JP2007146424A - 駆動装置 - Google Patents

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    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/68Operating devices or mechanisms, e.g. with electric drive
    • E06B9/72Operating devices or mechanisms, e.g. with electric drive comprising an electric motor positioned inside the roller
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

【課題】同軸線上においてブレーキユニット、駆動モータ、減速機等を、コンパクトのサイズの中で一体化できると共に、これらを収納するケースの加工や軸合わせを容易にできる駆動装置を提供することを目的とする。
【解決手段】モータケース20と減速歯車機構を収納するケースとの間に配設され、モータケース20に係合する中間ケース30を備え、減速歯車機構5を収納するケース及び中間ケース30が、モータケース20の一端に、ボルト21を介して軸方向に着脱自在に固定されると共に、ブレーキユニット4が、モータケース20の他端に、ボルト27を介して軸方向に着脱自在に固定され、中間ケース30には、回転軸7が挿通する貫通孔が備えられて、回転軸7を回動自在に支持するベアリング22が備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源となる駆動モータと、該駆動モータの回動を制動するブレーキユニットと、該駆動モータの回転動作を減速して出力する減速歯車機構とを備えた駆動装置に関し、特に、ドラムの内部に収納され、このドラムの周囲に沿ってシート状のシャッタを巻き取ったり送り出したりするシートシャッタの駆動装置に関する。
従来、工場や倉庫の出入り口に設けられ、その出入り口を開閉するシートシャッタ装置が知られている。また、シートシャッタ装置として、出入り口を開閉するために、出入り口の上方にシート状のシャッタが巻き付けられるドラムを有し、ドラムを正逆の両方向に回動させることにより、シート状のシャッタを出入り口へ送り出して出入り口を閉鎖したり、シート状のシャッタをドラムに巻き取って出入り口を開放したりするものが知られている。
そして、前述のシートシャッタ装置において、シートシャッタを巻き取るドラムの内部に、駆動源となる駆動モータと、駆動モータの回動を制動するブレーキユニットと、駆動モータの回転動作を減速して出力する減速歯車機構とを備え、ドラムを回転駆動する駆動装置が知られている。
また、シートシャッタの駆動装置において、ケーシングが、駆動モータ及びブレーキユニットを収納する筒状のモータケースと、このモータケースに対して同軸線上に配設され減速歯車機構を収納する減速機ケースとによって構成されているものがある。そして、モータケースには、減速機ケース側に配置される一端側に駆動モータの回転軸が挿通する挿通孔が形成され、且つ、挿通孔の内周に、回転軸を回動自在に支持するベアリングが備えられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、シートシャッタ装置における駆動装置には、ドラム内に収納されるので、コンパクトなサイズと外観、組立ての簡素化及び高精度化等が求められている。
特開2001−323759
一般に、同軸線上にブレーキユニット、駆動モータ、減速機等を備えた駆動装置は、それらを収納するために、ケーシングの軸方向のサイズが一般に長くなりがちであって、その長さが長くなるにつれて、ケーシングの加工やこれらの軸合わせが困難になるので、これらを改善すべき余地があった。
また、特許文献1のように、ベアリングを介して回転軸を支持する支持部がモータケースと一体に備えられている駆動装置の構成によれば、モータケースの機械的応力及び熱が回転軸の支持部に伝わり、支持部の精度を損なう虞があった。
例えば、前述の駆動装置は、モータケース内に駆動モータ及びブレーキユニットを収納する際に、回転軸の支持部に機械的な応力が伝達して歪が発生し、減速歯車機構と駆動モータとの動力伝達を損なう虞があった。
また、前述の駆動装置は、モータケースと一体に回転軸の支持部が形成されているので、この支持部が損傷した場合には、その補修が困難になる虞もあった。
