JP2007153465A - シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007153465A
JP2007153465A JP2005347316A JP2005347316A JP2007153465A JP 2007153465 A JP2007153465 A JP 2007153465A JP 2005347316 A JP2005347316 A JP 2005347316A JP 2005347316 A JP2005347316 A JP 2005347316A JP 2007153465 A JP2007153465 A JP 2007153465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
processing apparatus
image forming
offset roller
sheet processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005347316A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Saeki
直人 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2005347316A priority Critical patent/JP2007153465A/ja
Publication of JP2007153465A publication Critical patent/JP2007153465A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】非定型シートであってもシートの側端を整合するようにする。
【解決手段】シート処理装置は、シートが積載される処理トレイ410に積載されたシートの上面に当接してシートをシート搬送方向に対して交差するシート幅方向に移動させるオフセットローラ407を備えている。また、オフセットローラによってシート幅方向に移動させられたシートの側端を受け止める側端位置決め壁416を備えている。オフセットローラ407の移動距離は、所定幅サイズのシートの側端を側端位置決め壁に当接させるのに必要な距離に設定されている。オフセットローラ407が所定幅サイズのシートの側端を側端位置決め壁に当接させようになっているので、非定型シートであっても所定幅サイズ以上のシートであれば、そのシートの側端を整合することができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、シートの幅寸法に関係なくシートの側端を整合できるシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機器等の画像形成装置には、画像形成装置本体から排出される画像形成済みのシートの側端を整合するシート処理装置を画像形成装置本体に備えているものがある。シートの側端とは、シート搬送方向に沿ったシートの端部のことである。
そして、シート処理装置には、画像形成装置の本体から送られてきたシートサイズ情報に基づいて、オフセットローラでシートサイズ固有に設定された距離だけシートを幅方向に移動させて規制板に突き当てシートの側端を整合するものがある(特許文献1参照)。
特開2005−89121号公報
しかし、従来のシート処理装置は、シートの側端整合を行うとき、シートサイズに応じて、オフセットローラの移動距離を認識していなければならなかった。このため、従来のシート処理装置は、予め想定していない幅のシートが送られてきたとき、シートを規制板に突き当てることができないという問題があった。想定していない幅のシートには、例えば、ユーザがシートの幅方向をカットして作成した非定型シートがある。
本発明は、非定型シートであってもシートの側端を整合することのできるシート処理装置を提供することにある。
本発明は、非定型シートであってもシートの側端を整合することのできるシート処理装置を備えて、非定型シートにも画像を形成してシート処理装置にシートの側端整合を行わせることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート処理装置は、シートが積載される積載手段と、前記積載手段に積載された前記シートの上面に当接して前記シートをシート搬送方向に対して交差するシート幅方向に移動させる移動手段と、前記移動手段によって前記シート幅方向に移動させられた前記シートの側端を受け止める側端位置決め手段と、を備えたシート処理装置において、前記移動手段の移動距離が、所定幅サイズのシートの側端を前記側端位置決め手段に当接させるのに必要な距離に設定されている、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像を形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が、上記のシート処理装置である、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、移動手段の移動距離を、所定幅サイズのシートの側端を前記側端位置決め手段に当接させるのに必要な距離に設定してある。このため、本発明のシート処理装置は、非定型シートであっても所定幅サイズ以上のシートであれば、そのシートの側端を整合することができる。また、本発明のシート処理装置は、定型シート、非定型シートに係わらず、シート幅方向への移動手段の移動量を一定にして、シートの側端を整合することができるので、整合動作を簡素化することができる。
本発明の画像形成装置は、非定型シートであってもシートの側端を整合することのできるシート処理装置を備えて、非定型シートにも画像を形成してシート処理装置にシートの側端整合を行わせることができる。
以下、本発明の実施形態のシート処理装置と、このシート処理装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
画像形成装置500は、画像形成装置本体500Aの上部に原稿の画像を読取って画像データに変換するリーダ部(画像入力装置)120を備えている。リーダ部120の上部には、自動原稿給送装置(ADF)300が設けられている。シート処理装置400は、画像形成装置本体500Aにより画像が形成されて排出されるシートの側端を整合する側端整合処理と、シート束を綴じるステイプル処理とを行うようになっている。画像形成部である例えばプリンタ部200は、プリント命令により画像データを感光体ドラム202にトナー像として形成して、そのトナー像をシートに転写し、可視像化する部分である。
