JP2007163953A - プリズム及びプリズムの製造方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ホログラム素子の品質を保持した状態で光学基材が接合されるプリズムを提供すること。
【解決手段】
第1プリズムL1の下接合面102aに、ホログラム素子100の厚み以上の深さを有する凹部を形成する。この凹部は、ホログラム素子100を収納可能な隙間部となる。この凹部内の貼付面102にホログラム感光材料シートを貼り付けて、露光・現像することでホログラム素子100を形成する。そして、第2プリズムL2の接合面に接着剤ADを塗布して、当該第2プリズムL2に第1プリズムL1を嵌合・圧接して接合する。凹部101の内周を曲面状に形成することとしてもよい。
【選択図】図5

Description

本発明は、一対の光学基材の接合面間にホログラム素子が介在するプリズムと、その製造方法に関する。
近年、ホログラフィック光学素子(Holographic Optical Element;以下「ホログラム素子」と略す。)をガラス等のプリズム(光学基材)内に設け、このホログラム素子を介して使用者の眼に映像を映し出す表示装置の開発が進んでおり、その表示装置の一例として、眼鏡型ウエラブルディスプレイやヘッドマウント型ディスプレイ等が知られている。
ホログラム素子は、ホログラム基板面に対して平行でない干渉縞からなる2つの干渉縞パターンを有する。表示ユニットから投射した映像は、プリズム内部を反射してホログラム素子に到達し、当該ホログラム素子の干渉縞パターンによって回折反射し使用者の眼に導かれる。
このようなホログラム素子を内蔵したプリズムは、次のように製造される。先ず、一対の光学基材のうちの一方の光学基材の接合面にホログラム素子を形成する。そして、他方の光学基材の接合面に接着剤を塗布し、ホログラム素子を挟み込むようにして、2つの光学基材を圧接して接合する(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−36351号公報
ところで、光学基材の接合の際、接合部に十分な接着剤が充填されていないと、プリズムに外力が加わった場合、接着剤の充填が不十分な部分に応力集中が起こり、接着強度の低下を招く怖れがある。また、接合時に接合面と接着剤の間にエアーが混入して、接着強度の低下やプリズムのシースルー性の妨げになってしまう可能性があった。このため、接合部には十分な量の接着剤を充填した後に圧接し、接着剤の余剰分をはみ出させ、はみ出した接着剤を除去する作業が必要となる。
ところが、ホログラム素子は、上述したように干渉縞パターンの回折作用により映像を使用者の眼に映し出すためのものであり、プリズムの製造時にそのホログラム素子の品質及び精度を保持しておく必要がある。しかし、特許文献1のように2つの光学基材を圧接する際に、光学基材間の隙間量を安定させることが困難であるため、隙間量が小さすぎた場合には、ホログラム素子が光学基材に挟まれて圧接時の圧力により損傷し、その品質及び精度が低下してしまうという問題が生じた。
本発明は、上述した課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、ホログラム素子の品質及び精度を保持した状態で光学基材を接合したプリズムを提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
一対の光学基材の接合面間にホログラム素子が介在するプリズムであって、
前記ホログラム素子が収納可能な隙間部を前記接合面間に備え、
当該隙間部に前記ホログラム素子が収納されて前記一対の光学基材が接合されたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、少なくとも一方の前記光学基材は、その接合面に、前記ホログラム素子の厚み以上の深さを有する凹部を前記隙間部として備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記凹部の内周が曲面状であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、少なくとも一方の前記光学基材は、その接合面上に、前記ホログラム素子の厚み以上の高さを有し、他方の光学基材と3点以上で接することで前記隙間部を形成する突起部を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記突起部が曲面状であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記突起部が接する他方の前記光学基材は、その接合面に当該突起部が嵌合可能な孔を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、
