JP2007156708A - リアルタイム通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各ユーザが、相手に自分の電話番号を知られずに、電話により、リアルタイムに会話を行う。相手の信用性を判断することが不要となり、サービス希望ユーザの要求を反映した、ユーザの安全な対面を支援するサービス仲介の業務を実現する。
【解決手段】サービス提供ユーザは、自己の電話番号およびサービス情報を通信網を介して仲介センターに登録する。仲介センターのWEB画面に、サービス提供ユーザが受付予約可能であると知らせる電話受付アイコンを表示する。サービス希望ユーザは、電話受付アイコンをクリックし、サービス提供ユーザを呼び出す。サービス提供ユーザが呼出に応答すれば、サービス希望ユーザの信号は所定時間、サービス提供ユーザと接続され、両ユーザは生の声で会話し、リアルタイムに情報を授受できる。通話は番号非通知で行い、互いの電話番号は履歴に残らない。
【選択図】図4

Description

本発明は通信網を利用したサービス仲介のためのシステムであり、複数のユーザを紹介する場合に、ユーザ相互の匿名性を確保しつつリアルタイムな通信を仲介支援するシステムに関する。
インターネット上、人と人との間でコミュニケーションを図るサービスが、種々提供されている。
これらのサービスは、必要に応じユーザの興味や関心を抽出(登録)し、ユーザの興味に適合したアイテムを提示するサービスである。
また、従来、多くの会員からビジネス、娯楽、趣味等に対する興味、好き嫌いの評価等の登録を受けて、それらを蓄積しておき、共通する登録事項を持つ人達を互いに紹介するサービスもある。
ユーザが予め、性別、ユーザ識別子等を登録し、指定されたサイトをアクセスすることを通じて、興味が共通する異性または同性を紹介するマッチングサービスのサイトが、多く実在する。
これら、予め登録した、ビジネス、娯楽、趣味等のジャンル、興味、評価が類似する人達を出会わせ、あるいは集合させるウエブ上のサービスがあるが、ユーザたちが自分個人を特定する情報を公開したくない場合、個人の実名、アドレス、電話番号などを非表示にして、情報の授受交換をすることができる。すなわち、匿名で、HN(ハンドル・ネーム)を用い、電子メール・システムやBBS(掲示板)を介して対話をすることができる。
以下に既存技術として参考となる文献を挙げる。
特開2005ー050268 特開2002ー269224 特開2002−163484 特開2000−132509文献1は、サービス希望者とサービス提供者とが互いに相手の信用性を判断することなく、迅速な対面を支援するシステムに関する。文献2は、専門家等、受注希望者を見つけることが困難な仕事の依頼者に、複数の受注希望者の中から選択できる環境を提供する技術に関する。文献3は、顧客クライアントはアクセスすべき参加クライアントの情報を予め知った上でニーズに適ったコミュニケーションができ、参加クライアントは自己の個人プライバシーを表示せず安全なコミュニケーションを図る出会い提供システムに関する。文献4は、ネットワーク上で利用者の個々の存在、相互関係を認識し、それぞれの個人情報を参照し、コミュニケーションのきっかけを可能とする
ウエブ上で、述べてきたようなサービスを希望するサービス希望ユーザが、目的のサービスを提供する別のサービス提供ユーザと、個別的に情報の授受交換しようとすることがある。その場合、ユーザどうし直接連絡をとるか、仲介者を介して私書箱のようにサービスの仲介を依頼する方法が一般的に考えられる。
あるサービスを希望するユーザが、そのサービスを提供する別のユーザから提供されるサービスを希望して直接連絡しようとする場合、事前にサービス提供ユーザと連絡する方法を知らなければならない。連絡方法を知らなければ、サービス希望ユーザは、所望するサービスを提供するユーザから、サービスの提供をうけることができない。
一方、仲介センターを私書箱のように利用してサービスの提供を受けるシステムでは、仲介センターに連絡するだけで所望のサービスをうけることができる利点があり、サービスユーザにとって利用の手続は比較的簡単である。この仲介センターを私書箱のように利用してサービスの提供を受ける方法は、あらゆるサービスのジャンルにおいて有用である。
仲介センターが介在するサービス提供システムでは、サービス提供ユーザとサービス希望ユーザとを比較的速やかにコンタクトさせることができる利点もある。しかしながら、メールシステムやBBSなどで、匿名の状態で情報の授受交換をする場合、サービスの希望と提供との間にタイムラグは避けられず、一般には、リアルタイム性を期待することは難しい。また、実名でないHN(ハンドル・ネーム)を用いる匿名の状態では、メーリングシステムやBBS(掲示板)を介して対話をするサービスユーザにとって、互いに相手の信用を事前に確認することができない場合が多く、サービス希望ユーザもサービス提供ユーザも、相手と直接接触することを躊躇するものである。
