JP2007164439A - 情報提示装置及び情報提示方法 - Google Patents

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Makoto Mochizuki
誠 望月
Kazuhiko Iwai
和彦 岩井
Hirofumi Nishimura
洋文 西村
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Abstract

【課題】運転者の状態に適応した情報提示が可能な情報提示装置及び情報提示方法を提供すること。
【解決手段】運転行動収集部201は、センサ群10や地図データベース209から運転行動情報を取得して運転行動蓄積部202に蓄積する。運転行動特性算出部203は、蓄積された運転行動情報に対して統計処理を行って運転者の運転行動特性を算出し、運転行動特性蓄積部204に蓄積する。運転年齢判定部205は、複数の年齢レベルに応じた運転行動特性を年齢別特性として蓄積する年齢別特性蓄積部206を参照して、運転行動特性蓄積部204に蓄積された運転者の運転行動特性と年齢別特性とを比較し、最も相関の高い年齢別特性が示す年齢レベルを、運転者の年齢レベルとして判定する。出力情報変更部207は、判定された年齢レベルに応じて、出力部220に提示する情報を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報提示装置及び情報提示方法に関する。
前方を走行している車両との車間距離が短くなった場合に車両の運転者の注意を喚起するために、車載レーダやカメラによって前方を走行している車両との車間距離を測定し、該車間距離が所定値以下になった場合に警報を発する車間距離警報システムや、車載カメラによって運転者の居眠りを検知した場合に警報を発する居眠り運転検知システムや、路側に配設された監視カメラ等によって路面状態を検知し、路面状態が危険である場合に掲示板に状況を表示することによって警報を発する路面状態警告システム等が提供されている。
例えば特許文献1には、路面状況検知部、車間距離検知部、運転者状態検知部、心拍異常検知部、及び個人特性入力部を有する情報取得部と、それぞれの情報から、緊急度、運転者の意識レベル、年齢に応じて出力情報を変更する警報出力制御部と、警報出力部とを備え、緊急度、意識レベル、入力された年齢や個人特性(運転の嗜好)に応じて最適な警報を出力する事ができる警報システムが開示されている。
特開2003−317197号公報
しかしながら、運転者の運転能力や認知能力は、天候等の走行環境や、あせりや不安等の運転時の心理状態、体調等により動的に変化するものであるため、上記の警報システムにあっては、年齢や運転の嗜好を運転開始時に直接入力するだけでは、運転能力や認知能力等を正確に反映した情報提示を行うことができないといった事情があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、運転者の状態に適応した情報提示が可能な情報提示装置及び情報提示方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1に、運転者の動作及び状態の少なくとも一方が検出された情報である運転者検出情報を取得する運転行動取得部と、前記取得した運転者検出情報を蓄積する運転行動蓄積部と、前記蓄積された運転者検出情報に対して統計処理を行い、運転行動特性として算出する運転行動特性算出部と、複数の年齢レベルに応じた運転行動特性を年齢別特性として蓄積する年齢別運転行動特性蓄積部と、年齢別運転行動特性蓄積部を参照して、前記算出された運転行動特性と前記年齢別特性とを比較し、前記算出された運転行動特性と最も相関の高い年齢別特性が示す年齢レベルを、前記運転者の年齢レベルとして判定する運転年齢判定部と、前記判定された年齢レベルに応じて、外部に提示する情報を制御する出力情報制御部とを備える情報提示装置が提供されるものである。
この構成により、運転者検出情報から、運転環境や運転時の心理状態等による影響が反映された運転操作年齢を推定することができる。したがって、推定された運転操作年齢に応じて情報提示方法を制御する事ができるので、運転者の状態に適応した情報提示が可能となる。また、運転者が運転開始時に運転年齢を入力する作業を省くことも可能となる。
本発明は、第2に、上記第1に記載の情報提示装置であって、前記運転行動取得部は、前記運転者検出情報として、前記運転者による運転操作に関する情報を取得するものである。
