JP2007141108A - 自律移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自律移動装置において、自己の位置と共に自己の向いている方向を、少数回の位置座標取得によって正確に認識可能とする。
【解決手段】自律移動装置10は、デッドレコニングを用いた第1の位置情報取得手段1と、環境情報地図を記憶する記憶部21及び環境情報を取得するセンシング部22を有しセンシング部22の取得した環境情報6と環境情報地図とを比較して自己の位置及び方向を取得する第2の位置情報取得手段2と、外部からの情報を受信するアンテナ31が受信した複数の自己位置に関する情報に基づいて自己の位置及び方向を算出する第3の位置情報取得手段3と、第1、第2、及び第3の位置情報取得手段1,2,3が取得した自己の位置及び方向を比較して現在の自己の位置及び方向を決定する制御手段4と、を備え、制御手段4は、第3の位置情報取得手段3が取得した位置及び方向を優先的に現在の自己の位置及び方向として決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自己の位置及び方向を認識して自律的に移動する自律移動装置に関する。
従来、工場や公共施設などの所定の移動領域において自律的に移動する自律移動装置が用いられている。自律移動装置は、物の運搬作業や人が入り込めない場所における作業などを行う。このとき、自律移動装置が正確かつ安全に作業するためには、移動領域に設定されたグローバル座標系において、自律移動装置が自ら、自己の位置(位置座標)を正確に認識する必要がある。さらに、例えば、人や作業場所に正確に対面するために、自律移動装置が、自己の向いている方向(姿勢)を正確に認識する必要がある。
自律移動装置が自己位置を認識できる技術に、デッドレコニング(Dead Reckoning)技術がある。デッドレコニング技術は、例えば、車輪の回転量を積算して移動量(移動距離と移動方向)を計算し、初期位置からの移動量の積算により現在の自己の位置を求める技術である。このデッドレコニング技術は、低コストである反面、走行距離が増加するに従って、移動量の測定誤差が累積し、認識している自己位置と方向が真の値からずれてくるという欠点を有する。
そこで、デッドレコニング技術の測定誤差を定期的に解消するため、RFID(無線自動識別:Radio Frequency Identification)技術を用いることができる。例えば、自律移動装置の移動領域に座標情報を記録した多数のRFIDタグやカードを埋め込み、移動ロボットが、移動中にRFIDタグやカードを読み取ることにより、グローバル座標系における座標値を取得して自己の絶対位置を認識できる。その応用例として、例えば、多数のRFIDカードを読み取り、得られた複数の位置座標値を最小2乗法によって処理することにより、多数の情報から自己の絶対位置をより精度良く認識して移動する自律移動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−21978号公報
しかしながら、上述した技術や特許文献1に示されるような自律移動装置においては、グローバル座標系に対して、自己が認識している座標系が平行移動により座標原点がずれたり、回転により方向がずれたりして発生する位置の誤差を修正することに主眼がおかれており、自己の向いている方向(姿勢)を認識して修正することについては、何ら開示されていない。
本発明は、上記課題を解消するものであって、自己の位置と共に自己の向いている方向を、少数回の位置座標取得によって正確に認識できる自律移動装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、自律的に移動する自律移動装置であって、自己の動作情報により自己の位置及び方向を取得するデッドレコニングを用いた第1の位置情報取得手段と、自己の移動する領域の環境情報地図を記憶する記憶部及び環境情報を取得するセンシング部を有し、前記センシング部のセンサを用いて取得した周囲の環境情報と前記記憶部に記憶した環境情報地図とを比較することにより自己の位置及び方向を取得する第2の位置情報取得手段と、外部からの情報を受信するアンテナを有し、前記アンテナが受信した複数の自己位置に関する情報に基づいて、自己の位置及び方向を算出する第3の位置情報取得手段と、前記第1、第2、及び第3の位置情報取得手段が取得した自己の位置及び方向を比較して現在の自己の位置及び方向を決定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1または第2の位置情報取得手段が取得した位置及び方向と、前記第3の位置情報取得手段が取得した位置及び方向と、の間に所定値よりも大きな差異があるとき、前記第3の位置情報取得手段が取得した位置及び方向を現在の自己の位置及び方向として決定するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自律移動装置において、前記制御手段は、前記第3の位置情報取得手段の取得した位置が所定の領域内にあるときに、前記第2の位置情報取得手段によって少なくとも自己の方向を取得する再確認動作を行うものである。
