モジュール10は、可搬性を損なわず、またある程度の時間で光学表示を行うことが可能であることを条件に、さらに多数個の発光ダイオードを搭載して高輝度化を図るようにしてもよい。
発光モジュール10は、発光部駆動回路部13に対して詳細を後述するように制御部14から制御信号が出力され、この制御信号に基づいて発光部駆動回路部13が発光部12の各発光ダイオード18〜20を点灯或いは消灯させる。発光部駆動回路部13は、電源部16から供給される電源電圧を所定の駆動電圧に変換して各発光ダイオード18〜20に印加することによって、これら各発光ダイオード18〜20を点灯させる。
発光モジュール10は、CPU等を有する制御部14によって全体の制御動作が行われる。制御部14は、後述するように無線受信回路部15を介して制御コンピュータ2から送信される表示制御信号に基づいて、発光部駆動回路部13に対して各発光ダイオード18〜20を点灯・消灯させる所定のスイッチング動作を行わせる制御信号を出力する。制御部14は、無線受信回路部15によって受信したシリーズの表示制御信号を図示しない記憶部に一次記憶させ、所定のタイミングで順次読み出して発光部駆動回路部13を駆動させる。
発光モジュール10は、無線受信回路部15が、上述した無線方式によって制御コンピュータ2から送信されてアンテナ21で受信した表示制御信号を復調して制御部14に出力する。なお、無線受信回路部15は、所定のレベルで表示制御信号が受信されるように受信感度の調整機能を備えてもよい。発光モジュール10は、もっぱら制御コンピュータ2から送信される表示制御信号の受信機能を備えていればよいが、制御コンピュータ2側へ信号送出する機能を備えてもよい。発光モジュール10は、例えば発光体17が切れた場合に制御部14においてこれを検出し、アラーム信号を無線受信回路部15を介して制御コンピュータ2側へ送信するようにしてもよい。
発光モジュール10は、電源部16から上述した各部12〜15に対して電源電圧を供給する。発光モジュール10は、詳細を省略するが、電源部16に内蔵された電池22を主電源とするが、例えばAC−DC変換回路等の電源回路部を備えて商用電源と接続して用いることを可能としてもよい。発光モジュール10は、電池22として乾電池等の一次電池や、充電が可能な二次電池が用いられるように構成される。
無線発光表示装置1においては、以上のように構成された多数個の発光モジュール10を、例えば図2に示すように縦横等間隔でマトリックス状に配列して単位ユニット25を構成する。無線発光表示装置1においては、同図に示すように多数個の単位ユニット25A〜25Nをパターン配列することによって大型の表示部を構成する。
無線発光表示装置1においては、各単位ユニット25において多数個の発光モジュール10が互いに独立しており、不要な箇所には発光モジュール10を抜いたり配列状態を変えて配列するようにしてもよい。無線発光表示装置1においては、精度の高い光学表示を行うために例えば各単位ユニット25内で多数個の発光モジュール10を位置決めして設置する場合でも、これら発光モジュール10を強固に固定する必要は無い。
無線発光表示装置1においては、各単位ユニット25を構成する多数個の発光モジュール10が、1台の制御コンピュータ2によってそれぞれ独立に制御される。無線発光表示装置1においては、上述したように制御コンピュータ2に、多数個の発光モジュール10についてそれぞれの発光体17を個々に点灯・消灯させる制御プログラムが格納されている。各単位ユニット25は、各発光モジュール10を位置決めして所定の場所に設置すればよく、上述したようにマトリックス状に配列する必要は無い。無線発光表示装置1においては、この制御プログラムに基づいて制御コンピュータ2から各発光モジュール10に対して表示制御信号が出力される。
無線発光表示装置1においては、この表示制御信号に基づいて各単位ユニット25を構成する多数個の発光モジュール10においてそれぞれの発光体17が選択的に点灯・消灯することにより、所定の光学表示が行われる。無線発光表示装置1においては、例えば第1単位ユニット25Aが「あ」を表示し、第2単位ユニット25Bが「し」を表示し、第3単位ユニット25Cが「た」を表示し、全体で「あした」の光学表示が行われるようにする。無線発光表示装置1においては、さらに各単位ユニット25を構成する多数個の発光モジュール10がそれぞれの発光体17を所定のタイミングで選択的に点灯・消灯させることにより、例えばスクロール表示が行われるようになる。