サービス希望ユーザにとって、仮に、与えられた(公開された)情報の範囲で提供されるサービスの品質に好感をもつことができたとしても、仲介センターが仲介の品質など細かな条件も含めて仲介機能が完全でない場合、仲介センターが紹介するサービス提供ユーザのサービスが、要求するサービスの品質に適合するか否か、事前に確認判断できないので、これも大きい不安の原因となる。
従来のネットワークにおけるサービスでは、サービスの内容を単に一覧表示するだけであったり、文字情報によって観念的、断片的に紹介するのみで、サービス提供ユーザが提供するサービスの詳細、サービス希望ユーザが要求するサービスの詳細を予め詳しく知ることができないことが、これらサービス利用上、ネックになっていた。
初対面の人たちが、相手の信用について心配なく意思を通じ合えると好都合である。そのように情報を交換したい場合、電話が適している。とくに、情報内容によっては、生の声で、互いにリアルタイムに、インタラクティブに質問応答をすることが有効である。その場合も、電話が一番適している。
しかしながら、電話回線による通信サービスで直接相手と通信するためには、ユーザの少なくとも一方が、相手に電話番号を明かす必要がある。しかし、相手に電話番号を知られることは、ときに非常な不安を伴う。とくに、いわゆる出会い系のサイトでは、ネット上で交流するユーザの一方又は双方が、匿名を使える反面、性別や年齢等を詐称していたり、犯罪行為をもくろむ心配もある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ネットワーク上でのユーザの個々の匿名性を維持しながら、コミュニケーションのきっかけをつくることを可能とし、さらに、新たなコミュニティ創出やマーケティングにも効率的に適用することが可能な、出会いを支援するコミュニケーションサービス仲介方法、システム及びコミュニケーションサービスプログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、電話による私書箱サービスとも言える「双方向番号非通知接続サービス」によって、前記課題を解決する。
本発明においては、サービスを提供できるユーザが、自己のユーザ識別子、性別情報、ビジネス、娯楽、趣味等に対する興味、好き嫌いの評価等をネットワークを介して仲介センターに予め登録しておき、興味の類似する同性又は異性の他のユーザとコンタクトしたり、集団を形成し、その中から特定のユーザ間とコミュニケーションを行うことを、システムが支援する。
本発明は、通信網に接続したサービス仲介センターを用いる。本発明においては、通信ネットワーク及びブラウザを介して複数のクライアント端末と接続されるCTIサーバ装置を仲介センターとして用い、データベース(DB)を組み合わせて複数のユーザに関する情報を蓄積・管理し、閲覧させてコミュニケーションのきっかけを与え、さらにサービス提供ユーザとサービス希望ユーザとが互いに満足する結果を得る。そのような環境を安全に提供するために、以下のステップ1〜9を実効する。
すなわち、ユーザが、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子およびサービス提供ユーザの転送先電話番号を含む情報を送って、登録するステップ1、仲介センターが、各ユーザから受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示するステップ2、仲介センターのWEBサイトの画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示するステップ3、サービス希望ユーザが電話受付アイコンをクリックするステップ4、電話受付アイコンがクリックされたことに応じてサービス提供ユーザを呼び出すステップ5、前記の呼出しに対して、サービス提供ユーザが応答し、又は応答しないステップ6、仲介センターが、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に、予め設定された所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で相手ユーザに転送するステップ7、両ユーザが通話中、仲介センターにおいて、通話時間をカウントするステップ8、前記所定時間経過後、転送を終了するステップ9、である。これらステップ1〜9をコンピュータに順次実行させて、サービスを提供するサービス提供ユーザと、サービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザとの間で、通話を可能とする仲介を、仲介センターが行う。
本発明の最大の特徴は、仲介センターがユーザの電話回線を電話番号非通知の状態で転送接続し、ユーザが互いに相手の電話番号を知らない状態で通話を行うことにある。この構成により、ユーザは互いに相手にプライバシー情報を知られることなく、電話の特徴を生かして、生の声で、相手とリアルタイムに通話をし、質問応答をして、情報を授受交換することができることにある。