請求項1の発明によれば、第1、第2の位置情報取得手段で生じた誤差を、第3の位置情報取得手段で得た位置と方向の情報によって修正するので、自己の位置及び方向を正確に認識して自律移動できる。第3の位置情報取得手段は、第1、第2の手段を補償するものであって常時機能する必要がないので、例えば、第3の手段としてRFIDタグを用いる場合、自律移動装置の走行領域におけるRFIDタグの設定領域を点在させることができ、RFIDタグ設定のための手間やコストを削減できる。
請求項2の発明によれば、所定の特定の領域において、第2の位置情報取得手段によって自己の方向を再確認できる。ところで、壁面などの周囲の環境情報を取得して環境情報地図とを比較することによって自己の位置と方向を取得する場合、環境情報をより多く取得すれば、より精度が上がるが、より多くの時間がかかり、効率的な移動ができない。そこで、例えば、有用な環境情報の得やすい所定の領域を登録しておき、この所定領域において、自己の位置と方向を再確認することにより、より短時間で、より精度良く自己の位置と方向を修正できる。
以下、本発明の一実施形態に係る自律移動装置について、図面を参照して説明する。図1は本発明の自律移動装置10のブロック構成を示し、図2は自律移動装置10とその移動環境を示す。自律移動装置10は、自律的に移動する装置であって、自己の動作情報により自己の位置及び方向を取得するデッドレコニングを用いた第1の位置情報取得手段1と、自己の移動する領域の環境情報地図を記憶する記憶部21及び環境情報を取得するセンシング部22を有し、センシング部22のセンサを用いて取得した周囲の環境情報6と記憶部21に記憶した環境情報地図とを比較することにより自己の位置及び方向を取得する第2の位置情報取得手段2と、外部(例えばRFIDタグ5)からの情報を受信するアンテナ31を有し、アンテナ31が受信した複数の自己位置に関する情報に基づいて、自己の位置及び方向を算出する第3の位置情報取得手段3と、第1、第2、及び第3の位置情報取得手段1,2,3が取得した自己の位置及び方向を比較して現在の自己の位置及び方向を決定する制御手段4と、を備えている。
制御手段4は、第1または第2の位置情報取得手段1,2が取得した位置及び方向と、第3の位置情報取得手段3が取得した位置及び方向と、の間に所定値よりも大きな差異があるとき、第3の位置情報取得手段3が取得した位置及び方向を現在の自己の位置及び方向として決定する。つまり、制御手段4は、第3の位置情報取得手段3が取得した位置及び方向を優先的に現在の自己の位置及び方向として決定する。制御手段4は、マイクロプロセッサ(MPU)などを用いて構成された中央制御ユニット(CPU)と、入出力用の周辺機器を備えて構成される。
このように、自律移動装置10は、制御手段4による制御のもとで、第1、第2、及び第3の位置情報取得手段1,2,3が取得した自己の位置と方向、及び記憶部21に記憶した環境情報地図に基づいて、自己位置を修正すると共に、自己の向いている方向(すなわち、自己の姿勢)を認識しつつ目的地まで走行する。
自律移動装置10は、図2に示すように、左右の駆動車輪11と4隅の補助輪11aとを備えている。左右の駆動車輪11は独立に制御され、その回転数の違いにより、前進、回転、後退を行うことができる。回転中心Qは自律移動装置10の位置を示す代表点であり、両駆動車輪11の中間点にある。また、駆動車輪11は、その回転数や回転速度を検出するエンコーダ12を備えている。第1の位置情報取得手段1は、このエンコーダ12の出力に基づいて、自律移動装置10の走行距離や走行方向(回転移動量)を取得し、これらの情報を積算して、自律移動装置10の現在位置や走行方向を取得し、出力する。
