JP2007133263A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】連続する伝送データに対する画像処理をシームレスに切り替えて行う。
【解決手段】シフトレジスタ部2は、フレームの先頭を表す同期情報と、それに続く画像データとを有している連続した伝送データを受信する。同期情報検出部3は、シフトレジスタ部2が受信した伝送データに含まれる同期情報を検出する。レジスタ部5は、同期情報検出部3によって検出された同期情報に対応したレジスタセットに記憶されている情報をデータ処理部4に出力する。これによりデータ処理部4は、同期情報に対応した画像処理を、伝送データに含まれている画像データに施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレームの先頭を表す同期情報を含んでいる伝送データを画像処理する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体に関する。
近年、携帯端末装置が処理できる画像情報量は、増加する傾向にある。たとえば、現在主流となっているQVGA(240ドット×320ライン)液晶に加え、さらに高精細なVGA(480ドット×640ライン)液晶が、携帯端末装置に将来的に採用される可能性が高い。一方で、画像データ(コンテンツ)については、VGAサイズ、およびそれ以下のサイズ(たとえばQVGA)のものが混在する。そのため、サイズの異なる画像データを、画像を表示している最中に、適宜切替えることが必要になる。
従来の画像処理装置は、拡大処理後の画像データをVRAMに記録してから、画像表示を行う。したがって、VGA以下のサイズの画像データについても、VGAサイズと同等のメモリ領域を使用する。
また、フレームの先頭を表す同期情報を含む伝送データを受信する画像通信端末装置が、特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、あらかじめ定められたフレーム同期信号に表示位置データを付加させ、ベースとなる第1の画像データにおいて、受信された第2の画像データを、前期表示位置データの指定する位置に重ね合わせを行う。これにより、ソフトウェアの負荷を軽減させつつ、画像の重ね合わせ処理を実現する
シリアル伝送においては、送信部と受信部とにおいて通信の同期を取る必要がある。この同期を取るために同期情報は、伝送データのフレームの先頭に付加されている。前述した従来技術の画像通信端末装置では、同期情報に表示位置データを付加させている。しかし、画像データ自体を画像処理(拡大処理)することについては、特許文献1には開示されてない。また、画像処理(拡大処理)を伴うことによって発生する、メモリ使用量の増大や消費電流の増加、視覚的効果についての改善効果や解決策についても、特許文献1には開示されていない。
特開平3−278766号公報(1991年12月10日公開)
前述したとおり、VGAより小さいサイズの画像データをVGA画面に表示するとき、データを拡大する必要がある。画像データはソフトウェアおよびハードウェアによって拡大され、VRAMに保存された後、VRAMから表示回路までのシリアル伝送路を含む経路を経て、画面表示される。このとき、拡大前の画像データが有する情報量を超えるデータが扱われる。このため、VGA以下のサイズの画像データを表示するときにも、大量のメモリ領域および電流を消費する。
このような情報処理装置は、画像データの拡大処理を、画像表示回路の直前において実行することが好ましい。しかし、表示回路は、表示の品質を保持するために、毎秒、数十回程度の画像書換えを必要とする。したがって、VRAMから表示回路に至る経路には、定期的かつ頻繁に、連続した画像データが伝送される。これにより、サイズの異なる画像データを、画像表示を途切れさせることなく切り替えるためは、シリアル伝送の送信側および受信側デバイスにおける各設定を、フレームの途切れ目において同時に切替える必要がある。
しかし、切り替える必要のある設定項目は、たとえば、伝送される画像のサイズ、液晶オンオフのタイミング設定、およびクロック設定など、数多く存在する。したがって、伝送される画像データのサイズが大きくなればなるほど、設定に要する時間が長くなり、所定の時間内に設定が間に合わなくなる可能性がある。この場合、画像データを切り替えるときに、表示を一時停止する必要があるため、表示品質が低下してしまう。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、サイズの異なる画像データをシームレスに切り替えて表示する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、上記の課題を解決するために、
通信の同期情報と、それに続く画像データとを有している連続した伝送データを画像処理する画像処理装置であって、
上記伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、
上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に対応した画像処理を、上記画像データに施す画像処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、同期情報検出手段は、伝送データに含まれる同期情報を検出する。この同期情報は、たとえばフレームの先頭に含まれ、フレームの先頭であることを表す情報である。
このとき画像処理手段は、同期情報検出手段によって検出された同期情報に対応した画像処理を、伝送データに含まれている画像データに施す。たとえば、ある同期情報に、拡大処理の画像処理があらかじめ関連付けられているとき、その同期情報が検出されたなら、画像データに拡大処理を施す。したがって、画像データは拡大される。
このように、画像処理手段は、連続する伝送データのそれぞれに対し、同期情報に対応した適切な画像処理を、伝送データに含まれている画像データに施すことができる。したがって、連続する前後の伝送データ間における画像処理内容の切り替えを、割り込み処理などによりタイミングを見計らって行う必要がない。これにより画像処理装置は、連続する伝送データに対する画像処理をシームレスに切り替えて行うことができる効果を奏する。
本発明に係る画像処理方法は、上記の課題を解決するために、
通信の同期情報と、それに続く画像データとを有している連続した伝送データを画像処理する画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
上記伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出ステップと、
上記同期情報検出ステップにおいて検出された上記同期情報に対応した画像処理を、上記画像データに施す画像処理ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した画像処理装置と同様の作用効果を奏する。
また、本発明に係る画像処理装置では、さらに、
上記伝送データには、1フレーム分の上記画像データが含まれており、
上記画像処理手段が上記画像処理を施したあとの上記画像データを、連続して表示装置に出力する出力手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、伝送データには、1フレーム分の画像データが含まれている。このとき画像処理手段は、1フレーム分の画像データに、画像処理を施すので、連続する多数のフレームからなる動画などの伝送データに、それぞれ適切な画像処理を施すことができる。
