JP2007166018A - ファイル共有システム、ファイル共有方法およびファイル共有プログラム - Google Patents

ファイル共有システム、ファイル共有方法およびファイル共有プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特別な機能を追加された端末を使用しなくても、通話中に通話の相手とファイルを共有することができるファイル共有システムを提供する。
【解決手段】電話網11と、データ通信網13との双方に接続されたファイル共有システム1は、通話中の通話者を識別する情報を通話ごとに通話状態データとして記録部9に記録する通話状態監視部2と、ファイル共有サーバ8に、ファイル共有空間を、通話ごとに生成し、ファイル共有空間を識別する情報を、通話者を識別する情報とを関連付けて関連付けデータとして記録部9へ記録する共有空間生成部3と、ファイル共有空間に対する通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて対応付けられた通話者による通信端末からのアクセスを可能するアクセス制御部5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通話中に、複数の通話者がファイルを共有することを可能とする電話サービスを実現するためのファイル共有システム、ファイル共有方法、ファイル共有プログラムに関する。
電話は古くから使われているコミュニケーション手段であり、現在でも老若男女を問わず広く使われている。一方、現在では、PC(Personal Computer)、インタネット(Internet)、デジタルカメラなどの普及により、距離の離れた人に自分が撮影した写真を即座に公開するということがインタネット等のデータ通信網の発達により可能となっている。このような状況を背景に、例えば、電話中に自分が撮影した写真などを相手にも公開し、共有することで、その写真について会話を行いたいという要求が高まっている。また、このような個人ユースだけでなく、ビジネスにおいて、通話相手と同じ文書や資料を見ながら会話をしたいという要求が昔から存在する。
従来、こうした要求を、例えば、電話機の機能をPC上のソフトウエアで実現したソフトフォンにより満たすことができた。すなわち、ソフトフォンのファイル転送・ファイル共有機能を使ってファイルやURL(Uniform Resource Locator)を1つずつ相手に転送することができる。
また、上記要求を実現するために、IP(Internet Protocol)電話の端末に、Web上のファイルを共有するための機能が追加された通信端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この通信端末は、Web上のファイルの位置を示すURLを、電子メールプロトコルを用いて、相手の通信端末へ送信することにより、相手の通信端末とWeb上のファイルを共有する。
また、共有したデータを識別する情報を相手の端末に送信する機能を備える携帯端末も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−266325号公報 特開2004−297250号公報
しかしながら、上記従来の方法は、いずれも、通話を行う双方の端末でファイルを共有するための機能を実装することが必要となる。すなわち、ソフトフォンでは、双方の端末で同じプロトコルを用いるソフトフォンのソフトウエアが実装されている必要がある。また、上記特許文献1および特許文献2に記載の方法は、いずれも、ファイル共有するための機能が追加された端末を使用することが前提となっている。
本発明は、このような課題を解決するために、特別な機能を追加された端末を使用しなくても、通話中に通話の相手とファイルを共有することができるファイル共有システム、ファイル共有プログラム、ファイル共有方法を提供することを目的とする。
本発明におけるファイル共有システムは、複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたファイル共有システムであって、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして記録部に記録する通話状態監視部と、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成部と、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータが示す当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを可能にするアクセス制御部とを備える。
本発明におけるファイル共有プログラムは、複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータに処理を実行させるファイル共有プログラムであって、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視処理と、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成処理と、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御処理とをコンピュータに実行させる。
本発明におけるファイル共有方法は、複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータを用いて通話者間でのファイルの共有を可能にするファイル共有方法であって、前記コンピュータが備える通話状態監視部が、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視工程と、前記コンピュータが備える共有空間生成部が、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成工程と、前記コンピュータが備えるアクセス制御部が、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御工程とを有する。
本発明によれば、特別な機能を追加された端末を使用しなくても、通話中に通話の相手とファイルを共有することができるファイル共有システム、ファイル共有プログラム、ファイル共有方法を提供することができる。
ファイル共有空間は、データ通信端末がアクセス可能な論理的なメモリ領域である。
電話網は、接続された電話間の通話を可能にするための通信網である。電話網は、例えば、公衆交換電話網(public switched telephone network)を含む一般の電話を繋ぐための電話網であってもよいし、企業や学校内等の構内の電話を繋ぐための電話網であってもよい。また、IP電話を繋ぐIP網も電話網に含まれる。
通話は、電話網を介する複数の特定端末間での音声による相互通信である。
データ通信網は、例えば、インタネットや、イントラネット(構内LAN)等のような複数のコンピュータ間でデータ通信を行うため通信網である。
本発明におけるファイル共有システムは、複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたファイル共有システムであって、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして記録部に記録する通話状態監視部と、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成部と、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータが示す当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを可能にするアクセス制御部とを備える。
前記共有空間生成部は、前記通話状態データで特定される双方の通話者に対応するファイル共有空間を生成するので、通話状態監視部が検出した通話における双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を動的に生成することができる。生成されたファイル共有空間は、前記関連付けデータによって、そのファイル共有空間を共有する通話者を識別する情報と対応づけられる。そのため、アクセス制御部は、前記関連付けデータを用いることによって、そのファイル共有空間に対応する双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを可能にするように、前記ファイル共有空間に対するアクセスを制御することができる。
双方の通話者は、通話中に、データ通信端末を用いて前記ファイル共有空間にアクセスして、ファイル共有空間へデータを追加したり、更新したり、取得したりすることができる。これにより、双方の通話者が通話に使用する通話端末またはデータ通信に使用するデータ通信端末に、ファイルを共有するための特別な機能が備えられていなくても、通話者が、通話中に相手の通話者とファイルを共有することができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記通話状態監視部は、通話端末間の通話の開始を検出することによって、通話中の通話者を識別する情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記記録部に記録し、前記共有空間生成部は、前記通話の開始が検出された時に、前記ファイル共有空間を生成することが好ましい。
