JP2007155677A - 車両用指針計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】同軸上に配置された2個の指針の良好な視認性が得られ且つ斬新な見映えが得られる車両用指針計器を提供する。
【解決手段】長針3の裏面3aに着色層3bを施す際に、一部に着色層3bを施さずに透明のままとした透明部3cを形成するとともに、透明部3cの形状を、長針3と短針4とが重なった際に、短針4の少なくとも先端部分が視認可能且つ文字盤2が備える短針4に係る計器の指標である目盛2dが視認可能に設定した。これにより、長針3および短針4が重なっても、運転者は、長針3の裏側にある短針4の先端部分と目盛2cとを明瞭に視認して、短針4の指示値を正確に読み取ることができるので、同軸2指針計器の各指針、特に短針4の良好な視認性を確保でき且つ斬新な見映えが得られるコンビネーションメータ1を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の運転席に設置されて乗員に対して各種情報を表示する車両用指針計器に関するものであり、たとえば自動車等に用いて好適である。
従来の車両用指針計器として、たとえば文字盤上に共通の回転中心の周りに回転する2個の指針を配置する構成のものがある(特許文献1参照)。
すなわち、1個の文字盤上に2個の指針計器を各指針の回転中心を一致させて配置した構成となっている。
この場合、2個の指針の回転駆動には、同軸上に配置され且つ独立して駆動される2個のシャフトを備えたムーブメントが用いられている。
実開昭59−135513号公報
上述の従来の車両用指針計器においては、2個の指針は、時計のように視認方向において直列に配置されている。2個の指針は独立して回転しているが、ときとして文字盤側の指針が前面側の指針と重なることがある。そうすると、文字盤側の指針が指示している計器の読み取りが困難になるという問題が生じる。
2個の指針が重なったときに下側、つまり文字盤側の指針を明確に視認させるために、文字盤側の指針の幅寸法を上側、つまり前面側の指針の幅寸法よりも大きく設定したものがある。
しかしながら、この方法によると車両用指針計器としての見映えが低下してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、車両用指針計器の構成に工夫を凝らして、同軸上に配置された2個の指針の良好な視認性が得られ且つ斬新な見映えが得られる車両用指針計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用指針計器は、文字盤と、文字盤の表面に沿い且つ共通の回転中心の周りに独立して回転する長さの異なる2本の指針とを備えた車両用指針計器において、2本の指針のうち長さの長い長針は長さの短い短針よりも視認方向において前面側に配置され、長針は長針を透過してその背後を視認できる透明部を備えることを特徴としている。
上述した構成によれば、透明部を透して長針よりも文字盤側にある物体を視認することができる。たとえば、長針と短針とが重なった際に、視認者は、長針の透明部を介して短針を明瞭に視認することができる。すなわち、従来の車両用指針計器のように、短針の幅寸法を拡大することなしに各指針、特に短針の良好な視認性を確保することができる。さらに、透明部を透して長針よりも文字盤側にある物体(短針、文字盤等)を視認可能とすることにより、車両用指針計器の見映えを斬新なものにできる。
これにより、同軸上に配置された2個の指針の良好な視認性が得られ且つ斬新な見映えが得られる車両用指針計器を提供することができる。
本発明の請求項2に記載の車両用指針計器は、透明部は長針および短針が視認方向において重なったときに少なくとも短針の先端部分が見えるように形成されることを特徴としている。
一般に、指針計器においては、良好な視認性を得るために、指針先端の延長上に計器としての表示意匠である目盛や数字を配置している。つまり、指針において計器の指示値読み取り機能上大切なのは指針先端部である。
したがって、本発明の請求項2に記載の車両用指針計器によれば、長針と短針とが重なった際に、少なくとも短針の先端部分を視認可能とすることにより、短針の視認性を必要最低限度確保することができる。
この場合、本発明の請求項3に記載の車両用指針計器のように、文字盤は短針と協働して測定量を指示する指標を備え、透明部は視認方向において透明部を介して指標が視認可能であるように形成される構成とすれば、長針の透明部を介して、短針の少なくとも先端部分に加えて、短針が係る計器の指標をも視認可能となり、短針が係る計器の視認性をより向上させることができる。
