JP2007151021A - 電話システム及びこの電話システムのチャネル捕捉方法 - Google Patents

電話システム及びこの電話システムのチャネル捕捉方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接続種別や条件に応じて適切な通信チャネルを捕捉し得る電話システムを提供する。
【解決手段】主装置BTにおいて、複数のチャネルハンティンググループとIPインタフェース部12−1〜12−4との対応関係を表すグループテーブルを記憶部14に記憶しておくことにより、制御チャネルを介してIP電話端末TAからのIP電話端末TB宛の着信呼がIPインタフェース部12−1に到来した場合に、中央制御部11にて記憶部14に記憶されているグループテーブルを参照して、要求元のIP電話端末TAに対しグループ1内の空きのメディアチャネルを介して接続し、またIP電話端末TBに対しグループ1内の空きのメディアチャネルを介して接続するようにしている。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えばIP(Internet Protocol)電話システム等のように、IP網を介して電話端末間で音声や映像通信を行なうシステムで使用される電話システム及びこの電話システムのチャネル捕捉方法に関する。
近年、IP網を介して、双方向に画像や音声をパケットデータとして、リアルタイムに送受信するネットワーク電話システム(IP電話システム)が普及し始めている。
このIP電話システムでは、IP網にIP電話端末を接続するとともに、IP網をゲートウェイもしくは主装置を介してアナログ電話回線または公衆網等の一般電話網に接続し、IP電話端末及びゲートウェイにおいてプロトコル変換及びデータのフォーマット変換等を行うことにより、IP電話端末相互間及びIP電話端末と一般電話網との間で音声通信を可能にしている。
ところで、この種のシステムでは、主装置において、IP電話端末とこのIP電話端末を収容するインタフェースユニットとが固定的に対応付けられているので、着信先となるインタフェース部に空きの音声・映像用のメディアチャネルがない場合に、発呼者は他のIP電話端末へ再接続を行なう手順をとることになる。このため、発呼者が接続先のIP電話端末への発信を行なってから接続先となる端末の話者と通話可能となるまでに多くの手間と時間がかかる。
そこで、主装置の中央制御部により各インタフェースユニットそれぞれのメディアチャネルの状態を監視し、空きのインタフェースユニットのメディアチャネルにより着信させる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−169079号公報。
ところが、上記方法では、常に複数のインタフェースユニットそれぞれのメディアチャネルの状態を監視し、同一条件で空きのメディアチャネルにより着信させる処理を中央制御部に実行させている。このため、各ユーザに応じたきめ細かなサービスを行うことができない。
また、通信において制御チャネルは、インタフェースユニットに対してIPトランクやIP電話端末が固定的に対応付けられ、メディアチャネルはインタフェースユニットに対して接続毎(呼毎)に変化した場合、メディアチャネルによってはファイアウォールまたはNAT(Network Address Translation)ルータを経由しなければならない場合もあり、このため何らかの対策が強く望まれている。
そこで、この発明の目的は、接続種別や条件に応じて適切な通信チャネルを捕捉し得る電話システム及びこの電話システムのチャネル捕捉方法を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
IP(Internet Protocol)網及びIP電話端末が接続される複数の通信チャネル及び通信チャネルと対になった制御チャネルあるいは1つの制御チャネルをそれぞれ収容する複数のインタフェースユニットを備えた電話システムにおいて、複数のインタフェースユニットに対応付けられた端末IDを利用することで分割して構成した複数のグループと、これらのグループに属するインタフェースユニットとを対応付けたグループテーブルを記憶する記憶手段と、制御チャネルを介してIP網またはIP電話端末から接続要求が到来した場合に、通信チャネルを選択するときグループテーブルを参照し、この参照結果に基づいて接続要求が到来した制御チャネルが属するグループ内で空きの通信チャネルを優先的に選択し、この選択した通信チャネルを介して要求元のIP網やIP電話端末を接続する制御手段とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、複数のグループと複数のインタフェースユニットとの対応関係を表すグループテーブルを用意したことにより、制御チャネルを介してIP網またはIP電話端末から接続要求が到来した場合に、グループテーブルを参照して、要求元のIP網またはIP電話端末に対しグループ単位で空きの通信チャネルを介して接続することができる。従って、通信チャネルの捕捉をグループ内に制限することができ、これにより接続先が重要なIP電話端末に対しリソース待ちを回避できる。