前記共有空間生成部は、前記通話状態監視部が、通話の開始を検出した時に前記ファイル共有空間を動的に生成するので、双方の通話者は、通話の開始とともに、ファイル共有空間においてデータを共有することができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記通話状態監視部は、通話中の通話端末から送信される信号であって、ファイル共有空間生成を指示する信号をさらに検出し、前記共有空間生成部は、前記通話状態監視部が前記信号を検出した後に、前記ファイル共有空間を生成することが好ましい。
前記共有空間生成部は、前記通話状態監視部が通話端末から送信された前記信号を検出した後に、前記ファイル共有空間を動的に生成することができる。そのため、通話者は、通話端末を用いて前記信号を送信することによって、前記ファイル共有空間にファイル共有空間を生成させることができる。また、通話者は、通話端末を用いて前記信号を送るタイミングを制御することによって、前記共有空間生成部が前記ファイル共有空間を生成するタイミングを制御することができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記ファイル共有空間が生成される記憶媒体は、予め決められたファイル共有サーバの記録部であり、前記共有空間生成部は、データ通信端末からファイル共有サーバへアクセスがあった場合に、前記データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、当該ユーザ情報と前記通話状態データに記録された通話中の通話者を特定する情報とを比較して、前記ユーザと前記通話中の前記通話者が同じであると判断した場合に、ファイル共有空間を生成することが好ましい。
これにより、通話中の通話者は、データ通信端末からファイル共有サーバへアクセスすることによって、共有空間生成部にファイル共有空間を生成させることができる。また、通話者は、ファイル共有空間を生成する時期を自由に決定することができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記通話状態監視部は、通話の終了をさらに検出するものであって、前記通話状態監視部が終了を検出した通話における通話者に対応するファイル共有空間を識別する情報を前記関連付けデータから取得し、前記検出の直後または一定時間経過後に、前記情報が示す前記ファイル共有空間を削除する共有空間削除部をさらに備えることが好ましい。
共有空間削除部は、終了した通話における通話者のファイル共有空間を削除するので、通話中または通話終了後の一定時間内等のように、ファイル共有空間が必要な時にのみ、前記ファイル共有サーバにおいて前記ファイル共有空間が確保される。そのため、前記ファイル共有サーバのリソースを効率よく使用することができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記通話状態監視部は、通話の終了をさらに検出し、前記ファイル共有システムは、前記アクセス制御部は、前記通話状態監視部が終了を検出した通話における通話者のファイル共有空間を識別する情報を前記関連付けデータから取得し、前記通話の終了直後または一定時間経過後から前記情報が示すファイル空間へのデータ通信端末からのアクセスを禁止することが好ましい。
前記アクセス制御部は、終了した通話についてのファイル共有空間へのデータ通信端末からのアクセスを不可能にするので、通話中または通話終了後の一定時間等のように、ファイル共有空間が必要な時にのみ、前記ファイル共有空間が共有される。そのため、双方の通話者がデータ通信端末を用いてファイル共有空間にアクセスできるのは、通話者の双方が通話している間または、その通話の一定時間経過後のみに限られる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記アクセス制御部は、データ通信端末からのアクセスを禁止したファイル共有空間について、前記関連付けデータにより前記ファイル共有空間に対応付けられた双方の通話者による通話が通話状態監視部で検出された場合、前記ファイル共有空間への双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可することが好ましい。
これにより、通話者は、通話終了後に再び同じ相手と通話をする場合、前回に共有したファイル共有空間のデータを再び共有することができる。また、双方の通話者が同じである通話が複数回行われた場合に、2回目の以降の通話においては、前回のファイル共有空間が共有されるので、共有空間生成部は新たにファイル共有空間を生成する必要がなくなる。その結果、共有空間生成部の処理量が低減され、かつ、ファイル共有サーバのリソースを効率よく使用することが可能になる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記ファイル共有空間が生成される記憶媒体は、予め決められたファイル共有サーバの記録部であり、前記ファイル共有システムは、データ通信端末から前記ファイル共有サーバへアクセスがあった場合に、前記データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、前記関連付けデータから前記ユーザの過去の通話における相手の通話者を特定するデータまたは過去の通話で生成されたファイル共有空間におけるデータを取得して、前記相手の通話者に関するデータまたは前記ファイル共有空間におけるデータを前記データ通信端末へ送信する閲覧部をさらに備えることが好ましい。
前記関連付けデータには、ファイル共有空間を識別する情報と、それぞれのファイル共有空間に対応する通話者を識別するための情報が含まれているので、前記閲覧部は、前記関連付けデータを参照することにより、あるユーザの過去の通話における相手の通話者、または、過去に共有したファイル共有空間におけるデータを得ることができる。前記閲覧部は、これらのデータを前記データ通信端末へ送信するので、前記通信端末のユーザは、過去の通話における通話の相手を表すデータや、過去にファイル共有空間で共有したデータを得ることができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記通話状態監視部は、複数の通話端末が接続された電話網に設けられた通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして記録部に記録し、前記共有空間生成部は、複数のデータ通信端末が接続されたデータ通信網に接続されたコンピュータ上の記憶媒体に前記ファイル共有空間を生成することが好ましい。
これにより、電話網を介した通話端末よる通話における双方の通話者が、データ通信網に接続されたデータ通信端末を用いて、ファイル共有空間におけるデータを共有することができる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記アクセス制御部は、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者のデータ通信端末へ、当該ファイル共有空間へアクセスするための情報を送信することによって、前記双方の通話者のデータ通信端末からのアクセスを可能にすることが好ましい。
前記アクセス制御部は、通話者のデータ通信端末へ、ファイル共有空間へアクセスするための情報を送信するので、通話者は、その情報を用いてデータ通信端末から前記ファイル共有空間へアクセスすることが可能になる。
本発明におけるファイル共有システムにおいて、前記アクセス制御部は、データ通信端末からファイル共有空間へのアクセスがあった場合に、データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、当該ユーザ情報と前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報とを比較して、双方の通話者のいずれか一方と、前記ユーザとが一致すると判断した場合に、前記データ通信端末からのアクセスを可能にすることが好ましい。
アクセス制御部は、ファイル共有空間へアクセスしたデータ通信端末のユーザが、ファイル共有空間を共有するべき通話者であるか否かを、当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報と前記ユーザ情報とを比較することにより判断することができる。そのため、前記関連付けデータが示す当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスが可能になる。
本発明におけるファイル共有プログラムは、複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータに処理を実行させるファイル共有プログラムであって、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視処理と、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成処理と、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御処理とをコンピュータに実行させる。