このようにして画像処理された画像データを、出力手段が、表示装置に連続して出力する。したがって画像処理装置は、連続するフレームの画像データを、表示装置に正しく表示させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る画像処理装置では、さらに、
上記同期情報と、画像処理とは、1対1の関係にあることが好ましい。
上記の構成によれば、画像処理装置において、同期情報と、画像処理とは、1対1の関係にある。したがって、同期情報検出手段がある同期情報を検出したとき、画像処理手段は、その同期情報に対応する画像処理を、複数の候補の中から選択する必要がなく、1つのものを無条件で選択する。これにより画像処理手段は、画像データに対してどの画像処理を施すのかを、よりすばやく決定できる。したがって画像処理装置は、画像データをよりすばやく画像処理できる効果を奏する。
また、本発明に係る画像処理装置では、さらに、
上記画像処理手段は、
上記各画像データが処理後に同一サイズに拡大されるように、各画像データに上記画像処理を施すことが好ましい。
上記の構成によれば、上記画像処理手段は、各画像データが処理後に同一サイズに拡大されるように、各画像データに画像処理を施す。したがって、処理後の画像データのサイズが同一になるため、伝送データに含まれている画像データのサイズに関わらす、処理後の画像データを表示装置において表示する際に見やすくできる効果を奏する。
なお、上記画像処理装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記画像処理装置をコンピュータにおいて実現する画像処理プログラム、およびその画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る画像処理装置は、伝送データに含まれている同期情報に対応した画像処理を、同じ伝送データに含まれている画像データに施す画像処理手段を備えているため、連続する伝送データに対する画像処理をシームレスに切り替えて行うことができる効果を奏する。
本発明に係る一実施形態について、以下に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置1の要部構成を示すブロック図である。図1には、画像処理装置1とともに、画像処理装置1から出力される処理データを画面に表示する表示部6を示している。
図1に示すように、画像処理装置1は、シフトレジスタ部2と、同期情報検出部3と、データ処理部4と、レジスタ部5とを備えている。レジスタ部5は、レジスタセットA7およびレジスタセットB8を備えている。シフトレジスタ部2は、第1シフトレジスタ入力端子11、第2シフトレジスタ入力端子21、第1シフトレジスタ出力端子12、および第2シフトレジスタ出力端子14を備えている。シフトレジスタ入力端子11は、あらかじめ定められた伝送路に電気的に接続されている。また、あらかじめ定めれた伝送路を介して、あらかじめ定められた送信部からシリアル伝送された、連続する伝送データ9を受信する。
(伝送データ9の構造)
図2は、画像処理装置1が受信する伝送データ9のデータ構造を示す図である。各伝送データ9は、図2に示すようにVF(Vertical Front)コード30と、伝送データ本体(画像データ)31とを含んでいる。VFコード30は通信の同期情報であり、フレームの先頭を表す。本実施の形態では、伝送データ本体31は1フレーム分の画像データである。また、伝送データ本体31は複数の画素データを含んでいる。このとき伝送データ本体31において、画像の左から右に向かうように、画素データが順番に並んでいる。
(シフトレジスタ部2)
シフトレジスタ部2は、あらかじめ定められた伝送路を介してシリアル伝送される伝送データ9を、第1シフトレジスタ入力端子11を通じて1ビットずつ順番に受信する。受信した伝送データ9を、シフトレジスタ部2は、同期情報検出部3およびデータ処理部4に出力する。具体的には、シフトレジスタ部2は、同期情報検出部3およびデータ処理部4に、伝送データ9のビット列を、受信した順に出力する。シフトレジスタ部2は、前述した伝送データ9を、VFコード30から伝送データ本体31に向かって、順に受信する。シフトレジスタ部2は、伝送データ9のうち、あらかじめ定められたビット数のデータを保持すなわち記憶できる。
シフトレジスタ部2は、伝送データ9が入力されると、たとえば常に32ビット分のデータを保持する。これにより、必要なタイミングにしたがい、必要なデータ量だけ、同期情報検出部3およびデータ処理部4に出力する。具体的には、たとえばVFコード30のデータ量が32ビットであるとき、シフトレジスタ部2は、伝送データ9に含まれている、最初のVFコード30を表す32ビット分のデータを検出するまでは、データ処理部4に保持しているデータを伝送しない。一方、VFコード30を表す32ビット分のデータを検出した後、データを16ビット分ずつ、データ処理部4に伝送する。
シフトレジスタ部2は、受信した伝送データ9を、第1シフトレジスタ出力端子12および第2シフトレジスタ出力端子14を通じて出力する。より詳細には、シフトレジスタ部2は、第1シフトレジスタ出力端子12を通じて、あらかじめ定められたデータ量の伝送データ9のビット列(具体的には16ビット)を、同期情報検出部3に出力する。さらに、同期情報検出部3に伝送データ9を出力したあと、あらかじめ定められた時間、遅らせて、第2シフトレジスタ出力端子14を通じて、伝送データ9をデータ処理部4に出力する。
(同期情報検出部3の詳細)
同期情報検出部3は、検出部入力端子13、第1検出部出力端子15、および第2検出部出力端子22を備えている。同期情報検出部3は、シフトレジスタ部2の第1シフトレジスタ出力端子12および第2シフトレジスタ入力端子21に、電気的に接続されている。同期情報検出部3には、シフトレジスタ部2から出力された伝送データ9が入力される。これにより、伝送データ9の先頭に含まれている同期情報である、VFコード30を検出する。より詳細には、同期情報検出部3は、伝送データ9のビット列を、あらかじめ用意されているサンプルデータのビット列とそれぞれ比較することによって、VFコード30を検出する。
(VFコード30)
VFコード30のデータ量は、あらかじめ定められている。このデータ量は、たとえば16ビット以上、64ビット未満であり、好ましくは32ビットである。VFコード30のデータ量が16ビットであり、かつ、VFコード30の前段に、同期情報を除く、伝送データには使用されないユニークコードが配置されていることが好ましい。これにより、伝送データ9本体のビット列と、サンプルデータのビット列とが一致してしまうことが防止できる。したがって、同期情報検出の信頼性を向上できる。
たとえば、伝送データ9に「0xFF」および「0x00」のコードを設定することを禁止し、かつ、あらかじめ定められたデータ量が32ビットであるとする。このとき、VFコード30を「0xFF000001」とすることによって、いずれのタイミングによっても、伝送データ9本体と、同期情報とは一致しない。また、たとえばあらかじめ定められたデータ量が16ビットであるとき、VFコード30は「0xF001」であればよい。さらに、あらかじめ定められたデータ量が64ビットであるとき、VFコード30は「0xFFFF000000000001」であればよい。これらはすべて例示であって、他の構成であってもかまわない。
VFコード30のデータ量が64ビット未満であれば、同期情報のデータ量が多くなることを防止できる。これにより、伝送データ9のデータ量が多くなることを防止できる。
