JP2007170690A - ヒートポンプ給湯機および該ヒートポンプ給湯機の制御方法 - Google Patents

ヒートポンプ給湯機および該ヒートポンプ給湯機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽熱を効率良く利用し、システム全体の成績係数(加熱能力を消費電力で割った数値)を向上させるヒートポンプ給湯機を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ給湯機20は、タンク循環水回路16と太陽熱循環回路4とヒートポンプ回路2と第1熱交換器5と第2熱交換器9と第3熱交換器6とを備える。タンク循環水回路16は、内部にタンク循環水を貯留する貯湯タンク3を含む。太陽熱循環回路4は、太陽熱を集熱する太陽熱コレクター1を含む。ヒートポンプ回路2は、冷媒加熱手段である圧縮機8を含む。第1熱交換器5は、タンク循環水と圧縮機8により高温高圧となった冷媒との間で熱交換を行なう。第2熱交換器9は、タンク循環水と圧縮機8により加熱された冷媒との間で熱交換を行なう。第3熱交換器6は、太陽熱循環回路4を流れる冷媒とヒートポンプ回路2を流れる冷媒との間で熱交換を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯機および該ヒートポンプ給湯機の制御方法に関し、たとえば、太陽熱を利用したヒートポンプ給湯機および該ヒートポンプ給湯機の制御方法に関する。
従来、ヒートポンプ給湯機において、環境等の観点から、太陽熱を利用しているものがある。たとえば、太陽熱コレクターがヒートポンプサイクルの冷媒回路において低圧側に配置されていて太陽熱を集熱するヒートポンプ給湯機、太陽熱コレクターがヒートポンプサイクルの冷媒回路において高圧側に配置されて太陽熱を集熱するヒートポンプ給湯機、または太陽熱コレクターがヒートポンプサイクルの冷媒回路において高圧側と低圧側の中間に配置されて太陽熱を集熱するヒートポンプ給湯機などが考案あるいは製品化されている。その例として、特開昭59−35756号公報(特許文献1)にヒートポンプ給湯機が開示されている。
特許文献1に記載のヒートポンプ給湯機は、太陽熱コレクターと、貯湯槽と、ヒートポンプサイクルを構成する2の温水熱交換器と、圧縮機とを備えている。当該ヒートポンプ給湯機は、圧縮機で集熱された冷媒を第1温水熱交換器で貯湯槽の水と熱交換させる。そして、冷媒を条件により太陽熱コレクターで集熱させて、第2温水熱交換器で貯湯槽の水と熱交換させる。
また、従来の太陽熱を利用したヒートポンプ給湯機の他の例として、特開2004−92934号公報(特許文献2)にソーラーシステム付きヒートポンプ給湯機が開示されている。
特許文献2に記載のソーラーシステム付きヒートポンプ給湯機は、コレクターと熱交換器とを含むソーラーシステムと、ヒートポンプユニットと、貯湯タンクとを備えている。当該ソーラーシステム付きヒートポンプ給湯機は、ソーラーシステムとヒートポンプユニットとを組み合わせて、貯湯タンクの水を加温している。ソーラーシステムで集めた熱を、水あるいは不凍液で循環する回路を有しており、該回路に貯湯タンク内下部の熱交換器でタンク内の水を加温している。そして、貯湯タンクの中間位置から出た水をヒートポンプで加温してから、貯湯タンクの上部に循環させている。
特開昭59−35756公報 特開2004−92934公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたヒートポンプ給湯機では、加熱能力が向上するものの、圧縮機を運転しなければ太陽熱を集熱することができない。そのため、日射量が十分にある時でも圧縮機を運転するための消費電力が必要であり、日射量がない時の約70〜80%の消費電力が必要となり、効率的な運転ができない。一方、ヒートポンプサイクルを用いない太陽熱集熱システムでは循環水ポンプの消費電力だけで太陽熱を集熱できるが、日射量の十分でない時に、貯湯槽を加温できないという問題がある。よって、上記特許文献1では、太陽熱を利用して加熱能力を上げると消費電力が大きくなる。
また、上記特許文献2に開示されたソーラーシステム付きヒートポンプ給湯機では、コレクターから得て冷媒に伝えられた熱を、貯湯タンクの水だけに伝えている。そのため、日射量が十分でないときは、コレクターから集熱できず、ヒートポンプのみでタンク水を加熱することになり、太陽熱を十分に利用できていない。つまり、当該ソーラーシステム付きヒートポンプ給湯機では、日射量を十分に利用できていないという問題がある。よって、上記特許文献2では、太陽熱を十分に利用できず、加熱能力が劣る。
それゆえに、本発明の目的は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、太陽熱を効率良く利用し、システム全体の成績係数(加熱能力を消費電力で割った数値)を向上させるヒートポンプ給湯機を提供することである。
