JP2007139046A - 軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジング内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールと回転軸及びスリーブとの接触部に滑り摩擦が発生することを防止することのできる離軸受装置を提供する。
【解決手段】ハウジング及び外輪押えリングの内周面に密嵌する外周面を有する固定用リング22と、固定用リング22の内周面に固着された金属環23と、金属環23の内周面に固着された環状の潤滑油含有部材24とからなる防塵用シール21を、回転軸の外周面とハウジングの内周面及びスリーブの外周面と外輪押えリングの内周面との間に設け、潤滑油含有部材24の内周面を回転軸及びスリーブの外周面に摺接させた。
【選択図】図2
【解決手段】ハウジング及び外輪押えリングの内周面に密嵌する外周面を有する固定用リング22と、固定用リング22の内周面に固着された金属環23と、金属環23の内周面に固着された環状の潤滑油含有部材24とからなる防塵用シール21を、回転軸の外周面とハウジングの内周面及びスリーブの外周面と外輪押えリングの内周面との間に設け、潤滑油含有部材24の内周面を回転軸及びスリーブの外周面に摺接させた。
【選択図】図2
Description
本発明は、ボールねじ軸などの回転軸の端部を支持する軸受として用いられる軸受装置に関する。
ボールねじ軸などの回転軸の端部は、従来、図6に示すような軸受装置によって支持されており、同図に示される軸受装置10はハウジング11、組合せ転がり軸受12、内輪押えナット14、スリーブ15及び外輪押えリング16を備えている。
ハウジング11は回転軸Sの外径より大きい内径で筒状に形成されており、このハウジング11内に収容された組合せ転がり軸受12は、二つの転がり軸受13から構成されている。これらの転がり軸受13は内輪13a及び外輪13bをそれぞれ有しており、これら転がり軸受13の内輪13aを回転軸Sの大径部端面S1に押圧する内輪押えナット14は回転軸Sの端部に螺嵌されている。
ハウジング11は回転軸Sの外径より大きい内径で筒状に形成されており、このハウジング11内に収容された組合せ転がり軸受12は、二つの転がり軸受13から構成されている。これらの転がり軸受13は内輪13a及び外輪13bをそれぞれ有しており、これら転がり軸受13の内輪13aを回転軸Sの大径部端面S1に押圧する内輪押えナット14は回転軸Sの端部に螺嵌されている。
スリーブ15は図中右側の転がり軸受13と内輪押えナット14との間に介装されており、ハウジング11の内周面に形成された環状段部11aに転がり軸受13の外輪13bを押圧する外輪押えリング16は、図示しない複数本のボルトによりハウジング11の図中右側端面に固定されている。
このような軸受装置は、切削粉や塵埃などの粉塵がハウジング11内に入り込むと、ハウジング2内に入り込んだ粉塵によって転がり軸受13の転がり性能が阻害され、回転軸Sの回転トルクを増大させたりする可能性がある。そこで、従来においては、ハウジング11内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールとして、金属からなる環状部材にゴムなどの弾性軟質材を加硫接着してなるオイルシール17(図6参照)を用い、このオイルシール17を回転軸Sの外周面とハウジング11の内周面との間に設けると共にスリーブ15の外周面と外輪押えリング16の内周面との間に設けることによって、切削粉や塵埃などの粉塵がハウジング11内に侵入するのを防止するようにしている。
このような軸受装置は、切削粉や塵埃などの粉塵がハウジング11内に入り込むと、ハウジング2内に入り込んだ粉塵によって転がり軸受13の転がり性能が阻害され、回転軸Sの回転トルクを増大させたりする可能性がある。そこで、従来においては、ハウジング11内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールとして、金属からなる環状部材にゴムなどの弾性軟質材を加硫接着してなるオイルシール17(図6参照)を用い、このオイルシール17を回転軸Sの外周面とハウジング11の内周面との間に設けると共にスリーブ15の外周面と外輪押えリング16の内周面との間に設けることによって、切削粉や塵埃などの粉塵がハウジング11内に侵入するのを防止するようにしている。