この構成により、運転操作に関する運転者の特性を使用して年齢レベルを推定するので、運転者の運転能力に応じた情報提示を行うことができる。
本発明は、第3に、上記第1又は第2に記載の情報提示装置であって、前記運転行動取得部は、前記運転者検出情報として、前記運転者の運転時の視野範囲を示す情報及び生理状態を示す情報の少なくとも一方を取得するものである。
この構成により、運転者の状態に関する運転者の特性を使用して年齢レベルを推定するので、運転者の状態に応じた情報提示を行うことができる。
本発明は、第4に、上記第1ないし第3のいずれかに記載の情報提示装置であって、前記運転行動取得部は、更に、車両の走行状態を示す情報及び車両の走行環境を示す情報の少なくとも一方を含む走行情報を取得し、前記運転行動蓄積部は、前記運転者検出情報と前記走行情報とを対応付けて蓄積し、前記運転行動特性算出部は、所定の目的行動に対応した前記走行情報及び前記運転者検出情報を抽出し、当該抽出した運転者検出情報に対して統計処理を行い、前記年齢別運転行動特性蓄積部は、前記目的行動に応じた運転行動特性を年齢レベル別に蓄積し、前記運転年齢判定部は、前記目的行動に応じた運転行動特性と年齢別特性とを比較して年齢レベルを判定するものである。
この構成により、所定の目的行動に応じた運転者の特性を使用して年齢レベルを推定するので、精度の高い年齢レベルの推定が可能となり、運転者の状態に適応した情報提示を行うことができる。
本発明は、第5に、上記第1ないし第4のいずれかに記載の情報提示装置であって、前記出力制御部は、前記提示する情報の音声、映像、振動のうち少なくとも一つについて制御を行うものである。
この構成により、推定された年齢レベルに応じて、最適な情報提示方法を選択することができる。
本発明は、第6に、上記第1ないし第5のいずれかに記載の情報提示装置であって、前記出力制御部は、前記提示情報として前記判定された運転者の年齢レベルを提示するものである。
この構成により、運転者が、判定された自分の運転操作の年齢レベルや、自分の状態を客観的に把握することができる。
本発明は、第7に、運転者の動作及び状態の少なくとも一方が検出された情報である運転者検出情報を取得するステップと、前記取得した運転者検出情報を運転行動蓄積部に蓄積するステップと、前記蓄積された運転者検出情報に対して統計処理を行い、運転行動特性として算出するステップと、複数の年齢レベルに応じた運転行動特性を年齢別特性として蓄積する年齢別運転行動特性蓄積部を参照して、前記算出された運転行動特性と前記年齢別特性とを比較し、前記算出された運転行動特性と最も相関の高い年齢別特性が示す年齢レベルを、前記運転者の年齢レベルとして判定するステップと、前記判定された年齢レベルに応じて、外部に提示する情報を制御するステップとを有する情報提示方法が提供されるものである。
この方法により、運転者検出情報から、運転環境や運転時の心理状態等による影響が反映された運転操作年齢を推定することができる。したがって、推定された運転操作年齢に応じて情報提示方法を制御する事ができるので、運転者の状態に適応した情報提示が可能となる。また、運転者が運転開始時に運転年齢を入力する作業を省くことも可能となる。
本発明は、第8に、上記第7に記載の各ステップを実行する情報提示プログラムが提供されるものである。
このプログラムにより、運転者検出情報から、運転環境や運転時の心理状態等による影響が反映された運転操作年齢を推定することができる。したがって、推定された運転操作年齢に応じて情報提示方法を制御する事ができるので、運転者の状態に適応した情報提示が可能となる。また、運転者が運転開始時に運転年齢を入力する作業を省くことも可能となる。
本発明によれば、運転者の状態に適応した情報提示が可能な情報提示装置及び情報提示方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る情報提示装置の主要な構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の情報提示装置200は、自動車等の人が移動する装置に搭載されており、センサ群100からの検出信号に基づいて運転者の年齢レベルを推定し、推定された年齢レベルに応じた情報を出力部220へ出力するものである。