通話は、サービス提供ユーザが電話受付アイコンを表示し、その電話受付アイコンをサービスを希望するユーザがクリックし、そのクリックがサービス提供ユーザを呼び出して、その呼び出しにサービス提供ユーザが応答し、その応答に従って仲介センターにおいて両ユーザの回線を接続することによって開始でき、仲介センター又はユーザが予め設定した所定時間(例えば、30分、1時間)継続させることができる。ユーザが通話する間、仲介センターでは、通話時間あるいは各ユーザの通話回数を蓄積・管理し、ユーザに課金する資料とするとともに、ユーザの興味のジャンルや程度・指向を知って、マーケティングの資料とすることができる。
お互いに電話番号を教えなくても、ワンクリックで相手に電話がつながる。通話後、各ユーザ端末の発着信履歴には、仲介センターの電話番号が表示され、仲介センターのサイト経由以外では再発信できない。すなわち、相手ユーザに電話番号を知られることはない。
サービス希望ユーザ及びサービス提供ユーザは、特別に疑わしいケースでない限り、互いに相手の信用性を判断する必要がない。しかも、電話回線を通じ、生の声で、所定の時間中、リアルタイムに通話応答することができる。
本発明は、いわゆる出会い系サイトにおいて、相手に対する不安や不満を、基本的に解消するものである。
仲介センターは、通話時間データを直接あるいはユーザごとに集計して、課金、ユーザに応じたサービスの選択、などに利用することもできる。
本願第1の発明は、サービスを提供するサービス提供ユーザとサービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザとを含む複数のユーザのクライアント端末と、サービスの仲介を行う仲介センターのサーバ装置とを、通信網を介して接続し、下記ステップ1〜9を順次実行することを特徴とするリアルタイム通信方法として実施できる。すなわち:
ユーザが、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子及びサービス提供ユーザのサービスの種類および転送先電話番号を含む情報を送って、登録するステップ1、
仲介センターが、各ユーザから受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示するステップ2、
仲介センターのWEBサイトの画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示するステップ3、
サービス希望ユーザが、前記電話受付アイコンをクリックするステップ4、
仲介センターが、サービス提供ユーザの端末に、呼出信号を送るステップ5、
前記呼出信号に、サービス提供ユーザが応答するステップ6、
サービス希望ユーザの前記応答ののち、仲介センターが、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で相手ユーザに転送するステップ7、
両ユーザが通話中、仲介センターにおいて、通話時間をカウントするステップ8、
仲介センターにおいて、前記ステップ7の所定時間経過後、転送を終了するステップ9。
本願第2の発明は、サービスを提供するサービス提供ユーザの端末と、サービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザの端末と、仲介センターのサーバ装置とを、通信網を介して接続し、ユーザ間でサービスを仲介する、下記手段1〜9を具備することを特徴とするリアルタイム通信システムとして実施できる。すなわち:
各ユーザから、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子およびサービス提供ユーザの転送先電話番号を含む情報を送り、登録する手段1、
仲介センターにおいて、各ユーザから前記手段1によって受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示する手段2、
仲介センターのWEBサイトの画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示する手段3、
サービス希望ユーザの端末において、前記電話受付アイコンをクリックする手段4、
仲介センターにおいて、サービス希望ユーザによる前記電話受付アイコンのクリックに応じて、呼出信号を送る手段5、
サービス提供ユーザ端末において、前記呼出信号に応答する手段6、
仲介センターにおいて、サービス希望ユーザの前記応答を受けて、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に予め設定した所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で、前記所定時間、相手ユーザに転送する手段7、
仲介センターにおいて、両ユーザの通話時間をカウントする手段8、
仲介センターにおいて、前記手段7の所定時間経過後、転送を終了する手段9。
さらに、本願第3の発明は、サービスを提供するサービス提供ユーザとサービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザとを含む複数のユーザのクライアント端末と、サービスの仲介を行う仲介センターのサーバ装置とを、通信網を介して接続して行うサービス仲介を、下記ステップ1〜9にしたがってコンピュータに順次実行させるプログラムを記録したこと特徴とする記録媒体として実施できる。すなわち:
ユーザが、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子及びサービス提供ユーザのサービスの種類および転送先電話番号を含む情報を送って、登録するステップ1、
仲介センターが、各ユーザから受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示するステップ2、
仲介センターのWEBサイトの画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示するステップ3、
サービス希望ユーザが、前記電話受付アイコンをクリックするステップ4、
仲介センターが、サービス提供ユーザの端末に、呼出信号を送るステップ5、
前記呼出信号に、サービス提供ユーザが応答するステップ6、
サービス希望ユーザの前記応答ののち、仲介センターが、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に、予め設定した所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で相手ユーザに転送するステップ7、
両ユーザが通話中、仲介センターにおいて、通話時間をカウントするステップ8、
仲介センターにおいて、前記ステップ7の前記所定時間経過後、転送を終了するステップ9。
図1は、本発明による通信網を利用したサービス仲介センターの基本的構成を示す線図である。
図1において、サービス提供ユーザ(利用者B)は、仲介センターに電話番号、提供できるサービスの種類や利用期間その他必要な情報を、予め登録する。それによって、WEB上、端末(パソコン、携帯電話機、IP電話その他通信装置)のユーザ表示欄に、電話受付アイコンを表示させる。
サービス希望ユーザ(利用者C)が電話受付アイコンをクリックすると、サービス希望ユーザ(C)の回線は、仲介センターを介して、サービス提供ユーザ(B)が登録した電話番号に転送され、両ユーザは、直接電話による通話を開始できる。
サービス希望ユーザ(C)の発信履歴には、仲介センター接続用の電話番号が表示され、リダイヤルしても、サービス提供ユーザ(B)との通信は拒否される。また、サービス提供ユーザ(B)側の通話履歴にも、同様に、仲介センター転送用番号が表示され、コールバックは拒否される。これによって、通話の時点での両ユーザの匿名性が維持されることが、本発明の特徴である。
仲介センターの交換機内では、ユーザを接続している間、通話時間を管理することができる。通話時間データは、課金その他のために利用される。
図1の中央はサービス仲介センターのハードウエアであり、CTIサーバとデータベース(DB)を含む。CTI(コンピュータ・テレコミュニケーションズ・インテグレーション)サーバは、たとえば、ユーザの情報を蓄積したデータベース(DB)と構内電話システム(PBX)とを統合し、着呼時に発呼者のユーザ情報を発呼番号に基づいて自動的にデータベースから検索し、電話機と対で設置された端末装置に表示するシステムである。
図2は、双方向番号非通知の接続サービスを含む通信網全体を表す。インターネット網および公衆電話回線網に、サービスを提供し又サービスを希望するユーザの端末として、携帯電話装置、一般電話装置およびパソコンが接続されている。インターネット網にサービス仲介センターのサーバ(WEB)が接続され、さらにデータベース(DB)および電話交換システム(PBX)が接続されている。サービス仲介センターのデータベース(DB)には、ユーザの電話番号が予め登録される。WEBサーバのコンピュータは、サービス提供ユーザ(図1の利用者B)の電話を、PBXにより公衆回線網(図2)を介して、サービス希望ユーザ(図1の利用者C)に転送する。転送は、電話番号非通知で行う。これによって、両ユーザの匿名性は互いに維持される。
図3は、双方向番号非通知接続サービスを行うシステムであり、仲介センターの主要なハードウエア部であるCTIサーバと、WEBに掲示する情報/掲示しない情報の関係を、概念的に表す。サービスを希望し、あるいは提供するユーザの個人情報(電話番号など)は、予め登録され、データベース(DB)に蓄積される。これらの情報は非公開であり、仲介センターのコンピュータにより、必要に応じて検索され、電話転送予約情報に従って、構内交換機(PBX)とそのインターフェイスを介して、通信網(図2)に接続され、仲介センターが契約した回線を通じて、互いに電話番号非表示で転送される。一方、公開情報は、構内交換機(PBX)の中間接続用電話回線から抽出され、WEBサイトの画面で公開される。
図4は、ユーザの出会いを仲介するシステムを具体的に例示したものである。図中、Sの文字はステップの番号を表す。
(ステップ1)
サービス提供ユーザ(B)/サービス希望ユーザ(C)は、仲介センターに予めユーザを識別する識別子(ハンドルネーム、ID、パスワードなど)、プロフィール、(サービス提供ユーザにあっては)サービスの種類、電話番号、サービス期間など、サービス及び仲介に必要な情報を送信し、登録する。以下、説明のため、サービス提供ユーザ(B)とサービス希望ユーザ(C)のように別の呼称を使うが、実際には、同一ユーザが、サービスを希望し、又提供する者であってもよい。