しかしながら、ハウジング内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールとしてオイルシールを用いると、回転軸やスリーブなどの相手部材とオイルシールとの接触部に滑り摩擦が発生する。このため、転がり軸受の内輪を回転軸と一体に回転させるのに比較的大きな回転トルクを必要とするという問題があった。また、転がり軸受の内輪と外輪との間に封入されたグリースの油分が枯渇すると、オイルシールと相手部材との接触部に摩擦熱が発生し、オイルシールの破損を引き起こすおそれがあった。さらに、上述した軸受装置を食品機械などに適用すると、グリースの油分が定期的な洗浄によって流されてしまい、オイルシールと相手部材との接触部に滑り摩擦が発生することがあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ハウジング内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールと回転軸及びスリーブとの接触部に滑り摩擦が発生することを防止することのできる離軸受装置を提供することにある。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ハウジング内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールと回転軸及びスリーブとの接触部に滑り摩擦が発生することを防止することのできる離軸受装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1の発明に係る軸受装置は、回転軸の外径より大きい内径で筒状に形成されたハウジングと、該ハウジング内に収容された複数の転がり軸受と、該転がり軸受の内輪を前記回転軸の大径部端面に押圧する内輪押えナットと、該内輪押えナットと前記転がり軸受との間に設けられたスリーブと、該スリーブの外周に設けられた外輪押えリングとを備えた軸受装置において、前記回転軸の外周面と前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面と前記外輪押えリングの内周面との間に、環状の潤滑油含有部材を有する防塵用シールを設け、前記潤滑油含有部材の内周面を前記回転軸及び前記スリーブの外周面に摺接もしくは近接させたことを特徴とする。
本発明のうち請求項2の発明に係る軸受装置は、請求項1記載の軸受装置において、前記回転軸及び前記スリーブの外周面に撥油性コーティング層を形成したことを特徴とする。
本発明のうち請求項3の発明に係る軸受装置は、請求項1又は2記載の軸受装置において、前記潤滑油含有部材の内周面に1本以上の分割溝を前記前記潤滑油含有部材の全周にわたって設けたことを特徴とする。
本発明のうち請求項4の発明に係る軸受装置は、請求項1〜3のいずれか一項記載の軸受装置をボールねじの回転軸支持部に適用したことを特徴とする。
本発明のうち請求項3の発明に係る軸受装置は、請求項1又は2記載の軸受装置において、前記潤滑油含有部材の内周面に1本以上の分割溝を前記前記潤滑油含有部材の全周にわたって設けたことを特徴とする。
本発明のうち請求項4の発明に係る軸受装置は、請求項1〜3のいずれか一項記載の軸受装置をボールねじの回転軸支持部に適用したことを特徴とする。
請求項1の発明に係る軸受装置では、防塵用シールの潤滑油含有部材から回転軸及びスリーブの外周面に潤滑油が供給され、防塵用シールと回転軸及びスリーブとの間に潤滑油膜が形成されるため、ハウジング内への粉塵の侵入を防止する防塵用シールと回転軸及びスリーブとの接触部に滑り摩擦が発生することを防止することができる。
請求項2の発明に係る軸受装置では、防塵用シールの潤滑油含有部材から回転軸及びスリーブの外周面に供給された潤滑油の拡がりが撥油性コーティング層によって抑制されるため、上述した効果に加え、洗浄などによって失われる潤滑油の油量を低減して長寿命化を図ることができる。
請求項3の発明に係る軸受装置では、防塵用シールの潤滑油含有部材から回転軸及びスリーブの外周面に供給された潤滑油の拡がりが分割溝によって抑制されるため、上述した効果に加え、洗浄などによって失われる潤滑油の油量を低減して長寿命化を図ることができる。
請求項2の発明に係る軸受装置では、防塵用シールの潤滑油含有部材から回転軸及びスリーブの外周面に供給された潤滑油の拡がりが撥油性コーティング層によって抑制されるため、上述した効果に加え、洗浄などによって失われる潤滑油の油量を低減して長寿命化を図ることができる。
請求項3の発明に係る軸受装置では、防塵用シールの潤滑油含有部材から回転軸及びスリーブの外周面に供給された潤滑油の拡がりが分割溝によって抑制されるため、上述した効果に加え、洗浄などによって失われる潤滑油の油量を低減して長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5を参照して説明する。
図1において符号20は本発明の第1の実施形態に係る軸受装置であり、この軸受装置20はハウジング11、組合せ転がり軸受12、内輪押えナット14、スリーブ15、外輪押えリング16及び防塵用シール21を備えている。
ハウジング11は回転軸Sの外径より大きい内径で筒状に形成されており、このハウジング11内に収容された組合せ転がり軸受12は、二つの転がり軸受13から構成されている。これらの転がり軸受13は内輪13a及び外輪13bをそれぞれ有しており、これら転がり軸受13の内輪13aを回転軸Sの大径部端面S1に押圧する内輪押えナット14は回転軸Sの端部に螺嵌されている。
図1において符号20は本発明の第1の実施形態に係る軸受装置であり、この軸受装置20はハウジング11、組合せ転がり軸受12、内輪押えナット14、スリーブ15、外輪押えリング16及び防塵用シール21を備えている。