本発明にしたがったヒートポンプ給湯機は、タンク循環水回路と、太陽熱循環回路と、ヒートポンプ回路と、第1熱交換器と、第2熱交換器と、第3熱交換器とを備える。タンク循環水回路は、内部にタンク循環水を貯留する貯湯タンクを含む。太陽熱循環回路は、太陽熱を集熱する太陽熱コレクターを含み、冷媒が循環する。ヒートポンプ回路は、圧縮機を含み、冷媒が循環する。第1熱交換器は、タンク循環水と太陽熱コレクターにより加熱された冷媒との間で熱交換を行なう。第2熱交換器は、タンク循環水と圧縮機により高温高圧になった冷媒との間で熱交換を行なう。第3熱交換器は、太陽熱循環回路を流れる冷媒とヒートポンプ回路を流れる冷媒との間で熱交換を行なう。
上記ヒートポンプ給湯機において、第1熱交換器により熱交換されたタンク循環水の温度を測定する第1温度センサと、第2熱交換器により熱交換されたタンク循環水の温度を測定する第2温度センサとをさらに備えることが好ましい。
上記ヒートポンプ給湯機において、第1熱交換器により加温されたタンク循環水の第1熱交換器の出口温度が設定温度以上となるときにヒートポンプ回路の運転を中断し、出口温度が設定温度より低くなるときに、ヒートポンプ回路の運転を行なう制御手段をさらに有することが好ましい。
上記ヒートポンプ給湯機において、ヒートポンプ回路の冷媒にCO2を用いることが好ましい。
上記ヒートポンプ給湯機において、タンク循環水回路において第1熱交換器と第2熱交換器とが直列的に配置されることが好ましい。
上記ヒートポンプ給湯機において、タンク循環水回路においてタンク循環水が流れる方向に、貯湯タンク、第1熱交換器、第2熱交換器の順に配置されることが好ましい。
本発明のヒートポンプ給湯機の制御方法は、上記ヒートポンプ給湯機の制御方法であって、太陽熱コレクターにより集熱される太陽熱によりタンク循環水の温度が設定以上となったか否かを判断する判断工程と、判断工程において設定温度よりも低い場合にヒートポンプ回路の運転を行なう工程とを備える。
このように、本発明によれば、太陽熱循環回路を運転する場合には、第3熱交換器により、ヒートポンプ回路を流れる冷媒が、太陽熱循環回路を流れる冷媒により温められるため、ヒートポンプ回路を流れる冷媒を温めるための消費電力を低減することができる。よって、システム全体の成績係数を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機を示す模式図である。図1を参照して、本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機を説明する。本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20は、図1に示すように、たとえば、タンク循環水回路16と、太陽熱循環回路4と、ヒートポンプ回路2と、第1熱交換器5と、第2熱交換器9と、第3熱交換器6とを備える。
詳細には、本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20は、図1に示すように、たとえば、太陽熱コレクター1と、貯湯タンク3と、第1熱交換器5と、第3熱交換器6と、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7と、冷媒加熱手段としての圧縮機8と、第2熱交換器9と、空気熱交換器10と、絞り機構11と、タンク循環水ポンプ12と、制御手段13と、第1温度センサ14と、第2温度センサ15とを備えている。
太陽熱コレクター1は、太陽熱を集熱する。貯湯タンク3は、内部にタンク循環水を貯留する。第1熱交換器5は、タンク循環水と太陽熱コレクター1により加熱された冷媒との間で熱交換を行なう。第3熱交換器6は、太陽熱循環回路4を流れる冷媒とヒートポンプ回路2を流れる冷媒との間で熱交換を行なう。本実施の形態では、第3熱交換器6は、第2熱交換器9により熱交換された冷媒と太陽熱コレクター1により熱交換された冷媒との間で熱交換させる。太陽熱利用冷媒循環ポンプ7は、太陽熱循環回路4を流れる冷媒を循環させる。圧縮機8としては、本実施の形態では回転数で能力制御ができるインバータ圧縮機を用いている。第2熱交換器9は、タンク循環水と圧縮機8により加熱された冷媒との間で熱交換を行なう。空気熱交換器10は、冷媒を外気(空気)と熱交換させる。絞り機構11は、冷媒を膨張させる。タンク循環水ポンプ12は、タンク循環水回路16を流れるタンク循環水を循環させる。