本発明におけるファイル共有方法は、複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータを用いて通話者間でのファイルの共有を可能にするファイル共有方法であって、前記コンピュータが備える通話状態監視部が、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視工程と、前記コンピュータが備える共有空間生成部が、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成工程と、前記コンピュータが備えるアクセス制御部が、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御工程とを有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の一形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施形態におけるファイル共有システム1の構成の例を表す機能ブロック図である。ファイル共有システム1は、電話網11における通話制御サーバとしての交換機7と、インタネット13とに接続されている。電話網11は、通話端末6a、6bを含む複数の通話端末が接続されている。例えば、通話端末6aは、交換機7によって相手の通話端末6bへ接続され、通話端末6a、6b間で通話が可能になる。電話網11は、例えば、公衆交換電話網である。
交換機7は、電話網11の通話を制御するとともに、ファイル共有システム1へ、通話状態を示す情報を送信する。交換機7は、例えば、通話端末間の通話が確立すると、その通話が確立したことを示す通話確立情報と、確立した通話の通話端末の電話番号とを、ファイル共有システム1へ送信する。また、交換機7は、通話が切断されると、通話が切断されたことを示す通話切断情報をファイル共有システム1へ送信する。なお、交換機7は、電話網11で通話を制御する通話制御サーバ(通話制御装置)として機能する。
インタネット13には、ファイル共有サーバ8、データ通信端末15a、15bが接続されている。ファイル共有サーバ8は、データ通信端末15a、15bからアクセス可能なWebサーバの機能を備えている。データ通信端末15a、15bは、インタネット13を介してファイル共有サーバが備える記録部17のデータにアクセスすることができる。
ファイル共有システム1は,通話状態監視部2、共有空間生成部3、共有空間削除部4、アクセス制御部5および記録部9を備える。記録部9には、通話状態データ、通話者データ、関連付けデータが記録されている。
通話状態監視部2は、交換機7から通話状態を示す通話状態データを受信する。通話状態データは記録部9へ記録される。通話状態データには、例えば、通話の確立または切断に関する情報と、通話者を特定するための情報が含まれる。例えば、通話の確立を示す通話確立情報、確立した通話における通話端末を識別するための電話番号、通話の切断を示す通話切断情報等が通話状態データに含まれる。
図2(a)は、通話状態データの例を示す図である。図2(a)に示す例では、通話状態データは、通話ごとに、通話状態、双方の通話者I、IIのそれぞれの電話番号が記録されている。通話状態監視部2は、交換機7から通話確立情報を受信すると、その通話における双方の通話者の電話番号を含むエントリを生成し、そのエントリにおける通話状態を「通話中」にする。また、通話状態監視部2は、交換機7から通話確立情報を受信すると、その通話のエントリにおける通話状態を「切断」に更新する。
共有空間生成部3は、通話状態データで示される各通話における通話者が共有するためのファイル共有空間を、ファイル共有サーバ8に生成する。ファイル共有空間として、例えば、フォルダがファイル共有サーバの記録部17に生成される。なお、本実施形態においては、ファイル共有空間としてフォルダが作成される例を説明するが、ファイル共有空間の形態は、フォルダに限られない。例えば、ディレクトリ、ファイルそのもの、Webページ等、一定の論理的なメモリ領域をファイル共有空間とすることができる。
共有空間生成部3は、生成したファイル共有空間を識別するための共有空間IDを生成する。共有空間生成部3は、共有空間IDと、その共有空間IDで示されるファイル共有空間を共有する通話者を特定する情報とが対応づけられた関連付けデータを生成して記録部9へ記録する。通話を特定する情報は、例えば、その通話における双方の通話者の電話番号等である。
図2(b)は、関連付けデータの例を示す図である。図2(b)に示す例では、関連付けデータは、共有空間IDと、その共有空間IDが示すファイル共有空間を共有する双方の通話者I、IIのそれぞれの電話番号とが記録されている。
共有空間削除部4は、共有空間生成部3が、ファイル共有サーバ8の記録部17に生成したファイル共有空間を削除する。
アクセス制御部5は、記録部9に記録された通話者データおよび関連付けデータを元に、データ通信端末15a、15bからのファイル共有空間へのアクセスを制御する。
通話者データは、通話状態データで特定される通話者に関する情報である。通話者データには、例えば、通話者のメールアドレス、ユーザID等が含まれる。通話者データは、予め、例えば、通話者によりデータ通信端末15a、15bを通じて記録部9に記録される。すなわち、通話者データには、データ通信端末15a、15bを通じて通話者とデータ通信を行うための情報が含まれている。
図2(c)は、通話者データの例を示す図である。図2(c)に示す例では、通話者データは、通話者を特定する電話番号と、その電話番号で特定される通話者のメールアドレスとが対応付けられて記録されている。
アクセス制御部5は、関連付けデータを参照して、各ファイル共有空間について、ファイル共有空間を共有する通話者の電話番号を得る。また、アクセス制御部5は、各ファイル共有空間を共有する通話者のデータ通信端末15a、15bへデータを送信するためのメールアドレス等の情報を、通話者データから取得する。
アクセス制御部は、通話者データから得られたメールアドレスを用いて、各ファイル共有空間を共有する通話者のデータ通信端末15a、15bに各ファイル共有空間にアクセスするためのアクセス情報を送信する。アクセス情報は、例えば、ファイル共有空間のURL等である。その結果、各ファイル共有空間を共有する通話者が、データ通信端末15a、15bを通じて各ファイル共有空間にアクセス可能となるようにすることができる。
ファイル共有システム1は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ等のコンピュータにより構成される。通話状態監視部2、共有空間生成部3、共有空間削除部4、アクセス制御部5の機能は、コンピュータのCPUまたはMPUが所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、記録部9には、コンピュータが備えるハードディスク、半導体メモリ、フレキシブルディスク、DVD等を用いることができる。
なお、ファイル共有システム1の構成は、図1に示す構成に限られない。例えば、ファイル共有サーバ8とファイル共有システム1は、1台のコンピュータ上に構築することができる。また、ファイル共有システム1の機能が複数のコンピュータに分散した構成とすることもできる。
次に、ファイル共有システム1の動作について説明する。図3は、通話状態監視部2が監視する通話状態に基づいて、共有空間が生成または削除される処理の例を示すフローチャートである。
電話網11において、通話が確立または切断された場合は、交換機7から通話状態監視部2へ通話の確立または切断が通知される。通話の確立の通知には、その確立した通話における双方の通話者の通話端末6a、6bの電話番号の通知が含まれており、通話の切断の通知には、その切断した通話における双方の通話者の通話端末6a、6bの電話番号の通知が含まれている。
通話状態監視部2は、交換機7からの通知を待ち受ける(ステップS1)。通話状態監視部2は、交換機7からの通知を検出した場合(ステップS1でyes)、その通知が、通話確立の通知か否かを判断する(ステップS2)。
その通知が、通話確立の通知であった場合(ステップS2でyes)、通話状態監視部2は、その確立された通話における双方の通話端末6a、6bの電話番号で、通話状態データを検索する(ステップS3)。通話状態データは、例えば、図2に示すように、通話状態、通話者I、IIの電話番号を含むエントリの集合である。
検索の結果、その通話における通話端末6a、6bの双方の電話番号を含むエントリが通話状態データに存在しない場合(ステップS4でno)、通話状態監視部2は、確立した通話における双方の通話端末6a、6bの電話番号を、通話者I、IIのそれぞれの電話番号とするエントリを生成して、通話状態データに追加する(ステップS5)。
通話状態監視部2は、ステップS5で追加されたエントリの状態を「通話中」に更新する(ステップS6)。その後、共有空間生成部3が、確立した通話における双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、ファイル共有サーバ8の記録部17に生成する(ステップS7)。ファイル共有空間生成処理の詳細については、後述する。
交換機7から受け取った通知が、通話確立の通知でない場合(ステップS2でno)、通話状態監視部2は、その通知が通話切断の通知か否かを判断する(ステップS8)。その通知が通話切断の通知でもない場合(ステップS8でno)、通話状態監視部2は、次の通知を待つ。