一対の光学基材の接合面間にホログラム素子が介在するプリズムの製造方法であって、
前記ホログラム素子を収納可能な隙間部を前記接合面間に形成する形成工程と、
前記形成工程において形成された隙間部に前記ホログラム素子を収納して前記一対の光学基材を接合する接合工程と、
を含むことを特徴としている。
請求項1及び7に記載の発明によれば、一対の光学基材が、その接合面間の隙間部にホログラム素子が収納されて接合されるため、その接合時に、ホログラム素子が当該光学基材に圧迫されて損傷することを防止できる。従って、ホログラム素子の品質及び精度を保持した状態で光学基材を接合したプリズムを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果が得られるのは無論のこと、ホログラム素子の厚み以上の深さを有する凹部に当該ホログラム素子を収納することで、光学基材の接合時にホログラム素子が当該光学基材に圧迫されて損傷することを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、凹部の内周が曲面状であるため、隙間部としての凹部の形成が容易になると共に、接着剤等で接合する際にエアーが滞留することを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、一方の光学基材の接合面にホログラム素子の厚み以上の高さを有する突起部により隙間部が形成されるため、光学基材の接合時にホログラム素子が当該光学基材に圧迫されて損傷することを防止できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、突起部が曲面状であるため、隙間部を形成するための突起部の形成が容易になると共に、接着剤等で接合する際にエアーが滞留することを防止できる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、突起部が接する他方の光学基材の接合面に、当該突起部が嵌合可能な孔が設けられるため、一対の光学基材を接合する際の位置決めが容易になる。また、接着剤等で接合する際には、当該接着剤が硬化するまでに光学基材間の位置ズレが生ずることを防止できる。
〔実施形態〕
以下、図1〜図8を参照しながら、一対の光学基材である第1プリズムと第2プリズムの接合面間にホログラム素子が介在する接眼光学系(プリズム)の製造方法について説明する。
先ず、図1に接眼光学系P(図4(a)参照)の製造工程を示す。図1に示すように、接眼光学系Pの製造工程は、第1プリズムL1と第2プリズムL2とを所定の形状に形成・加工するプリズム形成工程S1と、第1プリズムL1にホログラム素子100を形成するホログラム形成工程S3と、第1プリズムL1と第2プリズムL2とを一体化する一体化工程S5とを含み、これらの工程を経て図5(a)に示す接眼光学系Pが製造される。
尚、以下の説明で、第1プリズムL1及び第2プリズムL2を総称して「プリズム」という。また、説明の簡便上、接眼光学系Pの面を境にして、図2に示す矢印Vaの方向を背面方向、矢印Vbの方向を正面方向と定義する。以下、接眼光学系Pの製造方法の各工程について説明する。
1.プリズム形成工程
先ず、プリズム形成工程S1について説明する。プリズム形成工程S1は、透明樹脂やガラスを材料とする第1プリズムL1及び第2プリズムL2を図2のような形状に形成・加工する工程であり、第1プリズム形成工程S10と、第2プリズム形成工程S12とを含む。
1.1 第1プリズム形成工程
第1プリズム形成工程S10では、例えば、射出圧縮成形、切削、研磨等によって第1プリズムL1の形成・加工を行う。図3(a)に、第1プリズムL1の正面図、図3(b)に、図3(a)におけるA−A断面図の一例をそれぞれ示す。
第1プリズムL1は、第2プリズムL2の凹欠部106に嵌合可能な形状であり、その外部形状の下方向及び両側面方向の面には、第2プリズムL2の凹欠部106に嵌合する際に接合する接合面が形成される。こられらの接合面は、下方向の下接合面102aと、正面方向に対して左側の左接合面102bと、右側の右接合面102cとからなり、それぞれの接合面が背面方向に対して開く傾斜を有する。
下接合面102aには、後述するホログラム形成工程S3においてホログラム素子100が形成され、その下接合面102aの傾斜は、ホログラム素子100を介して使用者の眼に映像光を導くことができる角度で形成される。
また、下接合面102aには、ホログラム感光材料シート(以下、「ホログラム感材」と略す。)の貼付面としてホログラム感材の形状に合わせた矩形状の凹部101を形成する。凹部101の形成方法としては、例えば、凹部をかたどった金型で射出成形することで予め凹部101を成形する方法や、平面状の下接合面102aを切削することで凹部101を加工する方法等があり、適宜公知技術を採用可能である。
