JP2007140975A - サービス提供システム、連携情報提供サーバ、認証サーバ、サービス提供サーバ、サービス提供方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連携情報DBサーバ4により、連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶しておき、連携情報提供サーバ5により、ユーザ端末3からの要求に応じて連携情報DBサーバ4から任意の連携情報を取得して前記ユーザ端末3へ提供する。
【選択図】 図1
Description
従来、このような課題を解決するため、サービス間の連携情報を蓄積・分析する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
また、サービス連携の数が多くなればなるほど、サービス提供者がサービス同士の連携に対して個々に対応していくコストが膨大となってしまう。既存サービス提供者は、新たなサービスが連携された時点でそのサービスとの連携サービスが半自動的に提供される状態を期待し、また同様に新たなサービス提供者は、既存サービスとの連携が連携参加と同時に積極的に活用されることを期待している。
また、サービス提供サーバを運営するサービス提供者は、多くのユーザに対して連携サービスの存在を容易に通知することができ、ユーザに対する連携サービスの通知に必要なサービス提供者負担を増大させることなく、連携サービスの利用頻度を容易に高めることができる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるサービス提供システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるサービス提供システムの構成を示すブロック図である。
図1の例では、サービス提供サーバ1(1A,1B,1C…)、認証サーバ2、連携情報提供サーバ5が通信網6に接続されており、認証サーバ2および連携情報提供サーバ5に連携情報データベースサーバ(以下、連携情報DBサーバという)4が接続されている。
なお、本発明でいうサーバの連携とは、サービス提供サーバ1で実施するWebサービス間において、それぞれのサービス処理で用いる各種データを通信網を介してやり取りすることを指し、具体的には、例えば一方のサービス提供サーバで入力または出力されたデータを他方のサービス提供サーバへ送信し、このデータを他方のサービス提供サーバで入力データとして用いて所望の処理を行うことをいう。
サービス提供サーバ1は、一般的な公知のサーバ装置から構成され、ユーザ端末からの要求に応じてこれらサービス提供サーバ1間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する機能を有している。
認証サーバ2は、一般的な公知のサーバ装置から構成され、サービス提供サーバ1で連携サービス処理を実行する際、当該ユーザの認証を行う機能と、連携情報DBサーバ4へ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録する機能を有している。
図2は、連携情報の構成例である。この例では、各連携サービスに固有のパターン名と、当該連携サービスが利用された回数を示す実績数などの統計情報と、当該連携サービスの具体的な連携関係を示す連携内容が組として予め登録されている。各連携サービスの連携情報については、サービス提供者からの要求に基づいて予め登録するようにしてもよく、後述する実施の形態を適用して、ユーザによる連携サービスの利用に応じて自動的に連携情報DBサーバ4へ登録するようにしてもよい。
図3は、連携情報提供サーバからユーザ端末へ提供される連携情報を含むコンテンツの画面表示例である。ユーザ端末3では、コンテンツ閲覧アプリケーションにより、連携情報提供サーバ5から受信したコンテンツを画面表示する。
このリンク情報30をユーザが選択操作することにより、当該連携サービスを利用するのに必要な付加情報を含む連携サービス要求が、当該連携サービスを受け付けるサービス提供サーバ1へ送信される。
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるサービス提供システムの連携情報提供動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかるサービス提供システムの連携情報提供動作を示すシーケンス図である。
本実施の形態では、図4に示すように、ユーザ端末3が連携情報提供サーバ5から閲覧情報を取得し、その閲覧情報に基づき所望の連携サービスを利用する場合について説明する。
連携情報提供サーバ5は、通信網6を介してユーザ端末3からアクセス要求を受信した場合、連携情報DBサーバ4から連携情報を取得し(ステップ101)、この連係情報を用いて生成した図3に示すようなコンテンツを要求元のユーザ端末3へ送信する(ステップ102)。この際、ユーザ端末からのアクセス要求で指定された任意のカテゴリに関する連携サービスの連携情報を選択してコンテンツを生成してもよい。
これにより、ユーザは各サービス提供サーバ1で提供されている各種連携サービスを、各サービス提供サーバ1へそれぞれアクセスして確認することなく容易に確認することができる。
例えば、連携サービス「ACパターン」のリンク情報30が選択された場合、その連携サービスを示す連携情報「A→C」を含む連携サービス要求が、当該連携サービスを提供するサービス提供サーバ1Aへ送信される。
ユーザ端末3は、サービス提供サーバ1Aからの認証要求に応じて、認証サーバ2へ連携情報「A→C」とユーザ情報を含む認証要求を送信する(ステップ112)。
連携情報DBサーバ4は、認証サーバ2からの利用通知に応じて、当該連携サービスの利用回数を示す実績数を加算して連携情報を更新する(ステップ115)。
ユーザ端末3は、認証サーバ2からの認証結果の通知に応じて、その認証結果と連携情報「A→C」を含む連携サービス実施要求をサービス提供サーバ1Cへ送信する(ステップ117)。
したがって、新たなサービスが連携された時点でそのサービスとの連携サービスが半自動的に提供される状態を期待する既存サービス提供者だけでなく、既存サービスとの連携が連携参加と同時に積極的に活用されることを期待している新たなサービス提供者に対しても、それぞれの期待に対応することができる。
一方、サービス提供者は、各連携サービスの利用頻度を示す統計情報に基づき、当該連携サービスの効果を把握でき、今後のサービス連携戦略の促進もしくは撤退の意思決定に利用できる。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるサービス提供システムについて説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態にかかるサービス提供システムの連携情報登録動作を示すシーケンス図であり、前述の図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
サービス提供サーバ1Aは、ユーザ端末3からのアクセス要求に応じて、連携サービスに関する連携情報を含むコンテンツを要求元ユーザ端末3へ送信する(ステップ201)。
連携情報DBサーバ4は、認証サーバ2からの利用通知に応じて、当該連携サービスの連携情報が登録されていない場合、当該連携情報を新たに登録する(ステップ115)。
また、サービス提供側が意図していなかったWebサービス連携パターンを生まれてくるなど、動的・自動的に新サービスを生み出す効果が得られる。
次に、図6を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるサービス提供システムについて説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態にかかるサービス提供システムの連携情報登録動作を示すシーケンス図であり、前述の図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