ハウジング11は回転軸Sの外径より大きい内径で筒状に形成されており、このハウジング11内に収容された組合せ転がり軸受12は、二つの転がり軸受13から構成されている。これらの転がり軸受13は内輪13a及び外輪13bをそれぞれ有しており、これら転がり軸受13の内輪13aを回転軸Sの大径部端面S1に押圧する内輪押えナット14は回転軸Sの端部に螺嵌されている。
スリーブ15は図中右側の転がり軸受13と内輪押えナット14との間に介装されており、ハウジング11の内周面に形成された環状段部11aに転がり軸受13の外輪13bを押圧する外輪押えリング16は、図示しない複数本のボルトによりハウジング11の図中右側端面に固定されている。
塵埃などの粉塵がハウジング11内に侵入するのを防止する防塵用シール21は、回転軸Sの外周面とハウジング11の内周面との間に設けられていると共に、スリーブ15の外周面と外輪押えリング16の内周面との間に設けられている。これらの防塵用シール21は、図2に示すように、ゴムなどの高摩擦材料からなる固定用リング22と、この固定用リング22の内周面に固着された金属環23と、この金属環23の内周面に固着された環状の潤滑油含有部材24とからなり、固定用リング22の外周面はハウジング11及び外輪押えリング16の内周面に密嵌するようになっている。
塵埃などの粉塵がハウジング11内に侵入するのを防止する防塵用シール21は、回転軸Sの外周面とハウジング11の内周面との間に設けられていると共に、スリーブ15の外周面と外輪押えリング16の内周面との間に設けられている。これらの防塵用シール21は、図2に示すように、ゴムなどの高摩擦材料からなる固定用リング22と、この固定用リング22の内周面に固着された金属環23と、この金属環23の内周面に固着された環状の潤滑油含有部材24とからなり、固定用リング22の外周面はハウジング11及び外輪押えリング16の内周面に密嵌するようになっている。
潤滑油含有部材24はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどの合成樹脂材中に鉱油、ポリα−オレフィン油、アルキルポリフェニルエーテル油、アルキルナフタレン油などの潤滑油を含ませた潤滑油含有ポリマー材からなり、この潤滑油含有部材24の内周面は回転軸Sの外周面やスリーブ15の内周面に摺接もしくは近接するようになっている。
このように構成される本発明の第1の実施形態では、回転軸Sの外周面とハウジング11の内周面及びスリーブ15の外周面と外輪押えリング16の内周面との間に上述した防塵用シール21を設けると、防塵用シール21の潤滑油含有部材24から回転軸Sの外周面やスリーブ15の外周面に潤滑油が供給され、潤滑油膜が回転軸S及びスリーブ15の外周面と潤滑油含有部材24の内周面との間に供給されるので、防塵用シール21と回転軸S及びスリーブ15との接触部に滑り摩擦が発生することを防止することができる。また、回転軸Sの外周面やスリーブ15の外周面には防塵用シール21の潤滑油含有部材24から潤滑油が常時供給されるため、防塵用シール21と回転軸S及びスリーブ15との接触部に摩擦熱が発生することを防止でき、その結果、摩擦熱による防塵用シール21の破損を抑制することができる。
なお、上述した第1の実施形態では防塵用シール21の潤滑油含有部材24が潤滑油含有ポリマー材からなるものを例示したが、これに限定されるものではなく、例えばフェルトなどに潤滑油を含浸させたものを防塵用シールの潤滑油含有部材として用いてもよい。
図3は本発明の第2の実施形態を示しており、この第2の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、潤滑油含有部材24の内周面と接触する回転軸Sの外周面やスリーブ15の外周面に例えばフッ素系高分子ポリマーからなる撥油性コーティング層25を形成すると共に、潤滑油含有部材24の内周面に複数の分割溝26を潤滑油含有部材24の全周にわたって形成した点である。
図3は本発明の第2の実施形態を示しており、この第2の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、潤滑油含有部材24の内周面と接触する回転軸Sの外周面やスリーブ15の外周面に例えばフッ素系高分子ポリマーからなる撥油性コーティング層25を形成すると共に、潤滑油含有部材24の内周面に複数の分割溝26を潤滑油含有部材24の全周にわたって形成した点である。
このように、潤滑油含有部材24の内周面と接触する回転軸Sの外周面やスリーブ15の外周面に撥油性コーティング層25を形成すると、潤滑油含有部材24から回転軸S及びスリーブ15の外周面に供給される潤滑油の拡がりが撥油性コーティング層25によって抑えられるため、洗浄などによって失われる潤滑油の油量を低減することができる。これにより、潤滑油含有部材24から回転軸S及びスリーブ15の外周面に潤滑油を長期にわたって供給できるので、防塵用シールの長寿命化を図ることができる。