以下の例では、ある伝送データは、同期情報Aと、VGAサイズの画像データとを含んでいる。また、他の伝送データは、同期情報Bと、QVGAサイズの画像データとを含んでいる。同期情報Aは、伝送データに含まれている画像データのサイズが、VGAであることを示す情報である。一方、同期情報Bは、伝送データに含まれている画像データのサイズが、QVGAサイズを示すデータである。すなわち、画像処理装置1が受信する伝送データは、伝送データに含まれている画像データの少なくともサイズを特定できる同期情報を含んでいる。
同期情報検出部3は、ビット列がVFコード30に一致するサンプルデータを複数、たとえば、サンプルデータAおよびサンプルデータBの2つを保持している。これにより、シフトレジスタ部2から入力されたビット列と、保持しているサンプルデータAおよびサンプルデータBのビット列とを、それぞれ比較する。これらが一致したとき、同期情報Aおよび同期情報Bをそれぞれ検出したと判定する。
また、たとえばサンプルデータAを検出したとき、同期情報検出部3は、シフトレジスタ部2に、同期情報Aを検出したこと通知する信号(同期情報検出信号)を通知する。同時に、第1検出部出力端子15を通じて、同期情報Aが検出したことを通知する信号を出力する。逆に、サンプルデータBを検出したとき、同期情報検出部3は、シフトレジスタ部2に、同期情報Bを検出したことを通知する信号(同期情報検出信号)を出力する。同時に、第1検出部出力端子15を通じて、同期情報Bを検出したことを通知する信号を出力する。
すなわち同期情報検出部3は、シフトレジスタ部2に、同期情報Aおよび同期情報Bの少なくともいずれかを検出したことを通知する。このとき、第1検出部出力端子15を通じて、検出した同期情報の種類を含めた通知信号を出力する。
具体的には、同期情報検出部3は、VFコード30を検出できないとき、出力する同期情報検出信号を低(L)レベルに維持する。一方、VFコード30を検出したとき、あらかじめ定められた時間、出力する同期情報検出信号を高(H)レベルに維持する。同期情報検出部3は、同期情報検出信号を、第2検出部出力端子22を通じて出力する。また、検出した同期信号の種類を表す同期情報種別信号を、第1検出部出力端子15を通じてレジスタ部5に出力する。たとえば同期信号Aを検出したとき、同期情報検出部3は、出力する同期情報種別信号のレベルを低(L)レベルに維持する。一方、同期信号Bを検出したとき、高(H)レベルに維持する。同期情報検出部3は、次の同期信号を検出するまで、同期情報種別信号のレベルを、現在の低(L)レベルまたは高(H)レベルに維持する。
(ドットカウンタ)
シフトレジスタ部2は、ドットカウンタを備えている。ドットカウンタは、画像データ31に含まれるビットの数をカウントする。同期情報検出部3がVFコード30を検出したとき、シフトレジスタ部2は、画像イネーブル信号の信号レベルを低(L)レベルから高(H)レベルに切り替える。画像イネーブル信号の信号レベルが低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わると、ドットカウンタは、ビットのカウントをスタートする。ドットカウンタがあらかじめ定められたカウント数までビットをカウントすると、シフトレジスタ部2は、画像イネーブル信号の信号レベルを高(H)レベルから低(L)レベルに切り替える。
(レジスタ部5の詳細)
レジスタ部5は、たとえば大半がFF(フリップフロップ)によって構成されており、各種パラメータ等を記録している。レジスタ部5は、レジスタ入力端子17およびレジスタ出力端子19を備えている。レジスタ入力端子17は、同期情報検出部3の第1検出部出力端子15に電気的に接続されている。レジスタ部5は、レジスタセットA7およびレジスタセットB8を備えている。レジスタセットA7およびレジスタセットB8は複数のレジスタ(記録要素)によって構成されている。
たとえばレジスタセットA7は、REG_A_0〜REG_A_nのn個のレジスタから構成されている。REG_A_0〜REG_A_nには、具体的には、伝送データの画像データサイズ、画像データの拡大率、画像データのガンマ補正回路ONまたはOFFの設定、画像データのYUVからRGBへの変換回路ONまたはOFFの設定、クロック周波数の設定などを決定する情報が記録されている。同様にレジスタセットB8は、レジスタセットA7に含まれる各種レジスタ(REG_A_0〜REG_A_n)と全く同一であるレジスタ群(REG_B_0〜REG_B_n)を有している。
レジスタ部5には、同期情報検出部3から出力される同期情報種別信号が、レジスタ入力端子17を通じて入力される。これによりレジスタ部5は、入力された同期情報種別信号に応じた、レジスタセットA7およびレジスタセットB8のいずれかを選択する。より詳細には、同期情報種別信号の信号レベルが低(L)レベルであるとき、レジスタ部5は、レジスタセットA7(REG_A_0〜REG_A_n)を選択する。一方、同期情報種別信号の信号レベルが高(H)レベルであったとき、レジスタ部5は、レジスタセットB8(REG_B_0〜REG_B_n)を選択する。
レジスタ部5は、選択したレジスタセットに記憶されている情報を、レジスタ出力端子19を通じて出力する。具体的には、レジスタ部5のレジスタ出力端子19は、REG_0〜REG_nのn個の出力信号線を有している。レジスタセットA7を選択したとき、レジスタ部5は、REG_0〜REG_nに、REG_A_0〜REG_A_nを接続させる。一方、レジスタセットB8を選択したとき、REG_0〜REG_nに、REG_B_0〜REG_B_nを接続させる。したがってレジスタ部5は、レジスタセットA7を選択したとき、レジスタ出力端子19を通じて、REG_A_0〜REG_A_nに記憶されている情報を出力する。一方、レジスタセットB8を選択したとき、レジスタ出力端子19を通じて、REG_B_0〜REG_B_nに記憶されている情報を出力する。
(データ処理部4)
データ処理部4は、たとえばマイクロコンピュータおよびデジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:略称DSP)などの処理回路である。データ処理部4は、第1データ入力端子16、第2データ入力端子18、およびデータ出力端子20を備えている。第1データ入力端子16は、シフトレジスタ部2の第2シフトレジスタ出力端子14に電気的に接続されている。第2データ入力端子18は、レジスタ部5のレジスタ出力端子19に電気的に接続されている。
データ処理部4には、シフトレジスタ部2から出力された伝送データ9が、第1データ入力端子16を通じて入力される。これによりデータ処理部4は、伝送データ9を画像処理する。このとき、たとえば、クロック周波数の設定などを行ってもよい。データ処理部4は、伝送データ9を画像処理することによって、処理データを生成する。データ処理部4は、生成した処理データをデータ出力端子20を通じて表示部6に出力する。
データ処理部4は、画像処理として、伝送データ9に含まれる画像データをあらかじめ定められたデータ形式に変換する処理、画像を拡大して表示させるための拡大処理、画像を人間にとって見栄え良くする色調に変換する処理、などを実行する。このとき、どの画像処理を実行するのかを、レジスタ部5によって第2データ入力端子18を通じて入力されたレジスタセット(REG_0〜REG_n)の情
報に基づき決定する。
