JP2007129501A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細プロセスに好適で高性能化したV−I変換回路とPLL回路を備えた半導体装置を提供する。
【解決手段】入力電圧がゲートに供給された第1導電型のソースと第1電圧との間第1抵抗を設ける。第2電圧側に設けられた第2導電型の第2MOSFETと第3MOSFETで電流ミラー回路を構成し、上記第1MOSFETのドレイン電流に対応した出力電流を形成する。第1定電流源の定電流を上記第1電圧側に設けられた第1導電型の第4MOSFETと第5MOSFETで電流ミラー回路を介して上記第2、第3MOSFETの電流ミラー回路に流すようにする。上記中心電圧に対応した入力電圧の変化範囲と、中心電流に対応した出力電流の変化範囲とがほぼ対応するよう上記第5MOSFETに流れる定電流値及び上記第1MOSFETのコンダクタンスを設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体に関し、例えば電圧−電流変換回路と、それを用いて構成されたVCOを備えたPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路に適用して有効な技術に関するものである。
電圧−電流変換回路(以下、単にV−I変換回路という)とリングオシレータで構成されたVCOを用いたPLL回路の例として、特開2003−069390公報がある。このV−I変換回路は、入力電圧を演算増幅回路を介してV−I変換を行うMOSFETのゲートに供給し、このMOSFETのソース電位を上記演算増幅回路に負帰還してボルティージフォロワ形態とし、抵抗に入力電圧を印加して変換電流を上記MOSFETのドレインから得るようにしている。
特開2003−069390公報
従来のPLL回路のブロック図を図9に示す。PLL回路は電圧制御発振回路(VCO)、位相比較器(PFD)、チャージポンプ(CP)ループフィルタから等から構成される。VCO出力クロック(またはその分周クロック)と基準クロックが位相比較器で比較され、その位相誤差に応じてチャージポンプ(CP)回路が動作し、VCO入力電圧を制御する。そして位相誤差がゼロになるようなVCO入力電圧で安定する(ロックする)。前記特許文献1のVCOでは、演算増幅回路を用いるので回路素子数の増大、消費電流が増大及び下限動作電圧が高いという問題がある。
図10には、本願発明者において先に検討されたVCOの回路図が示されている。VCOは、入力電圧Vinによって出力クロック周波数が可変出来る回路であり、機能的に大きく分ける(1)入力電圧Vinをその電圧値に応じたバイアス電流に変換するV−I変換部、(2)バイアス電流によって発振周波数が変化するリングオシレータ部とから構成される。上記V−I変換部は、低電圧動作が可能で素子ノイズの影響を抑えシンプルな回路構成のために、図11に示すようにソース接地された(またはソース側に抵抗R1を挿入した)NチャネルMOSFETMN1を用いる。この回路では入力電圧VinがMOSトランジスタMN1の閾値電圧Vthよりも低い場合、電流Ib は流れず、図12に示すようなV−I変換特性となる。
微細プロセスで製造されるLSIでは、MOSトランジスタの駆動能力を高くするためにゲート酸化膜厚は極めて薄く、その耐圧を確保するために電源電圧を下げる必要がある。しかし一方で、MOSトランジスタのオフリーク電流を抑制するために閾値電圧Vthは電源電圧に比例しては下げる事ができない。図11のようなV−I変換回路を微細プロセスで製造されるMOSトランジスタで構成した場合、図13に示したV−I変換特性のように、電流を制御可能な入力電圧範囲が上記電源電圧の低下に伴いVSS(GND)側、電源VDD側とも狭くなるために、V−I特性の傾き(VCOゲイン)を急峻に設定せざるを得ない。その場合、VCOの入力電圧に対する電流感度が高くなってしまうので、入力ノイズの影響を大きく受け、VCO発振クロックのジッタ特性が劣化するという問題がある。