このような構成の画像形成装置500は、自動原稿給送装置300からリーダ部のプラテンガラス102上に1枚ずつ搬送された不図示の原稿を、リーダ部120で読取ってシートに原稿を複写するようになっている。
原稿がプラテンガラス102の所定の位置へ搬送されると、リーダ部120のランプ103が点灯して、スキャナユニット104が移動し、ランプ103が原稿を照射しながら移動する。原稿からの反射光は、ミラー105,106,107及びレンズ108を通してCCDイメージセンサ部109に入力され、CCDイメージセンサ部109において光電変換等の電気処理が行われて、通常のデジタル処理が施される。
電気処理が施された画像信号は、プリンタ部200の露光制御部201において、変調された光信号に変換されて、感光体ドラム202を照射する。この照射光によって感光体ドラム202上に潜像が形成される。潜像は、現像器203によって現像されて、感光体ドラム202上にトナー像として形成される。
シートカセット204,205から送り出されたシートSは、トナー像の先端とタイミングを合わされて、転写部206でトナー像を転写される。シートSに転写されたトナー像は、定着部207でシートに定着される。その後、シートSは排紙部208より排出される。
画像形成を終えて排紙部208から排出されたシートSは、シート処理装置400に搬送されて、シート処理装置400であらかじめ指定された動作モードに応じて側端整合、綴じ等の処理が行われる。そして、シートは、所望するトレイ(スタックトレイ421またはスタックトレイ422)に積載される。
図1において、符号SPUはシート排出口400Aの上方の空間を示している。
なお、本実施形態の画像形成装置は、外部から送信されてきた画像情報に基づいて、その画像情報をシートに形成する機能と、リーダ部120で読取った画像情報を他の画像形成装置に送信する機能とを備えていてもよい。したがって、本実施形態の画像形成装置は、自動原稿給送装置300を必ずしも必要としない。
次に、シート処理装置400を説明する。
シート処理装置400は、図1に示すように、画像形成装置本体500Aの側部に形成された空間SPに、画像形成装置本体500Aからはみだすことなく収納されている。シート処理装置400は、シートを仕分けるソート動作、シートの側端整合動作をするようになっている。さらに、シート処理装置400は、図4に示すステイプラユニット420によってシート束を綴じるステイプル機能も備えている。なお、シートの側端整合とは、シート搬送方向に沿った側端を整合することである。このため、幅が同一のシートの側端整合を行う場合は、シートの幅整合も同時に行っていることになる。また、シート処理装置400は、シートの側端整合処理だけ行うようになっていてもよい。
図2に示すように、シート処理装置400は、画像形成装置本体500A(図1参照)から順次排出されるシートSが積載されて側端整合処理やステイプル処理が行われる処理トレイ410を備えている。さらに、シート処理装置400は、処理トレイ410上で処理されたシート束を最終的に積載するスタックトレイ(下ビン)421、及びスタックトレイ(上ビン)422も備えている。シート処理装置400は、原稿枚数に対応した枚数のシートを処理トレイ410上に束状に積載し、シート束毎にスタックトレイ(下ビン)421、またはスタックトレイ(上ビン)422へ排出、積載するようになっている。
次にシート処理部400Bの構成を説明する。
図2において、シート受け入れ部401は、画像形成装置本体500A(図1参照)から排出されたシートSを受け取る部分である。このシート受け入れ部401に排出されたシートSは、入口センサ403により検知された後、搬送ローラ405及びオフセットローラ407に搬送されて、処理トレイ410上に、図3に示すように搬送される。処理トレイ410に積載されたシートSは、図2に示すシート束排出センサ415により検知される。
円筒部材で構成されているオフセットローラ407は、外周部がゴムもしくは発泡体等、ゴムに近い弾性を持った弾性体で形成されている。オフセットローラ407は、図4に示すオフセットローラホルダ406に保持されている。オフセットローラホルダ406は、オフセット軸511を中心にして、ピックアップソレノイド433によって上下方向へ回転できるようになっている。
つまり、オフセットローラ407は、このピックアップソレノイド433のオン・オフによりソレノイドアーム512、レバーホルダ513、離間レバー514、オフセットローラホルダ406を介して上昇及び下降するようになっている。
オフセットローラ407は、シートSを処理トレイ410に搬送するとき、ピックアップソレノイド433の作動によって、ソレノイドアーム512、レバーホルダ513、離間レバー514、オフセットローラホルダ406を介して上方に待避する。この結果、シートSはオフセットローラ407に邪魔されることなく、処理トレイ410上に積載される。
また、オフセットローラ407は、図4に示すように、搬送モータ431によりタイミングベルト523、ローラギア524、アイドラギア525、オフセットギア526、オフセットプーリー527、タイミングベルト522を介して回転するようになっている。搬送モータ431は搬送ローラ405を回転させるため正逆転するようになっている。オフセットローラ407は、搬送モータ431が回転すると、搬送モータ431の回転量に応じてシート搬送方向に回転(正転)、あるいはシート搬送方向とは逆方向に回転(逆転)するようになっている。
なお、本実施形態のシート処理装置は、シートの後端(上流端)が図2で示す入口センサ403を抜ける検知信号で、ピックアップソレノイド433がオフされるようになっている。これによりオフセットローラ407は、シート搬送方向に回転しながら自重で下降してシート上に着地(当接)し、所定時間シートをシート搬送方向に搬送した後、さらに所定時間が経過すると逆転するようになっている。
オフセットローラ407は、逆転して、シートの(上流端)を上流端位置決め手段である例えばシート後端ストッパ411に突き当ててシートSの後端を整合するようになっている。シート後端ストッパ411は、処理トレイ410の搬送方向上流側端部に立設されて、シートSのシート搬送方向の位置を規制する部材である。
