JP2001358799A - データ伝送システム、このデータ伝送システムに用いられるデータ送信装置、データ再生装置及びデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送システム、このデータ伝送システムに用いられるデータ送信装置、データ再生装置及びデータ伝送方法

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JP2001358799A
JP2001358799A JP2000178611A JP2000178611A JP2001358799A JP 2001358799 A JP2001358799 A JP 2001358799A JP 2000178611 A JP2000178611 A JP 2000178611A JP 2000178611 A JP2000178611 A JP 2000178611A JP 2001358799 A JP2001358799 A JP 2001358799A
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JP2000178611A
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Junichi Iwasaki
淳一 岩崎
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信側でのデータ再生能力や記憶容量を考慮し
てデータを適切に符号化して送信する。 【解決手段】映像送信装置1と映像再生装置2とが伝送
路3を介して接続されてなるデータ伝送システムにおい
て、データ要求時に受信側の映像再生装置2から自身の
データ再生能力または記憶容量に関する属性情報を送信
する。送信側の映像送信装置1では、データ供給源とし
て画像入力装置11、音声入力装置12、映像記録装置
13を備え、このデータ供給源から供給される映像デー
タを上記属性情報に基づいて符号化部14にて符号化
し、その符号化後のデータを送信する。これにより、受
信側では、自身のデータ再生能力または記憶容量に適し
た品質でデータを確実に受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータから携帯電話に対して、音声データや画像
データなどを伝送するデータ伝送システムと、このデー
タ伝送システムに用いられるデータ送信装置、データ再
生装置及びデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバ・クライアントシステムの
ように、クライアントからの要求に従ってサーバが通信
回線を介してクライアントに各種のデータを提供するよ
うなシステムがある。この場合、通信回線が異なる複数
の端末装置を相手に、例えば音声や画像といったリアル
タイム性が要求されるデータを高品質に提供するために
は、これらの端末装置が使用可能な通信転送レートやプ
ロトコルに合わせてデータを送信する必要がある。
【0003】このような観点から、例えば特願平9−2
84567号公報に記載のデータ送信装置では、受信側
の端末装置から当該端末装置が使用可能な通信転送レー
トやその端末装置が使用するプロトコルを示す属性情報
を通知することにより、送信側でその属性情報に応じて
データの符号化を変えて送信することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のように、通
信転送レートやプロトコルの属性情報に基づいてデータ
を符号化して送信する方法では、受信側の端末装置が利
用している通信回線に適した品質でデータの送信がなさ
れる。しかしながら、受信側の端末装置自体のデータ再
生能力や記憶容量はまったく考慮されないため、例えば
受信側でのデータ再生能力や記憶容量が足りない場合
に、そのデータを受け入れることができないなどの問題
があった。
【0005】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたものであり、受信側でのデータ再生能力や記
憶容量を考慮してデータを適切に符号化して送信するこ
とのできるデータ伝送システム、このデータ伝送システ
ムに用いられるデータ送信装置、データ再生装置及びデ
ータ伝送方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ伝送シス
テムは、第1の端末装置と第2の端末装置が伝送路を介
して接続されてなり、上記第2の端末装置から要求され
たデータを上記第1の端末装置から上記伝送路を介して
上記第2の端末装置に送信する場合において、上記第2
の端末装置からデータ要求時に自身のデータ再生能力ま
たは記憶容量に関する属性情報を生成して送信し、上記
第1の端末装置側で上記属性情報に基づいて符号化方式
及び符号化条件を決定し、データ供給源から供給される
データを上記符号化方式及び符号化条件に従って符号化
し、その符号化後のデータを上記第2の端末装置に対し
て送信することを特徴とする。
【0007】このように、データ要求時に受信側の第2