また、自律移動装置10は、少なくとも進行方向の領域をセンシングするように、環境情報6を取得するセンシング部22のセンサを自律移動装置本体の前面に設けている。このセンサには、例えば、レーザレンジファインダ、超音波センサ、アレイ型超音波センサ、レーダ等を用いることができる。また、所定の離間距離を有して配置した2台のカメラを用いることができる。これらのカメラにより取得した画像を処理することにより、距離の認識ができ、環境情報となる距離画像を生成できる。
また、自律移動装置10は、その底面に、RFIDタグの情報を受信するためのアンテナ31を備えている。RFIDタグ5は、自律移動装置10の移動領域の走行面の所定位置に、例えば、所定間隔で所定個数が埋め込まれて配置されている。アンテナ31は、自律移動装置10の回転中心Qから距離trの前方位置にアンテナ中心pを配置して設けられている。アンテナ中心pの回りの矩形領域にRFIDタグ5が大略入ると、RFIDタグ5の情報を読みとることができる。RFIDタグ5の大きさや、アンテナ31の大きさは、RFIDタグ5を読み取り可能な寸法であればよい。一般に、これらの寸法が小さいほど、読みとり位置精度が向上するが、読み取り感度が減少する。読み取り感度は、RFIDタグ5とアンテナ31との距離に依存し、一般に、互いに近いほど読み取り感度が高くなる。なお、RFIDタグの配置間隔及び個数に限定はない。
ここで、3つの座標系uv,XY,xyを定義する。座標系uvは、自律移動装置10と共に移動し回転する座標系である。座標系uvの原点は、自律移動装置10の回転中心Qにあり、自律移動装置10の前方方向にu軸、これに直交する方向にv軸を有する。座標系XYは、グローバル座標系であり、自律移動装置10が移動する領域を一意にあらわす座標系である。すなわち、座標系XYは、自律移動装置10の移動領域に固定された座標系であり、いわば絶対座標系と見做すことができる。記憶部21に記憶された環境情報地図は、通常、このグローバル座標系XYで表現されている。自律移動装置10の位置は、この座標系XYにおける中心Qの位置で表される。
座標系xyは、自律移動装置10が認識しているグローバル座標系である。この座標系xyは、自律移動装置10の移動状態によって座標系XYとの位置関係や回転関係が変化する。すなわち、自律移動装置10が、第1、第2、及び第3の位置情報取得手段1,2,3によって、自己の位置と方向を正確に認識できている間は、座標系xyは、座標系XYと一致している。しかしながら、例えば、デッドレコニング中に自律移動装置10がスリップして、平行移動したり回転したりした場合に、この2つの座標系xy,XYは、互いの原点の位置ずれや、互いの座標軸の回転ずれを有する関係になる。
ここで、自律移動装置10の走行移動の様子を説明する。自律移動装置10は、上述のように、エンコーダ12からの出力という、自己の内部情報のみに依拠する位置や移動方向の情報を、第1の位置情報取得手段1を介して取得し、これに基づく移動(いわゆるデッドレコニングによる移動)を行う。デッドレコニングによる移動において、自律移動装置10は、各駆動車輪11に取り付けたエンコーダ12から得る車輪の回転数とその幾何学的な配置から移動距離を推測し、これによって自己位置を推測しながら移動する。そこで、車輪がスリップするなどした場合に、デッドレコニングによって推測している位置と実際の自律移動装置10の位置との差が発生し、取得した環境情報と環境情報地図の地図情報とを照合できなくなったり、進入してはいけない場所へ進入したりする可能性がある。
これを回避するために、自律移動装置10は、移動領域内の、例えば、壁や柱や目印となる構造物やラベルなどの環境情報6を地図情報として環境情報地図上に持ち、第2の位置情報取得手段2を介してこれらの環境情報6を取得し認識して、地図情報との照合を行いながら移動する。この場合、環境を認識して地図との照合を行うことにより、現在自己認識している位置を修正できる。そして、正しく位置を認識できている場所から、次の地図との照合が成功する位置までは、デッドレコニングによる推測移動となるが、デッドレコニングによる誤差の増大を避けつつ移動することができる。
また、自律移動装置10が、第3の位置情報取得手段3を介して誤差のない位置情報を取得できるように、所定の場所、例えば、地図情報と照合する環境情報6が得られにくい場所や、環境情報6が得られても照合が難しい場所、あるいは、進入してはいけない領域への境界周辺などの、例えば、走行移動面に、RFIDタグ5を埋めておく。移動面に埋めるRFIDタグ5は、パッシブ方式のタグを用いることができる。このようなタグ5は、自律移動装置10の底面に取り付けたアンテナ31(以下、RFIDリーダ31)からの電波により、非接触電力伝送技術による電力を供給され、予め記憶している位置情報を自律移動装置10に送信する。これにより、自律移動装置10は、位置情報を得ることができる。