複数のインタフェースユニットのうち、第1の端末IDが割り当てられた第1のインタフェースユニットがあり、複数の第1のIP電話端末及びIP網をそれぞれ収容し、第1の端末IDとは異なる第2の端末IDが割り当てられた複数の第2のインタフェースユニットがあり、複数の第2のIP電話端末やIP網をそれぞれ収容するこれらのインタフェースユニットが混在するとき、記憶手段は、複数の第1のインタフェースユニットが第1の端末IDに設定されるとき第1のグループに対応付け、複数の第2のインタフェースユニットが第2の端末IDに設定されるとき第2のグループに対応付けたグループテーブルを記憶し、制御手段は、第1のIP電話端末から第2のIP電話端末またはIP網宛ての接続要求、または第2のIP電話端末から第1のIP電話端末またはIP網宛ての接続要求が到来した場合に、グループテーブルを参照し、この参照結果に基づいて第1のIP電話端末を第1のグループに属する複数の第1のインタフェースユニットの空きの通信チャネルを介して接続するとともに、第2のIP電話端末を第2のグループに属する複数の第2のインタフェースユニットの空きの通信チャネルを介して接続し、しかる後に第1のIP電話端末を接続した第1のインタフェースユニットと第2のIP電話端末を接続した第2のインタフェースユニットとの間を接続することを特徴とする。
この構成によれば、プライベートIPアドレスといった第1の端末IDが割り当てられた複数の第1のIP電話端末をそれぞれ収容する複数の第1のインタフェースユニットを第1のグループに対応付け、グローバルIPアドレスといった第2の端末IDが割り当てられた複数の第2のIP電話端末をそれぞれ収容する複数の第2のインタフェースユニットを第2のグループに対応付けたグループテーブルを用意したことにより、第1のIP電話端末から第2のIP電話端末宛ての接続要求または第2のIP電話端末から第1のIP電話端末宛ての接続要求が到来した場合に、グループテーブルを参照して、第1のIP電話端末を第1のグループに属する複数の第1のインタフェースユニットの空きの通信チャネルを介して接続するとともに、第2のIP電話端末を第2のグループに属する複数の第2のインタフェースユニットの空きの通信チャネルを介して接続し、しかる後に第1のIP電話端末を接続した第1のインタフェースユニットと第2のIP電話端末を接続した第2のインタフェースユニットとの間を接続するようにしている。
従って、NATルータ経由による通信不可が発生するような通信チャネルの捕捉を回避できる。また、NATルータ経由による通信でNATルータ経由を判断するためのパケットをインタフェースユニットや中継サーバへ送出することがなくなり、これによりNATルータや中継サーバへの負荷を軽減できる。
複数の通信チャネルが複数のセグメントに分割構成されるとき、記憶手段は、インタフェースユニットに設定される端末ID(IPアドレスまたはサブネットマスク)を利用し同一セグメントに属する複数の通信チャネルを同一のグループに対応付けたグループテーブルを記憶することを特徴とする。
この構成によれば、同一セグメント内の通信チャネルを優先的に使用するため、他のセグメントへの影響を少なくすることができる。
さらに、ユーザによる記憶指示が入力されたとき、複数の第1のインタフェースユニットを第1のグループに対応付け、複数の第2のインタフェースユニットを第2のグループに対応付けてグループテーブルに記憶する手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ユーザが自身でインタフェースユニットをグループテーブルに登録する必要があるか否かを判断して指示することができ、これにより真に必要なインタフェースユニットのみをグループテーブルに登録することが可能となる。
以上詳述したようにこの発明によれば、接続種別や条件に応じて適切な通信チャネルを捕捉し得る電話システム及びこの電話システムのチャネル捕捉方法を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる通信システムを示す概略構成図である。