本発明の目的は、微細プロセスに好適で高性能化したV−I変換回路とPLL回路を備えた半導体装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、入力電圧がゲートに供給された第1導電型のソースと第1電圧との間第1抵抗を設ける。第2電圧側に設けられた第2導電型の第2MOSFETと第3MOSFETで電流ミラー回路を構成し、上記第1MOSFETのドレイン電流に対応した出力電流を形成する。第1定電流源の定電流を上記第1電圧側に設けられた第1導電型の第4MOSFETと第5MOSFETで電流ミラー回路を介して上記第2、第3MOSFETの電流ミラー回路に流すようにする。上記中心電圧に対応した入力電圧の変化範囲と、中心電流に対応した出力電流の変化範囲とがほぼ対応するよう上記第5MOSFETに流れる定電流値及び上記第1MOSFETのコンダクタンスを設定する。
V−Iゲインを低くでき安定したジッタ特性の良いVCOを実現できる。
図1には、この発明に係るV−I変換回路の一実施例の回路図が示されている。NチャネルMOSトラMN1のゲートには、入力電圧Vinが供給される。このMOSトランジスタMN1のソースと回路接地電位VSSとの間には抵抗R1が設けられる。上記MOSトランジスタMN1のドレインには、PチャネルMOSトランジスタMP1とMP2からなる電流ミラー回路が設けられる。上記MOSトランジスタMP1とMP2のソースには、電源電圧VDDが供給される。電流ミラー回路を構成する入力側MOSトランジスタMP1は、ゲートとドレインが共通接続されてダイオード形態とされる。電流ミラー回路の出力側MOSトランジスタMP2のドレインから出力電流Iout が形成される。
この実施例では、定電流源Iref の定電流は、ダイオード形態にされたNチャネルMOSトランジスタMN3のドレインに入力される。上記MOSトランジスタMN3に対して電流ミラー形態にされたNチャネルMOSトランジスタMN2が設けられる。これらのMOSトランジスタMN2,MN3のソースには、上記回路の接地電位VSSが供給される。上記MOSFETMN2のドレイン電流I2は、上記定電流源Iref に対応した定電流であり、上記MOSトランジスタMP1のドレインに流れるようにされて、上記出力電流Iout に加算される。つまり、上記入力電圧Vinに対応した電流I1と上記電流I2とが加算されて電流ミラー回路の入力電流Ibが形成され、この電流Ibに対応して上記出力電流Iout が形成される。特に制限されないが、上記電圧−電流変換動作を行うMOSトランジスタMN1は、そのゲート長が他のMOSFETMN2,MN3に比べて長く形成され、単位ゲート幅当たりのコンダクタンスが小さく形成される。これによりチャネル幅を短くしてコンダクタンスを小さくする場合に比べ、MOSトランジスタMN1で発生するフリッカノイズを低減することができる。
図2には、図1のV−I変換回路のV−I変換特性図が示されている。上記電流ミラー回路は、上記MOSトランジスタMP1とMP2のサイズ比に対応して入力電流Ibから出力電流Iout を形成する。そして、VCOでは上記出力電流Iout に対応してリングオシレータの発振周波数が設定される。それ故、上記変換電流Ibは、上記VCO発振周波数に対応している。
前記PLL回路において、ロック周波数はそれぞれの用途に対応して決められている。このロック周波数に対応してVCOにおける目標周波数fsも決められる。また、電源電圧に対応してチャージポンプ回路で形成される入力電圧Vinの電圧範囲も決められる。そこで、目標周波数fsに対応した電流値を中心と、上記入力電圧Vinの中心電圧が同じになるようにすれば、効率のよいV−I変換を行うことができる。上記入力電圧Vinの最大値は、上記電源電圧VDD程度となり、入力電圧Vinの最小値は0Vである。入力電圧Vinが最小値のときのVCOの最低周波数foは、上記MOSトランジスタMN1のドレイン電流I1がゼロとなるから電流I2により決まることになる。この電流I2は、上記定電流Iref に対応しているから上記定電流Iref により上記最低周波数foを設定することができる。
上記のように定電流Iref (I1)により上記最低周波数foを設定することにより、上記MOSトランジスタMN1においては、同図に参考として細線で示した前記図11のV−I変換回路のV−I変換特性ように入力電圧に対する電流感度を高くする必要がない。その結果、入力ノイズの影響を大きく受け、VCO発振クロックのジッタ特性が劣化するという問題を解決することができる。そして、素子バラツキに対する影響も軽減させることができる。
図3には、この発明に係るV−I変換回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、上記MOSトランジスタMN1及び抵抗R1のレプリカ回路としてのNチャネルMOSトランジスタMN4と抵抗R4が追加される。このMOSトランジスタMN4のドレイン電流I4は、前記図1の定電流源Iref に対応した定電流源Iref1の一部を流すようにされる。上記MOSFETMN4のゲートには、定電流源Iref2と抵抗R5で形成された定電圧Vref が供給される。この定電圧Vref は、上記入力電圧Vinの中心電圧に対応した電圧に設定される。