このタグ5から得られる位置情報は、例えば、グローバル座標系XYにおけるタグ5の位置座標値、又は、予めグローバル座標系XYにおける位置座標値と対応付けされたタグ5のIDである。自律移動装置10は、タグ5から送信され、リーダ31で受信された位置情報によって、グローバル座標系XYにおける絶対位置を知ることができる。
ただし、得られた位置情報が1つだけの場合は、自律移動装置10はグローバル座標系XY上での位置座標値を知ることができるのみであり、自己の向いている方角は不明である。従って、自己の認識している座標系(以下、座標系xy)とグローバル座標系XYとの位置関係も確定しない。そして、上述したように、例えば、デッドレコニング中に自律移動装置10がスリップして、平行移動したり回転したりした場合に、この2つの座標系は、互いの原点の位置ずれや、座標軸の回転ずれを有した位置関係にある。つまり、1つだけの絶対位置の情報だけでは、自己の移動方向が不明のままであり、グローバル座標系XY上でどちらの方向を向いているのか、という情報は得られない。
なお、自己の認識している座標系xyとグローバル座標系XYとの位置関係は、後述するように、座標系XYにおける任意の異なる2点の座標値(X1,Y1),(X2,Y2)と、その2点の座標系xyにおける座標値(x1,y1),(x2,y2)と、が得られた場合に決定できる。このことは、例えば、座標系xy用の透明シートと、座標系XY用の透明シートとに、それぞれ2点を印し、2枚の透明シートを重ねて、一方のシート上の点が他方のシート上の点に重なるようにすれば、2つの座標系xy,XYをずれや回転なく一致させることができることから理解できる。しかしながら、自律移動装置10の移動方向、同じことだが、自律移動装置10の姿勢は、現在位置を示す点だけでは定まらず、その点までの移動経路やその点以降の移動経路に依存する。つまり、駆動車輪11にスリップがないとした前提で、正面方向に向かって進む自律移動装置10の移動経路の接線方向が自律移動装置10の姿勢となる。
次に、図2に加えて、図3、図4を参照して、第3の位置情報取得手段3を用いた自律移動装置10の位置と方向の決定を説明する(図3、図4に示した座標系xy,XYの各座標軸の交点は、点A,Bになっているが、点A,Bが原点ということではない)。図2に示した自律移動装置10は、自己の中心Qから前方距離tのところに中心pを有するRFIDリーダ31を1個備えている。このような自律移動装置10が、図3に示すように、点Aから点Bに移動したとする。点A,Bは、自律移動装置10の中心Qの位置である。点A,Bの座標系xy、座標系XYにおける座標値を、点A(x1,y1),(X1,Y1)、点B(x1,y1),(X1,Y1)とする。
点A,B間の移動は、直線移動に限定されず、任意の軌道に沿って移動できる。ただし、少なくとも、第1の位置情報取得手段1(デッドレコニング)によって、座標系xyにおける点A,Bの座標値が精度良く得られると共に、第3の位置情報取得手段3によって、点A,BにおいてRFIDタグ5から位置情報を得られたとする。
点A,B間の移動が直線とは限らないので、点A,Bにおける自律移動装置10の正面方向a,b(一般性を失うことなく、座標系uvにおけるu軸の方向)は、それぞれ座標系xyのx軸との間で角度θ1,θ2を有し、その振れ角dθは、dθ=θ2−θ1、となる。これらの角度θ1,θ2,dθは、第1の位置情報取得手段1(デッドレコニング)によって取得でき既知である。また、点Aにおける自律移動装置10の座標軸Xに対する姿勢を表す角度(正面方向aと座標軸Xのなす角)を角度θpとすると、この角度θpは未知である。また、この角度θpを用いると、座標系XYに対する座標系xyの回転角度αが、図4に示すように、α=θp−θ1、となる。
各座標系xy,XYにおいて、点Aから点Bへの各座標軸に沿っての移動距離を、それぞれ(dx,dy),(dX,dY)とする。上述により、(dx,dy)は既知数であり、(dX,dY)は未知数である。ただし、点A,B間の距離をWとすると、W=dx+dy=dX+dY、の関係がある。
また、自律移動装置10が点A,Bにいるとき、RFIDタグ5の位置は、RFIDリーダ31の中心pの位置と見做すことができる。RFIDタグ5の座標系XYにおける座標値はリーダ31によって読みとられた既知量であり、点A,Bにおいて、それぞれ(Xt1,Yt1),(Xt2,Yt2)である。これらの座標値と、上述した事柄と、角度θ1,θ2,dθ、及び自律移動装置10の中心QからRFIDタグ5までの距離tと、を用いて、以下に示すように、例えば、点Aにおける座標系XYに対する、自律移動装置10の位置と方向(すなわち、角度θp)を求めることができる。