さらに詳細には、たとえば伝送データ9が、同期情報Bを示すVFコード30および、QVGAサイズの画像データを含んでいるとき、、データ処理部4には、第2データ入力端子18を通じて、レジスタ部5が選択した、拡大処理を含むレジスタセットB8が入力される。これによりデータ処理部4は、伝送データ9のQVGAサイズの画像データの画像サイズを拡大し、VGAサイズの処理データに変換してから、データ出力端子20を通じて出力する。
また、たとえば伝送データ9が、同期情報Aを示すVFコード30および、VGAサイズの画像データを含む場合、データ処理部4には、第2データ入力端子18を通じて、レジスタ部5が選択した、画像拡大処理を含まないレジスタセットA7が入力される。これによりデータ処理部4は、伝送データ9のVGAサイズの画像データに対し、たとえば、色調変換処理を実行し、データ出力端子20からVGAサイズの処理データを出力する。このときデータ処理部4は、たとえば、何も処理しなくてもよい。
データ処理部4がデータ出力端子20を通じて出力する処理データは、後述する表示装置6によって画面表示される。この表示装置6は、処理データをあらかじめ定められたサイズ、たとえば、VGAサイズによって表示する。したがって処理データのサイズは、VGAサイズでなければならない。
(表示部6)
表示部6は、たとえば液晶表示パネルおよび有機ELパネルなどの表示装置である。表示部6は、表示入力端子21を備えている。表示部6には、データ処理部4から出力された処理データが、表示入力端子21を通じて入力される。これにより表示回路は、処理データをたとえば液晶表示パネルに表示する。表示部6は、あらかじめ定められたサイズの画像データのみを表示できる。したがって、表示部6が表示できる画像サイズと、データ処理部4が出力する処理データのサイズは一致する。
伝送データ9に含まれている画像データのサイズ(たとえばQVGA)が、表示部6が表示できる画像サイズ(たとえばVGA)と異なるとき、データ処理部4は、伝送データ9に含まれている画像データを拡大し、表示部6が表示できる画像サイズ(たとえばVGA)に変換する。
(同期情報検出部3の処理)
図3は、同期情報検出部3が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。シフトレジスタ部2は、伝送データ9の一部を同期情報検出部3に出力する。同期情報検出部3は、あらかじめ定められたサンプルデータAおよびサンプルデータBと、入力された伝送データ9のビット列とを比較する。これにより同期情報の検出を開始し、第2同期情報出力端子22を通じて出力する同期情報検出信号の信号レベルを低(L)レベルに維持し、第1同期情報出力端子15を通じて出力する同期情報種別信号の信号レベルを低(L)レベルに維持する(ステップS10)。
つぎに同期情報検出部3は、伝送データ9から、同期情報であるVFコード30を検出したか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11において、VFコード30を検出していないと判定したとき(No)、ステップS11の処理を繰り返す。一方、ステップS1
1において、VFコード30を検出したと判定したとき(Yes)、同期情報検出部3は、同期情報検出信号の信号レベルを、あらかじめ定められた時間、低(L)レベルから高(H)レベルに切り替える(ステップS12)。
つぎ同期情報検出部3は、同期情報種別信号の信号レベルを、ステップS11において検出した同期情報にしたがって決定する(ステップS13)。たとえば、同期情報Aを検出したとき、同期情報種別信号を低(L)レベルに維持する。一方、同期情報Bを検出したとき、同期情報種別信号を高(H)レベルに切り替える。
以上の処理を終了すると、処理はステップS11に戻り、同期情報検出部3は、前述した処理を繰り返す。なお、図3のフローチャートに示す処理は、同期情報検出部3への電力の供給を停止することによって、終了させることができる。
(レジスタ部5の処理)
図4は、レジスタ部5が実行する処理の流れを示すフローチャートである。電力が供給されたあと、レジスタ部5は、レジスタセットA7を選択する。これにより、レジスタ出力端子19を通じてREG_A_0〜REG_A_nに記憶されている情報をデータ処理部4に出力する(ステップS20)。
つぎにレジスタ部5は、同期情報種別信号の信号レベルが高(H)レベルであるか否かを判定する(ステップS21)。ここで、同期情報種別信号の信号レベルを低(L)レベルであると判定したとき(No)、レジスタ部5はレジスタセットA7を選択する。これにより、レジスタ出力端子19を通じて、REG_A_0〜REG_A_nに記憶されている情報を出力する(ステップS22)。このあと処理はステップS21に戻り、レジスタ部5は前述した処理を繰り返す。言い換えれば、レジスタ部5は、伝送データ9に含まれているVFコード30が同期情報Aであるか否かを判定し、同期情報Aであると判定したときに、データ処理部4にREG_A_0〜REG_A_nに記憶されている情報を出力する。
一方、ステップS21において同期情報種別信号の信号レベルを高(H)レベルであると判定したとき(Yes)、レジスタ部5はレジスタセットB8を選択する。これにより、レジスタ出力端子19を通じて、REG_B_0〜REG_B_nに記憶されている情報を出力する(ステップS23)。言い換えれば、レジスタ部5は、伝送データ9に含まれているVFコード30が同期情報Bであるか否かを判定することによって、同期情報Bであると判定したときに、REG_B_0〜REG_B_nに記憶されている情報をデータ処理部4に出力する。
なお、図4のフローチャートに示す処理は、レジスタ部5への電力の供給を停止することによって、終了させることができる。
同期情報種別信号の信号レベルが、低(L)レベルから高(H)レベル、または高(H)レベルから低(L)レベルに移行したことは、同期情報検出部3がVFコード30を検出したことを意味する。すなわち、1フレーム分の画像データがデータ処理部4に入力される直前であることを意味する。この時点において同期情報種別信号が低(L)レベルから高(H)レベル、または高(H)レベルから低(L)レベルに移行することによって、VFコード30に続く1フレーム分の画像データに、レジスタセットA7に基いた画像処理(たとえば拡大処理)が行われるのか、レジスタセットB8に基いた画像処理が行われるのかが決定される。したがって、画像データの伝送途中においてレジスタセットが切り替わることはないため、データ処理部4は、表示部6に同一サイズの矩形の画像データを出力できる。
(データ処理部4の処理)
図5は、データ処理部4が実行する処理の流れを示すフローチャートである。以下では、データ処理部4が始動状態である場合を説明する。第1データ入力端子16を通じて、データ処理部4に伝送データ9が入力される(ステップS30)。伝送データ9が入力されると、データ処理部4は、レジスタ部5から与えられた、レジスタセットに記憶されている情報に基づき、1フレーム分の画像データを画像処理することによって、処理データを生成する(ステップS31)。
上述したように、レジスタ部5は、伝送データ9に含まれている同期情報に基づき、レジスタセットA7またはレジスタセットB8を選択し、選択したレジスタセットに記憶されている情報をデータ処理部4に出力する。したがってデータ処理部4は、実行する画像処理がレジスタセットA7に基づくものであるのか、またはレジスタセットB8に基づくものであるのかを判断しなくてもよい。つぎにデータ処理部4は、生成した処理データを、データ出力端子20を通じて表示部6に出力する(ステップS32)。このあと処理はステップS31に戻って、データ処理部4は、前述した処理を繰り返す。
なお、図5のフローチャートに示す処理は、データ処理部4への電力の供給を停止することによって、終了させることができる。