このシステムはLAN1を有している。そして、LAN1には主装置BT、IP電話端末TE、NAT装置NTS,NTT,NTV,NTW、ファイアウォールFWが接続されている。NAT装置NTSは、IP電話端末TA,TBとLAN1との間におけるアドレスの変換機能を備えている。NAT装置NTTは、IP電話端末TC,TDとLAN1との間におけるアドレスの変換機能を備えている。
また、NAT装置NTVにはゲートウェイ装置GWYが接続されており、NAT装置NTWにはゲートウェイ装置GWZが接続されている。ゲートウェイ装置GWYは複数のデジタル電話機DKT1〜DKTj(jは自然数)を接続しており、ゲートウェイ装置GWZは複数のアナログ電話機AKT1〜AKTm(mは自然数)及びPSTN及びISDNを含む公衆網PNWを接続している。NAT装置NTVはLAN1とデジタル電話機DKT1〜DKTjとの間におけるアドレスの変換機能を備えている。NAT装置NTWはLAN1とアナログ電話機AKT1〜AKTmまたは公衆網PNWとの間におけるアドレスの変換機能を備えている。
ファイアウォールFWは、LAN1とインターネットINWとの間を接続している。インターネットINWには、IP電話端末TG及びNAT装置NTUが接続されている。NAT装置NTUは、IP電話端末TFとインターネットINWとの間におけるアドレスの変換機能を備えている。
ところで、上記主装置BTは、この発明に係わる機能として次のような機能を有している。図2はその構成を示すブロック図である。
主装置BTは、中央制御部(CTU)11、従来からあるデジタル電話機DKTT1やアナログ電話機、公衆網PNWの局線を収容するインタフェースユニット以外のインタフェースユニットとしてのIPインタフェース部12−1〜12−n(nは自然数)備えている。そして、中央制御部11及びIPインタフェース部12−1〜12−nは、バス13を介して互いに接続されている。
中央制御部11は、IPインタフェース部12−1〜12−n相互間を任意に交換接続し、IPインタフェース部12−1〜12−n間との音声信号/制御信号の制御を行う。
IPインタフェース部12−1〜12−nには、IP電話端末TA〜TF、NAT装置NTS,NTT,NTV,NTW、ファイアウォールFWがNチャネル分の音声・映像通信用のメディアチャネル及びNチャネルあるいは1チャネル分の制御チャネルを介して必要に応じて接続される。IPインタフェース部12−1〜12−nは、接続されたIP電話端末TA〜TF、NAT装置NTS,NTT,NTV,NTW、ファイアウォールFWに関するインタフェース動作を行う。また、IPインタフェース部12−1〜12−nは、上記インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、バス13を介して中央制御部11との間で行う。
ところで、中央制御部11には、記憶部14が接続されている。記憶部14には、図3に示すように、端末IDとしてのIPアドレスを利用してIPインタフェース部12−1〜12−nを分割して構成した複数のメディアチャネルを選択できるハンティンググループと、これらハンティンググループに属するIPインタフェース部12−1〜12−nそれぞれに割り当てられるIPアドレスと、IPインタフェース部12−1〜12−nが収容するメディアチャネル数との対応関係を表すグループテーブルが記憶されている。
そして、中央制御部11は、例えばIP電話端末TAからIP電話端末TB宛の着信呼がIPインタフェース部12−1の制御チャネルを介して到来した場合に、記憶部14に記憶されているグループテーブルを参照して、グループ1に属するIPインタフェース部12−1(LIPU1)及びIPインタフェース部12−2(LIPU2)が収容するメディアチャネルのうちの空きチャネルにIP電話端末TA,TBを接続して、IP電話端末TA,TB間の通信リンクを確立する。
次に、以上のような構成における動作について説明する。
(登録動作)
例えばIPインタフェース部12−1〜12−4にIPアドレス1,2,3,4が設定されると、主装置BTの中央制御部11は設定された端末ID(IPアドレス)がグローバルIPアドレスまたはプライベートIPアドレスか確認して記憶部14のグループテーブルに自動登録する。グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの分類は、以下の方法で行う。
(1)FC1918では、グローバルIPアドレスとして以下のIPアドレスを推奨している。
Class A:10.X.X.X
Class B:172.16,x.x 〜 172.31.x.x
Class C:192.168.x.x
(2)プライベートIPアドレスは、上記のIPアドレス以外が設定された場合として分類する。
(3)192.16.1.10と192.16.2.10のようにサブネットマスクが異なる場合でも同一のチャネルハンティンググループに登録する。