そこで、本発明は、同軸線上においてブレーキユニット、駆動モータ、減速機等を、コンパクトのサイズの中で一体化できると共に、これらを収納するケースの加工や軸合わせが容易であって、駆動モータの駆動力を減速歯車機構に精度良く伝達でき、且つ、組立ての簡素化を図ることができる駆動装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、駆動源となる駆動モータと、該駆動モータの回動を制動するブレーキユニットと、該駆動モータの回転動作を減速して出力する減速歯車機構とを備えた駆動装置であって、前記駆動モータ及び前記ブレーキユニットを軸方向に収納するモータケースと、前記モータケースに対して同軸線上に配設され、前記減速歯車機構を収納する減速機ケースと、前記モータケースと前記減速機ケースとの間に配設され、該モータケースに係合する中間ケースと、を備え、前記減速機ケース及び前記中間ケースが、前記モータケースの一端に、軸方向に着脱自在に固定されると共に、前記ブレーキユニットが、前記モータケースの他端に、軸方向に着脱自在に固定され、前記中間ケースには、前記駆動モータの回転駆動力が伝達される回転軸が挿通する貫通孔が備えられて、該貫通孔の内周に係合して該回転軸を回動自在に支持するベアリングが備えられていることを特徴とする。
請求項1に記載の駆動装置によれば、減速機ケース及び中間ケースが、モータケースの一端に、軸方向に着脱自在に固定されると共に、ブレーキユニットが、モータケースの他端に、軸方向に着脱自在に固定され、中間ケースには、駆動モータの回転軸が挿通する貫通孔が備えられて、貫通孔の内周に係合して回転軸を回動自在に支持するベアリングが備えられているので、これらを収納するケースの加工や軸合わせが容易であって、駆動モータの動力を減速歯車機構に精度良く伝達でき、且つ、組立ての簡素化を図ることができる。
つまり、請求項1に記載の駆動装置の構成によれば、中間ケースがモータケースと一体に形成される構成に較べ、中間ケースとモータケースとが別体となって形成されているので、ベアリングの支持部を中間ケースに容易に精度良く加工できる。
また、請求項1に記載の駆動装置は、駆動モータの回転軸を支持する中間ケースがモータケースに着脱自在に固定されているので、中間ケースがモータケースと一体に形成される場合に較べ、回転軸の支持部が損傷した場合にその補修を容易にでき、駆動モータを減速歯車機構に精度良く接続できる。
さらに、請求項1に記載の駆動装置の構成によれば、中間ケースがモータケースと一体に形成される構成に較べ、モータケース内に駆動モータ及びブレーキユニットを収納する際の、中間ケースに伝達する機械的なストレスを低減できると共に、駆動モータが駆動する際の、中間ケースに伝達する熱を低減でき、延いては、ベアリングの支持部の精度を良好に維持でき、減速歯車機構に駆動モータの回転駆動力を精度良く伝達できる。
次に、請求項1に記載の駆動装置は、請求項2に記載の発明のように、前記減速機ケース及び前記中間ケースが、前記モータケースの一端に、軸方向に挿通する第一のボルトを介して固定されると共に、前記ブレーキユニットが、前記モータケースの他端に、軸方向に挿通する第二のボルトを介して固定されていることにより、軸方向から減速機ケース、中間ケース、モータケース、ブレーキユニット等を容易に着脱でき、且つ、これらの軸合わせを容易にできる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の駆動装置において、前記中間ケースが、前記モータケースの開口部に挿入されて嵌合する筒状部を備えると共に、前記筒状部の径方向の中間に、周方向に沿って軸方向に凹となる環状部を備え、該環状部を介して、外径方向に第一の筒状壁を備えると共に内径方向に第二の筒状壁を備え、前記第一の筒状壁の外周が前記開口部に嵌合し、前記第二の筒状壁の内周が、前記ベアリングに当接して該ベアリングを支持するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の駆動装置によれば、モータケースに嵌合する筒状部の径方向の中間に、周方向に沿って軸方向に凹となる環状部を備え、環状部を介して、外径方向に第一の筒状壁を備えると共に内径方向に第二の筒状壁を備え、第一の筒状壁の外周が開口部に嵌合し、第二の筒状壁の内周が、ベアリングに当接してこのベアリングを支持しているので、環状部を備えていない場合に較べ、モータケースに中間ケースをフレキシブルに嵌合できると共に、その作業性を向上でき、且つ、前記の嵌合を行う際に、ベアリング支持部の機械的な歪を低減できる。
つまり、請求項3に記載の駆動装置によれば、中間ケースに環状部を備えることにより、第一の筒状壁と第二の筒状壁に、径方向に対するフレキシブル性を発現せしめ、中間ケースをモータケースにフレキシブルに嵌合できると共に、第二の筒状壁によってベアリングを柔軟に支持することができる。