(伝送データ9と内部信号との関係)
図6は、伝送データ9と、画像処理装置1の内部信号との関係を表すタイミングチャートである。図6の例では、1フレーム目が10ドットの画像データにより構成され、2フレーム目が5ドットの画像データにより構成され、かつ、3フレーム目が10ドットの画像データにより構成されている伝送データ9が入力されたときにおける、画像処理装置1の実行する処理の流れを示す。
たとえば、実際に画像処理装置1を使用するときには、1フレーム目がVGAサイズの画像データ、2フレーム目がQVGAサイズの画像データ、および3フレーム目がVGAサイズの画像データであってもよい。図6の(1)は、シフトレジスタ部2に入力される伝送データ9を表す。図6の(2)は、画像イネーブル信号を表す。図6の(3)は、ドットカウンタのカウント状態を表す。図6の(4)は、処理データを表す。図6の(5)は、同期情報検出信号を表す。図6の(6)は、同期情報識別信号を表す。図6の(7)は、レジスタ部5が選択したレジスタセットの状態を表す。図6において、横軸は時刻を表する。図6の(2)、(5)、および(6)において、縦軸は信号レベルを表す。
まず図6を参照して、伝送データ9と、画像処理装置1の内部信号との関係について説明する。画像処理装置1の始動状態において、画像イネーブル信号の信号レベルは低(L)レベルである。また、ドットカウンタのカウント数は「0」である。また、同期情報検出信号の信号レベルは低(L)レベルである。また、同期情報識別信号の信号レベルは低(L)レベルである。また、レジスタ部5が選択しているレジスタセットは、レジスタセットA7である。
時刻t1において、1フレーム目の伝送データ9が画像処理装置1に入力される。このとき同期情報検出部3がVFコード30として同期情報Bを検出すると、時刻t2において、同期情報検出信号の信号レベルが低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わる。さらに、画像イネーブル信号の信号レベルが低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わる。さらに、ドットカウンタがカウントを開始する。
また時刻t2において、同期情報種別信号が低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わる。同時に、レジスタ部5はレジスタセットB8を選択する。同時に、データ処理部4に伝送データ9が入力さる。これによりデータ処理部4は、レジスタ部5から与えられたレジスタセット(レジスタセットB8)に記憶されている情報に基づき、画像処理を開始する。
ドットカウンタは、時刻t2からカウントを開始する。このとき、たとえば伝送データ9を1ビットずつカウントする。ドットカウンタは、画像データ31のビット数をカウントし、あらかじめ定められた数だけカウントすると、カウント数を「0」に戻す。ドットカウンタのカウント数が「0」に戻る時刻t3において、画像イネーブル信号の信号レベルは高(H)レベルから低(L)レベルに切り替わる。
1フレーム分の伝送データ9が画像処理装置1に入力され、この伝送データ9に続く次の伝送データ9が入力されるまでの、あらかじめ定められた時間T1は、たとえば0ミリ秒(ms)〜50ミリ秒(ms)である。
時刻t4において、伝送データ9が再び画像処理装置1に入力される。このとき同期情報検出部3がVFコード30として同期情報Aを検出すると、時刻t5において、画像イネーブル信号の信号レベルは低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わる。同時に、ドットカウンタはカウントを開始する。また時刻t5において、同期情報検出信号の信号レベルが低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わる。このときレジスタ部5は、レジスタセットA7を選択する。また時刻t5において、データ処理部4に伝送データ9が入力される。これによりデータ処理部4は、レジスタ部5から与えられたレジスタセット(レジスタセットA7)に記憶されている情報に基づき、画像処理を開始する。
3フレーム目においても同様に、時刻t7において3フレーム目の伝送データ9が画像処理装置1に入力される。このとき同期情報検出部3がVFコード30として同期情報Aを検出すると、時刻t8において、同期情報検出信号の信号レベルは低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わる。さらに、画像イネーブル信号の信号レベルは低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わり、ドットカウンタがカウントを開始する。また時刻t8において、同期情報種別信号が低(L)レベルから高(H)レベルに切り替わり、レジスタ部5はレジスタセットB8を選択する。また時刻t8においてデータ処理部4に伝送データ9が入力される。これによりデータ処理部4は、レジスタ部5から与えられたレジスタセット(レジスタセットB8)に記憶されている情報に基づき画像処理が開始する。
データ処理部4は、2フレーム目の画像データを拡大する。したがって、画像データから生成される処理データのデータ量が、拡大しない場合に比べて多くなる。さらに詳細には1倍〜16倍程度に増加し、たとえば4倍である。具体的には、データ処理部4がQVGAサイズの画像データをVGAサイズの画像データに拡大すると、データ量は、QVGAサイズのままに比べて4倍になる。また、1、2、および3フレームにおける処理データのデータ量は、全て、同一となる。
以上のように、データ処理部4は、2フレーム目の画像データを拡大処理するため、処理データが多くなる。そこで、1フレーム目の伝送データ9が入力されるときから2フレーム目の伝送データ9が入力されるときまでの時間T1よりも、2フレーム目の伝送データ9が入力されるときから3フレーム目の伝送データ9が入力されるときまでの時間T2の方を、より長くする必要がある。これにより、処理データがデータ処理部4から全て出力されるまでの時間を、より短くすることができる。
(まとめ)
以上のように画像処理装置1では、同期情報検出部3がVFコード30を検出したとき、検出した同期情報の種類(同期情報Aもしくは同期情報B)に基づき、レジスタ部5が選択するレジスタセットA7およびレジスタセットB8が切り替わる。さらに、レジスタ部5が選択したレジスタセットに基づき、データ処理部4が、画像データを画像処理、たとえば拡大処理する。
画像処理装置1に入力される伝送データ9の先頭に、VFコード30が含まれている。したがって、レジスタ部5がレジスタセットを切り替えるタイミングにおいて、画像データは未だデータ処理部4に入力されていない。その結果、データ処理部4は、伝送データ9に対し、それぞれのVFコード30に従った画像処理(たとえば拡大処理)を行うことができる。そのためデータ処理部4は、連続する伝送データに対する画像処理をシームレスに切り替えて行うことができる。したがって、たとえば全て同一のサイズに調整された処理データを生成できるため、表示部6は、画像を正常に表示できる。
またレジスタ部5は、伝送データ9に含まれている通信の同期情報に基づき、データ処理部4が実行する画像処理の種類を選択する。したがって、伝送データ9に特別な情報が付加されていなくてもよいので、伝送データ9のデータ量の増加を防止できる。