センサ群100は、GPS(Global Positioning System)等を用いて車両の走行位置を検出する位置センサ101、車両の現在の車速を検出する車速センサ102、運転者のアクセルの踏み込み量を検出するアクセルセンサ103、運転者のブレーキの踏み込み量を検出するブレーキセンサ104、ハンドル操作を検出する操舵角度センサ105、シフトレバーの操作を検出するシフトレバーセンサ106、サイドギアの操作を検出するサイドギアセンサ107、ウィンカーの操作を検出するウィンカーセンサ108、ワイパーの操作を検出するワイパーセンサ109、及び車両前方や後方等の画像を撮像する撮像部110を備える。
位置センサ101及び車速センサ102は自車両の走行状態を示す情報を検出するセンサとして機能する。アクセルセンサ103、ブレーキセンサ104、操舵角度センサ105、シフトレバーセンサ106、サイドギアセンサ107、ウィンカーセンサ108、ワイパーセンサ109は、運転者の動作を示す情報を検出するセンサとして機能する。また、撮像部110は、信号機の色変化の認識等に用いるための車両の走行環境を示す情報を検出するセンサとして機能する。
このように、センサ群100は、運転者の動作を示す情報や、走行状態を示す情報及び車両の走行環境を示す情報を検出するものである。なお、センサ群100は、上記に記載したセンサに限られるものではなく、運転者の動作や、走行状態(加速度センサ等)、車両の走行環境(先行車との距離を測定するためのレーダ等)を示す情報を検出するものであればよい。
情報提示装置200は、運転行動収集部201と、運転行動蓄積部202と、運転行動特性算出部203と、運転行動特性蓄積部204と、年齢別特性蓄積部206と、運転年齢判定部205と、出力情報変更部207と、提示情報出力部208と、地図データベース209とを備える。なお、情報提示装置200において、運転行動収集部201、運転行動特性算出部203、運転年齢判定部205、出力情報変更部207及び提示情報出力部208は、情報提示プログラムによって動作するプロセッサを主体に構成される。
運転行動収集部201は運転行動取得部の一例として機能するものであり、センサ群100から出力され運転者検出情報を取得する。運転行動蓄積部202は、運転行動収集部によって取得された運転者検出情報を蓄積する。
運転行動特性算出部203は、運転行動蓄積部202に蓄積された運転者検出情報に対して統計処理を行い、運転行動特性として算出する。運転行動特性蓄積部204は、運転行動特性算出部203において算出された運転行動特性を蓄積する。
ここで、運転行動特性算出部203は、例えば、運転者の目的行動に関連付けて運転行動特性を作成し、運転行動特性蓄積部203に蓄積する。運転者の目的行動とは、右折、直進、左折、一時停止、発進などの運転者が取った行動をいう。また、目的行動における運転行動特性としては、交差点での停止や、停止からの発進、右折時の減速、左折時の減速等に関する特性、信号が赤から青に変わった時点からのアクセル操作を踏むまでの時間といった反応特性等、種々の特性が挙げられる。
年齢別特性蓄積部206は年齢別運転行動特性蓄積部の一例として機能するものであり、複数の年齢レベル毎に平均的な運転行動特性が、例えば複数の目的行動別に予め蓄積されている。運転年齢判定部205は、運転行動特性蓄積部204に蓄積された運転者の運転行動特性と、年齢別特性蓄積部204に蓄積されている年齢レベル別の運転行動特性とを比較し、運転者の運転行動特性と最も相関の高い年齢別特性が示す年齢レベルを、運転者の年齢レベルとして判定する。
提示情報出力部208は、外部から入力された指示等に基づいて、情報提示装置200が提示すべき情報を出力するものである。出力情報変更部207は出力情報制御部の一例として機能するものであり、運転年齢判定部205にて判定された運転操作年齢に応じて、提示情報出力部208から出力された情報における音声、映像、振動等を変更し、出力部220に出力する。また、出力情報変更部207は、判定された年齢レベルを出力部220へ出力してもよい。地図データベース209には、地図データが格納されている。
出力部220は、例えばスピーカ、表示装置、バイブレータ等を有して構成され、情報提示装置200から出力された情報を音声、映像、振動等を用いて出力する。
以上のように構成された情報提示装置200について、その動作を図2及び図3のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の説明において、情報提示装置200が、運転行動特性の算出時に、運転者検出情報の例としてアクセルセンサ103及びブレーキセンサ104からの情報を、目的行動の例として交差点における一時停止時を用いる場合について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る運転特性算出処理の手順を示すフローチャートである。図2に示すように、運転行動収集部201では、センサ群100から運転者検出情報と、地図データベース209から読み出した走行中の道路や交差点等に関する情報とを収集し(ステップS101)、運転者の運転行動情報として運転行動蓄積部202に蓄積する(ステップS102)。運転行動情報は、運転行動特性算出タイミングと判定されるまで、運転行動蓄積部202に、常時連続的に収集・蓄積される。