なお、上記は、自動登録であるが、チャネルハンティンググループにそれぞれのIPインタフェース部12−1〜12−4のIPアドレスに応じて手動で登録することも可能である。チャネルハンティングを分散するということでグローバルIPアドレスやプライベートIPアドレスのグループはそれぞれ複数のハンティンググループに分割することも可能である。
(IPインタフェース部12−1〜12−4にプライベートIPアドレスが設定されている場合)
例えば図4に示すように、IP電話端末TAからIP電話端末TB宛の着信呼が主装置BTのIPインタフェース部12−1に到来したとする。そうすると、中央制御部11は、IPインタフェース部12−1より通知された着信データからどのハンティンググループのメディアチャネルを捕捉するかを記憶部14中のグループテーブルをもとに判定する。そして、グループ1に属するIPインタフェース部12−1,12−2の中から空きのメディアチャネルを捕捉し、このメディアチャネルを使用した通信リンクを形成する。
かくして、IP電話端末TAと着信先のIP電話端末TBとの間で音声通信が可能となる。
以上のように上記第1の実施形態では、主装置BTにおいて、複数のチャネルハンティンググループとIPインタフェース部12−1〜12−4との対応関係を表すグループテーブルを記憶部14に記憶しておくことにより、制御チャネルを介してIP電話端末TAからのIP電話端末TB宛の着信呼がIPインタフェース部12−1に到来した場合に、中央制御部11にて記憶部14に記憶されているグループテーブルを参照して、要求元のIP電話端末TAに対しグループ1内の空きのメディアチャネルを介して接続し、またIP電話端末TBに対しグループ1内の空きのメディアチャネルを介して接続するようにしている。
従って、メディアチャネルの捕捉をグループ内に制限することができ、これにより接続先が重要なIP電話端末TCに対するリソース待ちを回避できる。
また、上記第1の実施形態では、ユーザの手動操作によりIPインタフェース部12−5をグループテーブル中のチャネルハンティンググループに対応付けて登録することができるので、これにより真に必要なIPインタフェース部12−5のみをグループテーブルに登録することが可能となる。
(第2の実施形態)
図5は、この発明の第2の実施形態として、IPインタフェース部12−1〜12−nにプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとが設定されている場合のシーケンス図である。
プライベートIPアドレスが設定されているIPインタフェース部12−1,12−2はグループ1に対応付けて記憶部14のグループテーブルに記憶され、グローバルIPアドレスが設定されているIPインタフェース部12−6,12−7はグループ3に対応付けて記憶部14のグループテーブルに記憶される。
ダイナミックにチャネルリソースを利用する場合、グローバルIPアドレスを使用するIPトランクの場合は、ハンティンググループ3のチャネルリソースから優先的に選択して使用できる。プライベートIPアドレスを使用するIP電話の場合は、ハンティンググループ1のチャネルリソースから優先的に選択して使用できる。
ただし、ハンティングの条件によってはグローバルIPアドレス、プライベートIPアドレスいずれも利用はできる。IPトランク用のIPインタフェース部12−6,12−7がIP電話用のIPインタフェース部12−1,12−2のチャネルを利用した場合(グローバルIPアドレスのインタフェースの制御チャネルでプライベートIPアドレスのメディアチャネルを利用する)や、IP電話用のIPインタフェース部12−1,12−2がIPトランク用のIPインタフェース部12−6,12−7のチャネルを利用した場合(プライベートIPアドレスの制御チャネルでグローバルIPアドレスのメディアチャネルを利用する)は、NAT装置NTS越えとなるため、END−END間で音声通話ができなくなる場合がある。
チャネルハンティングでNAT装置NTS越えが必要となる場合、チャネルハンティンググループによってチャネルリソースの捕捉を制限することで上記の問題を軽減する。
チャネルハンティングへの複数のIPインタフェース部12−1〜12−nの登録は、予め運用者が手動で設定する場合と自動的に認識する方法がある。手動で設定する場合は、IPアドレスに応じて保守者が設定することになる。
チャネルハンティンググループへ登録されていない場合のチャネルハンティングは、IPインタフェース部12−1〜12−nのLIPUのチャネルリソースを利用するようにする(制御チャネルと等しいIPインタフェース部12−1〜12−nのメディアチャネルを利用する)。