図4において、側端位置決め壁416は、シートのシート搬送方向に対して直交する方向(以下、幅方向という)の端部(側端)の位置を規制する部材である。ステイプラユニット420は、処理トレイ410の側端位置決め壁416付近に配設されて、処理トレイ410上で形成されたシート束を綴じるようになっている。オフセットローラ407は、正逆転可能なオフセットモータ432の駆動によりオフセットモータギア432a、オフセットピ二オン516、オフセットラック515を介して幅方向に移動して、側端位置決め壁416に接近するようになっている。オフセットローラ407、オフセットモータ432は、移動手段を構成している。
処理トレイ410上に排出されたシートは、図5の(a)に示すように、シート搬送方向に回転するオフセットローラ407によりスタックトレイ421,422(図1、図2参照)側に搬送される。その後、シートは、図5の(b)に示すように、オフセットローラ407の逆転によりシート後端ストッパ411まで戻されて、後端ストッパ411に後端(上流端)を突き当てられる。この結果、シートの後端が整合される。
なお、図5及び後述する図6、図7、図13、図18に示すオフセットローラ407は、既述した図4と異なり、オフセットローラホルダ406の内側に配設されている。この構成の違いは、単に設計上の違いに過ぎず、図4に示した構成のものと、機能及び作用についての差異はない。
その後、図5の(c)に示すようにオフセットローラ407が側端位置決め壁416に接近するとき、既に、シート搬送方向の上流端が整合されているシートは、オフセットローラ407の摩擦によって側端位置決め壁416に搬送される。そして、シートは、紙押え510によってカールを矯正されながら、シートの側端を側端位置決め壁416に当接させられて、幅方向の位置決めがされる。このとき、オフセットローラ407の側端位置決め壁416側に向かう移動量は、シートサイズに関係なく一定に設定されている。このため、側端位置決め壁416にシートSが当接した後、オフセットローラ407はシート上を滑る。
オフセットローラ407が側端位置決め壁416側に向かう移動量は、積載手段である例えば処理トレイ410に積載される所定幅サイズのシートの側端を側端位置決め手段である例えば側端位置決め壁416に当接されるのに必要な距離に設定されている。また、オフセットローラ407のシートに対する摩擦係数は、所定幅サイズのシートを超えた幅サイズのシートを側端位置決め壁416に当接させた後、そのシートの上面を滑ることができる値に設定されている。
なお、オフセットローラ407が側端位置決め壁416側に向かう移動量は、一定である。また、所定幅サイズとは、センタ基準、側端基準で搬送されてくるいずれのシートであっても、オフセットローラ407の移動量よりも、側端位置決め壁416とシート側端との距離が短いサイズのことである。このため、例えば、ハガキサイズ、名刺サイズのような幅の狭いサイズのシートの場合、側端位置決め壁416に当接しないことがある。なお、センタ基準とはシートの幅中心をシート搬送路の幅方向のある位置(一般に搬送路の幅中心位置)に一致させてシートを搬送することである。また、側端基準とは、シートの側端をシート搬送路の幅方向のある位置(一般に搬送路の側端位置)に一致させてシートを搬送することである。
シートを側端基準で搬送する画像形成装置の場合、所定幅サイズは、画像形成部であるプリンタ部200で画像を形成される最小幅のシートを含んでいる。
したがって、オフセットローラ407は、シートを側端位置決め壁416に当接させた後も、シート上を滑って、上記移動量を移動した時点で停止する。
一方、図4において、シートクランプ部材412は、整合されたシートSの後端部を付勢機構506による付勢力により上方から押さえ付けてシートを保持する部材である。シートクランプ部材412は、シートSの後端整合及び幅方向の整合が終了した後、図6の(a)に示すように、オフセットローラ407がピックアップソレノイド433(図4参照)によって持ち上げられると下降する。下降したシートクランプ部材412は、整合されたシートSを図6の(b)に示すように上方から押さえるようになっている。なお、シートクランプ部材412は、開閉する上下1対の部材で構成され、シートを厚み方向から挟むようになっている。
このように、押さえ付けられたシートSは、この後、順次送られてくるシートSによる連れ送り等の影響を受けることなく、所定の位置に保持されている。
なお、このシートクランプ部材412は、オフセットローラ407が逆転しているとき、シートSを受け入れることができるように図7の(a)に示すように上方へ回動している。また、シートクランプ部材412は、端部を整合するためオフセットローラ407と共にシートSが幅方向に移動するときも、シートSの移動の負荷とならないよう図7の(b)に示すように上方へ回動している。
図8において、シート束排出部材413は、処理されたシート束をスタックトレイ(下ビン)421またはスタックトレイ(上ビン)422に排出する部材であり、シートクランプ部材412を回動自在に保持している。シート束排出部材413は、整合されたシート束を、あるいは整合されてステイプルされたシート束を、シートクランプ部材412で保持して、図9に示すようにスタックトレイ(下ビン)421またはスタックトレイ(上ビン)422に移動するようになっている。
その後、シート束排出部材413は、図8の実線で示すシート排出位置である処理トレイ410の先端部に到達する。シート束排出部材413は、スタックトレイ421,422上でシートクランプ部材412によりシート束SAを保持したまま実線の位置に停止する。そして、シート束排出部材413は、シートクランプ部材412がシート束SAの保持を開放しながらシート後端ストッパ411の方に戻る。シート束SAはスタックトレイ421(または、422)に落下する。
スタックトレイ421(または、422)に排出積載されたシート束SAは、図2に示す押さえ部材421Aによって、スタックトレイ421(または、422)に押さえ付けられる。
図8に示すシート束排出部材413は、シート束排出部材413に形成されている不図示のガイド用スリットを介して、ピンA553a及びピンB554aに連結している。ピンA553a及びピンB554aは、スライドギヤA553及びスライドギヤB554に垂設されている。スライドギヤA553及びスライドギヤB554は、シート束排出モータ430の回転力をベルト551、プーリギヤ552を介して受けて回転するようになっている。したがって、シート束排出部材413は、ピンA553a及びピンB554aがスライドギヤA553及びスライドギヤB554によって円運動することによって、直線往復移動するようになっている。