また、潤滑油含有部材24の内周面に複数の分割溝26を潤滑油含有部材24の全周にわたって形成すると、潤滑油含有部材24から回転軸S及びスリーブ15の外周面に供給される潤滑油の拡がりが分割溝26によって抑えられるため、洗浄などによって失われる潤滑油の油量を低減することができる。
図4は本発明の第3の実施形態を示しており、この第3の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、潤滑油含有部材24の内周面の両端部に断面円弧状の面取り部27を形成した点である。
図4は本発明の第3の実施形態を示しており、この第3の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、潤滑油含有部材24の内周面の両端部に断面円弧状の面取り部27を形成した点である。
図5は本発明の第4の実施形態を示しており、この第4の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、潤滑油含有部材24の内周面に複数の突起部28を潤滑油含有部材24の全周にわたって形成した点であり、このような構成によると、潤滑油含有部材24から回転軸S及びスリーブ15の外周面に供給される潤滑油の拡がりが突起部28の間に形成される溝部によって抑えられるため、洗浄などによって失われる潤滑油の量を低減することができる。
S 回転軸
11 ハウジング
12 組合せ転がり軸受
13 転がり軸受
13a 内輪
13b 外輪
14 内輪押えナット
15 スリーブ
16 外輪押えリング
21 防塵用シール
22 固定用リング
23 金属環
24 潤滑油含有部材
25 撥油性コーティング層
26 分割溝
11 ハウジング
12 組合せ転がり軸受
13 転がり軸受
13a 内輪
13b 外輪
14 内輪押えナット
15 スリーブ
16 外輪押えリング
21 防塵用シール
22 固定用リング
23 金属環
24 潤滑油含有部材
25 撥油性コーティング層
26 分割溝
Claims (4)
- 回転軸の外径より大きい内径で筒状に形成されたハウジングと、該ハウジング内に収容された複数の転がり軸受と、該転がり軸受の内輪を前記回転軸の大径部端面に押圧する内輪押えナットと、該内輪押えナットと前記転がり軸受との間に設けられたスリーブと、該スリーブの外周に設けられた外輪押えリングとを備えた軸受装置において、
前記回転軸の外周面と前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面と前記外輪押えリングの内周面との間に、環状の潤滑油含有部材を有する防塵用シールを設け、前記潤滑油含有部材の内周面を前記回転軸及び前記スリーブの外周面に摺接もしくは近接させたことを特徴とする軸受装置。 - 請求項1記載の軸受装置において、前記回転軸及び前記スリーブの外周面に撥油性コーティング層を形成したことを特徴とする軸受装置。
- 請求項1又は2記載の軸受装置において、前記潤滑油含有部材の内周面に1本以上の分割溝を前記前記潤滑油含有部材の全周にわたって設けたことを特徴とする軸受装置。
- 請求項1〜3のいずれか一項記載の軸受装置をボールねじの回転軸支持部に適用したことを特徴とする軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005332527A JP2007139046A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005332527A JP2007139046A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007139046A true JP2007139046A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38202179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005332527A Pending JP2007139046A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007139046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012110293A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Globeride Inc | 魚釣用リール |
-
2005
- 2005-11-17 JP JP2005332527A patent/JP2007139046A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012110293A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Globeride Inc | 魚釣用リール |
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