また、伝送データ9と、次の伝送データ9との間に、ソフトウェアによる切換え処理、たとえば、レジスタセットA7からレジスタセットB8に、相違点を全て個別に変更するなどの処理を必要としない。これにより、連続する伝送データ9のフレームの間隔を小さくできる。したがって、あらかじめ定められた伝送路を介して伝送データ9を伝送するクロック周波数を引き上げることがなく、伝送データ9の伝送レートを向上させることができる。
また表示部6が、表示可能なサイズよりも小さいサイズの伝送データ9を表示するとき、データ処理部4は、伝送データ9を拡大する。これにより、伝送路における伝送データ9のデータ量を、実際の表示サイズよりも少なくできる。
以上の特徴を有することから、画像処理装置1を備えている各種の機器は、消費電力をできるだけ抑制できる。さらに、回路の設計を実装をより容易にでき、かつ、伝送データ9の伝送レートを向上させることができる。さらに、画像処理装置1は、データ処理の切換時のソフトウェアなどの負荷を低減させたうえで、フレームレートを向上させることができる。言い換えれば、より容易な設計によって、高品位のフレームレートを実現できる。
(携帯型無線通信装置50)
図7は、画像処理装置1を備えている携帯型無線通信装置50の構成を示すブロック図である。携帯型無線通信装置50は、たとえば携帯電話装置である。携帯型無線通信装置50は、前述した画像処理装置1を備えている。さらに、制御部51、撮像部52、表示部6、操作部54、通信部55、音声入力部56、音声出力部57、およびメモリ58を含んでいる。
画像処理装置1は、撮像部52から制御部51を介して伝送される画像データ(たとえばVGAサイズの画像データ)を含む伝送データ9を受信する。これにより受信した伝送データ9を画像処理し、処理データを生成して、表示部6に表示させる。また画像処理装置1は、制御部51を介して伝送される、メモリ58に記録されているあらかじめ定められた画像データ(たとえばQVGAサイズのメニュー画面)を含んでいる伝送データ9を受信する。これにより受信した伝送データ9を画像処理(たとえば拡大処理)し、処理データを生成して、表示部6に表示させる。
このように、制御部51が扱う、様々なサイズ、様々なデータ形式、および様々な特色を有するコンテンツ(画像データ)を、画像処理装置1は適宜、画像処理し、表示部6に高品位に表示させることができる。
(制御部51)
制御部51は、前述した中央演算処理装置(Central Processing Unit:略称CPU)と、この中央演算処理装置によって実行される制御プログラムが記憶される記憶部とを備えている。中央演算処理装置は、記憶部に記憶されている制御プログラムを実行することによって、装置の各部、具体的には撮像部52、表示部53、操作部54、および通信部55を制御する。制御プログラムには、たとえば電子メールを送受信するためのプログラムが含まれる。これにより制御部51は、通信部55および無線基地局を介して電子メールを所定の通知先に送信したり、また電子メールを受信したりできる。
撮像部52は、カメラ部および画像処理部を含んでいる。カメラ部は、撮像レンズと、固体撮像素子である電荷結合素子(Charge Coupled Device:略称CCD)イメージセンサ、および相補型モス(Contemporary Metal Oxide Semiconductor:略称CMOS)イメージセンサなどの固体撮像素子とを備えている。またカメラ部は、たとえば赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の3色のカラーフィルタをさらに有している。カメラ部は、被写体によって反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタを通してR,G,Bの3色光に分離し、R,G,Bの3色光をそれぞれ固体撮像素子によって電気信号に変換する。
画像処理部は、画像増幅部、アナログ/デジタル(Analog/Digital:略称A/D)変換部、および信号処理部を備えている。増幅部は、カメラ部から与えられるR,G,Bの3色光のそれぞれに対応したアナログの電気信号(以後、アナログ信号と記載する)を増幅し、A/D変換部に出力する。A/D変換部は、増幅部によって増幅されたR,G,Bに対応したアナログ信号を、デジタル信号に変換し、画像データを生成して信号処理部に出力する。信号処理部は、A/D変換部から与えられる画像データに対して、画素の補間処理などの信号処理を行う。また信号処理部は、制御部51からの指令に基づき、信号処理を施した画像データを制御部51に出力する。
表示部6は、表示装置であり、表示パネルと、表示制御部とを含む。表示パネルは、たとえば所定の表示内容をカラー表示可能であって、たとえば液晶表示パネルまたは有機エレクトロルミネッセンス(ElectroLuminecence:略称EL)パネルなどである。表示制御部は、たとえばマイクロコンピュータなどの処理回路によって実現され、与えられた画像データに基づいて、表示パネルに画像を表示させる。表示部6は、制御部51からの制御指令に基づいて、与えられた画像データを表示する。表示部6に制御部51から与えられる伝送データ9は、たとえば差動信号(Low voltage Differential Signal:略称LVDS)を用いてシリアル伝送される。
操作部54は、複数の操作キーを有する。操作者は、操作キーを操作することによって、情報および処理要求を入力できる。情報は、たとえば電話番号情報および電子メールの文字情報およびなどである。また処理要求は、たとえば撮像部52に撮像させる要求、所定の電話番号の相手先に発呼する要求、および電子メールを送信する要求などである。
無線通信部55は、無線部と、通信制御部とを含む。無線部は、無線基地局からアンテナ部56を介して取得した電波を受信して復調し、文字データ、画像データ、および音声データなどを取得する。無線部は、取得した文字データ、画像データ、および音声データなどを通信制御部に出力する。また無線部は、通信制御部から送られてくる文字データ、画像データ、および音声データなどを変調して、電波としてアンテナ部56を介して基地局に送信する。
通信制御部は、無線部が復調した文字データおよび画像データなどの受信データを、制御部51に出力する。一方、無線部が復調した音声データを音声出力部57に出力する。無線部および通信制御部を介して受信した相手先からの文字データおよび画像データなどの受信データは、制御部51によってメモリ58に保存される。また通信制御部は、制御部51から与えられるメモリ58に保存される文字データ、画像データなどの伝送データ、および音声入力部56から入力される音声データを、所定の通信プロトコルに基づいて無線部に送る。
アンテナ部56は、基地局と無線通信を行うときに、音声データ、文字データ、および画像データなどを変調した電波を放出または取得する。音声入力部56は、たとえばマイクロフォンによって実現され、音声データの入力を受け付ける。音声出力部57は、たとえばスピーカによって実現され、無線通信部55から与えられる音声データに基づいて、音を発する。
利用者が操作部54を操作してカメラ撮像モードを設定すると、制御部51は、撮像部52を制御して画像データを受け取る。これにより、受け取った画像データを含む伝送データ9を画像処理装置1に出力する。画像処理装置1は、入力された伝送データ9を画像する。これにより、サイズ調整、および画質調整などの施された処理データを生成し、表示部6に表示させる。表示部6が備える表示制御部は、与えられた処理データ、具体的には画像データを、表示パネルに表示させることによって、動画像を表示する。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、伝送データ9に含まれる同期情報は、VFコード30に限定されず、通信の同期を表す情報であれば、どのような情報でもよい。たとえば、各伝送データ9の最後に、フレームの最後であることを表す同期情報が含まれていてもよい。
