JP2007145038A - 自転車 - Google Patents

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Munehiko Tokumoto
棟彦 徳本
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Abstract

【課題】走行時の前方からの風圧によって雨合羽の前側の裾部がめくり上がるのを防止することができ、バスケットの中身が雨に濡れるのを防止することができる自転車を提供する。
【解決手段】自転車1の前部に設けられたバスケット2の前面に、雨除け装置3が取付けられ、雨除け装置3は、頭から被る雨合羽4と、雨合羽4を折り畳んだ状態で収納する収納体5とを有し、収納体5はバスケット2に着脱可能に取付けられ、雨合羽4の前端部が収納体5内に連結され、運転者11が雨合羽4を収納体5から引き出して頭から被った場合、雨合羽4は運転者11と共にバスケット2とハンドル15とを覆う。
【選択図】図1

Description

本発明は雨除け装置を備えた自転車に関するものである。
従来、雨天の際に自転車を運転する場合、多くの運転者は片方の手で雨傘をさし、もう片方の手で自転車のハンドルを握って片手で運転しており、安全面で好ましくなかった。安全面を向上させるためには、図21に示すように、運転者81は、頭から被るポンチョ型の雨合羽82を装着して、自転車83を運転しているのが一般的である。
また、下記特許文献1には、自転車のハンドルに筒状容器を装着し、筒状容器内に雨合羽を巻き取って収納しておき、雨天の際、運転者は雨合羽を筒状容器内から引き出して頭から被る点が記載されている。
特開平8−268366号公報
しかしながら、図21に示すように、ポンチョ型の雨合羽82を装着して自転車83を運転した場合、走行時における前方からの風圧によって雨合羽82の前側の裾部がめくり上がり、衣服が雨に濡れてしまうといった課題がある。さらに、ハンドル84の前方にバスケット85が装着されている場合、バスケット85の中身(荷物等)が雨に濡れてしまうといった課題もある。
また、前記特許文献1に記載のものでは、同様に、ハンドルの前方に装着されたバスケットの中身が雨に濡れてしまうといった課題がある。さらに、ハンドルを握る手が雨に濡れてしまうといった課題や、筒状容器をハンドルに装着しているため、筒状容器が運転の邪魔になるといった課題がある。
本発明は、走行時における前方からの風圧によって雨合羽の前側の裾部がめくり上がるのを防止することができ、さらに、バスケットの中身が雨に濡れてしまうのを防止することができる自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明における自転車は、自転車の前部に設けられたバスケットの前側に、雨除け装置が取付けられ、前記雨除け装置は、頭から被る雨合羽と、この雨合羽を収納する収納体とを有し、前記雨合羽の前端部が収納体内に連結され、雨合羽は運転者と共にバスケットとハンドルとを覆うように構成されているものである。
これによると、雨天時、運転者は、雨合羽を収納体から取り出して頭から被り、この状態で自転車を運転する。この際、雨合羽は運転者と共にバスケットとハンドルとを覆うため、バスケットの中身や運転者の手が雨に濡れるのを防止することができる。
また、雨合羽の前端部が収納体内に連結されているため、走行時における前方からの風圧によって雨合羽の前側がめくり上がるのを防止することができ、衣服が雨に濡れるのを防止することが可能となる。
また、雨合羽を使用しない場合、雨合羽を収納体に収納しておくことにより、雨合羽が運転の邪魔にならない。さらに、収納体をバスケットの前側に取付けているため、収納体が運転の邪魔になる虞れはない。
本第2発明における自転車は、雨合羽は折り畳まれた状態で収納体に収納されるものである。
これによると、雨合羽を折り畳んで収納体に収納することで、不使用時には雨合羽を収納体にコンパクトに収納することが可能であり、雨合羽の紛失や破損を防止することができる。
本第3発明における自転車は、収納体は巻取装置を備えており、雨合羽は巻取装置に巻き取られた状態で収納体に収納されるものである。
これによると、雨合羽を巻き取って収納体に収納することで、不使用時には雨合羽を収納体にコンパクトに収納することが可能であり、雨合羽の紛失や破損を防止することができる。
本第4発明における自転車は、収納体はバスケットに着脱可能であるものである。
これによると、雨合羽を使用しない場合、雨合羽を収納体ごとバスケットから取り外すことができる。したがって、例えば、駐輪時等において、雨合羽を収納体ごと取り外して携行することにより、雨合羽の盗難を防止することができる。