点A,Bの座標値(X1,Y1),(X2,Y2)から(dX,dY)を求めると、
dX=Xt1−t×cos(θp)−(Xt2−t×cos(θp+dθ))、
dY=Yt1−t×sin(θp)−(Yt2−t×sin(θp+dθ))、となる。これらの式を、dx+dy=dX+dY、の右辺に代入すると、未知数θpを求めることができる。未知数θpが求まると、点A,Bの座標値(X1,Y1),(X2,Y2)を求めることができる。すなわち、第3の位置情報取得手段3によって、自律移動装置10の自己の位置及び方向が求められる。
上述のように、座標系XYに対する自律移動装置10の位置と方向(すなわち、角度θp、自律移動装置10の姿勢)を容易に求めることができるのは、自律移動装置10の位置を定義する代表点である回転中心Qに対して、ゼロでない距離(t≠0)だけ離れた位置にRFIDリーダ31を備えたことによる。このことは、以下に述べる複数のRFIDリーダ31を備える場合についても同様である。
次に、図5、図6を参照して、RFIDリーダ31を複数備えた自律移動装置について説明する。上述の自律移動装置10は、RFIDリーダ31を1つだけ有したものである(図2、図3)。RFIDリーダ31は、1つとは限らずに、複数備えることができる。図5に示した自律移動装置10は、その底面の回転中心Qの回りに4つのRFIDリーダ31を備えている。各リーダ31の中心p1,p2,p3,p4は、それぞれ、回転中心Qからr1,r2,r3,r4の位置にある。すなわち、各リーダ31は、座標系uvにおいて確定した位置座標を有し、これらのいずれかがRFIDタグ5を読みとることにより、自律移動装置10の中心QとRFIDタグ5の示す座標系XYにおける座標値との関係が確定する。
図6に示した座標の関係は、図3に示した1つのRFIDリーダ31に対する座標の関係を、複数のリーダ31を有する場合に一般化したものである。この図において、点T1は、自律移動装置10が、点Aに位置する場合に、点Aに位置する中心Q(不図示)から距離tr1、及び、自律移動装置10の正面方向a(座標系uvのu軸方向)から角度θr1振れた位置にあるRFIDリーダ31の位置を示し、これは、同時に、リーダ31で読みとられるRFIDタグ5の位置、従って、座標系XYにおけるリーダ31の位置を示す。点T2についても同様である。
そこで、このようなRFIDリーダ31を複数備えた自律移動装置10が、2点A,B間を移動して、各点A,BでRFIDタグ5を読みとることにより、上述同様に、未知数θp、点A,Bの座標値(X1,Y1),(X2,Y2)を求めることができる。
なお、このように複数のRFIDリーダ31を備えた自律移動装置10は、床面に埋め込まれたRFIDタグ5の配置間隔が適切に設定されている場合、RFIDタグ5を同時に2つ読みとることもできる。すると、この場合には、自律移動装置10が、ある1点Aにおいて、2対のRFIDリーダ31とRFIDタグ5の組合せにより、自己の中心Qの位置を、座標系XYの2点と結びつけることができると共に、自己の座標系uvのu軸の方向を座標系XYにおいて確定することができる。
次に、図7のフローを参照して、自律移動装置10が第1、第2、及び第3の位置情報取得手段1,2,3を用いて自己の位置(座標系xyにおける座標値で表現)と方向(向き又は姿勢、これは、座標系xyの座標軸に対する自己の正面方向の成す角度で表現)を認識しながら移動するときの動作を説明する。自律移動装置10が予め定められた目的地に向かって移動を開始すると(S1)、制御手段4は、第1の位置情報取得手段1を介して得られる位置情報(これは座標系xyにおける座標値と向きを得るための情報であり、以下において、第1の位置情報と称し、他の位置情報も同様とする)の取得動作を、所定の制御周期のもとで繰り返し継続して行う(S2)。第1の位置情報が取得されると、その情報が位置認識へ反映される。つまり、座標系xyにおける自律移動装置10の座標値及び向きが更新される(S3)。制御手段4は前記座標値と向きの更新により、自律移動装置10が目的地に到達したと判断すると、自律移動装置10を停止させて処理を終了し(S4でYes)、また、目的地に到達していないと判断したときは移動を続行する(S4でNo)。