その通知が通話切断の通知である場合(ステップS8でyes)、通話状態監視部2は、切断された通話における双方の通話端末の電話番号で、通話状態データを検索する(ステップS9)。検索の結果、その切断された通話における双方の通話端末の電話番号を含むエントリが通話状態データに存在しない場合、通話状態監視部2は、通知待ち状態(ステップS1)へ戻る。
検索の結果、その切断された通話における双方の通話端末の電話番号を含むエントリが通話状態データに存在する場合(ステップS10でyes)、そのエントリの通話状態を「切断」に更新する(ステップS11)。その後、共有空間削除部4が、切断した通話の双方の通話者が共有していたファイル共有空間を、ファイル共有サーバ8から削除する(ステップS12)。ファイル共有空間削除処理の詳細については後述する。
図3に示すフローチャートの処理により、通話が確立された時に、ファイル共有空間が生成され、通話が切断されたときに、ファイル共有空間が削除される。
(ファイル共有空間生成処理の例)
次に、共有空間生成部3が、ファイル共有空間を生成する処理について説明する。図4(a)は、図1に示す電話網11において通話者A、Bの通話端末6a、6bによる通話が確立した場合に、共有空間生成部3がファイル共有空間を生成する処理(図3のステップS7)の例を示すフローチャートである。
共有空間生成部3は、通話状態データで、通話状態が「通話中」になっているエントリにおける双方の通話者A、Bの通話端末6a、6bの電話番号(ここでは、一例として「0001」「0002」とする。)を取得する。
共有空間作成部3は、取得した双方の電話番号で、関連付けデータを検索する(ステップS701)。双方の通話者を含むエントリが、関連付けデータに存在しない場合(ステップS702でno)、共有空間生成部3は、ファイル共有空間を生成する要求信号をファイル共有サーバ8に送信する(ステップS703)。
ファイル共有サーバ8は、ファイル共有空間生成の要求信号を受信すると、記録部17に、ファイル共有空間として、新規にフォルダを生成する。フォルダ生成に成功すると、ファイル共有サーバ8は、そのファイル共有空間を識別するための共有空間IDを、共有空間生成部3に返す。
共有空間生成部3は、生成されたファイル共有空間の共有空間IDを受け取ると、その共有空間IDと、双方の通話端末6a、6bの電話番号「0001」「0002」とでエントリを生成し、関連付けデータに追加する(ステップS704)。図2(b)に示す関連付けデータでは、共有空間IDが「share001」のエントリが追加されたエントリの例である。これにより、新たに生成されたファイル共有空間と、そのファイル共有空間を共有する通話者とを対応付けたデータが関連付けデータに追加される。
(ファイル共有空間削除処理の例)
次に、共有空間削除部4が、ファイル共有空間を削除する処理について説明する。図4(b)は、図1に示す電話網11において通話者A、Bの通話端末6a、6bによる通話が切断された場合に、その通話について、共有空間削除部4がファイル共有空間を削除する処理(図3のS12)の例を示すフローチャートである。
通話端末6a、6bによる通話が切断された場合、図2(a)に示す通話状態データにおいて、「0001」、「0002」を含むエントリにおいて通話状態が「切断」に更新される。共有空間削除部4は、通話状態データで、状態が「切断」になっているエントリが示す通話における双方の通話端末6a、6bの電話番号を取得する。
共有空間削除部4は、それらの取得した電話番号で、関連付けデータを検索する(ステップS1201)。双方の通話端末6a、6bの電話番号に一致する電話番号を含むエントリが、関連付けデータに存在する場合(ステップS1202でyes)、共有空間削除部4は、そのエントリの共有区間IDを取得する(ステップS1203)。図2(b)に示す例では、共有区間IDは、「share001」となる。共有空間削除部4は、取得した共有空間IDと、ファイル共有空間を削除する要求信号をファイル共有サーバ8に送信する(ステップS1204)。
ファイル共有サーバ8は、共有空間IDおよびファイル共有区間削除の要求信号を受信すると、共有空間IDが示すファイル共有空間に対応するフォルダを記録部17から削除する。フォルダ削除に成功すると、ファイル共有サーバ8は、その削除成功を示す信号を、共有空間削除部4に返す。
削除成功を示す信号を受信した共有空間削除部4は、削除したファイル共有空間を示す共有空間IDを含むエントリを関連付けデータから削除する(ステップS1205)。図2(b)に示す例では、共有空間ID「share001」のエントリが削除される。
以上の図4(b)に示す処理により、ある通話について、ファイル共有空間が生成されていた場合、その通話が切断されるとその通話について生成されたファイル共有空間が削除される。そのため、双方の通話者は、通話中にのみファイル共有空間を利用することができる。
(メール送信によるアクセス制御処理の例)
共有空間生成部3によって生成されたファイル共有空間へのアクセスは、アクセス制御部5によって制御される。図5は、図1に示す通話端末6a、6b間の通話について生成されたファイル共有空間に、その通話の通話者A、Bがデータ通信端末15a、15bを用いてアクセスできるようにアクセス制御部5がアクセス制御を行う処理の例を示すフローチャートである。
ここでは、共有空間生成部3が、生成したファイル共有空間の共有空間ID「share0001」と通話端末6a、6b双方の電話番号「0001」、「0002」とを、図2(b)に示す関連付けデータに追加した場合の例を説明する。
アクセス制御部5は、関連付けデータを参照して、共有空間ID「share0001」のエントリから、双方の通話者A、Bの電話番号「0001」、「0002」を取得する。
アクセス制御部5は、一方の通話端末6aの電話番号「0001」で、通話者データを検索する(ステップS21)。通話者データは、例えば、図2(c)に示すように、電話番号とメールアドレスとの対応を表すデータである。もしも、通話端末6aの電話番号を含むエントリが存在しない場合(ステップS22でno)は、アクセス制御が不可能なので処理を終了する。
通話端末6aの電話番号「0001」を含むエントリが存在する場合(ステップS22でyes)、他方の通話端末6bの電話番号「0002」で、通話者データを検索する(ステップS23)。もしも、通話端末6bの電話番号「0002」が存在しない場合は処理を終了する。
電話番号「0002」も存在する場合(ステップS24でyes)、アクセス制御部5は、通話者データから、電話番号が「0001」の通話端末6aの通話者Aのメールアドレスを取得する(ステップS25)。
アクセス制御部5は、一方の通話者Aのメールアドレスを宛先として、通話者Aが、共有空間ID「share0001」が示すファイル共有空間へアクセスできるようにするためのデータを送信する(ステップS26)。例えば、アクセス制御部5は、ファイル空間ID「share0001」が示すファイル共有空間内のファイルの場所を示すURLを通話者Aのメールアドレスへ送信する。URLには、パラメータとして共有空間ID「share0001」が含まれていても良い。
これにより、通話者Aは、ファイル共有空間へアクセスするための情報を、データ通信端末15aを用いてメールにより得ることができる。そのため、通話者Aは、データ通信端末15aを使って、メールで送られてきたURLが示すファイル共有空間へアクセスすることができる。
アクセス制御部5は、同様にして、他方の通話者Bのメールアドレスを取得し(ステップS27)、そのメールアドレスの宛先へ、共有空間ID「share0001」が示すファイル共有空間へアクセスするための情報を送信する。
アクセス制御部5は、同様にして、他方の通話者Bのメールアドレスを宛先として、通話者Bのメールアドレスへファイル共有空間にアクセスするためのデータを送信する(ステップS28)。通話者Bもまた、データ通信端末15bを用いて、ファイル共有空間へアクセスするための情報をメールで得ることができる。
図6(a)は、データ通信端末15aにおいて、通話者Aが、メールで送られてきたURLのファイル共有空間にアクセスした場合に表示される画面の一例を示す図である。図6(a)に示す画面は、例えば、データ通信端末15aに実装されているWebブラウザの機能により表示される。
図6(a)に示す画面には、URL入力エリア21、内容表示エリア23、タイトル入力エリア25、ファイル名入力エリア26、登録ボタン27が表示されている。通話者Aは、例えば、URL入力エリア21に、メールで送られてきたURLを入力することにより、ファイル共有空間内へアクセスすることができる。内容表示エリア23には、ファイル共有空間のファイルが表示される。図6(a)に示す例では、ファイル共有空間に共有ファイルが存在しない場合なので、「共有ファイルはありません」と表示されている。
また、通話者Aは、ファイル共有空間に共有ファイルを追加したい場合、例えば、タイトル入力エリア25に共有ファイルのタイトルを、ファイル名入力エリア26に追加するファイルのファイル名を入力し、登録ボタンをクリックすることで、共有ファイルを追加することができる。