制御手段13は、第1温度センサ14および第2温度センサ15で測定される温度に基づいて、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7、圧縮機8、空気熱交換器10、絞り機構11、およびタンク循環水ポンプ12を制御する。なお、図1における点線は、制御手段13による制御線を示している。また、制御手段13は、第1熱交換器5により加温されたタンク循環水の第1熱交換器5の出口温度が設定温度以上となるときにヒートポンプ回路2の運転を中断し、出口温度が設定温度より低くなるときに、ヒートポンプ回路2の運転を行なう機能を有する。
第1温度センサ14は、第1熱交換器5により熱交換されたタンク循環水の温度を測定する。第2温度センサ15は、第2熱交換器9により熱交換されたタンク循環水の温度を測定する。第1温度センサ14および第2温度センサ15は、本実施の形態では、シース熱電対あるいは保護管で覆われたサーミスタがセンサとして用いられている。そして、第1の熱交換器5および第2の熱交換器9におけるタンク循環水の出口近傍の配管にセンサの感温部を挿入している。なお、温度測定の精度がやや劣るがサーミスタをクリップ状の取付ばねにより取り付けることもできる。
タンク循環水回路16は、貯湯タンク3と、第1温度センサ14と、第2温度センサ15とを含む。タンク循環水回路16において、第1熱交換器5と第2熱交換器9とは直列的に配置されている。「直列的に配置」とは、タンク循環水回路は1流路であり、タンク循環水回路16に沿って第1熱交換器5と第2熱交換器9とが配置されていることを意味する。本実施の形態では、タンク循環水回路16においてタンク循環水が流れる方向に、貯湯タンク3、第1熱交換器5、第2熱交換器9の順に配置されている。すなわち、タンク循環水は、貯湯タンク3、第1熱交換器5、第2熱交換器9の順に循環する。具体的には、タンク循環水は、貯湯タンク3の相対的に下方から流出し、第1熱交換器5、第2熱交換器9を通り、貯湯タンク3の相対的に上方に流入することにより循環している。
第1温度センサ14は、第1熱交換器5の出口と第2熱交換器9の入口との間に配置されている。なお、第1温度センサ14は、第1熱交換器5の入口と第2熱交換器9の出口との間に配置されていれば、特に限定されない。たとえば、第1熱交換器5で熱交換を終えたタンク循環水の温度を正確に測定する点から、第1熱交換器5の出口近傍に配置することが好ましい。
第2温度センサ15は、第2熱交換器9の出口と貯湯タンク3の流入場所3aとの間に配置されている。なお、第2温度センサ15は、第2熱交換器9の出口と貯湯タンク3の流入場所3aとの間に配置されていれば、特に限定されない。たとえば、第2熱交換器9で熱交換を終えたタンク循環水の温度を正確に測定する点から、第2熱交換器9の出口近傍に配置することが好ましい。
第2熱交換器9から流出するタンク循環水が貯湯タンク3に流入する流入場所3aは、貯湯タンク3の相対的に上方としている。流入場所3aは、貯湯タンク3の相対的に上方に配置されていれば、特に限定されない。たとえば、流入場所3aは、貯湯タンク3が設置される面に対して最も高い位置近傍に設けることが好ましい。また、貯湯タンク3からタンク循環水が流出する流出場所3bは、貯湯タンク3の相対的に下方としている。流出場所3bは、貯湯タンク3の相対的に下方に配置されていれば、特に限定されない。たとえば流出場所3bは、貯湯タンク3が設置される面に対して最も低い位置近傍に設けることが好ましい。このような配置とすると、タンク循環水回路16において、貯湯タンク3の下方のタンク循環水は相対的に低温であり、その低温のタンク循環水が、第1の熱交換器5と第2の熱交換器9とを通ることにより設定温度付近の温度となる。相対的に高温のタンク循環水は比重が軽いため、貯湯タンク3の相対的に上方のタンク循環水が高温となる。タンク循環水回路16を運転することにより、低温のタンク循環水が貯湯タンク3の下方に位置する流出場所3bから流出して、高温となったタンク循環水が貯湯タンク3の上方に位置する流入場所3aから流入することが繰り返される。これにより、貯湯タンク3に貯留される高温のタンク循環水の割合が増え、貯湯タンク3の全体を高温とすることができる。そのため、貯湯タンク3の全体を所定の温度に上げることが容易となり、貯湯タンク3の容量を有効に利用できる。
また、太陽熱循環回路4は、太陽熱コレクター1と、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7とを含む。太陽熱循環回路4に沿って、第1熱交換器5と、第3熱交換器6とは配置されている。本実施の形態では、太陽熱循環回路4において第1熱交換器5と、第3熱交換器6とは直列的に配置されている。太陽熱循環回路4で用いる冷媒は、水または不凍液としている。当該冷媒は、太陽熱コレクター1、第1熱交換器5、第3熱交換器6の順に循環する。なお、太陽熱循環回路4はこの構成に特に限定されない。たとえば、当該冷媒が太陽熱コレクター1を出たのちに、第1熱交換器5と第3熱交換器6との双方に並列に通ることができる分岐部材を有していてもよい。