運転行動情報が所定の時間、あるいは所定の距離分収集され、運転行動特性算出のタイミングと判定されると(ステップS103)、運転行動特性算出部203は、運転行動蓄積部202の中から、交差点における一時停止行動を取った場合の運転行動(アクセル踏み込み量の変化、ブレーキ踏み込み量の変化)を抽出する(ステップS104)。
そして、運転行動特性算出部203は、抽出された運転行動を平均するなどの統計処理を施すことにより、交差点における一時停止時の運転特性(アクセル操作特性、ブレーキ操作特性)を算出し(ステップS105)、運転行動特性蓄積部204に蓄積する(S106)。なお、ステップS104において、運転行動特性算出部203は、例えば更新タイミングまでに蓄積された、異なる交差点、異なる時間帯での一時停止行動を全て抽出する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る運転特性算出方法を説明する概念図であり、ここでは一時停止時の運転特性算出の概念図を示す。
図4(A)は、運転行動蓄積部202から抽出された運転行動情報の一例である、交差点付近での一時停止時におけるアクセル踏み込み量の推移を示すものである。運転行動情報301a,301b,301cはそれぞれ異なる地点又は時点における交差点付近でのアクセル踏み込み量の推移を示す。
図4(B)は、運転行動特性算出部203により算出された運転行動特性の一例である、一時停止における運転者のアクセル操作特性を示すものである。運転行動特性算出部203は、図4(A)に示した運転行動情報301a〜301cに対して平均を取る等の統計処理を行い、運転行動特性302を算出する。
図4(C)は、運転行動蓄積部202から抽出された運転行動情報の一例である、交差点付近での一時停止時におけるブレーキ踏み込み量の推移を示すものである。運転行動情報303a,303b,303cはそれぞれ異なる地点又は時点における交差点付近でのブレーキ踏み込み量の推移を示す。
図4(D)は、運転行動特性算出部203により算出された運転行動特性の一例である、一時停止における運転者のブレーキ操作特性を示すものである。運転行動特性算出部203は、図4(C)に示した運転行動情報303a〜303cに対して平均を取る等の統計処理を行い、運転行動特性304を算出する。
なお、図4(A)〜(D)では、横軸は一時停止する交差点までの距離(0m〜100m)としているが、交差点までの時間(0秒〜10秒など)としてもよい。
なお、上記の説明では、大小異なる交差点における運転行動を区別していないが、交差点の大きさ、形状が異なることによって、運転行動特性が大きく異なることも考えられる。そこで、ステップS104では、道路幅の一定以上の道路(車線数が一定以上の道路)同士の交わる交差点における運転行動のみ抽出する、あるいは、特定の交差点における運転行動のみ抽出するなどして、運転特性を算出しても良い。
また、地図データベース209等から取得可能な交差点の大きさ(交差する道路の道路幅)、信号機の有無、右折レーンの有無等の交差点の情報や、センサ群100から取得可能な交差点付近における先行車両の有無、先行車両との距離、天候、時間帯などの交通状況といった走行環境を示す情報等、運転行動特性に影響を与えると思われる要因毎に分類した上で運転行動特性を算出しても良い。
図3は、本発明の第1の実施形態における運転年齢判定処理の手順を示すフローチャートである。
年齢別特性蓄積部206には、年齢あるいは年代(20、30、40、50代・・・)等の年齢レベルごとに統計化された運転行動特性(アクセル操作特性、ブレーキ操作特性など)が、目的行動毎に蓄積されている。
運転年齢判定部205は、年齢別特性蓄積部206に蓄積された年代ごとの運転行動特性の中から、運転行動特性蓄積部204に蓄積された運転者の運転行動特性と最も近い年代を判定する(ステップS201)。この判定により、運転者の運転年齢レベルを判定する(ステップS202)。判定された運転年齢を基に、例えば高齢者と判定された場合には警告情報の文字を大きくするなど、出力情報変更部207において提示情報の変更を行い(ステップS203)、出力部220から運転者に出力を行う(ステップS204)。文字の大きさを変更するだけで無く、年齢に応じて、例えば、音声、映像、振動等を用いて出力を行ってもよい。
