JP2007154477A - 分割式フロントガード - Google Patents

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Satoshi Inoue
智 井上
Kazue Tazaki
和重 田崎
Akihiko Soga
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

【課題】フロントガードの取付作業を容易にし、作業者の負担軽減が図れる技術を提供しようとする。
【解決手段】作業機械の運転席フロント面に配置されるフロントガード1である。それは、網体3が取付用フレーム体10前面に組み付けられる。取付用フレーム体10のうち、天井部2に固着される上部側11を、残りの部分12と取付自在に分断させた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、作業機械の運転席フロント面に配置されるフロントガードに関する。
作業機械の運転席のフロント面には、作業中に飛散する砂利や石等からオペレータを保護するためのフロントガードが設けられている。このフロントガードは、多くは取付用枠を構成するフレームと、そのフレームに取り付けられる網体(これ自体に枠があるものもある)とから構成される(例えば特許文献1)。このようなフロントガードは、いわゆるアタッチメントオプションとしての部品であり、ユーザの要求によって取り付けられる後付の構成部材となっている。フロントガードにも種々の形態があるが、そのうち運転席天井板の庇が前方に張り出している作業機械の場合、その天井板の張出にフレーム上部が固着される形態がある。
例えば、キャノピのフロント面に配置される形態がそうであり、その従来例を図4に示す。このような形態のフロントガードの取付は次のように行われる。まず、フレーム50と網体51とは取付前に組み付けられる。これは、フレーム50をフロント面に取り付けた後、網体51を組み付けるとすれば、クレーン吊り作業が2工程となり、作業が煩雑となって時間も延びるので、予めサブ組付けするものである。そこで、サブ組付けしたものをクレーンで吊り、運転席フロント面に移動させ、フレーム50上端を天井板2の張出に当接させてボルト締めした後、フレーム50下端をフロア4の部材にボルト締めして取り付ける。
特開2003−328396号(図1、2)
上記取付工程において、サブ組付け体をクレーンで吊って、フレーム50上端を天井板2の取付部に当接させる際、天井板2の庇20が多少下方に傾いでいるので、その庇20が邪魔になってサブ組付け体を正面から平行移動させて接近させることができず、いったん下方に下げ、庇20をさけるようにした後に上方に持ち上げる動作が必要であった。また、サブ組付け体を下げる際、作業機械の運転席フロントの前方下部には、フロント構造体のブーム取付ブラケット6が配置されるので、そのブラケットを避けながら行う必要もあり、クレーン操作者の作業が繁雑であった。
さらに、これらのクレーンによる動作にともなって、吊られているサブ組付け体の細かい動作(角度を変えたり、位置合わせをしたり等)は作業者が手で押し引きして行うが、このときも干渉物を気にしながら行う必要があり、しかもサブ組付け体は重量がある構造物のため、1人の作業者では行い得なかった。
この発明は、従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、フロントガードの取付作業を容易にし、作業者の負担軽減が図れる技術を提供しようとするものである。
このため、この発明に係る分割式フロントガードは、作業機械の運転席フロント面に配置されるフロントガードであって、網体が取付用フレーム体前面に組み付けられてなるフロントガードにおいて、取付用フレーム体のうち、天井部に固着される上部側を、残りの部分と取付自在に分断させたことを特徴とする。
本発明に係るフロントガードの取付けにあっては、まず取付用フレーム体のうち上部側を天井部に取り付ける。次に、網体を残りの取付用フレーム体に組み付けたサブ組付け体をクレーンで吊り上げ、運転席のフロント面まで移動させる。このとき、サブ組付け体のフロント面への取付は、前記上部側のフレーム体に、残りのフレーム体を取り付ける作業となるので、サブ組付け体を上げ下げすることなく、水平に移動させることができる。したがって、作業者は、上部側が分割された分だけ軽量化されたサブ組付け体のフレーム体を押し引きして、フレーム体同士の位置合わせをし、両者を当接させて固着するだけでよい。これらの作業は、クレーンを操作する者以外の作業者は1人で行える。
この発明によれば、フロントガードの取付の際、従来のように干渉物(天井板の庇20やフロント構造体のブーム支持ブラケット等)を気にしながら、クレーンによる上下回避動作をするといったことがなくなり、それにともなう手作業もなくなることから、きわめて簡易に作業が行える。