本発明の駆動装置は、減速機ケース及び中間ケースが、モータケースの一端に、軸方向に着脱自在に固定されると共に、ブレーキユニットが、前記モータケースの他端に、軸方向に着脱自在に固定され、中間ケースには、駆動モータの回転駆動力が伝達される回転軸が挿通する貫通孔が備えられて、貫通孔の内周に係合して回転軸を回動自在に支持するベアリングが備えられているので、これらを収納するケースの加工や軸合わせが容易であって、駆動モータの動力を減速歯車機構に精度良く伝達でき、且つ、組立ての簡素化を図ることができる。
また、本発明の駆動装置は、中間ケースがモータケースと一体に形成される構成に較べ、モータケース内に駆動モータ及びブレーキユニットを収納する際の、中間ケースに伝達する機械的なストレスを低減できると共に、駆動モータが駆動する際の、中間ケースに伝達する熱を低減でき、延いては、ベアリングの支持部の精度を良好に維持でき、減速歯車機構に駆動モータの動力伝達を精度良く伝達できる。
また、本発明の駆動装置は、モータケースに嵌合する筒状部の径方向の中間に、周方向に沿って軸方向に凹となる環状部を備え、環状部を介して、外径方向に第一の筒状壁を備えると共に内径方向に第二の筒状壁を備え、第一の筒状壁の外周が開口部に嵌合し、第二の筒状壁の内周が、ベアリングに当接してこのベアリングを支持しているので、環状部を備えていない場合に較べ、モータケースに中間ケースをフレキシブルに嵌合できると共にその作業性を向上でき、且つ、前記嵌合を行う際に、ベアリング支持部の機械的な歪を低減できる。
次に、本発明の一実施例の駆動装置を、図面にもとづいて説明する。図1は、本発明の駆動装置の全体構成を表す断面図、図2は、図1におけるQ部拡大図である。
図1に表したように、駆動装置1は、筒状の円形断面を有するケーシング2内に、駆動源となる駆動モータ3と、駆動モータ3の回動を制動するブレーキユニット4と、駆動モータ3の回転動作を減速して出力する減速歯車機構5とを備えている。
減速歯車機構5は、駆動モータ3のモータ軸6に接続されて回動する回転軸7、回転軸7に接続され回転軸7と共に回動する太陽歯車8、太陽歯車8に空隙を介して同軸状に配設された内歯車9、太陽歯車8及び内歯車9に噛合する遊星歯車10、連結ピン11を介して遊星歯車10を回動自在に支持すると共に太陽歯車8と同軸状に回動自在に支持された第一キャリア12、第一キャリア12に接合された第二太陽歯車13、第二太陽歯車13に空隙を介して同軸状に配設された第二内歯車14、第二太陽歯車13及び第二内歯車14に噛合する第ニ遊星歯車15、第ニ連結ピン16を介して第ニ遊星歯車15を回動自在に支持すると共に第ニ太陽歯車13と同軸状に回動自在に支持された第ニキャリア17、歯車機構に充填された潤滑剤をシールするためのシーリング部材18、19等を備えている。
ケーシング2は、駆動モータ3及びブレーキユニット4を開口孔2fに収納するモータケース20と、モータケース20に対して同軸線上に配設され、減速歯車機構5を収納するケーシング40、内歯車9及び第二内歯車14と、モータケース20と減速機ケース40との間に配設され、モータケース20に係合する中間ケース30とによって構成されている。なお、内歯車9、第二内歯車14は、夫々、遊星歯車10、第二遊星歯車15に噛合する歯車としての機能と、遊星歯車機構5を収納するケースとしての機能を備え、本発明における減速機ケースは、ケーシング40、内歯車9、第二内歯車14によって、その機能が発現される。
次に、内歯車9、第二内歯車14及び中間ケース30は、モータケース20の一端に、軸方向に挿通するボルト21(所謂、本発明の第一のボルトである。)を介して軸方向に着脱自在に固定されると共に、ブレーキユニット4が、モータケース20の他端に、軸方向に挿通するボルト(所謂、本発明の第二のボルトである。)27を介して軸方向に着脱自在に固定されている。更に、内歯車9と第二内歯車14とが、ボルト28を介して軸方向に着脱自在に固定され、ケーシング40がボルト34を介して第二内歯車14に着脱自在に固定されている。
次に、図2に表したように、中間ケース30には、回転軸7が挿通する貫通孔が備えられ、回転軸7を回動自在に支持するベアリング22が、この貫通孔の内周に係合している。
また、中間ケース30は、モータケース20と内歯車9とを連結するフランジ30aとモータケース20の開口部に挿入されて嵌合する筒状部30bとを備えている。
また、中間ケース30は、筒状部30bの径方向の中間に、周方向に沿って軸方向に凹となる環状部30cを備え、環状部30cを介して、外径方向に第一の筒状壁30dを備えると共に内径方向に第二の筒状壁30eを備えている。