また、ステップS204において、提示情報出力部209から出力される提示すべき情報が、警告情報である場合、運転年齢レベルに応じた音声、映像、振動等の提示種類やこれらの強度レベル、タイミングやパターン等を制御して最適な方法により出力することが可能となる。
なお、警告情報とは、ドライバ状態に対する警告(居眠り、漫然、疲れなど)や、ドライバの運転に対する警告(急ぎ運転、焦り運転、ふらつき運転、急ブレーキ、急ハンドルなど)や、衝突危険に関する警告(前方注意、歩行者注意、対向車注意など)など、運転時の危険をドライバに通知するための情報である。
なお、上記の出力内容は、一例であり、判定された運転年齢に応じた出力内容であればよい。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る運転年齢判定方法を説明する概念図であり、ここでは、ブレーキ操作特性を用いた運転年齢の推定について示すものである。年代別特性蓄積部206には、30代の交差点における一時停止時のブレーキ特性を示す運転行動特性401、40代の交差点における一時停止時のブレーキ特性を示す運転行動特性402、50代の交差点における一時停止時のブレーキ特性を示す運転行動特性403、60代の交差点における一時停止時のブレーキ特性を示す運転行動特性404が格納されている。
そして、運転年齢判定部205は、これらの年代別運転行動特性401〜404と、運転者の運転行動特性302との比較を行い、誤差が最も小さい(相関値が最も高い)運転行動特性403が示す年代(50代)を判定することにより、運転者の運転年齢、あるいは運転年代等の年齢レベルを判定する事ができる。
図5ではブレーキ操作特性を用いたが、アクセル操作特性やその他の運転操作特性を用いた運転年齢の判定が可能であり、複数の運転情報特性を用いることで、より高精度な運転年齢の判定を行っても良い。
このような本発明の第1の実施形態によれば、運転操作等の運転者検出情報や、走行情報を使用することで運転者の運転年齢を推定する事が可能となり、推定された運転操作年齢に応じて情報提示方法を制御する事ができるので、運転者の状態に適応した情報提示が可能となる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る情報提示装置の主要な構成を示すブロック図である。図6において、第1の実施形態にて説明した図1と同様の部分については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6において、図1のセンサ群100に代わって、視線センサ501、脈拍センサ502、体温センサ503を有するセンサ群500が設けられている。センサ群500は、運転時の視野範囲を示す情報及び生理状態等、運転者の状態を検出し、この運転者検出情報として運転行動収集部201へ出力する。なお、センサ群500は、上記に記載したセンサに限られるものではなく、運転者の状態を示す情報を検出するものであればよい。
以上のように構成された情報提示装置について、その動作を図7及び図8のフローチャートを用いて説明する。以降、本実施例では、運転者状態として視線センサ501からの情報を収集する場合について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る運転特性算出処理の手順を示すフローチャートである。図7に示すように、運転行動収集部201では、運転者状態センサ群500から運転者状態を収集し(ステップS301)、運転者の運転行動情報として運転行動蓄積部202に蓄積する(ステップS302)。運転行動情報は、運転行動特性算出タイミングと判定されるまで、運転行動蓄積部202に、常時連続的に収集・蓄積される。
運転行動情報が所定の時間、あるいは所定の距離分収集され、運転行動特性算出のタイミングと判定されると(ステップS303)、運転行動特性算出部203は、運転行動蓄積部202の中から、視線センサ501から取得して蓄積された情報を抽出する。
そして、運転行動特性算出部203は、抽出された情報が示す視線の移動履歴に基づいて、運転中の視野の広さを示す指標(視覚特性)を運転特性として算出し(ステップS304)、運転行動特性蓄積部204に蓄積される(ステップS305)。