また、同期情報と、レジスタセットとは、1対1の関係にあることが好ましい。このとき、同期情報検出部3がある同期情報を検出したとき、レジスタ部5は、その同期情報に対応するレジスタセットを、複数の候補の中から選択する必要がなく、1つのものを無条件で選択する。これによりデータ処理部4は、画像データに対してどの画像処理を施すのかを、よりすばやく決定できる。したがって画像処理装置1は、画像データをよりすばやく画像処理できる。
また、データ処理部4は、各画像データが処理後に同一サイズに拡大されるように、各画像データに画像処理を施すことが好ましい。これにより処理後の画像データのサイズが同一になるため、伝送データに含まれている画像データのサイズに関わらす、処理後の画像データを表示装置において表示する際に見やすくできる。
また、たとえば同期情報検出部3は、伝送データ9に含まれる同期情報およびその種類を検出できる構成であればよい。特に、検出した同期情報に基づき、伝送データ9に適用される画像処理の種類(たとえば拡大処理)を選択できる構成であれば、前述した構成に限らない。
また、前述した画像処理装置1は、制御部51に設けられていてもよい。このとき画像処理装置1は、撮像部52から伝送される伝送データ9を受信し、画像処理を実行して処理データを生成し、この処理データを制御部51に出力してもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、画像処理装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像処理装置1は、各機能を実現するプロファイル設定プログラムの命令を実行するCPU、このプロファイル設定プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プロファイル設定プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プロファイル設定プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。
この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像処理装置1のプロファイル設定プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。画像処理装置1に、この記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての画像処理装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを画像処理装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわち、この記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、画像処理装置1を、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して画像処理装置1に供給する。この通信ネットワークは、画像処理装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
(他の構成)
なお本発明を、以下に示す構成としても実現できる。
(第1の構成)
フレームの先頭に通信の同期情報を有する連続した伝送データを受信する受信部と、
受信部によって受信された各伝送データに含まれる同期情報を検出する同期情報検出部と、
同期情報検出部によって与えられた同期情報を元に、予め定められた2つ以上のレジスタセットから1つを適宜選択するレジスタ部と、
受信部によって受信された各伝送データが与えられ、レジスタ部によって与えられたレジスタセットに従って画像処理を実行して処理データを生成し、生成した処理データを出力するデータ処理部とを含むことを特徴とする情報処理装置。
(第2の構成)
前記同期情報検出部は、受信部から与えられた伝送データに含まれる同期情報を検出し、その同期情報をレジスタ部に出力することを特徴とする第2の構成に記載の情報処理装置。
(第3の構成)
受信部は、同期情報検出部が同期情報を検出した後、前記同期情報検出部が検出した同期情報に続く1フレーム分の画像データをデータ処理部に出力することを特徴とする第1または第2の構成に記載の情報処理装置。
(第4の構成)
レジスタ部は、同期情報検出部によって与えられた同期情報を元に、予め定められた2つ以上のレジスタセットから1つを選択し、データ処理部に選択されたレジスタセットを出力することを特徴とする第1〜第3の構成のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(第5の構成)
各伝送データは、同期情報と、1フレームの画像データを含み、
データ処理部は、処理データを画面表示部へ出力することで液晶パネル等へ表示することを特徴とする第1〜第4の構成のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(第6の構成)
同期情報は、レジスタセットと同数の種類があり、同期情報とレジスタセットは1対1の関係にあることを特徴とする第1〜第5の構成のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(第7の構成)
レジスタ部によって予め定められた2つ以上のレジスタセットには画像データの拡大処理を決定する要素を含むことを特徴とする第1〜第6の構成のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(その他の構成によって奏する作用効果)
以上の構成に従えば、受信部が伝送データを受信すると、同期情報検出部は、受信された伝送データに含まれる同期情報を検出する。同期情報、言い換えればフレームの先頭を示す情報は、伝送データのフレームの先頭に付加されている。同期情報検出部は、同期情報が検出されると、受信部に対して同期情報検出信号を与え、またレジスタ部に対して、同期情報を出力する。
受信部は、同期情報検出部から同期情報検出信号を与えられることによって、同期情報を含む伝送データの同期情報を除いた伝送データ、すなわち1フレーム分の画像データをデータ処理部に出力する。
レジスタ部は、あらかじめ定められた2つ以上のレジスタセットを保持しており、同期情報検出部により与えられる同期情報の種類により、レジスタセットの1つを選択し、データ処理部に出力する。前期同期情報が変化すると、選択されるレジスタセットはその都度変化する。レジスタセットは1つ以上のレジスタから構成される。レジスタは、言い換えれば、パラメータであり、データ処理部で実行される処理内容を決定する要素である。