例えばIP電話端末TEからIP電話端末TA宛の着信呼が主装置BTのIPインタフェース部12−6に到来したとする。そうすると、中央制御部11は、IPインタフェース部12−6より通知された着信データからどのハンティンググループのメディアチャネルを捕捉するかを記憶部14中のグループテーブルをもとに判定する。そして、グループ3に属するIPインタフェース部12−6,12−7の中から空きのメディアチャネルを捕捉し、このメディアチャネルを介してIP電話端末TEを接続する。
続いて、グループ1に属するIPインタフェース部12−1,12−2の中から空きのメディアチャネルを捕捉し、このメディアチャネルを介してIP電話端末TAを接続する。
かくして、IP電話端末TEと着信先のIP電話端末TAとの間でNAT装置NTSを経由することなく音声通信が可能となる。
以上のように上記第2の実施形態では、主装置BTにおいて、プライベートIPアドレスが割り当てられたIP電話端末TA,TBをそれぞれ収容するIPインタフェース部12−1,12−2をグループ1に対応付け、グローバルIPアドレスが割り当てられたIP電話端末TEを収容するIPインタフェース部12−6,12−7をグループ3に対応付けたグループテーブルを記憶部14に記憶しておくことにより、IP電話端末TEからIP電話端末TA宛ての着信呼がIPインタフェース部12−6に到来した場合に、中央制御部11にて記憶部14のグループテーブルを参照して、IP電話端末TEをグループ3に属するIPインタフェース部12−6,12−7の空きのメディアチャネルを介して接続するとともに、着信先となるIP電話端末TAをグループ1に属するIPインタフェース部12−1,12−2の空きのメディアチャネルを介して接続し、しかる後にIP電話端末TEを接続したIPインタフェース部12−6とIP電話端末TAを接続したIPインタフェース部12−1との間を接続するようにしている。
従って、NAT装置NTS経由による通信不可が発生するようなメディアチャネルの捕捉を回避できる。また、NAT装置NTS経由による通信でNAT装置NTS経由を判断するためのパケットをIPインタフェース部12−1〜12−nや中継サーバへ送出することがなくなり、これによりNAT装置NTSや中継サーバへの負荷を軽減できる。
(その他の実施形態)
この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば上記各実施形態では、プライベートIPアドレスが設定された複数のIPインタフェース部のグループ分けや、プライベートIPアドレスが設定されたIPインタフェース部及びグローバルIPアドレスが設定された複数のIPインタフェース部を別々にグループ分けする例について説明した。しかしこれに限ることなく、図6に示すように、グローバルIPアドレスが設定された複数のIPインタフェース部12−6〜12−9をそれぞれグループ3,4に分類してもよい。
また、上記実施形態では、複数のIPインタフェース部をグループ分けする例について説明したが、メディアチャネルが複数のセグメントに分割構成される場合に、同一のセグメントを同一のチャネルハンティンググループに対応付けて登録するようにしてもよい。
その他、システムの種類や構成、主装置の構成、電話端末といったIP電話端末の種類、グループテーブルの記憶内容、メディアチャネルの捕捉制御手順等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
この発明の第1の実施形態に係わる通信システムを示す概略構成図。 上記図1に示した主装置の機能構成を示すブロック図。 上記図2に示した記憶部の記憶内容の一例を示す図。 同第1の実施形態において、IPインタフェース部にプライベートIPアドレスが設定されている場合のグループ分けの例を説明するために示すシーケンス図。 この発明の第2の実施形態として、IPインタフェース部にプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとが設定されている場合のグループ分けの例を説明するために示すシーケンス図。 この発明のその他の実施形態として、IPインタフェース部にグローバルIPアドレスが設定されている場合のグループ分けの例を説明するために示すシーケンス図。
符号の説明
1…LAN、11…中央制御部(CTU)、12−1〜12−n…IPインタフェース部、13…バス、14…記憶部、BT…主装置、TA〜TF…IP電話端末、NTS,NTT,NTU,NTV,NTW…NAT装置、GWY,GWZ…ゲートウェイ装置、DKT1〜DKTj…デジタル電話機、AKT1〜AKTm…アナログ電話機、FW…ファイアウォール、INW…インターネット、PNW…公衆網。

Claims (6)