の端末装置からデータ再生能力または記憶容量に関する
属性情報を送信し、送信側の第1の端末装置にて上記属
性情報に基づくデータの符号化を行い、その符号化後の
データを送信することで、受信側では、自身のデータ再
生能力または記憶容量に適した品質でデータを確実に受
信することができる。
【0008】また、上記第1の端末装置のデータ供給源
として、予め各種のデータが記録された記録媒体または
データをリアルタイムに入力するための入力装置とする
ことで、記録媒体に記録されたデータだけでなく、入力
装置により入力されたリアルタイム性を有するデータに
ついても第2の端末装置の属性情報に基づいて適切に符
号化して送信することができる。
【0009】また、上記符号化制御手段にて、第2の端
末装置の記憶容量に合わせてデータの符号化を行うこと
により、第2の端末装置の記憶容量に収まるようにデー
タを符号化して送信することができる。また、収まらな
い場合にはデータを提供できない旨を通知するようにし
ても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るデータ伝送システムを説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係るデータ伝
送システムの構成を示すブロック図である。本実施形態
におけるデータ伝送システムは、音声データと画像デー
タを含んだ映像データを伝送対象とし、例えばパソコン
から携帯電話に伝送することを想定している。
【0012】図1に示すように、本システムは、映像送
信装置1と映像再生装置2が伝送路3を介して接続され
ている。映像送信装置1は、例えばパソコンであり、映
像再生装置2からの要求に従って音声データと画像デー
タを含んだ映像データを提供するデータ送信装置(第1
の端末装置)として用いられる。映像再生装置2は、例
えば携帯電話であり、映像送信装置1から提供されたデ
ータの再生を行うデータ再生装置(第2の端末装置)と
して用いられる。伝送路3は、映像送信装置1と映像再
生装置2とを接続する無線または有線の通信回線であ
る。
【0013】映像送信装置1は、画像入力装置11、音
声入力装置12、映像記録装置13からなる情報供給源
を有する。画像入力装置11と音声入力装置12は、ア
ナログの画像や音声をリアルタイムに入力するための入
力装置として用いられ、入力された画像や音声をデジタ
ル信号に変換して送出する。映像記録装置13は、複数
の記録媒体を有し、これらの記録媒体に記録画像入力装
置11から得られた画像データや音声入力装置12から
得られた音声データを個別に記録したり、または、その
音声データと画像データを符号化した映像データを記録
すると共に、これらのデータを記録媒体から選択的に読
み出して出力する。
【0014】また、映像送信装置1には、上記情報供給
源からのデータを符号化する符号化部14、この符号化
部14を映像再生装置2の属性情報に基づいて制御する
属性解析・制御部15、そして、映像再生装置2との間
のデータの送受信処理を行う通信インタフェース16が
設けられている。
【0015】符号化部14は、画像入力装置11及び音
声入力装置12から入力されたデータ、または、映像記
録装置13の記録媒体から読み出されたデータを複数の
符号化方式の中で選択された1つの符号化方式とその符
号化方式に付随する符号化条件に従って符号化する。本
実施形態において、この符号化部14はデータ出力のみ
を行う出力器14aを含め、MPEG1符号化器14
b、MPEG2符号化器14c、MPEG4符号化器1
4d、MotionJPEG符号化器14eといった複
数の符号化方式に対応した符号化器を備えており、これ
らを属性解析・制御部15からの指示に従って選択する
ことにより、送信対象となるデータを符号化して出力す
る。
【0016】なお、映像記録装置13に存在する符号化
済みの映像データが情報供給源である場合、または、符
号化無し映像データすなわち原信号である画像データ及
び音声データが情報供給源である場合には、符号化部1
4は出力器14aを選択してデータの出力のみを行う。
【0017】符号化部14は、属性解析・制御部15か
ら複数の符号化方式の中の1つを選択する指示と符号化
条件の指定を受ける。属性解析・制御部15は、映像再
生装置2から受信した属性情報を解析すると共に、その
解析結果に従って符号化部14に複数の符号化方式から
1つの符号化方式を選択する指示と符号化条件を与え
る。
【0018】ここで、映像再生装置2から映像送信装置
1に対して送信される属性情報の一例を図2に示す。
【0019】図2に示すように、属性情報は受信側の端
末自体の属性を示すものであり、ここでは画像再生属
性、画像再生能力、音声再生属性、音声再生能力及び記
憶容量からなる。
【0020】画像再生属性は映像再生装置2の表示デバ
イスとして設けられた画像表示装置26(図3参照)に
関する情報であり、水平画素数、垂直画素数及び表示色
からなり、これらは符号化部14への符号化条件とな
る。画像再生能力は映像再生装置2が有する画像再生能
力に関する情報であり、符号化方式、フレームレート及