ファイル名に、例えば、データ通信端末15aに記録されたファイルのファイル名が入力された場合、登録ボタンがクリックされると、Webブラウザは、例えば、HTTPプロトコルのPOSTメソッドにより、タイトルとファイルをファイル共有サーバに送信する。また、Webブラウザは、データ通信端末15aが備えるファイル転送モジュールに、入力されたファイル名のファイルをデータ通信端末15aから、URL入力エリアに入力されたURLが示すファイル共有空間へ転送させてもよい。
図6(b)は、ファイル追加後に、内容表示エリアの表示を更新した場合に表示される画面の例を示す図である。図6(b)に示す例は、追加された共有ファイルが画像ファイルである場合に、その画像のタイトルとサムネイルが表示されている場合の例である。
以上のようにして、通話者Aは、データ通信端末15aを用いてファイル共有空間にアクセスすることができる。他方の通話者Bも同様にして、ファイル共有空間にアクセスすることができる。また、図6(a)、(b)に示す画面は一例であって、画面の表示態様はこれらに限られない。
上記の図4(b)に示す処理においては、通話が切断されると、その通話におけるファイル共有空間が削除されていた。しかし、共有空間削除部4が、ファイル共有空間を削除するタイミングは、通話切断時に限られない。例えば、共有空間削除部4は、通話切断後の一定時間経過後にファイル共有空間を削除することができる。
図7は、共有空間削除部4が、通話の切断から一定時間経過後にファイル共有空間が削除される場合の処理の例を示すフローチャートである。図7に示す処理において、図3に示す処理と同じステップには、同じ番号を付し、説明を省略する。
図7に示す処理では、ステップS10において、切断された通話における双方の通話者の電話番号と一致する電話番号のエントリが通話状態データに存在する場合(ステップS10でyes)に、通話状態監視部2は、そのエントリの状態を「切断」に更新し、切断時刻をそのエントリに記録する(ステップS11a)。
図8は、切断時刻が記録された場合の通話状態データの例を示す図である。図8に示す例は、通話ごとに切断時刻がさらに記録されている。
共有空間削除部4は、図8に示すような通話状態データを参照して、切断時刻から一定時間が経過した通話を抽出し、その通話についてのファイル共有空間を削除する。共有空間を削除する処理は、図4(b)に示す処理と同様である。
図7に示す処理により、通話が切断されてから一定時間経過後にファイル共有空間が削除されるので、通話者は、通話を終えた後も一定時間ファイル共有空間にアクセスできる。そのため、例えば、通話中に携帯電話の電波が届かなくなる等、不測の原因により通話が切断された場合であっても、直ちにファイル共有空間にアクセスできなくなることはなくなる。
(実施の形態2)
本実施形態におけるファイル共有システム1では、図1に示す構造において、通話状態監視部2およびアクセス制御部5の処理が実施の形態1と異なる。また、本実施形態におけるファイル共有システム1では、通話者データの構造も実施形態1と異なる。
図9は、本実施形態における通話者データの構造を示す図である。図9に示す通話者データは、通話者の通話端末を識別する電話番号と、通話者がファイル共有サーバ8へログインする際のユーザIDとが対応付けられて記録されている。
本実施形態におけるアクセス制御部5は、通話者が、ユーザIDを用いてデータ通信端末からファイル共有サーバへログインした時に、そのユーザIDで示される通話者の電話番号を、通話者データから取得する。アクセス制御部5は、ログインした通話者の電話番号を用いて、その通話者の通話状態を表すデータを、通話状態データから取得する。アクセス制御部5は、ログインした通話者が通話中であった場合、関連付けデータから、通話者が行っている通話のファイル共有空間を識別する共有空間IDを取得する。そのため、アクセス制御部5は、データ通信端末を用いてファイル共有サーバにログインした通話者が、共有空間IDで示されるファイル共有空間にアクセスできるようにすることができる。その結果、ファイル共有空間を共有する通話者のみが、そのファイル共有空間にアクセス可能となるようにすることができる。
次に本実施形態におけるファイル共有システムの動作を説明する。図10は、本実施形態における通話状態監視部2が監視する通話状態に基づいて、共有空間が生成または削除される処理の例を示すフローチャートである。図10に示す処理において、図3に示す処理と同じステップには、同じ番号を付し、説明を省略する。
図10に示す処理では、通話の確立が通知され(ステップS2でyes)、その通話を示すエントリが通話状態データに生成され(ステップS5)、そのエントリの状態が「通話中」に更新された(ステップS6)後、共有空間生成部3はファイル共有空間の生成(図2のステップS7)を行わない。その替わりに、ファイル共有空間の生成は、通話者のデータ通信端末からファイル共有サーバへアクセスがあった場合に行われる。ファイル共有空間を生成する場合の処理については後述する。
また、通話の切断が通知された場合(ステップS8でyes)、通話状態監視部2は、そのエントリの状態を「切断」に更新し、切断時刻をそのエントリに記録する(ステップS11a)。また、共有空間削除処理(図2のステップS12)は行われない。
図11は、通話者Aによるデータ通信端末15aからファイル共有サーバ8へのログインがあった場合、アクセス制御部5が行う処理の例を示すフローチャートである。図11に示すように、アクセス制御部5は、ファイル共有サーバ8へのログインがあるまで待機する(ステップS31)。例えば、通話者Aは、通話端末6aで通話者Bと通話中に、データ通信端末15aを用いて、インタネット13を介してファイル共有サーバ8へログインする。通話者Aは、ログインする際にユーザIDを入力する。
ファイル共有サーバ8へのログインがあると、アクセス制御部5は、ログイン時のユーザIDを使って、例えば、通話者データからログイン時のユーザIDを持つ通話者Aの電話番号を取得する。例えば、通話者Aがログイン時に入力したユーザIDが「sato」である場合、アクセス制御部5は、図9に示す通話者データから電話番号「0001」を取得する。
アクセス制御部5は、例えば、通話状態データから取得した電話番号を含むエントリを探し、そのエントリの状態を取得する(ステップS33)。例えば、取得した電話番号「0001」である場合、図8に示す通話状態データから通話状態として「通話中」を取得する。
このように、ログイン時のユーザIDに対応する電話番号の通話端末による通話が「通話中」の場合(ステップS34aでyes)、アクセス制御部5は、通話状態データからその通話における相手の電話番号を取得する(ステップS35)。例えば、アクセス制御部5は、図8に示す通話状態データから、相手の電話番号「0002」を取得する。アクセス制御部5は、取得した双方の電話番号「0001」、「0002」で関連付けデータを検索する(ステップS36)。通話者Aと通話者Bとの通話の開始後に、通話者Aが最初にファイル共有サーバにログインした時点では、通話者Aと通話者Bとのファイル共有空間は、まだ生成されていないので、関連付けデータにも該当するエントリは存在しない。
双方の電話番号を含むエントリが存在しない場合(ステップS37でyes)、共有空間生成部3がファイル共有空間をファイル共有サーバの記録部17に生成する。アクセス制御部5は、生成されたファイル共有空間の共有空間IDを取得する(ステップS38)。
ステップS37において、もしも、すでに通話者Aと通話者Bのファイル共有空間が生成されており、双方の電話番号を含むエントリが、関連付けデータに存在する場合(ステップS37でyes)、そのエントリの共有空間ID「share0001」を取得する(ステップS39)。
アクセス制御部5は、通話者Aによるデータ通信端末15aからのアクセスを、ステップS38またはステップS39で取得した共有空間IDが示すファイル共有空間へリダイレクトする。すなわち、通話者Aのデータ通信端末15aに対して、共有空間IDの位置を示すURLを送信する。これにより、通話者Aのデータ通信端末15aは、URLが示すファイル共有空間内のデータを得ることができる。
ステップS34aにおいて、もしも、アクセス制御部5が取得した通話状態が「切断」であった場合(ステップS34aでno)、アクセス制御部5は、そのエントリから切断時刻を取得して、切断後一定時間経過しているか否かを判断する(ステップS34b)。切断後一定時間経過していない場合(ステップS34bでyes)は、上記のようにステップS35以降の処理が行われる。
切断後一定時間経過している場合(ステップS34bでno)、アクセス制御部5は、ファイル共有サーバ8へのアクセスを許可しない旨のエラーメッセージをデータ通信端末15aへ返す。また、エントリが存在しない場合も、同様にエラーメッセージがデータ通信端末15aへ返される。
図11に示す処理により、通話中または通話切断後一定時間内に、いずれか一方の通話者がファイル共有サーバ8へログインした時にファイル共有空間が生成される。ログインした通話者は、そのアクセスがファイル共有空間へリダイレクトされるので、ファイル共有空間へアクセスすることができる。その後、他方の通話者が、通話中または通話切断後一定時間内にログインすることにより、ファイル共有サーバ8へアクセスした場合も、そのアクセスはファイル共有空間へリダイレクトされるので、ファイル共有空間へアクセスすることができる。
(実施の形態3)
本実施形態は、図1に示すファイル共有システム1における通話状態監視部2の処理の変形例である。