また、ヒートポンプ回路2は、圧縮機8と、空気熱交換器10と、絞り機構11とを含む。ヒートポンプ回路2に沿って、第3熱交換器6と、第2熱交換器9とは配置されている。本実施の形態では、ヒートポンプ回路2において第3熱交換器6と第2熱交換器9とは直列的に配置されている。ヒートポンプ回路2で用いる冷媒はCO2としている。当該冷媒は、圧縮機8、第2熱交換器9、絞り機構11、空気熱交換器10、第3熱交換器6の順に循環する。なお、空気熱交換器10を動作するのに室外熱交換器ファンモータ(図示せず)を備えている。
ヒートポンプ回路2で用いる冷媒は、CO2に特に限定されない。たとえば、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)、またはHFC(ハイドロフルオロカーボン)を用いることもできる。CO2冷媒を用いると、高温給湯が可能であり、地球温暖化係数が小さいので好ましい。
次に、図1および図2を参照して、ヒートポンプ給湯機20の動作について説明する。図2は、本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の制御方法を示すフローチャートである。
まず、図1を参照して、タンク循環水回路16の動作について説明する。タンク循環水回路16では、貯湯タンク3に貯留しているタンク循環水と、第1熱交換器5において太陽熱循環回路4を流れる冷媒との間で熱交換が行なわれる。そして、第2熱交換器9においてヒートポンプ回路2を流れる冷媒とタンク循環水との間で熱交換が行なわれる。なお、太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2の併用運転が行なわれていない場合には、運転が行なわれていない第1熱交換器5と第2熱交換器9では、タンク循環水は熱交換を行なわずに通過させる。
次に、図1を参照して、太陽熱循環回路4の動作について説明する。太陽熱循環回路4では、太陽熱コレクター1により熱交換された冷媒は、第1熱交換器5においてタンク循環水と熱交換する。そして、第1熱交換器5で熱交換を終えた冷媒と、第2熱交換器9で熱交換を終えたヒートポンプ回路2を流れる冷媒との間で、第3熱交換器6において熱交換させる。第3熱交換器6により、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒を温めることができる。
次に、図1を参照して、ヒートポンプ回路2の動作について説明する。ヒートポンプ回路2では、圧縮機8により冷媒を高温高圧の状態として、第2熱交換器9においてタンク循環水と冷媒との間で熱交換させる。そして、絞り機構11により冷媒を低温低圧の状態とし、空気熱交換器10において外気(空気)と冷媒との間で熱交換させる。そして、第3熱交換器6において、冷媒と、太陽熱循環回路4において第1熱交換器5で熱交換を終えた冷媒との間で熱交換させる。
次に、図1および図2を参照して、ヒートポンプ給湯機20の制御方法の一例について説明する。
図2に示すように、まず、昼間・日照時の判断を行なう工程(S10)を実施して、工程(S10)でYESと判断された後、太陽熱循環回路4を運転する(工程S20)。この工程(S20)では、たとえば、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7を作動する。これにより、第1熱交換器5において太陽熱循環回路4を流れる冷媒によりタンク循環水を加温することができる。また、この工程(S20)では、ヒートポンプ回路2の運転は中断しているため、タンク循環水は第2熱交換器9を通過するだけで熱交換は行なわれない。なお、この工程(S20)においては、太陽熱循環回路4を運転するとともに、タンク循環水ポンプ12によりタンク循環水回路16も運転する。
つぎに、第1温度センサ14が設定温度以上か否かを判断する工程(S21)を実施する。工程(S21)を実施するのは、太陽熱コレクター1により集熱される太陽熱によりタンク循環水の温度が設定温度以上となったか否かを判断する判断工程を実施するためである。太陽熱コレクター1により集熱される太陽熱によりタンク循環水の温度が設定以上となったか否かを判断する判断工程は、太陽熱の熱量が十分か否かを判断している。しかし、太陽熱コレクター1により集熱される太陽熱によりタンク循環水がある温度以上加熱されたか否かを判断する判断工程を備えていれば、特に工程(S21)に限定されない。たとえば、熱量計で第1熱交換器5の出口のタンク循環水を測定して、太陽熱コレクター1により集熱される太陽熱によりタンク循環水の熱量が設定熱量以上となったか否かを判断する判断工程を備えていてもよい。
工程(S21)において、第1温度センサ14が設定温度以上であれば、YESと判断される。なお、YESと判断される場合とは、たとえば、昼間でかつ日射が十分にある等の場合である。