本第5発明における自転車は、収納体は、バスケットの前面と上面との間で回動自在であり、バスケットの上面まで回動した場合、バスケットの上面開口部を閉じるものである。
これによると、雨合羽を収納体に収納した状態で、収納体をバスケットの上面まで回動することにより、バスケットの上面開口部が収納体によって閉じられるため、収納体を用いて引ったくりを防止することができる。
本第6発明における自転車は、雨合羽は運転者の視界を確保するための透明部又は開口部を備えているものである。
これによると、雨合羽を被って自転車を運転する際の視界を確保することができ、前方の視界が妨げられるのを防止することができる。
本第7発明における自転車は、雨合羽の裾部に、外側へ折返し可能な折返し部と、折返し部を折返した状態で固定する固定手段とが設けられているものである。
これによると、雨合羽を頭から被った状態で、折返し部を外側へ折返し、固定手段によって折返し部を折返した状態で固定する。この折返し部の自重によって、雨合羽の裾部のめくれ上がりを防止することができ、運転者の下半身の濡れ具合を減少させることができる。
また、雨滴は雨合羽の外表面から折返し部に流れ落ち、折返し部が樋の役割をして、雨滴が折返し部を後方へ流れて折返し部の後部から落下する。
以上のように本発明によると、雨合羽は運転者と共にバスケットとハンドルとを覆うため、バスケットの中身や運転者の手が雨に濡れるのを防止することができる。また、雨合羽の前端部が収納体内に連結されているため、走行時における前方からの風圧によって雨合羽の前側がめくり上がるのを防止することができ、衣服が雨に濡れるのを防止することが可能となる。また、雨合羽を使用しない場合、雨合羽を収納体に収納しておくことにより、雨合羽が運転の邪魔にならない。また、収納体をバスケットの前側に取付けているため、収納体が運転の邪魔になる虞れはない。
さらに、不使用時には、雨合羽を折り畳んだり或いは巻き取って収納体にコンパクトに収納することが可能であり、雨合羽の紛失や破損を防止することができる。
また、駐輪時等において、雨合羽を収納体ごと取り外して携行することができるため、雨合羽の盗難を防止することができる。
また、収納体をバスケットの上面まで回動することにより、バスケットの上面開口部が収納体によって閉じられるため、収納体を用いて引ったくりを防止することができる。
また、雨合羽を被って自転車を運転する際の視界を確保することができ、前方の視界が妨げられるのを防止することができる。
また、折返し部の自重によって、雨合羽の裾部のめくれ上がりを防止することができ、運転者の下半身の濡れ具合を減少させることができる。
以下、本発明における各実施の形態を図面に基いて説明する。
(実施の形態1)
以下に、実施の形態1を図1〜図6に基いて説明する。
図1に示すように、1は自転車であり、この自転車1の前部には、金網等で形成されたメッシュ状のバスケット2(前かご)が設けられている。バスケット2の前側には雨除け装置3が取付けられている。この雨除け装置3は、頭から被る袖なしのポンチョタイプの雨合羽4と、この雨合羽4を折り畳んだ状態で収納するナイロン又は布製等の四角箱状の収納体5とを有している。
図2に示すように、収納体5は、その前部に、ファスナー5aによって開閉可能なカバー5bを有しており、また、内部には収納空間5cを有している。また、収納体5は、取付手段8によって、バスケット2の外側前面に着脱自在に取付けられている。
図3〜図5に示すように、取付手段8は、収納体5の後側上部に設けられた左右一対の上部のバンド9と、収納体5の後側下部に設けられた左右一対の下部のバンド10とで構成されている。各バンド9,10はそれぞれゴムや布等の柔軟な材質でできている。両上部のバンド9の先端にはそれぞれ、フック9a(係止部材の一例)が設けられている。また、両下部のバンド10の先端にはそれぞれ、複数の被係止孔10a(被係止部の一例)が形成されている。上部のバンド9をバスケット2の前板2aの上方から背後にまわし、下部のバンド10を前板2aの下方から底板2bの網目に挿入して前板2aの背後にまわし、フック9aをいずれかの被係止孔10aに係止する。これにより、収納体5がバスケット2の外側前面に取付けられて固定される。
雨合羽4の前端部下端はピン6によって収納体5内の底部に連結固定されている。図6に示すように、雨合羽4の頭部装着部4aの顔面部分4bは、運転者11の視界を確保するための透明な部材で構成されている。また、図1に示すように、雨合羽4は、運転者の上半身を収納する運転者収納空間14と、ハンドル15を収納するハンドル収納空間16と、バスケット2を収納するバスケット収納空間17とを有している。尚、これら各空間14,16,17は雨合羽4の内側で連通している。
以下、上記構成における作用を説明する。
