JP2007143715A - 衣類乾燥装置 - Google Patents

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Satoru Hirakuni
悟 平國
Atsushi Mochizuki
厚志 望月
Takumi Akutsu
工 阿久津
Yasuaki Kato
康明 加藤
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Abstract

【課題】圧縮機自体の発する熱(温熱)を衣類の乾燥用空気の加熱に利用することができる省エネ効果の高い衣類乾燥装置を提供する。
【解決手段】衣類乾燥装置1は、外気導入口21が設置された本体10と、衣類を収容するドラム12と、ドラム12に外気を供給する給気手段20と、ドラム12から排気する排気手段30と、ヒートポンプ装置40とを有する。給気手段20が、外気導入口21に連通する外気受入部22と、外気受入部22に設置された圧縮機41と、この下流に設置された凝縮器42と、これからドラム12に向かう給気経路24と、この内部に設置された給気ファン23とを具備する。排気手段30が、ドラム12からの排気経路31、34と、この内部に設置された蒸発器44および排気ファン32とを具備する。外気導入口21の近くに外側に向かって突出する外気導入口閉塞防止リブ60が設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は衣類の乾燥を行う衣類乾燥装置、特に、洗濯と乾燥とを同一槽で行う乾燥機能付き洗濯機に設置される衣類乾燥装置に関するものである。
従来の乾燥機能付き洗濯機に設置される衣類乾燥装置は、乾燥用空気を加熱する熱源として、ヒータやヒートポンプなどが用いられている。ヒータ方式は、衣類に100℃程度の温風を吹き付けるため、衣類の劣化や縮みなどが生じたり、消費する電力量も多く省エネ性に欠けたりする。一方、ヒートポンプ式は、衣類に当たる温風の温度をヒータ方式よりも低く抑えることができるため、衣類の劣化や縮みは少なく抑えられると共に、冷媒の潜熱を用いて衣類を乾燥させるため、ヒータ式に較べて効率が良く、消費電力量が小さいという特徴がある。
ヒートポンプ式は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮した冷媒を膨張させる膨張手段と、膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器と、これらを連結して冷媒を循環させる循環配管とを具備している。すなわち、凝縮器を通過した高温空気を、衣類を収容している回転ドラムに供給して衣類の水分を奪い、回転ドラムから排出された高温空気(水分を含んでいる)を蒸発器に供給して温度を低下させると共に水分を結露として回収する。その後、水分が除かれて低温になった空気を再び凝縮器に戻して高温空気にする循環方式を採用している。
このとき、乾燥運転の開始直後は、凝縮器において空気温度が上昇し難いため、凝縮器に供給される空気の温度低下を抑える(回転ドラムから排出された空気の温度低下を抑えるに同じ)発明が開示されている。すなわち、循環空気の除湿用蒸発器とは別に、洗濯乾燥機の外部に補助蒸発器を設置し、乾燥運転の開始直後は該補助蒸発器に冷媒を供給して、冷媒の冷熱を外気に放出し、循環空気が除湿用蒸発器において冷却されないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、回転ドラムから排出された高温空気の量が少ない場合には、蒸発器おける冷熱の放出量が少なくなり、循環する冷媒の温度が高くなり、反対に、回転ドラムから排出された高温空気の量が多い場合には、蒸発器おける冷熱の放出量が多くなり、循環する冷媒の温度が低くなるため、蒸発器に供給する空気量を制御する発明が開示されている。すなわち、回転ドラムと蒸発器との間で、空気循環路内から循環空気を一部外部に排出する排気口や、空気循環路内に外気を取り入れる吸気口を設けている(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−212599号公報(第4頁、図1) 特開2004−32755号公報(第5頁、図1)