(ステップ2)
仲介センターは、ステップ1で受信した情報をデータベース(DB)に記憶し、検索可能な状態に蓄積するとともに、仲介センターが管理するWEBサイト(仲介センターのホームページ)の画面に公開する。検索は、仲介センター自身が業務を実行し管理するためだけでなく、仲介センターのWEBサイトの画面を閲覧する一般のユーザが検索することがある。このとき、一般ユーザに提供される情報は、仲介センターに蓄積された情報の全てではない。たとえば、ユーザのプライバシー情報は公開されない。
(ステップ3)
仲介センターは、WEB画面に、一般ユーザや閲覧者に対して、サービス提供ユーザ(B)がログインしており、電話受付予約を許可する用意があれば、そのことを、電話受付アイコンによって表示する。電話受付アイコンは、サービス提供ユーザが不在、話中、サービス停止その他の事情がある場合、サービス提供ユーザ自ら表示しないように操作するか、又は仲介センターに依頼して、画面に表示させないことができる。
(ステップ4)
サービス希望ユーザ(C)は、サービス提供ユーザ(B)を画面に表示した仲介センターのWEBサイトの画面を閲覧し、さらに詳細な情報を得るために直接会話を希望するとき、画面に表示された電話受付アイコンをクリックする。
(ステップ5)
仲介センターは、電話受付アイコンのクリックがあったのち、通話に入る前に、サービス希望ユーザの会員情報を確認することが望ましい。サービスを希望してアイコンをクリックしたユーザが、もしも会員として登録されていなければ、クリックは無効とし、初期画面又は会員登録画面に戻る。会員として登録されていれば、電話受付アイコンのクリックは、交換機(PBX)により、仲介センターが契約した回線を介して、サービス提供ユーザの端末(たとえば携帯電話機)に、音、振動、光、アイコンの明滅などを生じさせ、サービス提供ユーザ(B)を呼び出す。
(ステップ6)
サービス提供ユーザ(B)は、サービス希望ユーザ(C)によるアイコンのクリックがあったことを知って、そのとき会話可能であれば、応答する。サービス提供ユーザは、事情により、応答しないか、又は呼出しを解除することができるようにしてもよい。
(ステップ7)
サービス提供ユーザの応答があるとき、サービス仲介センターは、サービス提供ユーザ(B)の回線を、所定時間(たとえば30分、1時間など)、サービス希望ユーザと通話ができるように、交換機(PBX)を接続し、サービス希望ユーザ(C)の信号を、サービス提供ユーザ(B)に転送する。転送先電話番号は、双方向非通知とする。
(ステップ8)
サービス提供ユーザとサービス希望ユーザとが会話に入ると同時に、仲介センターでは、通話時間のカウントを開始する。通話時間のデータは、サービス提供ユーザ/サービス希望ユーザの一方又は双方に課金するデータに換算される。
(ステップ9)
仲介センターは、ステップ7の所定時間経過後、転送を終了する。
サービス仲介センターは、ユーザから、プロフィールやサービスの内容など、新たな情報が送られてきた場合、データベースに格納されている情報データを更新登録し、検索は最新情報に基づくとともに、必要に応じ、一般ユーザに公開する。
電話受付アイコンは、チェックボックスにチェックをする形態か、その他の(ワンクリックのメリットを損なわずに)サービス仲介センターに申し込む形態で実施してもよい。
ユーザが通話できる通話時間は、仲介センターが最初、30分、1時間などと設定しておき、必要に応じて延長できるように、又はサービス提供ユーザ(B)もしくはサービス希望ユーザ(C)が、任意に(例えば、チェックボタンをクリックする等の手段によって)設定して入力できるようにしてもよい。あるいは、ユーザが、通話中必要に応じて解除できるようにしてもよい。
仲介センターは、サービス提供ユーザごとの電話受付アイコンが他のユーザによってクリックされた回数や、逆に一般ユーザがサービスを希望して電話受付アイコンをクリックした回数、あるいは通話時間のデータを蓄積して、ユーザ・ポイント数に換算したり、サービス仲介センターが行う広告その他営業の資料として利用することができる。
ユーザが通話する時間をカウントして得たデータ、サービス希望ユーザのクリック回数データ等は、当該会話における課金のみならず、蓄積することによって、リサーチ情報として使用でき、新たなコミュニティ創出やマーケティングにも効率的に適用することが可能な、出会いを支援するコミュニケーションの環境を創り出すなどの応用ができる。
本発明による通信網を利用したサービス仲介センターの基本的構成を示す図である。 本発明を適用する通信網全体を示す図である。 本発明における仲介センターと、WEBに掲示する情報/掲示しない情報の関係を、概念的に表す図である。 本発明によるサービス仲介業務の実行手順を説明する図である。
符号の説明
B:サービス提供ユーザ
C:サービス希望ユーザ
DB:データベース
PBX:構内電話交換機

Claims (3)