そして、中間ケース30は、第一の筒状壁30dの外周がモータケース20の開口部に嵌合し、第二の筒状壁30eの内周が、ベアリング22に当接してベアリング22を支持している。
また、中間ケース30は、遊星歯車機構5側に位置する一端に、回転軸7との間をシールするシーリング材19が係合し、シーリング材19の外径側に、周方向に沿って軸方向に凹となる第二の環状部36を備えている。
次に、図1に表したように、減速歯車機構5は、第一キャリア12が軸受23を介して内歯車9に回動自在に支持され、第二キャリア17が軸受24及び軸受25を介して第二内歯車14及びケーシング40に回動自在に支持されている。
また、第二キャリア17は、一端がケーシング40から突出して出力軸35が一体に設けられ、この出力軸35が図示されないドラムの回転軸に接続される。
前述のように構成された減速歯車機構5は、回転軸7を介して駆動モータ3の回転駆動力が伝達されると、回転軸7と一体に太陽歯車8が回動し、遊星歯車10が、太陽歯車8の周囲に沿って公転すると共に連結ピン11を回転軸として自転し、遊星歯車10の公転に伴って第一キャリア12が回動する。
次いで、第一キャリア12と一体に第ニ太陽歯車13が回動し、第ニ遊星歯車15が、第ニ太陽歯車13の周囲に沿って公転すると共に第ニ連結ピン16を回転軸として自転し、第ニ遊星歯車15の公転に伴って第ニキャリア17が回動する。そして、第二キャリア17の回動に伴って、出力軸35に接続された図示されないドラムが回動する。
次に、モータケース20には、中間ケース30の側に位置する一端に、内径が駆動モータ3の外径より小さく形成された周壁20aが備えられ、軸方向において、駆動モータ3の一端が、周壁20aの端面に当接して支持されている。
また、モータケース20には、駆動モータ3を介して中間ケース30と反対側において、ブレーキユニット4が収納され、ブレーキユニット4に備えられたフランジ4fが、ボルト37を介して、モータケース20の内壁に固定されている。
駆動モータ3は、モータケース20内に圧入されて固定され、駆動モータ3を貫通するモータ軸6の一端が回転軸7に固定され、一方、モータ軸6の他端がブレーキユニット4に固定されている。また、モータ軸6は、モータケース20に対し、一端が回転軸7及びベアリング22を介して回動自在に支持され、他端がブレーキユニット4及びベアリング31を介して回動自在に支持されている。
ブレーキユニット4は、ブレーキディスク4aがモータ軸6に固定され、励磁コイル4bへの通電を切り替えることによって、制動板4cをブレーキディスク4aに当接させたり離間させたりできるように構成されており、制動板4cがブレーキディスク4aに当接する際の摩擦力によって、モータ軸6延いては駆動モータ3の回転を制動する。また、ブレーキユニット4及び駆動モータ3は、ケーブル3a、4kを介して、図示されないシートシャッタ装置の制御部に接続されている。
以下に、前記の構成を有する実施例の、駆動装置1の作用効果を記載する。
実施例に記載した駆動装置1によれば、ケーシング40、内歯車9、第二内歯車14及び中間ケース30が、モータケース20の一端に、軸方向に着脱自在に固定されると共に、ブレーキユニット4が、モータケース20の他端に、軸方向に着脱自在に固定され、中間ケース30には回転軸7を回動自在に支持するベアリング22が備えられているので、駆動モータ3及びブレーキユニット4を収納するモータケース20の加工や、減速歯車機構5、駆動モータ3及びブレーキユニット4等の軸合わせが容易であって、組立ての簡素化を図ることができる。
また、実施例に記載の駆動装置1は、駆動モータ3の回転軸7を支持する中間ケース30が、ボルト21を介してモータケース20に着脱自在に固定されているので、中間ケース30がモータケース20と一体に形成される場合に較べ、回転軸7の支持部が損傷した場合にその補修を容易にでき、駆動モータ3と減速歯車機構5とを精度良く接続できる。
また、実施例に記載の駆動装置1は、中間ケース30とモータケース20とが着脱自在に構成されているので、この両者が一体に形成されるよりも、モータケース20内に駆動モータ3及びブレーキユニット4を収納する際の、中間ケース30に伝達する機械的なストレスを低減できると共に、駆動モータ3が駆動する際の、中間ケース30に伝達する熱を低減でき、延いては、ベアリング22の支持部の精度を良好に維持できて、減速歯車機構5と駆動モータ3との動力伝達を精度良く維持できる。