雨天時、運転者11は、図2,図4に示すように、収納体5のファスナー5aを操作してカバー5bを開き、雨合羽4を収納体5内から引き出して広げ、図1に示すように、この雨合羽4を頭から被り、この状態で自転車1を運転する。この際、雨合羽4は運転者11と共にバスケット2とハンドル15とを覆うため、バスケット2の中身や運転者11の手が雨に濡れるのを防止することができる。
また、雨合羽4の顔面部分4bを透明な部材で構成しているため、自転車1を運転している運転者11の視界が確保され、前方の視界が妨げられるのを防止することができ、雨天時における走行安全性が向上する。
また、雨合羽4の前端部下端が収納体5内の底部に連結固定されているため、走行時における前方からの風圧によって雨合羽4の前側がめくり上がるのを防止することができ、衣服が雨に濡れるのを防止することが可能となる。
また、雨等が止んで、雨合羽4が不要になった場合、図5に示すように、雨合羽4を折り畳んで収納体5の内部に収納し、ファスナー5aを操作してカバー5bを閉じる。これにより、不使用時には雨合羽4を収納体5にコンパクトに収納することが可能であり、雨合羽4の紛失や破損を防止することができる。
また、収納体5をバスケット2の外側前面に取付けているため、収納体5が運転の邪魔になる虞れはない。
また、雨合羽4を使用しない場合、図5に示すように雨合羽4を収納体5内に収納した後、フック9aを被係止孔10aから離脱させ、下部のバンド10を前板2aの背後から底板2bの下方へ脱抜することにより、図3に示すように、雨合羽4を収納体5ごとバスケット2から取り外すことができる。したがって、例えば、駐輪時等において、運転者11が雨合羽4を収納体5ごと取り外して携行することにより、雨合羽4の盗難を防止することができる。
前記実施の形態1では、上部のバンド9にフック9aを設け、下部のバンド10に被係止孔10aを設けているが、上部のバンド9に被係止孔10aを設け、下部のバンド10にフック9aを設けてもよい。
また、前記フック9aと被係止孔10aとの代りに、互いに離着自在なテープ状の面ファスナーを各バンド9,10に設けてもよい。また、ボタン等を用いて上部のバンド9と下部のバンド10とを結合してもよい。
前記実施の形態1では、金網で形成されたメッシュ状のバスケット2を設けているが、樹脂製のバスケットでもよい。また、下部のバンド10をバスケット2の底板2bの網目に挿入して前板2aの背後にまわしているが、底板2bに穴を形成し、この穴に下部のバンド10を挿入して前板2aの背後にまわしてもよい。
(実施の形態2)
先述した実施の形態1では取付手段8をバンド9,10で構成しているが、本実施の形態2では、図7,図8に示すように、取付手段21を差込具22とヒンジ23と止め具24とで構成している。前記差込具22は、下端が開放された金属製の逆U字形状の部材であり、ヒンジ23を介して左右一対設けられている。ヒンジ23は、収納体5の上端部と両差込具22の上端部との間に連結されている。これにより、収納体5はヒンジ23の横軸23aを中心としてバスケット2の前面と上面との間で回動自在となる。
また、止め具24は、収納体5の下端に接続された止めバンド24aと、この止めバンド24aの先端に設けられた爪部24bとで構成されている。尚、前記爪部24bは、バスケット2の底板2bに対して下方から係脱自在であり、且つ、バスケット2の後板2cに対して後方から係脱自在である。
これによると、図7の実線で示すように、差込具22を上方からバスケット2の前板2aの上部に差込み、爪部24bを下方からバスケット2の底板2bに係止させることによって、収納体5がバスケット2の前面に取付け固定される。この際、収納体5はバスケット2の前面を覆うため、雨天時、バスケット2の前面からの雨の侵入を防止することができる。
また、雨合羽4を使用しない場合、雨合羽4を折り畳んで収納体5の内部に収納しておき、爪部24bをバスケット2の底板2bから下方へ離脱させ、図7の仮想線で示すように、ヒンジ23の横軸23aを中心として収納体5をバスケット2の上面まで回動し、その後、爪部24bを後方からバスケット2の後板2cに係止させる。これにより、バスケット2の上面開口部2dが収納体5によって閉じられるため、収納体5を用いて、バスケット2内の荷物等がひったくられるのを防止することができる。
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3を図9〜図12に基いて説明する。
図9,図10に示すように、収納体30は、円筒状に形成された収納容器本体30aと、この収納容器本体30aの両端に設けられた蓋30b,30cとで構成されている。収納体30の前部には開閉可能なカバー31が設けられ、収納体30の内部には収納空間32が形成されている。尚、収納体30とカバー31とにはそれぞれ離着自在な面ファスナー33a,33bが設けられており、カバー31を閉じた際、これら面ファスナー33a,33b同士が接着するように構成されている。