無線発光表示装置1においては、上述した各単位ユニット25をさらに例えば縦横等間隔でマトリックス状に配列することによって大きな表示ユニットを構成するとともに、これら多数の表示ユニットを適宜に配列することによってさらに大型の光学表示を行うことが可能である。図3に示した無線発光表示装置1の適用例は、京都等で行われている「大文字焼き」のように山肌に上述した構成の表示ユニットを配列することによって適宜の大型イルミネーション表示を行うようにしたイベント適用例である。
無線発光表示装置1は、かかる大型の光学表示も、多数個の発光モジュール10を例えば山肌に施した縄張りに沿って設置して各単位ユニット25を構成するとともに、さらにこれら単位ユニット25を適宜に配列することによって実現可能である。無線発光表示装置1は、各単位ユニット25を構成する多数個の発光モジュール10の点灯・消灯を制御コンピュータ2の制御プログラムに基づいて任意に制御することが可能であり、また上述したようにカラーの光学表示を行うことも可能である。
したがって、無線発光表示装置1は、従来では全く実現が不可能であった広大な領域において変化に富んだ大型イルミネーション表示イベントの実施を可能とする。無線発光表示装置1は、上述したように各単位ユニット25を構成する多数個の発光モジュール10が互いに独立して自由に持ち運びが可能であり、広大な領域においても配線作業を要することなく自由に設置される。
本発明は、上述した無線発光表示装置1に限定されず、例えば図4に示した岩風呂31や内風呂32或いは露天風呂33等のように多数の風呂を有する旅館等において、各風呂31〜33への案内を行う無線光学誘導装置30としても適用される。無線光学誘導装置30は、図示しないが所定の誘導制御プログラムを格納した制御コンピュータと、多数個の発光モジュール34を備える基本的な構成を上述した無線発光表示装置1と同様とし、制御コンピュータと独立して設置される案内表示板を兼ねる操作ボード35を備えた構成に特徴がある。
無線光学誘導装置30は、制御コンピュータと発光モジュール34とが上述した無線発光表示装置1の制御コンピュータ2と各発光モジュール10と同等であることから、これらの詳細な説明を省略する。無線光学誘導装置30においては、図4に示すように入り口36から各風呂31〜33に至る廊下に沿って所定の間隔を以って多数個の発光モジュール34が設置される。無線光学誘導装置30においては、発光モジュール34が、例えば通路の床面に埋設して設置されて、後述する各風呂31〜33の選択操作が行われると選択した風呂に至る経路を光学的に案内する。
なお、無線光学誘導装置30においては、各発光モジュール34が、例えば通路の壁や天井に設置されることにより、選択された風呂に至る経路を光学的に案内するとともに、通路の照明も行うようにする。無線光学誘導装置30においては、各発光モジュール34が、それぞれ商用電源からの電源供給を得やすい屋内に設置されるとともに長期間に亘り使用されることから、商用電源と接続される。
操作ボード35には、図4において拡大して示すように各風呂31〜33の表示とともにそれぞれに対応して選択スイッチ36〜38が設けられている。操作ボード35には、詳細を省略するが制御部や電源部とともに無線送信部が備えられており、いずれか1個の選択スイッチが操作されると管理室等に設置された制御コンピュータに対して選択信号を無線出力する。操作ボード35は、制御コンピュータと無線接続されることによって任意の位置に設置することが可能であり、任意の位置に設置可能な各発光モジュール34とともに施工性の向上や互換性が図られるようにする。なお、操作ボード35は、制御コンピュータに対して、例えば有線により接続するようにしてもよい。
以上のように構成された無線光学誘導装置30においては、入り口36に設置された操作ボード35が入浴客によって操作される。無線光学誘導装置30においては、例えば内風呂選択スイッチ37のスイッチング操作が行われると、操作ボード35から制御コンピュータに対して内風呂選択信号を出力する。無線光学誘導装置30においては、この内風呂選択信号に基づいて制御コンピュータにおいて内風呂32の経路に沿って設置した発光モジュール34を選択する制御プログラムの読み出しが行われる。無線光学誘導装置30においては、制御コンピュータから選択した各発光モジュール34に対して表示制御信号が出力される。無線光学誘導装置30においては、この表示制御信号に基づいて各発光モジュール34が点灯し、内風呂32に至る経路への光学表示が行われるようにする。