図12は、本実施形態における通話状態監視部2が監視する通話状態に基づいて、共有空間が生成または削除される処理の例を示すフローチャートである。図12に示す処理において、図3に示す処理と同じステップには、同じ番号を付し、説明を省略する。
図12に示す処理は、ステップS2aにおいて図3に示す処理と異なる。図3に示す処理では、通話状態監視部2が通話確立の通知を受けた場合にステップS3〜7の処理を行っていたが、図12に示す処理では、通話状態監視部2が、通話端末から発信されたPB(Push Button)音の通知を受信した時に、ステップS3〜7の処理を行う。
PB音とは、通話者が、通話中に通話端末を操作することによって送信する信号の一種である。例えば、通話者が通話中に電話機のボタンを押すことで発信される。PB音は、PB信号またはトーン信号と呼ばれることもある。
なお、図12に示す例では、通話状態監視部2が、PB音の通知を受けた際に、通話者の電話番号も受け取ることを前提としていが、PB音の通知を受けると同時に電話番号を受け取らなくても、後から取得してもよい。例えば、通話状態監視部2は、PB音の通知を受け取るときに、どの通話でPB音を受けたのかを示す通話識別子をまず受け取る。その後、通話状態監視部2は、受け取った通話識別子を使って、交換機7の内部に記録されたデータから通話識別子が示す通話における通話者の電話番号を取得することができる。
図12に示す処理により、通話者が通話端末にPB音で指定した場合に、ファイル共有空間の生成が行われる。すなわち、通話者が、ファイル共有空間の生成を指示する信号をPB音により送信することができる。通話者がファイル共有空間の生成を必要としない場合は、ファイル共有空間が生成されない。
なお、本実施形態においては、通話端末から送信されるPB音の通知を通話状態監視部2が受けた場合に、ファイル共有空間が生成される処理を例示したが、PB音の替わりに、例えば、通話者の特定の音声が認識されたことの通知を受けた場合に、ファイル共有空間が生成される処理も同様に同様に行うことができる。
(実施の形態4)
本実施形態は、図1に示すファイル共有システム1における通話状態監視部2の処理の変形例である。
図13は、本実施形態における通話状態監視部2が監視する通話状態に基づいて、共有空間が生成または削除される処理の例を示すフローチャートである。図13に示す処理において、図3に示す処理と同じステップには、同じ番号を付し、説明を省略する。
図13に示す処理は、ステップS2とステップS3の間に、ステップS14の処理が行われる点で、図3に示す処理と異なる。図12に示す処理では、通話状態監視部2が、通話確立の通知を受信した場合(ステップS2でyes)、受信した電話番号の前または後ろに特番が含まれているか否かを判断する(ステップS14)。
特番は、特定用途の識別番号であり、例えば、通話者が発信する際に通話端末を操作することによって送信される。通話者は、相手先の電話番号「0001」に電話をかける際に、特番として、例えば「199」を付加して、「1990001」の番号を通信端末に入力して発信する。例えば、「199」を電話番号に付加して発信された場合に、ファイル共有空間が作成されることが予め電話網11における通話のルールとして決められる。すなわち、例えば、「199」をファイル共有空間作成用特番とすることができる。
また、通話者が特番「199」で一度発信し、特番に対応するサービスに着信した後、相手先の電話番号「0001」を入力する場合もある。
図13に示す処理においても、特番が含まれている場合(ステップS14でyes)に、ステップS3〜7の処理が行われる。そのため、通話者が特番を入力した場合に、ファイル共有空間の生成が行われる。すなわち、通話者は、ファイル共有空間の生成の指示を、特番により送信することができる。
(実施の形態5)
図14は、本実施形態における通話状態監視部2が通話状態を監視し、通話状態に応じてファイル共有空間の生成、ファイル共有空間へのアクセス禁止またはアクセス許可が行われる処理の例を示すフローチャートである。図14において、図3と同様のステップには同じ番号を付し、その説明を省略する。
図14に示す処理においては、通話状態監視部2が通話確立通知を受信した場合(ステップS2でyes)、共有空間生成部3は、ファイル共有空間の生成またはファイル共有空間へのアクセス許可を行う(ステップS15)。
また、通話状態監視部2が、通話切断通知を受信した場合(ステップS8でyes)、アクセス制御部5は、ファイル共有空間へのアクセス禁止処理を行う(ステップS16)。
図15(a)は、本実施形態におけるファイル共有空間生成またはアクセス許可処理(図14のステップS15)の例を示すフローチャートである。図15(b)は、本実施形態におけるファイル共有空間アクセス禁止処理の例を示すフローチャートである。図15(a)、(b)において、図4(a)、(b)に示す処理と同じステップには、同じ番号を付し、説明を省略する。
図15(a)に示す共有空間生成処理では、確立した通話における双方の通話者の電話番号を含むエントリが、関連付けデータに存在する場合(ステップS702でyes)に、共有空間生成部3は、そのエントリの共有空間IDを取得する。共有空間生成部3は、アクセス制御部5へ、共有空間IDが示すファイル共有空間へ双方の通話者がアクセスできるように設定する要求を出す(ステップS705)。例えば、アクセス制御部5は、取得した共有空間IDが示すファイル共有空間へのデータ通信端末15a、15bからのアクセスが可能になるようにファイル共有サーバ8の機能を設定する(ステップS705)。
図15(b)に示す共有空間アクセス禁止処理では、ファイル空間の削除(図4(b)のS1205)は行われない。その替わりに、アクセス制御部5は、ファイル共有空間へのデータ通信端末15a、15bからのアクセスが不可能になるようにファイル共有サーバ8の機能を設定する(ステップS1206)。
例えば、アクセス制御部5は、ファイル共有サーバ8が備えるWebサーバの機能に含まれる既存のアクセス制御機構を使ってIPアドレスによるアクセス制御を行うことができる。前記アクセス制御機構は、例えば、ファイル共有サーバ8に記録されたファイル共有空間へのアクセスの許可または拒否を示すアクセス制御データを備える。アクセス制御部5は、アクセス制御データを更新することで、アクセス制御を行うことができる。
図16は、アクセス制御データを構成するテーブルの例を示す図である。図16に示すテーブルには、ファイル共有空間を識別する共有空間IDと、アクセスの許可または拒否を示すアクセス許可/拒否情報とが対になって記録されている。最も簡単な例として、アクセス制御部5は、それぞれのファイル共有空間について、全てのIPアドレスからファイル共有空間へのアクセスを許可または拒否するという設定を行うことができる。
図16に示す例では、共有空間ID=“share0001”のファイル共有空間に対して、全てのIPアドレスからのアクセスを許可する設定(allow from all)がされており、共有空間ID=“share0002”のファイル共有空間に対して、全てのIPアドレスからのアクセスを許可する設定(deny from all)がされている。
例えば、あるファイル共有空間についてアクセス制御部5が全てのIPアドレスからのアクセスを許可する設定にしたとしても、データ通信端末はその共有空間IDを示す情報を取得しなければアクセスすることができない。そのため、全てのデータ通信端末からそのファイル共有空間へのアクセスが可能になるわけではない。すなわち、共有空間IDを取得したデータ通信端末のみがそのファイル共有空間へアクセスできることになる。
なお、アクセス制御データは、図16に示す構成のテーブルに限られない。例えば、ファイル共有空間ごとに設けられたファイルであってもよい。
図15(a)および(b)に示す処理により、ある通話について生成されたファイル共有空間は、その通話が切断されてもステップS1206においてアクセスが禁止されるだけなので削除されない。そのため、その通話について生成されたファイル共有空間は、その通話が切断されてもファイル共有サーバ8の記録部に保存される。
その結果、再び、その通話と同じ通話者による通話が確立された場合、図15(a)のステップS705において、その通話者によるアクセスが可能になる。すなわち、前回の通話で生成されたファイル共有空間の再利用が可能になる。
(実施の形態6)
図17は、本実施形態におけるファイル共有システムの構成の例を示す機能ブロック図である。図17に示す構成おいて、図1に示す構成と同じ部分には、同じ番号を付し、説明を省略する。
図17に示すファイル共有システム10は、閲覧部12をさらに備える。閲覧部12は、記録部9に記録された通話状態データまたは関連付けデータを参照することにより、ある通話者の過去の通話における相手の通話者に関するデータまたはファイル共有空間におけるデータを取得してデータ通信端末15a、15bへ送信する。閲覧部12は、データ通信端末15a、15bからファイル共有サーバ8へアクセスがあった場合に上記処理を行う。
本実施形態における通話状態監視部2が通話状態を監視する処理は、図10に示す処理と同様である。
本実施形態では、一例として、通話者Aが、通話端末6aによる通話が終わった後に、データ通信端末15aを用いて、ファイル共有サーバ8へログインする場合について説明する。
図18は、通話者Aによる通話端末6aからファイル共有サーバ8へのログインがあった場合の、ファイル共有システム10のアクセス制御部5および閲覧部12の処理の例を示すフローチャートである。図18に示す処理において、図11に示す処理と同じステップには同じ番号を付し説明を省略する。