本発明の請求項4に記載の車両用指針計器は、透明部は長針に形成された視認方向の貫通孔であることを特徴としている。
上述した構成によれば、容易に透明部を形成することができ且つ長針の見映えを斬新なものとすることができる。
本発明の請求項5に記載の車両用指針計器は、独立して回転駆動され且つ互いに同軸上の2本のシャフトを備えるムーブメントを備え、2本の指針は2本のシャフトにそれぞれ固定されて回転することを特徴としている。
上述した構成によれば、共通の回転中心の周りに独立して回転する長さの異なる2本の指針を備えた車両用指針計器を容易に実現することができる。
以下、本発明による車両用指針計器を自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に設置されるスピードメータSおよびタコメータTに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による車両用指針計器であるスピードメータSおよびタコメータを備えるコンビネーションメータ1の部分正面図である。
図2は、図1中のII−II線断面図である。なお、図1においては、長針3と短針4とではそれらの指示角度が異なっているが、図2においては、両者を同一回転角度、つまり重ねて示している。
図3は、図2中のIII矢視図である。
図4は、本発明の一実施形態によるスピードメータSおよびタコメータTを搭載するコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設され、自動車に関する様々な情報を運転者に向けて表示するものである。コンビネーションメータ1は、図1に示すように、車両用指針計器としてのスピードメータSおよびタコメータTを備えている。スピードメータSは当該自動車の走行速度を、タコメータTは当該自動車のエンジン回転速度をそれぞれ指針の回転角度によって指示している。運転席は、図2においてコンビネーションメータ1の左側にあり、コンビネーションメータ1は、図2において左側から視認される。
以下に、スピードメータSおよびタコメータTの構成について説明する。
スピードメータSおよびタコメータTは、それらの指針である後述する長針3および短針4が共通の回転中心の周りに互いに独立して回転するように構成された、いわゆる同軸2指針計器として構成されている。
文字盤2は、透光性材質からなる薄板、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から形成されている。文字盤2は、図1に示すように、スピードメータSの指標である目盛2aおよび文字2bと、タコメータTの指標である目盛2cおよび文字2dとを備えている。目盛2aは、図1に示すように、同一円弧上且つ放射状に配置されている。目盛2cは、図1に示すように、目盛2aよりも内周側に目盛2aが配列される円弧と同心上の円弧上に放射状に配置されている。目盛2aの成す円弧および目盛2cの成す円弧の中心は、後述する指針3、4の回転中心と一致している。目盛2a、文字2b、目盛2cおよび文字2dは、文字盤2の表面あるいは裏面に印刷あるいはホットスタンプを施して形成されている。すなわち、目盛2a、文字2b、目盛2cおよび文字2dを無色透明のままとする、あるいは目盛2a、文字2b、目盛2cおよび文字2dに透光性着色層を施すとともに、目盛2a、文字2b、目盛2cおよび文字2dの周囲部分である背景部に遮光性着色層を施すことにより形成している。本発明の一実施形態によるスピードメータSおよびタコメータTにおいては、目盛2aおよび目盛2cを透光性白色に、文字2bおよび文字2d透光性黄色に着色するとともに、それらの背景部を遮光性黒色に着色している。
文字盤2は、図2に示すように、その中央部に、後述するムーブメント8のシャフト8aおよびシャフト8bあるいは指針4のボス部4dを挿通させるための貫通孔2eを備えている。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、文字盤2の目盛2a、文字2b、目盛2cおよび文字2dを透過照明する光源としての発光ダイオード5が配置されている。発光ダイオード5は、発光色が白色の白色発光ダイオードが用いられている。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、長針3および短針4を回転させるためのムーブメント8が実装されている。ムーブメント8は、独立して回転駆動され且つ互いに同軸上に配置される2本のシャフト、すなわち、図2に示すように、シャフト8aおよびシャフト8aの外側に位置するシャフト8bを備えている。シャフト8aよりも長く設定されている。ムーブメント8は、各シャフト8aおよび8bを個別に回転駆動するために、アクチュエータ、たとえば交差コイル式アクチュエータあるいはステッピングモータ等を2個備えている。ムーブメント8の各アクチュエータは、外部から電圧を印加されるとトルクを発生しシャフト8aあるいはシャフト8bを回転させる。シャフト8aにはスピードメータSの長針3が、シャフト8bにはタコメータTの短針4が、それぞれ固定されている。