シート束排出部材413は、シート束排出モータ430の回転によって図8の(b)に示すスタックトレイ(1下ビン)421またはスタックトレイ(2上ビン)422にシートを排出する位置に移動するようになっている。また、シート束排出部材413は、図8の(a)に示すシート後端ストッパ411付近のホームポジションに移動するようになっている。シート束排出部材413は、スライドレール555に案内されて往復移動するようになっている。また、シート束排出部材413は、通常、シート束排出モータ430の励磁によってホームポジションに固定されている。
図10において、クランプソレノイド434は、シートクランプ部材412を回動させるクランプソレノイドである。クランプソレノイド434は、オフセットローラ407が回転してシートを搬送した後、回転を停止したとき及びオフセットローラ407が幅方向に移動するとき、オンになる。オンになったクランプソレノイド434は、レバー434a及びシートクランプ部材412に設けられた解除レバー部412aを介してシートクランプ部材412を上方回動させる。
図11の(a)において、押さえ部材421Aは、スライドギヤB554下部に設置されているカムB554bによって、プレス部材556、レバー部材557、コイルばね558を介して動力が伝達され、回動するようになっている。また、この押さえ部材421Aは、動力が伝達されていないとき、図11の(b)に示すように、戻しコイルばね559により、スタックトレイ421,422のシートの積載面から待避した位置にいる。
押さえ部材421Aが図11の(b)に示す状態になる時期は、次の時である。すなわち、束排出モータ430が回転してスライドギヤA553とスライドギヤB554が回転し、シート束排出部材413がシート束をスタックトレイ421,422に排出した後、カムB554bによるプレス部材556に対する押さえが解除されたときである。
この後、シート束がスタックトレイ421,422に落下し、シート束排出部材413がシート後端ストッパ411に戻る。この戻る間際に、スライドギヤB554下部のカムB554bがプレス部材556を動作させ、レバー部材557、コイルばね558を介して押さえ部材421Aを回動させ、押さえ部材412Aによってシート束を保持する。
ところで、本実施形態のシート処理装置は、既述したようにシートSを幅方向に移動して側端整合後、シートの搬送方向のずれを補正するため、オフセットローラ407を再度逆転させて後端整合して整合動作を終了するようになっている。これによりシート処理装置は、高精度の整合を実現している。そして、シート処理装置は、指定された枚数のシートの整合処理が完了すると、クランプソレノイド434の作動によりシートクランプ部材412を閉じてシート束を保持するようにしている。
なお、本実施形態において、スタックトレイ421に積載されたシート束が処理トレイ410の一部を構成している。このことから、処理トレイ410からシート束SAの排出されると、スタックトレイ421は積載されたシート束の最上面が処理トレイ410と略合致するまで、スタックトレイ昇降モータ(トレイモータ)(図12参照)により下降するようになっている。
次に、図12を用いてスタックトレイ421,422の駆動について説明する。まず、トレイモータ530の動力は、ベルト531、プーリ532、回転軸533を経て回転軸両端にあるウォームギヤa534とウォームギヤb535とに伝達される。そして、ウォームギヤa534に伝達された動力は、ウォームホイールa536、ウォームホイールa536に一体に形成されたギヤ1a537、ギヤ2a538、ギヤ2a538と一体に形成されたギヤ3a539を経てラックa540に伝達される。
またウォームギヤb535に伝達された動力は、ウォームホイールb541、ウォームホイールb541に一体に形成されたギヤ1b542、ギヤ2b544、ギヤ2b544と一体に形成されたギヤ3b543を経てラックb545に伝達される。そして、以上の動力伝達によって、スタックトレイ421,422は昇降する。
なお、図12において、クラッチa560はプーリ532に連動して回転するようになっている。クラッチa560にはコイルばね561が巻きつけられている。コイルばね561の反対側にはクラッチb562が設けられている。このクラッチb562の溝には、回転軸533に圧入されたピン563が嵌るようになっている。このように構成することにより、所望のトルク回転軸533が伝達されて、回転軸533を介して回転軸の両端にあるウォームギヤa534及びウォームギヤb535に動力が伝達されるようになっている。
ところで、本実施形態のように、後述するシート積載空間SP1にスタックトレイ421,422を昇降可能に設けた場合、何らかの原因によりスタックトレイ421,422が所定の位置で停止せずに上昇をし続けることがある。このような場合、スタックトレイ421、あるいはスタックトレイ421に積載されたシートが上方のスタックトレイ422に突き当たるおそれがある。また、最上位のスタックトレイ(上ビン)422あるいはシートがシート積載空間SP1の上面となるリーダ部120の底面(図1参照)に突き当たるおそれがある。このため、本実施の形態においては、後述するようにスタックトレイ(上ビン)422の移動を規制するためのセンサの一例として上限センサ547(図2参照)が設けられている。
例えば、スタックトレイ(上ビン)422上に異物が混入していた場合、或は多量のシートが積載された場合、スタックトレイ(上ビン)422が上限センサ547により検知される前に、異物やシートがシート積載空間SP1の上面に突き当たるおそれがある。
このように異物やシートが突き当たった後も、スタックトレイ(上ビン)422が上昇を続けると、異物やシート、あるいはスタックトレイ(上ビン)422が破損する虞がある。しかし、本実施形態のシート処理装置は、既述したように、トレイモータ530とスタックトレイ(上ビン)422(421)との間にコイルばね561を設けてある。コイルばね561は、スタックトレイ(上ビン)422を上昇させるときのトルクが所定トルクよりも大きくなったとき、トレイモータ530の駆動をスタックトレイ(上ビン)422に伝えないようにしている。
すなわち、異物やシートがシート積載空間SP1の上面に突き当たり、この後、コイルばね561の設定したトルク以上の負荷が生じると、トレイモータ530の回転に連動して回転しているプーリ532は回転軸533のまわりを空回りする。プーリ532が空回りすると、トレイモータ530の駆動をスタックトレイ(上ビン)422に伝達する回転軸533が停止する。したがって、スタックトレイ(上ビン)422は、それ以上上昇しなくなる。
なお、この後、所定時間内が経過しても上限センサ547がスタックトレイ(上ビン)422を検知しない場合には、後述するCPU100が、トレイモータ530の駆動を停止してスタックトレイ(上ビン)422の上昇を停止する。