図18において、ログインしたユーザが、通話中でない場合(ステップS34aでno)、閲覧部12は、そのユーザの電話番号で、例えば、関連付けデータを検索する。ログインしたユーザの電話番号を含むエントリを関連付けデータから抽出し、抽出したエントリにおける共有空間IDおよび相手の通話者の電話番号を取得する(ステップS41)。これにより、ログインしたユーザが過去にファイル共有空間を共有した相手の電話番号が得られる。
また、閲覧部12は、取得した共有空間IDが示すファイル共有空間へアクセスするためのURL等の情報を記録部9から取得する。ファイル共有空間へアクセスするためのURL等の情報は、例えば、共有空間生成部3がファイル共有空間を生成したときに、共有空間IDに対応付けて記録部9に記録する。
閲覧部12は、取得した電話番号と、ファイル共有空間へアクセスするためのURL等の情報をログインしたユーザのデータ通信端末15aへ送信する。これにより、データ通信端末15aでは、例えば、過去にファイル共有空間を共有した相手の電話番号一覧が、それぞれのファイル共有空間へのリンク付きで一覧表示される。
また、通話者データとして、例えば、通話者の電話番号に対応した通話者の名前が記録されていてもよい。通話者の名前は、例えば、予め通話者A、Bによりデータ通信端末15a、15bを通じて記録部9の通話者データに記録される。
図19(a)は、データ通信端末において、過去にファイル共有空間を共有した相手の電話番号一覧が表示された画面の一例を示す図である。図19(a)に示す図では、電話番号と名前のリスト31が表示されている。リスト31中のそれぞれの電話番号または名前の部分には、ファイル共有空間へのリンクがはられている。そのため、例えば、電話番号の部分をクリックすると図19(b)に示す画面例のように、ファイル共有空間のデータを示す画面32が表示される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、図1に示すファイル共有システム1は、公衆交換電話網を含む電話網11およびインタネット13に接続されるが、ファイル共有システムは、企業、学校などの構内電話網およびイントラネットに接続されてもよい。また、図1に示す通話端末6a、6bは説明を簡単にするため2台だけ示されているが、実際には多くの通話端末が電話網11に接続されている。同様に多くのデータ通信端末がインタネット13に接続されている。
なお、本実施形態においては、電話網11とインタネット網13の双方に接続されたファイル共有システムについて説明したが、例えば、IP電話のように通話端末間の通話がインタネットで行われる場合、ファイル共有システムはインタネットのみに接続された構成となる。
なお、本実施の形態においては、通話が2人の通話者によって行われる場合について説明したが、3人以上の通話者によって行われる場合についても本発明を適用することができる。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたファイル共有システムであって、
前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして記録部に記録する通話状態監視部と、
前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成部と、
ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータが示す当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを可能にするアクセス制御部とを備えるファイル共有システム。
(付記2)
前記通話状態監視部は、通話端末間の通話の開始を検出することによって、通話中の通話者を識別する情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記記録部に記録し、
前記共有空間生成部は、前記通話の開始が検出された時に、前記ファイル共有空間を生成する付記1に記載のファイル共有システム。
(付記3)
前記通話状態監視部は、通話中の通話端末から送信される信号であって、ファイル共有空間生成を指示する信号をさらに検出し、
前記共有空間生成部は、前記通話状態監視部が前記信号を検出した後に、前記ファイル共有空間を生成する付記1に記載のファイル共有システム。
(付記4)
前記ファイル共有空間が生成される記憶媒体は、予め決められたファイル共有サーバの記録部であり、
前記共有空間生成部は、データ通信端末からファイル共有サーバへアクセスがあった場合に、前記データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、当該ユーザ情報と前記通話状態データに記録された通話中の通話者を特定する情報とを比較して、前記ユーザと前記通話中の前記通話者が同じであると判断した場合に、ファイル共有空間を生成する付記1に記載のファイル共有システム。
(付記5)
前記通話状態監視部は、通話の終了をさらに検出し、
前記通話状態監視部が終了を検出した通話における通話者に対応するファイル共有空間を識別する情報を前記関連付けデータから取得し、前記検出の直後または一定時間経過後に、前記情報が示す前記ファイル共有空間を削除する共有空間削除部をさらに備える付記1に記載のファイル共有システム。
(付記6)
前記通話状態監視部は、通話の終了をさらに検出し、
前記アクセス制御部は、前記通話状態監視部が終了を検出した通話における通話者のファイル共有空間を識別する情報を前記関連付けデータから取得し、前記通話の終了直後または一定時間経過後から前記情報が示すファイル空間へのデータ通信端末からのアクセスを禁止する付記1に記載のファイル共有システム。
(付記7)
前記アクセス制御部は、データ通信端末からのアクセスを禁止したファイル共有空間について、前記関連付けデータにより前記ファイル共有空間に対応付けられた双方の通話者による通話が通話状態監視部で検出された場合、前記ファイル共有空間への双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可する付記6に記載のファイル共有システム。
(付記8)
前記ファイル共有空間が生成される記憶媒体は、予め決められたファイル共有サーバの記録部であり、
データ通信端末から前記ファイル共有サーバへアクセスがあった場合に、前記データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、前記関連付けデータから前記ユーザの過去の通話における相手の通話者を特定するデータまたは過去の通話で生成されたファイル共有空間におけるデータを取得して、前記相手の通話者に関するデータまたは前記ファイル共有空間におけるデータを前記データ通信端末へ送信する閲覧部をさらに備える付記1に記載のファイル共有システム。
(付記9)
前記通話状態監視部は、複数の通話端末が接続された電話網に設けられた通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして記録部に記録し、
前記共有空間生成部は、複数のデータ通信端末が接続されたデータ通信網に接続されたコンピュータ上の記憶媒体に前記ファイル共有空間を生成する付記1に記載のファイル共有システム。
(付記10)
前記アクセス制御部は、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者のデータ通信端末へ、当該ファイル共有空間へアクセスするための情報を送信することによって、前記双方の通話者のデータ通信端末からのアクセスを可能にする付記1に記載のファイル共有システム。
(付記11)
前記アクセス制御部は、データ通信端末からファイル共有空間へのアクセスがあった場合に、データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、当該ユーザ情報と前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報とを比較して、双方の通話者のいずれか一方と、前記ユーザとが一致すると判断した場合に、前記データ通信端末からのアクセスを可能にする付記1に記載のファイル共有システム。
(付記12)
複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータに処理を実行させるファイル共有プログラムであって、
前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視処理と、
前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成処理と、
ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御処理とをコンピュータに実行させるファイル共有プログラム。
(付記13)
複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータを用いて通話者間でのファイルの共有を可能にするファイル共有方法であって、
前記コンピュータが備える通話状態監視部が、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視工程と、