図8は、本発明の第2の実施形態における運転年齢判定処理の手順を示すフローチャートである。
年齢別特性蓄積部206には、年齢あるいは年代(20、30、40、50代・・・)等の年齢レベルごとに統計化された運転行動特性(視覚特性、心拍特性など)が、蓄積されている。
運転年齢判定部205は、年齢別運転行動特性蓄積部206に蓄積された年代ごとの運転行動特性の中から、運転行動特性蓄積部204に蓄積された運転者の運転行動特性と最も近い年代を判定する(ステップS401)。この判定により、運転者の運転年齢レベルを判定する(ステップS402)。判定された運転年齢を基に、例えば高齢者と判定された場合には警告情報の文字を大きくするなど、出力情報変更部207において提示情報の変更を行い(ステップS403)、出力部220から運転者に出力を行う(ステップS404)。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る運転年齢判定方法を説明する概念図であり、ここでは、視覚特性、すなわち運転時に視線移動する範囲を用いた運転年齢の推定について示すものである。年代別特性蓄積部206には、30代の運転時の視覚特性を示す運転行動特性601、40代の運転時の視覚特性を示す運転行動特性602、50代の運転時の視覚特性を示す運転行動特性603、60代の運転時の視覚特性を示す運転行動特性604が格納されている。
そして、運転年齢判定部205は、これらの年代別運転行動特性601〜604と、ステップS304にて作成した運転者の運転行動特性600との比較を行い、例えば誤差が最も小さい(面積が最も近い)等、相関の高い運転行動特性602が示す年代(40代)を判定することにより、運転者の運転年齢、あるいは運転年代等の年齢レベルを判定する事ができる。ここでは、年齢に応じて変化する視覚特性として視野を例に挙げたが、年齢に応じて変化する視覚特性を示す指標であれば、視野以外を用いても良い。
図9では視覚特性を用いたが、心拍特性、体温特性その他の運転者状態の特性を用いた運転年齢の判定が可能であり、複数の運転者状態の特性を用いることで、より高精度な運転年齢の判定を行っても良い。
また、運転者の視線特性は、走行速度によって変化することが、実験などにより明らかにされている(車速が早くなる程、視野範囲は狭くなる傾向がある)。そこで、図1に示すような走行状態を示す情報を検出するセンサ等からの情報を用いて、低速時、高速時などに分類した上で視線特性を算出し、より精度良く運転年齢の推定を行っても良い。
このような本発明の第2の実施形態によれば、運転者の状態に関する情報を使用することで運転者の運転年齢を推定する事が可能となり、推定された運転操作年齢に応じて情報提示方法を制御する事ができるので、運転者の状態に適応した情報提示が可能となる。
なお、第2の実施形態において、センサ群100や地図データベース209からの、運転者の動作や、走行状態、車両の走行環境を示す情報等を取得して、運転者状態特性(視覚特性などの生体特性)等と共に考慮して運転年齢の判定を行うことで、判定精度を向上させてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る情報提示装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る運転特性算出処理の手順を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態における運転年齢判定処理の手順を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る運転特性算出方法を説明する概念図 本発明の第1の実施形態に係る運転年齢判定方法を説明する概念図 本発明の第2の実施形態に係る情報提示装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係る運転特性算出処理の手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態における運転年齢判定処理の手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る運転年齢判定方法を説明する概念図
符号の説明
100 センサ群
101 位置センサ
102 車速センサ
103 アクセルセンサ
104 ブレーキセンサ
105 操舵角度センサ
106 シフトレバーセンサ
107 サイドギアセンサ
108 ウィンカーセンサ
109 ワイパーセンサ
110 撮像部