本願に係る発明の具体的実施形態例を図面に基づき説明する。図1は本形態例のフロントガードを取り付けた状態を示しており、(a)は側面図、(b)は裏面図(運転席側から見た図)である。また図2はフレーム体の上部側である上部分割部を、図3はサブ組付け体の説明図である。
本形態例のフロントガード1は、キャノピ型運転席が備えられる油圧ショベルに適用される形態例であり、図示のように、キャノピの天井板2の前端の庇20下部には段部が設けられ、その段部に、取付用フレーム体10の先端が当接されて固着される構造となっている。また、図示していないが、運転席の前方下部には、フロント構造体のブーム支持ブラケット(図4の6に相当)が配置されている。
本形態例のフロントガード1は、キャノピの天井板2の前記段部及びフロア4とに固着される取付用フレーム体10と、該フレーム体10に組付けられる網体3とからなり、網体3は上下に大きな窓を有した枠体30と、その枠体30に貼着される金属製網31とからなる。
本形態例のフロントガード1の特徴は、フレーム体10が分割されている点にある。すなわち、図2に示す上部分割部11と、図3に示す残部12(ただし、図示は網体3が組付けられている状態)とに分割され、完成体では、前記網体3の枠体周縁に対応する長方形状となる。
上部分割部11は、図2に示すように、完成体であるフレーム体10のうち両側方部を形成するパイプ13を、上部側で分断したものである。両側方部のパイプ13は、各上端が固着される上板14によって接続される。上板14は、天井板2の段部に係合するように曲折される。係合端面14aには、ボルト穴14bが穿設されている。両パイプ13の下端には、残部12側のパイプ13上端に嵌合される棒鋼15が固着されている。該棒鋼15には、ボルト穴15aが上下に3箇所穿設されている。
残部12は、図3に示すように、完成体であるフレーム体10のうち前記上部分割部11を分断した残りの部分である。両側部のパイプ13と、両パイプ13を接続する下板17及び中間板18(いずれも図1(b)参照)とからなる。両パイプ13の上端は一部切り欠かれて、前記棒鋼15が嵌合自在となっており、その嵌合部に、棒鋼15の前記ボルト穴15aに対応するボルト穴13aが穿設されている。この残部12前面に、前記網体3がボルト締めで組付けられ、これが同図に示すサブ組付け体となる。なお、図中、左側パイプには、取手7が固着されている。
次に、以上よりなるフロントガード1の運転席への取付作業を説明する。まず、作業者が手作業により、上部分割部11のうち、上板14の係合端面14aを、天井板2の前端の段部に当接させ、ボルト締めする(ボルト穴14bの箇所)。次に、網体3を残部12に予め組み付けたサブ組付け体をクレーンで吊り上げ、運転席のフロント面まで移動させる。残部12は運転席の前方に持っていき、そこから水平に移動させればよい。ある程度フロント面に近づいたら、作業者が残部12を押し引きし、上部分割部11の棒鋼15に、残部12の側方パイプ13の先端切欠を嵌合させながら、残部12をフロント面に移動させる。残部12の下板17をフロア4に当接させて位置を固定したら、嵌合させた前記棒鋼15とパイプ13とをボルト締めする(ボルト穴13a,15aの重なる箇所)。以上のように、本形態例によれば、クレーンを操作する者以外の作業者は1人で行える。
なお、本発明は以上の形態例に限定されるものでないことは当然であり、各部材を固着する手段、方法、形態等が変更されたり、また各構成部材の形状、大きさ、素材等が変更されたり、また適用される作業機械の形態が異なっていても、本発明の構成を満たす限り、それらは本発明の一形態例となるものである。
この発明は、作業機械の運転席に利用できる技術である。
本形態例のフロントガードが取り付けられた状態を示し、(a)は側面図、(b)は裏面図(運転席から見た図)である。 本形態例のフレーム体の上部分割部の説明図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本形態例のフレーム体の残部の説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 従来のフロントガードを示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
符号の説明
1 フロントガード
2 天井板
3 網体
4 フロア
10 取付用フレーム体
11 上部分割体
12 残部

Claims (1)

  1. 作業機械の運転席フロント面に配置されるフロントガードであって、網体が取付用フレーム体前面に組み付けられてなるフロントガードにおいて、取付用フレーム体のうち、天井部に固着される上部側を、残りの部分と取付自在に分断させたことを特徴とする分割式フロントガード。
JP2005349200A 2005-12-02 2005-12-02 分割式フロントガード Pending JP2007154477A (ja)

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