このように、異物やシートがシート積載空間SP1の上面に突き当たると、コイルばね561によってスタックトレイ(上ビン)422の上昇が規制される。これによって、スタックトレイ(上ビン)422、あるいはスタックトレイ(上ビン)422に積載されたシート等の破損を防ぐことができる。
なお、図19は、異物やシートがシート積載空間SP1の上面に突き当たった際、スタックトレイ(上ビン)422の上昇を停止させる他の構成のシート処理装置を示している。このシート処理装置は、クラッチb562の円盤部562aに等間隔のスリット(エンコーダ)を設け、このエンコーダを回転軸533の回転を検知するセンサ564で検知するようになっている。
このシート処理装置は、スタックトレイ(上ビン)422が上昇しきる前に異物が混入した場合、負荷が重くなり、設定したトルク以上の負荷で回転軸533が停止すると、センサ564のON,OFF動作が停止するようになっている。センサ564のON,OFF動作の停止をCPU100が検知すると、CPU100は、トレイモータ530の駆動を停止してスタックトレイ(上ビン)422の上昇を停止する。
図14の(a)に示すように、スタックトレイ421のシート排出方向下流側端部には、予備のトレイとしてのサブトレイ421aが引出し可能に収納されている。スタックトレイ421は、画像形成装置本体500Aからはみ出すことなく配置され、ユーザ頻度の高いA4、B5、レターサイズ(またはこれらより小さいサイズのシート)などはこのままの状態で積載できるようになっている。
一方、A3やB4、リーガルなどの大きいサイズのシートを積載する場合は、必要に応じてスタックトレイ421の内側に収納されているサブトレイ421aを引き出せるようになっている。また、サブトレイ421aは、他のサブトレイ421bをスライド自在に有しており、シートのサイズに応じて図14の(b)に示すように2つのサブトレイ421a,421bを引き出すと、大サイズのシートも積載できるようになっている。他のスタックトレイ422(上ビン)も同様な構成になっている。
図15は、本実施形態のシート処理装置400における制御部の構成を示すブロック図である。CPU100は、内部にROM110を有している。ROM110には、後述する図16及び図17に示す制御手順に対応するプログラム等が格納されている。CPU100は、このプログラムを読み出しながら各部の制御を行うようになっている。
CPU100は、作業用データや入力データが格納されたRAM121も有している。CPU100は、前述プログラム等に基づいてRAM121に収納されたデータを参照して制御を行うようになっている。さらに、CPU100の入力ポートには入口センサ403、シート束排出センサ415等のセンサが接続されている。また、CPU100の出力ポートには搬送モータ431、オフセットモータ432、シート束排出モータ430、ピックアップソレノイド433、クランプソレノイド434等のモータおよびソレノイドが接続されている。CPU100はこれらのセンサの状態に基づき、前述プログラム等に従って出カポートに接続された各種モータ、ソレノイド等の負荷を制御するようになっている。
また、CPU100はシリアルインターフェイス部(I/O)130を備えている。CPU100は、シリアルインターフェイス部(I/O)130を介して画像形成装置本体500A(の制御部)と制御データの授受を行うと共に、画像形成装置本体500A(の制御部)から送られてくる制御データを基にして各部の制御を行うようになっている。
次に、以上のように構成された本実施形態のシート処理装置400のシート処理動作を図1乃至図14、図18の構成図、図15の制御ブロック図、図16、図17に示すフローチャートに沿って説明する。
画像形成装置本体500Aで画像形成動作が開始されると、シート処理装置400のCPU100(図15参照)は、画像形成装置本体500Aからシート排出信号を受信したか否かをチェックする(S100)。ここで、シート排出信号を受信した場合(S100のYES)、CPU100は、ピックアップソレノイド433をオンにする(S110)。ピックアップソレノイド433は、オフセットローラホルダ406によって支えられているオフセットローラ407を引き上げる。
次に、CPU100は、搬送モータ431をオンにして(S120)、排紙パス途中に設置されている搬送ローラ405が、画像形成装置本体500Aの排紙方向と同じ方向にシートを搬送できるようにする。ここで、最初のシートの先端が入口センサ403を通過して入口センサ403をオンにする(S130のYES)。この後、シートが搬送ローラ405に到達する。すると、シートは、搬送ローラ405によって搬送されて、画像形成装置本体500Aの排紙部208(図1参照)から離れる(S140のYES)。この結果、シートの受け渡しが完了する。
搬送ローラ405は、シートを処理トレイ410まで搬送する。CPU100は、搬送ローラ405からシートが抜けきらないうちに、ピックアップソレノイド433をオフさせる(S150)。オフセットローラ407は自重でシートの上に着地する。その後、図5(a)に示すように、オフセットローラ407は、シートSを所定位置まで搬送する(S160)。シートSが所定位置まで搬送されると(S160のYES)、CPU100は、搬送モータ431の回転を停止して(S170)、シートSの搬送を停止させる。
次に、CPU100は、オフセットローラ407の回転が止まった時点で、クランプソレノイド434をオンにする(S180)。図5の(b)に示すように、CPU100は、シート後端ストッパ411近傍のホームポジションに設置されているシートクランプ部材412を開く。CPU100は、この後、搬送モータ431を搬送方向とは逆方向に回転させ、オフセットローラ407によってシートSを引き戻し(S190)、シート後端をシート後端ストッパ411に突き当てる。
なお、シートの後端をシート後端ストッパ411に突き当てるときのオフセットローラ407の回転量は、画像形成装置本体500Aから送られてくる際に生じるシートSの斜行を考慮して設定されている。すなわち、オフセットローラ407の回転量は、画像形成装置本体500Aから送られてきたシートSの搬送を止めてスイッチバックさせる地点から、シート後端ストッパ411までの距離よりも若干多く搬送できるような回転量に設定されている。このため、シートSは、オフセットローラ407によって、後端ストッパ411に当接させられる距離だけ搬送された後も、所定時間搬送されるため、後端ストッパ411に確実に当接させられる。なお、オフセットローラ407は、シートを後端ストッパに当接させた後も回転しているとき、シート上を空回り(スリップ)している。