収納体30には、雨合羽4を巻き取る巻取装置34が設けられている。巻取装置34は、巻取軸34aと、巻取軸34aを回転させる操作握り34bとで構成されている。巻取軸34aは両蓋30b,30c間に回転自在に支持されている。また、操作握り34bは、巻取軸34aの一端に接合されて、収納体30の一側方に回転自在に配置されている。尚、雨合羽4の前端部下端は巻取軸34aに連結されている。
図11,図12に示すように、収納体30は、取付手段35によって、バスケット2の外側前面下部に着脱自在に取付けられている。取付手段35は左右一対の上部のバンド36aと下部のバンド36bとからなり、各バンド36a,36bの先端部には離着自在な面ファスナー37a,37bが設けられている。各バンド36a,36bをバスケット2の前板2aの網目に挿入して、面ファスナー37a,37b同士を接着することによって、収納体30がバスケット2に取付けられて固定される。
以下、上記構成における作用を説明する。
雨天時、図9,図11に示すように、運転者11は、カバー31を開き、雨合羽4を収納体30内から引き出して広げ、この雨合羽4を頭から被り、この状態で自転車1を運転する。雨合羽4の前端部下端が収納体5内の巻取軸34aに連結されているため、走行時における前方からの風圧によって雨合羽4の前側がめくり上がるのを防止することができ、衣服が雨に濡れるのを防止することが可能となる。
また、雨等が止んで、雨合羽4が不要になった場合、運転者11が操作握り34bを一方向へ回すことにより、巻取軸34aが回転し、図12に示すように、雨合羽4が巻取軸34aに巻き取られて収納空間32に収納される。その後、カバー31を閉じて、面ファスナー33a,33b同士を接着することにより、カバー31が閉状態に固定され、不用意に開くことはない。これにより、不使用時には雨合羽4を収納体30にコンパクトに収納することが可能であり、雨合羽4の紛失や破損を防止することができる。
また、雨合羽4を使用しない場合、雨合羽4を収納体30内に収納した後、各バンド36a,36bの面ファスナー37a,37b同士を離脱させることによって、雨合羽4を収納体30ごとバスケット2から取り外すことができる。したがって、例えば、駐輪時等において、運転者11が雨合羽4を収納体30ごと取り外して携行することにより、雨合羽4の盗難を防止することができる。
前記実施の形態3では、上部および下部のバンド36a,36bに面ファスナー37a,37bを設けているが、面ファスナー37a,37bの代りに、実施の形態1と同様なフックと係止孔とを設けてもよい。また、ボタン等を用いて上部のバンド36aと下部のバンド36bとを結合してもよい。
前記実施の形態3では、金網で形成されたメッシュ状のバスケット2を設けているが、樹脂製のバスケットでもよい。また、各バンド36a,36bをバスケット2の前板2aの網目に挿入しているが、前板2aに複数の穴を形成し、各穴に各バンド36a,36bを挿入してもよい。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を図13〜図16に基いて説明する。
図13,図14に示すように、雨合羽4の下端裾部には、外側へ折返し可能な折返し部40と、折返し部40を折返した状態で固定する複数の上部および下部の面ファスナー41a,41b(固定手段の一例)とが設けられている。尚、上部および下部の面ファスナー41a,41bは前後複数箇所に上下一対ずつ設けられている。
これによると、図14の実線および図15で示すように、雨合羽4を頭から被った状態で、折返し部40を外側へ折返し、下部の面ファスナー41bを上部の面ファスナー41aに接着することにより、折返し部40を折返した状態で固定する。この折返し部40の自重によって、雨合羽4の裾部のめくれ上がりを防止することができ、運転者11の下半身の濡れ具合を減少させることができる。
また、雨滴は雨合羽4の外表面から折返し部40に流れ落ち、折返し部40が樋の役割をして、雨滴が折返し部40を後方へ流れて折返し部40の後部から落下する。
また、雨合羽4を使用しない場合、図13に示すように、上部の面ファスナー41aと下部の面ファスナー41bとを離脱し、折返し部40を下向きに延ばし、この状態で雨合羽4を自転車1に被せることにより、図16に示すように、雨合羽4を自転車用のカバーとして利用することも可能である。
前記実施の形態4では、固定手段の一例として面ファスナー41a,41bを用いているが、面ファスナー41a,41bの代りにボタン等を用いてもよい。
(実施の形態5)
先述した実施の形態1では、収納体5を取付手段8でバスケット2に取付けているが、本実施の形態5では、図17,図18に示すように、取付手段8を設けず、収納体5をバスケット2から切り離した状態で使用する。収納体5には雨合羽4が収納されており、雨合羽4の前端部下端には、バスケット2の前側底部に係脱自在なフック44(係止部材の一例)が左右一対設けられている。