201 運転行動収集部
202 運転行動蓄積部
203 運転行動特性算出部
204 運転行動特性蓄積部
205 運転年齢判定部
206 年齢別特性蓄積部
207 出力情報変更部
208 提示情報出力部
209 地図データベース
220 出力部
301 アクセル操作
302 アクセル操作特性
303 ブレーキ操作
304 ブレーキ操作特性
401 年代別ブレーキ操作特性(30代)
402 年代別ブレーキ操作特性(40代)
403 年代別ブレーキ操作特性(50代)
404 年代別ブレーキ操作特性(60代)
500 センサ群
501 視線センサ
502 脈拍センサ
503 体温センサ
600 運転者の視覚特性
601 年代別視覚特性(30代)
602 年代別視覚特性(40代)
603 年代別視覚特性(50代)
604 年代別視覚特性(60代)

Claims (8)

  1. 運転者の動作及び状態の少なくとも一方が検出された情報である運転者検出情報を取得する運転行動取得部と、
    前記取得した運転者検出情報を蓄積する運転行動蓄積部と、
    前記蓄積された運転者検出情報に対して統計処理を行い、運転行動特性として算出する運転行動特性算出部と、
    複数の年齢レベルに応じた運転行動特性を年齢別特性として蓄積する年齢別運転行動特性蓄積部と、
    年齢別運転行動特性蓄積部を参照して、前記算出された運転行動特性と前記年齢別特性とを比較し、前記算出された運転行動特性と最も相関の高い年齢別特性が示す年齢レベルを、前記運転者の年齢レベルとして判定する運転年齢判定部と、
    前記判定された年齢レベルに応じて、外部に提示する情報を制御する出力情報制御部と
    を備える情報提示装置。
  2. 請求項1に記載の情報提示装置であって、
    前記運転行動取得部は、前記運転者検出情報として、前記運転者による運転操作に関する情報を取得する情報提示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報提示装置であって、
    前記運転行動取得部は、前記運転者検出情報として、前記運転者の運転時の視野範囲を示す情報及び生理状態を示す情報の少なくとも一方を取得する情報提示装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の情報提示装置であって、
    前記運転行動取得部は、更に、車両の走行状態を示す情報及び車両の走行環境を示す情報の少なくとも一方を含む走行情報を取得し、
    前記運転行動蓄積部は、前記運転者検出情報と前記走行情報とを対応付けて蓄積し、
    前記運転行動特性算出部は、所定の目的行動に対応した前記走行情報及び前記運転者検出情報を抽出し、当該抽出した運転者検出情報に対して統計処理を行い、
    前記年齢別運転行動特性蓄積部は、前記目的行動に応じた運転行動特性を年齢レベル別に蓄積し、
    前記運転年齢判定部は、前記目的行動に応じた運転行動特性と年齢別特性とを比較して年齢レベルを判定するものである情報提示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の情報提示装置であって、
    前記出力制御部は、前記提示する情報の音声、映像、振動のうち少なくとも一つについて制御を行う情報提示装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の情報提示装置であって、
    前記出力制御部は、前記提示情報として前記判定された運転者の年齢レベルを提示する情報提示装置。
  7. 運転者の動作及び状態の少なくとも一方が検出された情報である運転者検出情報を取得するステップと、
    前記取得した運転者検出情報を運転行動蓄積部に蓄積するステップと、
    前記蓄積された運転者検出情報に対して統計処理を行い、運転行動特性として算出するステップと、
    複数の年齢レベルに応じた運転行動特性を年齢別特性として蓄積する年齢別運転行動特性蓄積部を参照して、前記算出された運転行動特性と前記年齢別特性とを比較し、前記算出された運転行動特性と最も相関の高い年齢別特性が示す年齢レベルを、前記運転者の年齢レベルとして判定するステップと、
    前記判定された年齢レベルに応じて、外部に提示する情報を制御するステップと
    を有する情報提示方法。
  8. 請求項7に記載の各ステップを実行する情報提示プログラム。
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