次に、CPU100は、オフセットモータ432を駆動し、オフセットローラ407のオフセット移動を開始させる(S220)。オフセットローラ407が移動するとき、オフセットローラ407に接したシートSは、オフセットローラ407の摩擦力によって側端位置決め壁416の方に、オフセットローラ407と共に移動する。このときシートクランプ部材412は、シートSの移動の負荷とならないよう図7の(b)に示すように上方回動している。
オフセットローラ407のオフセット移動により、図5の(c)に示すようにシートは側端位置決め壁416に突き当たる。これによりシートSの幅方向の整合(側端整合)が行われたことになる。なお、オフセットローラ407はシートSを側端位置決め壁416に突き当てた後、シートSの上を滑りながら移動して止まる。
また、このときのオフセットローラ407の移動量は、シートSの幅方向サイズに関わらず一定に設定してある。具体的には、オフセットローラ407の移動量は、処理トレイ410に積載される所定幅サイズのシートの側端を側端位置決め壁416に当接されるのに必要な距離に設定されている。また、オフセットローラ407のシートに対する摩擦係数は、所定幅サイズのシートを超えた幅サイズのシートを側端位置決め壁416に当接させた後、そのシートの上面を滑ることができる値に設定されている。
図13(a)、図13(b)は幅方向サイズが違うシートを幅方向に移動させて整合を行ったとき、シートSを側端位置決め壁416に当接させ、シートSの上をオフセットローラが滑りながら移動し、シートの幅方向整合が完了した状態を示す。
図13(a)、図13(b)において、オフセットローラ407のホームポジションは、オフセットローラ407の中心と、幅方向に移動する前のシートSのシート幅中心とが一致する位置である。図13(a)、図13(b)は、ホームポジションからのオフセットローラ407の移動量と、オフセットローラ407のシート上での滑り量を示している。
つまり、図13(a)に示すように、幅の狭いシートの幅方向の整合を行うときのオフセットローラ407のシート上での滑り量は少ない。また、図13(b)に示すように、幅の広いシートの幅方向の整合を行うときのオフセットローラ407のシート上での滑り量は、多い。
このように、シート処理装置は、オフセットローラ407の移動量を一定にし、シートSが側端位置決め壁416に当接してからのシート上でのオフセットローラ407の滑り量を異ならせて、幅の異なるシートを同一の動作で整合するようになっている。
したがって、本実施形態におけるシート処理装置は、シート幅方向へのオフセットローラ407の移動量を一定にすることで制御を簡素化して、定型シート、非定型シートに係わらずシートの幅整合(側端整合)を行えるようになっている。
CPU100は、シートの側端整合を終えたシートのシート搬送方向の整合ズレを補正するため、オフセットローラ407を再び逆転させてシートSを上流側に引き戻す。シートは、上流端(後端)をシート後端ストッパ411に当接させられて、上流端整合(後端整合)を行われる(S230)。これによって、シート処理装置による1枚目のシートSに対する一連の整合動作を完了する。
1枚目のシートSの整合が完了すると、CPU100は、ピックアップソレノイド433をオンにする(S240)。CPU100は、図6(a)に示すように、ピックアップソレノイド433がオフセットローラ407を持ち上げた後、クランプソレノイド434をオフにする(S250)。これにより、図6の(b)に示すようにシートクランプ部材412が閉られ、整合済みのシートSがシートクランプ部材412に挟持保持される。この結果、最初に排出されたシートSが、次に排出されるシートにより連れ送りされることを防ぐことができる。
次に、図6の(b)に示すように、CPU100は、オフセットローラ407が持ち上げられた状態でオフセットモータ432により、不図示のラックとピニオンを介してホームポジションまで復帰移動させる(S260)。
CPU100は、処理トレイ410上に収容されたシートSが複写原稿の最終ページに対応した最終のシートか否かをチェックする(S270)。CPU100は、画像形成装置本体500Aから送られてきた情報に基づいて最終のシートSでないと判断した場合(S270のNO)、処理S100に戻る。そして、CPU100は、画像形成装置本体500Aから送られるシート排出信号を受信して、最終のシートSが処理トレイ410に収容されるまで、処理S100乃至処理S270を繰り返す。
処理S270において、CPU100が最終シートであると判断した場合(S270のYES)、処理トレイ410上に複写原稿に対応したシート束が形成されていることになる。そこで、CPU100は、ステイプル処理が選択されているか否かをチェックする(S280)。選択されている場合(S280のYES)、CPU100は、ステイプラユニット420を駆動し、図18に示すステイプル位置においてステイプル処理を実行する(S290)。
ステイプル処理が選択されていないとき(S280のNO)、又はステイプル処理が完了したとき、CPU100は、図9に示すようにシートクランプ部材412にシート束SAを掴まらせたまま、シート束排出部材413をスタックトレイ421の方へ移動させる。そして、シート束SAをスタックトレイ421に排出させる(S300)。
そして、CPU100は、シート束SAの排出動作にあわせてスタックトレイ421の移動(下降)処理を行い(S310)、その後、シート束排出部材413をホームポジションに戻す(S320)。さらに、CPU100は搬送ローラ405、オフセットローラ407の回転を止めるため搬送モータ431を停止させ(S330)、ピックアップソレノイド433をオフさせることにより(S340)、オフセットローラ407を下げて一連の処理を終了する。
本実施形態のシート処理装置は、シート束SAを綴じるステイプラユニット420を固定式とし、側端位置決め壁416付近に配設してあるが、これに限らず、ステイプラユニット420を移動式とし、シート搬送方向又は幅方向に移動可能としても良い。
このように移動式のステイプラユニットを用いると、ステイプラユニットを、シート搬送方向、あるいは幅方向に移動させることができて、シート束SAのシート搬送方向、あるいは幅方向の別箇所や複数箇所をステイプル処理することができる。