長針3は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成され、図2に示すように、文字盤2の表面に沿って配置されている。長針3は、ムーブメント8のシャフト8aが回動すると、シャフト8aと一体的に回動する。長針3の裏面3aには、印刷あるいはホットスタンプ等により着色層3b(たとえば赤色)が設けられている。着色層3bは、長針3の裏面3a全体ではなくて部分的に施されている。すなわち、図3に示すように、長針3の裏面3aには、着色層3bが施されていない部分、言い換えると透明なままの部分である透明部3cが形成されている。視認者は、透明部3cを介して長針3の背後にある物体を見ることができる。透明部3cの形状は、図3に示すように細長い長円形に形成されている。したがって、視認者が長針3を見ると、赤い指針の回転中心側に透明部3cが細長い透明の窓のように見える。そしてこの透明部3cの両側に赤い細帯が見えるので、長針3をその全長に亘って視認することができる。透明部3cの形状は詳しくは、図3に示すように、タコメータTの目盛2cが透明部3cを透して見え、且つ長針3が短針4と視認方向において重なったとき、つまり図2に示すような位置関係となったときに透明部3cを透して短針3の先端部が見えるような形状に形成されている。
短針4は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成され、図2に示すように、文字盤2の表面に沿って配置されている。長針3は、ムーブメント8のシャフト8bが回動すると、シャフト8bと一体的に回動する。短針4の裏面4aには、印刷あるいはホットスタンプ等により着色層4b(たとえば橙色)が設けられている。着色層4bは、短針4においては、その裏面4a全体に施されている。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、長針3および短針4を照明して発光表示させるための発光ダイオード6が配置されている。発光ダイオード6と各指針3、4の間には、図2に示すように、導光体10が配置されている。導光体10は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている。各指針3、4の回転角度範囲の全域においてそれらを均一な明るさで発光表示させるため、導光体10は略円筒状に形成され、また発光ダイオード6は複数個配置されている。発光ダイオード6が発する光は、図2中の矢印で示すように進行して、長針3および短針4に入射し、長針3の反射面3dおよび短針4の反射面4cで各指針3、4の先端方向に向けてそれぞれ反射され、さらにこの反射光が各指針3、4の着色層3b、4bで運転者の視認方向に反射される。これにより、長針3は赤色で、短針4は橙色でそれぞれ発光表示される。
両指針3、4のうち、視認者側の指針である長針3のシャフト8aとの固定部分および反射面3dの前面側(図2において左側)には、図2に示すように、遮光キャップ9が装着されている。遮光キャップ9は、遮光性を有する材質、たとえば黒色樹脂または金属等から形成され、発光ダイオード6からの光が直接運転者の眼に入射することを防いでいる。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成しているプリント基板7が配置されている。プリント基板7は、たとえばガラスエポキシ基盤等からなり、発光ダイオード5、発光ダイオード6およびムーブメント8が実装されている。さらに、プリント基板7には、各発光ダイオード5、6の点灯・消灯制御、ムーブメント8の駆動制御を行うコントローラ15が実装されている。コントローラ15は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、文字盤2、化粧カバー3およびプリント基板7等は、ケーシング11内に収容・固定されている。ケーシング11は、たとえば樹脂材料等から形成されている。