びビットレートからなり、符号化方式は符号化部14へ
の符号化方式の選択条件となり、フレームレートは符号
化部14への符号化条件となる。ビットレートは後述の
式(1)において使用される。
【0021】音声再生属性は映像再生装置2の音声出力
デバイスとして設けられた音声出力装置25(図3参
照)に関する情報であり、サンプリング周波数及びチャ
ンネル数からなり、これらは符号化部14への符号化条
件となる。音声再生能力は映像再生装置2が有する音声
再生能力関する情報であり、符号化方式及びビットレー
トからなり、符号化方式は符号化部14への符号化方式
の選択条件となる。ビットレートは後述の式(1)にお
いて使用される。
【0022】記憶容量は映像再生装置2の記憶デバイス
として設けられた記憶装置24(図3参照)の記憶容量
に関する情報であり、現在の残容量(単位:バイト数)
を示す。
【0023】属性解析・制御部15は、上記属性情報で
示される符号化方式と符号化条件を満たす映像データが
情報供給源に存在し、かつ、該映像データの容量が映像
再生装置2の残容量以下である場合に、データ出力のみ
を行うように符号化部14に指示を出す。そうでない場
合、属性解析・制御部15は、以下のような式(1)に
従って符号化後の映像データの容量(単位:バイト数)
を試算する。
【0024】 Size=(VideoRate/8+AudioRate/8)・Time …(1) ここで、Sizeは映像データ容量の試算値、Timeは画像入
力装置11及び音声入力装置12、または映像記録装置
13から入力される画像データ及び音声データの時間長
(単位:秒)、VideoRateは画像再生能力情報のビット
レート(単位:ビット/秒)、AudioRateは音声再生能
力情報のビットレート(単位:ビット/秒)である。
【0025】上記(1)式によって得られる映像データ
容量の試算値Sizeが映像再生装置2の残容量以下であれ
ば上記2つのビットレート(VideoRateとAudioRate)を
採用して、これらを符号化部14への符号化条件とす
る。そうでない場合は、それぞれのビットレートの値を
徐々に小さくし、または必要に応じて低ビットレートの
符号化方式を想定して映像データ容量の試算値Sizeが映
像再生装置2の残容量以下となる値を算出し、その算出
後のそれぞれのビットレートと符号化方式を採用する。
【0026】なお、属性解析・制御部15は、画像再生
能力情報の符号化方式あるいは音声再生能力情報の符号
化方式で指定された方式が符号化部14に存在しない場
合や、上記式(1)を満足するために算出されたビット
レートの値が小さくて映像品質が極度に損なわれると予
想される場合には、通信インターフェース16を介して
映像再生装置2に対し、要求された映像データの提供が
不可である旨を通知する。
【0027】また、本発明は符号化方式を限定するもの
ではなく、映像送信装置1及び映像再生装置2において
実現される方式すべてに適用が可能であり、さらにMP
EG4などの可変レート符号化方式には効果的に適用で
きる。
【0028】上記符号化部14において出力される映像
データは、通信インターフェース16に入力される。通
信インタフェース16は、伝送路3を介して映像再生装
置2との通信を行う際のプロトコルの制御や属性情報の
受信、映像データの送信を行う。なお、本発明は通信イ
ンターフェースと伝送路を限定するものではないため、
本実施形態ではそれらを具体化しない。
【0029】図3は本システムに用いられる映像再生装
置2の構成を示すブロック図である。
【0030】映像再生装置2は、伝送路3を介して映像
送信装置1との間で通信を行うことにより、属性情報の
送信、映像送信装置1から提供されるデータの受信を行
う。図2に示すように、この映像再生装置2は、通信イ
ンターフェース21、制御部22、属性生成部23、記
憶装置24、音声出力装置25、画像表示装置26から
構成される。
【0031】通信インターフェース21は、映像送信装
置1との間のデータの送受信処理を行う。制御部22
は、この映像再生装置2全体の制御を行うものであり、
属性生成部23にて生成される属性情報の送信処理や、
映像再生装置2から提供されるデータの受信処理といっ
た一連の処理を実行する。記憶装置24は、受信したデ
ータを記憶しておくためのデバイスである。音声出力装
置25は、音声データの出力を行うためのデバイスであ
る。画像表示装置26は、画像データの表示を行うため
のデバイスである。
【0032】このような構成の映像再生装置2にあって
は、映像送信装置1に対してデータ要求を出すと共に、
自身のデータ再生能力や記憶容量を示す属性情報を生成
して送信することによって、送信側の映像送信装置1か
ら上記属性情報に基づいて符号化された映像データを受
信する。この受信された映像データは映像再生装置2の
記憶装置24に保持され、ユーザが好きなときに音声出
力装置25及び画像表示装置26を通じて再生される。
【0033】次に、本システムの動作について、映像送
信装置1側の処理と映像再生装置2側の処理に分けて説
明する。
【0034】(a)映像送信装置1側の処理 図4は本システムにおける映像送信装置1側の処理を示
