JP2007159282A - モータ - Google Patents

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JP2007159282A
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Tora Ri
虎 李
Hiroshi Murakami
浩 村上
Yuichi Yoshikawa
祐一 吉川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来のトロイダル巻線を有するモータにおいて、トロイダル巻線を行う場合、ステータティースとステータヨークから構成されるスロットに巻線スペースが限定されているため、銅線の線径が一定の場合、コイルを多く巻けず、また、巻数を増加したい場合には、銅線の線径を小さくしなければならないため、銅損が増加し、効率が低下していた。
【解決手段】トロイダル巻線を有するモータにおいて、ステ−タヨークに設けた複数のティースを無くし、又はステータティースとステータヨークを両方無くし、トロイダル巻のコイルだけでステータを構成することにより、巻数の大幅増加が可能となり、効率の良い高性能のモータを提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータに関するものである。
従来のモータを図7に示す。
図7は、従来のトロイダル方式のブラシレスモータを表しており、ステータ10と内側ロータ20と外側ロータ30から構成されている。
ステータ10は、ステータヨーク11と、ステータヨークに設けられた外側ティース13と内側ティース14とからなり、ヨーク11には3相コイル16u、16v、16wが施されている。通常、コイル16u、16v、16wはスターないしはデルタ結線されている。
内側ロータ20は、ステータ10の内側に回転自在に保持され、ロータヨーク21と永久磁石22とから成る。また、外側ロータ30は、ステータ10の外側に回転自在に保持され、ロータヨーク31と永久磁石32から成る。内側ロータ20および外側ロータ30は、コイル16u、16v、16wに流れる電流による磁界によって回転する。尚、図7は、ロータコア21および31の表面に永久磁石22および32をそれぞれ設けた、表面磁石型ロータを示している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−37133号公報
従来のモータにおいては、図7のようなステータヨークに設けられた外側ティース13と内側ティース14とステータヨーク11とから構成されるスロットにコイルを巻いており、ステータティースとステータヨークから構成されるスロットは面積が限定されているため、銅線の線径が一定の場合、コイルを多く巻けないという課題があり、また、巻数を増加したい場合、銅線の線径を小さくしなければならないため、銅損が増加し、効率が低下するという課題があった。
上記課題を解決するために本発明は、図1に示すようにステ−タヨークに設けた複数のティースを無くし、略環状のヨークにトロイダル巻線を施した。このことによって、銅線の線径を小さくしなくでも、巻数の大幅増加が可能となり、効率の低下を防げる。また、ティースを無くすことにより、最大限に内側ロータ径を大きくすることができ、内側ロータの有効磁束を増やし、トルク定数を増大させることが可能である。
本願の請求項1から請求項5に記載の発明によれば、図1に示すようにステータヨークにティースを設けることなく、略環状のヨークにトロイダル巻線を施すことが可能であり、また、請求項6に記載の発明によれば、図4に示すようにティースとヨークを両方無くし、コイルだけでステータを構成することができる。上記により、巻数の大幅増加が可能となり、効率の低下を防げることができ、また、最大限内側ロータ径を大きくすることができるため、内側ロータの有効磁束を増やし、トルク定数を増大させることが可能である。
上記の課題を解決するために本発明は、積層された鋼板で作られた略環状のステータヨークと、前記ステータヨークに3相スターもしくはデルタ状に結線されトロイダル巻線を施した複数のコイルを有するステータと、前記ステータに対して回転自在に保持されたロータとからなり、前記ロータは、ステータの内径側に対向する内側ロータと、外径側に対向する外側ロータとで構成されていることを特徴としたものである。
図2は、本発明の第一の実施例を適応した、ステータヨークにティースを設けることなく、ステータヨークにロイダル巻を施したブラシレスモータを示している。図2に示したように、本発明のモータは、ステータ10と内側ロータ20と外側ロータ30から構成されている。
図2の通り、ステータヨーク11にトロイダル巻線を施し、ステータ10は、モールド12でステータヨーク11などが封止されている。