文字盤2の前面側(図2において左側)には、略枠状の見返し板12が装着されている。見返し板12は、たとえば樹脂材料から形成されている。見返し板12の視認者側端部には、図2に示すように、透明カバー13が装着されている。透明カバー13は、透明な樹脂あるいはガラス等の薄板から形成されている。見返し板12をおよび透明カバー13は、コンビネーションメータ1の見映えを整えるとともに、コンビネーションメータ1内部への埃、水分の侵入を防止している。
一方、ケーシング11の背後(図2において右側)には、図2に示すように、ロアカバー14が装着されている。ロアカバー14は、たとえば樹脂材料から形成されている。
次に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成およびその作動について、図3に基づいて説明する。
図3に示すように、コントローラ15には、バッテリ19から電力が常時供給されている。また、コントローラ15は、イグニッションスイッチ18が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ15には、図3に示すように、各発光ダイオード5、6およびムーブメント8が接続されている。
コントローラ15には、図3に示すように、自動車の走行速度を検出するための速度センサ16が検出信号を入力可能に接続されている。速度センサ16は、たとえば、自動車の変速機の出力軸、つまりプロペラシャフトの回転速度を検出している。
コントローラ15には、図3に示すように、自動車のエンジンの回転速度を検出するためのエンジン回転センサ17が検出信号を入力可能に接続されている。エンジン回転センサ17は、たとえば、電磁ピックアップ型等が用いられており、エンジンのカムシャフト等の回転数を検出している。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ18がON状態に切り替えられると、コントローラ15はそれを検知して、コンビネーションメータ1の作動を開始する。すなわち、各発光ダイオード5、6を点灯させる。同時に、速度センサ16からの検出信号に基づいて自動車の走行速度を算出し、算出した走行速度を長針3が文字盤2上に指示するようにムーブメント8を駆動し且つエンジン回転センサ17からの検出信号に基づいてエンジンの回転速度を算出し、算出した回転速度を短針4が文字盤2上に指示するようにムーブメント8を駆動する。
これにより、文字盤2上で、目盛2aおよび目盛2cが白色で、文字2bおよび文字2dが黄色で、長針3が赤色で、短針4が橙色でそれぞれ発光表示される。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ18がOFF状態に切り替えられると、コントローラ15はそれを検知して、コンビネーションメータ1の作動を停止する。すなわち、各発光ダイオード5、6を消灯させる。続いて、長針3が文字盤2上において速度0km/hを指示するようにムーブメント8を駆動する。あるいは、ムーブメント8への通電を停止する。ムーブメント8への通電を停止した場合は、ムーブメント8のシャフト8aは、リターンスプリング(図示せず)の弾性力等により長針3が0km/hを指示する位置まで回転する。同時に、コントローラ15は、短針4が文字盤2上において速度0RPM(Revolution Per Minute)を指示するようムーブメント8を駆動する。あるいは、ムーブメント8への通電を停止する。ムーブメント8への通電を停止した場合は、ムーブメント8のシャフト8bは、リターンスプリング(図示せず)の弾性力等により短針4が0RPMを指示する位置まで回転する。
次に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である長針3に設けた透明部3cの作用効果について説明する。
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、長針3の裏面3aに着色層3bを施す際に、裏面3aの一部には着色層3bを施さずに透明のままの透明部3cを形成している。運転者は、この透明部3cを透して長針3よりも文字盤2側にある物体を視認することができる。たとえば、長針34と短針とが重なった際に、視認者は、長針3の透明部3cを介して短針の一部を視認することができる。同時に、透明部3cの両側にも帯状に着色部3bが施されているので、運転者は、長針3の全体をはっきりと認識できる。これにより、コンビネーションメータ1の見映えを面白味のあるものにすることができる。さらに、透明部3cの形状を、長針3と短針4とが重なった際に、短針4の少なくとも先端部分が視認可能且つ文字盤2が備える短針4に係る計器の指標である目盛2dが視認可能に設定している。