すフローチャートである。
【0035】映像送信装置1側では、伝送路3を介して
映像再生装置2から送られてくるデータ要求を通信イン
タフェース16により受信すると共に(ステップA1
1)、そのデータ要求に続いて送られて来る属性情報を
受信する(ステップA12)。ここでは、要求データを
映像データとする。また、上記属性情報は、データ要求
を出した映像再生装置2に固有の情報であり、図2で説
明したように、画像再生属性、画像再生能力、音声再生
属性、音声再生能力及び記憶容量を含むものとする。
【0036】映像送信装置1側では、データ要求を出し
た映像再生装置2の属性情報を受信すると、属性解析・
制御部15により上記属性情報を解析し、その解析結果
に従って符号化方式及び符号化条件を決定する(ステッ
プA13)。
【0037】詳しくは、上述したように、上記属性情報
に示される符号化方式と符号化条件を満たす映像データ
が情報供給源に存在し、かつ、該映像データの容量が映
像再生装置2の残容量以下である場合に、符号化部14
にてデータ出力のみを行うように決定する。そうでない
場合には、上記式(1)に従って符号化後の映像データ
容量の試算値Sizeを試算し、その試算値Sizeが映像再生
装置2の残容量以下であれば、画像再生能力情報のビッ
トレート(VideoRate)と音声再生能力情報のビットレ
ート(AudioRate)を採用して、これらを符号化部14
への符号化条件とし、そうでない場合はそれぞれのビッ
トレートの値を徐々に小さくし、または必要に応じて低
ビットレートの符号化方式を想定して映像データ容量の
試算値Sizeが残容量以下となる値を算出し、算出後のそ
れぞれのビットレートと符号化方式を採用する。
【0038】ここで、画像再生能力情報の符号化方式あ
るいは音声再生能力情報の符号化方式で指定された方式
が符号化部14に存在しない場合や、上記式(1)を満
足するために算出されたビットレートの値が小さくて映
像品質が極度に損なわれると予想される場合には、要求
データの提供は不可能とする。このように、要求データ
の提供は不可能であると判断した場合には(ステップA
14のNo)、属性解析・制御部15は通信インターフ
ェース16を介して要求された映像データの提供不可で
ある旨をデータ要求元の映像再生装置2に通知する(ス
テップA18)。
【0039】要求データの提供が可能であれば(ステッ
プA14のYes)、属性解析・制御部15は上記決定
した符号化方式と符号化条件を符号化部14に与える
(ステップA15)。符号化部14はこの符号化方式に
対応した符号化器を出力器14a、MPEG1符号化器
14b、MPEG2符号化器14c、MPEG4符号化
器14d、MotionJPEG符号化器14eの中か
ら選択することにより、その選択された符号化器を用い
て画像入力装置11及び音声入力装置12または映像記
録装置13の情報供給源から供給されるデータを符号化
条件に従って符号化する(ステップA16)。
【0040】このようにして、映像再生装置2の属性情
報に基づく符号化を行い、その符号化開始直後または符
号化完了後に符号化部14から出力される映像データを
通信インタフェース16を介してデータ要求元の映像再
生装置2に送信する(ステップA17)。この場合、映
像送信装置1から送信される映像データの品質は、デー
タ要求元の映像再生装置2の属性に適したものに調整さ
れている。
【0041】(b)映像再生装置2側の処理 図5は本システムにおける映像再生装置2側の処理を示
すフローチャートである。
【0042】映像再生装置2側では、像送信装置1に対
してデータ要求を送信する(ステップB11)。ここで
は、映像データの送信を要求したとする。この要求は通
信インターフェース21を介して映像送信装置1に対し
て送信される。
【0043】ここで、データ要求を出したときに、属性
生成部23により、映像再生装置2の属性情報が生成さ
れ(ステップB12)、その属性情報が通信インターフ
ェース21を介して映像送信装置1に対して送信される
(ステップB13)。図2に示すように、属性情報は画
像再生属性、画像再生能力、音声再生属性、音声再生能
力及び記憶容量からなり、属性生成部23では、映像再
生装置2に備えられた画像表示装置26、音声出力装置
25、記憶装置24の能力を分析して、上記属性情報の
生成を行う。
【0044】このような属性情報の送信により、映像送
信装置1側では、映像再生装置2に提供すべき映像デー
タを映像再生装置2の属性に適した符号化方式及び符号
化条件に従って符号化して送信する。この場合、その符
号化では、データの品質が極度に損なわれると予測され
るようなときには、データの提供が不可能である旨を通
知する。
【0045】映像再生装置2から要求した映像データが
送られてくれば、映像再生装置2側では、その映像デー
タを通信インターフェース21にて受信し(ステップB
14のYes)、記憶装置24に保持する(ステップB
15)。以後は、ユーザが必要に応じて記憶装置24に
保持された映像データを読み出し、音声出力装置25及
び画像表示装置26を通じて再生を行う。
【0046】このように、映像再生装置2の属性情報に