前記コンピュータが備える共有空間生成部が、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成工程と、
前記コンピュータが備えるアクセス制御部が、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御工程とを含むファイル共有方法。
本発明は、電話網とデータ通信網に接続されたシステムであって、電話網を介した通話中の通話者が、通話の相手とデータ通信網を介してファイルを共有することを可能にするファイル共有システムとして利用可能である。
ファイル共有システム1の構成の例を表す機能ブロック図である。 (a)は、通話状態データの例を示す図である。(b)は、関連付けデータの例を示す図である。(c)は、通話者データの例を示す図である。 通話状態監視部2が監視する通話状態に基づいて、共有空間が生成または削除される処理の例を示すフローチャートである。 (a)は、共有空間生成部3がファイル共有空間を生成する処理の例を示すフローチャートである。(b)は、共有空間削除部4がファイル共有空間を削除する処理の例を示すフローチャートである。 アクセス制御部5がアクセス制御を行う処理の例を示すフローチャートである。 (a)は、データ通信端末15aにおいて表示される画面の一例を示す図である。(b)は、内容表示エリアの表示を更新した場合に表示される画面の例を示す図である。 共有空間削除部4が、通話の切断から一定時間経過後にファイル共有空間を削除する処理の例を示すフローチャートである。 切断時刻が記録された場合の、通話状態データの例を示す図である。 通話者データの構造を示す図である。 通話状態監視部2が監視する処理の例を示すフローチャートである。 通話者からログインがあった場合の処理の例を示すフローチャートである。 通話状態監視部2が通話状態を監視する処理の例を示すフローチャートである。 通話状態監視部2が通話状態を監視する処理の例を示すフローチャートである。 本実施形態における通話状態監視部2が通話状態を監視し、通話状態に応じてファイル共有空間の生成、ファイル共有空間へのアクセス禁止またはアクセス許可が行われる処理の例である。 (a)は、本実施形態におけるファイル共有空間生成処理の例を示すフローチャートである。(b)は、本実施形態におけるファイル共有空間削除処理の例を示すフローチャートである。 アクセス制御データを構成するテーブルの例を示す図である。 ファイル共有システムの構成の例を示す機能ブロック図である。 通話者からログインがあった場合の、ファイル共有システム10の処理の例を示すフローチャートである。 (a)は、データ通信端末において、過去にファイル共有空間を共有した相手の電話番号一覧が表示された画面の一例を示す図である。(b)は、ファイル共有空間のデータを表す画面の例を示す図である。
符号の説明
1、10 ファイル共有システム
2 通話状態監視部
3 共有空間生成部
4 共有空間削除部
5 アクセス制御部
6a、6b 通話端末
7 交換機(通話制御装置、通話制御サーバ)
8 ファイル共有サーバ
9 記録部
11 電話網
12 閲覧部
13 インタネット
15a、15b データ通信端末
17 記録部
21 URL入力エリア
23 内容表示エリア
25 タイトル入力エリア
26 ファイル名入力エリア
27 登録ボタン
31 リスト
32 画面

Claims (10)

  1. 複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたファイル共有システムであって、
    前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして記録部に記録する通話状態監視部と、
    前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成部と、
    ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータが示す当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを可能にするアクセス制御部とを備えるファイル共有システム。
  2. 前記通話状態監視部は、通話端末間の通話の開始を検出することによって、通話中の通話者を識別する情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記記録部に記録し、
    前記共有空間生成部は、前記通話の開始が検出された時に、前記ファイル共有空間を生成する請求項1に記載のファイル共有システム。
  3. 前記通話状態監視部は、通話中の通話端末から送信される信号であって、ファイル共有空間生成を指示する信号をさらに検出し、
    前記共有空間生成部は、前記通話状態監視部が前記信号を検出した後に、前記ファイル共有空間を生成する請求項1に記載のファイル共有システム。
  4. 前記ファイル共有空間が生成される記憶媒体は、予め決められたファイル共有サーバの記録部であり、
    前記共有空間生成部は、データ通信端末からファイル共有サーバへアクセスがあった場合に、前記データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、当該ユーザ情報と前記通話状態データに記録された通話中の通話者を特定する情報とを比較して、前記ユーザと前記通話中の前記通話者が同じであると判断した場合に、ファイル共有空間を生成する請求項1に記載のファイル共有システム。
  5. 前記通話状態監視部は、通話の終了をさらに検出し、
    前記通話状態監視部が終了を検出した通話における通話者に対応するファイル共有空間を識別する情報を前記関連付けデータから取得し、前記検出の直後または一定時間経過後に、前記情報が示す前記ファイル共有空間を削除する共有空間削除部をさらに備える請求項1に記載のファイル共有システム。
  6. 前記通話状態監視部は、通話の終了をさらに検出し、
    前記アクセス制御部は、前記通話状態監視部が終了を検出した通話における通話者のファイル共有空間を識別する情報を前記関連付けデータから取得し、前記通話の終了直後または一定時間経過後から前記情報が示すファイル空間へのデータ通信端末からのアクセスを禁止する請求項1に記載のファイル共有システム。
  7. 前記アクセス制御部は、データ通信端末からのアクセスを禁止したファイル共有空間について、前記関連付けデータにより前記ファイル共有空間に対応付けられた双方の通話者による通話が通話状態監視部で検出された場合、前記ファイル共有空間への双方の通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可する請求項6に記載のファイル共有システム。
  8. 前記ファイル共有空間が生成される記憶媒体は、予め決められたファイル共有サーバの記録部であり、
    データ通信端末から前記ファイル共有サーバへアクセスがあった場合に、前記データ通信端末からユーザを特定するユーザ情報を取得し、前記関連付けデータから前記ユーザの過去の通話における相手の通話者を特定するデータまたは過去の通話で生成されたファイル共有空間におけるデータを取得して、前記相手の通話者に関するデータまたは前記ファイル共有空間におけるデータを前記データ通信端末へ送信する閲覧部をさらに備える請求項1に記載のファイル共有システム。
  9. 複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータに処理を実行させるファイル共有プログラムであって、
    前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視処理と、
    前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成処理と、
    ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御処理とをコンピュータに実行させるファイル共有プログラム。
  10. 複数の通話端末間の通話を制御する通話制御装置に接続されたコンピュータを用いて通話者間でのファイルの共有を可能にするファイル共有方法であって、
    前記コンピュータが備える通話状態監視部が、前記通話制御装置から、通話端末間の通話を検出し、通話中の双方の通話者を特定するための情報を通話ごとに取得して、通話状態データとして前記コンピュータが備える記録部に記録する通話状態監視工程と、
    前記コンピュータが備える共有空間生成部が、前記通話状態データで特定される双方の通話者が共有するためのファイル共有空間を、複数のデータ通信端末からアクセスされうる記録媒体上に生成し、生成した前記ファイル共有空間を識別する情報と、前記双方の通話者を特定する情報とを対応させて関連付けデータとして前記記録部へ記録する共有空間生成工程と、
    前記コンピュータが備えるアクセス制御部が、ファイル共有空間に対するデータ通信端末からのアクセスのうち、前記関連付けデータにおいて当該ファイル共有空間に対応する双方の通話者を特定する情報が示す通話者によるデータ通信端末からのアクセスを許可するアクセス制御工程とを含むファイル共有方法。

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