この凹部101は、図3(b)に示すホログラム素子100の厚みb以上の深さa(例えば、100〜150μm)で形成する。これにより、ホログラム素子100を収納可能な隙間部が形成される。後述するホログラム形成工程S3では、この下接合面102aの凹部101内にホログラム感材が貼り付けられてホログラム素子100(図4参照)が形成される。
1.2 第2プリズム形成工程
第2プリズム形成工程S12では、射出圧縮成形、切削、研磨等によって第2プリズムL2の形成・加工を行う。
第2プリズムL2は、その中央付近に、第1プリズムL1の外形形状に対応する凹欠部106を形成する。この凹欠部106の内周には、第1プリズムL1の左接合面102b、右接合面102c及び下接合面102aのそれぞれに接合する左接合面105b、右接合面105c及び下接合面105aが背面方向に対して開く傾斜を有して形成される。
このように各プリズムの接合面に傾斜を与えることで、第1プリズムL1を第2プリズムL2の凹欠部106に嵌合する際の位置決めが容易になると共に、第1プリズムL1に正面方向の力が加わった場合に凹欠部106から抜けることを防止できる。
2.ホログラム形成工程
次に、ホログラム形成工程S3について説明する。ホログラム形成工程S3は、第1プリズムL1の下接合面102aの凹部101にホログラム感材を貼り付け、ホログラム素子100に形成する工程である。
ホログラム感材は、ホログラム感光性組成物、色素組成物、発熱吸熱組成物等の化学組成物等とバインダーとを含んだものをゲル状シートに形成したものであり、約10〜100μmの厚さを有して構成される。
ホログラム形成工程S3では、ホログラム感材を凹部101の矩形領域に基づいた所定の形状に切断して、貼付面102に切断したホログラム感材を貼り付ける。そして、凹部101内に貼り付けられたホログラム感材をレーザ光で露光し、紫外線等を照射して現像する。これにより、ホログラム感材は、反応・収縮して10〜90μm程度の厚さbのホログラム素子100になる。
3.一体化工程
次に、一体化工程S5について説明する。一体化工程S5は、ホログラム形成工程S3においてホログラム素子100が形成された第1プリズムL1を第2プリズムL2に組み合わせて一体化する工程である。
一体化工程S5では、図4に示すように、第2プリズムL2の下接合面105a、左接合面105b及び右接合面105cに、例えば、光硬化型の接着剤ADを塗布する。そして、第2プリズムL2の凹欠部106に第1プリズムL1を嵌合させるようにして、第2プリズムL2の左接合面105b、右接合面105c及び下接合面105aを、第1プリズムL1の左接合面102b、右接合面102c及び下接合面102aそれぞれに接合する。
この接合時には、第1プリズムL1と第2プリズムL2とを圧接して、接着剤ADを接合部分からはみ出させる。そして、一定時間及び一量の光(例えば、紫外線)を接着剤ADが塗布された接合面に照射し、接着剤ADを硬化させた後、はみ出させた接着剤ADを除去する。これにより、図5(a)に示す接眼光学系Pが製造される。
図5(b)に、一体化工程S5を経た第1プリズムL1と第2プリズムL2それぞれの下接合面102a及び105aのB−B断面図を示す。図5(b)に示すように、ホログラム素子100が第1プリズムL1と第2プリズムL2との間に挟み込まれて接合されているが、当該ホログラム素子100は、その厚みb以上の深さaを有する凹部101内に形成されているため、第2プリズムL2に接触しなくなる。
以上、本実施形態によれば、下接合面102aにホログラム素子100の厚みb以上の深さaを有するホログラム素子100の収納可能な凹部101を形成するため、第1プリズムL1及び第2プリズムL2を圧接して接合する際に、ホログラム素子100が第2プリズムL2に接触して圧迫されることを防止できる。これにより、ホログラム素子100に不要な圧力が加わらないようにすることができるため、ホログラム素子100の損傷を防ぎ、その品質を保持することができる。
また、ホログラム素子100が第2プリズムL2の下接合面105aに接触することを防止できるため、精細な力加減の調整を行うことなく、プリズムを圧接することができ、一体化工程S5の作業工程を容易にすることができる。
〔変形例〕
尚、上述した実施形態は、本発明を適用した一例であり、その適用可能な範囲は上述したものに限られず、次のようにしてもよい。
例えば、第1プリズム形成工程S10において、凹部101を形成する際に、上述した実施形態では凹部101の内周に内側面109と貼付面102とが交差する角部108が形成されたが、図6に示すように、凹部101の内周を曲面102Rで形成することとしてもよい。これにより、凹部101の形成が上述した実施形態よりも簡単になると共に、凹部101内に接着剤を充填する際に当該凹部101の内周にエアーが滞留してしまうことを防止できる。