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示された発明は、いずれもヒートポンプを構成する圧縮機自体の温度が上昇するものの、その熱(温熱)は乾燥機能付き洗濯機の本体内の空気や本体自体に伝わるだけで、衣類の乾燥に利用されないという問題があった。
この発明は前記問題を解決するためになされたもので、圧縮機自体の発する熱(温熱)を衣類の乾燥用空気の加熱に利用することができる省エネ効果の高い衣類乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明に係る衣類乾燥装置は、外気を導入する外気導入口が設けられた本体と、
該本体内に設置され、衣類を収容するドラムと、
該ドラムに空気を供給する給気手段と、
前記ドラムから排出された空気を前記本体の外に排出する排気手段と、
冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、凝縮した冷媒を膨張させる膨張手段、および膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器を具備するヒートポンプ装置と、を有する衣類乾燥装置であって、
前記給気手段が、前記外気導入口に連通して前記外気を受け入れる外気受入部と、該外気受入部に設置された前記圧縮機と、前記外気受入部に連通して設置された前記凝縮器と、該凝縮器から前記ドラムに向かう風路を形成する給気経路と、該給気経路の内部に設置された給気ファンと、を具備し、
前記排気手段が、前記ドラムから前記本体の外に向かう風路を形成する排気経路と、該排気経路の内部に設置された前記蒸発器および排気ファンと、を具備し、
前記外気導入口が前記本体の背面もしくは側面に形成され、かつ該背面もしくは該側面に外側に向かって突出する外気導入口閉塞防止リブが設置されていることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、給気手段が本体の外の空気を受け入れる外気受入部を具備し、該外気受入部に圧縮機が設置されているから、圧縮機の発する熱(温熱)によって温められた空気が、外気受入部に連通して設置された凝縮器に供給される。このため、圧縮機の発する熱(温熱)が有効に利用されると共に、凝縮器における負担(空気を加熱するための熱量)が低下し、その分、圧縮機の負担が減少して省エネ効果が奏される。
特に、外気を導入する外気導入口が本体の背面もしくは側面に形成され、かつ該背面もしくは該側面に外側に向かって突出する外気導入口閉塞防止リブが設置されているため、本体が壁面等の近くに設置された場合であっても、外気導入口閉塞防止リブによって側面と壁面との間に空気の流通路が確保、すなわち、外気導入口の閉塞が防止されるから、外気が凝縮器に安定して供給される。
[実施の形態1]
(衣類乾燥装置−外気導入口閉塞防止リブ付き)
図1は本発明の実施の形態1に係る衣類乾燥装置を模式的に示すものであって、(a)は一部を示す平面図、(b)は側断面図である。図1において、衣類乾燥装置1は、洗濯と乾燥とを同一槽で行う乾燥機能付き洗濯機に設置されている。衣類乾燥装置1は、本体10(乾燥機能付き洗濯機の本体に相当する)と、本体10内に設置された洗濯槽11と、洗濯槽11内に配置されて衣類を収容するドラム12と、ドラム12に本体10の外の空気(以下「外気」と称す)を供給する給気手段20と、ドラム12から排出された空気を本体10の外に排出する排気手段30と、ヒートポンプ装置40と、を有している。
なお、図中、本体10の外郭を太い実線で示しているのは、理解を助けるため便法であって、当該部位が厚いことを示すものではない。
(本体)
本体10の背面13には外気を導入するための外気導入口21が形成され、背面13の外気導入口21の近くに外気導入口閉塞防止リブ60(斜線にて明示する)が設置されている。したがって、本体10が家屋の壁面等の近くに設置された場合であっても、外気導入口閉塞防止リブ60によって背面13とかかる壁面との間に空気の流通路が確保されるから、外気導入口21を経由して本体10の内部に外気が吸引され、外気が凝縮器42に安定して供給される。