工程(S21)において、第1温度センサ14が設定温度よりも低い場合には、NOと判断される。なお、NOと判断される場合とは、昼間でかつ曇り、朝、または夕方等で日射が十分でない場合と、夜間や雨等で日射がない場合とがある。
上記のように、太陽熱循環回路4を運転しながら、第1温度センサ14が設定温度以上か否かを判断する工程(S21)が実施される。この工程(S21)において、第1温度センサ14が設定温度以上であれば、YESと判断される。すると、ふたたびスタートに戻り、上述の太陽熱循環回路4を運転する工程(S20)が繰り返される。なお、太陽熱を利用できない場合には、消費電力を低減する観点から、工程(S40)のように、太陽熱循環回路4の運転を中断し、圧縮機8等を作動してヒートポンプ回路2のみを運転する。つぎに、工程(S21)において、第1温度センサ14が設定温度よりも低い場合には、NOと判断される。すると、太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2を運転する工程(S30)が実施される。
工程(S21)でNOと判断されると、太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2を運転する工程(S30)が実施される。なお、この工程(S30)においては、太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2を運転するとともに、タンク循環水ポンプ12によりタンク循環水回路16も運転する。
この工程(S30)では、太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2を運転する。この場合には、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7および圧縮機8等を作動する。
次に、第2温度センサ15が設定温度か否かを判断する工程(S31)が実施される。第2温度センサ15が設定温度である場合には、工程(S31)においてYESと判断される。すると、再びスタートに戻り、太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2の運転継続の判断を繰り返す。第2温度センサ15が設定温度でない場合(工程32)で、第2温度センサ15が設定温度よりも低い場合には、工程(S32)においてNOと判断される。この場合には、圧縮機8の回転数を増加する工程(S33)が実施される。
工程(S33)では、圧縮機を用いている圧縮機8の回転数を増加することにより、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒の温度の上昇を抑制できる。これにより、タンク循環水の温度を設定温度に維持することができるとともに、圧縮機8等を動作させるのに必要な消費電力を低減することができる。
なお、工程(S32)においてYESと判断された場合には、消費電力を低減する観点から、圧縮機8の回転数を低減する工程(S34)を実施する。
次に、ヒートポンプのみの運転時(工程40)にも、同様に、工程(S31)から工程(S34)が実施される。
次に、太陽熱の熱量が十分にある場合、太陽熱の熱量が十分でない場合、および太陽熱の熱量がない場合について具体的な動作について説明する。
まず、太陽熱の熱量が十分にある場合について説明する。この場合には、ヒートポンプ回路2は運転せず、太陽熱循環回路4を運転する。具体的には、太陽熱コレクター1で熱を得た冷媒は、第1熱交換器5においてタンク循環水との間で熱交換を行なう。これにより、タンク循環水は加温される。加温されたタンク循環水は、貯湯タンク3の流入場所3aから貯湯タンク3へ入り、貯湯される。
たとえば、貯湯タンク3から流出したタンク循環水が15℃で、第1温度センサ14の設定温度が60℃の場合、第1熱交換器5の出口でのタンク循環水の温度は、約60℃に加温される。
太陽熱の熱量が十分にある場合において、加熱能力を4500Wとするために必要な消費電力は、ヒートポンプ回路2を運転しないため、たとえば、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7の消費電力である50Wと、タンク循環水ポンプ12の消費電力である50Wとの合計となり、100Wとなる。この場合の成績係数は、45(=4500W/100W)となる。