これによると、雨天時、運転者11は、収納体5のファスナー5aを操作してカバー5bを開き、雨合羽4を収納体5内から取り出し、図17の実線で示すように、フック44をバスケット2の前側底部に引っ掛け、雨合羽4を頭から被って自転車1を運転する。雨合羽4の前端部下端がフック44を介してバスケット2の前側底部に固定されるため、走行時における前方からの風圧によって雨合羽4の前側がめくり上がるのを防止することができ、衣服が雨に濡れるのを防止することが可能となる。
また、雨等が止んで、雨合羽4が不要になった場合、雨合羽4を折り畳んで収納体5の内部に収納した後、雨合羽4を収納体5ごと携行すればよい。
(実施の形態6)
先述した実施の形態5では、フック44をバスケット2の前側底部に引っ掛けているが、本実施の形態6では、図19に示すように、バスケット2が設けられていない自転車1においては、フック44を自転車1の前部の荷台45の前端に引っ掛けてもよい。この場合、図20に示すように、荷台45を折り畳み可能に構成してもよい。
前記実施の形態5,6では、雨合羽4の前端部下端にフック44を2個設けているが、1個又は3個以上の複数個設けてもよい。
前記各実施の形態では、雨合羽4の顔面部分4bを透明な部材で構成しているが、雨合羽4全体を透明な部材で構成してもよい。また、顔面部分4bに開口部を形成して視界を確保してもよい。
本発明は、電動自転車や三輪自転車、折畳式自転車、子供用自転車等の多種類の自転車に適用することができる。
本発明の実施の形態1における雨除け装置を取付けた自転車の側面図 同、自転車に取付けられた雨除け装置の斜視図 同、自転車から取り外された雨除け装置の斜視図 同、雨除け装置の収納体から雨合羽を引き出した状態を示す側方から見た断面図 同、雨除け装置の収納体に雨合羽を収納した状態を示す側方から見た断面図 同、雨除け装置の雨合羽の正面図 本発明の実施の形態2における自転車に取付けられた雨除け装置の側面図 図7におけるX−X矢視図 本発明の実施の形態3における自転車に取付けられた雨除け装置の斜視図 同、雨除け装置の横断面図 同、雨除け装置の収納体から雨合羽を引き出した状態を示す側面図 同、雨除け装置の収納体に雨合羽を収納した状態を示す側面図 本発明の実施の形態4における雨除け装置の雨合羽の側面図 同、雨除け装置の雨合羽の折返し部の拡大断面図 同、雨除け装置を取付けた自転車の側面図 同、雨除け装置の雨合羽をカバーとして利用した際の自転車の側面図 本発明の実施の形態5における雨除け装置の側面図 同、雨除け装置の雨合羽の前端部下端の拡大斜視図 本発明の実施の形態6における雨除け装置を使用している時の自転車の側面図 同、雨除け装置を使用しない時の自転車の折り畳み式の前部荷台の側面図 従来の雨合羽を着た運転者によって運転される自転車の側面図
符号の説明
1 自転車
2 バスケット
2d 上面開口部
3 雨除け装置
4 雨合羽
5 収納体
11 運転者
15 ハンドル
30 収納体
34 巻取装置
40 折返し部
41a,41b 面ファスナー(固定手段)

Claims (7)

  1. 自転車の前部に設けられたバスケットの前側に、雨除け装置が取付けられ、
    前記雨除け装置は、頭から被る雨合羽と、この雨合羽を収納する収納体とを有し、
    前記雨合羽の前端部が収納体内に連結され、雨合羽は運転者と共にバスケットとハンドルとを覆うように構成されていることを特徴とする自転車。
  2. 雨合羽は折り畳まれた状態で収納体に収納されることを特徴とする請求項1記載の自転車。
  3. 収納体は巻取装置を備えており、
    雨合羽は巻取装置に巻き取られた状態で収納体に収納されることを特徴とする請求項1記載の自転車。
  4. 収納体はバスケットに着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自転車。
  5. 収納体は、バスケットの前面と上面との間で回動自在であり、バスケットの上面まで回動した場合、バスケットの上面開口部を閉じることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の自転車。
  6. 雨合羽は運転者の視界を確保するための透明部又は開口部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の自転車。
  7. 雨合羽の裾部に、外側へ折返し可能な折返し部と、折返し部を折返した状態で固定する固定手段とが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の自転車。
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