なお、外気導入口21や外気導入口閉塞防止リブ60の形状、数量、さらに設置形態は図示するものに限定するものではない(これについては別途詳細に説明する)。
(ヒートポンプ装置)
ヒートポンプ装置40は、冷媒を圧縮する圧縮機41、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器42、凝縮した冷媒を膨張させる膨張手段(図示しない)、および膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器44と、これらを順番に連結して冷媒を循環させる循環配管(図示しない)とから構成されている。なお、冷媒としてR134aを使用しているが、これに限定するものではない。
(給気手段)
給気手段20は、本体10の背面13の底板に近い位置に形成されて、外気を導入する外気導入口21と、外気導入口21に連通する外気受入部22と、外気受入部22に設置された圧縮機41と、外気受入部22に連通して配置された凝縮器42と、凝縮器42からドラム12に向かう風路を形成する給気経路24と、給気経路24の内部に設置された給気ファン23と、を具備している。すなわち、外気導入口21が凝縮器42から離れた位置に設けられ、その間に外気受入部22が形成されると共に、外気受入部22の外気導入口21に近い位置に圧縮機41が設置されている。
(排気手段)
排気手段30は、蒸発器44と、ドラム12と蒸発器44とを連通するドラム排気経路31と、蒸発器44と、本体10の前面14の底板に近い位置に形成された排気口35とを連通する蒸発器排気経路34と、蒸発器排気経路34の内部に設置された排気ファン32とを具備している。なお、排気ファン32の側面は、外気受入部22を形成する仕切り板(ガイド板)51に当接または仕切り板51の一部になり、排気ファン32を駆動する排気モータ33が外気受入部22内に突出している。
(空気の流れ)
したがって、給気ファン23によって吸引された外気(たとえば、20℃)は、外気導入口21を経由して外気受入部22に侵入し、まず、外気受入部22において圧縮機41によって温められた後(たとえば、30℃)、凝縮器42を通過する。このとき、冷媒の温熱を受け取って高温空気になる(たとえば、65℃)。そして、高温空気は給気経路24を経由してドラム12に供給され、衣類に付着した水分を吸収する。そして、水分を吸収した前記高温空気(水分の吸収により温度が下がっている、たとえば、40℃、以下「高湿空気」と称する場合がある)は、ドラム排気経路31を経由して、蒸発器44に供給され(たとえば、35℃)、ここで、冷媒の冷熱を受け取って低温空気(たとえば、20℃)になる。このとき、高湿空気に含まれていた水分は結露するから、排気口35から排出される低温空気の湿度は低くなっている(図中、空気の流れを矢印で示している)。
なお、前記結露水は蒸発器44の下方に配置されたドレン受け(図示しない)に受け止められ、洗濯水の排出口(図示しない)に流れ込むようになっている。
(省エネ)
以上のように、衣類乾燥装置1によれば、給気手段20が外気を導入する外気受入部22を具備し、外気受入部22に圧縮機41が設置されているから、圧縮機41の本体が発する熱(温熱)によって温められた空気が、凝縮器42に供給される。このため、圧縮機41の発する熱(温熱)が有効に利用されると共に、凝縮器42における負担(空気を加熱するための熱量)が低下し、その分、圧縮機41の負担が減少して省エネ効果が奏される。さらに、排気モータ33の発する熱(温熱)が外気受入部22を通過する空気に伝達されるため、前記省エネ効果が助長される。
図2は本発明の実施の形態1に係る衣類乾燥装置の省エネ効果を概略説明するモリエル線図である。図2において縦軸はヒートポンプ装置の冷媒の圧力、横軸はヒートポンプ装置の冷媒のエンタルピーを示し、Aは圧縮機吸入部(または蒸発器出口部)、Eは圧縮機吐出部、Bは凝縮器入口部、Cは凝縮器出口部、Dは蒸発器入口部の冷媒の状態を示している。従来のような圧縮機41の放熱を使用しない場合は、凝縮器42のみで、乾燥に使用する空気を加熱するため、B状態とC状態のエンタルピー差(b)の熱量のみが使用される。
