JP2007152506A - 立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】両側に立壁を有する立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとこれに対応するオペレータとの配置を工夫し、パレット出入時やパレット交換及びワーク加工時においてオペレータがその状態を観察できて安全運転ができるようにした立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造を提供する。
【解決手段】パレット4の機械本体側への出入時にはオペレータ6は保護カバー5の外側の斜め隅に配置して操作を行う。一方、パレット交換時にはオペレータ6は機械本体の正面に廻り込むことができる。
【選択図】図1
【解決手段】パレット4の機械本体側への出入時にはオペレータ6は保護カバー5の外側の斜め隅に配置して操作を行う。一方、パレット交換時にはオペレータ6は機械本体の正面に廻り込むことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、両側に立壁のある立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとこれを操作するオペレータのパレット出入時や交換時における配置構造に関する。
一般にマシニングセンタにはパレットチェンジャが付設されているが、パレットチェンジャやパレット上のワークの加工時等においては、オペレータはそのパレットチェンジャの操作やワークの加工状態を観察することが必要である。なお、パレットチェンジャとしては大部分のものが機械本体の正面側に配置されている。
「特許文献1」はマシニングセンタにおけるパレットチェンジャの一例を示すものであり、これも加工機テーブル(1)に対してパレットチェンジャがその正面側に配置されている様子が示されている。
実開平5−74743号(図1)
「特許文献1」はマシニングセンタにおけるパレットチェンジャの一例を示すものであり、これも加工機テーブル(1)に対してパレットチェンジャがその正面側に配置されている様子が示されている。
前記のように、マシニングセンタにおけるパレットチェンジャは機械本体の正面側に配置されるものが多いが、このパレットチェンジャとオペレータの配置とを関連づけているものは余り見当らない。
一方、立型マシニングセンタにおいて両側に立壁を有するものがあるが、このマシニングセンタの場合は立壁の存在によりオペレータの配置が問題になる。即ち、オペレータは立壁に邪魔されてワーク加工状態を機械の側面から観察することができない。また、パレットチェンジャ操作においても機械本体の横で行うことは出来ず、正面側にて操作することが必要になる。従って、両側に立壁を有する立型マシニングセンタの場合は、パレットチェンジャの構造もオペレータの配置を考慮することが必要であり、ここに工夫が必要となる。
一方、立型マシニングセンタにおいて両側に立壁を有するものがあるが、このマシニングセンタの場合は立壁の存在によりオペレータの配置が問題になる。即ち、オペレータは立壁に邪魔されてワーク加工状態を機械の側面から観察することができない。また、パレットチェンジャ操作においても機械本体の横で行うことは出来ず、正面側にて操作することが必要になる。従って、両側に立壁を有する立型マシニングセンタの場合は、パレットチェンジャの構造もオペレータの配置を考慮することが必要であり、ここに工夫が必要となる。
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、両側に立壁を有する立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとそのオペレータの配置を関連づけてなる立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造を提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、両側に立壁のある立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとその操作を行うオペレータの配置構造であって、前記パレットチェンジャは、機械本体の正面側に相対向して配置されるパレット回動部と、該パレット回動部に搭載されているパレットを機械本体側に出入させるためのパレット出入機構部と、前記パレット回動部を囲み斜め横から機械本体内を観察可能な出入扉付保護カバーとからなり、前記オペレータは、パレットの出入時においては前記保護カバーの外側の斜め位置に配置すると共に、パレット回動部が90°回動するパレット交換時においては機械本体の正面の位置に配置されることを特徴とする。
本発明の請求項1の立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造によれば、パレットの出入時においてはオペレータはパレットチェンジャの保護カバーの外側の斜め横に配置してパレット交換の様子を観察しながら操作することができると共に、パレット回動部の90°回動時のパレット交換時には機械本体の正面に廻り込むことができ、加工中のワークの観察や必要な操作を行うことができる。これにより、加工時におけるトラブル等を事前に、かつ素早く解消でき、安全運転が可能になる。
以下、本発明の立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1乃至図3は本発明におけるパレットチェンジャの概要とオペレータの配置等を示す模式的構造図である。
図1に示すように、立型マシニングセンタ100は両側に立壁8を有するものからなり、その前面側の主軸9の下方にはパレットテーブル10が配置される。また、前面には開閉扉11が配置される。なお、図1はパレット4の機械本体側への出入時の配置を示すものである。
図1乃至図3は本発明におけるパレットチェンジャの概要とオペレータの配置等を示す模式的構造図である。
図1に示すように、立型マシニングセンタ100は両側に立壁8を有するものからなり、その前面側の主軸9の下方にはパレットテーブル10が配置される。また、前面には開閉扉11が配置される。なお、図1はパレット4の機械本体側への出入時の配置を示すものである。