基づいて映像データが提供されるため、利用者は映像再
生装置2に適した品質の映像データを受信することがで
きる。この場合、映像再生装置2の属性情報はデータ要
求を出したときに自動生成されて映像送信装置1に送信
されるため、利用者は意識することなく、自身の持つ映
像再生装置2に適した品質にて映像データを受信するこ
とが可能となる。
【0047】なお、上記実施形態では、音声データと画
像データを含んだ映像データを伝送する場合を想定して
説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば
音声データのみ、画像データのみを伝送する場合や、さ
らに別の種類のデータを伝送するでも適用可能である。
【0048】また、蓄積されたデータだけでなく、リア
ルタイム性を有するデータについても上記同様の手法が
適用可能であり、映像再生装置2の再生能力や記憶容量
に応じてデータの品質を変えて伝送することができる。
【0049】また、上記実施形態では、映像送信装置1
が映像再生装置2から受信する属性情報として画像再生
属性、画像再生能力、音声再生属性、音声再生能力及び
記憶容量のすべてを有する例を示しているが、これらの
情報の一部を属性情報とする実施形態も本発明から逸脱
することなく可能である。例えば記憶容量を示す属性情
報を用いた場合には、映像送信装置1側にて、映像再生
装置2の記憶装置24に収まる容量に合わせてデータを
符号化して送り、その容量に収まらない場合には提供不
可の通知を行うような構成となる。
【0050】また、映像送信装置1としてパソコン、映
像再生装置2として携帯電話といった例に限らず、サー
バ・クライアントシステムを構成する機器の全てに本発
明の適用できるものである。
【0051】要するに、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実
施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示され
る複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。例えば、実施形態で示される全
構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、「発明
が解決しようとする課題」で述べた効果が解決でき、
「発明の効果」の欄で述べられている効果が得られる場
合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽
出され得る。
【0052】また、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD
−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に
書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送
して各種装置に適用することも可能である。本装置を実
現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラ
ムを読み込み、このプログラムによって動作が制御され
ることにより、上述した処理を実行する。
【0053】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、デ
ータ要求時に受信側の端末装置からデータ再生能力また
は記憶容量に関する属性情報を送信し、送信側の端末装
置にて上記属性情報に基づくデータの符号化を行い、そ
の符号化後のデータを送信するようにしたため、データ
の品質を受信側の端末属性に応じて変更することがで
き、受信側では、自身のデータ再生能力または記憶容量
に適した品質でデータを確実に受信して再生することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ伝送システム
の構成を示すブロック図。
【図2】上記データ伝送システムに用いられる受信側の
端末装置における属性情報の一例を示す図。
【図3】上記データ伝送システムに用いられる受信側の
端末装置の構成を示すブロック図。
【図4】上記データ伝送システムに用いられる送信側の
端末装置の処理を示すフローチャート。
【図5】上記データ伝送システムに用いられる受信側の
端末装置の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…映像送信装置 2…映像再生装置 3…伝送路 11…画像入力装置 12…音声入力装置 13…映像記録装置 14…符号化部 14a…出力器 14b…MPEG1符号化器 14c…MPEG2符号化器 14d…MPEG4符号化器 14e…MotionJPEG符号化器 15…属性解析・制御部 16…通信インタフェース 21…通信インターフェース 22…制御部 23…属性生成部 24…記憶装置 25…音声出力装置 26…画像表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04L 11/00 310B 7/173 640 H04N 7/13 Z Fターム(参考) 5C059 SS10 TA17 TA60 TB11 TC45 5C064 BA07 BB10 BC18 BC20 BC23 BC25 BD01 BD07 5K033 DA19 DB10 5K034 DD01 EE03 FF13 MM08 5K041 BB01 BB08 CC02 CC07 DD02 EE53 JJ24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端末装置と第2の端末装置が伝送