一方、圧縮機41の放熱を利用できる場合は、B状態とC状態のエンタルピー差(b)の熱量に加え、E状態とB状態のエンタルピー差の熱量も使用できるため、E状態とC状態のエンタルピー差(e)の熱量が、乾燥に使用する空気を加熱するのに使用できるから、((b)−(e))分の熱量の増加分乾燥時間が短縮でき、結果的に省エネルギーになる。また、乾燥に使用する空気を加熱する熱量をエンタルピー差(b)程度にすれば、圧縮機41の入力を下げることができ、省エネルギーになる。
なお、モリエル線図には含まれないが、圧縮機41の損失分(圧縮機の駆動モータの熱量損失分等)の放熱も回収することができる。
(実施例−外気導入口)
図3は本発明の実施の形態1に係る衣類乾燥装置の実施例を模式的に示すものであって、(a)は一部(本体下部上面)を示す平面図、(b)は側面視の一部断面図(図3の(a)のA−A断面)である。なお、実施の形態1(図1)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図3において、衣類乾燥装置1bは、本体10の背面13には、6箇所に外気導入口21bが、4箇所に外気導入口閉塞防止リブ60bがそれぞれ設けられ、一方、本体10の側面15には、4箇所に外気導入口21cが、2箇所に外気導入口閉塞防止リブ60cがそれぞれ設けられている。また、外気受入部22が仕切り板51b、51c、51dによって形成され、外気受入部22に凝縮器42の入側が連通している。また、排気ファン32の側面は外気受入部22の側壁の一部を形成し、排気ファン32を回転駆動する排気モータ33が外気受入部22内に突出している。
したがって、本体10が家屋の壁面等の近くに設置された場合であっても、外気導入口閉塞防止リブ60b、60cによって背面13とかかる壁面との間に空気の流通路が確保され、さらに、仮に、一部の外気導入口21b、21cが閉塞(目詰まり)したとしても、それ以外の外気導入口21b、21cを経由して外気が外気受入部22に吸引されるから、外気が凝縮器に安定して供給され、円滑な衣類の乾燥が実行される。
なお、外気導入口21b、21cや外気導入口閉塞防止リブ60b、60cの数量や形状は図示するものに限定するものではない。たとえば、外気導入口閉塞防止リブ60bの背面13からの突出量(高さ)、および外気導入口閉塞防止リブ60cの側面15からの突出量(高さ)を、それぞれ50mm以下にしておけば、前記効果を奏すると共に、位置の自由度や外観を損なうことがない。
[実施の形態2]
(衣類乾燥装置−フィルタ付き)
図4は本発明の実施の形態2に係る衣類乾燥装置を模式的に示すものであって、(a)は一部(本体下部上面)を示す平面図、(b)は一部を示す正面図(図4の(a)のB視)、(c)はフィルタを示す斜視図である。なお、実施の形態1(図3)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図4において、衣類乾燥装置2には、凝縮器42の入口(外気受入部22から凝縮器42に向かう出口に同じ)に給気フィルタ71が、蒸発器44の入口に排気フィルタ72が、それぞれ脱着自在に設置されている。したがって、外気に含まれている塵や埃(チリ、ホコリ)等の凝縮器42への侵入が防止され、また、高湿空気に含まれている塵や埃等の蒸発器44への侵入が防止されている。
また、給気フィルタ71は、断面略L字状であって、空気通過部71aと空気通過部71aに略垂直に形成された埃受け部71bとを具備している。空気通過部71aは貫通孔を具備する枠体71cと、該貫通孔に設置されてフィルタ部材71dとから構成されている。したがって、給気フィルタ71を本体10から脱着する際、フィルタ部材71dに捕捉された塵や埃等が、フィルタ部材71dから脱落したとしても、かかる塵や埃等は埃受け部71bの上に落下するだけであるから、かかる塵や埃等が本体10内に飛散することが防止される。
なお、排気フィルタ72も同様であるため、説明を省略するが、両者における、フィルタ部材の形状や大きさ(矩形や円形、厚さや面積)、さらに材質等は一致しなくてもよい。
さらに、断面T字状にして、空気通過部71aの下端の両側に埃受け部71bを設けてもよい。
[実施の形態3]
(衣類乾燥装置−空気導入口付き)