制御手段4は、例えば、定期的に、又は、例えば、記憶部21に記憶した環境情報地図の所定領域に自律移動装置10が達したときに、第2の位置情報取得手段2を動作させる。これにより第2の位置情報を取得すると(S5でYes)、その情報を位置認識へ反映する。この処理は、言い換えると、座標系xyを座標系XYに一致させると共に、正しい自己の姿勢を得る処理である。
次に、第3の位置情報取得手段3が第3の位置情報を取得しないとき(S7でNo)、制御手段4は、制御をステップS1に戻して、第1の位置情報取得手段1を介して第1の位置情報を取得しながら自律移動装置10を移動させる。
また、第3の位置情報取得手段3が第3の位置情報を取得すると(S7でYes)、制御手段4は、現時点で認識されている座標系xy上の座標値及び向きと第3の位置情報に基づいて得られた座標系xy上の座標値及び向きとの差を所定の値より大きいか否か比較する(S8)。座標値及び向きの差の大小比較は、例えば、座標成分であるx座標値、y座標値、又は、向き(角度)について個別に差を求めてそれぞれ所定値と比較したり、個別のx,y座標値の代わりに座標間の距離を求めて所定値と比較したりして行われる。この比較に際し、座標値及び向きの差との比較対象となる所定の値を小さくしすぎると、座標系xyにおける座標値及び向きが頻繁に修正され、その修正作業により自律移動装置10の移動速度が遅くなる可能性があるので、所定の値は、自律移動装置10の特性に応じて決定されることが望ましい。
上述のステップS8の処理の結果、現時点で認識されている座標系xy上の座標値及び向きと第3の位置情報に基づく座標系xy上の座標値及び向きとの差が所定の値より大きい場合(S8でYes)、制御手段4は、座標系xy上の座標値及び向きを第3の位置情報に基づく座標系xy上の座標値及び向きで更新する(S9)。また、この差が所定の値より小さい場合(S8でNo)、制御手段4は、制御をステップS1に戻して、第1の位置情報取得手段1で第1の位置情報を取得しながら自律移動装置10を移動させる。このように、自律移動装置10は、現時点で認識されている座標系xy上の座標値及び向きを第2の位置情報又は第3の位置情報に基づく座標系xy上の座標値及び向きで修正することにより座標系XYにおける正しい位置と自己の姿勢を得て、想定していない方向へ移動する不具合の発生や、予定した移動領域外へ進入するのを防止でき、正しくかつ効率的に目的地に到達することができる。
次に、第3の位置情報取得手段の取得した位置が所定の領域内にあるときに、前記第2の位置情報取得手段によって少なくとも自己の方向を取得する再確認動作を行うことについて説明する。自律移動装置10は、上述したように、第3の位置情報が得られると、これによって現在の位置及び方向を修正する。しかしながら、第3の位置情報が、RFIDタグ5の不具合やRFIDリーダ31の受信エラーなどにより誤差を含む可能性があるので、自律移動装置10は、このような再確認動作を行う。
ところで、第3の位置情報取得手段3で得られる位置から認識できる自律移動装置10の位置と実際の位置との誤差は、RFIDリーダ31又はRFIDタグ5のサイズ程度と考えられ、このサイズは、自律移動装置10が自律移動を行う上で十分小さいと考えられる。従って、少なくとも自律移動装置10の向かっている方向、すなわち、角度θp(図3、図6)が、より正確に得られれば、精度良い自律移動にとって有効である。
そこで、第2の位置情報取得手段2によって位置と方向の認識を精度良く行うことができる移動領域内の特定領域を決めて、これを環境情報地図に予め所定の領域として登録しておき、自律移動装置10が、その領域において第3の位置情報により位置の修正等を行った後、次に移動を開始する際に、一旦、所定の位置確認地点に移動して、位置と方向の再確認動作を行うこととする。
上述の第2の位置情報取得手段2による再確認の方法として、例えば、環境中の壁の位置を検出し、検出した壁と、記憶部21に記憶した環境情報地図に登録されている壁とをマッチング処理して壁の位置と方向、従って、自律移動装置10の位置と方向を再確認する方法を用いることができる。環境中の壁の検出方法には、例えば、レーザレンジファインダを用いて角度スキャンすることにより周囲環境をセンシングし、得られた測定点の角度分布集合であるセンシング情報から壁を抽出する方法がある(文献:Li Zhang,Bijoy K.Ghosh,”Line Segment Based Map Building and Localization Using 2D Laser Rangefinder”, IEEE Int. Conf.on Robotics and Automation,pp2538−2540,Apr.2000)。