  1. サービスを提供するサービス提供ユーザとサービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザとを含む複数のユーザのクライアント端末と、サービスの仲介を行う仲介センターのサーバ装置とを、通信網を介して接続し、下記ステップ1〜9を順次実行することを特徴とするリアルタイム通信方法:
    ユーザが、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子及びサービス提供ユーザのサービスの種類および転送先電話番号を含む情報を送って、登録するステップ1、
    仲介センターが、各ユーザから受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示するステップ2、
    仲介センターのWEB画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示するステップ3、
    サービス希望ユーザが、前記電話受付アイコンをクリックするステップ4、
    仲介センターが、サービス提供ユーザの端末に、呼出信号を送るステップ5、
    前記呼出信号に、サービス提供ユーザが応答するステップ6、
    サービス希望ユーザの前記応答ののち、仲介センターが、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で相手ユーザに転送するステップ7、
    両ユーザが通話中、仲介センターにおいて、通話時間をカウントするステップ8、
    仲介センターにおいて、前記ステップ7の所定時間経過後、転送を終了するステップ9。
  2. サービスを提供するサービス提供ユーザの端末と、サービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザの端末と、仲介センターのサーバ装置とを、通信網を介して接続し、ユーザ間でサービスを仲介する、下記手段1〜9を具備することを特徴とするリアルタイム通信システム:
    各ユーザから、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子およびサービス提供ユーザの転送先電話番号を含む情報を送り、登録する手段1、
    仲介センターにおいて、各ユーザから前記手段1によって受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示する手段2、
    仲介センターのWEB画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示する手段3、
    サービス希望ユーザの端末において、前記電話受付アイコンをクリックする手段4、
    仲介センターにおいて、サービス希望ユーザによる前記電話受付アイコンのクリックに応じて、呼出信号を送る手段5、
    サービス提供ユーザ端末において、前記呼出信号に応答する手段6、
    仲介センターにおいて、サービス希望ユーザの前記応答を受けて、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で、前記所定時間、相手ユーザに転送する手段7、
    仲介センターにおいて、両ユーザの通話時間をカウントする手段8、
    仲介センターにおいて、前記手段7の所定時間経過後、転送を終了する手段9。
  3. サービスを提供するサービス提供ユーザとサービス提供ユーザから提供されるサービスを希望するサービス希望ユーザとを含む複数のユーザのクライアント端末と、サービスの仲介を行う仲介センターのサーバ装置とを、通信網を介して接続して行うサービス仲介を、下記ステップ1〜9にしたがってコンピュータに順次実行させるプログラムを記録したこと特徴とする記録媒体:
    ユーザが、仲介センターに、予め少なくともユーザを特定する識別子及びサービス提供ユーザのサービスの種類および転送先電話番号を含む情報を送って、登録するステップ1、
    仲介センターが、各ユーザから受信した情報をデータベースに蓄積し、検索可能な状態にするとともに、仲介センターのWEBサイトの画面に表示するステップ2、
    仲介センターのWEB画面に、サービス提供ユーザが電話受付予約中であることを、電話受付アイコンによって表示するステップ3、
    サービス希望ユーザが、前記電話受付アイコンをクリックするステップ4、
    仲介センターが、サービス提供ユーザの端末に、呼出信号を送るステップ5、
    前記呼出信号に、サービス提供ユーザが応答するステップ6、
    サービス希望ユーザの前記応答ののち、仲介センターが、サービス希望ユーザの電話回線をサービス提供ユーザの転送先電話番号に所定時間中接続して、両ユーザの信号を、互いに番号非通知で相手ユーザに転送するステップ7、
    両ユーザが通話中、仲介センターにおいて、通話時間をカウントするステップ8、
    仲介センターにおいて、前記ステップ7の所定時間経過後、転送を終了するステップ9。
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