    路を介して接続されてなり、上記第2の端末装置から要
    求されたデータを上記第1の端末装置から上記伝送路を
    介して上記第2の端末装置に送信するデータ伝送システ
    ムであって、 上記第1の端末装置は、 データ供給源と、 このデータ供給源から供給されるデータを複数の符号化
    方式の中で選択された方式とそれに付随する符号化条件
    に従って符号化する符号化手段と、 この符号化手段によって符号化されたデータを送信する
    データ送信手段と、 上記第2の端末装置から送信される属性情報に基づいて
    上記符号化手段の符号化方式及び符号化条件を決定する
    符号化制御手段とを備え、 上記第2の端末装置は、 データ要求時に自身のデータ再生能力または記憶容量に
    関する属性情報を生成する属性生成手段と、 この属性生成手段によって生成された属性情報を送信す
    る属性送信手段と、 この属性送信手段による上記属性情報の送信後に上記第
    1の端末装置から送信されたデータを受信するデータ受
    信手段とを備え上記第1の端末装置側で上記第2の端末
    装置に適したデータの符号化を行って、その符号化後の
    データを上記第2の端末装置に対して送信するようにし
    たことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 データ要求のあった端末装置に対してデ
    ータを送信するデータ送信装置であって、 データ供給源と、 このデータ供給源から供給されるデータを複数の符号化
    方式の中で選択された方式とそれに付随する符号化条件
    に従って符号化する符号化手段と、 この符号化手段によって符号化されたデータを送信する
    送信手段と、 データ要求元の端末装置から当該端末装置のデータ再生
    能力または記憶容量に関する属性情報を取得する属性取
    得手段と、 この属性取得手段によって得られた上記属性情報に基づ
    き上記符号化手段の符号化方式及び符号化条件を決定す
    る符号化制御手段とを具備したことを特徴とするデータ
    送信装置。
  3. 【請求項3】 上記データ供給源は、予め各種のデータ
    が記録された記録媒体またはデータをリアルタイムに入
    力するための入力装置であることを特徴とする請求項2
    記載のデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 上記符号化制御手段は、データ要求元の
    端末装置の記憶容量に合わせてデータの符号化を行うよ
    うに上記符号化手段を制御することを特徴とする請求項
    2記載のデータ送信装置。
  5. 【請求項5】 上記符号化手段によるデータの符号化が
    不可能な場合、または、符号化しても品質が著しく低下
    する場合には、データを提供できない旨を上記データ要
    求元の端末装置に通知する通知手段を具備したことを特
    徴とする請求項2記載のデータ送信装置。
  6. 【請求項6】 データ供給源を有する端末装置に対して
    データを要求し、その端末装置から提供されるデータを
    受信して再生するデータ再生装置であって、 データ要求時に自身のデータ再生能力または記憶容量に
    関する属性情報を生成する属性生成手段と、 この属性生成手段によって生成された属性情報を送信す
    る属性送信手段と、 この属性送信手段による上記属性情報の送信後に上記端
    末装置から送信されたデータを受信するデータ受信手段
    とを具備したことを特徴とするデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 第1の端末装置と第2の端末装置とを伝
    送路を介して接続し、上記第2の端末装置から要求され
    たデータを上記第1の端末装置から上記伝送路を介して
    上記第2の端末装置に送信するためのデータ伝送方法で
    あって、 上記第2の端末装置からデータ要求時に自身のデータ再
    生能力または記憶容量に関する属性情報を送信し、 上記第1の端末装置側で上記属性情報に基づいて符号化
    方式及び符号化条件を決定し、 データ供給源から供給されるデータを上記符号化方式及
    び符号化条件に従って符号化し、 その符号化後のデータを上記第2の端末装置に対して送
    信するようにしたことを特徴とするデータ伝送方法。
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