ここで、図8のフローを参照して、自律移動装置10が位置の再確認動作を行う際の動作を説明する。自律移動装置10は、目的地に向けて移動を開始し(#1)、目的地への到達如何の判断をして移動を継続(#2でNo)、又は、終了する(#2でYes)。自律移動装置10は、移動中に、第3の位置情報で現在の位置及び方向を修正しないときは、ステップ#1に戻って走行を継続し(#2でNo)、第3の位置情報で現在の位置及び方向を修正したとき(#3でYes)、所定の再確認領域に居るかどうかを判断する(#3)。再確認領域に居ないときは、走行を継続し(#4でNo)、再確認領域に居るときは(#3でYes)、所定の再確認地点(後述、図10、図11)に向けて走行する(#5,#6)。位置再確認地点に到達したとき(#6でYes)、第2の位置情報取得手段により第2の位置情報を取得する(#7)。
上述のステップ#7において、第2の位置情報取得手段2によって、少なくとも現在の自律移動装置10の方向の確認ができた場合(#8でYes)、本来の目的地に向かって移動を再開する(#11)。方向の確認ができない場合(#8でNo)、所定の時間が経過したかどうかを判断し、所定の時間が経過していない場合は(#9でNo)、ステップ#7に戻って、再度、第2の位置情報取得の動作を行う。所定の時間が経過している場合は(#9でYes)、自律移動装置10は、例えば、警報ランプを点灯したり、警報音を発生したりして、異常状態であることを報知すると共に(#10)、ステップ#7に戻って、再度、第2の位置情報取得の動作を行う。
ここで、予め定められた所定の時間とは、例えば、5分であり、第2の位置情報取得手段2が第2の位置情報を取得するのに十分な時間である。首尾良く、方向の確認ができた場合(#8でYes)、もとの目的地に向かって移動を再開する(#11)。移動再開の際に、位置認識異常の警報を出している場合には、これを解除する。方向の確認ができない場合とは、例えば、移動する障害物が自律移動装置10の前方を通過する場合などであり、通過完了すれば、方向の確認が可能となる。
次に、図9〜図11を参照して、上述の再確認動作における位置確認地点決定と再確認動作の例を説明する。これらの図に示した自律移動装置10は、RFIDリーダ31を2つ備えているが、その個数は1つでも多数でもよく、ここでの説明を限定するものではない。図9において、自律移動装置10は、移動面に複数配置されたRFIDタグ5を読みとって、第3の位置情報を得たものとする。そして、自律移動装置10が現在位置している場所が、位置の再確認のための所定領域であるとする。
上述の所定領域における現在位置の近くには、例えば、垂直の平面を連結した構造の壁7,8,9が存在し、これらの壁7,8,9は、壁を表すラインの始点と終点の位置座標によって特定される。例えば、壁7については、始点P1、終点P2の位置座標が、記憶部21に記憶した環境情報地図に登録されている。他の壁8,9についても同様である。これらの壁は、例えば、上述したレーザレンジファインダによって検出されるものである。
自律移動装置10は、このような壁のラインを自己の方向検出に用いるため、制御手段4及び駆動車輪11を介して、所定の条件を満たす壁に対面するように回転し、壁から予め定めた距離hの位置(これを再確認地点とする)まで移動する。この際、次に示す要領で、最短距離で移動できる点が、再確認地点として選ばれる。図9の状況において、まず、制御手段4は、自律移動装置10の中心Qから、壁への垂線の足までの距離を算出する。そして、各ラインの垂線の足が、ラインの延長線上ではなく、ライン上の点であって、自律移動装置10からその点までの間に他の壁のラインがなく、かつ、最短の点を選択する。この処理により、線分L1で示される移動経路が選択される。
次に、これとは別に、各ラインの端点P1〜P4までの距離の中で最小であって、自律移動装置10と端点とを結ぶ直線が他の壁のラインに交差しないような端点を選択する。これにより、線分L2で示される移動経路が選択される。最後に、前記線分L1,L2のうち短い方を選択して、その線分上であって、壁から所定距離hにある点を再確認地点とする。図9の場合、これにより、線分L2、及び再確認地点Rが決定される。再確認地点Rが決定されると、自律移動装置10は、線分L2に沿って移動し、再確認地点で停止すると共に、もとの位置からその点へ向かう方向をその位置での停止方向(正面方向)とする。この停止方向と、上述の壁の抽出方法によって得られる壁を表すラインの配置方向とを比較することにより、自己の方向(姿勢)を精度良く検出し認識することができる。