次に、太陽熱の熱量が十分でない場合について説明する。この場合には、ヒートポンプ回路2および太陽熱循環回路4の併用運転を行なう。具体的には、制御手段13にて第1温度センサ14の温度を検知し、この温度が設定温度より低い場合には、ヒートポンプ回路2の運転を行なう。太陽熱コレクター1で熱を得た冷媒は、第1熱交換器5においてタンク循環水との間で熱交換を行なう。これにより、タンク循環水は加温される。当該冷媒は、その後、第3熱交換器6において、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒との間で熱交換を行なう。これにより、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒は加温される。そして、太陽熱循環回路4を流れる冷媒は、再び太陽熱利用冷媒循環ポンプ7を経て太陽熱コレクター1に入る。一方、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒は、空気熱交換器10、第3熱交換器6で得られた熱で蒸発し、圧縮機8で高温高圧のガスとなり、第2熱交換器9においてタンク循環水との間で熱交換を行なう。これにより、タンク循環水が十分に加熱される。
たとえば、第1温度センサ14および第2温度センサ15の設定温度を60℃とし、第1温度センサ14で設定温度に達していないため、制御手段を介してヒートポンプ回路2の運転を行なっているものとする。貯湯タンク3から流出したタンク循環水が15℃の場合、第1熱交換器5の出口では、約30℃に加温される。そして、第1熱交換器5の出口で約30℃のタンク循環水は第2熱交換器9の出口では約60℃に加温される。なお、制御手段13にて、第2温度センサ15の温度を検知し、この温度が設定温度になるように圧縮機8の回転数を制御する。
太陽熱の熱量が十分でない場合において、タンク循環水が、第1熱交換器5で必要としている熱量の半分を受け、第2熱交換器9で残りの半分の熱量を受けるものとする。この場合では、圧縮機8の回転数は半分程度でよいため、圧縮機8の消費電力は、太陽熱循環回路4の運転がない場合の約50%となる。また、第3熱交換器6によりヒートポンプ回路2を流れる冷媒の温度が上昇するため、圧縮機8の消費電力は、第3熱交換器6を備えていない場合の約88%となる。そのため、第1熱交換器5および第2熱交換器9を備えていない場合の圧縮機の消費電力に対して、ヒートポンプ給湯機20の圧縮機8の消費電力は約44%となる。加熱能力を4500Wとするために必要な消費電力は、たとえば、圧縮機8の消費電力である400Wと、室外熱交換器ファンモータの消費電力である50Wと、太陽熱利用冷媒循環ポンプ7の消費電力である50Wと、タンク循環水ポンプ12の消費電力である50Wとの合計となり、550Wとなる。この場合の成績係数は、8.18(=4500W/590W)となる。なお、日射量が多いときほど圧縮機8の回転数を低くできるので、消費電力を低減でき、その結果として成績係数は高くなる。
次に、太陽熱の熱量がない場合について説明する。この場合には、太陽熱循環回路4は運転を行なわず、ヒートポンプ回路2だけの運転を行なう。具体的には、第2熱交換器9においてヒートポンプ回路2を流れる冷媒とタンク循環水との間で熱交換を行なう。
たとえば、第2温度センサ15の設定温度が60℃とし、貯湯タンク3から流出したタンク循環水が15℃の場合、第2熱交換器9の出口では、約60℃に加温される。そして、加温されたタンク循環水は、貯湯タンク3の流入場所3aから貯湯タンク3へ入り、貯湯される。
太陽熱の熱量がない場合において、加熱能力を4500Wとするために必要な消費電力は、ヒートポンプ回路2のみ運転するため、たとえば、圧縮機8の消費電力である900Wと、室外熱交換器ファンモータの消費電力である50Wと、タンク循環水ポンプ12の消費電力である50Wとの合計となり、1000Wとなる。この場合の成績係数は、4.5(=4500W/1000W)となる。
なお、電力会社では、電力平滑化のために夜間の電気料金を昼間の3分の1程度に設定している。電気式の給湯機は、主に夜間に電力を消費してタンクが貯留しているタンク循環水を設定温度に加温・保温し、必要なときに貯留しているタンク循環水を利用することが経済的である。本実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20では電気式とし、たとえば、制御手段13が有しているタイマーにて、夜間時間帯はヒートポンプ回路2の運転により必要なタンク循環水の湯量の40%から70%を加温し、昼間に残りの湯量分を太陽熱循環回路4の運転、または太陽熱循環回路4およびヒートポンプ回路2の併用運転で加温する制御を行なう。これにより、システム全体として省エネを図ることができ、成績係数を向上することができる。
次に、1日を単位として本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20を用いた場合の成績係数と、本発明の範囲外のヒートポンプ給湯機の成績係数について説明する。