図5は本発明の実施の形態3に係る衣類乾燥装置を模式的に示す一部本体下部上面の正面図(図4の(a)のB視)である。なお、実施の形態2(図4)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図5において、衣類乾燥装置3は、給気フィルタ71のフィルタ面への空気導入口81を複数持っている。したがって、空気に含まれている塵や埃(チリ、ホコリ)等の異物によって、空気導入口81の一部が閉塞(目詰まり)しても、それ以外の空気導入口81を経由して、空気が凝縮器42に供給されるから、衣類の乾燥が確実に実行される。
[実施の形態4]
(衣類乾燥装置−ドレン構造)
図6は本発明の実施の形態4に係る衣類乾燥装置を模式的に示す一部(本体下部上面)の正面図である。なお、実施の形態1〜3(図1、3〜5)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図6において、衣類乾燥装置4は、本体10の外に排水するための排水管17がドラム12の最下部から略鉛直下方に向かって設置され、ドラム12の下方で排水管17を挟むように凝縮器42と蒸発器44とが配置されている。そして、蒸発器44の下方に配置されたドレン皿91の底には、ドレン管92の上端が接合され、ドレン管92の下端は排水管17に接合されている。
このとき、蒸発器44の下端が凝縮器42の下端より高い位置に配置されているため、ドラム12の下方に蒸発器44および凝縮器42をなるべく背を低くして配置することができるから、スペース効率の問題が解消する。また、ドレン管92には逆流防止弁93が設置されているから、排水管17が閉塞した場合であっても、ドレン皿91に水が逆流、本体10内が浸水することがない。
なお、排水管17は全長または一部分が可撓性を有したり、複数本の管を連結したものであったりしてもよい。
(設置例)
図7は本発明の実施の形態4に係る衣類乾燥装置の設置例を模式的に示す一部(本体下部上面)の正面図である。なお、図6と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図7において、衣類乾燥装置4は、ドレンパン100内に設置されている。このとき、衣類乾燥装置4は、蒸発器44および凝縮器42を背を低くして配置しているから、結果として、蒸発器44、凝縮器42および冷媒配管(図示しない)がドラム12に近い位置、に配置されている。すなわち、蒸発器44、凝縮器42および冷媒配管(図示しない)は、脚19の下端面(底面18に同じ)から離れた位置に配置されているから、ドレンパン100の側壁の上端部よりも高い位置にある。このため、仮にドレンパン100に水が満ちて逸水するような場合に、本体10内が浸水しても、蒸発器44、凝縮器42および冷媒配管にかかる浸水が到達することがない。
[実施の形態5]
(衣類乾燥装置−水密構造)
図8は本発明の実施の形態5に係る衣類乾燥装置を模式的に示す一部(本体下部上面)の正面図である。なお、実施の形態4(図6、7)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図8において、衣類乾燥装置5は、本体10の側面15bの底面18から所定の範囲と、底面18とが水密構造になっている。そして、かかる水密構造の範囲から上の位置に、外気導入口21(図示しない)と排気口35(図示しない)とが設けられている。そして、蒸発器44、凝縮器42および冷媒配管(図示しない)を底面18の近くに配置している。
したがって、衣類乾燥装置5が深い(側壁の高さが高い)ドレンパン100内に設置された場合であって、仮にドレンパン100に水が満ちて逸水したとしても、本体10の底面18近くが水密構造であるから、本体10内が浸水することがない。また、排水管17を経由した逆流が発生したとしても、かかる逆流は逆流防止弁93によって阻止されるから、本体10内が浸水することがない。
[その他の形態]
以上は、衣類乾燥装置が、洗濯と乾燥とを同一槽で行う乾燥機能付き洗濯機に設置されているものについて説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、洗濯と乾燥とを別個の槽で行う乾燥機能付き洗濯機や、乾燥のみを行う衣類乾燥装置であってもよい。さらに、本発明は、衣類以外の乾燥装置や除湿装置、たとえば、食品等の物品を乾燥する乾燥装置や除湿装置にも適用できるものであるから、かかる乾燥装置や除湿装置は本発明に均等である。