したがって、同軸上に配置された2つの指針、すなわち長針3および短針4が重なった場合でも、運転者は、長針3の裏側にある短針4を、詳しくは短針4の先端部分と目盛2cとを明瞭に視認して、タコメータTが指示するエンジン回転速度を正確に読み取ることができる。もちろん、長針3により、スピードメータSが指示する走行速度も正確に読み取られる。
これにより、同軸2指針計器の各指針、特に短針4の良好な視認性を確保でき且つ斬新な見映えが得られるコンビネーションメータ1を提供することができる。
図5に、本発明の一実施形態の変形例によるコンビネーションメータ1における部分断面図を示す。
この変形例においては、長針3の透明部を、透明部3cに替えて、図5に示すように、貫通孔3eとして形成している。貫通孔3eの形状は、上述の透明部3cの場合と同様、長針3と短針4とが重なった際に、短針4の少なくとも先端部分が視認可能且つ文字盤2が備える短針4に係る計器の指標である目盛2dが視認できるように設定している。
この変形例においても、同軸2指針計器の各指針、特に短針4の良好な視認性を確保でき且つ斬新な見映えが得られるコンビネーションメータ1を提供することができる。
なお、以上説明した本発明の一実施形態およびその変形例によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2の文字2aおよび目盛2bの発光色を白色、文字2cおよび目盛2dの発光色を黄色、長針3の発光色を赤色、短針4の発光色を橙色としているが、各部の発光色を上述のように限定する必要は無く、他の色の組合せとしてもよい。
また、以上説明した本発明の一実施形態およびその変形例によるコンビネーションメータ1においては、2つの指針計器をスピードメータSおよびタコメータTとしているが、2つの指針計器をこれらに限る必要はなく、他の種類の指針計器等であってもよい。たとえば、スピードメータ、燃料計、水温計、時計等であってもよい。
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 図2中のIII矢視図である。 本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。 本発明の一実施形態の変形例によるコンビネーションメータ1における部分断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用指針計器)
2 文字盤
2a 文字
2b 目盛
2c 文字
2d 目盛
2e 貫通孔
3 長針(指針)
3a 裏面
3b 着色層
3c 透明部
3d 反射面
3e 貫通孔(透明部)
4 短針(指針)
4a 裏面
4b 着色層
4c 反射面
5 発光ダイオード
6 発光ダイオード
7 プリント基板
8 ムーブメント
8a シャフト
8b シャフト
9 遮光キャップ
10 導光体
11 ケーシング
12 見返し板
13 透明カバー
14 ロアカバー
15 コントローラ
16 車速センサ
17 エンジン回転センサ
18 イグニッションスイッチ
19 バッテリ
S スピードメータ(情報表示部)
T タコメータ(情報表示部)

Claims (5)

  1. 文字盤と、
    前記文字盤の表面に沿い且つ共通の回転中心の周りに独立して回転する長さの異なる2本の指針とを備えた車両用指針計器において、
    2本の前記指針のうち長さの長い長針は長さの短い短針よりも視認方向において前面側に配置され、
    前記長針は前記長針を透過してその背後を視認できる透明部を備えることを特徴とする車両用指針計器。
  2. 前記透明部は前記長針および前記短針が視認方向において重なったときに少なくとも前記短針の先端部分が見えるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。
  3. 前記文字盤は前記短針と協働して測定量を指示する指標を備え、
    前記透明部は視認方向において前記透明部を介して前記指標が視認可能であるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の車両用指針計器。
  4. 前記透明部は前記長針に形成された視認方向の貫通孔であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用指針計器。
  5. 独立して回転駆動され且つ互いに同軸上の2本のシャフトを備えるムーブメントを備え、
    2本の前記指針は2本の前記シャフトにそれぞれ固定されて回転することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両用指針計器。
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