また、凹部101を第1プリズムL1に形成することとしたが、第2プリズムL2に同様の凹部101を形成することでも、上述した実施形態と同様の効果が得られるのは無論である。
また、一方のプリズムに図7(a)に示すような突起部103を設けることで、ホログラム素子100を収納可能な隙間部を形成することとしてもよい。この場合、第1プリズム形成工程S10において上述した凹部101の形成は行わず、第2プリズム形成工程S12において第2プリズムL2の下接合面105a上に少なくとも3つの突起部103をプリズムと同一の材料で形成する。
図7(b)は、突起部103を4つ設け、図7(a)の第2プリズムL2に第1プリズムL1を接合した際のC−C断面図の一例である。図7(a)に示すように、突起部103は、ホログラム素子100の厚みb以上の高さcを有し、第1プリズムL1と4点で接する。これにより、第1プリズムL1に形成されたホログラム素子100が第2プリズムL2に接触して圧迫されることを防止できる。
また、突起部103を設けたプリズムとは他方のプリズムに当該突起部103が嵌合可能な嵌合孔107を形成することとしてもよい。図8(a)は、第2プリズムL2に突起部103を設け、第1プリズムL1に嵌合孔107を形成した場合のプリズムの断面図の一例である。図8(a)に示すように、第2プリズムL2に形成された突起部103は、一体化工程S5において第1プリズムL1の嵌合孔107に嵌合する。このため、一体化工程S5におけるプリズム間の位置決めが容易になると共に、接着剤ADの硬化時のプリズムの位置ズレを防止できる。
また、突起部109を図8(b)に示すように、曲面状に形成することとしてもよい。これにより、突起部109の加工・形成が容易になると共に、突起部109と下接合面105aとの間にエアーが滞留してしまうことを防止できる。また、突起部109の強度を高めることができ、プリズムの圧接時の力加減の調整を簡単にすることができる。尚、突起部103及び109を第1プリズムL1側に形成することとしても同様の効果が得られるのは無論である。
接眼光学系の製造工程例を説明するためのフローチャート。 第1プリズム及び第2プリズムの斜視図の一例。 第1プリズムの(a)正面図、(b)断面図の一例。 一体化工程における第1プリズム及び第2プリズムの斜視図の一例。 (a)接眼光学系の斜視図の一例、(b)第1プリズム及び第2プリズムの断面図の一例。 変形例における第1プリズムの断面図の一例。 変形例における(a)第2プリズムの正面図、(b)第1プリズム及び第2プリズムの第1の断面図の一例。 変形例における第1プリズム及び第2プリズムの(a)第2の断面図、(b)第3の断面図の一例。
符号の説明
100 ホログラム素子
101 凹部
102 貼付面
102a 下接合面
102R 曲面
103 突起部
106 凹欠部
107 嵌合孔
AD 接着剤
L1 第1プリズム
L2 第2プリズム
P 接眼光学系
S1 プリズム形成工程
S10 第1プリズム形成工程
S12 第2プリズム形成工程
S3 ホログラム形成工程
S5 一体化工程

Claims (7)

  1. 一対の光学基材の接合面間にホログラム素子が介在するプリズムであって、
    前記ホログラム素子が収納可能な隙間部を前記接合面間に備え、
    当該隙間部に前記ホログラム素子が収納されて前記一対の光学基材が接合されたことを特徴とするプリズム。
  2. 少なくとも一方の前記光学基材は、
    その接合面に、前記ホログラム素子の厚み以上の深さを有する凹部を前記隙間部として備えることを特徴とする請求項1に記載のプリズム。
  3. 前記凹部の内周が曲面状であることを特徴とする請求項2に記載のプリズム。
  4. 少なくとも一方の前記光学基材は、
    その接合面上に、前記ホログラム素子の厚み以上の高さを有し、他方の光学基材と3点以上で接することで前記隙間部を形成する突起部を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリズム。
  5. 前記突起部が曲面状であることを特徴とする請求項4に記載のプリズム。
  6. 前記突起部が接する他方の前記光学基材は、
    その接合面に当該突起部が嵌合可能な孔を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のプリズム。
  7. 一対の光学基材の接合面間にホログラム素子が介在するプリズムの製造方法であって、
    前記ホログラム素子を収納可能な隙間部を前記接合面間に形成する形成工程と、
    前記形成工程において形成された隙間部に前記ホログラム素子を収納して前記一対の光学基材を接合する接合工程と、
    を含むことを特徴とするプリズムの製造方法。
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