パレットチェンジャ1はパレット4を2個搭載したパレット回動部2と、パレット4を機械本体側に出入させるためのパレット出入機構部3と、これ等を囲む保護カバー5等とからなる。なお、パレット回動部2やパレット出入機構部3の構造は公知技術であり、その構造説明は省略する。
保護カバー5は図示のようにこの実施例では八角形状のものからなり、隅部にはオペレータ6が出入するため出入扉7を有するものからなる。
以上の状態においてオペレータ6は保護カバー5の出入扉7のある四隅の内の1つの隅と機械本体との間に位置し、パレットチェンジャ1や機械本体側の操作を行う。図示のように、この状態ではオペレータ6は機械本体の正面側を十分に観察することができないが、斜めの位置からパレットチェンジャ1の動きやその出入の状態を確認することができ、トラブルの発生を防止することが可能である。
保護カバー5は図示のようにこの実施例では八角形状のものからなり、隅部にはオペレータ6が出入するため出入扉7を有するものからなる。
以上の状態においてオペレータ6は保護カバー5の出入扉7のある四隅の内の1つの隅と機械本体との間に位置し、パレットチェンジャ1や機械本体側の操作を行う。図示のように、この状態ではオペレータ6は機械本体の正面側を十分に観察することができないが、斜めの位置からパレットチェンジャ1の動きやその出入の状態を確認することができ、トラブルの発生を防止することが可能である。
図2は、ワークの加工時の状態とパレットチェンジャ1におけるパレット交換の様子を示すものである。パレットチェンジャ1側からのワークを搭載したパレット4の機械本体側への投入が終了したら図示のようにパレット回動部2を図1の位置から90°回動する。この状態では保護カバー5とパレット回動部2との間に空間12が生ずる。そのため保護カバー5の出入扉7を開けて図2,図3に示すようにオペレータ6は機械本体の正面に廻り込むことができる。この状態では機械本体側の開閉扉11は閉止される。以上により、オペレータ6はワークの加工状態を確実に観察することができる。
以上の説明では立型マシニングセンタ100やパレットチェンジャ1等を図示のものとしたが、これ等に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用される。また、パレットチェンジャ1はパレット4を2個搭載するものでなくてもよく、保護カバー5も八角状のものに限定するものではない。
本発明は、両側に立壁を有する立型マシニングセンタについて適用したものであるが、機械本体の側面から機械操作のできる形式の機械(マシニングセンタを含む)にすべて適用され、その利用範囲は広い。
1 パレットチェンジャ
2 パレット回動部
3 パレット出入機構部
4 パレット
5 保護カバー
6 オペレータ
7 出入扉
8 立壁
9 主軸
10 パレットテーブル
11 開閉扉
12 空間
100 立型マシニングセンタ
2 パレット回動部
3 パレット出入機構部
4 パレット
5 保護カバー
6 オペレータ
7 出入扉
8 立壁
9 主軸
10 パレットテーブル
11 開閉扉
12 空間
100 立型マシニングセンタ
Claims (1)
- 両側に立壁のある立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとその操作を行うオペレータの配置構造であって、前記パレットチェンジャは、機械本体の正面側に相対向して配置されるパレット回動部と、該パレット回動部に搭載されているパレットを機械本体側に出入させるためのパレット出入機構部と、前記パレット回動部を囲み斜め横から機械本体内を観察可能な出入扉付保護カバーとからなり、前記オペレータは、パレットの出入時においては前記保護カバーの外側の斜め位置に配置すると共に、パレット回動部が90°回動するパレット交換時においては機械本体の正面の位置に配置されることを特徴とする立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005352187A JP2007152506A (ja) | 2005-12-06 | 2005-12-06 | 立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005352187A JP2007152506A (ja) | 2005-12-06 | 2005-12-06 | 立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007152506A true JP2007152506A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38237493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005352187A Pending JP2007152506A (ja) | 2005-12-06 | 2005-12-06 | 立型マシニングセンタにおけるパレットチェンジャとオペレータの配置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007152506A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2005
- 2005-12-06 JP JP2005352187A patent/JP2007152506A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104994991B (zh) * | 2012-08-10 | 2016-06-29 | 山崎马扎克公司 | 立式加工中心 |
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JPWO2014057834A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2016-09-05 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
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