サービス提供サーバ1Aは、ユーザ端末3からのアクセス要求に応じて、連携サービスに関する連携情報を含むコンテンツを要求元ユーザ端末3へ送信する(ステップ201)。
連携情報DBサーバ4は、サービス提供サーバ1Aからの利用通知に応じて、当該連携サービスの連携情報が登録されていない場合、当該連携情報を新たに登録する(ステップ301)。
なお、ステップ300において利用通知を送信するタイミングについては、ステップ120の連携サービス実行の前に限定されるものではなく、ステップ120の連携サービス実行後に利用通知を送信してもよい。また、この利用通知の送信元は、サービス提供サーバ1Aに限定されるものではなく、サービス提供サーバ1Cなど、当該連携サービスを実現するサービス提供サーバであればいずれのサーバから送信してもよい。
また、サービス提供側が意図していなかったWebサービス連携パターンを生まれてくるなど、動的・自動的に新サービスを生み出す効果が得られる。
以上の各実施の形態では、連携情報DBサーバ4と連携情報提供サーバ5とが別個のサーバ装置から構成される場合を例として説明したが、1つのサーバ装置で連携情報DBサーバ4と連携情報提供サーバ5を実現してもよい。同様に、認証サーバ2により、連携情報DBサーバ4または連携情報提供サーバ5のいずれか、あるいは両方を実現してもよい。
Claims (10)
- 通信網に接続された各種サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて各種サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムであって、
ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバと、
前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する連携情報データベースサーバと、
前記ユーザ端末からの要求に応じて前記連携情報データベースサーバから任意の連携情報を取得して前記ユーザ端末へ提供する連携情報提供サーバと
を備えることを特徴とするサービス提供システム。 - 請求項1に記載のサービス提供システムにおいて、
前記連携サービス処理を実行する際、当該ユーザの認証を行うとともに前記連携情報データベースサーバへ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録する認証サーバをさらに備えることを特徴とするサービス提供システム。 - 請求項1に記載のサービス提供システムにおいて、
前記サービス提供サーバは、前記連携サービス処理を実行する際、前記連携情報データベースサーバへ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録することを特徴とするサービス提供システム。 - 通信網に接続されて、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて前記サービス提供サーバ間で前記連携サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられる連携情報提供サーバであって、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する前記連携情報データベースから任意の連携情報を取得して前記ユーザ端末へ提供することを特徴とする連携情報提供サーバ。 - 通信網に接続されて、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて前記サービス提供サーバ間で前記連携サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられる認証サーバであって、
前記連携サービス処理の実行に必要な当該ユーザの認証を行うとともに、前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する前記連携情報データベースへ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録することを特徴とする認証サーバ。 - 通信網に接続されて、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて前記サービス提供サーバ間で前記連携サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられるサービス提供サーバであって、
前記連携サービス処理を実行する際、前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する前記連携情報データベースサーバへ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録することを特徴とするサービス提供サーバ。 - 通信網に接続された各種サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて各種サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられるサービス提供方法であって、
複数のサービス提供サーバにより、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行するステップと、
連携情報データベースサーバにより、前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶するステップと、
連携情報提供サーバにより、前記ユーザ端末からの要求に応じて前記連携情報データベースサーバから任意の連携情報を取得して前記ユーザ端末へ提供するステップと
を備えることを特徴とするサービス提供方法。 - 通信網に接続されて、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて前記サービス提供サーバ間で前記連携サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられる連携情報提供サーバのコンピュータに、
前記ユーザ端末からの要求に応じて前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する前記連携情報データベースから任意の連携情報を取得するステップと、
前記連携情報を前記ユーザ端末へ提供するステップと
を実行させるプログラム。 - 通信網に接続されて、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて前記サービス提供サーバ間で前記連携サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられる認証サーバのコンピュータに、
前記連携サービス処理の実行に必要な当該ユーザの認証を行うステップと、
前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する前記連携情報データベースへ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録するステップと
を実行させるプログラム。 - 通信網に接続されて、ユーザ端末からの要求に応じて当該サービス提供サーバ間で各種サービス処理を連携させることにより連携サービス処理を実行する複数のサービス提供サーバを有し、ユーザ端末からの要求に応じて前記サービス提供サーバ間で前記連携サービス処理を実行することにより所望のサービスを提供するサービス提供システムで用いられるサービス提供サーバのコンピュータに、
前記連携サービス処理を実行する際、前記連携サービス処理の連携関係を示す連携情報を記憶する前記連携情報データベースサーバへ当該連携サービス処理に関する連携情報を登録するステップを実行させるプログラム。
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