つまり、上記定電流源Iref1、Iref2は、特に制限されないが、公知のシリコンバンドギャップを利用した定電圧回路等によって生成され、電流値が温度、電源電圧によって変化しない一定の電流源とされる。定電流源Iref2を抵抗R5に流し込むことで、一定電圧Vref(=R5×Iref2)が生成される。定電圧Vref は上記入力電圧Vinの中心電圧に相当する電源電圧VDDの1/2になるように設定される。NMOSトランジスタMN4と抵抗R4は、それぞれ前記MOSトランジスタMN1、抵抗R1と同一寸法のレプリカ回路である。MOSトランジスタMN4のゲートに上記定電圧Vref が印加され電流I4が生成される。
前記図1と同様にMOSトランジスタMN2とMN3は電流ミラー回路を構成しており、MOSトランジスタMN2、MN3が同一寸法であれば電流I3と等しくなるように電流I2が流れる。従って、I2=I3=IIref1 −I4の関係となる。この電流I2がオフセット電流となって前記VCOの最低周波数foを設定することなる。つまり、前記図1と同様に、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2は電流ミラー回路を構成しており、MOSトランジスタMP1,MP2が同一寸法であれば、入力電流Ib(I1+I2)と等しくなるように出力電流Iout が流れる。出力電流Iout =I1+I2=I1+Iref1−I4 がV−I変換回路の出力電流となり、図示しないリングオシレータ部に供給されて、発振周波数の制御を行う。したがって、電流I1がゼロのとき電流I2によりリングオシレータの発振周波数が決まるので、上記のように電流I2がオフセット電流となって前記VCOの最低周波数foを設定する。
図4には、図3のV−I変換回路のV−I変換特性図が示されている。定電流源Iref1の電流値を、所望のVCO発振周波数となる電流値に等しくなるように設計した場合、電流I1=I4である必要があり、MOSトランジスタMN1とMN4は同一寸法のMOSトランジスタであるから、VCO入力電圧VinはVref (=VDD/2)に等しくなって安定する事になる。カレントミラーを構成する、MOSトランジスタMN2、MN3およびMOSトランジスタMP1、MP2はそれぞれ同一寸法でなくても構わない。
例えば、MN2:MN3=2:1とすれば、電流I2はI3の2倍となる。この場合、レプリカ回路のMOSトランジスタMN4はチャネル幅WをMOSトランジスタMN1の1/2に、抵抗R4はR1の2倍し、定電流Iref1を所望のVCO発振周波数となる電流値の1/2とすれば、同様の動作となる。この構成においては、V−I変換回路の消費電流が少なくなるという効果がある反面レプリカ精度が落ちるため、ややばらつきは大きくなる。
製造ばらつきあるいは温度変化によって、NMOSトランジスタMN1の特性が変化した場合、同様にNMOSトランジスタMN4の特性も変化しオフセット電流(Iref1−I4)が変化する。V−I変換電流I1の変化分と電流I4の変化分がキャンセルして、動作安定点ではV−I変換回路の出力電流Iout は一定電流Iref1のままで変動しない。この場合のV−I変換回路特性を図5に示す。前記図1のV−I変換回路では、製造ばらつきあるいは温度変化によって周波数fo’やfo”のようなばらつきが生じるが、図3の実施例のようなレプリカ回路を付加することにより、周波数foのように安定化させることができる。
前記図1の実施例では、素子ばらつきを考慮した場合、低めに設定せざるを得なかった上記オフセット電流I2と可変電流の比を図3に示した実施例では大きく設定することができる。それ故、図3の実施例のV−I変換回路においては、VCOゲインを低くすることができジッタ特性の良いVCOを実現することができる。動作安定点でのVCOの入力電圧Vinが、製造ばらつき、温度変化によって大きく変化しなくなるため、チャージポンプ回路CPの広い出力電圧範囲を確保する必要がなくなり、その回路設計の自由度が高くなる。