なお、これまでの説明は、シート束をステイプル処理する場合、オフセットローラ407を仕分け部材として動作させ、シート束を側端位置決め壁416に突き当てた後、ステイプル処理を行うようになっている。本発明は、これに限定されるものではなく、ステイプル処理を行わない場合には、オフセットローラ407によるシート束の仕分けを行うことなく、そのまま排出するようにしても良い。
さらに、本実施形態のシート処理装置は、シートSを幅方向とシート搬送方向とに移動させる移動部材としてオフセットローラ407を使用したが、移動部材自体がシート搬送方向に移動してシートをシート搬送方向に搬送してもよい。
また、本実施形態のシート処理装置は、図16及び図17のフローチャートに示すROM(あるいはRAM)に書かれたプログラムをCPUが読み出しながら制御を行っているが、制御プログラム上の処理をハードが行うように構成にしても同様の効果が得られる。
なお、以上のシート処理装置は、オフセットピ二オン516、オフセットラック515を使用して、オフセットローラ407をシートの幅方向に移動させて、シートを幅方向に移動させているが、カムとカムに当接する部材とによって行っても良い。
また、以上の説明では、スタックトレイ421,422の昇降制御、ステイプル動作制御等をシート処理装置400の制御部(CPU100)により行う場合について述べてきた。しかし、本発明では、これに限らず、画像形成装置本体に設けられた制御部により行うようにしても良い。
本発明の実施形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 図1のシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 図1のシート処理装置の処理トレイ上にシートが排出される様子を示す図である。 図1のシート処理装置におけるオフセットローラ及び搬送ローラの駆動機構に斜視図である。 図1のシート後処理装置において、オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明するための図である。(a)オフセットローラがシートを下流側に搬送している図である。(b)オフセットローラがシートを下流側の所定の位置まで搬送した後、シート後端ストッパに向けて搬送している図である。(c)オフセットローラが1回目の整合でシートを側端位置決め壁に向けて搬送している図である。 図1のシート後処理装置において、オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明するための図である。(a)オフセットローラが2回目のシート搬送でシートを側端位置決め壁に突き当てた後、シートから離れた状態の図である。(b)オフセットローラが待機位置に戻る状態の図である。 図1のシート後処理装置において、オフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明するための図である。(a)オフセットローラがシートを下流側の所定の位置まで搬送した後、シート後端ストッパに向けて搬送している図である。(b)オフセットローラがシートを側端位置決め壁に向けて搬送している図である。 図1のシート処理装置におけるシート束排出部材の駆動機構の斜視図である。(a)は、シート束排出部材が待機位置にいるときの図である。(b)は、シート束排出部材がシート束を排出する位置に移動したときの図である。 図8のシート束排出部材がシート束をスタックトレイに排出する様子を示す図である。 図1のシート処理装置におけるシートクランプ部材の駆動機構の斜視図である。 図1のシート処理装置におけるシートクランプ部材の駆動機構の斜視図である。(a)シートクランプ部材が上昇した図である。(b)シートクランプ部材が下降した図である。 図1のシート処理装置におけるスタックトレイの駆動機構の図である。 図1のシート処理装置におけるシート幅の違うシートの幅方向整合を説明用の図である。 図1のシート処理装置のスタックトレイ(下ビン)、スタックトレイ(上ビン)の構成を説明する図である。(a)スタックトレイを縮めた図である。(b)スタックトレイを延ばした図である。 図1のシート処理装置における制御部の構成を示すブロック図である。 図1のシート処理装置におけるシート処理動作の説明するためのフローチャートである。 図16の続きのフローチャートである。 図1のオフセットローラによりオフセットされたシート束をステイプル処理した様子を示す図である。 図1のシート処理装置におけるスタックトレイの上昇を規制する他の機構を示す図である。
符号の説明
100 CPU
120 リーダ部
200 プリンタ部(画像形成部)
202 感光体ドラム
300 自動原稿給送装置(ADF)
400 シート処理装置
407 オフセットローラ(移動手段)
410 処理トレイ(積載手段)
411 シート後端ストッパ(上流端位置決め手段)
412 シートクランプ部材
416 側端位置決め壁(側端位置決め手段)
421 スタックトレイ(下ビン)
422 スタックトレイ(上ビン)
432 オフセットモータ(移動手段)
500 画像形成装置
500A 画像形成装置本体
S シート
SA シート束
SP 画像形成装置本体の側部に形成された空間
SP1 シート積載空間

Claims (6)

  1. シートが積載される積載手段と、
    前記積載手段に積載された前記シートの上面に当接して前記シートをシート搬送方向に対して交差するシート幅方向に移動させる移動手段と、
    前記移動手段によって前記シート幅方向に移動させられた前記シートの側端を受け止める側端位置決め手段と、を備えたシート処理装置において、
    前記移動手段の移動距離が、所定幅サイズのシートの側端を前記側端位置決め手段に当接させるのに必要な距離に設定されている、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記移動手段が、前記シートを前記側端位置決め手段に当接させた後、当該シートの上面を滑ることが可能な摩擦係数に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記積載手段の前記シート搬送方向の上流側に設けられて前記シートの上流端を受け止める上流端位置決め手段を備え、
    前記移動手段が、前記シートを前記シート搬送方向の上流側に搬送可能であり、前記シートを前記上流側に搬送して前記シートの上流端を前記上流端位置決め手段に当接させて位置決めする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記移動手段が、正逆転可能なローラを有し、