データ処理部は、レジスタ部によって与えられたレジスタセットにしたがって、画像データの処理を実行する。たとえば、処理は、画像データの拡大処理を含む。このように、本発明では伝送データに含まれる同期情報の種類により、データ処理部での処理内容が決定される。また、伝送データ中には、先頭に1つの同期情報と、1フレーム分の画像データを含んでいるため、連続した伝送データが与えられた場合にも、各伝送データ毎に異なる処理を選択できる。すなわち、処理が拡大処理であった場合には、たとえば、QVGAサイズの画像データとVGAサイズの画像データが連続して与えられた場合でも、瞬時に個別の対応に切替えることができる。また、フレームの先頭に含まれる同期情報を、データ処理部に出力するレジスタセットを切替えるきっかけとして利用することによって、伝送データに特別な情報を付加しなくても良いので、伝送データのデータ量が増加することをが防止される。また、本発明によれば、たとえばQVGAサイズの伝送データが与えられ、データ処理部において拡大処理が行われ、全て同一の画像サイズに調整される。したがって、データ処理部から表示部に与えられる時には、たとえばVGAサイズに拡大されるため、正常な表示を行うことができ、また、伝送データはQVGAサイズ分の情報量しか与えられないため、伝送路および受信部における処理量を削減できる。
また、データ処理部は1フレームの画像データに画像処理を実行して得られる処理データを表示部に与えて表示させる。たとえば画像データを表示部によって表示させるためには、表示部に定期的に画像データを出力する。たとえば1秒間に30回、連続的に画像データを表示部に出力する必要がある。したがって画像データを表示部によって表示させるためには、伝送データの伝送レートをできるだけ大きくする必要がある。このため、各伝送データ間の時間は短縮され、たとえばデータ処理部の処理内容をQVGAサイズの処理からVGAサイズの処理に切替えるためには、各伝送データ間の短い時間の間に切替え処理を終わらせる必要がある。
従来の技術によれば、切換え処理は、ソフトウェア等により、各伝送データ間に割込み等を利用し、タイミングを見計らって各レジスタ群を個別に切替える必要がある。しかし本発明に従えば、従来の技術に比べて、時間的な制約や、ソフトウェア等にかかる負担を軽減できる。
また、画像データを表示部によって表示させるためには、伝送データの伝送レートをできるだけ大きくする必要がある。本発明では、各伝送データ間の時間を短縮させることで、伝送レートを向上させることができるので、画像データを表示部に表示させる場合に、好適に用いることができる。
本発明によれば、データ処理部に与えられる、連続する伝送データのフレームの間隔を小さくできるので、伝送路を介して伝送データを伝送するクロック周波数を引き上げることがなく、伝送データの伝送レートを向上させることができる。これによって、クロック周波数を引き上げることがないので、本発明の情報処理装置を備える機器において、消費電力をできるだけ抑制して、伝送データの伝送レートを向上させることができる。
本発明によれば、たとえばQVGAサイズの伝送データをVGAサイズの画面に表示する場合には、伝送路上の伝送データのデータ量を低減させることができるため、消費電力をできるだけ抑制できる。
本発明によれば、データ処理部に与えられる、画像サイズの異なる連続する伝送データのフレーム間に、たとえばQVGAとVGAとの切換え処理を完了する必要があるため、ソフトウェア等にかかる負担を軽減できる。
従来の技術によれば、たとえばQVGAとVGAとの切換えに多大な時間を要する場合には、表示部の表示品位を確保するため、やむを得なく一時画像表示を停止することが考えられた。しかし本発明によれば、切換えに要する時間を大幅に短縮することが可能なため、画像表示を停止する必要がなく、一定の表示品位を保持することが可能となり、利用者にとって違和感のない画像データを表示させることができる。
本発明によれば、同期情報検出部により、たとえばQVGAサイズ、VGAサイズの各伝送データの先頭部分に含まれる同期情報の種類を各フレーム毎に瞬時に判断できるため、各伝送データに含まれる画像情報にそれぞれ適切な、たとえば拡大処理等を施すことができる。
本発明によれば、データ処理部から与えられた画像データは全て同じサイズに統一され、表示部においては画面一面に空きがない画像データを表示させることができるため、利用者にとって、画像データのサイズに係わらず、見やすい表示画像を提供できる。
本発明は、複数のサイズの異なる画像データに施す画像処理をシームレスに切り替えて実行する画像処理装置、たとえばPDAや携帯電話装置などとして、幅広く利用できる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の要部構成を示すブロック図である。 画像処理装置が受信する伝送データのデータ構造を示す図である。 同期情報検出部が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 レジスタ部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 データ処理部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 伝送データと、画像処理装置の内部信号との関係を表すタイミングチャートである。 画像処理装置を備えている携帯型無線通信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画像処理装置
2 シフトレジスタ部
3 同期情報検出部(同期情報検出手段)
4 データ処理部(画像処理手段)
5 レジスタ部
6 表示部(表示装置)
7 レジスタセットA
8 レジスタセットB
9 伝送データ
30 VFコード
31 画像データ


Claims (7)

  1. 通信の同期情報と、それに続く画像データとを有している連続した伝送データを画像処理する画像処理装置であって、
    上記伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出手段と、
    上記同期情報検出手段によって検出された上記同期情報に対応した画像処理を、上記画像データに施す画像処理手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記伝送データには、1フレーム分の上記画像データが含まれており、
    上記画像処理手段が上記画像処理を施したあとの上記画像データを、連続して表示装置に出力する出力手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記同期情報と、上記画像処理とは、1対1の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 上記画像処理手段は、
    上記各画像データが処理後に同一サイズに変更されるように、各画像データに上記画像処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 通信の同期情報と、それに続く画像データとを有している連続した伝送データを画像処理する画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    上記伝送データに含まれる上記同期情報を検出する同期情報検出ステップと、
    上記同期情報検出ステップにおいて検出された上記同期情報に対応した画像処理を、上記画像データに施す画像処理ステップとを含んでいることを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置を動作させる画像処理プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための画像処理プログラム。
  7. 請求項6に記載の画像処理プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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