たとえば、晴天日であれば、正午前後の2時間はヒートポンプ回路2の運転を行なわずに、太陽熱循環回路4のみの運転でタンク循環水を加熱し、残り4時間はヒートポンプ回路2の運転および太陽熱循環回路4の運転の併用運転とする。この場合、一日の消費電力はヒートポンプ回路2のみの運転の場合と比較して、約40%程度の消費電力となる。すなわち、加熱能力を4500Wとするために必要な消費電力は、400W(1000W×0.4)となる。よって、この場合の成績係数は、約11.3(4500W/400W)となる。
一方、ヒートポンプ回路2のみを備えるヒートポンプ給湯機では、夜間の運転時と同様の成績係数となるので、4.5である。よって、本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20によれば、成績係数は非常に向上する。
また、第3熱交換器6を備えていないヒートポンプ給湯機では、圧縮機の消費電力は、第3熱交換器6を備えている場合の約114%(=1/0.88)となる。そのため、必要な消費電力は、7.6W(=400W×(0.114×4/24))増えるため、407.6Wとなる。よって、この場合の成績係数は約11.0(4500W/407.6W)となる。本発明のヒートポンプ給湯機20によれば、第3熱交換器6を備えているので、成績係数は向上する。
以上説明したように、本発明のヒートポンプ給湯機20によれば、太陽熱循環回路4とヒートポンプ回路2とタンク循環水回路16とを運転する場合には、第3熱交換器6において、第1熱交換器5によりタンク循環水と熱交換を終えた冷媒が、第2熱交換器9によりタンク循環水と熱交換を終えた冷媒との間で熱交換を行なう。そのため、加熱能力を維持したままの状態で、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒が太陽熱循環回路4を流れる冷媒により温められるので、ヒートポンプ回路2を流れる冷媒を温めるための消費電力を低減することができる。よって、ヒートポンプ給湯機20のシステム全体の成績係数(加熱能力を消費電力で割った数値)を向上することができる。
また、太陽熱循環回路4を運転しない場合には、ヒートポンプ回路2とタンク循環水回路16とを運転することとなるため、通常のヒートポンプ給湯機と同様となる。そのため、太陽熱循環回路4を運転する場合に向上する成績係数に影響を及ぼさない。よって、太陽熱循環回路4を運転しない場合を含む本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20のシステム全体の成績係数を向上することができる。
また、ヒートポンプ給湯機20において、第1温度センサ14および第2温度センサ15を備えていてもよい。これにより、第1熱交換器5と、第2熱交換器9を通った後のタンク循環水温度を測定することができる。そのため、第1温度センサ14により測定されるタンク循環水の温度に基づいて、ヒートポンプ回路2の運転の制御を適正に行なうことができる。また、第2温度センサ15により測定されるタンク循環水の温度に基づいて、ヒートポンプ回路2における圧縮機8を適正に制御することができる。
また、ヒートポンプ給湯機20において、第1熱交換器5により加温されたタンク循環水の第1熱交換器5の出口温度が設定温度以上となったときにヒートポンプ回路2の運転を中断し、出口温度が設定温度より低くなったときに、ヒートポンプ回路2の運転を行なう制御手段13を有していてもよい。第1熱交換器5の出口温度が設定温度以上となるときにヒートポンプ回路2の運転を中断することにより、ヒートポンプ回路2の運転に必要な消費電力を低減することができる。また、第1熱交換器5の出口温度が設定温度より低くなるときにヒートポンプ回路2の運転を行なうことにより、貯湯タンク3に貯留するタンク循環水の温度を設定温度にすることができる。そのため、制御手段13を備えることにより、ヒートポンプ給湯機20のシステム全体の成績係数をさらに向上することができるとともに、タンク循環水の温度を設定温度に維持できる。
また、ヒートポンプ給湯機20において、ヒートポンプ回路の冷媒にCO2を用いてもよい。ヒートポンプ給湯機20では、ヒートポンプ回路2を1流路としているため、ヒートポンプ回路2に含まれる圧縮機8等の機器間の接続管は継手等で接続されずにロー付けまたは溶接により接続することができる。そのため、冷媒が漏洩する恐れが極めて低いので、ヒートポンプ回路の冷媒に高圧のCO2を用いることができる。よって、ヒートポンプ給湯機20は、高温給湯が可能であり、地球温暖化係数が小さいCO2冷媒を用いることができる。
また、ヒートポンプ給湯機20において、タンク循環水回路16において第1熱交換器5と第2熱交換器9とは直列的に配置されてもよい。これにより、タンク循環水が1流路として貯湯タンク3に流入・流出するため、貯湯タンク3が貯留しているタンク循環水の温度を監視しやすくなる。よって、ヒートポンプ回路2の運転等の制御を容易とすることができる。