  1. IP(Internet Protocol)網及びIP電話端末が接続される複数の通信チャネル及び通信チャネルと対になった制御チャネルあるいは1つの制御チャネルをそれぞれ収容する複数のインタフェースユニットを備えた電話システムにおいて、
    前記複数のインタフェースユニットに対応付けられた端末IDを利用することで分割して構成した複数のグループと、これらのグループに属するインタフェースユニットとを対応付けたグループテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記制御チャネルを介してIP網またはIP電話端末から接続要求が到来した場合に、通信チャネルを選択するとき前記グループテーブルを参照し、この参照結果に基づいて前記接続要求が到来した制御チャネルが属するグループ内で空きの通信チャネルを優先的に選択し、この選択した通信チャネルを介して要求元のIP網またはIP電話端末を接続する制御手段とを具備したことを特徴とする電話システム。
  2. 前記複数のインタフェースユニットのうち、第1の端末IDが割り当てられた第1のインタフェースユニットがあり、複数の第1のIP電話端末及びIP網をそれぞれ収容し、前記第1の端末IDとは異なる第2の端末IDが割り当てられた複数の第2のインタフェースユニットがあり、複数の第2のIP電話端末及びIP網をそれぞれ収容するこれらのインタフェースユニットが混在するとき、
    前記記憶手段は、前記複数の第1のインタフェースユニットが第1の端末IDに設定されるとき第1のグループに対応付け、前記複数の第2のインタフェースユニットが第2の端末IDに設定されるとき第2のグループに対応付けたグループテーブルを記憶し、
    前記制御手段は、前記第1のIP電話端末から前記第2のIP電話端末またはIP網宛ての接続要求、または前記第2のIP電話端末から前記第1のIP電話端末またはIP網宛ての接続要求が到来した場合に、前記グループテーブルを参照し、この参照結果に基づいて前記第1のIP電話端末を前記第1のグループに属する複数の第1のインタフェースユニットの空きの通信チャネルを介して接続するとともに、前記第2のIP電話端末を前記第2のグループに属する複数の第2のインタフェースユニットの空きの通信チャネルを介して接続し、しかる後に前記第1のIP電話端末を接続した第1のインタフェースユニットと前記第2のIP電話端末を接続した第2のインタフェースユニットとの間を接続することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  3. 前記複数の通信チャネルが複数のセグメントに分割構成されるとき、
    前記記憶手段は、インタフェースユニットに設定される端末ID(IPアドレスまたはサブネットマスク)を利用し同一セグメントに属する複数の通信チャネルを同一のグループに対応付けたグループテーブルを記憶することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  4. さらに、ユーザによる記憶指示が入力されたとき、前記複数の第1のインタフェースユニットを第1のグループに対応付け、前記複数の第2のインタフェースユニットを第2のグループに対応付けてグループテーブルに記憶する手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電話システム。
  5. さらに、ユーザのよる登録指示が入力されたとき、同一セグメントに属する複数のインタフェースユニットを同一のグループに対応付けてグループテーブルを記憶する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の電話システム。
  6. IP網及びIP電話端末が接続される複数の通信チャネル及び少なくとも1つの制御チャネルをそれぞれ収容する複数のインタフェースユニットを備えた電話システムのチャネル捕捉方法において、
    前記複数のインタフェースユニットに対応付けられる端末IDを利用することで分割して構成した複数のグループと、これらのグループに属するインタフェースユニットとを対応付けたグループテーブルをメモリに記憶し、
    前記制御チャネルを介して電話端末から接続要求が到来した場合に、通信チャネルを選択するとき前記グループテーブルを参照し、この参照結果に基づいて前記接続要求が到来した制御チャネルが属するグループ内で空きの通信チャネルを優先的に選択し、この選択した通信チャネルを介して要求元のIP網またはIP電話端末を接続するようにしたことを特徴とする電話システムのチャネル捕捉方法。
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