以上より、本発明の衣類乾燥機は、圧縮機の本体が発する熱を衣類乾燥用空気の加熱に利用するから、省エネが求められる各種衣類乾燥装置として広く利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る衣類乾燥装置を模式的に示す平面図等。 図1に示す衣類乾燥装置の省エネ効果を概略説明するモリエル線図。 図1に示す衣類乾燥装置に設置される圧縮機の実施例を模式的に示す斜視図。 本発明の実施の形態2に係る衣類乾燥装置を模式的に示す平面図等。 本発明の実施の形態3に係る衣類乾燥装置を模式的に示す一部の正面図。 本発明の実施の形態4に係る衣類乾燥装置を模式的に示す一部の正面図。 本発明の実施の形態4に係る衣類乾燥装置の設置例を模式的に示す正面図。 本発明の実施の形態5に係る衣類乾燥装置を模式的に示す一部の正面図。
符号の説明
1〜5:衣類乾燥装置、10:本体、11:洗濯槽、12:ドラム、13:背面、14:前面、15:側面、17:排水管、18:底面、19:脚、20:給気手段、21:外気導入口、22:外気受入部、23:給気ファン、24:給気経路、30:排気手段、31:ドラム排気経路、32:排気ファン、33:排気モータ、34:蒸発器排気経路、35:排気口、40:ヒートポンプ装置、41:圧縮機、42:凝縮器、44:蒸発器、51:仕切り板、60:外気導入口閉塞防止リブ、71:給気フィルタ、71a:空気通過部、71b:埃受け部、71c:枠体、71d:フィルタ部材、72:排気フィルタ、81:空気導入口、91:ドレン皿、92:ドレン管、93:逆流防止弁、100:ドレンパン。

Claims (4)

  1. 外気を導入する外気導入口が設けられた本体と、
    該本体内に設置され、衣類を収容するドラムと、
    該ドラムに空気を供給する給気手段と、
    前記ドラムから排出された空気を前記本体の外に排出する排気手段と、
    冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、凝縮した冷媒を膨張させる膨張手段、および膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器を具備するヒートポンプ装置と、を有する衣類乾燥装置であって、
    前記給気手段が、前記外気導入口に連通して前記外気を受け入れる外気受入部と、該外気受入部に設置された前記圧縮機と、前記外気受入部に連通して設置された前記凝縮器と、該凝縮器から前記ドラムに向かう風路を形成する給気経路と、該給気経路の内部に設置された給気ファンと、を具備し、
    前記排気手段が、前記ドラムから前記本体の外に向かう風路を形成する排気経路と、該排気経路の内部に設置された前記蒸発器および排気ファンと、を具備し、
    前記外気導入口が前記本体の背面もしくは側面に形成され、かつ該背面もしくは該側面に外側に向かって突出する外気導入口閉塞防止リブが設置されていることを特徴とする衣類乾燥装置。
  2. 前記凝縮器の上流側または前記凝縮器の上流側の一方または両方に、空気通過部と該空気通過部に略垂直に形成された埃受け部とを具備するフィルタが脱着自在に設置されることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥装置。
  3. 前記蒸発器の下端面が前記凝縮器の下端面よりも高い位置に配置され、
    前記蒸発器から落下するドレンを受け止めるドレン皿が前記蒸発器の下方に配置され、
    該ドレン皿と、前記ドラムから前記本体の外に排水するための排水路とがドレン管によって連通されていることを特徴とする請求項1または2記載の衣類乾燥装置。
  4. 前記本体の底面を含む所定の範囲が水密構造であって、前記ドレン管に逆流防止弁が設置されていることを特徴とする請求項3記載の衣類乾燥装置。
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