図6には、この発明に係るV−I変換回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、図3の実施例回路にNチャネルMOSトランジスタMN5とMN6を追加して前記MOSトランジスタMN2、MN3から構成される電流ミラー回路をカスコード化したものである。これらのMOSトランジスタM5,MN6のゲートには、所定電圧Vbが印加されている。他の構成は、前記図3と同様であるので説明を省略する。
前記図1、図3の実施例ではMOSトランジスタMN2の出力抵抗が低いため電流ミラーの精度が不充分で、MOSトランジスタMN2のドレイン電圧Vxに依存してオフセット電流I2の電流値が変化してしまう。電圧Vxは電源電圧VDDおよびPチャネルMOSFETMP1の製造ばらつき、温度変化により変わるため、これにより上記電流I2が影響を受けてV−I変換特性がばらついてしまう。電流ミラー回路をカスコード化することで、ドレイン電圧Vxによるオフセット電流I2の変動を抑制でき、ばらつきが少ないV−I変換特性が得られる。図1の実施例においても、上記NチャネルMOSトランジスタMN5とMN6を追加して前記MOSトランジスタMN2、MN3から構成される電流ミラー回路をカスコード化してもよい。
図7には、この発明に係るV−I変換回路の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、定電流源Iref1の定電流を制御信号によって可変できるようにしている。同図の例では、制御信号CNT〔1:0〕が2ビットの場合を示している。上記制御信号CNT〔1;0〕により指定される4通りの定電流Iref10 、Iref11 、Iref12 、Iref13 を形成しておいて、スイッチによりいずれかを選択する。このようにいずれか1つの定電流Iref10 、Iref11 、Iref12 、Iref13 を選択するもの他、上記4つのスイッチにそれぞれ制御信号を対応させて、電流ゼロを含んで16通りの定電流を得るようにしてもよい。他の構成は、前記図6と同様である。上記定電流源Iref1の定電流を制御信号によって可変できるようにする構成は、前記図1、図3の実施例にも同様に適用することができる。
図8には、上記図7のV−I変換回路を含んだVCOで構成されるPLL回路のブロック図が示されている。この実施例のPLL回路は、2ビットの制御信号CNT〔1:0〕でVCO出力クロックのフィードバック経路の分周比を可変にして、複数の出力クロック逓倍比を得るものである。この時の出力クロック逓倍比設定信号でVCO内のV−I変換回路のIref1を可変制御する。この構成では、VCO入力電圧はほぼ一定に保たれたままで、複数通りの異なるVCO発振周波数を得る事ができる。そのため、低電源電圧において制限されたVCO入力電圧範囲でも広い発振レンジを持つVCOが実現できる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前記実施例において、PチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETは、それぞれを入れ替えて構成してもよい。前記の各定電流Iref 、Iref1、Iref2、Iref10 、Iref11 、Iref12 、Iref13 は、同じシリコンバンドギャップ定電圧を利用して形成された基準電流を、電流ミラー回路により分配するようにするものであってもよい。この発明は、V−I変換回路及びそれを用いたVCO及びPLL回路に備えた半導体装置に広く利用できる。
この発明に係るV−I変換回路の一実施例を示す回路図である。 図1のV−I変換回路のV−I変換特性図である。 この発明に係るV−I変換回路の他の一実施例を示す回路図である。 図3のV−I変換回路のV−I変換特性図である。 図3のV−I変換回路のV−I変換特性図である。 この発明に係るV−I変換回路の他の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るV−I変換回路の更に他の一実施例を示す回路図である。 図7のV−I変換回路を含んだVCOで構成されるPLL回路の一実施例のブロック図である。 従来のPLL回路のブロック図である。 本願発明者において先に検討されたVCOの回路図である。 図10のVCOのV−I変換部の回路図である。 図11のV−I変換回路のV−I変換特性図である。 図11のV−I変換回路のV−I変換特性図である。
符号の説明
MP1,MP2…NチャネルMOSトランジスタ、MN1〜MN6…NチャネルMOSトランジスタ、Iref 、Iref1、Iref2、Iref10 、Iref11 、Iref12 、Iref13 …定電流源、PFD…位相比較器、CP…チャージポンプ回路、VCO…電圧制御発振回路、1/N…分周回路、