図10は、自律移動装置10が、上述の線分L1上の再確認地点Rに移動した状態を示す。また、図11は、自律移動装置10が、図9とは異なる状況のもとで選択された再確認地点Rに移動した例を示す。
上述の予め設定した距離hは、例えば、選択した点(垂線の足又は端点)を含むライン(壁)がレーザレンジファインダで十分検出できる位置であり、かつ、人等が間に入り込むことにより壁の検出ができなくなることのない距離である。また、自律移動装置10が、再確認地点に到達する前に、第2の位置情報取得手段2で位置と方向を修正できた場合、再確認地点に到達する前に、本来の目的地に向かって移動を行う。また、再確認地点に到達して、予め定めた時間が経過しても、第2の位置情報取得手段2による方向取得ができなかった場合、自律移動装置10は、例えば、自律移動装置本体に設置したディスプレイやランプなどの表示機器による報知や、無線通信による異常状態の連絡をする。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、センシング部22のセンサは、自律移動装置10の前方に設けるだけでなく、後方や左右に取り付ける構成であっても構わない。また、外部からの情報を受信するアンテナ31は、RFIDリーダとは限らず、GPSアンテナであってもよい。またこれらの両方を備えた構成としてもよい。GPSアンテナ31を用いる場合、GPSアンテナ31は、自律移動装置10の底面ではなく、上面に配置される。この場合、GPSアンテナ31が受信する外部からの情報は、GPS衛星からの位置情報である。GPSアンテナ31は、自律移動装置10の回転中心Qから所定距離だけ離した位置に設けるのが望ましい。また、ビーコン航法のように、例えば、地上に電波送信用の複数のアンテナを備え、複数のアンテナからの電波を受信して位置情報を取得するものでもよい。
本発明の一実施形態に係る自律移動装置の構成を示すブロック図。 同上装置の移動状態と環境状況を示す模式的平面図。 同上装置が2点間を移動する際の2点における座標の関係を示す平面図。 図3に示した座標軸の交点を1点に集めて角度の関係を見やすくした図。 本発明の他の実施形態に係る自律移動装置の移動状態と環境状況を示す模式的平面図。 同上装置が2点間を移動する際の2点における座標の関係を示す平面図。 本発明の自律移動装置の移動時の動作を示すフロー図。 本発明の自律移動装置が位置の再確認動作を行う際の動作を示すフロー図。 同上再確認動作の様子を示す平面図。 同上再確認動作における位置確認地点決定の例を示す平面図。 同上再確認動作における位置確認地点決定の他の例を示す平面図。
符号の説明
1 第1の位置情報取得手段
2 第2の位置情報取得手段
3 第3の位置情報取得手段
4 制御手段
6 環境情報
10 自律移動装置
21 記憶部
22 センシング部
31 アンテナ

Claims (2)

  1. 自律的に移動する自律移動装置であって、
    自己の動作情報により自己の位置及び方向を取得するデッドレコニングを用いた第1の位置情報取得手段と、
    自己の移動する領域の環境情報地図を記憶する記憶部及び環境情報を取得するセンシング部を有し、前記センシング部のセンサを用いて取得した周囲の環境情報と前記記憶部に記憶した環境情報地図とを比較することにより自己の位置及び方向を取得する第2の位置情報取得手段と、
    外部からの情報を受信するアンテナを有し、前記アンテナが受信した複数の自己位置に関する情報に基づいて、自己の位置及び方向を算出する第3の位置情報取得手段と、
    前記第1、第2、及び第3の位置情報取得手段が取得した自己の位置及び方向を比較して現在の自己の位置及び方向を決定する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1または第2の位置情報取得手段が取得した位置及び方向と、前記第3の位置情報取得手段が取得した位置及び方向と、の間に所定値よりも大きな差異があるとき、前記第3の位置情報取得手段が取得した位置及び方向を現在の自己の位置及び方向として決定することを特徴とする自律移動装置。
  2. 前記制御手段は、前記第3の位置情報取得手段の取得した位置が所定の領域内にあるときに、前記第2の位置情報取得手段によって少なくとも自己の方向を取得する再確認動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の自律移動装置。
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