また、ヒートポンプ給湯機20において、タンク循環水回路16においてタンク循環水が流れる方向に、貯湯タンク3、第1熱交換器5、第2熱交換器9の順に配置されてもよい。これにより、太陽熱循環回路4を運転する場合には、第1熱交換器5により熱交換されたタンク循環水が設定温度に達していない場合には、第2熱交換器9によりさらにタンク循環水と熱交換させて、タンク循環水を設定温度まで上昇させることができる。よって、消費電力をさらに低減することができる。
本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機20の制御方法は、ヒートポンプ給湯機20の制御方法であって、太陽熱コレクター1により集熱される太陽熱によりタンク循環水の温度が設定以上となったか否かを判断する判断工程(S10)と、判断工程(S10)において設定温度よりも低い場合にヒートポンプ回路2の運転を行なう工程(S30)とを備えている。これにより、判断工程(S10)における判断にしたがってヒートポンプ回路2の運転を行なうこととなる。そのため、ヒートポンプ回路2の運転が必要な場合のみヒートポンプ回路2を運転することとなる。よって、ヒートポンプ回路2を運転するための消費電力を低減することができるため、ヒートポンプ給湯機20のシステム全体の成績係数をさらに向上することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更点が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機を示す模式図である。 本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 太陽熱コレクター、2 ヒートポンプ回路、3 貯湯タンク、3a 流入場所、3b 流出場所、4 太陽熱循環回路、5 第1熱交換器、6 第3熱交換器、7 太陽熱利用冷媒循環ポンプ、8 圧縮機、9 第2熱交換器、10 空気熱交換器、11 絞り機構、12 タンク循環水ポンプ、13 制御手段、14 第1温度センサ、15 第2温度センサ、16 タンク循環水回路、20 ヒートポンプ給湯機。

Claims (7)

  1. 内部にタンク循環水を貯留する貯湯タンクを含むタンク循環水回路と、
    太陽熱を集熱する太陽熱コレクターを含み、冷媒が循環する太陽熱循環回路と、
    冷媒加熱手段を含み、冷媒が循環するヒートポンプ回路と、
    前記タンク循環水と前記太陽熱コレクターにより加熱された冷媒との間で熱交換を行なう第1熱交換器と、
    前記タンク循環水と前記冷媒加熱手段により加熱された冷媒との間で熱交換を行なう第2熱交換器と、
    前記太陽熱循環回路を流れる冷媒と前記ヒートポンプ回路を流れる冷媒との間で熱交換を行なう第3熱交換器とを備える、ヒートポンプ給湯機。
  2. 前記第1熱交換器により熱交換された前記タンク循環水の温度を測定する第1温度センサと、
    前記第2熱交換器により熱交換された前記タンク循環水の温度を測定する第2温度センサとをさらに備える、請求項1に記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 前記第1熱交換器により加温された前記タンク循環水の前記第1熱交換器の出口温度が設定温度以上となったときに前記ヒートポンプ回路の運転を中断し、前記出口温度が設定温度より低くなったときに、ヒートポンプ回路の運転を行なう制御手段をさらに有する、請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 前記ヒートポンプ回路の冷媒にCO2を用いている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 前記タンク循環水回路において前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とは直列的に配置される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  6. 前記タンク循環水回路において前記タンク循環水が流れる方向に、前記貯湯タンク、前記第1熱交換器、前記第2熱交換器の順に配置される、請求項5に記載のヒートポンプ給湯機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機の制御方法であって、
    前記太陽熱コレクターにより集熱される太陽熱により前記タンク循環水の温度が設定温度以上となったか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程において、設定温度よりも低い場合にヒートポンプ回路の運転を行なう工程とを備える、ヒートポンプ給湯機の制御方法。
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