本発明の実施の形態として示す無線発光表示装置の構成図である。 同無線発光表示装置を用いた発光表示装置の構成図である。 同無線発光表示装置を用いた大型イルミネーション表示イベントへの適用例を示す図である。 同無線発光表示装置を用いた光学誘導装置の構成図である。 従来の発光表示装置の構成図である。
符号の説明
1 無線発光表示装置
2 制御コンピュータ
3 制御部
4 記憶部
5 無線送信部
6 表示器
7 入力部
8 アンテナ
10 発光モジュール
11 筐体
12 発光部
13 発光部駆動回路部
14 制御部
15 無線受信回路部
16 電源部
17 発光体
18 赤色発光ダイオード
19 緑色発光ダイオード
20 青色発光ダイオード
21 アンテナ
22 電池
30 無線光学誘導装置
31 岩風呂
32 内風呂
33 露天風呂
34 発光モジュール
35 操作ボード
36 岩風呂選択スイッチ
37 内風呂選択スイッチ
38 露天風呂選択スイッチ

Claims (8)

  1. 少なくとも1個以上の発光体を有する発光部と、前記発光体を点灯・消灯させる発光部駆動回路部と、この駆動回路部を制御する制御部と、表示制御信号を受信して前記制御部に出力する無線受信回路部と、構成各部に対して所定電圧の電源供給を行う電源部とを備え、表示対象位置に所定の配列パターンを以って設置される多数個の発光モジュールと、
    前記各発光モジュールの前記発光体を個々に点灯・消灯させて全体で所定の光学表示が行われるようにする制御プログラムを格納する記憶部と、この記憶部から前記制御プログラムを読み出して前記各発光モジュールの前記発光体を点灯・消灯を指示する表示制御信号を出力する制御部と、前記制御部から出力された表示制御信号を無線出力する無線送信部とを備える制御コンピュータとから構成され、
    多数個の前記発光モジュールが少なくとも1台の前記制御コンピュータからの前記表示制御信号によって、それぞれの前記発光体が選択的に点灯・消灯されることにより所定の光学表示を行うことを特徴とする無線発光表示装置。
  2. 前記各発光モジュールの前記発光部に備えられる発光体が、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の無線発光表示装置。
  3. 前記各発光モジュールの前記発光部に備えられる発光体が、赤色発光ダイオードと、緑色発光ダイオードと、青色発光ダイオードからなる光3原色の発光ダイオードであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線発光表示装置。
  4. 電源として、前記電源部に電池が用いられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線発光表示装置。
  5. 前記電源部が、商用電源と接続されて電源を供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線発光表示装置。
  6. 複数の目的地に至る各経路に沿って多数個の前記各発光モジュールがそれぞれ配列されて設置され、
    入り口部位に、前記制御コンピュータと独立して設けられ、前記記憶部に格納された所定の制御プログラムを選択する制御信号を出力する選択スイッチが備えられた操作ボードが設置され、
    前記操作ボードの前記選択スイッチがスイッチング操作されて前記制御コンピュータに対して前記制御信号が出力されることにより、前記制御コンピュータから前記各発光モジュールに対して出力される前記表示制御信号に基づいて所定経路に沿って配列された前記各発光モジュールが点灯して経路表示を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の無線発光表示装置。
  7. 前記各経路に沿って設置された前記各発光モジュールが、それぞれの前記発光体により経路の照明を行うことを特徴とする請求項6に記載の無線発光表示装置。
  8. 前記各発光モジュールは個別認証用IDを持ち、前記制御用コンピュータは該個別認証用IDにて各発光モジュールを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の無線発光表示装置。
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