図2に示す内側ロータ20は、ステータ10の内側に回転自在に保持され、ロータヨーク21と永久磁石22とから成る。また、外側ロータ30は、ステータ10の外側に回転自在に保持され、ロータヨーク31と永久磁石32から成る。内側ロータ20および外側ロータ30は、コイル16u、16v、16wに流れる電流による磁界によって回転する。尚、図2は、ロータコア21および31の表面に永久磁石22および32をそれぞれ設けた表面磁石型ロータを示している。
図3は、図2におけるA−O断面を表した図である。内側ロータと外側ロータはシャフト33に結合され、回転自在に保持されている。内側ロータと外側ロータの出力軸が1つであることによって、当然ながら、内側ロータと外側ロータのトルクの合計がモータの軸トルクとなってモータトルクが向上する。
また、ステータヨーク11の軸方向両端面に、コイル16を封止するようにモールド12が存在する。このモールド12によって、コイル16からの放熱性が良くなるという効果がある。
図3に示すように、モールド12の軸方向片側面に機器への取り付け手段17を設け、このモールド12と取り付け手段17とを一体成形することによって、容易に機器への取り付けが可能なモータを得ることが可能である。取り付け手段17には、軸方向に穴を開けて、機器へボルト等で固定することもできる。一方、取り付け手段17が無くでも、モールド12部に取り付け穴などの取り付け手段を設ければ、容易に機器への取り付けが可能である。
図4は、本発明の第2の実施例を適応した、ステータティースとステータヨークを全て無くし、コイルだけでステータを構成したトロイダル巻のブラシレスモータを示している。ステータヨークを無くしたことのみ図2と異なるため、その他の構成要素については、説明を割愛する。図5は図4におけるA−O断面を表した図である。モールド12部に取り付け穴などの取り付け手段を設ければ、容易に機器への取り付けが可能である。
図6は、本発明の第3の実施例を適応した、ステータヨークを複数分割した状態でトロイダル巻線を施したことを特徴としたブラシレスモータを示している。図6はステータヨークを12分割したモータを表している。図6に示したように、分割した状態のステータ
ヨーク11にコイル16が施され、個々のトロイダル巻が施された分割ステータヨークがモールド12で一体成形されている。ステータ形状が異なる以外の構成は図2と同一であるため、その他の構成要素の説明は割愛する。
本発明のモータは、トロイダル方式モータにおいて、ステータティースを無くし又はステータティースとステータヨークを両方無くしたことによってモータの高性能化が可能なものであり、家電製品や電装品の小型でスペースに制限があり、高効率高出力が求められる用途などに有用である。
本発明の実施例1を示したモータの断面図 本発明の実施例1を示したモータの断面図 本発明の実施例1を示したモータの軸方向断面図 本発明の実施例2を示したモータの断面図 本発明の実施例2を示したモータの軸方向断面図 本発明の実施例3を示したモータの断面図 従来例1を示したモータの断面図
符号の説明
10 ステータ
11 ステータヨーク
12 モールド
13 外側ティース
14 内側ティース
16u、16v、16w コイル
20 内側ロータ
21 内側ロータヨーク
22 内側永久磁石
30 外側ロータ
31 外側ロータヨーク
32 外側永久磁石
33 シャフト

Claims (6)

  1. 積層された鋼板で作られた略環状のヨークに、3相スター又はデルタ状に結線されトロイダル巻線を施した複数のコイルを有するステータと、前記ステータに対して回転自在に保持されたロータとからなり、前記ロータは、ステータの内径側に対向する内側ロータと、外径側に対向する外側ロータとで構成されていることを特徴としたモータ。
  2. ヨークの材質が鉄を含むことを特徴とした請求項1に記載のモータ。
  3. ヨークの材質が樹脂を含むことを特徴とした請求項1に記載のモータ。
  4. ヨークの中心線が略直線状であることを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ。
  5. ヨークを複数分割した状態でトロイダル巻線を施したことを特徴とした請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ。
  6. 巻線がモールドされることを特徴とし、かつ、モールド部分は、ステータを封止している部分と、装置に取り付ける取り付け手段を有していることを特徴とした請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ。

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