    前記ローラが、前記積載手段に積載された前記シートを前記シート搬送方向の上流側と下流側とに搬送可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記所定の幅サイズが、画像形成部で画像を形成することのできるシートの最小幅に設定されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
JP2005347316A 2005-11-30 2005-11-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 Withdrawn JP2007153465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005347316A JP2007153465A (ja) 2005-11-30 2005-11-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005347316A JP2007153465A (ja) 2005-11-30 2005-11-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007153465A true JP2007153465A (ja) 2007-06-21

Family

ID=38238309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005347316A Withdrawn JP2007153465A (ja) 2005-11-30 2005-11-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007153465A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031652A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Canon Inc 画像形成装置
JP2009058787A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム
JP2009069543A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Canon Finetech Inc シート処理装置と画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031652A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Canon Inc 画像形成装置
JP2009058787A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム
JP2009069543A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Canon Finetech Inc シート処理装置と画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050230896A1 (en) Sheet treating apparatus and image forming apparatus therewith
JP4708081B2 (ja) シート処理装置、および画像形成装置
JP2005089121A (ja) シート後処理装置および画像形成装置
JP2007153465A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4662422B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4535833B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2005308912A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006103844A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4203955B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2005132610A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4711727B2 (ja) シート処理装置、および画像形成装置
JP4345891B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4738934B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2007131440A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4549151B2 (ja) 画像形成装置
JP2006103839A (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP4748577B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4662423B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4596812B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4471720B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2006111425A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5635865B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4632232B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2005306512A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006103861A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081121

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091214