また、実施例に記載の駆動装置1は、ケーシング40、内歯車9、第二内歯車14及び中間ケース30が、モータケース20の一端に、軸方向に挿通するボルト21を介して固定されると共に、ブレーキユニット4が、モータケース20の他端に、軸方向に挿通するボルト37を介して固定されていることにより、軸方向から、ケーシング40、内歯車9、第二内歯車14、中間ケース30、モータケース20、ブレーキユニット4等を容易に着脱でき、且つ、これらの軸合わせを容易にできる。
また、実施例に記載の駆動装置1は、モータケース20に嵌合する筒状部30bの径方向の中間に、周方向に沿って軸方向に凹となる環状部30cを備え、環状部30cを介して、外径方向に第一の筒状壁30dを備えると共に内径方向に第二の筒状壁30eを備え、第一の筒状壁30bの外周がモータケース20の開口部に嵌合し、第二の筒状壁30eの内周がベアリング22を支持しているので、環状部30cを備えていない場合に較べ、モータケース20に中間ケース30をフレキシブルに嵌合できると共に、その作業性を向上できる、且つ、前記の嵌合を行う際に、中間ケース30のベアリング22の支持部における機械的な歪の発生を低減できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
本発明のシートシャッタ駆動装置の全体構成を表す断面図である。 図1におけるQ部の拡大図である。
符号の説明
1…駆動装置、2…ケーシング、2f…開口部、2j…フランジ、3…駆動モータ、3a,4k…ケーブル、4…ブレーキユニット、4a…ブレーキディスク、4b…励磁コイル、4c…制動板、4f…フランジ、5…減速歯車機構、6…モータ軸、7…回転軸、8…太陽歯車、9…内歯車、10…遊星歯車、11…連結ピン、12…第一キャリア、13…第二太陽歯車、14…第二内歯車、15…第ニ遊星歯車、16…第ニ連結ピン、17…第ニキャリア、18,19…シーリング部材、20…モータケース、20a…周壁、21,26,27,28,34,37…ボルト、22,23,24,25,31…ベアリング、30…中間ケース、30a…フランジ、30b…筒状部、30c…環状部、30d…第一の筒状壁、30e…第二の筒状壁、35…出力軸、36…第二の環状部、40…ケーシング。

Claims (3)

  1. 駆動源となる駆動モータと、該駆動モータの回動を制動するブレーキユニットと、該駆動モータの回転動作を減速して出力する減速歯車機構とを備えた駆動装置であって、
    前記駆動モータ及び前記ブレーキユニットを軸方向に収納するモータケースと、
    前記モータケースに対して同軸線上に配設され、前記減速歯車機構を収納する減速機ケースと、
    前記モータケースと前記減速機ケースとの間に配設され、該モータケースに係合する中間ケースと、
    を備え、
    前記減速機ケース及び前記中間ケースが、前記モータケースの一端に、軸方向に着脱自在に固定されると共に、前記ブレーキユニットが、前記モータケースの他端に、軸方向に着脱自在に固定され、
    前記中間ケースには、前記駆動モータの回転駆動力が伝達される回転軸が挿通する貫通孔が備えられて、該貫通孔の内周に係合して該回転軸を回動自在に支持するベアリングが備えられている、
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記減速機ケース及び前記中間ケースが、前記モータケースの一端に、軸方向に挿通する第一のボルトを介して固定されると共に、前記ブレーキユニットが、前記モータケースの他端に、軸方向に挿通する第二のボルトを介して固定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記中間ケースが、
    前記モータケースの開口部に挿入されて嵌合する筒状部を備えると共に、前記筒状部の径方向の中間に、周方向に沿って軸方向に凹となる環状部を備え、
    該環状部を介して、外径方向に第一の筒状壁を備えると共に内径方向に第二の筒状壁を備え、
    前記第一の筒状壁の外周が前記開口部に嵌合し、前記第二の筒状壁の内周が、前記ベアリングに当接して該ベアリングを支持するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016077087A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 日本電産サンキョー株式会社 チューブラモータ
JP2018166395A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム 車両後部ドア用のリフト装置及びその駆動装置

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