Claims (6)

  1. 入力電圧がゲートに供給された第1導電型の第1MOSFETと、
    上記第1MOSFETのソースと第1電圧との間に設けられた第1抵抗と、
    上記第1MOSFETのドレインと第2電圧との間に設けられ、ダイオード形態にされた第2導電型の第2MOSFETと、
    上記第2MOSFETと電流ミラー形態にされた第2導電型の第3MOSFETと、
    第1定電流源と、
    上記第1定電流源と上記第1電圧との間に設けられ、ダイオード形態にされた第1導電型の第4MOSFETと、
    上記第4MOSFETと電流ミラー形態にされ、ドレインが上記第1MOSFETのドレインと接続された第1導電型の第5MOSFETとを備え、
    上記入力電圧の変化範囲と、出力電流の変化範囲とがほぼ対応するよう上記第5MOSFETに流れる定電流値及び上記第1MOSFETのコンダクタンスを設定した電圧−電流変換回路を備えてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    上記第5MOSFETのチャネル長は、他のMOSFETのチャネル長より長くされてなることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2において、
    第2定電流源と、
    上記第2定電流源により形成された定電流が流れて上記入力電圧の中心電圧に対応した第1定電圧を形成する第2抵抗と、
    上記第1定電圧がゲートに供給された第1導電型の第6MOSFETと、
    上記第6MOSFETのソースと上記第1電圧との間に設けられた第3抵抗とを更に備え、
    上記第1定電流源の電流は、上記第4MOSFET及び第6MOSFETのドレインに流れるようにされ、
    上記第6MOSFETと上記第3抵抗は、第1MOSFETと第1抵抗のレプリカ回路として形成されることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3において、
    上記第3MOSFET及び第4MOSFETのドレインには、ソース−ドレイン経路が直列形態に接続された第1導電型の第7及び第8MOSFETが設けられ、
    上記第7MOSFET及び第8MOSFETのゲートには、第2定電圧が供給されてなることを特徴とする半導体装置。
  5. 基準信号と帰還信号とを受ける位相比較器と、
    上記位相比較器の位相比較出力を受けるチャージポンプ回路と、
    上記チャージポンプ回路の出力電圧を受けて動作するVCOと、
    上記VCOの出力信号を分周して上記位相比較器に帰還させる帰還信号を形成する分周回路とを備え、
    上記VCOは、電圧−電流変換回路と、かかる電圧−電流変換回路の出力電流によって遅延時間が遅延回路からなるリングオシレータから構成され、
    上記電圧−電流変換回路は、
    入力電圧がゲートに供給された第1導電型の第1MOSFETと、
    上記第1MOSFETのソースと第1電圧との間に設けられた第1抵抗と、
    上記第1MOSFETのドレインと第2電圧との間に設けられ、ダイオード形態にされた第2導電型の第2MOSFETと、
    上記第2MOSFETと電流ミラー形態にされた第2導電型の第3MOSFETと、
    第1定電流源と、
    上記第1定電流源と上記第1電圧との間に設けられ、ダイオード形態にされた第1導電型の第4MOSFETと、
    上記第4MOSFETと電流ミラー形態にされ、ドレインが上記第1MOSFETのドレインと接続された第1導電型の第5MOSFETとを含み、
    上記入力電圧の変化範囲と、出力電流の変化範囲がほぼ対応するよう上記第5MOSFETに流れる定電流値及び上記第1MOSFETのコンダクタンスが設定されてなることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5において、
    上記第1定電流源は、複数の定電流源と、制御信号に対応してオン状態になるスイッチと複数の定電流源からなる可変電流源であり、
    上記分周回路は、上記可変電流源の可変電流動作に対応した分周動作を行うことを特徴とする半導体装置。
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